11歳の発言に揺れる浦和レッズ! 的確すぎる指摘に、日本サッカーの未来は明るい!?

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浦和レッドダイヤモンズ公式サイトより
 先月28日、日産スタジアムにて、フジゼロックス・スーパーカップ、ガンバ大阪対浦和レッズが行われ、結果は2対0でガンバ大阪が勝利した。試合終了のホイッスルと同時に、浦和サポーターから鳴り響いた大きなブーイングが、この日の試合内容のすべてを物語っていた。その翌日、埼玉新聞に掲載された都内に住む小学5年生の女児(11)のコメントが、話題になっている。 「これには驚きましたね。『去年から進化がない。変わったぞ、というのがわからない。決めるところで決められず、失点した後は立ち直れない』。大人顔負けの分析ですよ。確かに試合内容は、去年終盤の“焼き直し”みたいな出来でしたから」(スポーツライター)  この言葉遣いに関しては、新聞の文字数の関係により編集し、大人びた口調になっている部分はあるのかもしれない。しかし、この的確な分析が、小学校5年生の女子によるものだというのは、サポーターにとっても驚きだったようだ。 「浦和のファンからは『子どもに言われて情けない!』『ダサすぎる!』という声が聞こえてくる一方で『この子の将来が楽しみ』『これだけしっかり試合を見られる子がいるなら、日本サッカーの未来も明るいかもしれない』と、ポジティブに捉える声も上がっています。もしかしたら最近のサッカー少年、少女たちは、昔では考えられないほどしっかりしたサッカー観を持っているのかもしれませんね」(同)  最近では、W杯グループリーグ敗退、アジアカップベスト8止まりと、日本サッカーから明るい話題がなかなか出てこないのが現状。それでも、こうして幼少期のうちからサッカーと真剣に向き合える子どもたちが増えているのならば、未来にもう少し期待したいというファンの気持ちは、わからなくもない。 (文=沢野奈津夫)

Jリーグ・ガンバ宇佐美貴史が浦和レッズの選手強奪体制にチクリ! サポーターから称賛の声

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FW39 宇佐美 貴史|ガンバ大阪オフィシャルサイト
 今月21日に放送された『手越祐也&城彰二の「サッカーアース」』(日本テレビ系)で、番組MCを務めるNEWSの手越祐也が、ガンバ大阪の宇佐美貴史に直撃取材を行った。その宇佐美が富士ゼロックススーパーカップの対戦相手である浦和レッズの印象を訊かれ、「いい選手を数多く獲れるので、負けられない相手」と答えたことが話題になっている。 「浦和は昔から、良い選手を他所から強奪してチームを作ることで有名なんです。他のチームのサポーターからはいつも非難されていますよ。野球で言えば、巨人。海外で言えば、レアルマドリードみたいな感じですかね? なので、ファンからは『宇佐美よく言った!』『やっぱり選手たちもそう思っていたのか!』『どっちのチームのサポでもないけど、ガンバを応援する!』などの声が上がっています」(スポーツライター)  実際、今年も他チームから、高木俊幸(清水)、橋本和(柏)、武藤雄樹(仙台)、さらには同じさいたま市を拠点とするライバルチームの大宮アルディージャからズラタンを獲得するなど、主力級を6人加入させている。大事に育てた選手を簡単に強奪されたとあれば、他所のサポーターも黙ってはいられない。特に、あるチームのサポーターからの浦和への非難の声は強いようだ。 「サンフレッチェ広島です。過去、広島に所属していた現浦和の選手は、槙野智章、柏木陽介、西川周作、李忠成、森脇良太、そして今年強奪された石原直樹と、代表クラスが6人ですから、それは広島サポからしたら、たまらないでしょうね。しかも選手を活かし切れず、代表から外されたり、優勝からも遠ざかっているレッズを見ていると『怒りを通り越して、あきれた』という声も聞こえてきます。さらには、他チームからだけでなく、浦和のサポからも『俺たちも嫌なんだ!』『サンフレッズ浦島と呼ばないでくれ!』『最近、広島を応援している自分がいる』という嘆きの声も上がっていますね」(スポーツライター)  大金をはたいて良い選手をかき集めるというのは、海外のビッグクラブでは常識的なことだ。それでも他のチームからすれば、腹立たしくなるのは容易に想像がつく。やはり、自分達で育てた選手を大事にする方が、我々日本人の性には合っているのであろうか? (文=沢野奈津夫)

「サッカーW杯誤審疑惑」西村雄一レフェリーのパフォーマンスが劣化中!? 元日本代表からも疑問の声 

YouTube「FIFATV」より
 2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会で、ブラジル×オランダ戦の主審を務め、そのレフェリングが世界中から称賛された西村雄一主審。いまやJリーグの顔となっており、J2の試合で主審を担当すれば、チームの監督からも“W杯を裁いた主審”として特別視される存在になった。  そんな西村主審だが、昨年からパフォーマンスの劣化が激しい。始まりは、2014年のW杯ブラジル大会のブラジル×クロアチアの開幕戦だ。ペナルティエリア内でボールを受けたブラジルのフレッジが相手選手から肩に手をかけられ、大げさに倒れた。演技にも見える倒れ方だったが、西村主審は迷わずPKとした。  この判定に、世界中から大バッシングが巻き起こったが、審判員の資格を持つ個人のブログなどでは、この判定を支持する声が多く、西村主審自身もセミナーなどで判定への理解を訴えている。だが、トップレフェリーたちはこの判定に懐疑的だという。 「若手のレフェリーならともかく、W杯などの大舞台で笛を吹く主審は、あれではPKをとらない。それがトップレフェリーの本音です。表立っては、誰も言わないでしょうけど……。そもそも西村さんは、ビッグマッチになるとホームチームにやや甘くなるところがある。その癖が出てしまったのでしょう」(スポーツライター)  この判定をきっかけに、西村主審のパフォーマンスが不安定になる。とある審判サイトでは、昨年、西村主審が担当したヤマザキナビスコ杯決勝、アジアチャンピオンズリーグ決勝、J1リーグ最終節の浦和×名古屋戦でのレフェリングに対し、厳しい批評が並んでいる。  なぜ、西村主審のパフォーマンスは落ちているのか? 「『サッカーダイジェスト選手名鑑』(日本スポーツ企画出版社)に、“西村主審は副審の力を使うのがうまい”と書いてありましたが、逆に言えば、副審のレベルが下がると、西村主審のパフォーマンスもガクッと落ちるんです。西村主審は、一人でピッチ全体を見られるタイプのレフェリーではないということです」(同)  先日行われたプレシーズンマッチでは、元日本代表で京都パープルサンガの大黒将志が判定に対して疑問を呈し、西村主審もミスを認めていた。大黒は「公式戦じゃなくてよかった」とボヤいていたそうだが、今季も西村主審の判定をめぐって、ひと悶着ありそうだ。

サッカー日本代表・大本命「ラウドルップJAPAN」に神戸から大反対の声!? その“黒歴史”とは……

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ラウドルップさんはこちら
 日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長がカタール・ドーハに滞在中であることが17日、わかった。次期代表監督の本命候補で、同国1部リーグのレフウィヤを指揮するミカエル・ラウドルップ(元デンマーク代表)と接触したものとみられる。身辺調査もすでに終えており、近日中にオファーという見通しだという。  プレーヤーとしてのラウドルップは、ユベントス→ラツィオ→バルセロナ→レアル・マドリード、という超一流の経歴を持ち、デンマークサッカー協会によって「史上最高のデンマーク人選手」にも選出されている。そんなスーパースターであったラウドルップは、1996~97年には日本の、しかも当時JFL(2部リーグ)だったヴィッセル神戸に移籍し、話題を呼んだ。そして、神戸のJ1昇格に貢献し、日本を去っていたのだが、今回の報道に神戸のサポーターたちは“拒否反応”を示しているという。 「辞め方が悪かったですね。昇格にはある程度貢献しましたが、J1ではろくに試合に出場しなかったですし、9連敗を喫したチームを見て『このままここにいては、自分のためにならない』と発言して出て行ってしまいました。確かに、当時のヴィッセルのチーム状態は最悪でしたが、サポーターとしては“見限られた”という印象が強いのではないでしょうか」(スポーツライター)  その後に、オランダのアヤックスに移籍し、リーグ優勝とカップ戦の二冠を制し、そのまま華々しく引退していったラウドルップ。しかし、彼はヴィッセル神戸時代を黒歴史として捉えていた。 「選手として輝かしい経歴を残した彼は、もちろん引退セレモニーも派手に行われました。しかし、歴代所属したチームのユニフォームを飾る際に、ヴィッセルのユニフォームだけ並べなかったんです。このことで、当時のヴィッセルのファンは深く傷つきました。そのため、彼が代表監督候補になったと聞いたファンは『思い出したくない過去』『就任したら神経が図太すぎる!』『初来日のテンションで来るのでは?』と嘆いています」(同)  監督としてのラウドルップは、地元デンマークのブレンビーを4年間指揮していたが、その後の4チームは2年持たずに解任されている。その上、代表監督の経験もなく、明らかに原博実専務が打ち出した次期監督に求める5つのガイドラインを満たせていない。果たして、このままラウドルップに決まってしまってもいいのだろうか? 代表監督は、焦らずに時間をかけてゆっくり探してほしいものだ。 (文=沢野奈津夫)

イタリアの八百長疑惑で、サッカー日本代表の新監督人事に急展開! ファンからは意外な反応?

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アギーレ解任を発表した大仁邦彌日本サッカー協会会長
 9日、イタリアのANSA通信が、サッカーの八百長疑惑で、同国代表監督のアントニオ・コンテ監督を含めた130人を正式に捜査対象にすると報じた。これは、2010-2011シーズンに行われたイタリア杯での疑惑が受理されたことによるもの。また、アタランタのステファーノ・コラントゥオーノ監督も、セリエBで指揮していた11年の疑惑により捜査を受けるなど、イタリアサッカー界は大きく揺れている。これにより、日本代表の新監督探しも変更を余儀なくされそうだ。 「これまで正式にオファーを出したと報じられている4人のうちの3人が、イタリア人ですからね。もし決まっていたら、アギーレに続いてまたもや解任、なんて事態になりかねなかった。そういう意味では、協会にとってはラッキーだったかもしれませんね。ただ、これでイタリアとスペインに近年関わった監督を採用するわけにはいかなくなってしまいました」(スポーツライター)  イタリアとスペイン系で候補によく挙がるのが、レオナルド、スパレッティ、カマーチョ、ゼーマン、ミチェルの5人。特にレオナルドは日本でのプレー経験もあり、有望と目されていたので、協会にとって今回の事件は大きな痛手だろう。 「イタリアに渡航した調査員もいたようで、協会にとっては大誤算だったのは間違いありません。今ごろ、作り上げたリストを大刷新していることでしょう。しかし、この事件に関して日本のファンからは『これでドイツ人監督が見られるかも?』『日本人はリストに挙がらないのかな?』『オリベイラジャパンが見たい!』などと、意外にも喜びの声が上がっています」(同)  イタリア、スペイン系がダメになり、ミハカル・ラウドルップやハリルホジッチなど新たな候補者の名前も挙がっている日本代表の新監督探し。今後も、しばらく目が離せなさそうだ。 (文=沢野奈津夫)

後任監督探しは“数撃ちゃ当たる”? 5カ条無視、ウソだらけの日本サッカー協会

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adidas 日本代表 ホーム レプリカジャージー 半袖
 日本サッカー協会が、迷走状態に入っている。先日、八百長疑惑のハビエル・アギーレ監督を解任し、新監督候補を発掘中の同協会だが、ヨーロッパから次々と監督就任のオファーを断る報道が流れている。その候補だったのは、チェーザレ・プランデッリ(元イタリア代表監督など)、クラウディオ・ラニエリ(元ギリシャ代表監督など)、グレン・ホドル(元イングランド代表監督など)、ワルテル・マッツァーリ(元インテル監督など)という、いずれもヨーロッパのトップを知る監督たち4人だ。しかし、霜田正浩技術委員長は「監督候補の数は片手に収まる」と発言したばかり。これが本当なら、残りの候補は一人になってしまうが、果たして無事に見つかるのだろうか? 「オファーを断った監督は、明るみに出ていないだけで、間違いなく4人以上いるでしょうね。そもそも、霜田技術委員長の候補が片手に収まるというのもウソだと思います。“仕事は順調に進んでいる”ということをアピールしたかっただけでしょう。それよりも、原専務理事が出した5つの条件の方が気になりますね」(スポーツライター)  原博実専務理事が打ち出した5つの条件と言うのは“1つ目が、レベルが高い国の代表監督経験。2つ目、Jリーグ以上のレベルの指導実績。3つ目、日本をリスペクトし、日本の特徴を生かしたサッカーが実現できる人。4つ目、アジアの難しさを理解し、日本人スタッフと良好なコミュニケーションが取れる人。そして5つ目が、監督という激務に耐えうる人”だ。果たして、今回オファーを出した4人は、その条件をクリアしているのだろうか? 「いずれの項目も、受け取り方によったらクリアしているようには思えるのですが、普通に考えたら、まったくクリアしていません。まず、3つ目の“日本をリスペクトし、日本の特性を生かす”は、日本に理解のある監督という意味のはず。それを考えると、マッツァーリが1年だけインテルで長友を指導していますが、他の監督は日本には縁もゆかりもなく、理解しているとは到底思えません。もちろん4つ目の、“アジアの難しさを理解”というのも、無理ですね。ずっとヨーロッパに拠点を置いている監督たちですから、アジアのことなんて何も知りませんよ。正直、こんなにも雑に後任探しするとは思いませんでした。ファンからは『何もできないなら、早く引退してくれ!』『今の協会はウソしか言わないから、何も信じられない』などと、いまだに任命責任を全うしてほしいとの声が聞こえています」(スポーツライター)  協会は、3月の親善試合に監督就任を間に合わせたいという意思を示しているが、無理に決めてはなんの意味もない。選手のため、日本サッカーを愛するファンのためにも、遅くてもいい、賢明な判断を願いたい。

ストイコビッチがサッカー日本代表新監督候補に急浮上も、ファンからは早くも不安の声!

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『誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡』(集英社)
 今月4日、元名古屋グランパスエイト監督のドラガン・ストイコビッチ氏がTBS系『NEWS23』の取材に応じ、日本代表監督のオファーが来たら受け入れる方針を明らかにした。日本のことをよく知っている人物がいいというのは、協会とファンが希望する共通項であり、プレーヤーとして7年、監督として6年を日本で過ごしたストイコビッチ氏は、うってつけのようにも見える。しかし、この世界的なスーパースターの日本代表監督就任は、熱望する声よりも、不安視する声の方が大きいようだ。 「そもそもアギーレ解任の理由が、八百長疑惑によるダーティなイメージの払拭が目的。だが、ストイコビッチも13回というJリーグ歴代最多退場記録を持っているし、監督としても2度退場している。キレやすいイメージが強く、審判からイエローカードを奪って、審判に突き付けるという事件もありました。地元セルビアの人気クラブ、レッドスターの会長時にも金銭トラブルで揉めるなど、決してクリーンなイメージの監督ではないはず。これで就任したら、協会が何を考えているのか、ますますわからなくなる」(スポーツライター)  しかし、サッカーにクリーンなイメージなど必要ない、良いサッカーをして勝ってくれればいいというのがファン心理なはずだ。それでもストイコビッチ就任を喜べない理由は、ほかにもあるという。 「プレーヤーとしてのストイコビッチはネームバリューもあるので、親善試合が組みやすいという利点はある。そのカリスマ性で、世界とも堂々と戦うことができるだろう。しかし、監督としてはあまりにも経験不足。代表監督の経験もないし、名古屋グランパスで一応タイトルは取っているが、それも強力な外国人FW頼みのサッカーだった。日本人に適したスタイルがやれるのかは、疑問符がつきまとうところ。これで、本当に就任でもしたら、ネームバリューだけで採用したジーコジャパンの過ちをもう一度繰り返すハメになる。ファンからも『大物ならいいというわけではない!』『大好きなストイコビッチが叩かれるのを見たくない』との声が上がっているようだ」(同)  盆栽が好きだったり、グランパスの夏季キャンプで鮎を30匹食べたり、朝食に納豆がなくキレたこともあるという大の親日家のストイコビッチ氏。日本と良い関係を保つためにも、風当たりの厳しい代表監督をしてほしくないというファン心理は、わからないではない。 (文=沢野奈津夫)

「代表戦も八百長だろ」アギーレ解任の裏にあった“億単位”スポンサーへのクレーム騒動

JavierAguirre0206.jpg  やっぱりレッドカードだった。八百長疑惑が浮上していたサッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督が解任された。疑惑が持ち上がってから、協会内部では密かに後任探しをする一方で、一部の役員が「就任から数カ月で解任となったら任命責任を問われてしまう」と自らの責任回避で続投を決めていた。  しかし、協会が契約するスポンサー企業には、サッカーファンからのクレームが相次ぎ、広告代理店のサッカー担当も「これが解任を後押しした」と話した。 「公式サプライヤーのアディダスなど、億単位の契約を結ぶスポンサーはいずれも大企業で、このまま続けさせて法的に有罪となったら、任命責任では済まされない騒動になります。さらにまずいのは、この話を追及すると、マフィアに金を流した裏社会とのつながりが出てくる可能性があることです。日本では暴力団がらみの話は絶対アウトで、海外マフィアでもこれは同じ。もし続投させれば、日本がらみの試合までマフィアの賭博に絡んだ八百長疑惑にまみれることも考えられました」(同)  実際、スポンサーに寄せられたクレームの中には「アギーレ監督が、日本代表の試合でも八百長をやっている」という強烈なものもあったという。 「飲食関係のあるスポンサー企業には“マフィアに八百長疑惑を証言されたらマズい。監督は現在も彼らの言いなりで、(1月の)UAE戦に敗北したのも八百長だ”という内容のクレームがあったんです。ケガの影響が懸念されていた森重真人を出場させ、調子を落としている香川真司を執拗に使い続けたのはおかしいという内容で、実際にある賭けサイトでは、この試合のオッズはUAE勝利に16.5倍という高配当がついていて、マフィアが大儲けしたのではないかと書かれてました。実際にどうだったかより、こういう疑いが、負けるたびに浮上してしまうのは最悪でした」(前出・代理店担当者)  4年前、大相撲では八百長問題で場所が中止になり、多数の力士が処分を受けた結果、人気がガタ落ちしたことがある。このときも懸賞金を提供していたスポンサー企業が大揺れ、撤退したところもあった。  サッカー界を揺るがす前代未聞の八百長騒動には協会側のショックも大きく「次はクリーンな監督を選べるのか」と聞いてみたが、担当者が「努力します」と弱々しく答えるだけだった。  3月中旬にも新監督が生まれる見通しだというが、それより早くアギーレ氏が出廷して事情聴取を受ける八百長裁判の方も注目が続きそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)

サッカー日本代表スタメンにスポンサーの影? 協会技術委員長「サブの方が強い」発言の波紋

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テレビ朝日『やべっちF.C.』
 延長戦の末に韓国を下し、地元オーストラリアが劇的な初優勝で幕を閉じた「サッカーAFCアジアカップ2015」。日本は惜しくもベスト8でUAEに敗れ、大会を後にした。その結果を受け、テレビ朝日系列番組『やべっちF.C.』が「日本代表、緊急討論会SP」という討論企画を放送。日本サッカー協会技術委員長の霜田正浩氏が、元日本代表FW中山雅史氏と解説者の松木安太郎氏の質問に答えた。その中の霜田氏のある発言が、今、ファンの間で波紋を呼んでいるという。 「中山さんの『サブの小林悠がすごいキレていた』という発言に対し、霜田さんは『サブの方が強いです』『サブの方がずっと良い』『ひょっとしたらサブの方がアギーレの信頼も厚かったかもしれない』と力強く断言したんです。この発言の真意はわかりませんが、スタメン組を固定して戦ったアギーレジャパンだけに、ファンの間では疑問の声が上がっていますね」(スポーツライター)  日本代表は、過密日程による疲労で明らかにスタメン組はベストコンディションではなかったし、その上、ケガ人も続出して、ギリギリの状態で戦っていたことは間違いないだろう。さらには、番組内で中山氏が発言した通り、サブ組の柴崎岳は短い時間でゴールという結果も残し、結果も出している。では、なぜサブ組を使わずに、スタメン組を固定したのであろうか? 「サブ組を使わなかった理由について、霜田さんは『負けたら終わりだったから、代えられなかった』と、歯切れの悪いコメントを残しています。これにはファンからも『だったら強い“サブ組”を出せ!』『サブ組の方が若く、将来性もある!』と怒りの声。さらには『これは、“スタメン固定のスポンサー契約”を暗に示す、霜田さんからのSOSだったんじゃないか?』という声も関係者の間では上がっています』(同)  霜田氏の発言が、スポンサーの介入に対してのSOSだったのか、ただ単にベスト8敗退の言い訳にすぎなかったのか、その真意はわからない。しかし、どちらにせよ、暗いニュースばかりが蔓延する日本サッカー界、アギーレの後任探しや、今後の展望について、日本サッカー協会には賢明な判断を願いたいところだ。 (文=沢野奈津夫)

アギーレ解任で“三菱・古河体質”に逆戻り!? 原専務理事が引責なら、次期代表監督選考は大混迷する!

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 2月3日15時過ぎ、日本サッカー協会(JFA)が各メディア・フリーランスライターにリリースを送信した。    表題は「ハビエル・アギーレ監督に関する記者会見のご案内」。開催日時は、当日の17時。あまりにも急なリリースは、“アギーレ監督解任”を予想させるのに十分だった。その予想通り、会見前には「ハビエル・アギーレ監督との契約解除について」という用紙が配られた。そして、大仁邦彌会長と三好豊法務委員長による会見が行われたのだが、その様子を部屋の一番後ろで原博実専務理事がうつろに見ていた。その表情からは、無念さが伝わってきた。  というのも、近年のJFA幹部は、古河電工サッカー部OBと三菱グループサッカー部OBが牛耳っていた。その最たる例が、大仁会長である。FIFAワールドカップフランス大会のアジア予選で日本代表が混迷を極めたのは、サッカーファンなら誰もが知るところ。大仁会長は、当時の技術委員長だった。本来はその時に責任を取るべきだった人物が、なんの実績がなくとも会長まで出世できてしまうのがJFAなのだ。JFAの幹部の資質として、財務畑や営業畑での経営手腕や、サッカーの現場での実績は必要ないようにすら映る。大事なのは、出身大学や出身会社。バブル前の古臭い名残が、いまだに充満しているのだ。  ゆえに、毎度のように日本代表監督選考は混乱した。本来は是々非々の議論が必要なのだが、幹部たちが、そのような場を経験していない。アバウトな選考に終始していたように思う。フィリップ・トルシエ氏、ジーコ氏、オシム氏、岡田武史氏。監督選考に、一貫性や志向が感じられない。  そんな行き当たりばったりの監督選考の流れを変えたのが、原専務理事である。原専務理事は「ワールドカップや欧州リーグで結果を出したことのある監督。高い位置からのプレッシングとピッチを幅広く使った攻撃を志向できる監督」と条件を掲げ、イタリアのセリエAで結果を出したアルベルト・ザッケローニ監督を招聘。ワールドカップでの結果は惨敗だったが、そのプロセス自体は悪くなかった。  そして、その流れを堅持しようとハビエル・アギーレ監督に次のワールドカップを託したのだが、“八百長のマネーロンダリング問題”に関わったとしてスペイン当局が告発、裁判所に受理されたことで解任となってしまった。  すでに各国の代表チームやリーグは動き出しており、アギーレ監督のようなハイレベルな監督を日本代表に招聘するのは困難を極める。当然、原専務理事は責任を取るべきだし、潔く責任を取るという流れを作ってほしいと思う。その半面、原専務理事がいなくなると、監督選びが過去に逆戻りしてしまう恐れもある。JFA幹部たちの「○○は日本を知っているし、日本人をリスペクトしているから、○○を日本代表監督にしよう」といった安易な発想は、もうこりごりである。 (文=TV Journal編集部)