小倉隆史新監督に早くも暗雲!? 名古屋グランパスにささやかれる“2つの呪い”とは

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名古屋グランパス公式サイトより
 先月15日、サッカーJ1リーグの名古屋グランパスエイトが、今年6月からGM補佐を務めている小倉隆史氏を来季の監督にすると報じられた。  スポーツ番組などでバラエティ要員として活躍してきた小倉に、なぜ白羽の矢が立ったのだろうか?  「小倉さんは明るい性格で頭の回転が速いため、テレビ番組で重宝されてきました。ゆえに、タレント扱いされていますが、実は監督向きの人なんです」(サッカー関係者)  実は、小倉は現役時代から、確立されたサッカー観を持っていた。  食事に気を使わない選手が多かったJリーグ初期でも、「こんな食事じゃダメだ」と指摘したり、監督の戦術や練習法にも意見した。コンサドーレ札幌時代には、Jリーグ初監督の重責に戸惑い、連敗が続いた柱谷哲二監督にいろいろと進言していたという話もある。  現役引退後も、親しい記者には「○○監督のサッカーだと、攻撃に深さはあっても、幅がないから苦しい」と語るなど、テレビとは違った一面をサッカー仲間には見せていた。そんな小倉だからこそ、名古屋グランパスも監督を任せる気になったのだろう。だが、サッカー関係者の間では、「オグどうこうではなく、来年の名古屋は危ない気がする」という声が上がっている。  というのも、来季の名古屋グランパスには、2つの呪いがかかっているのだ。  ひとつ目の呪いが、「ノヴァコの呪い」と呼ばれるもので、スロベニア代表FWのミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチが所属したクラブは降格するというジンクスだ。  2006~11年に所属したドイツ・ブンデスリーガのケルンは、11年に降格。それを受けて、ノヴァコヴィッチは12年、J1の大宮アルディージャに、14年からは清水エスパルスに移籍した。そして、Jリーグでステップアップするかのように15年に名古屋グランパスに移籍したのだが、大宮アルディージャが14年にJ2に降格し、清水エスパルスも先日、J2降格が決定した。  いずれも、ノヴァコヴィッチが去ったクラブが降格している。ノヴァコヴィッチが今シーズンで名古屋グランパスを去ることは決まっているが、その流れから考えると、降格もありうる。  2つ目は「西野の呪い」だ。これは、西野朗氏が指揮を執ったクラブは、退任後に降格するというものだ。  98~01年にわたって西野が監督を務めた柏レイソルは、05年に降格。また、02~11年の長期政権となったガンバ大阪では、チームを強豪クラブにしたものの、退任後の12年にまさかの降格に。その後、途中退任となったヴィッセル神戸も、同年に降格した。  そして、14年から監督を務めたのが名古屋グランパスで、今季限りで西野の退任が決まっている。  もちろん、彼らにまったく非はないのだが、メンタルに左右されるスポーツにジンクスはつきもの。始動前から暗雲が立ち込めている名古屋グランパスだが、小倉新監督にはぜひそれらの呪いを払拭してもらいたいものだ。 (文=TV Journal編集部)

レアルFWベンゼマが恐喝で逮捕!“謎のセックステープ”の存在とは?

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レアル・マドリード公式サイトより
 世界中のサッカーファンに衝撃が走った。4日、スペイン1部リーグレアル・マドリードやフランス代表で活躍するカリム・ベンゼマがパリ近郊で逮捕されたと、現地メディアが報道したのだ。先月半ばには、元フランス代表のジブリル・シセが“セックステープ”と呼ばれる、現同国代表のマテュー・ヴァルブエナの性行為が収められた動画をもとに、フランス1部リーグオリンピック・リヨンでチームメイトである彼に対し、恐喝を行って逮捕されていた。この事件の共犯者3名の内、1人がベンゼマだったということが明らかになった。 「人懐っこい笑顔と、周りの選手のために動き回る献身的なプレースタイルの半面、プライベートのベンゼマは悪童そのものですよ。過去には未成年買春で訴えられたり、つい先日も二度目の無免許運転で検挙されていたりと、余罪はまだまだありそうです。しかし、今レアルでクリスティアーノ・ロナウドよりも替えの効かない存在と言われているベンゼマだけに、クラブとしては相当な痛手でしょうね」(スポーツライター)  まだ事件の全容が明らかになってはいないものの、恐喝というと金銭の要求が一般的だ。しかし、年棒が10億、スポンサー契約などを併せた年収は30億にも迫るといわれているベンゼマが、果たしてそんなことをするのだろうか? 「被害者のヴァルブエナは身長が167cmと小柄で、子どもと手をつないでの入場の際に、一番身長の高い子を割り当てられて背を比べられたり、何かというとおんぶされたりと、いわゆる“イジられキャラ”でした。それが発展して、面白半分でやった可能性もありますね。ベンゼマは地元でかなり有名なワルだったという話もよく聞きます。セックステープも、もしかしたら盗撮したのか、美人局を利用して撮らせたのか、そうじゃないと入手しようがありませんからね」(同ライター)  日本では考えられないが、ヨーロッパでは暴行やコカイン使用など、さまざまな理由で逮捕された選手たちが平気でピッチに戻ってプレーしている。すぐに復帰はないにしても、今後レアルがどういった処分を下すか、注目していきたい。 (文=沢野奈津夫)

ミラン本田圭佑、謎のゴリ押し交代に契約出場疑惑か? 3試合でプレー時間15分の晒し者に……

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本田圭佑公式サイトより
 日本代表のエース本田圭佑に、契約出場疑惑が出ている。本田は10月4日のナポリ戦後に、監督やクラブへの前代未聞の大批判をマスコミにぶつけ、イタリアサッカー界に波紋を呼んでいた。一部の関係者からは「二度とイタリアでピッチに立つことはできない」とまでいわれていた本田だったが、現実はより厳しかったようだ。 「あの事件の後、本田は親善試合を除いた3試合すべてが、終了間際からの出場だったんです。もちろん終了間際の交代は、勝っている時に時間を無駄に使うためによく見られることですが、3試合連続は異常ですよね。おそらくミランがスポンサーとの契約で、本田の年間10~20試合の最低出場ノルマを与えられているのでしょう。これは、本田にとっては屈辱だと思いますよ。ファンからも『背番号10番のやる仕事じゃない』『3試合で15分って、さらし者じゃないか』『このまま本田さんが終わるわけない!』と、怒りの声が上がっています」(スポーツライター)  事件の後に行われたインテルとの親善試合では出場を果たし、それなりのプレーを見せた本田。しかし、イタリア誌の採点では、軒並みチーム最低点を付けられていた。 「マスコミ批判もしてしまいましたから、そういうこともあるでしょうね。そもそも本田は、そういったマスコミの実情も批判しているんですよ。終了間際の交代もそうです。契約のために交代枠をひとつ減らすようなクラブのやり方が、勝利をストイックに求める本田は我慢できないはずです。昔から、イタリアサッカーが一番政治に毒されているとはいわれていますが、今のミランが、まさにそれですよ」(同ライター)  現状、活躍できているとは言い難い本田だが、ヨーロッパでは一定の評価は崩れていない。高望みさえしなければ、それなりのクラブへ移籍は実現できるだろう。ファンとしては、この冬のマーケットでミランを離れてほしいと切に願う。 (文=沢野奈津夫)

バーゼル柿谷曜一朗プロデュースの“天才”香水にブーイング!「本人のモチベーションも……」

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販売元『セントネーションズ』公式サイトより
 2014年ブラジルW杯サッカー日本代表で、スイス・スーパーリーグのFCバーゼル所属する柿谷曜一朗がプロデュースした香水「ジーニアスロゼ バイ ヨウイチロウ カキタニ オードトワレ」が、先月27日に発売された。  商品名にある“ジーニアス”とは日本語で「天才」という意味だが、同商品は天才と称される柿谷の華やかな閃きをバラの香りで表現したとのこと。だが、サッカーファンからはブーイングが巻き起こっている。「そんなことやってる場合じゃねーだろ」「ハイハイ天才天才wwww」「こいつは何しにスイスに行ってるんだよ」「中身のないやつほど副業に手を出し失敗する」「ジーニアスって命名した人、今頃後悔してるだろうな」「バラの香り? バカの香りだろ」などと、悪評ぷんぷんなのだ。 「今季の柿谷はレギュラーに定着できないだけでなく、ベンチ外であることも多い。移籍1年目の昨季は言葉の問題もあって、監督と意思の疎通が図れずに出場機会が得られなかったという言い訳もできましたが、監督が変わった2年目の今季も状況は変わらないですからね。半ば戦力外と言っていいかもしれません。本業が振るわないのに何やっているんだ、というファンの気持ちは理解できます。商品は2年前から企画されていたそうなので、タイミングが悪かったと言うしかありませんが、それにしてもこんな時期に発売しなくても。柿谷本人にとってもイメージがよくないですしね。もしかしたら心身共に状態がよくないだけに、サッカーに集中できていないのかも。なんといっても、彼には前科がありますからね」(サッカーライター)  Jリーグ・セレッソ大阪の下部組織で育った柿谷は、クラブ史上最年少の16歳でプロ契約を結ぶ。柔らかで神業的なトラップとスピーディーでスキルフルなドリブルで早くから天才と称され、当初は同期入団の香川真司(ボルシア・ドルトムント/独)よりも注目を集めていたほど。だが、香川がレギュラーとして活躍する一方、なかなか結果を残せない柿谷は練習への遅刻を繰り返すようになり、プロ意識に欠けるとして当時のレヴィー・クルピ監督の逆鱗に触れ、徳島ヴォルティスに期限付きで放出された経緯がある。 「徳島で一念発起し、セレッソに復帰して代表に選ばれるまでになった。しかし、ブラジルW杯では2試合に出場したものの、いずれも後半途中からで不完全燃焼に終わりました。18年のロシアW杯への出場を期してスイスへ移籍したのですが、現状はどうも芳しくない。最近は、代表からも遠ざかっていますからね。移籍当初は、スイスリーグなんて柿谷にはレベルが低すぎるのではと思っていたのですが、結局は国内限定の天才だったということでしょうか。セレッソ入団当時と似たような状況だけに、柿谷のモチベーション低下が気になるところです」(同)  日本代表の次期エースと目されていた逸材だけに、柿谷には過去と同じ轍を踏んでほしくないものだ。

プロ野球「日本シリーズ」の視聴率低すぎ! さらに“ヤバい”サッカー中継も含め「2大巨頭」終焉か

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東京ドーム
 1戦目の平均視聴率が9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/TBS系)、2戦目が7.3%(テレビ東京系)、3戦目が9.4%(フジテレビ系)……どこの低視聴率ドラマの話だと思われるかもしれないが、違う。  プロ野球・日本シリーズ「ヤクルト×ソフトバンク」の視聴率である。27日の3戦目は、ヤクルトの“トリプルスリー”山田哲人が「3打席連続ホームラン」という離れ業をやってのけ、両チーム合計6本の本塁打が飛び交うド派手な試合内容にもかかわらず、視聴率には結びつかなかった。  シリーズ開始前から、柳田悠岐、イ・デホなど、圧倒的な戦力を誇るソフトバンクの“圧勝”予想が大半を占めていた両者の対決だが、案の定1戦目、2戦目とソフトバンクがヤクルトに完勝。3戦目こそヤクルトが1勝を返したものの、その実力差は明らかだ。まるで「予定調和」のような展開に、視聴者も見る気が失せているのだろうか。 「CS放送への移行、ファンの高齢化など要因は多いかと思いますが、柳田と山田という『打率3割・本塁打30本・30盗塁』のスター2名が顔をそろえた日本シリーズとしては、さみしい限りの数字ですね。一昨年の『巨人×楽天』はシリーズ全体の平均視聴率が22.4%と絶好調でしたが、それは楽天イーグルス初の日本シリーズ、前人未到の無敗記録を更新した田中将大投手が社会現象になったから。他の年に関しては、やはり巨人が出場した場合だけ視聴率が高い傾向にあります。このままでは、巨人が出ない日本シリーズにはスポンサーがつかない事態にもなりかねませんよ」(スポーツ記者)  2010年、千葉ロッテと中日ドラゴンズの日本シリーズでは、地上波で中継されない試合が初めて出てしまった。日本野球機構(NPB)としても同じ轍は踏むまいと必死なのだろうが、視聴者の気持ちは離れるばかりだ。  野球人気低迷でよくいわれるのが「サッカーに人気を奪われた」というものだが、その考えにも疑問が残る。サッカーの現状は、野球以上に深刻な気がしてならない。 「日本のトップリーグであるJ1、J2の試合を中継した際、2ケタの視聴率を獲得できるのは極めてまれです。これまで視聴率20%超えが当たり前だった日本代表のW杯予選も、最近は15%台まで落ち込んでいます。Jリーグは、優勝チームなどがアジア杯ではなかなか勝ちあがれず、全体的なレベルが疑問視されていますし、日本代表はW杯本大会への出場枠も増え、今や『行けて当たり前』という認識が蔓延しています。さらに、中田英寿や中村俊輔、本田圭佑に続くスターが登場していません。もともとのサッカー好き以外の新たなファンを増やす一手がない状況なんです」(同)  これまでスポーツ放送の「2大巨頭」であった野球とサッカーに、陰りが見えてきた。最近はラグビーW杯が深夜にも関わらず高視聴率を記録したが、継続して日本のリーグが放映される可能性は非常に薄いだろう。“スポーツ中継”そのものに消極的な姿勢を見せてしまうテレビ局やスポンサーが増える事態は、避けられないかもしれない。

闘莉王の批判は的を射ている? サッカー日本代表GKのレベルは本当に低いのか

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名古屋グランパス公式サイトより
 サッカー日本代表の中東遠征が終わった。  FIFAワールドカップ2018年ロシア大会アジア二次予選、天王山となったシリア戦を3-0で制し、首位の座を奪った日本代表は、アウェイでの親善試合となったイラン戦では引き分け。一応の結果を残したことで、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の首はつながった。だが、ハリルホジッチ監督の作り上げたチームが、過去の日本代表と比べて優れているとは言い難い。特に問題とされているポジションがGKだ。  シリア戦で解説を務めた元日本代表で、現在は名古屋グランパスでプレーする田中マルクス闘莉王は、GK西川周作がFKを止めたシーンで、そのプレーに苦言を呈した。 「楢崎(正剛)選手ともよく話すけど、この位置のFKで壁を超えるシュートが入るのはわかる。けど、この位置からGKサイドには決められたらダメです」  このシーンで西川は、自らのサイドに直接飛んできたシュートを、間一髪止めている。闘莉王からすれば、自らのサイドに飛んできたシュートなのだから、余裕を持ってセーブしてほしいという思いがあったのだろう。  実は、闘莉王は以前から、日本のGKに対して苦言を呈している。元日本代表であり、名古屋グランパスのGKである楢崎がJ1通算600試合出場した時には、「申し訳ないけど、今の日本代表GKはナラ(楢崎)さんと比べものにならないし、比べたら失礼。俺もいろんなGKと対戦したことあるけど、ナラさんと争っているレベルでもない」とバッサリ。  実際に日本のGKはレベルが低いのだろうか? フィジカルトレーナーに聞いた。 「闘莉王の指摘は的を射ていると思います。歴代の日本代表選手で最も優れていたのは楢崎です。日本だと、横っ飛びした、いわゆる“ファインセーブ”の多い選手が称賛されます。でも、本当に一番良いのは、飛ばずに体に当てること。川口能活のように、腰を落として飛び込むよりも、楢崎のようにコースへ入り、体に当てるほうがGKとして優れている。元ドイツ代表のオリバー・カーンや、現ドイツ代表のマヌエル・ノイアーも、川口より楢崎にプレースタイルは近い」  また、あるサッカーライターは「大ベストセラーとなった『決戦前夜』(金子達仁、新潮社)では、<楢崎が川口より優れている>とするメディアの論調が批判気味に書かれており、それによって川口のほうが評価された部分もある」と分析する。確かに、楢崎をたたえる声を、テレビなどで耳にすることはない。  優れた者が評価されなければ、廃れていくのは、どこの世界も同じ。だからこそ、闘莉王は警鐘を鳴らしたのだろう。 (文=TV Journal編集部)

「ゴトビ監督を切るべきではなかった!?」清水エスパルスJ2降格の“本当の戦犯”とは

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清水エスパルス公式サイトより
 今年5月、「“サッカー王国”崩壊危機! J1から「意識だけがビック」の静岡勢が消える!?」(参照記事)という記事を寄稿した。  J1リーグ第13節を終えた段階での記事だったため、清水エスパルスを愛するサポーターからは、「まだファーストステージだからわからない」「嫌味な記事だ」と批判的な声を多く頂いた。だが、今月17日、清水エスパルスのJ2降格が決まってしまった。  今なら冷静に振り返れると思うが、第13節の時点で勝ち点10しか獲得できていないのは非常に危険だった。とあるサッカーライターも「近年の結果からJ1リーグに残留する条件を考察すると、勝ち点43以上が必要。失点数が多いチームも危険」というが、清水エスパルスの失点数は、この時点で20台に突入していた。完全に、お尻に火が付いた状態だった。  にもかかわらず、清水エスパルスに対する批判の声は少なかった。どこか余裕さえ感じられた。「エスパルスのサッカーを見つめ直そう」という合言葉でチームを鼓舞するのではなく、「J1残留」をテーマに泥臭く勝ち点を取れる監督を招へいすべきだった。やはり、どこか「意識だけがビッグ」だったのだろう。  そんな清水エスパルスが降格した理由について、サッカー関係者は「アフシン・ゴトビ監督を切るべきではなかった」と話す。 「ゴトビ元監督は、戦術は見事なのですが、人心掌握術に欠けていたんです。特に経験のある選手たちの心をつかめない。なので、選手たちから反発を受けてしまった。ミックスゾーンでは、親しい記者に『あいつがいるから……』とゴトビ監督を批判するような声が、解任される1年前から、ちらほらと出始めていた。それを察知したクラブ側が、ゴトビ監督を解任した。結果論でいえば、切るべきだったのは、ゴトビ監督ではなく、造反する選手たちだった。もしくは、監督と選手の間にコーチを入れることだってできた。にもかかわらず、ゴトビ監督を切ったのは、選手たちを、サポーターやクラブ側が評価しすぎてしまった。違う監督を連れてくれば、上位にいけるのでは? と思い込んでしまった」  ゴトビ監督だからタイトル争いができなかったのではなく、ゴトビ監督だからJ1残留ができていたというのが実際のところだった。ゴトビ監督を切ってから、2年連続でJ1残留争いに巻き込まれてしまった事実が、それを物語っている。  清水エスパルスが再出発できるかどうかは、自らの立ち位置を理解できるかどうかにかかっている。 (文=TV Journal編集部)

手のひら返しが“記憶喪失”レベル!? 批判するたびに筋が通らないセルジオ越後に心配の声

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『セルジオ越後 辛口の真実』(ぱる出版)
 13日にイランのアザディスタジアムで行われたサッカー国際親善試合、日本対イランは惜しくも1-1のドローに終わった。決して出来が良いとはいえない内容の日本代表に対して各方面から批判が殺到したのだが、日本サッカーの生き字引的存在であるセルジオ越後氏もまた、恒例の痛烈なダメ出しを行っている。  しかし、今回のセルジオ越後氏のダメ出しは、いくらなんでも矛盾が過ぎると、一部サッカーファンの間で話題となっている。 「この試合の5日前に行われたシリア戦後に、セルジオさんは『アジア最強であるイランに対して、ベストメンバーで挑むべきだ』という内容の発言をしていました。しかし、今回のイラン戦を終えて『香川、本田、長谷部、吉田ら主軸だって、不甲斐ない出来ならスパッと外すべき』と発言をしたんです。ハリルは出来の良くなかった香川、本田は試合中に交代させましたし、この発言は“彼らをスタメンで出すな”という意味になるので、完全に矛盾しています。最近のセルジオさんは、結果を見てから批判するだけなので、こういうことが多いんですよ。ファンからも『もうろくが過ぎないか?』『え? セル爺、記憶喪失?』『もう休みなよ』と、もはや心配の声が上がっています』(スポーツライター)  サッカーにはいろいろな見方があり、意見がある。今回のセルジオ氏のコメントも、それほど的を外しているとは思えない。しかし、たった1週間で意見が様変わりしてしまうと、ファンとしても信用はできないし、言葉の重みを失ってしまう。 「セルジオさんは、怒らなければいけないという強迫観念に駆られているんだと思います。自分が日本のサッカーを正さなければいけないと、思いすぎてるんですよ。でも実際には、選手たちはもちろん、目の肥えたファンは誰もセルジオさんの言うことなんて、真に受けてません。影響力なんて、とっくの昔になくなっているんです』(同)  1972年に来日し、以来日本サッカーの発展に貢献し続けたセルジオ越後氏。70歳という年齢が年齢だけに、怒り続けていると体にも影響してくる。そろそろ落ち着いて、ゆっくりとサッカーを楽しんでもらいたいところだ。 (文=沢野奈津夫)

前代未聞のクラブ批判をした本田圭佑 しかし、処分はナシへ? その理由とは……

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『本田圭佑 2016カレンダー』(エンスカイ)
 イタリアの名門クラブACミランが、本田圭佑の問題発言で揺れている。今月4日にホームで0-4と大敗したナポリ戦の直後、本田の不満は多くの記者団の前で爆発した。「なぜ自分を出さないのかわからない。こんな試合をしているのにおかしい」と、監督批判に始まり「100億以上かけて、なぜ強くなれないのか?」「(運営の)構造を見直さなければいけない」などの運営批判へと続き、さらには「拍手をするタイミングが明らかに変。勝つことしか考えてないで内容を見ていないファンがほとんど」とサポーターまでもを批判した。そして最後に「このままだとイタリア全体が危ない」と、イタリアサッカーそのものへの批判へと発展させていた。 「この発言に対して、もちろんACミランまわりの人間から大ブーイングでした。しかし、予想に反して、ミランの外から聞こえてくるイタリア人の声は『まさに正論!』『イタリア人よりもイタリアの危機を憂いている』と、本田を支持する声も思いのほか大きかったんです。しかし、今季ノーゴールの結果を出せていない本田に言う権利はない、という意見が一番大きかったですかね」(スポーツライター)  ミラン史上、類を見ないレベルのクラブ批判をした本田。日本代表のイラン戦を終えて、クラブ運営陣との面談が予定されているが、大方の予想は処罰、罰金共になしだという。 「理由は大きく分けて3つあります。ひとつ目は、単純に戦力として捉えているからです。本田がチームの足を引っ張っていると報道されていますが、ミランは今季11位と低迷していて、出来の良い選手なんて誰一人いないんですよ。ふたつ目はお金になるから。こうして話題も振りまき、スポンサーのつく本田を敵には回したくないはずです。みっつ目は、売ることを念頭に置いているからです。ここで何かしらの処分をすると、“悪いことをした”というレッテルが貼られます。そうすると、他クラブとの交渉で値段を下げられてしまうんです。スペインのバレンシアや、イングランドのトッテナムなど移籍先が報じらていますが、冬の移籍マーケットが始まるまで、特に動きはなさそうですね」(同ライター)  「結果も出さずに口だけ」と批判されている本田だが、去年、ゴールを量産し“ミランの救世主”と騒がれていた時期も「勝ってはいるけど、チームは良い状態ではない」と、今と同じことを言っていたのを、筆者は忘れてはいない。どんな時でも冷静に、真実だけを見ようとする本田だからこそ、日本代表のエースで居続けられるのだろう。 (文=沢野奈津夫)

クラブ批判のACミラン・本田圭佑に移籍説急浮上! バレンシア加入の可能性は?

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 伊セリエA・ACミランに所属する日本代表FWの本田圭佑に、移籍話が急浮上している。スペインのサッカー情報サイト「fichajes.net」が伝えたところによると、移籍先候補として名前が挙がっているのが、スペインリーグの強豪バレンシア。同チームのヌーノ・エスピーリト・サント監督は、攻撃力不足で低迷するチームを救う存在として本田を高く評価しており、1月の移籍市場で獲得に動く可能性があるという。本田といえば、4日のナポリ戦後にクラブを大批判して、波紋を呼んだばかり。 「『選手に責任があると語っているという時点でナンセンス』『誰が出てもダメ』などと指揮官のシニシャ・ミハイロビッチ監督やクラブ経営陣を批判するだけでなく、メディアやファンの勝利至上主義というイタリア独特のサッカー文化にもダメ出しした格好です。ただ、本田自身も1年以上、公式戦でゴールもアシストも記録していないだけに、日本では『また口田圭佑が~』と批判を浴びています。とはいうものの、イタリアでは発言内容は正当だと捉える向きも多いんです。それだけ、ミランの近年のクラブ運営が迷走しているということなのでしょう。しかし、本田の発言を擁護している人たちも、そんなダメなミランだからこそ本田がエースナンバーの10番をつけていられるし、本田が指摘する問題点が改善されればチームにとって真っ先に不要となるのは彼だろう、とも言っていますけどね(笑)」(サッカーライター)  本田の批判に対して、クラブ側は発言の真偽や真意についてヒアリングするための面談を持つと明らかにしており、本田へ罰金などの処分も示唆している。今回の移籍報道は、そんな本田のミランにおける立場の悪化が根拠になっているようだ。では、本田のバレンシア移籍はあるのだろうか? 「ちょっと考えづらいですね。リーグ下位のチームならまだしも、バレンシアはUEFAチャンピオンズリーグに出場する強豪ですからね。スペインよりレベルが低いイタリアのそれもリーグ中位のミランで、レギュラーを取れない本田に需要があるとは思えません。そもそもスペインでは、日本人への評価が高くない。大久保嘉人(川崎フロンターレ)など、数々のJリーガーがスペインリーグに挑戦しましたが、みな失敗しています。何よりもテクニックが重視されるリーグで、日本屈指のテクニシャンである中村俊輔(横浜F・マリノス)ですら、弱小クラブのエスパニョールで通用しませんでしたからね。技術的に劣る本田では到底無理でしょう」(同)  先日は、イングランドのトットナムやエバートンへの移籍報道もあった。プレミアリーグは現在、世界最高峰のリーグだけに、もし実現すればステップアップとなるのだが……。 「バレンシア以上に、あり得ないでしょう。地盤沈下が叫ばれるイタリアで通用しない選手が、ステップアップなんてできるわけがない。移籍報道で取り沙汰されている3チームは、どれも今のミランよりも格上ですよ。そもそも本田が欧州のトップリーグで活躍できないのは、プレースピードが絶望的に遅いから。そこが独ブンデスリーガで好調を続ける香川真司(ボルシア・ドルトムント)などとの違いです。ここのところの移籍報道は、いつもの“エア移籍”じゃないですか(笑)」(同)  思えば、前所属のCSKAモスクワからミランへ移籍するまでも、毎年のように移籍先として有名クラブの名や破格条件が報じられてきた。しかし、結局は移籍金ゼロで斜陽著しいミランに落ち着き、失笑を買ったもの。1月の移籍シーズンへ向けて、そんなエア移籍報道が再び繰り返されるのだろうか。