日本代表香川真司が所属するドルトムントが、なかなか負けない。昨年12月の1FCケルン戦で負けて以来、なんと18戦無敗を誇っている。今シーズンのドルトムントは、バイエルンに次ぐ2位ながらも、3位のヘルタベルリンには19もの勝ち点差をつけており、後半戦だけならどこのクラブよりも結果を残している。残り5試合での勝ち点68は、2001年の王者バイエルンが全試合終了時に勝ち点63だったことを考えれば、とんでもない数字といえるだろう。 そんなドルトムントを今シーズンから指揮するのが、42歳の若手監督トーマス・トゥヘルだ。トゥヘルは、昨シーズン7位と低迷していたドルトムントを見事に立て直し、前任ユルゲン・クロップもしのぐ名将とも騒がれている。実力ばかりではなく、その人柄も非常に評価が高く、昨シーズン、マインツで彼の下でプレーした日本代表・岡崎慎司もその人柄を尊敬し、「非常に熱い監督。信頼があるから怒られても受け入れることができる」と、語っている。しかし、そんな実力も人望も兼ね備えるトゥヘルだが、どうもファンからは、それほど愛されていないようだ。 「相手によって細かく戦術を変えるほど柔軟なトゥヘルなんですが、それがアダとなってる部分もあるみたいなんですよね。今シーズン前半戦で活躍した香川、ムヒタリヤン、ロイス、オーバメヤンの“ファンタスティック4”と呼ばれる4人の攻撃陣を平気で解体したり、急にスタメンだった香川やカストロをベンチ外にしたり、大一番で守備的な布陣を突然試したりと、サポーターの希望と少しズレてるんですよね。ファンからは『試合見るたび、思ってたのと違う』『結果出すから文句言えないけど、そうじゃないんだよ』『ソーセージ食べに行ったら、パンケーキ出された気分』『わかった! トゥヘルは空気が読めないんだ!』と、不満の声が聞こえてきます。先日もサポーターが一番大事にしている“ルール・ダービー”こと、対シャルケ戦で、休養のため、主力8人をベンチにしたのも、その一例ですね」(スポーツライター) 優勝は厳しいとはいえ、ブンデスリーガで2位につけ、ヨーロッパリーグでも結果を残している。しかも就任1年目で、だ。それでもいまいち愛されず、クロップ復帰をいまだに希望しているファンがいる。監督とは、なんて難しい仕事なのだろうか。 (文=沢野奈津夫)トーマス・トゥヘル監督(C)Schnederpelz/wikipediaより
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進化するかみつき男! スアレスの「ファウルにならずに相手を蹴る」方法とは?
5日に行われたチャンピオンズリーグ1stレグ、バルセロナはホームにアトレティコ・マドリードを迎え、2-1で勝利した。この試合、先制ゴールを決めたアトレティコのフェルナンド・トーレスが、ラフプレーで前半のうちに退場となり、批判の的となっているが、その一方で、バルセロナのルイス・スアレスも“退場になるべき存在”と、現地の放送局で解説を務めた元イングランド代表マイケル・オーエン氏が指摘し、話題となっている。 問題のシーンは、アトレティコDFのファン・フランがボールをクリアするのを、スアレスが邪魔しようと左足を出した場面だ。あろうことかスアレスは、間に合わなかった左足を軸足にして、右足でファン・フランの股間を思いきり蹴りあげてしまう。普通なら明らかな暴力行為でレッドカードを与えられるところだが、痛がるファン・フランをスアレスがすぐさま抱きかかえ、倒れ込ませないようにしたことによって、審判団はこれを見逃してしまう。一見、ハグしながら謝罪しているようにも見えるが、明らかに事を荒立てないために倒れさせなかっただけだと、オーエン氏は解説している。 「スアレスといえば、ブラジルW杯でのイタリアのキエッリーニへの噛みつき事件を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、実はそれ以外にも二度ほど噛みつき事件を起こしています。他にも、相手サポーターに中指を立てたり、相手選手にパンチしたりと、ピッチ上で数えきれないほどの事件を起こしていて、感情の歯止めが利かないタイプだと思われていました。しかし、今回の股間キックは少し様子が違うみたいですね。今回は、カッとなって相手を蹴ってしまった直後に、すぐさまその場を丸く収めようとしました。カードをもらわないための作戦とはいえ、冷静になったんです。悪童が、狂気と冷静さを両立させ、さらに悪い方向に成長を遂げた瞬間といえるでしょうね。試合を観ていたファンからは『追加制裁を与えろ』『ついにカードをもらわずに人様を蹴る術を見に付けたか』『奴はストレスの発散方法を心得ている』など、さまざまな声が聞こえてきます」(スポーツライター) 実力だけならメッシにも引けを取らないといわれているスアレス。事実、この股間キックの後に2ゴールを決め、チームを逆転に導いている。来年で30歳になるスアレスだが、ちゃんとした大人になり、子どもたちの見本になるような真のスーパースターになれる日は来るのだろうか? (文=沢野奈津夫)『ルイス・スアレス自伝 理由』(ソル・メディア)
絶好調レスター岡崎慎司に不名誉な記録? 日本代表ストライカーが抱えるジレンマとは
今、英プレミアリーグはレスターシティの話題で持ちきりだ。ここ4試合全て1-0で勝利し粘り強さを見せると、残り6試合で、ついには2位のトッテナムに勝ち点差を7に広げている。もしこのまま優勝を遂げたら、スポーツ史に残る“奇跡の番狂わせ”といっても過言ではないだろう。 そんなレスターの中で、岡崎慎司は日本人のひいき目なしに、主力の一人だ。ほとんどの試合でスタメン出場し、献身性を武器にピッチを所狭しと走り回っている。しかし、そんな岡崎のある不名誉な記録が話題となっている。 「今シーズンの岡崎は、たったの2試合しかフル出場を果たしてないんですよ。22試合先発20途中交代。これはなかなか珍しいですよね。プレミアトップの数字です。ここ最近だと、11試合連続で途中交代になっています。どんな選手だってフル出場したいはずなんで、これは不名誉な記録と言えるでしょうね」(スポーツライター) しかし、これには理由がある。岡崎が交代するのは、決まって後半15分から30分の間。そして交代相手はウジョア、シュラップ、キングの3人の誰かがほとんどだ。これは、運動量に定評のある岡崎に前半走り回らせ、相手DF陣にダメージを与えたところで、他の選手を投入する。監督のプランで初めから決まっているのだ。以前、岡崎本人も「前半で全てを出し尽くすつもりで飛ばしている」とコメントを残している。 「自分の役割をわかっていて前半から飛ばしているのでしょうが、岡崎だってフル出場はしたいはず。でも、役割だからと前半から攻守に走り回り、途中交代される。ここにジレンマがありますよね。本人もたびたび“献身性”という言葉で満足してはいけないというようなことを口にしているので、本当は悔しいんじゃないですかね。ペース配分さえすれば、もう少しゴールを上げる自信もあると思いますよ」(同) チームのために持ち味の献身性を出し切れば、フル出場は遠のく。かといって走るのをやめれば、出場さえ危うくなる。負けず嫌いで向上心の強い岡崎は、おそらく“最後まで走れてゴールを奪える選手”になることを目指しているはずだ。 (文=沢野奈津夫)
「お金に負けたくない」と日本選手大奮起! 中国“爆買い”クラブが全然勝てない……
近年、サッカー界では中国クラブの“爆買い”が話題になっている。その中でも広州恒大は、その莫大な資金力で各国からスーパースターを集め、スーパーリーグ5連覇中の絶対王者に君臨している。メンバーはコロンビア代表のジャクソン・マルティネス、ブラジル代表のパウリーニョ、リカルド・グラールなど、アジアレベルでは考えられない豪華さだ。おまけに、元ブラジル代表を率いたルイス・フェリペ・スコラーリが監督を務め、まさに“金満クラブ”に相応しい陣容だ。 しかし、その金満クラブが今年のアジアチャンピオンズリーグで苦しんでいる。5日に行われたグループリーグ第4節、対浦和レッズ戦ではFW武藤雄樹にゴールを許し、0-1で敗北。4戦2分2敗で勝ち星なしとなった。2試合を残して、グループリーグ突破はかなり厳しい状況だ。 「昨年のアジア王者がこうなるとは、予想がつきませんでした。日本では断トツ金持ちクラブの浦和ですら、広州恒大との資金力の差はとんでもないです。浦和で最高年俸の日本代表GK西川周作ですら8,000万円ですが、広州のジャクソン・マルティネスは約16億円です。およそ20倍の差があるんですよ。ちなみに、浦和全選手の総合年俸よりも、このジャクソン・マルティネス1人の方が全然高いです。他の中国人選手も1億円、2億円は当たり前ですし、浦和の選手としては、してやったりですよね。DF槙野智章も先月のアウェーでの試合後に『お金では手にすることができないチームワークを見せないといけなかった』、今回の試合前にも『お金に負けたくない』と語っていたので、今頃相当ゴキゲンなんじゃないですかね」(スポーツライター) だが、「負けたから、来年はさらにお金をかけよう」といった思考に至るのが、広州恒大というクラブだ。もしかしたら浦和レッズは、とんでもない大物をアジアに呼び寄せる引き金を引いてしまったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)広州恒大オフィシャルサイトより
レスター・岡崎慎司を襲った謎のドーピングスパイ! その真相と現地の反応は?
プレミアリーグのレスターシティ、トッテナムホットスパー、アーセナル、チェルシーなどの複数クラブの選手にドーピング疑惑が浮上していると、イギリスの「サンデータイムズ」が報じた。 記事によると、サンデータイムズはおとり取材を行い、ロンドン市内で開業医を務めるマーク・ボナー氏をターゲットにした。このボナー氏に対し、サンデータイムズ記者は自らをアスリートと偽り近寄ったところ、ドーピング規程に反する禁止薬物を勧められたという。 その会話の中で、ボクサー、テニス選手、サッカー選手など、150名余りの有名アスリートにも同じ薬を処方しているとボナー氏は発言し、その会話記録も残っているとサンデータイムズは報じている。ウワサでは、その有名スポーツ選手の中に、レスターシティ所属日本代表FW・岡崎慎司の名前も上がっているというから驚きだ。 しかし、レスター、アーセナル、チェルシーの3クラブは、すぐさまこれを完全否定。その後、このボナー氏が医師免許を持っていないことが発覚し、先週、医院を閉鎖した。さらに同氏は、選手と一切関わりがないことを明言している。これは一体どういうことなのだろうか? 「おそらくは、サンデータイムズ記者が、詐欺師であるボナー氏に嘘をつかれただけでしょうね。ただ単に禁止薬物を売りつけたかっただけです。スパイに行った先がただの詐欺師で、その詐欺師の言葉をサンデータイムズが鵜呑みにしてしまっただけ、ということですね。現地でも話題になってはいますが、実際に信憑性が高いと捉えている人は少ないですよ。レスターのファンも『ドーピングが疑われるほど強いなんて光栄だ』『岡崎みたいにかわいい奴が、やってるわけがない』『レスター、トッテナム、アーセナル、ちょうど上から3チームってのが嘘臭すぎる』と、意に介してない人が多いみたいですね」(スポーツライター) せっかく奇跡の優勝に向けて盛り上がっているレスターにつまらない疑惑が上がってしまうことは実に残念。しかし、詐欺師が薬を売るために岡崎の名前を使ったということは、一流選手として認められている証しともいえるだろう。 (文=沢野奈津夫)『岡崎慎司―炎のゴールハンター (蒼きSAMURAI)』(汐文社)
「負けたのは審判のせい!?」サッカー日本代表GKが“逆切れ”で審判団との握手を拒否!
Jリーグで、またまた見苦しい行為があった。 それは、先日行われたJ1リーグファーストステージ第5節のガンバ大阪×横浜F・マリノス戦の試合後に起きた。 Jリーグでは、試合前と試合後に、相手選手、そして審判団と握手をすることが恒例となっている。チームの区別も、勝者も敗者もなく、共にスポーツを楽しむ仲間というフットボールの理念を浸透させるためだろう。イングランドのプレミアリーグなどでは、数分前まで激しいプレーを繰り広げていた両チームの選手が、タイムアップの笛が鳴ると、笑顔で談笑していたりする。ところが、ガンバ大阪のGKであり、日本代表にも選出されている東口順昭が、その理念に反した。 なんと握手を求める審判団の手をはたき、審判団から注意されると、食ってかかったのだ。チームメイトが仲裁に入ったことで事なきを得たが、スポーツマンシップに反する非紳士的行為である。なぜ、東口は、このような行為に及んだのだろうか? 試合を取材していたスポーツライターに話を聞いた。 「まず、ガンバが1-2で負けたというのがあるでしょう。日本の選手は、敗因を審判団に押し付けることが多い。東口からすると、ロスタイムにマリノスにハンドがあったと主張しているのでしょうが、同様のプレーがあったガンバもハンドを取られていない。それが審判の基準なのですが、東口は納得がいかず、自らに不利な部分だけにフォーカスして、食ってかかったのだと思います。この試合でいえば、ガンバ大阪のFWパトリックが、相手選手の顔をはたいており、退場になってもおかしくなかった。その行為を審判は、カードではなく、注意で収めた。むしろ、審判団に感謝すべきだと思うのですが……。日本では、選手たちの審判団に対する態度に対し、問題視されることがほとんどない。ゆえに、ああいった行動に出てしまうのでしょう。東口だけの問題ではないと思います」 審判団の誤審がメディアから問題視されているJリーグだが、選手と審判団の関係性にも、問題があるようだ。 (文=TV Journal編集部)ガンバ大阪公式サイトより
放出組が大爆発! セリエA・ミラン上層部の“無能ぶり”が明らかに……
かつては「グランデミラン」と呼ばれ、世界最強クラブの名を欲しいままにしていた、あのACミランが苦しんでいる。 チャンピオンズリーグでは、10年前の優勝以降ベスト4にすら残れておらず、所属しているイタリア・セリエAそのものも、UEFAリーグランキングで4位まで落ち込んでいる。残念ながらミランは今、世界的なビッグクラブとはいえない状況下に陥っている。その直接的な原因といわれているのが、長年代わり映えのしない上層部。特に、元イタリア首相のシルヴィオ・ベルルスコーニだ。ベルルスコーニは、むやみやたらに現場に介入し、特定の選手をえこひいきしては、チームのバランスをたびたび崩してきた。そんなミラン上層部の無能ぶりが、今週末、世界各地で証明されるかたちとなってしまった。 「今節、欧州の主要リーグでハットトリックを達成した選手は、パリ・サンジェルマンFCのズラタン・イブラヒモビッチと、ジェノアCFCのスソの2人だけだったのですが、その2人が、ともに元ACミランの選手だったんです。それだけではなく、ブラジルに帰ってしまったロビーニョも、アトレチコ・ミネイロでハットトリックを達成しています。他にも、ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤンや、チェルシーFCのパトなど、元ミランの13選手がゴールを決める活躍を見せています。今週は元ACミランウィークと言えるでしょうね。肝心のミランは、本田圭佑とユライ・クツカを怪我で欠き、残留争いをしている格下のアタランタBCに逆転負けを喫しました。これには、ファンからも『何やってんだホント』『この現実をしっかりと見た方がいい』と、悲しみの声が聞こえてきますよ」(スポーツライター) イブラヒモビッチなど、ミランでも目立っていた選手がよそでも活躍するのは仕方がない。問題なのは、そのほとんどがミランでいまいち活躍できなかった選手たちだということだ。ベルルスコーニは、選手の能力にあった起用の仕方をせずに、とにかく派手な選手を、大好きな4-3-1-2のフォーメーションに無理矢理組み込ませ、結果が出なければ監督を解任する。この繰り返しを何年も続けてきた。 世界中のサッカーファンが、強かった頃のACミランを望んでいる。いい加減にミランは、唯一の長所であった潤沢な資金が底をつきかけるベルルスコーニを見限り、次のステップに進まなければならない。 (文=沢野奈津夫)
放出組が大爆発! セリエA・ミラン上層部の“無能ぶり”が明らかに……
かつては「グランデミラン」と呼ばれ、世界最強クラブの名を欲しいままにしていた、あのACミランが苦しんでいる。 チャンピオンズリーグでは、10年前の優勝以降ベスト4にすら残れておらず、所属しているイタリア・セリエAそのものも、UEFAリーグランキングで4位まで落ち込んでいる。残念ながらミランは今、世界的なビッグクラブとはいえない状況下に陥っている。その直接的な原因といわれているのが、長年代わり映えのしない上層部。特に、元イタリア首相のシルヴィオ・ベルルスコーニだ。ベルルスコーニは、むやみやたらに現場に介入し、特定の選手をえこひいきしては、チームのバランスをたびたび崩してきた。そんなミラン上層部の無能ぶりが、今週末、世界各地で証明されるかたちとなってしまった。 「今節、欧州の主要リーグでハットトリックを達成した選手は、パリ・サンジェルマンFCのズラタン・イブラヒモビッチと、ジェノアCFCのスソの2人だけだったのですが、その2人が、ともに元ACミランの選手だったんです。それだけではなく、ブラジルに帰ってしまったロビーニョも、アトレチコ・ミネイロでハットトリックを達成しています。他にも、ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤンや、チェルシーFCのパトなど、元ミランの13選手がゴールを決める活躍を見せています。今週は元ACミランウィークと言えるでしょうね。肝心のミランは、本田圭佑とユライ・クツカを怪我で欠き、残留争いをしている格下のアタランタBCに逆転負けを喫しました。これには、ファンからも『何やってんだホント』『この現実をしっかりと見た方がいい』と、悲しみの声が聞こえてきますよ」(スポーツライター) イブラヒモビッチなど、ミランでも目立っていた選手がよそでも活躍するのは仕方がない。問題なのは、そのほとんどがミランでいまいち活躍できなかった選手たちだということだ。ベルルスコーニは、選手の能力にあった起用の仕方をせずに、とにかく派手な選手を、大好きな4-3-1-2のフォーメーションに無理矢理組み込ませ、結果が出なければ監督を解任する。この繰り返しを何年も続けてきた。 世界中のサッカーファンが、強かった頃のACミランを望んでいる。いい加減にミランは、唯一の長所であった潤沢な資金が底をつきかけるベルルスコーニを見限り、次のステップに進まなければならない。 (文=沢野奈津夫)
日本代表・香川真司の“空港ファッション”に異変? ファンから「かっこいいかどうかはともかく、いい傾向」の声!
29日、日本代表はシリアを5-0で下し、W杯アジア2次予選で1位通過を決めた。内容的にも満足のいく結果に、ハリルホジッチ代表監督も満足気な様子だったが、勝利の美酒に酔いしれる暇もなく、香川真司や原口元気など、ドイツ組の選手たちは試合終了のわずか3時間半後の便で渡欧した。 成田空港といえば、いまやキングカズや本田圭佑などさまざまなスターたちが奇抜なファッションを披露する場となっている。これを“成田コレクション”と呼ぶなど、サッカーファンの楽しみの一つとしても有名だ。しかし、この日のメンバーは良くも悪くも注目されるような特殊なファッションをする者はいないはずだった。ところが、一番地味だとされていた香川真司のファッションに、ある“異変”が起きていたのだ。 「香川のファッションは、良くも悪くも地味なものが多く、ひどい時には浪人生と呼ばれたり、年俸数億円を稼ぐスターにはとても見えませんでした。しかし、この日の香川は全く違ったんです。七分袖のヒョウ柄の紫色のセーターと、黒い革のパンツを着用していて、かなり目を引くものでした。今はやりの性別を超えたノージェンダーファッションというんですかね。高そうな腕時計も金色に光ってましたよ。ファンからは『かっこかわいい!』『なんか新鮮だな』『かっこいいかどうかはともかく、いい傾向だと思う』と、なかなかの評判でしたね」(スポーツライター) 過去にファッションには無頓着と公言していた香川だったが、今回の服装は明らかに違った。キングカズや本田とはまた違ったセンスを見せつけてくれたのだ。では、香川のこのファッションは一体誰に影響されたのだろうか? 「香川の周りでノージェンダーファッションといえば、同じドルトムントのエースFWピエール=エメリク・オーバメヤンが浮かびますね。先月のハノーファー戦で披露した、全身白で肩口から大量の羽根が飛び出し、頭には水色のニューエラのキャップを逆被りしたファッションは衝撃的でした。そのまま『紅白歌合戦』にも出られそうなほどのド派手さでしたよ。もしかしたら、香川はこのオーバメヤンに影響を受けたのかもしれません」(同) キングカズは、コンビニに行くためにスーツに着替えるというウワサが立つほど、常にファッションに気を使っている。それは、子どもたちに“スターになればカッコいい私生活を送ることができる”という夢を見させるためだ。現代表でいえば、本田もそのスピリットを受け継いでいるといえる。香川も今回のようにピッチ外からスターらしい振る舞いをすれば、さらにピッチ内でも輝けるのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)『香川真司 (蒼きSAMURAI) 』(汐文社)
アフリカサッカーのキャパオーバーがすごい! まるで東南アジアの満員電車?
26日、ナイジェリアのカドゥナで「アフリカネーションズカップ2017」予選グループステージ第3節、ナイジェリア対エジプトが行われた。結果は、1-1のドロー。強豪2カ国の対戦は、両者痛み分けとなった。しかしこの試合、世界中から注目を集めたのは、終了間際に同点弾を放ったエジプトのモハメド・サラ―でも、先制点を決めたナイジェリアのエテボ・オゲネカロでもなく、スタジアムに詰めかけた観客たちだったという。 「この試合が行われたアフマドゥ・ベロ・スタジアムは、キャパ2万5,000人なのですが、この日はなんと、およそ4万人を収容してしまったと話題になっています。もちろん客席に入りきることは不可能なので、オーロラビジョン、高さ数十メートルに及ぶ照明、カメラを回すためのやぐらなどにファンがよじ登り、そのまま試合観戦を行ったんです。特にやぐらなんて、人が登りすぎていつ倒れてもおかしくないような状態でした。ちょうど東南アジアでよく見られる乗車率1,000%越えの満員電車みたいな感じですかね」(スポーツライター) 偽造チケット、金網をよじ登る、普通に突破するなど、入場方法も多岐にわたるが、現地報道によると、なんでもこの試合は入場料が無料だったとか。アフリカネーションズカップでは、過去にも4万人収容のスタジアムに8万人が動員されたこともあるという。しかも、このファンたちが大人しく観戦してくれるならまだしも、試合の結果いかんでは、暴動を起こす可能性も考えられる。さらにヒートアップする本戦では、何が起きてもおかしくない。 1989年、イングランドのヒルズボロで行われたリバプール対ノッティンガム。この試合は、ゴール裏の立見席に収容能力を上回る大勢のサポーターが押し寄せたことにより、死者96人、重軽傷者766人を出す大惨事となった。アフリカサッカー連盟は今回の件に早急に対応し、二度と“ヒルズボロの悲劇”が起こらないようにしなければならないだろう。 (文=沢野奈津夫)イメージ画像(Photo By Jake Brown from Flickr.)








