島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」(後編)

shimadaakari03.jpg前編はこちら中編はこちら  前に北陽のお二人が言っていたんですよ、「私たちは無いけども、『笑っていいとも!』の楽屋に行ったらみんな(アブノーマル線が)あった」って。多分、テレビって変わった人しか出れないと思うんですよね。同じ考えじゃなくて、変わった着眼点で、頭おかしい人じゃないと。小明さんも、ちゃんとしたアブノーマル線があるんで大丈夫です。 ──わーい! アブノーマルで良かった! っていうか、芸能界が特殊すぎますよね。島田さんにもアブノーマル線はありますか?  僕はあんまり。僕は普通だなぁってことやりますから(笑)。KY線の話もそうですけど、本当にアイドルの方とか俳優の方とか、なんでそんなに大したこともオチもない話を、自信満々に長い時間使って、ダウンタウンさんやカメラを相手に話せるんですかね? だから、この業界は変わっていたり、自分のことが本当に好きじゃないとダメなんだろうなって。 ──すごい準備しますよね。流れと盛り上がりどころを把握して、それがスベったときようの話を準備して.......ってしないとカメラの前に立つことが不安じゃないですか。  そうですよね。でも、全然大丈夫な人もいるんですよ。「この前、お風呂に行ったらね、すごい熱くて、うわって、びっくりしちゃった」って、なんにもない話でも堂々と話せるんですよ。俺にはコレできないなぁ。自信ないから。アレは才能って言うか、自分に自信がある。 ──自信がない占いを覚えたとか?  自信がないから、素の自分で行くのが怖いから、何か武器をつくらなきゃって思って、それが占いだったり。ただ、課題としては、自分が用意した話はできるけれども、それ以外も素で話せるようにならなきゃなって思いますね。 ──ちなみに、どうして芸人さんになられてから、更に占いや都市伝説の方面に?  怖い話が好きで、占いも好きで、みんながリアクションをしてくれるからですかね。占いができると、みんながウワーって寄ってきてくれる。芸人は笑ってもらって元気になってもらうけど、占いもその人にいろいろ言って元気になってもらったりもするし、いずれにしろ同じことになるなぁって。結果、どっちもサービス業的な。 ──占いって基本何千円もするじゃないですか。でも、島田さんの場合、現場に行ったら、みんなにタダで見て見てって言われるから大変ですよね。  そうなんですよ、正直。自分が人に頼むんだったら「申し訳ないんですけどお願いできますか?」って了承を得てから行きますけど、やっぱ芸能人って自分に自信を持ってるから、はじめから「お願いしまーす」って来るんですよ。あと、「彼女と友達と家族も」とか。その辺が芸能人にとって大事な部分であり、社会人としては欠落している部分なんじゃないかな。 ──こんなの頼んだら図々しいんじゃ......とか思ってしまいますよね。  でも、彼らは全部スケジュール管理してもらって、現場に行ったらどうぞどうぞって飲み物も用意してもらって、さあ、どうぞって出てくるのが当たり前なわけですからね。 ──ムリムリ、そんな良い対応されたら、この後何をしゃべったら良いのかな、とかを反芻しながらオエッてなったり、扉の向こうにバスローブ着たチョコさんがいたらどうしよう、とか考えてしまう......。扱いは若干ずさんなくらいがちょうどいい。  だからやっぱり特殊な仕事ですよね。 ──普通の神経だと辛そうですね......。あっ、でも、占いってモテるんじゃないですか? 女性芸能人なんてキレイどころばかりだし、どうなんですか? ムヒヒ。  ちょっと見れるとモテると思いますよ。見れすぎると、逆に相談になってしまう。番号を交換すれば「先生」って登録されて、「彼との相性も見てください」みたいな......。だから女性アイドルから僕に来るメールの大半は添付画像で手相が付いていて、時々添付がただのデコメールだったりすると、「どうせスクロールしていったら写真もあるんでしょ?」って見て、写真じゃなかったらうれしい、みたいな。 ──なんかハードルの低い喜びですね。まぁ私はそのメアドも教えてもらってないわけですが。じゃあ、占いやってて、何かいいことは......。  そうですね、僕も人見知りするんですけど、現場で会ったことない人に「島田くん見てよ」って言われると、すごい一気に距離も縮まるし、人見知りの方こそ、占いを覚えたらいいんじゃないかなって思いますけどね。 ──それはちょっといいなぁ! 是非パクドルとしてパクらせていただきたい!  ちょっと! 来月から『占いアイドル小明の~』とかで連載するのはやめてくださいね! ──うふふ。今日はありがとうございました! (取材・構成=小明) ●島田秀平(しまだ・しゅうへい) 1977年、長野川県生まれ。96年から、お笑いコンビ「号泣」のツッコミ担当として活動開始。占い師・菅野鈴子に占いの手ほどきを受け、08年コンビ解散後に、"手相芸人"としてブレイク。近著『全国開運パワースポットガイド決定版!!』(講談社)。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
全国開運パワースポットガイド決定版!! あやかりたい。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」(中編)

shimadaakari02.jpg前編はこちら ──ご自分の手相ってどんな感じなんですか?  やっぱり毎日手相を見ることによって、目が疲れているっていう線がくっきりと! 本当にもう、眼精疲労がハンパないんですよ! ──そんなのも出るんだ! 確かに、いつもかなり真剣に見てくれますもんね。地道にコツコツの方ですよね。  そうですよ、僕、もう芸歴も15年ですから。 ──初めてお会いしたときは「号泣」の島田さんでしたけど、どうして解散してピンに?  それこそ占いを始める前に、相方が別の仕事に行っちゃったんで、どうしようと思っているときに、たまたま、「占い」ってところがひっかかって、小明さんも知ってる某週刊誌の編集さんから、「16ページやらないか?」ってことで。 ──16ページってすごいですよね......ん? 私、それタイムリーにその編集さんから聞いてた! 私、けっこう島田さんの貴重な人生の分岐点にご一緒してるじゃないですか!  そうです、分岐点はあそこなんですよ。 ──それならもうちょっと仲良くしてくれてもいいと思うんですけど!  だから、僕はすごい仲良いと思ってますよ! もう、ちょっとした同志というか。他に絶対にいないアイドルじゃないですか。 ──他にいないのは需要がないからって気もしますけども......。今、そのアイドル感が薄れてきていて、グラドル時代のお釣りでアイドルを名乗っているから、もうちょっとね、雑誌のグラビアに出たりして、現役感を出したいんです。写真集も自費出版ばかりだし。  グラビアに1回出れば、あと3、4カ月は持ちますからね。自費出版でも良いじゃないですか。大丈夫ですよ。アイドルしてますよ。 ──最近は『欠陥 小明II』っていう、『月刊●●』(新潮社)シリーズのインスパイア作品を作りました。あとは、AKB48に影響されてAKR19(アカリ19歳の略)ってのもはじめたり......。  うわぁ、グラドルより、パクリが得意でパクドルで行けばいいんじゃないですか? いいですよ、パクドル! 他にいないですよ! お金がなくなったら楽屋泥棒も出来る(笑)。 ──まだ捕まるのは嫌です......。  捕まったら「すみません、頭脳線が短いんでちょっと分かんないです」って言えば大丈夫です(笑)! でも、アイドルはやってた方がいいですよね。単純に作家になったら別のものになっちゃうので。 ──未だに「アイドル」っていう下駄を履かせてもらって仕事をしているところがあるので。  僕もそうですよ、占いはたくさんやっている人がいるけど、占い芸人っていないから。 ──じゃ、仲間ですね! 同志よ!  だから、同志ですよ! なので、芸人は辞めないように、時々ライブに出たりしてます。正直滑ったりもしますけど、いいんです。これは『芸人』っていう肩書きを守るためにやっているライブなんで、自分の中では。 ──やだ、ちょっと親近感が湧いてきました......。そのせいか、不思議と島田さんとは何事もスンナリ話せますね。普段は人と話していても「壁がある」とか「何考えているのか分からない」とか言われて、別に何も考えていなかったりするんですけど......。  それって結構ツライですよね、意識してないのに言われちゃうと。 ──私、友達もすごい少ないし、そんなにはいらないと思ってるんですけど、それでも人から好かれたいっていう欲望はあるんですよ。だから日々感じの良い対応をしようと思ってニコニコしてるんですけど、それが逆に壁を感じさせているのかなぁって......多分、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくるスタンドみたいな感じで私の外交を邪魔する奴がいるんですよ。  いや、僕が言えるのは、本当、いいカウンセラー紹介しますんでってことくらいです。 ──わー、手相の管轄外......。  多分サービス精神が旺盛すぎちゃうんじゃないですかね。この人と一緒にいるときは楽しませなくっちゃって、自信があるネタや話をしていると、あんまり「自分」という感じになってないから、自分の本心には話がいかないですよね。 ──そうかも! そしてだんだんその人の興味のありそうな話に移行して、自分の話は終了。それで何かホッとしたりして。無防備に自分の話が出来る人ってすごいと思います。  僕もそうなんですけど、自分の話よりも、「どうなんですか?」って、話を聞いてる方が楽。自分の話になると、「うっ」ってなっちゃって、早口で流して、「で、どうです?」ってすぐ返しちゃう。ちょっと話しながら自分と似てるなぁって思うところも......。 ──本当ですか? 現状で売れっ子の島田さんと似てるなら、私もちょっとは売れそうじゃないですか......。それなのにこの売れなさは、やっぱり芸能界とか向いてないのかな。  いや、そんなことは......(手相を見て)ちょっと気になるのは、この線とこの線がすごい重なっているんですよ。これは離れているとKY線。くっついていると、KYの逆。 ──空気読みすぎる線?  そうですね。芸能界の中だとちょっとね。AKB48とか、みんな離れているんですよ。「私が!」「俺が!」っていう部分が、芸能界って必要じゃないですか。例えば、言い方が悪いかもしれないですけど、「この人は人気者だし、自分がしゃべるよりもこっちがしゃべった方がお客さんもテレビも喜ぶんじゃないかな~」とか、「どうせ私のコメントなんていいんだから黙っとこう」みたいな。 ──わ! 完全にそうです。はしゃぎ慣れてない人間が下手に主張するとイタイことになるから、求められていない時はいかに空気になるかを考えたり、この人はこういう話を持ってるからここでパス投げればいいか、とか。  「あの子こういうネタありますよ」ってパス出して、すごい盛り上がっても、結局テレビを見たときに自分が写ってないんですよね。 ──そうです。巧妙にカットされている。  それを見てくれている人が現場に入ればいいんですけどね。でも正直、そんなに見てくれている人もいないですからね......。 ──何か切ないですね......。もうテレビの中に自分がいるのとかも、想像できない。  でも、小明さんはアブノーマル線もあるんですよ。 ──なんですか、それ。いやらしい。 (後編につづく/取材・文=小明) ●島田秀平(しまだ・しゅうへい) 1977年、長野川県生まれ。96年から、お笑いコンビ「号泣」のツッコミ担当として活動開始。占い師・菅野鈴子に占いの手ほどきを受け、08年コンビ解散後に、"手相芸人"としてブレイク。近著『全国開運パワースポットガイド決定版!!』(講談社)。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
全国開運パワースポットガイド決定版!! あやかりたい。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」(前編)

shimadaakari01.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第17回のゲストは、『全国開運パワースポットガイド決定版!!』(講談社)を刊行された、島田秀平さんです! [今回のお悩み] 「何に向いているのか分かりません......」 ──わーい! 島田さんだ! お久しぶりです!  お久しぶりです! ──島田さんとはもう何度もご一緒させていただいてるんですけど、いつも誰かの手相を見ていてゆっくりお話できないので、今日はうれしいです! じゃ、さっそく見て下さい、手相(手を出して)!   えっ......今日は対談って聞いてるんですけど。 ──あ、人生相談対談なんです! あの~、対談で毎回いろんな方とお話させてもらうんですけど、やっぱり悩んでばっかりで、もう神頼みより島田頼み、みたいな? 私25歳でアイドルって言ってるんですけど、やっぱりメディアにたまに出ると「元アイドル」って書かれちゃうし、ライターの仕事もうまくいってないし、趣味で仏像の勉強したりゾンビのコスプレしたりしても、それほど仕事に活かせてないし、私生活も酷いもんだし、もう、何に向いてるのかも分からなくて、本当に今後の人生が不安で不安で......。  わー、そういうマジなやつですか? 久しぶりに仲の良い人と楽しく話させてもらおうと思って来たのに......。 ──そんなこと言って、私、島田さんのメールアドレス、パソコンのやつしか知らないですよ。なんで教えてくれないのか、と。  それはパソコンにくれるメールの内容が、「雑誌に島田さんの手相占い載ってましたね、イラッとしました」とかだからですよ! ──だって載ってるのが「モテ線」とか「玉の輿線」とか、私にない線ばっかりなんですよ! 前に見てもらった時も「エロ線がすごい」とか「頭脳線が極端に短い」とか「感情線がぐちゃぐちゃですね」とかだったし!  それ、ただのクレームですからね。だからパソコンのメアドしか教えないんですよ。携帯のメアド教えたらこっちにも来ちゃうじゃないですか。 ──そうやって、あんまり距離を詰めてくれないんですよね。  そんなことないですよ......あっ、ほら、モテ線めちゃめちゃありますよ! ──うそだ。そうやって話をそらしている。だって全然モテてないです。  これも、これもモテ線ですよ。モテてないのは、ホラ、小明さんって頭がおかしいから。 ──サラッと酷いことを言いましたね。でも、結婚とか恋愛とかしたいと思ってます。  こんなに可愛らしいのにずっとないんですか? ── え? えへへ、ないです。恋愛って学生時代が終わると仕方を忘れるじゃないですか。  それは分かります。「メアド聞いたはいいけど、どうやってご飯に誘うんだっけ?」とか。 ──そうです。私は島田さんにメアド聞かれてないけど。そういう手順が分からないから受身になりがちで、そうすると何も起こらず時が過ぎていくのです。  ただ、男性サイドから言わせていただくと、ゾンビにハマッたり仏像の勉強している女性が自分なんかに興味を持つわけない、と思うんですよね。何の話をしたらいいんだろう、みたいな。 ── ああ、なるほど、確かに男性と何を話したらいいかさっぱり分からないんですよ。  それは男性のセリフですよ。男の方がそう思いますよ。 ──控え室とかで男性と二人になることがあっても、すごい不思議な距離感で、沈黙を恐れてお天気の話をしたりして......じゃあ食事でもって空気には絶対ならないです。  一番話題が無い時ですよ、天気と巨人軍の話は。友達とはどういう話をするんですか? ──「不況だよね~」とか、「また連載終わっちゃってさ~」とかですかね。  ......なるほど、趣味なんかは? ──趣味は映画を見たりとかします。  じゃあ、デートで映画も全然あり? ドライブとかは? ──もちろんありです。でもドライブとかは、5、6年はないですね。大学生の頃が最後だったと思うんですけど......。  普通アイドルになったら誘いが増えると思うんですけど、アイドルになった瞬間になくなったわけですね。 ──数少ないファンからの呪怨か何かでしょうか......。それに、そのドライブっていうのも、お付き合いをお断りした彼が「駅まで送ります」って、山奥の大学まで車でやってきて、特に危機感もなく乗せてもらったら、彼が泣き震えながらすごいスピードで首都高を走りだして、あまりにスピードが上がっていくしハンドルさばきも危ういし言語は不明瞭だしで、「あっ、殺される」と思って、刑事ドラマみたいにドアからバッと転がり出たほうがいいのかな......とか思ったりして、非常に怖かったです。その後も何故が髪を剃り落とした彼が家の前に立っていたりと、いろいろスリリングで......それがマイラストドライブですかね。  それはドライブじゃないですね......。なんか凄い話もってますね。 ──この話は『グータンヌーボ』(フジテレビ系)にとっておこうと思ってたんですけど......。  あの番組はそんな番組じゃないですから! それは『世にも奇妙な物語』(同)とか『不可思議探偵団』(日本テレビ系)とかですよ! ──ええー。優香と戯れたいのに......。しかし不思議ですね。やっぱり占いをする方の前だと必要以上に自分のことを話してしまう。そして島田さんは自分の話を全然しませんね。自分が見る方だと、やっぱり見られるのは苦手だったりするんですか?  そうなんですよ。いつも人の話ばっかりなんで、「じゃあ、島田くんの話を聞かせて」って言われると、一気に顔が真っ赤になっちゃって。「あれ? 自分の話ってどうやって話せばいいんだっけ?」ってなりますね。 (中編につづく/取材・文=小明) ●島田秀平(しまだ・しゅうへい) 1977年、長野川県生まれ。96年から、お笑いコンビ「号泣」のツッコミ担当として活動開始。占い師・菅野鈴子に占いの手ほどきを受け、08年コンビ解散後に、"手相芸人"としてブレイク。近著『全国開運パワースポットガイド決定版!!』(講談社)。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
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小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

トラブル続きの”占い枠”にすっぽり!? 手相芸人・島田秀平がブレイクした深い理由

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『島田秀平の「幸せをつかむ!手相占い」』
ポニーキャニオン
 今年に入ってから、テレビや雑誌でひっぱりだこ状態になっている、手相芸人・島田秀平。  『日刊サイゾー』でも、お世話になっていたりもするわけなのだが(参照記事)、とにかく大人気。元々、お笑いコンビ「号泣」として、『爆笑オンエアバトル』(NHK)などで活躍していたのだが、2008年に解散。その後、島田はピン芸人として活動し、手相芸人としてブレイク中だ。  占いとしてはずっと昔から主流として存在しているものなのに、なぜいま「手相」なのか。バラエティー番組の構成作家に聞いた。 「まず、芸人であるということで、基本的にトークがうまい、というところがありますよね。テレビ的なトーク力というのでしょうか。使いやすく、かつ共演者も絡みやすいコメントを残してくれるんです」  この「テレビ的な」というところがキーポイントであり、彼の占いで人気と話題を集めているのが、「KY線」「あげまん線」「覇王線」といった、オリジナルの相を次々に流行させているところにある。 「この響きが、テレビ的にものすごくキャッチーなんですよ。なおかつ、脅したりきつい言葉を投げたりするのではなくて、褒める方向の占い、そして視聴者も一緒に面白がれるタイプの『ライトな占い』というんでしょうか。そこが今のテレビに合っているんだと思います」(前出・作家)  ある意味、原点回帰とも言える手相流行りではあるが、そこには最近のテレビ界の事情があるという。 「今は、スピリチュアル的なものを敬遠する傾向にあるんですよ」  近年話題を集めた占い師やカウンセラーに、金銭トラブルやスキャンダルなどといったマイナス要素が浮上してきたことから、局やスポンサーが、うさんくささを感じるようなものを取り上げるのを控えているそうなのである。 「とは言え、パワースポット的なものを頻繁に取り上げていたりしていて、若干の矛盾もあるんですが、島田さんのようなタイプの占いだと、『これなら大丈夫だ』と判断できるんでしょう。お金的な被害も生まれなさそうですしね」  続々と新鮮な響きの線を「開発(?)」していることなどから、玄人筋からは批判の声も上がってはいるのだが、 「100人に一人の線、というのが意外と何人も登場したりしてますしね。本人もそのへんは十分承知しているとは思います。そういったことを気にせずに、言い切っちゃう。そこが人気の一番の理由じゃないでしょうか」  トラブルなどで少し隙間が生じていたテレビの占い枠に、すっぽりと収まった島田秀平。 「芸人としては、知る人ぞ知るぐらいのポジションだったのもよかったのかもしれませんね。手相で初めて知った人も多いようですし」  まだまだ人気は続きそうだ。 (文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)
島田秀平の「幸せをつかむ!手相占い」♀ ズバリ! amazon_associate_logo.jpg
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