「制服姿の女子高生を濡らしたい!」アイドル映画監督・梶野竜太郎の"アイドル狂時代"

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10月22日に最新作『魚介類 山岡マイコ』が公開になる梶野竜太郎監督。
 アイドル好きが高じて仕事にしてしまった映画監督・梶野竜太郎。木嶋のりこらを擁する芸能事務所の社長としてアイドルを育てながら、アイドルを起用した映像作品を撮り、さらにプライベートでもアイドルDVDを買いあさる。  そんな身も心もアイドルに捧げた梶野監督の最新作『魚介類 山岡マイコ』が公開に。主人公の"濡れていないと死んでしまう女子高生"マイコを演じたのは、アイドルグループ「9nine」としても活躍中の佐武宇綺。常に濡れながら無邪気な笑顔を振り撒くマイコは殺人的にかわいく、見る者をたやすく恋に落とす。これこそがドルヲタ監督の業なのだろう。  みずからの座右の銘を「公私混同」と堂々と言い放つ梶野監督に、じゃばじゃばと溢れ出るアイドル愛を放出してもらった。 ――あのー、そもそもなぜそんなにアイドルが好きなんですか? 梶野竜太郎監督(以下、梶野) 僕、47年間一度も年上の女性を好きになったことがないので、基本ロリだと思うんですけど、女の子とか、ゆるキャラのぬいぐるみとか、かわいいものが好きで好きでしょうがないんですよ。それに、業界に入って思ったんですけど、バイト気分でグラビアをやってる子なんてほとんどいなくて、真剣に「グラビアの上に行きたい」「女優になりたい」ってそれぞれが夢を持って、一生懸命頑張ってる子たちばっかりなんです。
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――仕事にしてからも変わらずにアイドルを好きでいられるものですか? 梶野 変わるどころか、パワーアップしてますね。 ――梶野さんは、アイドルにどこまでエロさを求めますか? 梶野 僕の中でのかわいいの極致は"チラリズム"なんです。作品にも濡れ場とか"どエロ"は入れないようにしています。僕、グラビアDVDなんかは山ほど買って見まくりますけど、AVって買ったことないんです。AVはその子の"答え"なので、僕はいいかなって。 ――ちなみにアイドルが恋愛をすることについては? 梶野 論外ですよ、論外。しちゃダメですよ。 ――やっぱり恋愛は禁止ですか? 梶野 正しく言うと禁止じゃないんだけど、絶対に「いる」って言っちゃダメだし、恋愛しないキャラクターでいないと。彼氏いるってバレた瞬間、アイドルは"タレント"に変わるんです。だって僕らはその子に擬似恋愛がしたいんだから、アイドルなら夢を売り続けないと。 ――梶野さんが今、注目しているアイドルは? 梶野 うちの子たち以外ですか?(笑) うーん、安藤遥と田中涼子ですね。安藤遥はショートカットにしてからが大注目で、あのおっぱいの大きさであのロリ顔は反則だろって感じです。田中涼子は、グラビアは結構きわどいんですけど、エロさがなくて絶妙なんですよ。もちろん僕が昔から注目してる森田涼花なんかはずっと大好きなんですけど。 ――森田涼花ってアイドリング!!!の子ですよね。 梶野 女優としても活躍してますけど、グラビアを辞めないとこがいいなと思ってて。僕ね、「グラビアを卒業します」って宣言するアイドルってダメなんですよ。仕事を差別してるようにしか聞こえないし、その業界で頑張ってる子たちに失礼ですよね。あえて言わなくていいじゃんって思うから、"水着卒業写真集"とか引いちゃうんですよ。 ――最近はAKB48の人気に押されて、純粋なグラビアアイドルの勢いが弱まっている印象ですが。
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梶野 確かにAKBに染まっちゃってる感は強いんだけど、AKBに感謝したいこともあって、ここまで水着になることを簡単にしてくれたのはAKBのおかげだと思ってるんです。だってAKBの中でいっぱしの女優だっていわれてる子まで、普通にばんばん水着になって誌面を取ってるわけだから。 ――なるほど。そんなアイドルをこよなく愛す梶野監督の新作『魚介類 山岡マイコ』がいよいよ公開となりますが、この映画は「濡れたアイドルが撮りたい」という思いから生まれたそうですね。 梶野 にわか雨がザーッて降ってきて、女子中高生が「わー!」って屋根の下に駆け込むシチュエーションてあるじゃないですか。あの時に髪や服が濡れて弱さが出た女の子って、めちゃくちゃかわいいなあと思ってて。それで、とにかく「濡れた女子高生が撮りたい、制服濡らしたい!」ってところから始まったのがこの作品ですね。 ――それで違和感なく制服を濡らせられる設定が「魚介類」だったわけですね。 梶野 外見は人間だけど中身は魚介類っていうシチュエーションなら、水っぽさを出せると思ったんです。でも、ただびちょびちょにするわけじゃなくて、画的にかわいく見えるようにほどほどの濡らし方にこだわりました。髪の毛は水が滴っていていいんですけど、顔や体は湿る程度に濡らして。 ――過去の作品も「女の子のこんな姿が見たい!」という欲求から始まってるんですか? 梶野 そうですね。最初の映画は、2003年の『植物採集』という短編ですが、これは「スク水(スクール水着)撮りてぇ~」って思って撮りましたし、長編デビュー作の『ピョコタン・プロファイル』は、「セーラー服のチラリズム撮りてぇ~」ってとこから始まりました。僕は"男の視線"的なカットは多いんですが、エロやパンチラは絶対にやらないんです。セーラー服でちょっと背伸びしたらオヘソが見えたみたいな、ギリの部分が大好きなんですよ。 ――今回の映画では、出世魚方式で3人の女優が交代していきますが、この試みにはどんな思惑があったのでしょうか。 梶野 女の子を横並びで見せるのはありきたりなので、進化の過程として縦に並ばせたかったんです。で、出世魚ってことにすれば、顔が似てなくても女の子たちが同じ生物だってことにできると。 ――キャストの女の子たちは、オーディションで選んだんですか? 梶野 僕は、自分の映画でオーディションってやらないんです。その子の性格と"本当の笑顔"が分かってからじゃないとカメラを回すことはできない。芝居半分、素が半分で撮りたいんです。普段、タレントやアイドルと接する中で、「この子の笑顔をスクリーンに映したいな」「この性格を表に出してあげたら、すごくかわいくなるんじゃないの?」って思うところからキャスティングにつなげます。主演の宇綺は、いつも元気であたふたしてて、小魚っぽさがすごく出てるので、「第1形態は宇綺しかありえない」と思って起用しました。 ――監督が特にこだわったシーンは? 梶野 女の子同士で抱き合うシーンを絶対に入れたくて。僕、男女の恋愛ものは撮らないんですけど、女の子同士のプチ恋愛は大好きで、女の子が抱き合うシーンは毎回入れてるんです。レズ的要素がある画はかわいいですね。 ――なぜ男女の恋愛は撮らないんですか? 梶野 別に男は撮りたくないから(きっぱり)。もちろん、恋愛対象じゃない男は作品に必要なんですけど、男が恋する顔とかにまったく興味がないんで。 ――野暮なこと聞いてしまってすみません!  映画『魚介類 山岡マイコ』は10月22日より、シネ・リーブル池袋にてモーニング&レイトショー。また、同作からのスピンオフDVD『オリジナル・フラッシュアニメ 魚介類山岡マイコの友 茹田蟹幸』(イーネット・フロンティア)が11月21日リリース。  さらに年末にはウェブにてBLコミック『魚介類 小浜セツナ』もリリース予定。今後、あらゆるメディアを魚介類が席巻する!? (取材・文=林タモツ) ●『魚介類 山岡マイコ』 出演:佐武宇綺/高見こころ/松下美保/加藤沙耶香/下村尊則/岡本信彦/吹原幸太/竹岡常吉/最所裕樹/増田赤カブト/菊地亜美/他 監督・脚本:梶野竜太郎 2011年10月22日よりシネ・リーブル池袋(モーニング&レイト)にて公開 配給:ユナイテッド エンタテインメント 公式HP<http://www.yamaokamaiko.com/> (c)2011山岡マイコ製作委員会 ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。 詳しくは→<http://mentaiman.com/> ブログは→<http://ameblo.jp/mentaiman1964/>
ピョコタン・プロファイル 代表作。 amazon_associate_logo.jpg
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なんでこの娘が主演なんだ? 田代さやか、徹底追求!『18倫』

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 田代さやか、徹底追及! 『18倫』 監督:城定秀夫 女性主演:田代さやか、紗奈、持田茜、木下あかり  いきなり何ですけど、この映画大好きです。とことん高得点です。女の子をかわいく表現するっていうのは、こういうことを言うんです!
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『18倫』
松本タカ原作コミックを映画化。
ある日、突然お嬢様からホーム
レス状態になってしまった女子
高生が、自力で生活するため
に飛び込んだAV制作会社で奮
闘する姿を描く青春コメディー!
田代さやか、河合龍之介ほか出演。
 最初は「どうして田代さやかなんだろう?」って思いました。原作マンガのキャラにそこまで合ってるとも思えないし、芝居が上手いわけでもない。まー『かにゴールキーパー』のインパクトがあり過ぎて、どんな映画に出演してもそんな印象しか持てないか。  それでも、見れば見るほど、分からなくなってくる。なんで田代さやかなんだ? けど、その反面、見れば見るほど、映画自体は面白くなってくる。1回見ただけでも十分面白いんだけど、複数回見ることによって、味が変わっていく。なんだ、この深みはっ......いや、深くないのに、味が変わる......いや、変わらないんだ。これ、きっと変わらないんだ!  今はやりの長続きガムと一緒で、変わらないところがすごいんだ! そういう映画なんだ! なんでだいっ!!??  超お嬢様学校の優等生で、医者を志す超超清純派お嬢様の池内倫子(田代さやか)。 AA_DSC00236.jpg  ある日、学校から帰宅したらいつもの豪邸はカラッポ。そして父からの1枚の置き手紙。手紙には会社の倒産と、母親との離婚と、「一人で生きてくれ」の言葉。  あっという間にホームレス女子高生になってしまった倫子。路頭に迷った倫子は、生きていくために仕事を探すが、女子高生だから......いや、超お嬢様過ぎて常識がないことから、仕事はまったく決まらない。そんな倫子が内容もよく分からないまま、飛び込んだ会社は......なんとAV制作会社だった!  まぁそんな、タイトルからも、ビジュアルからも、想像できる範疇の作品ではあるのですが、この手のアイドルの女の子を使って、エッチを題材に物語を展開しよう~的な作品は過去にもよくあったわけで、今の日本の映画&Vシネ市場を考えれば分かりやすいことなのですが、それだけ出まくっているこの手の作品の中で、この『18倫』をどうしてそこまで私は絶賛してしまったのでしょうか。  まず、この映画、65分という枠の中で「いろんなことを詰め込んじゃえ~~~」っていうアイドル映画にありがちな迷走が、まったくない。 AA_DSC00261.jpg  65分間、徹底して、メインどころに悪人がいない。どうしよーもないチンピラがちょっとした役で出てくる以外は、とにかくいい人ばかりの映画だ。  ドMのくせに倫子を温かく見守る社長、口はものすごく悪いのに実は優しい撮影班。最初は嫌な女なのに倫子の優しさに心打たれるAV女優。  嫌なやつの設定にもできたはずの倫子の友達。ちょっと脚本を変えれば、『キャリー』に等しいイジメ映画に成りかねないところを心の底からラブ&ピースの世界を満喫できる......。うむむ、そこまで幸せだけの物語が面白い理由はなんだ?  普通、苦あれば楽ありだから楽しい。いわゆる「負け」のない漫画で成り立ってるのは、初期の『テニスの王子様』くらいだ。  ここで、田代さやかが何故起用されたのかが、浮かび上がってくる。分析してみよう。冒頭に書いた通り、どうして田代さやか??  別に巨乳で売る役柄じゃないのに......たどたどしいお嬢様言葉&医学用語......テキパキとしてないチンタラした芝居......しかし......しかし......頭にこない。  ムカつかない......気持ちのいいイライラが楽しい......うむっ!? ここか!? これって、作中のAV制作会社スタッフ側と同じ感触なのでは??? AA_DSC01820.jpg  この映画で田代さやかは、先輩たちにとことん怒られるが、社長が温かく見守っていることにより、怒られている倫子に悲壮感はなく、なんか、微笑ましい。ということは、田代さやかのドジっ子っぷりは、芝居なのか、本当なのかは別にして、劇中内とバーチャルということか。  田代さやかの起用理由は、上手くない美味さと、危なっかしいヤバさということなのか。このジャンルだから許されるのかもしれないけど、そうだとしたら、この倫子の役は、田代さやか以外、出来ない。大抜擢。うむむ、お見事である。おっぱいを売らずしてここまでやるとは! お見事!  挙句の果てに、毎回毎回、衣装がコスプレ。Vシネにはありがちな手法でも、この作品には無理がない。  だって、ホームレス状態で入社、宿は会社。着る服は、AV制作会社に山ほど置いてあるコスプレ衣装。うん、納得。  このお嬢様言葉と、言えてないようで言えている哲学的医学用語を65分間、聞いてるだけで楽しくなる。  スタッフ&キャストは全員楽しい映画でした。このテイストのまま行くんであれば、とことん続いてほしい!! 『男はつらいよ』みたいに"撮影不可能"な状態になるまで続けてほしい! 妹はさくらって名前にして欲しい! タコ社長も出てきてほしい! ロケ地を葛飾柴又で~(話が壊れてきたのでこの辺で)! (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
18倫 いいコなんですよ。 amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第23回】覗きを越えた見せたがる演出『Oh!透明人間』 【第22回】バレない浮気の疑似体験MOVIE『セブンカラーズ』 【第21回】『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5』思い切りさらけ出す演出と"AV女優"の必然 【第20回】『ラブファイト』──北乃きいを5倍堪能する方法。 【第19回】男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

覗きを越えた見せたがる演出『Oh!透明人間』

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(c)2010中西やすひろ/少年画報社/インターフィルム 
アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 覗きを越えた見せたがる演出 『Oh!透明人間』 監督:右田昌万 女性主演:柳本絵美、村上友梨  この世に、"透明人間を"題材にした映画はいくつあるだろうか? その映画のほとんどが、消えるのは男性で、その男性が"透明"になることで興味を示す=日常を覗かれるのは女性という図式だろう。もちろん、それは女性の私生活を覗きたい、という欲求から来ている。透明人間の利点――つまり"見つからない覗き"である。
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『Oh!透明人間』
荒方透留(標永久)は、親戚の家
に下宿する高校1年生。しかし、
この下宿先:萩谷家は、何と全員
女性のパラダイスだった! ある
日、夕食に嫌いなイクラが出され、
恐る恐る食べてみたところ、なん
と体が消えてしまった!? イクラ
を食べればいつでも透明になるこ
とができる不思議な能力を身に付
けた透留は、密かに思いを寄せる
次女の良江(柳本絵美)のムフフ
な秘密を覗こうと動き出す。さら
には、学校でも透留の欲望は暴走
し、エッチな事件を巻き起こす。
そんなある日、隣家の陽子(村上
友梨)宅へ出掛けたまま良江が行
方不明になってしまう。いてもた
っても居られなくなった透留は、
イクラ瓶を手に取り、良江を探し
に家を飛び出すのだが......果た
して、2人の運命は!?
<http://www.interfilm.co.jp/
tohmeiningen/
>
 今回紹介する作品は、1982~87年にかけて「月刊少年マガジン」(講談社)にて連載されたマンガ『Oh!透明人間』を原作とした映画である。その後も「スーパージャンプ」や「オースーパージャンプ」(いずれも集英社)で『Oh!透明人間21』として続編が発表された。  カルト的な人気はあるとは言え、講談社の続きが集英社で読めるとは。覗きの美学は大手出版社のマンガ誌が持つ閉鎖性を超えた、ということか......。しかもこの作品、殿方の"透明人間になりたい欲"を満たすため、ひじょーに分かりやすい設定だ。  女性だらけの家に下宿することになった主人公が、イクラを食べると体が消えてしまうことに気づく。事に乗じて主人公はエッチな妄想を実行に移す......うーむ、分かりやすい......。なぜイクラなのかというのは、この際どーでもいい。この映画はそんな設定にツッコミを入れる間を与えないほど、あることに長けている。想像してください。あなたが今、一番、プライベートが見たい女の子のことを。それは、グラビアアイドルでもいいし、好きな女の子でもいい。それこそ裸体を想像しやすいようにAVのお姉さんでもOK。あなたがイクラを食べて、体が消える。ターゲットの女の子の部屋へ入る。女の子は、体が消えているあなたがそこにいることを知らない。うひひひひ。も~~好き勝手に見放題~♪(30分経過)......うーむ、なかなか動かないぞ。思ったより暇だな。。。(1時間経過)......寝そべって友達と電話しながら、おっ! ようやく起き上がった!! つ、ついにって、おい、菓子食ってる場合じゃねーだろ! なんなんだよ! 女子のプライベートってこんなかよ! なんて具合になる。 oh03.jpg  もちろん、筆者の趣味は覗きではないが、自分の行動パターンを考えても、これが現実だろう。そんなにいつもいつも、しずかちゃんだって風呂には入りませんよ。そんなに簡単に女の子(男の子もそうだ!)が裸になるわけない。  なもんで、過去に映画化された透明人間ネタのほとんどが、透明中(どんな時間だ)に必ず、お風呂行ったり、着替えたりする。それを見て、「く~~~~!! 覗いてる気分~~~」......に、なりますか? なりませんよね?? だってそんなシーン、お色気系映画ならありがちのシーンだから。"覗き"がテーマの映画なら、まわりをぼかして覗いてるっぽい演出が出来ますが、透明人間なのでぼかす必要がないのでサービスカットが淡々とあるだけなんです。透明だろうが、何だろうが、映画で見る分にはカメラがその女の子の裸を映すだけ。  つまり、透明人間が意味を持たない。そんな透明人間ムービーがはびこる中(そんなにはびこってないけど)この作品はダントツに、見事に割り切った演出をしているのです。それはっ! 女の子たちの"見せ方"が抜群に上手い! 上手いというか、どうせ表現できないなら女の子たちは見せたがっちゃえ! という開き直りが凄いんです。 oh02.jpg  だって見えないはずの主人公に向かって、女の子の方から見せにくるんですよ! オイオイ、それはねーだろっていうくらい、お尻をわざと近づけてきたり、おっぱいも寄ってきたり! 「透明人間の追及!? ム~リムリ! どうせ無理なら開き直っちゃえ!」っていう一線を越えたバカバカしい演出がテンコ盛りなんです。  セリフもものすごくて、主人公が透明人間の状態でスカートめくりをした時のセリフが「もぅ、エッチな風さんねぇ~」  おい! 昭和だっ! "エッチな風さん"だって! 女の子がみんな可愛かったころの良き昭和だぁ!! エンコーやら、見せパンやら、ギャルやら、少子化やら、今の子、言いますか? 言いませんよね!!?? これです! この開き直りの局地! 見られる恥ずかしさではなく、見られたい女の露出感! そこに重点を置いた演出! お見事! たまんねぇっす! oh04.jpg  女の子を露出狂にしただけでなく、ラストシーンなんて、透明人間なのに棒持って戦うから「......いや、その棒のおかげで、どこにいるのかバレてんじゃん」みたいなノリ! もう透明の意味なし! 無いから面白い♪ いいね~こういう開き直り。  実はこの映画で私が一番好きなシーンは、透明人間になって女子更衣室から逃げるシーンなんです。「こらまてー!」とか言って追いかけるのですが、その追いかけている女の子たちが、裸の子、ランジェリーの子! 体操着の子! スク水の子! うっひー! ブルセラコンプリートじゃないっすか!! この4種が一緒に一挙に学校内を走る!! なんたる衝撃!「レッドクリフ」で1万本の弓矢が飛んでくる時に等しい衝撃の嵐! そこだけでもいい! そこだけでもいいから見てください! 憧れるわぁ~~。 (文=梶野竜太郎) (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
Oh!透明人間21 6 どうにかなれないものか。 amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第22回】バレない浮気の疑似体験MOVIE『セブンカラーズ』 【第21回】『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5』思い切りさらけ出す演出と"AV女優"の必然 【第20回】『ラブファイト』──北乃きいを5倍堪能する方法。 【第19回】男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

バレない浮気の疑似体験MOVIE『セブンカラーズ』

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(C)2010 板場広志/竹書房
アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 バレない浮気の疑似体験MOVIE 『セブンカラーズ』 監督:蒲原生人 女性主演:あいださくら、成瀬心美、浅乃ハルミ、倖田李梨
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『セブンカラーズ』
彼女の美貴(あいださくら)と同
じ大学に通うため、美貴の母親
(倖田李梨)が経営するアパート
越してきた秀一。しかしそこは、
某一流企業の社長秘書・若葉(西
野翔)、国際線CA・夏樹(夏川
亜咲)、女医・静(浅乃ハルミ)、
女教師・あずみ(成瀬心美)たち
美女だらけの楽園だった!? 若葉た
ちは毎夜、秀一の部屋に押しかけ
宴会三昧。美貴との半同棲生活を
夢見ていたが、ままならない状況。
しかも、秀一のモノが大きすぎて、
美貴とのHもお預け状態。はたして
若葉たちの誘惑に打ち勝ち、美貴
と初Hをすることができるのか......。
 グラビアデビューを果たし、「なんつ~ビーバー顔の女の子なんだろ~」と思ったら、いきなりの着エロや脇毛の剃毛シーンで話題となり、それからわずか2年後、18歳でAVデビュー......。  映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が、往復29万6,000光年の旅を2時間18分で説明しちゃったのと同じくらい早い展開、それが、あいださくらだ。  グラビア&AV道まっしぐらの、あいださくらに芝居ができるか!? いきなり主人公に持って来ちゃったよ~! というのが、今回の作品です。  恋人と同じ大学に通うために、彼女の母親が経営するアパートへと越してきた主人公。なんとそこは、一流企業の社長秘書、国際線CA、女医、女教師たちが住む"ドキッ! 美女だらけの楽園"だった――。しかもこの美女たち、毎晩毎晩主人公の部屋へ転がりこみ宴会三昧。彼女と同じアパートに住むことで半同棲生活を夢見るも、まったくままならない生活だ。しかもこの彼氏、異常な巨根なほどのため、彼女からは拒否されお預け状態、美女たちは誘惑されまくり......。果たしてこのカップルは無事に(?)エッチすることができるのか?  この手の"同じアパートLOVE実写映画"としては、安田美沙子の『ルナハイツ』や、七瀬なつみの『ツルモク独身寮』や、石原真理子の『めぞん一刻』などが有名である。ゆく手を阻むアパートの住民をかわしながら、愛しの彼女のもとへ......という展開が一般的。実は、アパート題材って映画にとって最適なんですよ。個性的な隣人が描きやすいからね。 5N4D3513.jpg  この『セブンカラーズ』も同じく、ジャマする隣人をかわして、愛しの彼女へ! なんですが、ジャマする隣人全員が、「ゴールの愛しの彼女より美人」というとんでもないお話。腹ぺこで牛ヒレステーキの誘惑を乗り越え、ゴールに置いてある牛丼を食え! というものですな。さぁ! 美女軍団の誘惑を乗り越え、憧れのビーバー系アイドルAVにたどりつけるかぁ!! しかし、ほとんどが男子と思われる視聴者の気持ちを鑑みたら、「あいださくらをGETせよっ!」ではなく、「ジャマする者に捕まっちゃえ!」という気持ちになるのが本心。この作品が上手なところは、実はそこなんです。  「がんばれ!」という気持ちと「捕まれ!」という気持ちを両方とも網羅しちゃってるワケですが、この喜も怒も哀も楽も、美人に囲まれたハッピーオンリーの作品をどう楽しく見ていくか。  この作品、ズバリ「バレない浮気の疑似体験MOVIE」なのです。  どうですか! 男にとって「バレない浮気」って、最強じゃないですか!? どんなに彼女を愛していたとしても、物凄い自分の好みのロリでキャピでおっぱい大きい女の子が現れても、理性に悩まなくてもいいっていうことですよ!? 愛しているけど、はに丸に似ている彼女と、絶対にバレない原幹恵クラスの美女との浮気! そんな疑似体験のつもりで見るとたまらないんです。 5N4D3647.jpg  では、一体、この作品の何が疑似体験なのか?「そんな美味しい話の映画、山ほどあるじゃないか!」と思う人も多いですが、この作品、ちゃんとその時の男の眼になってるんです。これを撮った監督さん、さすがです。  意図的なのか、本心なのか。  恋人のあいださくらと毎回うまくいかないSEXの場合、なんかカメラが攻めに入らず、ちょい引きで2人を撮影。まるで、AVの導入部分のように。ぎこちなく、うまくなく。なのに、あいださくらの裸はしっかり拝める。そう、つまり、手に入れたくても入らない彼女にまだ勇気を出しきれない弱さと、理性が格闘するように撮影されています。  一方、本命ではないけど、ムチャクチャ美女軍団とのエッチシーン。これこそ本命ではないはずなのにそりゃもーおっぱいは大きいわ、こっちは何もしなくてもするだけしてくれるわ、ある意味、楽園パラダイス!(同じだよ)  そして、このシーンの場合、物凄いんです! カメラの寄りがっ! これぞ男心!! これぞ性欲! これぞ快楽! これぞ3Dじゃないけど、3D級映像!! こうなるんですよ、浮気が絶対にバレsないという安心感と、巨乳のお姉ちゃんを好き放題できるという気持ちをカメラで表現すると!!  同じ女でもその2パターンをカメラで表現したこの作品。無駄に気持ちいいハッピー性欲作品であります。どうせならさ! ジャマする美女たちを4人なんていう少ない数字にしないで、48人行っちゃいませんか!! はやりのフォーティエイトでっ!! 現実的にはありえないので、せめて映像でっ! 予算下さい!! 予算くれたら、私が撮りますっ!!!! (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
セブンカラーズvol.1 vol.2もあるようで。 amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第21回】『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5』思い切りさらけ出す演出と"AV女優"の必然 【第20回】『ラブファイト』──北乃きいを5倍堪能する方法。 【第19回】男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5』思い切りさらけ出す演出と"AV女優"の必然

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 "思い切りさらけ出す演出" 『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS ストリッパー5』 監督:中野貴雄 女性主演:蒼井そら、かすみりさ、桜井まり、TAMAYO、相川イオ  何ですか! この分かりやすく、堕ちると分かっていて見てしまいそうな、バカバカしくも切ないタイトルはっ!!(どこが切ないんだ?)  ご無沙汰しておりました。『アイドル映画評』略して"ドル評"のコラムのお時間です。久々にアホなタイトルを持ってきました。
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『巨乳ドラゴン 温泉ゾンビ VS
ストリッパー5』

メキシコ帰りのストリッパー丈堂
レナ(蒼井そら)は、温泉街への
巡業を依頼される。寂れた田舎町に
到着すると、ストリップ小屋は
ガラガラの客入りで、ダンサーの
銀子(かすみりさ)、マリア(桜井
まり)、ネネ(TAMAYO)、
ダーナ(相川イオ)もダレきってい
た。ヒマを持てあます彼女たちの間
では険悪な空気さえ流れる始末。
退屈しのぎに、楽屋からつながった
地下階段を降りるレナたちは、地
下道の先の廃墟にたどりつく。
「魂の井戸」と書かれた深い井戸
のそばで、「死者の本」を見つける
マリア。その本が恐るべきパニック
を巻き起こすことになるとは......。
第46回シカゴ国際映画祭「アフター
・ダーク」部門招待作品。
DVD発売中/3,681円(税込)
 も~男がそそられるキーワードのオンパレードじゃないですか! テレビゲームで言えば『スーパー冒険伝説クエストIV ~さらばファイナル勇者よ~』みたいなもんですよ。しかも、女王・蒼井そら姫ですよ。巨乳というタイトルに偽りなしです。見る前から楽しみ度UPです! そんな面々が繰り広げるタイトル通りのコメディスプラッター! 野郎4人くらいで酒飲みながら見るのが一番お勧めですね!!  お話は......って、必要でしょうか? まぁ、一応。メキシコ帰りのストリッパーが温泉街への巡業へ向かう。その温泉街、ど田舎町なもので、ストリッパーたちは暇を持て余していた。そのストリッパーたち、あまりにも暇なため、楽屋をウロウロしていたら突然、地下室を見つけた......。"魂の井戸"と書かれた深い井戸がそこにはあり、そのそばには"死者の本"があり、それを読んでしまったがために~~~ぎゃあああぁぁぁ!!  ベタなお約束的展開となりますが、この映画、そのお約束な部分をちゃんと抑えた上で展開されるので、安心して楽しめます。温泉街と言えば、女体盛り。これが本当にお見事!! まぁ、映画製作側からすると"絶対に予告編に使ってね!"的な客引き度満載なうらやましいシーンであります......って、女体盛りってやったことある人、どれくらいいるんでしょ? もはや都市伝説の類ですよね?? aoikajino01.jpg  ところでみなさん、グラビアアイドルとAV女優、撮る側としてどこが違うのか考えたことがあるでしょうか? ズバリ、「脱げます~」とか、「本番シーンOKです~」とか、思われがちですが、それなら単純にAV見た方がいいワケです。  実はAV女優の起用の面白さは、"何をやっても演技の幅がAV女優"ということです。この映画で、蒼井そらは主役を張ってますが、同じ役を例えば、森下悠里がやったらどうでしょう? AV女優ばりの超ナイスボディですが、グラビアアイドルだけあって、キレイに魅せる芝居に徹底します。バカバカしいシーンでも、かわいくキレイなバカバカしい仕上がりになります。そりゃそうですよね、その道のプロなんだから。  では、AV女優の場合は? 本来、ベッドの上にいる相手にしか見せないSEXというシーンをOPENにするのが仕事なわけなので、芝居を求めても、それを越える"思い切りさらけ出す演出"が上手い。肌にしみ込んでいる。映画として芝居になってないAV女優でも、"思い切りさらけ出す演出"のあるシーンはそこらのアイドル女優よりは絶対にうまいんですよ。 aoikajino02.jpg  よって、ホラーとか略奪愛とかアクションとか、芝居を越えた"思い切りさらけ出す演出"が欲しい時にAV女優は絶対なんです。でも、現実は逆で、AV女優を起用したので"思い切りさらけ出す演出"になっちゃうっていうような、結果オーライ的な流れが多いんです。  そう思って見ると、劇団出身のAさんはドラマでも芝居がオーバーで楽しいね! っていうパターンと一緒で、AV女優の芝居って"思い切りさらけ出す演出"過ぎて楽しいね!! ってなるわけです。AV女優も、1つの役者としてのジャンルですからね。  この作品は、とにかく全員が"思い切りさらけ出す演出"です。芝居の上手いヘタ??? いやいや"思い切りさらけ出す演出"を見てやって下さい。この思い切りって、飛び出るくらいの勢いってことだから、デジタル3D版も、物凄く面白そう!! 巨乳が飛び出てきて、ビキニでゾンビを退治......見てぇ! 3D版!! (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
巨乳ドラゴン 温泉ゾンビVSストリッパー5 AV女優ってすごいのよ! amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第20回】『ラブファイト』──北乃きいを5倍堪能する方法。 【第19回】男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

『ラブファイト』──北乃きいを5倍堪能する方法。

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 北乃きいを5倍堪能する方法。  『ラブファイト』 監督:成島出  女性主演:北乃きい、藤村聖子、桜井幸子  北乃きいを最初に拝んだのは、2005年ミスマガジン史上最年少グランプリ受賞の時です。  彼女のファンにとって、昔からのきいちゃんフリーク以外は、ほとんどがミスマガからでしょう。だって14歳でミスマガグランプリ! すごい! その後は、もう言うまでもなく、映画だードラマだーCMだー歌手だーと、怒濤のきいちゃんTSUNAMIが日本を襲いました。
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『ラブファイト』
稔と亜紀は幼なじみ。成績優秀で容
姿端麗、学校のアイドル的存在の
亜紀は、実は喧嘩が特技の最強女
子。いじめられっ子の稔は、幼い
ころから亜紀に助けられてばかり
のヘタレ男子。"オトコオンナ"
とバカにされ続けてきた稔は遂にあ
る日、亜紀よりも強くなること
を決意してボクシングの元日本
チャンピオン、大木のジム
に通い始めるが、亜紀もまた
ボクシングに魅了されていく。
果たして稔は、亜紀を負かして
一人前の男になれるのか?
(Amazonより引用)DVD発売中/
3,681円(税込)/ 販売元:
ジェネオン エンタテインメント
 とは言え、まだまだこれからのきいちゃん! "絶対ビッグになるであろうアイドル&女優"として彼女を見た場合、"大物女優になってはもはや見られないであろう芝居"を、今のうちに見ておきたいじゃないですか。パンチラ覚悟回し蹴りとか、顔面パンチ鼻血とか、えれ~~~長いキスシーンとか......and more。  今回紹介するのが、そんなきいちゃんの"であろう"前におさえておくべ作品です。  舞台は大阪、幼なじみの高校生の男女。男は幼い頃からいじめられっ子。何かあると絡まれて、そしていじめられるが、逃げ足だけは速いヘタレ。  一方、女の子は成績優秀。メチャクチャ美少女でありながら、実は回し蹴りが得意技という男勝りのケンカ大好き少女。  昔から助けてもらってばかりで頭が上がらない男は、偶然出会った人が経営するジムに通い、幼なじみの女の子に内緒でボクシングを習い始める。自分で自分を守れるようになって呪縛から解放されたいと、真剣にボクシングに打ち込むのだが、あっという間にばれてしまう。すると、女の子もボクシングにハマってしまい、結局2人は一緒にジムに通い始めるが......。  正直、とても真面目な青春スポ根ムービーです。真面目な分、きいちゃんを真面目に満喫できる作品なのです。劇中で楽しめるきいちゃんは、 GNBD-1537_05.jpg 1.暴れん坊 2.スカートめくり 3.マジ殴られ 4.長いキスシーン 5.ツンデレとは違う女になる  という5点。それぞれがいつもの女優・北乃きいなのですが、映画のコンセプト自体が戦う男だけでも成り立つにもかかわらず、戦うヒロインとしてのきいちゃんを入れているので必要以上に目立っちゃうんです。まるで昔のドリフの人形劇『飛べ! 孫悟空』のカトちゃんみたいに、「西遊記にいないよ、そのキャラ!......でも入れちゃえ!」と一緒。  それぞれが最大のヤマ場(?)とも言えるポイントを、順に追って行きましょう。まずは1の"暴れん坊"。この暴れキャラは適材適所なのですが、強いんですよ、とにかく。アイドル映画監督的に見て大きなポイントは、回し蹴りがキレイ! これ、きいちゃんが本当にやっているのか、スタントさんなのかは分かりませんが、気持ちいいくらいバシッっと決めてくれる。戦う女の子で失敗してる映画が山ほどある中(あえて書きませんが)戦闘シーンを短時間勝負にしたのはお見事です。北野たけし監督の『座頭市』くらい勝負がつくのが早い。唯一、イマイチなのは、セーラー服のデザインですかね。あんな温泉まんじゅうみたいな色で、スカートが長いセーラー服......なしでしょ。まーいんですが。  次は"スカートめくり"。それは、ボーリング場のシーンですが、見え方はしょぼいセーラー服同様、イマイチ。ですが、その行動を! 自らまくり上げる! そのきいちゃんに拍手! 撮影部もあえて引きで撮ってるとことがよく分かっていらっしゃる!! 露出マニア必見ですな。 GNBD-1537_01.jpg  そして3の"マジ殴られ"。きいちゃんが、アイドルでもありながら、女優でもあるんだなという瞬間ですよ、なんせ、ブン殴られて鼻血ぶ~ですからね。『ときめきメモリアル』の榎本加奈子の顔面にマット直撃! 橋から落下! 以来の衝撃かもしれません。またこれが、うまい殴られ方なんだすよ。  4と5。これは、ツンデレなんつー女子がよくやる、計算ずくの企みの欠片もない、"オンナ"に変わる瞬間をこんもりと堪能できます。いつもケンカ大好きな暴れん坊娘が、ふと女の姿になる。そう、このポイントは、"顔になる"ではなく、"姿になる"というところ。顔だけで、デレェ~~~~っとするのではなく、身体が軽~くですけど、うねるんですよ、女の子特有のU・NE・RIってやつですね! これ、監督がきいちゃんに指示をしたのか、きいちゃんがセリフを発した時に、女として身体が勝手に動いたのか(後半のシーソーのシーンは絶対に監督指示ですが)どっちにしても、軽~く漏れる北乃きいの女漏れっが堪能できます! いやいや、そんな見方で堪能して欲しい♪♪♪  でも、前述しましたが、この映画で唯一残念なのは、あの制服。あれ、似合う子、いないと思うんですよ。だから、ちゃんとチェックのミニスカートで、白の半そでブラウスで『ラブファイト【夏】』をお願いします!! チェックミニスカートで廻し蹴りっ! くぅ~~!!! 内容一緒でいいからっ!(おいおい) (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
ラブファイト 共演者ハンター? amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第19回】男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

男装女子から漏れる少女の可愛さ『1999年の夏休み』

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 男装女子から漏れる少女の可愛さ 『1999年の夏休み』 監督:金子修介 女性主演:宮島依里、大寶智子、中野みゆき、水原里絵(現:深津絵里)  この映画は1988年に公開された作品なんですが、これ以上、現代のアイドルメディアに適切な作品はないでしょう。  今はBL系(ボーイズ・ラブ)や、昔でいうところのヤオイ系などは定番になっていますが、中には、女装指南書ともいえる『オンナノコになりたい!』(一迅社)なんつー本も売れてたり、"こんな可愛い子が女の子なわけない"なんつーキャッチのアダルトゲームがあったりと、も~、本当が嘘で、マニアがメジャーで、男が女で、女が男なことが面白くなってきたという変化球な世界が秋葉原から世界へ発信されているわけです。
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『1999年の夏休み』 
舞台はある全寮制の学院。初夏、
悠(宮島依里)が湖に飛び込んで
自殺し、そして夏休み。和彦(大寶
智子)、直人(中野みゆき)、則夫
(水原里絵=現・深津絵理)の3人
だけが家に帰らず寮に残った。
悠は和彦に想いを寄せていたのだ
が、それを拒絶されたために自殺した
のだと自分を責める和彦を、リーダー
格の直人が優しく包み込む。そして
下級生の則夫もまた、和彦を慕って
いた。そんなある日、悠そっくりの薫
(宮島)という転入生が彼らの前
に現れた......。
(Amazonより引用)DVD発売中/
4,725円(税込)/ 販売元:SME・
ビジュアルワークス
 この映画公開時に、まさか現在がここまで男と女が混在するようになっているとは、金子監督も思っていなかったでしょうね。  舞台は森の中にある世間から隔絶された全寮制の学校。夏休みのため、全校生徒は郷里に帰省していたが、3人の生徒だけは寮に残っていた。彼らは、少女のように美しい14~15歳の少年だった。そこへ夏休みにも関わらず、ひとりの生徒が転入。3人は彼を見て驚きを隠せなかった。なぜなら、3人の共通の友人にそっくりだったからである。しかもその友人というのは自らの命を断ったのだ。転校生は美しく、無邪気な性格だった。見た目はウリ二つだが、自殺した少年とは正反対の性格だ。彼ら4人が学校で繰り広げる思春期ならではの恨みと妬みと友情と、そして恋愛が絡み、物語は意外な方向へ向かう──。  ここに登場する"少年"とは、説明するまでもないのですが、みんな女の子。しかも若かりし頃の深津絵里様や大寶智子、中野みゆきなど、今見ても、十分すごいキャスティングです。その女の子たちが、男装ではなく、本物の少年として物語を進めていくわけですが、このままBL映画として紹介しちゃうと、アイドル映画監督としてアイドル映画を評論したことになりません。  なので、アイドル映画監督的に言うと、同作の面白さは、途中微々たるところに女の子らしさが漏れてるのを察するのが醍醐味なんですよ~♪ 女の子がどんなにがんばって男の振りをしても、しゃべり方の語尾とかに、女の子の可愛さの残骸が零れ落ちます。  この時、なんか背伸びをしている小中学生の女の子の強がってる的な声のしぐさが、通常以上に女の子らしさが出てしまい、かわいさ倍増なんです。声同様、動きに関しても同じで、転がり方、走り方など、しぐさ萌えな箇所が多々あるんです。
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 格好が男の子なのに、内股でひょろっとなよった感じの可愛い女の子が見え隠れするんですよ。そんな男装女の子たちが、見つめ合って顔がやたら近いシーンなんて、まさに"違う世界"にいっちゃいますね。出演者の力量ではなく、女の子である以上、女の子のしぐさはしょうがないですからね。  こんなにBL的な映画の中に、ちょい漏れする女の子っぽさの美学。  極めつけは、いくらサラシを巻いても、軽く胸が出ちゃうところ。制服の最中はさすがにほぼ感じませんが、パジャマになった時が狙い目! さらしのおかげで貧乳ファンにはたまらん状態が見れます。  ......と、ここまでいろいろ書きましたが、やはり、キャスティングに女の子を使っている時点で製作側の意図だろ~な~って気はします。どうして女の子に男役をやらせたか。美少年の話なら、美少年役はたくさん居たはず。けど、あえて女の子を使う。ここら辺の漏れ加減が、逆に女性......いやいや、少女っぽさを堪能できるのではないでしょうか。でも、男も女も可愛さとかを表現する時代っていうもの、面白いような、怖いような、複雑ですね~。と言いつつ、この映画で少年たちを「かわいい!」と思ってしまった自分は、その世界へつま先くらいは入ってしまったということなんでしょうか。次回からこのコーナーは「男子アイドル評」へと......変わりませんよ! (文=梶野竜太郎) kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/
1999年の夏休み ふかっちゃん! amazon_associate_logo.jpg
●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第18回】無気力露出系マニア必見! ペ・ドゥナをとことん味わう『空気人形』 【第17回】ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

ヴァーチャル監督視線体験ムービー『テレビばかり見てると馬鹿になる』

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 ヴァーチャル監督視線体験ムービー 『テレビばかり見てると馬鹿になる』 監督:亀井亨 女性主演:穂花  まずはこの映画、あまりにも新しいことにチャレンジしているので、解説&物語を知らずにタイトルだけで想像しちゃうと、"PTAのおばちゃんたちがデジカメムービーで撮った自演自作のヘッポコ映像"かと誤解を招くので(招かねーよ)、まずは解説&物語から。
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『テレビばかり見てると馬鹿になる』
ゴミだらけの狭いワンルームで、テレ
ビばかり見て過ごしている友紀。そん
な彼女の部屋にやってくる伊藤と山崎。
友紀とインターネット上で知り合った
伊藤は、彼女の部屋にカメラを仕掛け、
ネット上に配信している。そんなある
日、友紀の母親から社会的に復帰させ
ようと送られて来た支援センターの馬戸
が現れ、外に連れ出すためにある提
案をする......。R-15作品。
(Amazonより引用)DVD発売中/
3,559円(税込)/ 販売元:AMGエン
タテインメント
 高校を卒業後、一度は就職したものの、すぐに辞めてしまった引きこもりの女性。  彼女の生活は、寝る→テレビ見る→食う→風呂→寝る→テレビ見る......の繰り返し。  今は物凄いゴミだらけの狭いワンルームで暮らしている。そんな彼女の部屋に、インターネットで知り合った伊藤恵二が訪ねてくる。実は彼、彼女の部屋にカメラを設置し、その映像をネットで配信しているのだ。  彼女の部屋に来るのは、その男と、身体だけが目当てのチンピラのみ。次の日、彼女を社会復帰させようと母の依頼で支援センターのカウンセラーのおじさんがやって来た......。  というように、要は24時間ライブチャットを舞台にしたお話。しかもこの映画、総カット数3カット!! 分かります? 3つのシーンしかないんです。  その分、1つのシーンが長い! 彼女を穴があくほど、見まくる! 見まくれる! この映画だからこそのものすごい挑戦と演出です!  私生活を覗き見するような映画、ジャンルで言えば"ピーピング・ムービー"は、結構あります。普通、その覗きカメラの中身を見たいし、見せたいし、それが売りの映画にしますよね? それがこの映画の場合、「覗き側からの視点がまったくない!」というのが何より変わっています。みんな女の子が部屋で何をしているのかを知りたかったり、勝手に想像しちゃったり~なんていう欲求を満たすためのピーピング・ムービーのはずなのに、その貴重な映像がまったくない。それはまるで映画『大怪獣、東京に現る』で、結局、大怪獣がまったく出てこなかったよ~んっていうのと、ほぼ同じ。
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 その貴重な映像をまったく見せないというその根拠はっ!? ズバり、この映画、それ以上の魅力、つまり、"貴重な映像"より貴重な"超貴重な映像"が存在するからなのです! その"超貴重な映像"とは!!??  ロマンポルノ、Vシネのエッチィ~なシーンを思い出して下さい。  これらの映像、一番楽しい場所はどこか。いわゆる「モザイクもなく、チラリズムもない、そこの葉っぱでちょうど隠れやがった!」みたいなことがない場所、そんな邪魔が一切ない楽園のポジション。桃源郷のアリーナ席。そこはどこか......それは撮影現場です! 監督の位置です!  つまりこの映画、監督の"位置"で観れる映画なのです! その"位置"を、監督は撮影部が撮ってるモニターを見て判断します。「これは、主人公視点だ」とか「これは第三者視点だ」とか。たま~に面白い画角なのにどこからの視線でもない場合、「うーむ、神の視点だ」なんていう言い訳があったり(笑)。その視点とは要はお客さんが観る画であるわけで、この映画の場合はその視点ではなく、ディレクターズチェアーに座っている監督からの視点なのです。ある意味、超レア!
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 画的に面白いのにどこから見ているか隠しカメラからの画像ではなく、もう1つの視点から描いている。隠しカメラを隠すところも見られるし、濡れ場のシーンも、「隠しカメラからじゃあ、コタツがジャマでつまらんじゃろ~うしゃしゃしゃ」って感じで、真のVIPポジションで堪能することができるのです!  主役は元・人気AV女優の穂花ちゃんだから、そりゃもう、モロおっぱい堪能をS席からどうぞ~って感じだ。しかも、もっと"監督気分"を堪能できるポイントは、この撮影さん、監督が現場で女優を覗きこむような動きをする。 「......よ~~~っしよしよし! もうちょい右ぃ~~~そこだ!! よしっ!」と、気分は名監督さん~~♪  動きがね、リアルなんですよ♪ ここが特にお勧めです。 「あ~~~女優の裸を監督目線で舐められるなんて......ヴァーチャル監督でもうれしい♪」  この作品みたいに、監督画角シリーズとか出たら売れるかも!!......あ、AVはダメですよ、AVは視聴者が一番のVIP席ですから。 (文=梶野竜太郎)
テレビばかり見てると馬鹿になる 馬鹿になっても構わない。 amazon_associate_logo.jpg
kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。 短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/ ●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第16回】メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の『笑う大天使(ミカエル)』 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点

メイキングDVD希望! アイドル映画の死角”鎖骨”全開の『笑う大天使(ミカエル)』

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アイドル映画をこよなく愛する「アイドル映画専門」映画監督が、カントク視点でオススメのアイドル映画を、アノ手コノ手で解説します。 ●今回のお題 メイキングDVD希望! アイドル映画の死角"鎖骨"全開の話題作 『笑う大天使(ミカエル)』 監督:小田一生 女性主演:上野樹里、関めぐみ、平愛梨、菊地凛子、佐津川愛美、谷村美月、キタキマユ、宮下ともみ、松岡璃奈子、宮内佳奈子、岩井七世、渕内希実子、早瀬英里奈、工藤晴香、岡本奈月  まずは、見て下さい! この豪華絢爛な女の子キャスティングを!  勢い止まらぬキャラ立ち女王・上野樹里ちゃんを筆頭に、映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』のいい女系姉ちゃん・関めぐみ嬢! そして、言わずもがな! 映画『20世紀少年』のちょ~~~かわいいカンナ役の平愛梨ちゃん!!  ここだけでも、特大盛牛丼を食べた感じなのに、そこに、谷村美月ちゃんクラスの大物若手女優から、「PurePure」(辰巳出版/Jr.アイドルのバイブル誌ね、もちろん)出身の方々が多数出演! 岩井七世ちゃんとか、岡本奈月ちゃんなんて、もう古くからのJr.アイドルファンには感涙ですよ!
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笑う大天使(ミカエル)
突然母を亡くし、生き別れになっていた大金持ちの兄と再会した司城史緒(しじょうふみお)は、心ならずも超お嬢様学園・聖(セント)ミカエル学園に転校する。そこはまったりと流れる時間がまるで別世界のお嬢様ワールドだった。呆然とする史緒だったが、同じく"猫かぶり"のお嬢様、斎木和音と更科柚子に出合って意気投合。3人は学園で頻発する誘拐事件の謎に迫ることになる......。
(Amazonより引用)
DVD発売中/¥4,935(税込)/ 発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント/(C)Michael Partners
 舞台が名門女子高なので、女の子がたくさん出てくるのは当たり前としても、ここまで、メジャー&コアを抑えたキャスティングに拍手!! いろんなジャンルの女の子てんこ盛り~な学校で、何が起こったのか!?  典型的な"庶民的・普通の女子高生"司城史緒は、女手ひとつで育ててくれた母親をある日突然亡くし、生き別れとなっていた大富豪の兄・一臣と再会する。その兄の勧めで、まったく今までの生活とは世界が異なる由緒正しいお嬢様学園"聖ミカエル学園"に転校することに。  そこは、根っからの庶民である史緒にとってはまったくの別世界。心休まる時のない息の詰まる日々を送る史緒だったが、クラスメイトの斎木和音と更科柚子が自分と同じように学校生活を窮屈に思い、猫をかぶっていることを知り、意気投合する。そんな矢先、学園で大事件が勃発したのだ!!!!  ......と、非常に解説っぽく書きましたが、これ、映画の15%と思ってもいい。いや、12%か?  とにかくこの映画、ものすごく想像外の世界へ飛んで行き、飛んで行った先からまた想像外の異空間へぶっ飛ばされるのである。それはまるで、薬師丸ひろ子主演の『翔んだカップル』と、深作欣二監督の『宇宙からのメッセージ』の2本立てを観た後に、もう1本ハシゴしちゃえ~って行って、『食人族』観ちゃったら、あまりにもインパクト強すぎで、最初の2本を忘れちゃったよ、っていうような感じ近い。  それがどれだけぶっ飛んでいるのかは、ここではあえて書かない。良くも悪くも"ものすごい"とだけ伝えておこう。  そもそもこの作品の魅力は、別のところにある。私的にはこの作品を見ると、どれだけぶっ飛ぼうが、どれだけムチャクチャだろうが、心の底から癒される温かい時間を堪能することができるのだ。それは何か。あなたは女性のどこに魅力を感じますか? 顔ですか? 目ですか? 胸ですか? 腰ですか? お尻ですか?  私はズバリ! 鎖骨です!! さ・こ・つ!! 鎖骨の美しさったら何なんでしょう?  あれだけアメージングな造形ながら流れるような美しさと、なでる肩から胸元へのふくらみをつなぎ、抱きしめたら折れてしまいそうな、か細さに酔い~(官能小説かよ)、女性美界の助演女優賞とも言える鎖骨。その鎖骨を拝むだけ拝める映画なのである。  本来、映画には肩から胸元が大きく開いている服というのは、暴れるシーンにはあまり起用されませんよね。アンミラ(古いな)のウエイトレスが戦うようなもんです。普通の女の子は、おじぎする時でも軽く手で押さえるくらいですから。  この手の服で撮影する場合、スタイリストさんが服の裏地と肌を両面テープで貼る場合もあります。チラ見え防止ですね。もちろん、おっぱいを強調するシーンなんかは別ですよ。グラビアやAVでこの服着てたら「何かあるな。うしゃしゃしゃ」って思いますしね。でも、その場合、胸元ばかりカメラが寄って、鎖骨が隠れるんですよ。ちょうど見えにくい! 白昼の死角!!  これだけ語れちゃうこの聖ミカエル学園の制服が、惜しげもなく鎖骨全開で、それを着ているのが、上記に書いたアイドル&女優の方々じゃないですか。そして、その制服のままで、結構暴れまくるわけです。キレイな鎖骨を眺めながら、ちょっと高いビールでも飲みましょう。リッチな気持ちになれますよ。  この手の制服はあれど、この人数すべてにこの制服をあてたことに拍手!  この映画を好きな方も、内容が納得できなかった方も、思う存分に、美少女達の鎖骨を堪能いたしましょう。  これ、メイキングDVD出ないっすかね? 全校生徒の鎖骨だけをピックアップ! 上に書いた通り、主役級の女優&アイドルの共演とはいえ、メインの樹里ちゃん&めぐみ嬢&愛梨ちゃんの鎖骨がほとんど。他、数十名を完全ピックアップした全校生徒の鎖骨グラビア! どぉ~っすか!! (文=梶野竜太郎)
笑う大天使(ミカエル)プレミアム・エディション いつまでも、鎖骨だけ見ていたい。 amazon_associate_logo.jpg
kajinoryutaroprof.jpg ●かじの・りゅうたろう 映画監督・マルチプランナー。1964年東京生まれ。短編『ロボ子のやり方』で、東京国際ファンタスティック映画祭の部門グランプリを受賞。08年に長編『ピョコタン・プロファイル』でメジャーデビュー。第2回したまちコメディ映画祭 in 台東にて、新作『魚介類 山岡マイコ』を上映。2010年に長編版として劇場上映が予定されている。現在、ニコニコ動画チャンネル『魚介類TV』(毎週日曜日20時~)に出演中。 詳しくは→http://mentaiman.com/ ブログは→http://ameblo.jp/mentaiman1964/ ●アイドル映画監督梶野竜太郎の【アイドル映画評】INDEX 【第15回】女子高生の体育の時間を、遠くから眺めていたあの頃......『平凡ポンチ』 【第14回】「君はどうしてダメ男ばかり好きになる!?」堕ちてゆく女の美学『ララピポ』 【第13回】あの堀越のりだからできた変身願望映画の傑作!!『特命女子アナ 並野容子』 【第12回】セルフアフレコの美学『カンフーシェフ』加護亜依フォーエヴァー! 【第11回】鈴木美生ちゃんの真の萌声(もえごえ)が男の脳髄直撃!『机のなかみ』 【第10回】バカエロ映画の極×2『まぼろしパンティ VS へんちんポコイダー』 【第9回】「電車男」でカニバリズムで格闘映画の傑作『カクトウ便 VS 謎の恐怖集団人肉宴会』 【第8回】トップアイドルの制服(もちろんミニ)とM男君の快感『ときめきメモリアル』 【第7回】知的に低脳な『秘密潜入捜査官 ワイルドキャッツ in ストリップ ロワイアル』 【第6回】『インストール』──女の子が部屋でひとり。何をしているのか、見たくないか? 【第5回】『お姉チャンバラ THE MOVIE』──ビキニvsセーラー服の恍惚 【第4回】『デコトラ・ギャル奈美』──古きよき時代のロマンポルノ・リターンズ 【第3回】『リンダ リンダ リンダ』──王道的傑作に潜む"多角的フェチズム" 【第2回】『妄想少女オタク系』──初心者歓迎!? BLの世界へご案内 【第1回】『すんドめ』──オナニー禁止とチラリズムの限界点