
科学とエロの力で男の欲望を満たす、禁断のVシネマシリーズ「妄想科学」がリリースされた。第1弾『スケスケ透視メガネで覗かれた!』(ソフト・オン・デマンド)の主演を務めるのは、テレビやグラビアで大人気の谷桃子。
あるAV好きの童貞男が「透けるメガネ」を手に入れ、目の前の人たちが次々と下着姿に。谷桃子演じる幼なじみのことも、思わず舐めまわすように見てしまい……。
同シリーズには、「透けるメガネ」のほかにも、「透明マント」「タイムストップ」といった夢の神具が登場! そんな“下着ドラマ”のプロデュースを手掛けるのは、故・若山富三郎の長男で俳優の若山騎一郎と、故・上原謙の娘で、加山雄三の義妹にあたる女優の仁美凌。今年5月に入籍し、公私ともにパートナーであるこの濃い夫婦が作り出す新ジャンルのドラマ作品とは?
主演の谷桃子と、仁美凌プロデューサーに話を聞いた。
――「透けるメガネ」で下着が覗けちゃうなんて、夢のような作品ですね!
仁美凌(以下、仁美) みんな一度は考えたことがあると思うんです。ただ、全部叶っちゃったらストーリー性がなくなっちゃうので、メガネだったら「恋愛感情がある相手は透けない」というように、すべての道具に欠点を残しました。ただエッチなだけじゃなくて、淡い恋愛や、友情なんかも描いているので、ちゃんと面白い作品になっていると思います。
谷桃子(以下、谷) 普段、妄想しても叶えられないことが、現実になってしまう、夢と……ちょっと待ってくださいね。(突然、ケータイを取り出し、画面を見ながら)えっと……、あ! 夢とロマンが詰まった軌跡のドラマです!
仁美 え? 今、何見たの?
谷 忘れたらどうしようと思って、ケータイにメモってきたんです。「ロマン」って言葉が思い出せなくて(笑)。
仁美 そんなに用意周到な子だったんだ(笑)。
谷 あと、見たあとに温かい気持ちになるお話ですよね。ハプニングが起きたことによって、実は好きな人が身近にいることに気付けるのって素敵ですよね~。ほら恋愛って「フィーリング」「タイミング」「ハプニング」って言うじゃないですか。このドラマにはそれが詰まってます!
仁美 AVやVシネマって、基本的に男性の一方的な欲望だけで作られている作品が多くて、見ててイライラしてたんですよ(笑)。もちろん、この作品を見る方は男性が多いでしょうけど、主演の女の子も納得して演じられるような、無理のない作品にしたかったんです。
谷 確かに疑問を持って演じると、集中できなくて顔に出ちゃいますね。
――お2人がお仕事されたのは、今回で3作目だそうですね。
仁美 今まで、2つの時代劇に出ていただいたんです。桃ちゃんは、同性から見てもホンットに魅力的なんですよ!
谷 うんうん。……あ、自分でうんうんって言っちゃった! あははは!
仁美 この天然ぶりがいいですよ(笑)。制作側にいると、アイドルの子に対して「こいつ作ってんな」って腹立つ場面が多々あるんですけど(笑)、桃ちゃんはそれがまったくないんですよね。
谷 なんか褒められて気持ちいいなあ~(笑)。
――撮影で苦労した点はありますか?
仁美 桃ちゃんがすごい食べる子なんですよ!
谷 食欲を抑えるのに苦労しました。下着シーンの前って、あまり食べられないじゃないですか? でも、現場はロケ弁じゃなくて、凌さんがいつも温かいご飯を作ってくれるんですよ。それがホントにおいしくて……。
仁美 下着のシーンが終わった瞬間、すごい勢いで食べてたもんね(笑)。
――下着姿で、洋服を着ているかのように演じるのは難しくなかったですか?
谷 目の前で男性が興奮して鼻血出してるのに、「服着てるけど、何か?」って感じで、もう“無”です(笑)。アドリブも結構多くて、「好きなようにやってください」って言っていただいたので、部屋で虫を探すシーンでも、探しながらかかとを上げ下げしてお尻を震わせたり、遠いほうの手で物を取って胸を寄せたり……。私、グラビアのお仕事を5~6年やらせていただいてるんですけど、自然と「求められてるのはこれかな?」って分かるんです。職業病ですよね(笑)。
――お気に入りのシーンはありますか?
谷 女性3人が下着で走ってくるシーンは、胸の揺れ方に拍手しちゃいました。(再び、ケータイの画面を見ながら)「胸が揺れて、心も揺さぶられる」みたいな!
仁美 うまいね。カンペ見てるけど(笑)。
谷 さっき電車の中でメモしてきたんですよー。
――ところで、公私ともにパートナーである若山さんと仁美さんは、演者でありながら、作り手としてご活躍されてますが、仕事中はどんな感じなんですか?
仁美 脚本を作る時なんかは、とにかく若山は脳が柔軟で、発想力がすごいんです。私はそのアイデアを聞いて「でもここ矛盾してない?」とかってダメだしすることが多いですね。24時間ほぼ一緒にいるので、仕事の話をしてはケンカばかりしてます(笑)。
谷 2人はバランスが取れてて素敵ですよ! 仁美さんは料理も上手だし、若山さんは幸せ者だなって思います。
――「妄想科学」シリーズは、第2弾以降も尾崎ナナさんをはじめ人気グラドルが主演を務めるそうですね。
仁美 第3弾まで撮り終わったんですが、1作目でも出てきた「透けるメガネ」と「透明マント」に加え、さらに「タイムストップ」という時間を止める時計も出てきます。
谷 えー、それ面白そう!
仁美 でも、いつも時間を止められるわけじゃないの。
谷 えー! なんで~? 興味津々! 出たら絶対買おうっと。
――ちなみにエッチな妄想ばかりしている男性を、谷さんはどう思いますか?
谷 私もホントに妄想が大好きなんです! だって、妄想なら何してもいいんですよ。なので、妄想が熟成するまで、とことん妄想しつくしてほしいなって思います!
(取材・文=林タモツ/撮影=尾藤能暢)