“エル・カンターレをナメるな!!!”元ブルーハーツ・河口純之助×都知事選候補者TOKMAが吠える!

【サイゾーpremium】より 12月無料購読キャンペーン開催! ――今年9月18日、日中関係が緊張する中で、自称ミュージシャンの幸福実現党党員・TOKMA氏が魚釣島に強行上陸し、各種メディアで話題を呼んだ。なぜそんな無茶を敢行したのか? そこで今回、元ブルーハーツのベーシストとして知られ、同バンド解散前から幸福の科学を深く信仰し続けてきた河口純之助氏を迎えて対談を急遽セッティング。政治問題、原発問題、教育問題、はたまた今の音楽家への批判まで、縦横無尽にヒートアップした貴重な白熱対談をご覧あれ!!
1301_cy_kofuku_tobira.jpg
(写真/江森康之)
「TOKMA尖閣上陸」とは? 尖閣諸島国有化を受けて日中関係が緊張していた今年9月18日、石垣市の漁船をチャーターする形で、TOKMA氏とローカル政党「薩摩志士の会」のメンバー1人が尖閣諸島魚釣島に上陸。島に建つ慰霊碑に花を手向け、TOKMA氏はその場でホウキをギターに見立てて自身の楽曲「I LOVE ZIPANG」を熱唱した。その後、軽犯罪法違反で書類送検。
1301_kawaguchi.jpg
河口純之助氏(写真/江森康之)
――尖閣上陸で一躍話題になったトクマさんですが、今度は東京都知事選に立候補されるんですよね(本対談収録は10月末)。 TOKMA そうそう、昨日ね、決まったんだよ。河ちゃんにもいろいろと手伝ってもらって、ガーン! といってやるよ! ――トクマさんと河口さんは、普段からよく会われてるんですか? 河口 うん、一緒にバンドやったぐらいだしね。10年ぐらい前? TOKMA コピーバンドでしたね。レッド・ホット・チリ・ペッパーズとか、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとか(笑)。幸福の科学の雰囲気とは真逆のバンドだった。宗教の人っておとなしいじゃない? 俺なんて過激なほうだからさ。一発ガーン! と若者にエネルギー見せたるわい、と。 河口 ただ、レイジは好きだけど全部肯定しているわけではないよ。あれは”アカ”だからね。ま、いいことも言ってるけどさ。 ――2人の出会いはいつ頃だったんでしょう? TOKMA 97年頃かな。実家に遊びに来てくれたんだよね。「ブルーハーツの人が来る!」って興奮して、おしっこ漏らして(笑)。 ――ブルーハーツはお好きだったんですか? TOKMA いや、あまり好きじゃなかった(笑)。尾崎豊とかBOØWYが好きだったからね。だけど、今は河ちゃんにすごく影響を受けてるね。
1301_tokma.jpg
TOKMA氏(写真/江森康之)
――今回そんなお2人に対談していただこうと思ったのは、今年9月18日にトクマさんが尖閣諸島の魚釣島に上陸したことを受けてでした。まずトクマさんに伺いたいんですが、尖閣上陸はいつ頃から計画を立てていたのでしょう? TOKMA 決めたのは1カ月前かな。「薩摩志士の会」の福沢(峰洋)さんたちが漁船を借りて、僕の知り合いが乗せてもらうという話を聞いたから、「俺も乗りたい!」って言ったの。もともと、2年前の中国漁船の事件で、すぐに中国側の船長を釈放したことにショックを受けていたんです。僕の中であれは「戦争に負けた」と思った。「降伏」だったんですよ。「幸福の科学」の「幸福」じゃないよ? ――わかってます。 TOKMA 政治家は「遺憾です」ばっかり。放ったらかしの態度に対してグズグズ煮詰まっていた。でも、ミュージシャンだから何したらいいのかわからない。ずっとそう思ってたんだけど、今年のある日、昼間っから友達と酒を飲んでいたんです。10月24日にCDが出る予定だったんだけど、友達が「トクマさん、10月24日あたりに中国漁船が300隻ぐらい来て、尖閣諸島を実効支配するって話がありますよ。そこに突っ込んでいったらどうですか? 漁船が来ただけでは自衛隊は出動できないけど、民間人が出ていけば自衛隊も出動できる。そこで漁船と自衛隊を鉢合わせて実効支配を阻止できれば、英雄になれますよ!」って言うんです。俺も酔っぱらってたから、「マジ? 英雄になれるの?」って(笑)。英雄って言葉に弱いからさ……。一度は怖くなってやめようと思っていたんだけど、偶然行く話が出てきたから、思わず手を挙げちゃったんだよ。 ――河口さんは、尖閣上陸のことをご存じなかったんですか? 河口 上陸したって話を聞いて、すぐにメールを送ったんだよ。 TOKMA 「泣けるぜ、この野郎!」って(笑)。 河口 人って理屈は言うんだけど、なかなか行動はできないんだよ。だから話を聞いて、涙出てきたね。「よくやった!」って。だって、誰もやらないじゃん。やらなかったら中国に獲られるんだよ。「次、来たらぶっ殺すぞ」くらい言えばいいんだよ、政府は。トクマは書類送検されてるのに、漁船の船長はすぐ釈放されて国に帰ったら英雄だよ? あり得ないよ。 TOKMA そこに対して日本人が黙ってしまう根底には、自虐史観がある。洗脳で、俺たちにこびりついているわけ。 河口 教育が悪いんだよな。 TOKMA もう一回歴史を勉強すべき。僕は渡部昇一先生の本や櫻井よしこさんの本、(大川隆法)先生の本などで勉強して、自虐史観がなくなったんです。南京大虐殺と従軍慰安婦はでっち上げだ! 河口 そういうことをちゃんと教えないとダメ。首相が靖国神社に参拝して何が悪いんだっての。日本人は揉めごとが嫌いなんだよな。でも、揉めてもいいから真実がわからないと自虐史観を押しつけられたまま。「日本人は悪いことをした」とずっと言われているけど、それは本当なのか? マインドコントロールされてるんだよ。  ――河口さんはいつ頃からこのようなことを考えていたのですか? 河口 ブルーハーツは左だと思われているんだよね。左でも右でもないぜ。要するに「本当のことが知りたい」ってことだよ。渡部昇一先生の影響は大きいね。本も読むし、櫻井よしこさんの講演会も行く。そうしたら、ブルーハーツで言ってたことの意味がわかったよ。「見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部 でたらめだったら面白い」(「情熱の薔薇」)ってこと。本当にでたらめが多いんだよ! 従軍慰安婦が20万人いたとか、調子こいたこと言いやがって! 南京(大虐殺)の被害者の数だってどんどん増えていく。尖閣も竹島も全部ハッキリさせようぜ。そういう時期が来たんだよ! ――対中国、対韓国というより、日本人に対してじれったさを感じている? 河口 そう! 日本人は眠ったまんま。日本人はエル・カンターレ【編注:幸福の科学の本尊。大川隆法総裁のことも指す】をナメてるよ。エル・カンターレをなんだと思ってるんだよ! みんな気づくのが遅すぎ。俺なんかレーダーが優秀だもん。国師であり、ワールドティーチャーなのがまだわからないのかなぁ。 ■「未来のビジョンを語る政党は幸福実現党だけだ」 ――トクマさんは尖閣上陸時にご自身の曲「I LOVE ZIPANG」を歌っていましたが、あれも前から計画していたんですか? TOKMA うん。日本人なら普通は「君が代」でしょ? だけど、俺は3年前から「I LOVE ZIPANG」で憲法9条改正を歌っていて、今は「君が代」を歌っている場合じゃないよな、と。尖閣に上陸して何を歌ったかはクローズアップされるはずだから、そのことによって英霊に「自分の国は自分で守る」という意思を伝えたかった。……でも、みんなあまり聞いてくれないんだよな(笑)。 河口 俺はすごくわかるよ! 9条を改正しない限り、自分で自分の国は守れない。冷戦時代はアメリカの核の傘の下にいたから、それでもよかった。今は中国が調子こいてきたわけさ。北朝鮮の問題もあるよな。これで9条を守ってていいの? 幸福実現党は3年前からそれを言ってるけど、ほかの政治家はそれを言うと選挙に落ちると思ってるから言わないんだよ。だから、トクマみたいに行動で示す奴が出てくると泣けてくるわけ。お前、行くなら俺も誘えよ! TOKMA 来年、竹島に行くよ。一緒にいかがですか? 河口 竹島は韓国の奴らがいるだろ? 行ったら撃たれるよな……。でも、やっぱり国というものを考える時期が来たんだよ。国家とは領土・国民・主権だから、領土は重要な問題なんだよ! ――自民党の安倍晋三・新総裁は、そのあたりを強く主張されてます。 河口 潮目がいきなり変わったよね。やっときたか! って感じ。国防の問題は本当に重要。それをトクマは歌にして訴えているんだよ。それからマスコミも完璧に三流だね。みのもんたなんて極刑モノだよ。「民主党に風を吹かせたのは私たちです」なんて言ってさ、このクソみたいな体たらくにどう責任取るの? 俺たちはこんなこと言ってたら習近平に殺されるかもしれないんだぜ? 明日、死んでっかもしれねぇんだよ! でも、俺は言いたいことは言うから! TOKMA そこが河ちゃんのパンクなところ。昔から変わらない。 河口 ロックの連中もいいことしたいのはわかるけど、情けないよ。何も考えないで原発反対だなんて言ってるんじゃねぇよ! じゃ、エネルギーはどうするの? 対案がないと、俺は納得しないよ!  ――幸福実現党は原発推進の立場ですよね。 河口 そうだよ。エネルギーがなかったら、国が衰退しちゃうもん。国防上もまずいよな。 TOKMA 変な話だよ。YMOの坂本龍一が原発に反対してるんだから。「たかが電気」って言ったんでしょ? 彼らは電気使った音楽で成功したんだから、もっと電気に感謝したほうがいい! 河口 坂本は今後一生、電気使わずに音楽やれよ!  TOKMA そもそも誰も死人が出ていないじゃん。人が死んだのは津波なんだよ。 河口 原発から漏れた放射能で死んだ奴なんて誰もいないからね。 ――福島第一原発の周囲は、危険区域に指定されましたが……。 河口 住めるよ! あんなのは風評被害、報道被害だよ! 放射能を浴びたら健康になるんだよ! ――け、健康になるんですか? 河口 なるよ、適量なら! ラジウム温泉なんてどうするんだよ!みんな、左翼に変な知識を埋め込まれてるだけ! そりゃ大量に浴びたら甲状腺をやられたりするよ? だけど、放射能を浴びれば修復酵素が活性化するんだよ。このインタビューだって、福島第一原発の横でやりたいぐらいだよ。原発の隣で取材してたら健康になっちゃったなぁ、なんて。それに中国の核実験なんて、今回程度の被ばく量じゃないよ? もうそれをみんな浴びてるんだよ。 TOKMA それで女優の夏目雅子さんは白血病で亡くなったんですよね。シルクロードでロケして。 河口 そうそう。『西遊記』のロケしてたんだよな。 ――マチャアキ(堺正章)は大丈夫だったんですか? TOKMA あ、そうか。じゃ、大丈夫だったのかな。 河口 ……なんでも因果関係がハッキリしないものは原発のせいになってるんだよ。人が死んだのは津波のせい! 電気止めたほうが人は死ぬんだよ! 病院とか寒い地方とか、どうするんだよ! 真面目な老人に節電させて、真夏に熱中症で死なせてるだろ? そっちのほうが問題だよ! TOKMA 俺が怖いのは、原発の非を主張したいがために、福島の人たちが死ぬのを待っているヤツらがいるってことね。そのほうが気持ち悪いよ。 →続きは無料キャンペーン実施中「サイゾーpremium」で!! (構成/大山くまお) 河口純之助(かわぐち・じゅんのすけ) 1961年、東京都生まれ。元ブルーハーツのベーシスト。『太陽の法』を読んだことを契機に、91年から幸福の科学へ。95年のブルーハーツ解散後は、さまざまなミュージシャンやバンドのプロデュースに携わる。

TOKMA(トクマ) 1966年、東京都生まれ。青山学院大学在学中からバンド活動を始める。卒業後、単身渡米。帰国後トヨタに入社するが半年で退社し、音楽活動を本格的に始める。96年、1stシングル「Oh!Angelina」発売。今年9月18日に尖閣上陸記念ライブを決行し、話題になる。その後10月に幸福実現党青年局長に就任し、東京都知事選に立候補(11月末現在)。 今なら無料で読める!サイゾーpremiumでは他にも幸福の科学の実態に迫る記事が満載です。】【大川きょう子】「幸福の科学」を離れ、みちのくで被災地支援にいそしむ”ナイチンゲール(!?)”幸福の科学がついに出版した池田大作守護霊の霊言本の中身『DEATH NOTE』と『聖☆おにいさん』は宗教タブー!? さとうふみやが初めて語る幸福の科学と『金田一少年』【前編】ビジネス本評論家がジャッジ!「幸福の科学」大川総裁の霊言本は"ビジネス書"として成り立つか?
1lineimg.jpg
「サイゾーpremium」とは? 12月無料購読キャンペーン開催! 雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

Xデーは12月21日!? 中国国内で「邪教」の活動が活発化

8c526e19.jpg
 中国共産党にとって、民主化要求の高まりよりも大きな脅威が出現した。それは、「全能神」と名乗る新興宗教の存在である。   全能神は1990年頃に、キリスト教の一派として黒竜江省で誕生したとされるが、「共産党を滅ぼし、新しい国家を樹立しよう」と密かに呼びかけているとされ、当局からは邪教として認定されている。  しかし、社会や自らの境遇に不満を持つ貧困層などを中心に地下での布教活動を続けており、一説によれば信者数は数百万人規模に及ぶともいわれている。  そんな彼らが最近、活動を活発化させているのだ。きっかけは、古代マヤ暦が予言していたとする「12月21日人類滅亡説」だ。  12月11日には河南省開封市の街中を、1000人以上の信者が「人類滅亡を防ぐことができるのは全能神だけ」などとシュプレヒコールを上げながら行進するというデモが行われた。彼らによる同様の行動は全国各地で見られ、今月だけでも10回以上を数えている。
ab688439.jpg
破壊された警察車両。
 一方、事態を重く見た当局は取締りを強化。今月19日までに全国で500人以上の信者を拘束している。また、デモを阻止しようとする警察隊と信者との衝突も発生しており、信者らは警察車両を破壊するという行動にも出ている。  こうした状況について、広東省地方紙の社会部記者はこう話す。 「信教の自由が認められていない中国では、新興宗教はすべて地下宗教としてしか存在し得ない。よって当局も、信者数や教義など、新興宗教の実態を把握できていない。日本の地下鉄サリン事件のように、誰もが想像だにしていないことが起こる危険性は十分にある」  終末論に科学的根拠はないが、この国の社会がすでに末期的状況にあることは、確か!? (文=牧野源)

創価学会員たちが語る公明党総選挙の裏側と池田名誉会長死亡説

【サイゾーpremium】より 12月無料購読キャンペーン開催! 【座談会参加者】 A:創価学会本部職員  B:創価学会本部職員 C:創価学会員
1301_az_ikeda_.jpg
『私が愛した池田大作』(講談社)
──現在、実質的には衆院総選挙真っただ中ですが【編註:12月1日現在】、いまひとつ公明党の存在感が薄いように思われます。 B 今年の前半くらいまでは、民主党の支持率の低さもあり、学会内部は「次回選挙で、やっと自公連立で政権与党に戻れる」というムードでした。しかし、ふたを開けてみれば、日本維新の会をはじめ、急伸する第三極の勢いや民自対決の陰に隠れ存在感が薄くなり、これまでにない厳しい選挙戦です。候補者の演説にも人が集まらないし、有権者に握手を求めてもこたえてくれない。2005年に”小泉”自民党と一緒に戦った郵政選挙の時と、雲泥の差があります。これだけ存在感が薄く、話題にされないくらいなら、何かバッシングを受けて多少注目されるほうがまだましかもしれません……。 C そもそも党代表の山口那津男さんが地味過ぎます。元代表の神崎武法さんも地味だったが、検事出身で政治的手腕も高かったし、テレビCMで「そうはいかんざき」と叫ぶくらいのユーモアもありました。そろそろ世代交代が必要なのではないでしょうか。 ──次期党代表には、誰が有力視されているのですか? B 東大出身者が2代続いたので、本来であれば創価大学出身で学会内の人気も高い北側一雄副代表が順当のはずでしたが、前回選挙で落選して傷がついてしまいました。かといって、同じく創価大出身で将来の代表候補といわれる高木陽介広報室長や遠山清彦平和局長は、マスコミ受けはよいのですが、代表になるには少し若過ぎる。有力株が見当たらないのが実情です。 A そうした実情が新規学会員数の伸び悩みや、会合・選挙活動などに参加しない学会員の増加など、今の学会の地盤低下を招いているのではないでしょうか? C 地盤低下の原因は、青年部がだらしないからですよ。私たちが若かった頃は、選挙といえば、学会や党に迷惑をかけないよう、もし罪を問われれば最後は自分で責任をかぶる覚悟で、他党候補者のポスターを剥がしたり、認知症の老人を投票所に連れていき公明党に投票させるなど、多少無茶なことでもする覚悟で選挙戦に臨んでいましたよ。でも、今の青年部員はみんなインテリ化して、電話勧誘やポスター貼りなど、他党と同じ選挙活動しかしておらず、それでは、勝てるものも勝てません。 ──例えば大阪市議会では、橋下徹大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」と公明党は良好な関係です。国政レベルでも一緒にやっていこうという声はあるのですか? A 与党にならなければ連立する意味はない。公明党は野党なので、今の段階でわざわざどの党と組むかを意思表示するより、現段階ではフリーハンドでいたほうが都合がいい。維新の会に限らず、向こうからの申し入れがあって初めて、検討するということです。もっと言えば、維新の会に限らず、共産党以外であれば、連携の可能性は十分にある。公明党は「キャスティングボートを握りたい」党ですから(笑)。 B 今の学会上層部は一枚岩ではありません。これでは組織として方向性にブレが出ますよ。 C 公明党がどこと組もうと組むまいと、私たち学会員は必死になって選挙をやるだけです。 ──「学会員が必死に選挙をする」とのことですが、学会と公明党の力関係というのは、どちらが上なのでしょうか? →続きは無料キャンペーン実施中「サイゾーpremium」で!!
1lineimg.jpg
「サイゾーpremium」とは? 12月無料購読キャンペーン開催! 雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

弔問金総額約39億円!? 統一教会・文鮮明の超荘厳な葬儀に潜入!

【サイゾーpremium】より
1211_toitsu_nk.jpg
(写真/酒井 透)
 9月15日、亡くなった世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者・文鮮明の葬儀が、清心平和ワールドセンターで執り行われた。 『文鮮明 天地人真の父母天宙聖和式』と題された葬儀には、世界中から3万5000人が集結し、その死を嘆き、共に悼みを分かった。  今回、公式に撮影を許可されたカメラマンの酒井透氏は「教団内部には、タッチパネル式のタブレットやLG製の巨大な液晶テレビがそこら中にあるなど、かなり近代化している印象でした」と語る。  韓国本国では、日本のようにカルト教団という印象はなく、飲料メーカーを経営する財閥のひとつとしての認識が一般的だ。  だが、統一教会といえば、霊感商法などが問題となり、日本では今でもカルト教団として認知されている。教会の動向について取材を続けるジャーナリストの鈴木エイト氏は「09年に同教会の関連企業『新世』が霊感商法で摘発されて以来、表立った霊感商法はしないよう通達が出たようです。ただ、正体を隠した家系の講習会として、新たな形で献金を集めているようです」と現状を語る。  この近代化した施設が、事業が成長した結果なのか、それともお布施で成り立つのか……。偉大な創始者が亡くなり教団はどう変わっていくのだろうか? (編集部) 『文鮮明』 1920年生まれの韓国の宗教家。世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創立者。 9月3日に92歳で死去した。教会では「天地人真の父母様」と崇められている。 【サイゾーpremium限定写真はコチラから】 【「サイゾーpremium」では他にも宗教団体の裏側に迫った記事が満載!】信者5万人で500億の集金も可能!? ぶっ飛び巨大宗教建築をめぐるカネと思想と建設会社の腹の底教育改革は宗教から始まった? 歴史から見る宗教と教育の深~いカンケイ有名マンガ家が描いた隠れた名作・力作が勢ぞろい! この「宗教マンガ」を読め!
1lineimg.jpg
「サイゾーpremium」とは? 雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

「出るか、ウルトラC!」幸福の科学『神秘の法』が予言する領土問題の行く末

shinpihou.jpg
映画『神秘の法』公式サイトより
 尖閣諸島や竹島問題など近隣諸国による領土問題で、がぜん盛り上がりを見せる日本の国防論だが、もし中国が本気を出して日本の領土に侵入してきた場合、そして日本がチベットなどと同じように占領されてしまった場合、わが国はどのようになってしまうのだろうか?  そんな非常にセンシティブな話題にズバリと切り込み、最悪な事態をいかに回避すべきかを大胆にシミュレートした問題作が、先週末に公開されたばかりの映画『神秘の法』である。  経済的・軍事的な超大国となった東アジア共和国でクーデターが発生。軍部出身のタターガタ・キラーを皇帝とする 「帝国ゴドム」が、日本を侵略した後、占領。言論・信教の自由がなくなった日本において、主人公・獅子丸翔が世界平和を目指して帝国に戦いを挑む、というあらすじの本作は、宗教団体・幸福の科学の同名の教典を題材としたアニメーション映画だ。  冒頭に述べた通り、序盤で日本が東アジアの大国(公用語が中国語と設定されているあたり、どう考えても中華人民共和国を想定しているとしか思えない)に日本海側から侵攻されるという衝撃的なシーンが描かれる。以前なら「何をバカな」と苦笑してしまいそうな展開だが、尖閣諸島における衝突などかの国の強硬な対日政策を見た後だと、ある程度の説得力があるようにも思えなくもない。  これまでも『コードギアス』や『ギルティクラウン』などのSFアニメでも日本が他国に占領されてしまう様子が描かれてはいたが、序盤のリアルな作風と絵柄も相まってなかなかの迫力と緊迫感がフィルムから感じられるのだ。  ここは『ふしぎの海のナディア』『新世紀エヴァンゲリオン』などのガイナックス作品に参加したほか、『カウボーイビバップ』などのセットデザインを手がけた今掛勇監督ならではの見せ場といえるだろう。  とはいえ、本作はあくまでエンタテインメント作品である。物語はそこでは終わらず、中盤から怒涛の超展開が待ち構えている。日本の将来を憂う獅子丸翔が出雲で結跏趺坐を組んで瞑想をしていると、木花開耶姫(このはな さくやびめ)が姿を現し「翔はブッダとエル・カンターレ(幸福の科学の本尊)の生まれ変わりだと告げる。すると次のシーンでは、金星人がUFOに乗って登場。帝国ゴドムの黒幕は宇宙人だと明かすのだ。なんじゃそりゃ。ここで宇宙人のオーバーテクノロジー兵器で世界を侵略する帝国ゴドムの秘密を知った獅子丸翔は、国際秘密結社「ヘルメス・ウィングス」を率いて抵抗するようになるのだが、最終的にはタターガタ・キラーの手先である中華風ゾンビ兵軍団と、獅子丸翔が召喚するインド仏教の戦闘神や古代日本の兵士たちが激突。さらにタターガタ・キラーの化身である黒龍と日本を守るヤマタノオロチが空中大決戦を展開する。日中の英霊が激突する、さながら「スーパー神仏大戦」とでもいうべき一大スペクタクルが繰り広げられるのだ。  そしてクライマックスでは、愚かな争いを続ける人類に絶望した地球が怒って火山を爆発させるという、どこかのアニメソングの歌詞のような事態が発生。戦争と自然災害に襲われ大ピンチの日本! この状況を打破するために、我々は何をすればいいのか……!? そんな観客と登場人物の思いに応えて、獅子丸翔が出した救いの手段は、ぜひ劇場で確認してほしい。  ウルトラC級な発想の大転回であると同時に、誰がこの映画の総指揮者なのかを考えたら「そりゃそうだよな」と納得せざるを得ない超力技なオチはお見事であり、爆笑モノである。いや、きっとここは笑うべきじゃないんだろうけど。 「信仰や宗教は、教義からはじまるのではなく、その偉大な物語をつくり、それを信じて生きた人への共感と尊敬と愛からはじまる」  かつて五木寛之は著書『人生の目的』においてこのように語っていたが、まさしくこの言葉は本作の全てを表現しているといえるだろう。思えば日本の古代神話や聖書などにも、「なんでやねん!」とツッコミたくなるような超展開は少なくはない。だから『神秘の法』の超展開も何もおかしくはないのである。その人が体感した大きな物語を追体験し、その人の信じる物語を共有することで、我々は生きる目的と意味を見だすである。本作に当てはめると、さまざまな困難を乗り越え、最終的にいかにして教義が人々の間に広まっていったか。それをどこまでドラマティックに演出できるかが重要なのだ。そういう意味では、ドラマティックすぎるクライマックス。そしてエンディング映像は本作最大の見どころともいえる。  つまり、『神秘の法』はエンドマークが出るまで席を立つことのできない、最初から最後まで見どころ満載な映画ってことでいかがでしょうか。先生!

セックス教団の合宿に潜入!?『「カルト宗教」取材したらこうだった』

karutoshukyo.jpg
『「カルト宗教」取材したらこうだった』
(宝島社新書)
 1995年3月20日、地下鉄内でサリンが撒かれ、13人が死亡、6, 000人以上が負傷した、オウム真理教による地下鉄サリン事件。その莫大な被害者の数に加え、首都中心部での犯行だったため、地下鉄の利用者はもちろん、日本中の人々を大混乱に陥らせた。  あれから17年。昨年末には、特別手配中だった逃亡犯の平田信容疑者が自ら警視庁に出頭、今年6月には相次いで、同じく特別手配中だった菊地直子容疑者、高橋克也容疑者も逮捕された。これにより、地下鉄サリン事件はようやく一段落、あるいは、この事件が「ナゼ」起こったのか、を解明する兆しが見えてきた。  この事件が起こった当時、私はまだ小学生だった。テレビでは事件の報道が繰り返し、繰り返し流れ、死亡した遺族や後遺症が残る被害者らが、怒り、涙し、吼えていた。とんでもない事件が起こった。その事実を受け止めるのに、精一杯だった。  だが、そんな事件の残虐さとは別に、小学生たちの心を釘付けにしたのが、オウム真理教の信者たちの行動だった。ボクシングのヘッドギアのようなものを頭に装着し、修行する信者。「しょーこー、しょーこー、しょこしょこしょーこー、あーさーはーらー、しょーこー♪」と、無我夢中で歌う信者。  これらの映像に、子どもたちは一瞬で食いついた。「うわー、なにあれ」「大の大人がヤバイっしょー」とバカにしつつも、なんだか面白い。そんな理由から、深い考えもなく無邪気にアノ歌を歌い、中にはヘッドギア代わりに包帯を頭にかぶり、信者の真似をして一心不乱に歌い出す子もいて、みんなで爆笑していた記憶がある。  今回、紹介する『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)は、カルト宗教が起こす事件の残虐性ではなく、どちらかというと、カルト宗教が、時として起こす「とんでもない行動」ぶりに注目。  著者は、ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」の運営者で、カルト宗教を専門とするライターの藤倉善郎氏。本書では、14年以上にわたる体当たり取材に挑み続ける中での、カルト集団との交流、そして、闘いの結果がまとめられている。  中でも気合が入っているのが、週刊誌等でセックス教団と名づけられた「ラエリアン・ムーブメント」への潜入取材。5泊6日の合宿に参加している。  この宗教は、フランス人教祖ラエル氏が宇宙人と遭い、UFOに乗せてもらったと主張している団体で、宇宙人となんの関係があるのかはナゾだが、フリーセックスを提唱。そんなナゾの宗教の合宿では、教祖ラエル氏による“愛”のレクチャーが、日に何度も行われていた。 「もし今から10秒後に、10トンの隕石がここに落ちてくるとしたらどうしますか? 私だったら、ソフィー(妻の名前)とセックスをします。落ちていく飛行機の中で、いままでにないくらいのオーガズムを感じ、墜落の瞬間クライマックスに達する。しかし、隕石が落ちてくるここでは、セックスしている暇はない。6、5、4……。いい知らせです。安心してください。隕石はやってきません。人生について考えてもらうための想像です」 「愛とは感情ではありません。“Make Love”とは、“愛を作る”ことではありません。セックスすることです。“愛のあるセックスと愛のないセックス”という言い方があるが、両者を分ける必要などない。どちらもすばらしいのです」(本文より) などなど、内容はセックスに尽きる。  合宿では、初日にホテルで色つきの輪ゴムを渡され、黒「私は未成年者なので性行為はしない」、白「私は新たなセックス・パートナーを望まない」、ピンク「私は異性のセックス・パートナーを求めている」などの中から、希望のものをつける仕組みになっていた。  藤倉氏は、もちろん「私は異性のセックス・パートナーを求めている」を選択。その結果、彼の身に何が起きたか。それは、ぜひ自由に妄想していただきたい。  本書では、このセックス教団以外にも、“治療中”と称し、遺体をミイラ化させた「ライフスペース」、“スカラー波”なるものを恐れ、白装束であちこち動き回る「パナウェーブ研究所」など、かつて世間を騒がせたカルト宗教のその後を追っている。  また、“カルト宗教の面白さは危険の裏返し”と、カルト宗教に対する注意も促している。一般人からすると突飛な行動や言動を、彼らは正しいことだと信じているわけで、批判されれば攻撃もする。  世の中には一体どういう宗教があり、内部ではどんなことが行われているのか。それを知る、ひとつのきっかけになるかもしれない。 (文=上浦未来) ●ふじくら・よしろう 1974年、東京生まれ。北海道大学文学部中退。在学中から「北海道大学新聞会」で自己啓発セミナーを取材し、中退後、東京でフリーライターとしてカルト問題のほか、チベット問題やチェルノブイリ・福島第一両原発事故の現場を取材。ライター活動と並行して2009年からニュースサイト「やや日刊カルト新聞」(記者9名)を開設し、主筆として活動。特に幸福の科学をめぐるトラブルや、大学生を勧誘する各カルト集団に注目して記事を執筆している。 やや日刊カルト新聞 <http://dailycult.blogspot.jp/>

本日準決勝!“甲子園のヒール”光星学院に浸透しきらなかったカトリックの信念

koushien01.jpg
白球×宗教のコラボレーション!
 ロンドン・オリンピックも終盤に差し掛かった8月8日、第94回全国高等学校野球選手権大会、通称・夏の甲子園大会が開幕した。この高校野球において、しばしば話題になるのが、私立と公立の格差。時々「同じ高校生なんだから、勝負は分からない!」と、“清く正しい精神”に則った正論をのたまうファンもいるが、その同じ高校生が、片や広々とした専用グラウンドと最新のトレーニングマシン完備、トレーナーまで帯同している私立高校、片や狭いグラウンドをほかの部活と共用し、道具ひとつ買うのもヒーヒー言っている状況の公立高校で練習に励んだ場合、どちらのレベルが高くなるかは明らかだ。  そんな私立高校の中でも、抜群の資金力と設備、人脈を誇るのが、いわゆる“宗教系”の学校だ。一般的に有名なところでいうと、"PL(パーフェクトリバティー)教"を母体とする大阪の「PL学園」などは、知っている読者も多いことだろう。1980年代に甲子園で圧倒的な強さを誇り、清原和博、桑田真澄をはじめ、多くのプロ野球選手を輩出した野球名門校である。近年は、今大会で4強入りを決めている「大阪桐蔭」や、その大阪桐蔭に大阪府大会の決勝で負けた「履正社」など、新興校の台頭によって府大会で苦戦を強いられているが、まだまだ実力とネームバリューは健在だ。  ほか、今大会では大阪桐蔭に負けて8強で終わった「天理」や、初戦敗退に終わったものの、夏の甲子園に戦後最多の8年連続出場を果たした「智弁学園」といった常連校をはじめ、全国には宗教系の学校が意外と多い。ともすれば、「宗教=洗脳、怖い!」といったうがった見方をする向きもある中で、「宗教系高校球児は洗脳されている」とお思いのファンも少数ながらいるのではないだろうか。強豪校であれば軍隊並みとも言われる高校野球の練習の中で、実際に宗教が入り込む余地はあるのか? 今大会の出場校を中心に、注目の宗教系学校と、その野球部について紹介していこう。

続きを読む

本日準決勝!“甲子園のヒール”光星学院に浸透しきらなかったカトリックの信念

koushien01.jpg
白球×宗教のコラボレーション!
 ロンドン・オリンピックも終盤に差し掛かった8月8日、第94回全国高等学校野球選手権大会、通称・夏の甲子園大会が開幕した。この高校野球において、しばしば話題になるのが、私立と公立の格差。時々「同じ高校生なんだから、勝負は分からない!」と、“清く正しい精神”に則った正論をのたまうファンもいるが、その同じ高校生が、片や広々とした専用グラウンドと最新のトレーニングマシン完備、トレーナーまで帯同している私立高校、片や狭いグラウンドをほかの部活と共用し、道具ひとつ買うのもヒーヒー言っている状況の公立高校で練習に励んだ場合、どちらのレベルが高くなるかは明らかだ。  そんな私立高校の中でも、抜群の資金力と設備、人脈を誇るのが、いわゆる“宗教系”の学校だ。一般的に有名なところでいうと、"PL(パーフェクトリバティー)教"を母体とする大阪の「PL学園」などは、知っている読者も多いことだろう。1980年代に甲子園で圧倒的な強さを誇り、清原和博、桑田真澄をはじめ、多くのプロ野球選手を輩出した野球名門校である。近年は、今大会で4強入りを決めている「大阪桐蔭」や、その大阪桐蔭に大阪府大会の決勝で負けた「履正社」など、新興校の台頭によって府大会で苦戦を強いられているが、まだまだ実力とネームバリューは健在だ。  ほか、今大会では大阪桐蔭に負けて8強で終わった「天理」や、初戦敗退に終わったものの、夏の甲子園に戦後最多の8年連続出場を果たした「智弁学園」といった常連校をはじめ、全国には宗教系の学校が意外と多い。ともすれば、「宗教=洗脳、怖い!」といったうがった見方をする向きもある中で、「宗教系高校球児は洗脳されている」とお思いのファンも少数ながらいるのではないだろうか。強豪校であれば軍隊並みとも言われる高校野球の練習の中で、実際に宗教が入り込む余地はあるのか? 今大会の出場校を中心に、注目の宗教系学校と、その野球部について紹介していこう。

続きを読む

本日準決勝!“甲子園のヒール”光星学院に浸透しきらなかったカトリックの信念

koushien01.jpg
白球×宗教のコラボレーション!
 ロンドン・オリンピックも終盤に差し掛かった8月8日、第94回全国高等学校野球選手権大会、通称・夏の甲子園大会が開幕した。この高校野球において、しばしば話題になるのが、私立と公立の格差。時々「同じ高校生なんだから、勝負は分からない!」と、“清く正しい精神”に則った正論をのたまうファンもいるが、その同じ高校生が、片や広々とした専用グラウンドと最新のトレーニングマシン完備、トレーナーまで帯同している私立高校、片や狭いグラウンドをほかの部活と共用し、道具ひとつ買うのもヒーヒー言っている状況の公立高校で練習に励んだ場合、どちらのレベルが高くなるかは明らかだ。  そんな私立高校の中でも、抜群の資金力と設備、人脈を誇るのが、いわゆる“宗教系”の学校だ。一般的に有名なところでいうと、"PL(パーフェクトリバティー)教"を母体とする大阪の「PL学園」などは、知っている読者も多いことだろう。1980年代に甲子園で圧倒的な強さを誇り、清原和博、桑田真澄をはじめ、多くのプロ野球選手を輩出した野球名門校である。近年は、今大会で4強入りを決めている「大阪桐蔭」や、その大阪桐蔭に大阪府大会の決勝で負けた「履正社」など、新興校の台頭によって府大会で苦戦を強いられているが、まだまだ実力とネームバリューは健在だ。  ほか、今大会では大阪桐蔭に負けて8強で終わった「天理」や、初戦敗退に終わったものの、夏の甲子園に戦後最多の8年連続出場を果たした「智弁学園」といった常連校をはじめ、全国には宗教系の学校が意外と多い。ともすれば、「宗教=洗脳、怖い!」といったうがった見方をする向きもある中で、「宗教系高校球児は洗脳されている」とお思いのファンも少数ながらいるのではないだろうか。強豪校であれば軍隊並みとも言われる高校野球の練習の中で、実際に宗教が入り込む余地はあるのか? 今大会の出場校を中心に、注目の宗教系学校と、その野球部について紹介していこう。

続きを読む

本日準決勝!“甲子園のヒール”光星学院に浸透しきらなかったカトリックの信念

koushien01.jpg
白球×宗教のコラボレーション!
 ロンドン・オリンピックも終盤に差し掛かった8月8日、第94回全国高等学校野球選手権大会、通称・夏の甲子園大会が開幕した。この高校野球において、しばしば話題になるのが、私立と公立の格差。時々「同じ高校生なんだから、勝負は分からない!」と、“清く正しい精神”に則った正論をのたまうファンもいるが、その同じ高校生が、片や広々とした専用グラウンドと最新のトレーニングマシン完備、トレーナーまで帯同している私立高校、片や狭いグラウンドをほかの部活と共用し、道具ひとつ買うのもヒーヒー言っている状況の公立高校で練習に励んだ場合、どちらのレベルが高くなるかは明らかだ。  そんな私立高校の中でも、抜群の資金力と設備、人脈を誇るのが、いわゆる“宗教系”の学校だ。一般的に有名なところでいうと、"PL(パーフェクトリバティー)教"を母体とする大阪の「PL学園」などは、知っている読者も多いことだろう。1980年代に甲子園で圧倒的な強さを誇り、清原和博、桑田真澄をはじめ、多くのプロ野球選手を輩出した野球名門校である。近年は、今大会で4強入りを決めている「大阪桐蔭」や、その大阪桐蔭に大阪府大会の決勝で負けた「履正社」など、新興校の台頭によって府大会で苦戦を強いられているが、まだまだ実力とネームバリューは健在だ。  ほか、今大会では大阪桐蔭に負けて8強で終わった「天理」や、初戦敗退に終わったものの、夏の甲子園に戦後最多の8年連続出場を果たした「智弁学園」といった常連校をはじめ、全国には宗教系の学校が意外と多い。ともすれば、「宗教=洗脳、怖い!」といったうがった見方をする向きもある中で、「宗教系高校球児は洗脳されている」とお思いのファンも少数ながらいるのではないだろうか。強豪校であれば軍隊並みとも言われる高校野球の練習の中で、実際に宗教が入り込む余地はあるのか? 今大会の出場校を中心に、注目の宗教系学校と、その野球部について紹介していこう。

続きを読む