格闘技興行史上初のAR入場! 拡張した自演乙のコスプレに隠された真実とは!?

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綾波コスの美女とのツーショットでしたり顔のAR三兄弟・川田十夢氏。
 「乙」の字が記されたボードを掲げるとそこにCGが映され、踊るコスプレイヤー、花道を歩む長島☆自演乙☆雄一郎と交錯してこの世のものとは思えない光景を出現させる──。  7月5日、国立代々木競技場第一体育館で行われた「K-1 WORLD MAX 2010、-70kg World Championship Tournament FINAL16」は、自演乙の"史上初"AR入場が注目された。  大会前日の会見でも「キミと同じ仕組まれた子ども。フィフスチルドレンさ」と、渚カヲルコスの説明をしつつ、「AR三兄弟と面白いことをしますので、僕の入場はチャンネルを変えず、そのままでお願いします」と告知に励んだ自演乙。  その中身とは、以下のようなものだった。 ・本人よりも巨大なAR自演乙が、いかにもスクリーンに表示されたCGらしく、フラッシュや数々のコスプレを瞬時に着せ替え ・第三使徒サキエルのコスチュームで入場する自演乙の周囲をAR使徒が乱舞 ・乙ボードの傾きに応じて「ずももももも」と、某動画サイト調のコメントが流れる  自演乙が"開発"したコスプレ入場を、技術に長けたプロの手でちょっと違うものに変容、あるいは昇華させたAR入場。このインパクトのおかげか否か、自演乙はアンドレ・ジダにからくも勝利した。  競技としての勝ち負けと、観客を楽しませるエンタテインメントとの兼ね合いを模索するなか、コスプレイヤーとARの合体でひとつの可能性を示した事件だったが、その舞台裏はどうなっていたのか。
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コスプレイヤーが大集合!
 AR入場シーンを担当した、AR三兄弟の川田十夢に訊いた。 ──史上初のAR入場を振り返って、いかがですか? 川田十夢(以下、川田) 代々木第一体育館という広い空間、かつK-1という大舞台でARが本当に稼働するのか、 我ながら若干の不安はありました。しかし、TBSの技術部の皆さん、K-1イベントプロデュースチームの皆さんなど関係者の多大な協力もあって、なんとかカタチにすることができました。テレビ放送の反響もかなり大きく、関わった全ての人の為になって、やって良かったと思っています。 ──なるほど。そもそもAR三兄弟と長島☆自演乙☆雄一郎の出会いとはどんなものだったんでしょう。 川田 共通の知り合いに江口晋太郎君という人がいて、その人から紹介されて自演乙君とお会いしました。テレビや媒体から受ける印象とは違って、眼光に力があるし、頭の回転が早い人だなと言うのが第一印象です。 ──彼が目指しているエンタテインメントをAR三兄弟的にはどう解釈してますか? 拡張できた感触は? 川田 彼の存在は元々知っていましたし、格闘技というジャンルを拡張している人だなと以前から感じていました。格闘技のことを全く知らない人が、強さだけをアピールする選手を見たところで何の興味も抱かない。では、何をすれば格闘技自体に興味を持ってもらえるのか。それを深く考えた末にコスプレという表現に至ったのだろうと。あと、言動や行動から、ナチュラルなヲタであることも好感が持てます。  拡張の手応えは十分です。そもそも、格闘技を見る人からしても、ARという言葉は知らない訳ですし、ARを知っている人が格闘技好きとは限らない。そういう意味で、すごくいい文化交流の機会だったと思っています。 ──今回のAR入場はAR自演乙→AR使徒→ARコメントという段階を踏みつつ第三使徒サキエルコスの自演乙が歩いてくるものでした。マーカーを使うやり方はいつもどおりかなと思うんですが、技術的に難しかったところは? 川田 マーカーを使う以上は、その認識率との戦いが常にあります。照明とかカメラワークとか、K-1の文法だとかなりハイレベルな技術を前提としているので、そことの融合はかなり大変でした。僕たち三兄弟の役割として、映像技術などの担当は次男なのですが、彼は何度もTBSに通っては技術の打合せをしていたので、今回の影の功労者は次男だったと思います。身内ながら、本当によくやってくれたと思います。 ──アイデアは皆で出し合ったんですか。某動画サイトっぽいコメントとか、自演乙君が好きそうな感じなんですけど。 川田 まず、自演乙君から「次のコスプレはサキエルで行きたい!」という強い希望がありました。彼のこれまでのコスプレ遍歴を鑑みて、サキエルという選択はかなり斬新な試みなんです。あの人は、そういうショーマンシップの勘所が本能で分かっているんです。どうすればお客さんが喜んでくれるのか? 常に深く考えている。打合せを重ねる度にそれが分かって、本当に感心しました。あと、世界戦への切符をかけた大一番でしたし、何かこれまでと違うことをやろうという気持ちもあったのだと思います。僕はその気持ちを十分に汲んで、演出プランとARシステムの仕様を考えました。彼は2ちゃんねるの芸能・音楽・スポーツニュース速報+板の記者をやっていたりしますし、その方向の拡張が相性がいいだろうということで、某動画サイトっぽいコメント表示を演出として加えました。特に番組中には説明がなかったですが、あれは「#jienotsu_ar3」というハッシュタグ付きでTwitterでつぶやいてくれた応援コメントを、会場とテレビで流すという画期的な試みだったんです。テレビは一般に意味の分からないものや中傷めいたコメントは予めカットする傾向があるのですが、それだとネット文化の面白みが伝わらないので、極力、コメントを全て表示するように心がけました。 ──最初の大きなAR自演乙やAR使徒、いい具合にガビガビっとしたビジュアルでしたよね。アナウンサーも「本物ではない自演乙が」とか言っていましたが(笑)。あの大雑把感が現実と仮想を乱暴に接合したみたいでいいなと思ったんですが、あれは狙い通り? 川田 そうです。と、言っておきましょう(笑)。 ホントは技術的な制約半分、計算半分といった感じです。ARに解像度を完全に求めるには、まだハード的な技術が追いついていない部分があって、半分は仕方なくああいうカタチになってしまうのですが。僕の中では、ああいうツギハギ感覚の残った映像こそARのユニークな部分だと思っているので、結果オーライです。古いアニメーションとか、色味が明らかに違う崩れそうな崖とかあったじゃないですか。ああいう予め分かってしまう感覚って、なんとなく面白かったのに、CG技術が進みすぎた現代においてあまり少ないので。そういう意識も若干あり(AR)ます。 ──ARのツボってその辺にありそうですよね。 川田 ですね。ARでテレビ番組を作るとき、いつもカメラマンさんと技術さんとのせめぎ合いになるのですが、最終的には「このツギハギ感覚こそ、ARの面白いところなんです!」と、説得の上、ご理解いただいております。だって、CGやVRだったらいくらでも綺麗な映像は作れるし、それと同じことをARでやっても仕方がない訳で。現実との融和と違和感、それが現在形でのARの面白いところだと僕は思います。 ──最近、いかにもARっぽいんじゃない分野に乗り出してますよね。ネットとARの親和性が高いのは、それはそれでいいこととして、テレビを拡張したのは今回大きかったんじゃないですか。 川田 そうですね、大きかったと思います。あ、でも僕たち。テレビを拡張するのはコレで三回目なんですよ。うっかり。一度目は昨年、NHKの子ども番組(*1)を拡張しています。今年に入ってからは、ノイタミナ生特番で「民放初ビーム」を出しましたし(*2)、スマイレージというアイドルのデビューにもARをテレビCMで流しました。スマイレージの時には、AR三兄弟自身もCMデビューを飾ってしまうというヤバい拡張をうっかり果たしました。 ──そのようにARを使うかどうかは別にして、一見縁のないものを マッシュアップして壊しながら進んでいくのは、いまの時代に必要な気がするわけです。 川田 僕もそう思います。今、日本以外全部沈没とかいかレスラーとか撮った映画監督の河崎実さんと、「水商売の拡張」に挑んでいまして、それもうっかり面白くなりそうです。7月中旬にオープン予定なので、よかったら取材に来てください! (取材・文=後藤勝) *1)NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX・ビットワールド』では、2009年12月11日の回でAR生放送を実施した。システム開発をAR三兄弟が担当し、デザイングループ「AC部」制作のCGを表示した *2)今年4月15日深夜25時から放送した『ノイタミナ生特番』で、AR三兄弟か被る黄色い革命運動っぽいヘルメット、通称「カクメット」から、工場の火花的な効果音とともにビームを飛ばした。Twitterでは「本当にビーム出てる...w」「ビームうつせよ」などの反応があった
ARのすべて-ケータイとネットを変える拡張現実 未だによくわからん。 amazon_associate_logo.jpg
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『THE OUTSIDER第12戦』浴衣姿で激闘に一抹の冷涼感を与えるラウンドエンジェルズ大公開!!

outsider0620_01.jpg  6月20日に東京・ディファ有明で開催された前田日明主催の"不良の格闘大会"『THE OUTSIDER第12戦』。熱い激闘の最中、僕らの視線をリングに釘付にしたラウンドガールたちを大公開!! 今回は水着だけでなくミニ浴衣姿も披露してくれました! 和洋入り乱れる色気をご堪能ください。足フェチ要チェック!
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花魁系SEXY着物 次回はコレもありかと。 amazon_associate_logo.jpg
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『THE OUTSIDER第12戦』リングの上も観客席も怒号の嵐! 舞台裏完全密着レポ

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 場内沸騰、場外騒然──6月20日(日)東京・ディファ有明にて行われたリングス主催の不良系格闘技大会『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)第12戦』は、60-65kgトーナメントの準決勝・決勝のほか、70-75kgトーナメントの1回戦・2回戦も行われるなど、実に見どころの多い大会となった。熱気ムンムンの会場では、応援団同士の乱闘も続発。見かねた主催者の前田日明が「おまえらいいトシこいて恥ずかしくないんか!」と怒鳴る一幕も。試合結果は他媒体の報道にお任せして、日刊サイゾーでは今回も、目立っていた選手と暴れていた観客にインタビュー! outsider12_02.jpg "国士舘のリアルジャイアン" 剛田武  70-75kgトーナメントの1・2回戦を勝ち上がったジャインアンこと剛田に話を聞く。 ──前回、前々回と連敗でしたが、めげずに這い上がってきましたね。トーナメント本戦で2連勝! 「今日は調子よかったっす! 自分、今まで立って勝とうとしてたんですけど、それだとダメだったんで、寝ても勝てるように、このところずっと寝技の練習ばっかしてました!」 ──以前、ジャイアンさんに判定勝ちした堀弁護士もベスト4に勝ち上がりました。決勝で再戦する可能性もありますね。 「堀さんだろうが誰だろうが、自分が全員ぶっ倒します!!!」 outsider12_03.jpg  そう叫ぶなりジャイアンは立ち去ってしまったので、セコンドの"のび太"に話を聞く。 ──ジャイアンの調子はどうでしょう? 「彼と毎日スパーリングをしてて感じますが、原石だったジャイアンが、磨かれたダイアモンドになりつつありますね。ジャイアンの最強は揺るがないでしょう。あの体重だったら、おそらく世界一。両足さえ地面に着いてれば、マヌーフにも勝てるんじゃないですかね。堀弁護士? あっという間にボコボコにしますよ。お客さんごめんなさい! ってぐらい、すぐに試合が終わっちゃうんじゃないですかね」  のび太のくせに生意気だぞ、と言いたくなるほどビッグマウス。しかし、そんな大口叩きも許されるほど、この日のジャイアンは強かった! outsider12_04.jpg outsider12_05.jpg "法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士" 堀鉄平  「不良更生」を旗印に、アウトサイダーで着々と勝ち星を重ねる堀弁護士。そのエリート然とした佇まいゆえ、かつては登場するだけでブーイングも起きたが、現在はその強さを不良層からも認められつつあり、勝てば拍手が起きる存在に。この日も70-75kgトーナメントの1・2回戦を難なく突破。ベスト4へ駒を進めた。 ──準決勝の相手は谷博幸選手に決まりました。 「谷選手の試合をさっき見ましたけど、打撃の間合いがすごく上手いなぁ、と思いますね。付かず離れずの距離感が上手い。ま、僕は寝技だったら誰にも負けない自信があるので、その距離感の中で、いかにタックルに持ち込むかがカギですね」 ──決勝で当たる可能性のある剛田陣営が「ボコボコにする」と言ってますが。 outsider12_06.jpg 「ハハハ。もし剛田選手と当たることがあったら、打撃で勝負したくないですね(笑)。単発で終わらないし、フックの返しがとても上手い。彼の打撃は強烈ですよ。だからまともに殴り合いたくない(笑)」 ──今日は2試合とも快勝でした。顔も無傷ですね。 「今日は体調も絶好調で、最初から勝てるだろうな、と思ってました。実際、試合もそんなに苦しくなかったです。あ、そうそう。僕が経営するスポーツジムの話をしていいですか? 六本木にあるんですけど、現在、会員を募集中でして......(以下略)」  ちょっとした隙を狙って宣伝を始めた堀弁護士。タックルが上手いのも頷ける気がした。 outsider12_07.jpg outsider12_08.jpg "寝ても立ってもフルボッコ 取手の拳帝" 幕大輔  60-65kgトーナメントを制したのは、この男。幕大輔だ。かねてから「優勝賞金100万円という具体的な形を手にして、これまで迷惑をかけてきた妻に恩返ししたい」と語っていた幕。減量苦、後輩との決別......いろいろあっただたけに、その喜びはひとしおだろう。表彰式が終わった直後に話を聞いた。 ──優勝おめでとうございます。本日、奥さんは? 「来てます、来てます。泣いて喜んでました。ホント、妻が支えてくれたから優勝できたんだと思います」 ──優勝賞金100万円の使い道は? 「まずは道場の若い子たちにご飯をいっぱい食べてもらって、あとは妻と子どものために、って感じですかね」 ──確執のあった比夏璃選手(準決勝で敗退)との対決は実現しませんでしたが、本日、彼とは会いました? 「会っていろいろ話して、今度飲もうぜ、ってことになりましたよ」  大願成就、大金獲得、夫婦円満、因縁解消。この日の幕はいいことだらけ! outsider12_09.jpg outsider12_11.jpg 《番外編》 "アウトローのカリスマ" 瓜田純士  会場のロビーが一時、騒然となった。飛び交う怒号、群がる野次馬、駆け寄るセキュリティー。騒動の中心いたのはこの男、"アウトローのカリスマ"こと瓜田純士だ。第1回、第2回大会に選手として出場し、話題をさらった瓜田だが、この日は応援団の一員として会場入りし、なんらかのトラブルに発展したようだ。  騒動が沈静化してから、瓜田に話を聞いた。 ──いったい何があったのでしょう? 「すいません、さっきは興奮しちゃって。主催者に『立って見るな、座れ』って言われたもんですから、頭に来ちゃって。こっちはアウトローで売ってますし、『瓜田純士』って名前がありますから、みんなが見てる前で『瓜田座れ』なんて言われたら、ふざけんなこの野郎、おまえは俺の親分か、って話になりますよ。まあでもさっき、主催者の前田氏とタイマンで話し合って、お互い気持ちをぶつけ合って、一件落着しましたよ。お騒がせしてすいませんでした」  ここで、試合を終えたばかりの"鋼鉄のプリズナー"こと江田雄一が、横から割り込んできて秘話を明かす。 「むかし俺、瓜田君に刺されそうになったことがあるよ。まだ瓜田君が80kgぐらいあっていかついとき、俺、頭にハイキック食らって、そのあと刺されそうになった(笑)」  そんな江田のことを「おまえが来るとガラが悪くなるから向こう行ってろ! おまえは勝ったんだからロサ会館のキャバクラでも行ってろ!」と追い払う瓜田。時に恐ろしく、時に愉快なアウトローである。 outsider12_12.jpg "東久留米の武将龍" 樋口武大  前回出場時は、勝利者マイクの最中に客席の野次に応酬するなど、向こうっ気の強さを見せた樋口。今回はなんと、「失神しながら勝つ」という離れ業をやってのけた。印象に残る勝ちっぷりで注目度を上げつつある樋口に話を聞く。 ──試合後、意識朦朧としていましたね。 「自分の中では、KO負けした感じなんですよ。目が覚めたら、まわりに人が集まってて、『あ、負けたんだ』と思っていたら、『腕十字で勝った』と言われて驚きました」 ──腕十字をキメた記憶はない? 「まったくないです。入場してきて、相手とグローブを合わせたぐらいまでしか記憶がないですね。もつれて倒れたとき、相手のヒザかパンチが目の上に当たって、脳しんとうを起こしちゃったみたいです」 ──そんな失神状態にありながら、技をキメて離さないとは、恐るべき執念ですね。 「練習でずっとやってきたことが無意識に出ただけでしょう」 ──これでシングルマッチ3連勝。しかも前回は高垣勇二選手、今回は関谷勇次郎選手と、強敵を連続撃破してますが、昔からケンカが強かったんですか? 「僕、中学時代はイジメられっこだったんですよ。で、高校で自分を変えたくて、ボクシング始めて、そこから道を誤っちゃった感じですね」 ──どのように道を誤った? outsider12_13.jpg 「ケンカして捕まったりだとか、鑑別所に送られたりだとか......。まあ、最終的には因果応報っていうか、極める道の人が出てきちゃって大変な思いをしたから、もうケンカはやめようと。で、ケンカをやめると同時にボクシングもやめたんですけど、アウトサイダーを知ってから、再び格闘技に目覚めました。今は週5~6回道場に通って、寝技も覚えて、って感じですかね」 ──アウトサイダーは何で知りました? 「先輩が出てたんですよ。小森(信綱)さんが」 ──黒石高大選手に試合前に殴られて、ノーコンテストになってしまった選手ですね。 「あの一件、後輩の僕としては、まだちょっと許せないんですよ。黒石選手は小森さんと、もういっぺんちゃんと試合をやってほしいですね」 ──小森選手がもし負けたら、樋口選手が敵討ちを? 「いや、小森さんが負けることはないので、僕が出るまでもないでしょう。僕はリングスさんが『やれ』という相手とやるだけです」  黒石が聞いたら怒りそうなことをサラリと言う樋口。腕力もさることながら、胆力も相当ありそうだ。  次回アウトサイダーは10月11日(月・祝)に、黒石、高垣らの地元でもある横浜文化体育館で開催。ZSTとの対抗戦、米軍との対抗戦、70-75kgトーナメントの準決勝・決勝、シングルマッチの豪華4本立てが予定されており、かつてないほど話題性の多い大会となりそうだ。 (取材・文=岡林敬太)
ジ・アウトサイダー 第十一戦 ≪60-65kg級トーナメント本戦≫ 8月6日発売。 amazon_associate_logo.jpg
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小橋建太結婚! "ホモ疑惑"はアノ美人キャスターのアタックをかわすためだった!?

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『PRO-WRESTLING NOAH
Winter Navigation'07 12.2 日本武道館大会』
(バップ)
 人気プロレスラー小橋建太が、演歌歌手・みずき舞と今秋入籍、来春に披露宴を開く予定だ。  女性ファンも多い小橋が愛を一心に注いだ相手は、かつて細江真由子の名でアイドルとしても活躍した美女。一部報道では交際14年とあったが、実際に関係者に聞いたところではちょうど10年前に知人の紹介で知り合って、交際に発展したのだという。  小橋と言えば、リング上で奮起した時のガッツポーズが"青春の握りこぶし"と評されたほどの熱血漢。2006年の腎臓がんを克服しての復帰戦は感動的で、近年まれに見る大観衆を集めた。  かつて「ベルトが恋人」と生涯独身をほのめかしていたこともあった小橋だが、手術や治療にはみずきが必ず立ち会ったという。実際、関係者間でも「美人女性がそばにいた」という目撃談は度々あった。  ただ、一方で小橋につきまとっていたのが"ホモ疑惑"だ。ある実話誌では、同じ団体に所属する若手選手との肉体関係があったというプロレスライターの証言までもが掲載されたが、こうした噂話はネット上を賑わせていた。  今回の結婚で疑惑は払拭されたが、実はある関係者から「ホモ疑惑は小橋さんサイドから意図的に流されたもの」という仰天話が打ち明けられている。 「昨年まで(所属団体の)ノアは日本テレビで放送されましたが、その日テレの女性局員に、小橋の熱狂的なファンがいて、彼との結婚を熱望していたんです。両者の間を取り持とうとしていたのが日テレの重役。小橋は日テレとの関係に気を使ってハッキリ言い出せなかったようです。放送終了後も、当時ノアの社長だった三沢さんが放送復活に尽力していましたし、密かに愛を育むしかなかったんでしょう」(同関係者)  三沢の死で放送復活の可能性がなくなり、小橋がみずきとの結婚に踏み切ったとは考えにくいが、確かに"他に交際女性がいる"というよりは、同性愛者だといった方が断りやすいかもしれない。  一説には、この女性局員というのが、熱狂的な小橋ファンで知られる丸岡いずみアナウンサーだとも言われてている。丸岡アナは小橋の結婚を聞き「驚くよりも呆然とした」とかなりのショックを受けたことを告白。丸岡アナが38歳独身でいるのも"小橋との結婚を夢見ているから"なんてささやく関係者もいるほどだ。  もし一連の話が事実なら、小橋は自分の噂を盾にして、みずきとの愛を守った形でもある。真相は分からないが、いずれにせよ満を持して結婚を決めた小橋のこと、内心"青春の握りこぶし"を決めていることだろう。ぜひ今後も熱血愛で幸せな家庭を築いてほしいものだ。 (文=和田修二)
PRO-WRESTLING NOAH Winter Navigation'07 12.2 日本武道館大会 男も女も魅了するこのカ・ラ・ダ。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(前編) 「1試合もせず日本代表!?」迷走する新格闘技「パンクラチオン」と五輪利権の闇 恍惚の顔で昇天必至!『THE OUTSIDER』第11戦ラウンドエンジェル

孤立深める亀田三兄弟 国内には練習相手もトレーナーもいない……!?

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次男・大毅には難敵坂田との防衛戦が控える
 プロボクシングの亀田興毅・大毅の兄弟が、8日の航空機でフィリピン合宿に出発した。現地ではスパーリング中心の実戦練習を予定しているというが、他のボクシングジム関係者からは「合宿といっても、日本でまともな練習ができないからでは」という声も出ている。  通常、ボクサーのスパーリングは国内で他のジムの選手と交流することが多いが、同関係者によると、3月末に父・史郎氏が起こした暴言騒動などの余波もあって付き合いを控えるジムがほとんどなのだという。 「過去に交流はあっても、やたらケンカ腰のスパーリングをやってくると評判も悪いし、何より史郎さんの偉そうな態度で怒ってる人も多いからね。最近はスパーリングパートナーをフィリピンから呼んでいるけど、宿泊も含めた経費を考えれば、自分たちが向こうに行ったほうが安上がりという経済的事情もあるはず」(同)  それに加え、亀田ジムの場合、専属トレーナーが不在という慢性的な悩みもあるという。 「これまでは先日、会長に就任した吉井慎次さんがトレーナーだったけど、あの人に世界レベルの若い選手のミットを持つ技術があるとは思えないからね。ミット打ちは早いコンビネーションに対応しなければならないけど、彼ではスピードについていけないはず。彼のブログなんか見ても技術的な指導の様子はほとんどないでしょ。3月の興毅とポンサクレックの試合でも、吉井さんはセコンドにもついてなかったしね。ちゃんと指導していたらセコンドにつかないなんてことはありえない」(同)  吉井氏が会長に昇格したことで、新トレーナーには友好関係にある勝又ジムの田中宏昌氏(38)がトレーナーに就任したが、これも業界内からは「形だけのトレーナーだろう」という声が多いという。  田中氏は2年前まで現役ボクサーだったため、トレーナー経験は浅いが、その現役時代も6回戦のB級選手で5勝(1KO)7敗と負け越しだった。「試合スタイルもテクニシャンではなかったし、とても世界ランカーを指導できる人物とは思えないなあ」と前出関係者。  横暴な言動で業界からの協力が得られず、メキシコ滞在中の三男・和毅を含め、兄弟を迎えてくれるのは海外ばかりだ。心の拠りどころである史郎氏にしても、指導に関与しないことがジム継続の条件にもなっており、孤立感が漂う。フィリピンでの練習が実を結べばいいのだが......。
亀田興毅、宣戦布告 口は災いの元。 amazon_associate_logo.jpg
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「ワールドちゃんこ朝青龍」が名義トラブルで「ワールドちゃんこ曙」になる!?

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ワールドちゃんこ朝青龍HP
 昨年、朝青龍が東京・両国国技館の正面玄関前にオープンさせたちゃんこ店「ワールドちゃんこ朝青龍」が大ピンチだ。  先日、同店の関係者が知人に対して「朝青龍の名前が使えなくなるかもしれないから、ワールドちゃんこ曙にしようかと交渉中」と語ったというのだ。  「ワールドちゃんこ朝青龍」は実際には朝青龍が経営する店ではなく、名義を貸した形だったが、これは当初、日本相撲協会員の副業が禁止されているためと伝えられていた。朝青龍が引退したいま、本人が堂々と経営に乗り出せるはずなのだが、何があったのだろうか。  同店のオーナーを名乗る二瓶一将氏は、朝青龍に暴行騒動が起こった際、実話誌などにも登場し「朝青龍が怒ったのは理由があったはず」「アンチも後で彼の人柄が分かる」などと擁護していたのだが、1カ月ほどして連絡を取った知人男性によると「その後、朝青龍に裏切られたと一転して批判するようなことを延々と話し、曙との交渉がほぼ成立しそうだと言っていた」という。  ただ、そもそも朝青龍が「ワールドちゃんこ朝青龍」にはほとんど関与していなかったと語る角界関係者もいる。 「おそらく店に顔を出したのも数回程度でしょう。オーナーの二瓶氏は朝青龍の個人マネジャーの兄である一宮章一の知人。もともと相撲に興味はなく、大のプロレスファンとして知られている人物です。一時はリング上にも出演し、大仁田厚と漫才をしたこともありました。実話誌のインタビューでは朝青龍の具体的なエピソードはほとんど話してなく、テレビを観ていれば分かるような印象論ばかりで、あまり親しい関係にはないのが分かります。彼はヤクザにしか見えないルックスで本職の方々との付き合いもささやかれ、実際、過去に他のレスラーを"俺には暴力団がついている"と脅迫して逮捕されたこともあった。今後、日本の芸能プロと契約して芸能活動を目指す朝青龍が、名義貸しに慎重になってもおかしくはない」  そういえば、その一宮が先日主催したプロレス団体「モンゴル・アサショーリュー・プロレス(MAP)」は、朝青龍の許諾が得られずミツヨ・アサカ・プロレスに変更されていた。  現時点では、「ワールドちゃんこ朝青龍」はそのままの店名で営業中。メニューにはモンゴル料理もあるが、もし「ワールドちゃんこ曙」になったとしたら、これがハワイ料理に変わってしまうのだろうか......。
横綱 朝青龍 背景は真っ黒です(表紙の写真が)。 amazon_associate_logo.jpg
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「1試合もせず日本代表!?」迷走する新格闘技「パンクラチオン」と五輪利権の闇

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日本パンクラチオン協会HP
「1回も試合もしてないのに世界選手権の日本代表になっちゃったよ」  出場選手もビックリだ。FILA(国際レスリング連盟)の新格闘技パンクラチオンの第1回全日本選手権が、4月29日に都内会場で行われたのだが、7階級の出場者はたったの12名。うち4階級では参加者ひとりのため、不戦勝で初代チャンピオンとなってしまった。  優勝者は11月にブルガリアで開催される世界選手権に出場が決まっているが、人数が最も多かった階級でもわずか3名の参加。大半はパンクラチオン自体をやったことがない他競技の選手たちで、競技を一度もしたことがないまま世界大会に出ることになる。105キロ級で日本代表となった斉藤俊一も、モンゴルマンのリングネームを持つ元プロレスラーで、ルールで義務付けられているユニフォームすら所持していないという有様だ。  実際、この日は出場選手がみな空手着など別競技の格好で試合しており、公式ルールすら守られていなかった。貴賓席には、日本レスリング協会の福田富昭会長、日本ワールドゲームズ協会の玉利斉副会長、太田昭宏・元公明党代表の姿もあったが、何ともお粗末な全日本大会となった。  パンクラチオンは日本では一昨年に発足したばかりの競技で、昨年、日本レスリング協会の下部組織として発足した日本格闘競技連盟の傘下にある。同連盟が昨年開催した設立パーティーには朝青龍や吉田秀彦といった大物ゲストが出席し、総合格闘技など多くの格闘技種目の五輪競技化を目指すと表明していた。 「パンクラチオンはギリシャで生まれた競技で、アテネ五輪の開催が決まったとき慌てて発足させて五輪競技にしようとしましたが、競技人口が増えず失敗した"落ちこぼれ格闘技"。打撃と組み技を融合した総合格闘技に似たルールですが、アマ競技とあって規制が多く、見る側にとっても面白い攻防とは言えないので全く普及できていません。参加するのは柔術やレスリングなど他競技の無名選手ばかりで、世界中から集めてもパンクラチオンを専門にやっているのは1,000人もいないはず」(格闘技ライター)  それでも強引に形ばかりの日本代表を決めたのには理由があるという。 「日本国内で2,000人程度しかやっていないカーリングでも、五輪種目になれば国からスポーツ選手強化費など補助金などが出ましたから、それを狙う一種の五輪利権では」(同)  ただ、昨年の行政刷新会議の事業仕分けではソリ競技などが「普及していない競技に補助は必要か」と指摘され、約32億円の補助金を減額させる判定が出ており、そんな中で競技者ゼロに近いパンクラチオンに税金が使われるとあれば国民からの反発を招くだろう。  不戦勝で優勝したある選手は「知人に参加者がいなくて困っていると誘われ、1試合もしたことないのにブルガリアの世界大会に出られるのはラッキーですが、渡航費は自腹だと言われたので行くのをやめるかも」と語っている。  もはや競技の形すら成していない前代未聞のドマイナー格闘技に未来はあるか。
オリンピック 面白雑学 いろいろあるんですな。 amazon_associate_logo.jpg
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大毅vs.坂田入札の裏に見る「亀田家の嘘」と「御用新聞」の不可解な言説

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気持ちよさそう。
 WBA世界フライ級王者の亀田大毅と、亀田兄弟の古巣である協栄ジムの坂田健史の世界戦の興行権が米ラスベガスで競争入札になり、協栄ジムが31万5,000ドル(約3,000万円)で落札した。亀田陣営は、これに猛反発してタイトル返上も辞さない構えで争う意向だという。だが落札後、大毅が20日以内に契約をしなければ、タイトルは返上ではなく、剥奪されるだけだ。それなのに亀田一家は、なぜこうも強気なのか? 業界関係者の多くは「彼らの得意のハッタリだ。単にファイトマネーの吊り上げを狙っているだろう」と見ているのだが......。 「こちらの耳にもいろんな話が聞こえてくるけど、いったい亀田はどうするつもりなのか。どうにもしようがないと思うのだが......」  こう語って苦笑したのは、協栄ジムに近い業界関係者。  亀田家の"御用新聞"とも呼ばれているデイリースポーツは、協栄ジムの落札を受けて「亀田陣営の不満が爆発した」などと報じ、亀田ジム関係者の話として、こんな話を伝えている。  まず、いつもと同じく亀田家は、協栄ジムとはファイトマネーの支払いをめぐり法廷闘争が継続しているので、「今回の決定をすんなり受け入れる意思はない」という。  また、父親である史郎氏の暴言騒動でジムが活動停止中で、兄弟を預かる東日本ボクシング協会が、「亀田ジム代理として入札に参加することを拒否したため、協栄の単独入札になったことも公正さに欠けると主張している」という。  そして最後は、大毅vs.坂田という因縁の対決なのに、両者のファイトマネーの合計が約3,000万円という安値で落札されたことに不満を持ち、「今回の入札はあまりにも一方的だ」とも訴えているというのだ。  だが、こうした主張には、さまざまなウソが含まれている。  そもそも、亀田側が坂田戦について、WBAに指名試合と指定されながら協栄ジムとの交渉の席に着かなかったのは亀田側の自由で、その結果、入札になったことは文句の言える筋合いではない。史郎氏が自ら巻いた種で業界を永久追放され、ジムが活動停止となり、入札に参加できなかったことも「公正さに欠ける」などといえる話ではないはずだ。  それ以上に、ある協会関係者は、こう憤っている。 「実は協会側で代理人を立てて、とりあえず入札に参加だけはするという案があった。それを亀田側に提示したら、先方は、それで協会が『ファイトマネーの(吊り上げ)交渉とかもしてくれるのか』という話をしてきたので、協会側が、そこまではできないというと『それじゃええ』と話が終わってしまった」  つまり、協会が亀田ジムの代理として入札に参加することを完全に拒否していたわけではなく、亀田側が参加を拒んだといえるのだ。  そのうえ今回の入札では、なんと亀田プロモーションの代理人というメキシコ人プロモーターが、亀田側の正式な委任状を持ってラスベガスに登場し、入札に参加をしようとしてもいた。  だが、いざ入札で参加料を支払う際、この代理人はメキシコのペソの小切手を出したが、参加料は米ドルの小切手か現金と定めされているため、WBAに受け取りを拒否されてしまい、入札できなかった。  亀田陣営が参加できなかったのは、人のせいではなく、すべては自分たちの意思やミスによるもので、他人を「一方的」などど責める理屈は、まったく成り立たないのだ。  そもそも、デイリーの記事は、亀田陣営が「坂田との対戦を拒否する意向を示した」うえで、「今後、王座返上も辞さない構えで徹底抗戦する」とあるのだが、亀田側が本気で坂田戦を拒否する気ならば、わざわざ入札に参加する段取りをつけたり、落札額に不満を表明したりする必要はない。  というか、すでに入札も済んだ段階で、大毅に王座の返上などできる余地はなく、協栄側と交渉をしないならば、タイトルは剥奪されるだけだ。  すなわち、今の亀田陣営は、協栄側と交渉するにしても「王座返上」という切り札もない。それなのに"架空の武器"を振りまわし、対戦を拒否するという相手と徹底抗戦をするというのだ......。 「だから、いつものハッタリなんです。亀田は、内藤戦にしても何にしても、ギリギリまで『やらない』といって有利な条件を引き出してきた。今回、協栄と交渉のテーブルにつくにしても、すべて相手のいう通りでは面子が立たないということ。あのオヤジはすべては金ですから、少しでも有利な金額を引き出そうということでしょう」  前出の協会関係者は、亀田の動きをこう分析している。  とはいえ亀田陣営には、協栄時代に、長男の興毅がWBAライトフライ級の王座を、たった1度の防衛戦を行っただけで、ジムに相談もせずに投げ出した過去がある。  金銭的には防衛戦を続けた方が儲かるはずだから、彼らが最終的に、自分たちの面子や意思を優先し、タイトル剥奪の道を選ぶ可能性もまったくないわけではないだろう。  また、本サイトでも報じられているように、興毅と協栄ジム関係者が接触しており(記事参照)、両者がすでに水面下では交渉を進めていると見られる。「試合の話題性を高めるため、因縁の争いを強調する演出をしている可能性もないわけではないだろう」(中堅ジム会長)と皮肉な視線で見る関係者もいないわけでない。  いずれにせよ、今月の下旬までには最終結論を出さざるを得ない亀田陣営。裸の王様ともいえそうな追い込まれた状況から、どんな裏技を繰り出してくるのか。それはそれで見ものといえそうだ。 (文=原田翔)
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「武道館で一緒に観戦」亀田家と協栄ジムに漂う和解ムード 大毅vs坂田が実現か

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雪解け間近?
 前WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積が衝撃のKO負けした30日の日本武道館。ジム活動停止で渦中の亀田兄弟の長男、興毅が観戦したことが伝えられたが、実はアッと驚く人物たちと一緒だったことが目撃されている。  メインイベント、長谷川の試合ではフェンス内の関係者席で観戦した興毅だったが、その前の西岡利晃の世界タイトルマッチでは、東側のリングサイド観客席にいた。このとき左横にいたのが、何と協栄ジムの関係者たちだったのだ。  亀田と協栄といえば所属時代のファイトマネーをめぐる裁判で犬猿の仲となっている間柄。WBA世界フライ級チャンピオンの亀田大毅が義務付けられている協栄ジム所属の坂田健史との試合は、父・亀田史郎氏が「地球が爆発してもやらない」とキッパリ拒否していたほどだ。  しかし、30日の試合会場で興毅の隣にいたのは協栄ジム・金平桂一郎会長の妻である女性と篠田誠司トレーナーだった。さらに、西岡がKO勝利を決めた直後、興毅は篠田トレーナーと一緒に席を立って関係者のみ立ち入りできる部屋へと姿を消しており、用意された席が偶然隣だったというわけでもなさそうだ。これは一体何を意味するのだろうか。 「史郎さんが暴言を吐いた騒動で、亀田兄弟の所属は"東日本ボクシング協会預かり"となったけど、その協会関係者が仲介して協栄との和解を進めたという噂もあったんだ。観客の前に平然と一緒に出てきたぐらいだから、近いうちに大毅と坂田の試合も決まるんじゃないか」(事情通)  ファンにとっては大毅と坂田の試合が決まってくれれば朗報だろう。ただ、一方ではこんな心配をする声も。 「かつて協栄ジムは亀田兄弟を所属させたことで数々のトラブルに巻き込まれ、今もそのイメージダウンから回復しきれていない。和解はいいけど、あまり近づきすぎるとファンから"また亀田と親しくなったのか"と、うがった見方をされることもあるでしょう」(ボクシングライター)  犬猿の仲のままリング上で決着をつけた方が盛り上がる気もするが、いずれにせよ大毅vs坂田の因縁の対決が実現してくれるのなら歓迎だ。
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「やはり再結成は困難……」CHAGE and ASKAが武道館に揃わなかった裏事情

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『CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT
C&A』ユニバーサルシグマ
 日刊サイゾーが事前スクープした日本武道館でのチャゲアス登場(記事参照)だったが、実際に現れたのはASKAひとりだった。  25日、格闘家・吉田秀彦の引退興行でCHAGE and ASKA(チャゲ&飛鳥)のASKAが特別ゲストとして国歌を独唱。試合前の吉田ともガッチリ握手を交わしファンの歓声を浴びた。  通常、大物ゲストによる国歌斉唱は事前に華々しく告知されるものだが、主催ジェイロックの國保尊弘代表も「東京ドームや武道館をいっぱいにするような大物アーティスト」として名前を明かさなかった。イベント関係者によると、ASKAの登場は当日まで関係者間でかん口令が敷かれていたという。  ネット上にも漏れることがなかった大物ゲストを、ただひとつ当サイトだけが独占的に報じることができたのは、格闘技イベント側ではなく、チャゲアスに近い音楽関係者が情報源となったからだった。同関係者は「直前まで2人揃っての登場が調整されていた」ということを明かしていたのだ。  國保代表も、翌日のスポーツ紙が試合よりもこの話題を大きく報じることを懸念しており、これはもともと吉田と親交のあるASKAひとりの登場であれば、気に病むことはなかったはず。  ただ、先の記事にあるとおり、関係者は「ドタキャンにならないことを願うばかり」と、当日まで2人揃うかは分からない状況だった。結局、ファン悲願の再結成は見送られたが、なぜCHAGEは来なかったのか。 「ライブ活動は4月上旬に一度終わって、次は6月からでCHAGEのスケジュール的には空いていたんです。だから、そこはやはりデュオで登場することの問題しかなかったんですよ。ただ、彼らの所属事務所は実質、ASKA主導ですからね。大半のヒット曲を彼が作詞作曲している流れで、収入面の大部分を担っているので自然とそうなってしまう。そもそも活動停止にしてもASKAの意向が強く反映されたと聞きますし、おそらくはASKAが"今回は2人で登場すべきじゃない"と決めたんだと思います」(同関係者)  不仲説がささやかれ続けるチャゲアスだが、親しい友人の引退試合でも"ソロ活動"に終わってしまったことを考えれば、再結成は当面、期待できそうにもない。
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