『THE OUTSIDER第14戦』観客席も鼻血ブーのセクシーサンタラウンドエンジェル大降臨!!

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今回はクリスマスバージョンです!
 今回も熱戦が繰り広げられた『THE OUTSIDER第14戦』。だが、リング下の観客席でも血まみれの惨劇が起こっていたことをご存知だろうか。そう、乱闘騒ぎ......ではなく、一部マスコミ関係者(主にサイゾー関係者)がセクシーすぎるラウンドエンジェルたちの御姿に興奮のあまり、鼻血を自然噴出していたのである!!  というわけで今回もお送りします! アウトサイダーラウンドエンジェル大特集、張り切ってどうぞ!
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原点回帰の大乱闘も!『THE OUTSIDER第14戦』鮮血の舞台裏密着レポート

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THE OUTSIDERでは久々となった場外乱闘。
今回はいろんな意味で熱かった!
 新顔続々! 原点回帰!──本年度ラストの『THE OUTSIDER(アウトサイダー)14戦』(4日・ディファ有明)は、"谷間の大会"との前評判を覆し、非常に面白い大会となった。中でも特筆すべきは、イキのいい新参者の活躍と、顔役の奮闘、そして初期アウトサイダーを思い出させる"どツキ合い"が目立った点。各試合の詳細は他媒体の報道にお任せして、日刊サイゾーでは今回も、主立った選手の肉声を拾った! tos1402.jpg tos1403.jpg ●"最強セキュリティーチーム・3POUNDの一撃天使" MASATO(25歳・静岡・初出場)  鋭い眼光、短く刈り込んだ金髪、研ぎ澄まされた褐色ボディー。見るからに強そうなオーラを漂わせながら入場してきたMASATO。ゴングが鳴ると、余裕綽々ノーガードで距離を詰めながら、キレのいい打撃を次から次へと打ち込んで、相手を圧倒!  鮮烈なデビュー戦勝利を飾ったMASATOに話を聞いた。 ──強かった。そして、試合が面白かった。 「どうもどうも。正直な話、寝技が面白いのは、やってる人だけなんで。ぶっちゃけ、そうですよね? 見てる人はやっぱ、殴り合いのほうが楽しいに決まってる。そういうバチバチの試合が最近のアウトサイダーにはなかったので、俺が出ちゃおうかな、と思ったんですよ」 ──戦い終えた感想は? 「中途半端な終わり方(レフェリーストップ)だったんで、もっと気持ちよく終わりたかった。余力をだいぶ残したまんま終わっちゃった感じ。体力的には、まだまだ全然余裕でした」 ──普段は何をしてますか? 「クラブのセキュリティーをやってます」 ──学生時代は? 「バリバリ高校球児ですよ。めっちゃ甲子園目指してました。1番サード。ホットコーナーです」 ──高校時代に喧嘩は? tos1405.jpg 「やったら出場停止になっちゃうでしょう(笑)。というか野球一筋で、そんなのやってる余裕もなかった」 ──なぜ、そんなに強い? 「野球の動きと格闘技の動きは、相通ずるものがあるのかも。どっちも腰を入れて回転するでしょ? あとは高校卒業後、関谷(勇次郎)さんとずっと一緒に練習してたのが大きいですね。斬刃拳で」 ──武勇伝は? 「残念ながら、ないっすよ。僕、そういう意味では全然面白くない選手なんですよ。だけど、試合は一番面白いんじゃないかな」 ──今後、戦いたい選手は? 「うーん......特にいない。ぶっちゃけ誰とやっても、打撃で負けることはないと思う。いつもはもっと速いんですよ。今日は半分遊んでたんで」  セコンドについていた関谷にも話を聞いた。 ──関谷さんから見て、MASATO選手の強さの秘訣は? 「俺と練習してるからだね(笑)。でもマジで、地元で俺とまともにスパーできるのはアイツぐらいしかいない。格闘技を始めたのはほぼ同時期だけど、打撃は相当強いね」 ──今日の試合を見た感想は? 「スロースターターなので、上がるのが遅いんですよね。今日もあと1ラウンドあったら、もっといい動きができたと思う。遅いですね。あんなもんじゃない」  あれで遅いなら、本調子のときはどれだけ速いのやら......。次戦を見てみたい選手である。
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MASATO、勝利のトンボ!
tos1406.jpg ●"濱の勇二" 高垣勇二(26歳・神奈川・出場10回目)  華があり人気もある看板選手でありながら、ここ最近は4連敗。そんな高垣だけに、この日の勝利は格別だったのではないだろうか。試合中ヒザに手をついて休むおなじみの仕草を何度も見せつつ、手数を減らさず戦い続け、最後はフラフラになりながらも渾身のカウンターパンチで劇的なTKO勝ち!  会場裏でうまそうに煙草をくゆらせながら、勝利の余韻に浸っていた高垣を直撃だ。 ──実に「らしい」勝ち方でしたね。 「やっと自分の喧嘩スタイルに戻ってこれた。戻せたよ。格闘技、格闘技ってみんなに言われて、できなかったの。でも俺のスタイルに今日は戻そうと思ったら、できた。やっぱこれが俺のスタイルなんだな。だから練習しねえ、オレ(笑)。スタミナだけ付けるよ」 ──年を追うごとにスタミナは? 「上がってるよ。煙草やめてないし酒も飲んでるけどね。昨日も飲んだし」 ──ここ数試合、連敗中ということもあり、迷いがあった? tos1407.jpg 「迷った、迷った。パンチを打てなかったんだ、怖くて。でも、今日で戻ったね。もう大丈夫。手ぇ出せば当たるんだなってことに、今日気付いたよ」 ──今日は試合も格好よかったが、入場も最高に格好よかった。 「ありがとう。あのガンガンガンって叩くところが、好きなんだ(笑)。ダンスは我流だよ」 ──今後の抱負は? 「前田さんに『あしたのジョー』って、自分しか言われてないじゃないですか。言わなきゃよかった、って思われたくない。コイツに言ってよかったな、って絶対に思わせたいよね。だから、まだまだ出るよ」  原点回帰で自信回復。そんな高垣にサイゾー賞を贈呈だ!
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疲れたポーズもおなじみのパフォーマンス?
tos1409.jpg ●"大阪の喧嘩どツキ空手王" 鷹亜希(24歳・大阪・初出場)  大阪出身のアウトサイダーは少ない。その点でも鷹亜希は目立ったが、ファイティングスタイルもノーガードの"どツキ"主体で、試合後のマイクパフォーマンスも爽やかで堂々としていたため、初出場で観客の心を掴んだ様子だ。試合後にインタビュー。 ──いい試合でした。客席も大いに沸いてましたよ。 「ホンマですか。おおきに」 ──プロフィールによると、吉永啓之輔選手(アウトサイダー65-70㎏王者)のところへ道場破りに行ったことがあるそうで。そのときの話を詳しく聞かせてください。 「プロアマ含めいろんな格闘技を見とって、一番格好いいなー、思ったのが吉永クンやってん。ほんで、こないだアウトサイダーに応募したけど無理(書類審査落ち)やったんで、これはもう吉永クンとこ直接行かなアカンわ、思って。で、行って、スパーリングしてください、ってお願いしたんですわ」 ──いきなりアポなしで行ったんですか? tos1410.jpg 「一応、電話は入れましたよ。『大阪の鷹亜希ですー、スパーしてくれー』いうて(笑)」 ──大胆な行動しますね。 「そうですね。やっぱ大阪人やし。せやけど、行ったら思い切り遊ばれて(笑)。僕、空手しか知らんかったし、寝技もからっきしやったんで、まあ子供扱いされましたわ。ほんで大阪帰ってすぐ総合のジムに通い始めて、今回やっと、念願かなってアウトサイダーに出させてもらえたというわけです」 ──吉永選手のどういうところが格好いいと思ったのでしょう? 「戦うスタイルと、そんなにしゃべらんところかな。俺自身は無口やないけど、ああいう無口で強い人には憧れますね。大阪からわざわざ栃木まで会いに行くぐらい、俺が惚れ込んだ人ですわ」  もちろん最終的には、その吉永を倒すのが目標だそうだ。
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前田日明氏も絶賛!
tos1412.jpg ●"杉並の黒い三連星 大嶽ブラザーズ" 大嶽伸次(34歳・東京・出場2回目)  第2回大会MVPの大嶽が、約2年半ぶりに、アウトサイダーのリングに戻って来た。かつて杉並で暴れ回っていた大嶽三兄弟の次男坊。地元応援団の大声援を浴び、鬼気迫るファイトを見せたが、善戦むなしく判定負け。試合後の大嶽に話を聞いた。 ──結果は残念でしたが、最後までものすごい気迫でした。感動して泣いてるお客さんもいましたよ。 「杉並を代表して、どうしてもこの試合には勝ちたかったんですけどね......。まあでも勝ち負け関係なしに、この試合で感動してもらえたなら、それはよかったですね」 tos1413.jpg ──2年半ものブランクを設けた理由は? 「本当は継続参戦したかったんですけど、カミさんの許可がなかなか下りなかったもんで......」 ──現在34歳。今回がラストチャンス? 「......のつもりでしたが、やっぱりもう1回かな。また兄弟で力を合わせて、出直すかもしれません。どうせなら勝って終わりたい。負けて泣くより勝って泣くほうがいいですからね」  蘇れ、杉並魂!
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客席に深々と頭を下げる大嶽。
tos1415.jpg ●"元・守山駐屯地第35普通科連隊第4中隊 神速" Soldier Boy 一樹(24歳・愛知・初出場)  元自衛隊員のSoldier Boy 一樹が、初出場ながらフルスロットルで大暴れ。常連組の菱沼郷を、パワフルな打撃の連打で完全鎮圧してみせた。プロフィールによると、過去には別の大会で、あの剛腕で知られる学金狗を撃破したこともあるというからただ者ではない。  試合後に話しかけると、終始笑顔で口調も穏やか。しかし、語られる過去はまさに「アウトサイダー」そのものであった! ──その強さはやはり、自衛隊仕込み? 「いや、自衛隊はあまり関係ないと思いますね(笑)。もともと自分、気性が荒かったし、まわりの人たちも荒い人ばっかりで、揉めごとがあれば飛んで行くみたいな生活をずっと送っていたんで。そういう地元の環境で鍛えられた部分が大きいと思います」 ──暴走族に所属していたんですか? 「いや、チーム的なもんですね。うちのチームは、強い頭だけを集めて、一つに統括するようなチームだったんですよ」 ──現在は? 「夜は名古屋のクラブでセキュリティーやってます。外国人の客が多くて、日本人のセキュリティーは馬鹿にされがち。特に僕は背が低いから(171㎝)、馬鹿にされてカッとなって、向こうもカッとなって喧嘩になることも」 tos1416.jpg ──外国人と戦っても負けない? 「喧嘩でやられたことはないですね」 ──自衛隊に入ったのはなぜ? 「どこも就職するところがなくてプラプラしてたら、自衛隊から運動神経のよさを買われて勧誘されたんですよ。片親なんで公務員になれるなら親孝行できるかな、と。それまでいろんなことで親には迷惑かけてきたんで」 ──その自衛隊をなぜやめた? 「ま、言えない事情がありまして(笑)。やらかしました!」 ──失礼ですが、現在は更生していますか? 「自分、移動の足が原付なんですよ。なので、たまに車に煽られたりして、カッとなって信号で止まってから......とかはありますね。直さないといけないと思うんですけど......。ちなみに今、セキュリティーの仕事以外に、昼間はパチンコ屋の店員もやってるんですけど、これは心を抑えるトレーニングも兼ねているんですよ(笑)」 ──それにしても、すごい筋肉ですね。相当、肉体的なトレーニングも積んでいるのでは? 「いや、何もしてないんですよ。今日の対戦相手は本格的に格闘技やってる人だったんで、練習してない自分が勝っちゃっていいのかなって、ちょっと申し訳ない気持ちです」 ──じゃあ、練習したらとんでもないことになりそうですね。 「自分でも、練習したらどんぐらい強くなれるんだろう? っていう興味がありますね。まあ仕事が忙しいんで、なかなか練習できませんが」 ──今後、戦いたい選手は? 「CRSの、誰でしたっけ? えーっと.........」 ──山田史博選手ですか? 「あ、そうそう。その人がこないだ益荒男の会場で僕の試合を見て、『自分だったら楽勝』と言ってたみたいなので、ぜひやってみたいですね」
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古豪・菱沼を蹴りまくった!
 その山田だが、18日開催の「KRUNCH」でヒロ三河戦を終えた直後(結果は山田の判定勝利)、涙ながらに格闘技引退を表明したという。多くの選手から対戦を望まれる地下格闘技界のキーマンだけに、復帰を期待したいところだが、果たして......。  次回アウトサイダーは、来年2月13日(日)にディファ有明で開催。チケット販売、選手募集などについての詳細は、リングスオフィシャルサイト(http://www.rings.co.jp)でご確認あれ! (取材・文=岡林敬太/写真=長谷英史)
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『THE OUTSIDER第13戦』日米対決を彩る恍惚のラウンドエンジェルたち

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 リングス・前田日明主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第13戦』が11日、横浜文化体育館で開催された。今回は「アウトサイダー×在日米軍」「アウトサイダー×ZST」という豪華対抗戦の2本立てで行われ、血沸き肉踊る激戦が繰り広げられる中、一抹の清涼剤のごとくリングを華麗に彩ってくれたラウンドエンジェルズを大航海します!
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ヤンキー女子高生3~埼玉最強伝説~ リングを降りたらこうならないよね? amazon_associate_logo.jpg
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『THE OUTSIDER第13戦』伝説の横浜決戦、舞台裏密着レポート!!

os1301.jpg  リングス・前田日明主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第13戦』が11日、横浜文化体育館で開催された。今大会の目玉は、それぞれ5対5で行われた「アウトサイダー×在日米軍」「アウトサイダー×ZST」という豪華対抗戦の2本立て。結果は、対米軍が4勝1敗、対ZSTが1勝4敗に終わった。各試合の詳細は他媒体の報道にお任せして、日刊サイゾーでは、沖縄からはるばるやってきた在日米軍ファイターを中心に、舞台裏の選手たちの言動をレポート!
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大会に先立って、故・山本小鉄氏に黙祷が捧げられた
●対米軍・先鋒戦 三枝美洋(千葉)  vs ザ・グレート(キャンプフォスター・海軍) os1303.jpg  三枝はその昔、千葉の有名暴走族で頭を張っていた男。今でこそ更生したが、かつては札付きのワルだった。外国人との喧嘩経験もあるそうで、今回の対米軍にも臆する気配はまるでなし。  一方のザ・グレートは、果たしてどんな男なのか。自らを「偉大」と名乗るぐらいだから、相当な自信家なのだろうか。試合前の選手控え室で、ザ・グレートを直撃した。 ──ちょっとお話を聞かせてください。 「OK、構わないよ」 ──相手の三枝選手の印象は? 「ビデオで2回ほど見たけど、正直、よく分からないな。まあ、グッド・ファイターなんじゃないか」 ──三枝選手は元暴走族。グレートさんも立派な刺青が入っていますが、さてはギャングのメンバーだった? 「ノー! 僕もバイクは好きだけど、集団で走ったりはしてないなぁ。なんせ僕が育ったのはノースカロライナの片田舎。人口800人程度の小さな街だから、ギャングなんか組みようがないんだよ(笑)。バイクの他には、釣りやレスリングに夢中になった活発な少年ではあったけど、僕は決して悪ガキじゃないね」 ──ストリート・ファイトの経験は? 「そんなガキみたいなことやらないよ」 ──今日はお客さんがいっぱい入りました。この中で戦う心境は? 「イッツ・ナイス! 素晴らしい雰囲気だ。結果はどうなるか分からないけど、まあ、ぶっ倒すよ!」  しかし、試合開始早々、ザ・グレートは拳の骨折を訴えてリングから退散。  これには勝者の三枝もガッカリ。「下らない試合」と吐き捨てた。 os1304.jpg ●対米軍・次鋒戦 山田史博(神奈川)  vs ザ・ビースト(キャンプシュワブ) os1305.jpg  身長は162cmと小ぶりだが大胸筋の発達ぶりがハンパじゃない、ザ・ビースト。"アメリカン武勇伝"を期待して試合前にインタビューを試みたが......。 ──見るからに強そうですね。どういう少年時代を送ってきたのでしょう? 「7歳のときから、ハウス・クリーニングやペンキ塗りなど、いろんな肉体労働をやってきたよ。だから体が強いんだ」 ──少年時代はバッド・ボーイ? 「ノー。アイム・グッド・ボーイ」 ──本日の対戦相手の山田選手は、神奈川の暴走族の元リーダーですが。 「俺はイリノイ州のただの男さ。でも、暴走族だろうがなんだろうが、恐れることは何もないね」 ──見るからにビーストって感じの体型ですが、街で喧嘩を売られたことは? 「アイ・ウォーク・アウェイ。街で絡まれたら、相手にしない。無視して立ち去るよ(笑)」 ──ビーストさんの強さを象徴するエピソードは? 「ないね」 ──火事場から子どもを救ったとかは? 「アイム・ノット・ヒーロー。残念ながら、そんな話は一つもないよ」  受け答えは終始淡々。米軍に帯同している通訳からも「彼はチームの中で一番クール」と評された、ザ・ビースト。  しかし、いざ試合が始まると興奮状態で大暴走。力任せのスープレックスで山田をブン投げたまではいいが、禁止されている頭部へのヒザ蹴りを見舞ってしまい、あっという間の反則負け(山田は眼窩底骨折)。試合には敗れたが、ビーストという看板に偽りがないことを証明した。
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勝者・山田に笑顔なし......。
●対米軍・中堅戦 黒石高大(神奈川)  vs サンボ(嘉手納基地・空軍) os1307.jpg  黒石は大会直前の記者会見でこう語っていた。「米軍や外人が強いというのは単なる幻想。あんなの全然強くない」と。この言葉をそのまま伝えたら、対戦相手はどのようなリアクションをするだろう? 試合前のサンボを直撃! ──対戦を控えた今の心境をお聞かせください。 「リラックスしているよ。とても楽しみ」 ──昨晩は何をした? 「米軍チームのみんなでダーツバーに行ったよ。楽しかった」 ──今日の対戦相手の黒石選手は横浜のギャングのリーダーだが、彼と戦う恐怖心は? 「別に。ギャングは見慣れてるから」 ──というのは? 「俺はメキシコ系アメリカ人3世なんだけど、まわりにギャングのメンバーがいっぱいいたんだよ。俺は一味じゃないけどね」 ──ご出身は? 「テキサス。正直、あまり治安のいいエリアじゃなかった。俺も高校時代ぐらいまではしょっちゅう喧嘩していたよ」 ──喧嘩の戦績は? 「ほとんど負けたことがないな。俺、フットボールやってたから、背は低い(173cm)けど強いんだよ」 ──「米軍なんか強くない」と黒石選手は言ってますが。 「ハハッ。いいんじゃない? 人にはそれぞれ意見があって」  と、サンボは余裕綽々の構え。  一方、試合直前の黒石はというと、バックステージの椅子に腰掛け、鬼気迫る表情で精神集中。声をかけられる雰囲気ではなかった。会場の横浜は黒石の地元であるため、絶対に負けられないというプレッシャーと戦っているように見えた。  その気迫の差が勝敗を分けたのだろうか。ゴングが鳴ると黒石は、膝蹴りの連打でサンボを秒殺KO。爽快極まりない形でアウトサイダー軍の勝ち越しを決めた。 os1308.jpg  続く副将の庵野隆馬(神奈川)もメイヘム(嘉手納基地・空軍)を下し、「完封なるか」という期待も高まったが、最後の最後にアメリカの怪物が待ち受けていた......! ●対米軍・大将戦 出田源貴(福岡)  vs ライオン(キャンプフォスター・海軍) os1309.jpg  自らを「百獣の王」と名乗るだけのことはある。なにしろゴツい。そして怖い。控え室でのオーラは別格だ。  試合直前、米軍の大将・ライオンに恐る恐る近付いてインタビューを試みた。 ──いやはや、とんでもなく太い腕をしてますね。 「腕周りは20インチ(約51センチ)。ちなみに胸囲は54インチ(約137センチ)だ」 ──その見事なボディーはどうやって手に入れた? 「フロリダで3年間やったパワー・リフティング。それがベースだね。あとはプロテイン」 ──ストリート・ファイトの経験は? 「アメリカにいたころは、しょっちゅうやったな」 ──結果は? 「オール・ウィン! 全勝さ」 ──さすがライオン。今日の抱負は? 「ボクシングでぶちのめす!」 ──出田選手の情報は? 「相手が誰だろうが関係ない。ぶちのめす!」  一方の出田は試合前にこう語った。「外国人とやるのは初めて。正直、怖いです」。とかなんとか言いつつ勝ってしまうのがいつも出田なのだが、この日はまったく勝負にならず、ライオンの餌食となってしまった。一方的に殴られ続け、立ったまま失神状態に追い込まれた出田は、タンカで運ばれ病院送りに......。  弱肉強食の掟に従い出田をたいらげたライオンは、試合後、涼しい顔でこう語った。 「出田はパンチが遅すぎる。柔道のテクニックはあるのかもしれないけど、打撃がダメだな」  この男を倒せる日本人アウトサイダーは果たしているのだろうか......?  米軍との対抗戦は4勝1敗に終わったが、パワーの差をまざまざと感じる場面も多く、手放しでは喜べない団体戦勝利となった。 os1310.jpg ●対ZST・副将戦 アパッチ小次郎(福岡)  vs 島村裕(ZST) os1311.jpg  アウトサイダーのエース級を惜しみなく投入した、プロ団体ZSTとの対抗戦。結果は1勝4敗。唯一、プロに土をつけたのは、「勝っても負けてもアウトサイダーは引退」と宣言していた34歳のアパッチ小次郎だ。自らもフラフラになりながら、三度のダウンを奪う劇的勝利。精も根も尽き果てたのか、試合後のアパッチは歩くのもままならず、客席の床に倒れ込んだまま号泣した。  待つこと10分。泣きやんだアパッチに話を聞く。 ──すごい試合でしたね。 「......(相手が)強かった。でも勝てた」 ──涙のワケは? 「セコンドの声、リングサイドの選手の声、お客さんの声が試合中ずっと聞こえてきたから......。何度も心が折れそうになったけど、みんなの声があったおかげで、なんとかやれました」 ──「今日でアウトサイダーは最後」とのことですが、勝ったから続けたくなるのでは? 「いや、勝っても負けてもやめると決めてました。格闘技そのものはやめませんが」 ──今日はこのあとはどうするんですか? 「飛行機で九州に帰ります。いま何時ですか? ヤバい! 急いで帰らないと!」  本当に急いで帰ってしまったらしく、表彰式には不参加だったアパッチ。サイゾー賞を含む4賞は代理人に手渡された。おめでとう! そして、さようなら!
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アパッチの雄たけびに場内総立ち!
 次回アウトサイダーは12月4日(土)、東京・ディファ有明にて開催決定。チケット購入、選手募集などの詳細はリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)にてご確認あれ! (取材・文/岡林敬太)
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【関連記事】 不良vs.米軍、不良 vs. ZST──11日開催の「THE OUTSIDER第13戦」が熱すぎる! 「ボコボコにしてから、ブスッと」"アウトローのカリスマ"瓜田純士が吼える! 『THE OUTSIDER第12戦』リングの上も観客席も怒号の嵐! 舞台裏完全密着レポ

『THE OUTSIDER第13戦』伝説の横浜決戦、舞台裏密着レポート!!

os1301.jpg  リングス・前田日明主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第13戦』が11日、横浜文化体育館で開催された。今大会の目玉は、それぞれ5対5で行われた「アウトサイダー×在日米軍」「アウトサイダー×ZST」という豪華対抗戦の2本立て。結果は、対米軍が4勝1敗、対ZSTが1勝4敗に終わった。各試合の詳細は他媒体の報道にお任せして、日刊サイゾーでは、沖縄からはるばるやってきた在日米軍ファイターを中心に、舞台裏の選手たちの言動をレポート!
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大会に先立って、故・山本小鉄氏に黙祷が捧げられた
●対米軍・先鋒戦 三枝美洋(千葉)  vs ザ・グレート(キャンプフォスター・海軍) os1303.jpg  三枝はその昔、千葉の有名暴走族で頭を張っていた男。今でこそ更生したが、かつては札付きのワルだった。外国人との喧嘩経験もあるそうで、今回の対米軍にも臆する気配はまるでなし。  一方のザ・グレートは、果たしてどんな男なのか。自らを「偉大」と名乗るぐらいだから、相当な自信家なのだろうか。試合前の選手控え室で、ザ・グレートを直撃した。 ──ちょっとお話を聞かせてください。 「OK、構わないよ」 ──相手の三枝選手の印象は? 「ビデオで2回ほど見たけど、正直、よく分からないな。まあ、グッド・ファイターなんじゃないか」 ──三枝選手は元暴走族。グレートさんも立派な刺青が入っていますが、さてはギャングのメンバーだった? 「ノー! 僕もバイクは好きだけど、集団で走ったりはしてないなぁ。なんせ僕が育ったのはノースカロライナの片田舎。人口800人程度の小さな街だから、ギャングなんか組みようがないんだよ(笑)。バイクの他には、釣りやレスリングに夢中になった活発な少年ではあったけど、僕は決して悪ガキじゃないね」 ──ストリート・ファイトの経験は? 「そんなガキみたいなことやらないよ」 ──今日はお客さんがいっぱい入りました。この中で戦う心境は? 「イッツ・ナイス! 素晴らしい雰囲気だ。結果はどうなるか分からないけど、まあ、ぶっ倒すよ!」  しかし、試合開始早々、ザ・グレートは拳の骨折を訴えてリングから退散。  これには勝者の三枝もガッカリ。「下らない試合」と吐き捨てた。 os1304.jpg ●対米軍・次鋒戦 山田史博(神奈川)  vs ザ・ビースト(キャンプシュワブ) os1305.jpg  身長は162cmと小ぶりだが大胸筋の発達ぶりがハンパじゃない、ザ・ビースト。"アメリカン武勇伝"を期待して試合前にインタビューを試みたが......。 ──見るからに強そうですね。どういう少年時代を送ってきたのでしょう? 「7歳のときから、ハウス・クリーニングやペンキ塗りなど、いろんな肉体労働をやってきたよ。だから体が強いんだ」 ──少年時代はバッド・ボーイ? 「ノー。アイム・グッド・ボーイ」 ──本日の対戦相手の山田選手は、神奈川の暴走族の元リーダーですが。 「俺はイリノイ州のただの男さ。でも、暴走族だろうがなんだろうが、恐れることは何もないね」 ──見るからにビーストって感じの体型ですが、街で喧嘩を売られたことは? 「アイ・ウォーク・アウェイ。街で絡まれたら、相手にしない。無視して立ち去るよ(笑)」 ──ビーストさんの強さを象徴するエピソードは? 「ないね」 ──火事場から子どもを救ったとかは? 「アイム・ノット・ヒーロー。残念ながら、そんな話は一つもないよ」  受け答えは終始淡々。米軍に帯同している通訳からも「彼はチームの中で一番クール」と評された、ザ・ビースト。  しかし、いざ試合が始まると興奮状態で大暴走。力任せのスープレックスで山田をブン投げたまではいいが、禁止されている頭部へのヒザ蹴りを見舞ってしまい、あっという間の反則負け(山田は眼窩底骨折)。試合には敗れたが、ビーストという看板に偽りがないことを証明した。
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勝者・山田に笑顔なし......。
●対米軍・中堅戦 黒石高大(神奈川)  vs サンボ(嘉手納基地・空軍) os1307.jpg  黒石は大会直前の記者会見でこう語っていた。「米軍や外人が強いというのは単なる幻想。あんなの全然強くない」と。この言葉をそのまま伝えたら、対戦相手はどのようなリアクションをするだろう? 試合前のサンボを直撃! ──対戦を控えた今の心境をお聞かせください。 「リラックスしているよ。とても楽しみ」 ──昨晩は何をした? 「米軍チームのみんなでダーツバーに行ったよ。楽しかった」 ──今日の対戦相手の黒石選手は横浜のギャングのリーダーだが、彼と戦う恐怖心は? 「別に。ギャングは見慣れてるから」 ──というのは? 「俺はメキシコ系アメリカ人3世なんだけど、まわりにギャングのメンバーがいっぱいいたんだよ。俺は一味じゃないけどね」 ──ご出身は? 「テキサス。正直、あまり治安のいいエリアじゃなかった。俺も高校時代ぐらいまではしょっちゅう喧嘩していたよ」 ──喧嘩の戦績は? 「ほとんど負けたことがないな。俺、フットボールやってたから、背は低い(173cm)けど強いんだよ」 ──「米軍なんか強くない」と黒石選手は言ってますが。 「ハハッ。いいんじゃない? 人にはそれぞれ意見があって」  と、サンボは余裕綽々の構え。  一方、試合直前の黒石はというと、バックステージの椅子に腰掛け、鬼気迫る表情で精神集中。声をかけられる雰囲気ではなかった。会場の横浜は黒石の地元であるため、絶対に負けられないというプレッシャーと戦っているように見えた。  その気迫の差が勝敗を分けたのだろうか。ゴングが鳴ると黒石は、膝蹴りの連打でサンボを秒殺KO。爽快極まりない形でアウトサイダー軍の勝ち越しを決めた。 os1308.jpg  続く副将の庵野隆馬(神奈川)もメイヘム(嘉手納基地・空軍)を下し、「完封なるか」という期待も高まったが、最後の最後にアメリカの怪物が待ち受けていた......! ●対米軍・大将戦 出田源貴(福岡)  vs ライオン(キャンプフォスター・海軍) os1309.jpg  自らを「百獣の王」と名乗るだけのことはある。なにしろゴツい。そして怖い。控え室でのオーラは別格だ。  試合直前、米軍の大将・ライオンに恐る恐る近付いてインタビューを試みた。 ──いやはや、とんでもなく太い腕をしてますね。 「腕周りは20インチ(約51センチ)。ちなみに胸囲は54インチ(約137センチ)だ」 ──その見事なボディーはどうやって手に入れた? 「フロリダで3年間やったパワー・リフティング。それがベースだね。あとはプロテイン」 ──ストリート・ファイトの経験は? 「アメリカにいたころは、しょっちゅうやったな」 ──結果は? 「オール・ウィン! 全勝さ」 ──さすがライオン。今日の抱負は? 「ボクシングでぶちのめす!」 ──出田選手の情報は? 「相手が誰だろうが関係ない。ぶちのめす!」  一方の出田は試合前にこう語った。「外国人とやるのは初めて。正直、怖いです」。とかなんとか言いつつ勝ってしまうのがいつも出田なのだが、この日はまったく勝負にならず、ライオンの餌食となってしまった。一方的に殴られ続け、立ったまま失神状態に追い込まれた出田は、タンカで運ばれ病院送りに......。  弱肉強食の掟に従い出田をたいらげたライオンは、試合後、涼しい顔でこう語った。 「出田はパンチが遅すぎる。柔道のテクニックはあるのかもしれないけど、打撃がダメだな」  この男を倒せる日本人アウトサイダーは果たしているのだろうか......?  米軍との対抗戦は4勝1敗に終わったが、パワーの差をまざまざと感じる場面も多く、手放しでは喜べない団体戦勝利となった。 os1310.jpg ●対ZST・副将戦 アパッチ小次郎(福岡)  vs 島村裕(ZST) os1311.jpg  アウトサイダーのエース級を惜しみなく投入した、プロ団体ZSTとの対抗戦。結果は1勝4敗。唯一、プロに土をつけたのは、「勝っても負けてもアウトサイダーは引退」と宣言していた34歳のアパッチ小次郎だ。自らもフラフラになりながら、三度のダウンを奪う劇的勝利。精も根も尽き果てたのか、試合後のアパッチは歩くのもままならず、客席の床に倒れ込んだまま号泣した。  待つこと10分。泣きやんだアパッチに話を聞く。 ──すごい試合でしたね。 「......(相手が)強かった。でも勝てた」 ──涙のワケは? 「セコンドの声、リングサイドの選手の声、お客さんの声が試合中ずっと聞こえてきたから......。何度も心が折れそうになったけど、みんなの声があったおかげで、なんとかやれました」 ──「今日でアウトサイダーは最後」とのことですが、勝ったから続けたくなるのでは? 「いや、勝っても負けてもやめると決めてました。格闘技そのものはやめませんが」 ──今日はこのあとはどうするんですか? 「飛行機で九州に帰ります。いま何時ですか? ヤバい! 急いで帰らないと!」  本当に急いで帰ってしまったらしく、表彰式には不参加だったアパッチ。サイゾー賞を含む4賞は代理人に手渡された。おめでとう! そして、さようなら!
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アパッチの雄たけびに場内総立ち!
 次回アウトサイダーは12月4日(土)、東京・ディファ有明にて開催決定。チケット購入、選手募集などの詳細はリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)にてご確認あれ! (取材・文/岡林敬太)
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不良vs.米軍、不良 vs. ZST──11日開催の「THE OUTSIDER第13戦」が熱すぎる!

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在日米軍との対抗戦には"Mrアウトサイダー"黒石高大も出場!
 喧嘩自慢の不良たちが、米軍、ならびにプロ格闘家とファイト!──10月11日(月・祝)に横浜文化体育館で開催される、リングス主催のアマチュア格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第13戦』は、非常に見どころの多い大会となりそうだ。暴走族やギャング上がりのアウトサイダー選抜軍が、沖縄在日米軍の現役軍人や、ZSTのプロ格闘家と対抗戦を行うなど、刺激的なカードが目白押し。アウトサイダーの選手にとっては初の対外交流戦となるが、物怖じする気配はなし。先立って行われた記者会見では、不良ならではの向こうっ気の強さで、対戦相手を挑発してみせた。  まずは、アウトサイダー選抜軍 vs.沖縄在日米軍、5対5対抗戦の記者会見の様子から。「日米安全保障条約改定50周年記念 友好試合」と銘打たれているが、会見に参加した日本人選手からは友好的なムードは微塵も感じられず、喧嘩腰なコメントが相次いだ。  "横濱義道会初代総長 ハマの狂犬"こと黒石高大は、「みんな米軍とか外人のことを強いと思ってるみたいですけど、俺から言わせれば同じ人間。みんな幻想でビビってるだけ。はっきり言って、あんなの強くないっすから」  と巻き舌で豪語。実際、過去に何度か路上でアメリカ人と揉めたこともあるらしいが、「殴り合いにはならなかったっすね。向かい合った瞬間に、向こうが自分の気迫に負けて、『クレイジーボーイ』と言ってどっか行っちゃう。だいたい気合いで勝っちゃう感じっすね」  "茅ヶ崎連合第十二代総長"の庵野隆馬は、アメリカに住んでいた時期もあるため、外国人とのストリートファイトは数え切れないほど経験済みだという。 「勝ち負けはケースバイケースです。ストリートだと道具も出てくるし、そのときの勢いとか人数にもよる。アメリカ人は基本的にはデカいイメージがあるけど、気合いは日本人のほうが強いと思う。気合いで喧嘩したいですね」  大会主催者のリングス・前田日明代表は、米軍選手の顔ぶれと、日米対抗戦の開催意図についてこう語った。 「軍人は命を的にする職業柄、基地内外で格闘技クラブ、道場、ジムなどに自主的に通って訓練する人が多く、なおかつ自分のレベルアップを図るためにいろいろな大会に出るそうです。今回も彼らは、軍事訓練の一環としてアウトサイダーに参戦してくる。米軍といってもレベルはピンキリですが、今回はその中でもまあまあ普通というか、一般レベルの軍人が出てきます。アウトサイダーの日本人選手には、外国人の馬力を経験させたい。日々訓練している軍人と手合わせすることが、経験的にプラスになるはず」  将来的には、韓国、中国、ロシア、オランダ、リトアニアとの対抗戦も考えているというから楽しみである。  さて、続いて行われたのは、アウトサイダー対ZST、5対5対抗戦の記者会見。  アウトサイダーからは、65-70kgトーナメント初代チャンピオンの吉永啓之輔と、"川口連合第十代総長"の武井勇輝の2名が会見に臨み、ふてぶてしい態度でZST陣営を挑発した。  まずは、吉永。対戦相手となる"ミニ・ホンマン"こと奥出雅之の印象を聞かれると、「興味なし!」と吐き捨てた。吉永はかねてからZSTの"戦うフリーター"こと所英男との対戦を熱望していたため、今回のマッチメイクに不満がある様子。 「まあ、これに勝てば、所選手もアウトサイダーに出て来てくれるのかなと思ってます」  とぶっきらぼうに付け加え、あくまで奥出戦は、所戦に向けた踏み台であることを強調した。
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ZSTに挑む"不良"代表の武井(左)と吉永(中央)。
 対するZSTの奥出は、舌戦にはあえて応じず、丁寧な口調でこうコメント。 「プロとかアマとか上とか下とか関係なく、僕は勝つために最善の努力をするだけですね。当日はアウトサイダーに来てくれたお客さんが、僕らの試合を見ることによって、ZSTにも興味を持ってもらえるように頑張りたいと思います」  吉永の提案により、アウトサイダー対ZSTの対抗戦は、後方視覚外からのパウンド攻撃あり、バックドロップあり、ジャーマンスープレックスあり、パイルドライバーあり、という過激なルールが採用されたが、これについて奥出は「僕もそのほうがやりやすい。ルール的にはありがたいです」と歓迎の意向を示した。  不機嫌な吉永と、紳士的な奥出。会見時の態度は対照的だったが、ともにアグレッシブなファイトスタイルが持ち味。不良の意地とプロの意地が真正面からぶつかり合う、面白い一戦になりそうだ。  この日の会見で、吉永よりも傍若無人だったのが、武井である。 「相手がプロだとかプロじゃないとか、そんなの全然気にしない。まあ、倒しますよ。1ラウンドで」  笑顔でそう宣言すると、対戦相手の"ZSTの仮面ライダー"こと清水俊裕に向かって「頑張ろうぜ!」となれなれしく挨拶。急に話しかけられてキョドる清水に対し、「人と話すときは目を見て喋れよ」と説教。しまいには、いたずら書きした紙を清水の顔に押し付けたりと、やりたい放題の展開に......。  会見ではおちょくり倒された清水だが、プロでの試合経験が20戦以上ある実力派。得意のライダーパンチとライダーキックで、悪(武井)を倒せるかどうか。当日の戦いぶりに注目したい。  この5対5対抗戦について、アウトサイダーを率いる前田代表は「ウチが全勝すれば一番いいけど、最低でも勝ち越したい」と抱負を語り、ZSTを率いる上原譲代表は「全勝と言わなきゃならない立場ですが、そうはならないんじゃないか......」と危機感をにじませた。  米軍対抗戦、ZST対抗戦のほか、通常のシングルマッチ、さらには70-75kgトーナメントの準決勝・決勝も行われる『THE OUTSIDER第13戦』。出場選手や対戦カードの詳細はリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認あれ。 (取材・文/岡林敬太) ★『THE OUTSIDER第13戦』緊急増席決定!★ 10月11日(月・祝)に横浜文化体育館で開催(開場15:00、開演16:00)される今大会。完売となったS席7,000円が、追加販売されることが緊急決定した。購入希望者は下記までお電話を。SRS席15,000円、RS席10,000円も、わずかながら残席あり。急げ! チケット購入窓口/ 03-3461-6698(リングス事務局) 03-5728-7232(臨時ダイヤル/10月10日まで有効)
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亀田大毅防衛戦「118-110」の不可解大差が浮き彫りにするボクシング界の欠陥構造

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一般席から声援を送る亀田父・史郎氏。
 因縁の対決と注目を集めた25日のWBA世界フライ級タイトルマッチは、王者の亀田大毅(亀田ジム)が3-0の判定で坂田健史(協栄ジム)を下して初防衛を果たした。これまで様々な疑惑を指摘されてきた亀田陣営だが、今回は、その試合内容から大毅の勝利ついて疑問の声はほとんど出ていない。だが、3人のジャッジのうちオランダ人のジャッジが118-110と8ポイントもの大差をつけたことについてだけは、協栄の金平桂一郎会長が「あれはないと思う」と指摘しただけでなく、多くの業界関係者やボクシングファンの間からも「買収されたのか」といった厳しい視線が注がれている。  だがなぜ、亀田戦では明らかな勝利にもかかわらず、こうした疑惑の声が上がってしまうのだろうか。  実は今回の世界戦に至る舞台裏では、協栄、亀田の両陣営が、試合のために来日したWBAの立会人アラン・キム氏やレフェリー、ジャッジらの"世話"について壮絶な綱引きを展開していた。  そして、そこから浮かび上がったのは、どちらの陣営にしても試合を裁く立場の関係者に、あまりに簡単に接触できてしまうため、基本的に試合の中立性を保ちにくいという業界のあいまいな"ルール"や運営上の問題点があることだった。  因縁の対決と騒がれた今回の試合は、協栄ジムが今春に入札で競り落としたことで実現したため、本来の主催者は協栄ジムだった。  これまでの慣例でいえば、世界戦のために海外から来日したWBAやWBCの関係者の宿泊先や食事の手配などは、主催者であるプロモーターが責任を持って行うというのが、WBAやWBCの定めている"ルール"だった。  だが、亀田兄弟の父・史郎氏は今春、興毅が敗れた試合後に、対戦相手のポンサクレック陣営が、事前にWBC立会人とホテルで会っていたと指摘しながら「おかしいやろう」などと判定に猛抗議を行い、それらが暴言だとして国内の業界から永久追放された。  それだけに今回の世界戦の運営に当たって、亀田陣営は形式的には協栄ジムの主催であっても、実質的には"共催だ"という立場をとって行動していたという。  このため、WBA関係者の食事なども、両陣営のマネジャーらが呉越同舟で同席。ある意味、お互いに相手の動きを監視するという前代未聞のつばぜり合いが展開されていたのだ。  あるWBA関係者は、その様子について「普通ではない異様にピリピリしたムードが漂っていて、正直やりにくかった」と打ち明ける。  そうしたなかで、今春に史郎氏とともにライセンスの無期限停止処分を受けた亀田ジムの五十嵐紀行前会長が、立会人のアラン・キム氏に"挨拶"という形で接触。それを金平会長が試合前日の記者会見で「それはおかしいでしょう」と暴露し、相手を強烈にけん制する一幕も起こったのだ。  さらに筆者の取材のなかでは、それとは別にアラン・キム氏に接触した亀田陣営が「史郎氏を試合の控え室に入ることを認めてほしい」と驚きの要請をしていたことも分かった。  アラン氏は「それはWBAの管轄する問題ではない」と受け入れなかったというのだが、亀田陣営がWBA関係者を"世話"するなかで、自分たちに都合のいい要求もしていたことは事実なのだ。  一方、両陣営が相互に相手を監視するとはいっても、それこそ24時間完全に行うというわけではない。両陣営とも関係者の宿泊していた部屋まで把握していただけに、客観的にみて、抜け駆けをするチャンスは、いくらでもあったとみるのが現実だった。  そこで両陣営とは違う有力ジムの会長が、問題点をこう指摘する。 「最近こそ、そこまで露骨な話を聞かないよ。けれど一昔前には、主催者がジャッジとかに(酒を)飲ませる、(金を)握らせる、(女を)抱かせるといったことが露骨に行われていた。そもそも、主催するプロモーターが選手の所属するジムである場合、主催者が関係者の面倒をみるというルール自体に問題点があるだろう」  それだけに、この会長は「亀田が協栄だけに世話を任せたくないという気持ちは分かるところもある」とも語る。ただ、史郎氏本人が試合当事者の関係者への接触を「おかしいやろう」と怒って罰せられただけに「だからといって自分もやるというのはおかしい話。普通の人なら大人しくしているはずだけどね」とも付け加えたのだった。  また、別の老舗ジム関係者は、こうした問題をなくすためには「たとえば関係者の世話は第三者のJBC(日本ボクシングコミッション)などが行って、対戦する両陣営の関係者が事前に接触することを一切禁じてしまえばいい。それで世話にかかった費用の実費だけをプロモーターに請求するといった形にすればいいんだよ」と提案する。  結局、世界戦の運営に関して、現状のままでは完全な中立や公正さを実現するのは難しいのが現実のようなのだ。そして亀田戦に限らず、今後もし、試合のたびに様々な疑惑が噴出し続けた場合、「ボクシング自体に嫌気が差して見るのを辞めてしまうファンが増えかねない。実際、すでにそういう兆候はある。こうなると業界そのものの存亡にかかわる話で、何らかの対策は必要だ」(中堅ジム会長)と懸念する関係者もいるのだった。  いずれにせよ、両陣営ともに、やろうと思えば不正な働きかけが可能と思われた状況は好ましい状態とはいえず、実力で王者となっても素直に賞賛されないのだとしたら、それは大毅にとっても不幸な話。業界の未来を考えた場合、早急な対応策の検討が必要だと思われるのだが......。 (文=原田翔)
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落涙必至──徳光正行が語る、故・三沢光晴の知られざる素顔『伝説になった男』

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『伝説になった男~三沢光晴という人~』
(幻冬舎)
 2009年6月13日、広島県立総合体育館グリーンアリーナでGHCタッグ王座選手権に臨んだ三沢光晴は、相手のバックドロップを受けて意識不明となり、そのまま帰らぬ人となった。人気レスラーのあまりに突然の死だった。あれから1年余りが経とうとしている。  2代目タイガーマスクとして人気を博し、全日本プロレスで最も権威のあるとされる三冠ヘビー級チャンピオンを五度獲得。ジャイアント馬場亡き後、全日本プロレス社長に就任し、2000年に新団体「プロレスリング・ノア」を立ち上げるなど、数々の偉業を成し遂げてきた"エルボーの貴公子"三沢光晴だが、その素顔とは一体どんなものだったのか? 『伝説になった男~三沢光晴という人~』は、徳光和夫の次男でタレントの徳光正行氏が、三沢光晴との17年に渡る交流を振り返ったエッセイだ。飲みの席での行動・言動など、一般の評伝にはないエピソードが数多く記されている。三沢のイメージカラーであるエメラルドの装丁が、故人の勇姿を彷彿とさせる。   徳光氏と三沢光晴との交流は1992年、パーティーの席で父・徳光和夫に紹介されたことが始まり。それからというもの、頻繁に飲みに誘われ、弟同然に可愛がってもらった。徳光氏にとって三沢は、兄貴であり、恩師であり、そしてヒーローだった。気さくで、面倒見がよく、動物好き、下ネタ好き。普段は優しいが、間違った時には毅然と叱ってくれる。どんなに小さな約束も決して破らない。男が惚れるような男っぷりだったと徳光氏は語っている。ノアを立ち上げる際、全日本プロレスからほとんどの選手が付き従ったという話からも、その人徳のほどがうかがえる。かつてノアに所属した"アパッチ・タワー"高山善廣いわく「三沢さんは"社長"というよりも"親分"だ。企業の社長にしては少し優しすぎたのかもしれない」  三沢光晴はエメラルド色のタイツを履いている時、"大"をしないという。常にヒーローであり続けた男の美意識の現れだろう。この本は"伝説になった男"三沢光晴の、リングの上では見ることのできない姿を知ることができる貴重な一冊だ。読めば一層、その早すぎる死が悔やまれるのである。 (文=平野遼) ・徳光正行(とくみつ・まさゆき) フリーアナウンサー・徳光和夫氏の次男。現在は東京MXテレビ『ザ・ゴールデンアワー』にてメインMCを務め、ニュースの報道や、外国人パネリストとの文化比較討論などを視聴者に伝えている。父と同じく、大の野球ファンである。また、熱狂的なプロレスファンでもあり、生前の三沢光晴とは夜な夜な錦糸町界隈で飲み明かしたほど親密であった。著書に『せんえつですが......。徳光和夫の日常』(幻冬舎)がある。
伝説になった男―三沢光晴という人 永遠のヒーロー。 amazon_associate_logo.jpg
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パクリ大国!? 韓国に「K-1」そっくりの格闘技「K-王(ケイ・ワン)」があった!

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 ゲーム機「Wii」に似せた中国の「Vii」、お菓子「きのこの山」にソックリな韓国の「チョコきのこ」など、日本の商品をパクった隣国のニセモノは珍しくないが、今度は人気格闘技イベントのパクリも登場だ。  日本のFEGが主催する「K-1」に対して、韓国では「K-王」という格闘技イベントが開催。「K-王」は"ケイ・オウ"ではなく、韓国語の読み方で"ケイ・ワン"という、全く同じ発音のイベントなのだという。  このイベントを主催するのは、韓国の団体「国際キックボクシング連盟」で、既に過去9度の大会を既に開催。8月中旬に予定されるイベントでは、男女3階級のチャンピオンを決めるトーナメント、いわば"K-王グランプリ"とでも言うようなものを開催する。  K-1がキックボクシングや空手の立ち技選手を集めたように、キック、ムエタイ、テコンドー、空手、合気道、拳法、ボクシング、カンフーなどから幅広く選手を公募しているのだが、選手の募集要項には「階級に関係なく新人でも参加可能」で、出場へのハードルはあまり高くなさそうだ。  主催者に問い合わせてみると、意外にも素直に日本のK-1を意識したコメントが聞けた。 「日本のK-1は立ち技最強を決めた非常に優れたアイデアだったと思います。そこで我々も同じようなコンセプトのものを韓国でも作りたいと思ったんです。いずれK-1を超えるようなイベントにしたいです」(広報担当者)  途中まではもっともらしく聞こえるが、名前がソックリな件について聞くと「K-王のネーミングですか? KはKOREAのKですよ」とごまかしていた。ただ、公式ホームページでも堂々「日本K-1をしのぐ格闘スポーツを確立する」とあり、もはや開き直りとも受け取れる形だ。  もっとも韓国では過去、人気団体のUFCをパクった「ウルトラFC」(略せばUFC)という興行もあったというから驚くばかりだ。  当の本物K-1主催のFEGにこの件について聞いてみたところ、広報からは「私たちと全く関係のない団体で特にコメントすることはありません」と、相手にもしていない様子だった。  ただ、K-1は韓国でも何度も大会を開催していて知名度は抜群なだけに、まさかとは思いつつも現地K-1ファンが混同してしまうことだけは避けてもらいたいところだ。 (文=和田修二)
マンガ嫌韓流 山野さんがまた怒っちゃうよー。 amazon_associate_logo.jpg
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「あの人は今……」人気ラッパー・MCハマー 格闘技界参入も周囲には不安の声

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『Hits: Mc Hammer』(EMI Europe Generic)
 かつて東京ドームでもコンサートを開催、一世風靡した人気ラッパーのMCハマーが、なんと格闘技の世界に参入したという。  ハマーと言えば、1990年に発売したセカンドアルバムが記録的大ヒット。日本でもダンスブームが巻き起こったほどだったが、その後の人気凋落は激しく、ジェット機まで保持していたほどの贅沢な生活もあって96年に自己破産。以降は携帯電話や保険のセールスマン、宣教師などといった転職を繰り返していた。01年、音楽活動を再開。かつて海兵隊であったこともあり、愛国心を打ち出したイメージチェンジで久々のアルバムを発売するも、セールスは低調だった。  それでも昨年、音楽活動を継続していく意思を表明していたのだが、一転して今夏、ハマーは地元カリフォルニアで格闘技選手のマネジメント会社を設立、選手を所属させるだけでなく、ブランド管理を行なうことを発表している。「長年、格闘技ファンだった」と言うハマーは、今後「世界で最も急成長しているスポーツで選手たちをするサポートしていく」と、自ら立ち上げた会社のCEOに就任し、格闘技ビジネスに参入することになった。  畑違いの分野に手を出して大丈夫かという不安の声もあるが、このハマーのマネジメント会社、アルケミスト社には早くも有力な選手が集まっている。元パンクラス王者で現在、人気団体UFCで活躍するネイサン・マーコートやウラジミール・マティシェンコといった選手が既に同社の契約選手となっている。  ただ、一方では「長続きしないのではないか」という見方もある。ハマーを知るアメリカの音楽ライター、エイドリアン・ゲイル氏は「ハマーは格闘技よりNFLのファンとして知られていて、全盛期のビデオクリップにも選手がゲスト出演していた。昨年、49ersの若い有望選手のマネジメントに介入しようとしていたけど、思うようにビジネスとして成り立たず方向転換したと見られている。かつてプロボクシングの世界にも参入したことがあったけど、自己顕示欲が災いして選手に逃げられた失敗経験もある」  日本では、「あの人は今......」という印象のハマーだが、母国では最近、ネット上を中心に再び注目が集まっており、ツイッターでも180万人のフォロワーを獲得している。ただ、再び黄金のネックレスを身に着けてダンスを踊るには、選手とトラブルなくビジネスを進める必要がありそうだ。
Hits: Mc Hammer 失敗しそうな予感。 amazon_associate_logo.jpg
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