
『僕らのナムコ80'sトリビュート
コミック』(ジャイブ)
「俺、ゼビウスが好きだったんだ」と誰かが言えば、「ああ、ノートで情報交換したよね」「バキュラって弾を256発打ち込まないと倒せないんだっけ?」「僕はマイコンで『タイニーゼビウス』をプレーしてたよ」「細野晴臣が『ビデオ・ゲーム・ミュージック』ってLPを出したよね」という具合に、聞いてもいないのに今も誰かが次々と答えてくれる。そんな熱気と愛情が、1980年代のテレビゲームにはあふれていた。
やがて彼らの話題の中心はゲームそのものから、当時の思い出話へと移っていく。「学校帰りに100円玉握りしめて駄菓子屋に通ったんだよね」「中学生にカツアゲされちゃってさ」「ファミコン版を買ってもらってうれしかったなあ」「そういえば、ゲーセンで知り合った友達もいたけど、結局最後まで名前が聞けなかったんだ」。
テレビゲームがごく身近な存在となった80年代。子どもたちの生活は、常にゲームとともにあった。その中でもとりわけナムコのゲームは、テレビゲーム黎明期より冒頭の『ゼビウス』をはじめ、『ギャラガ』『ドルアーガの塔』『ワルキューレの冒険』など、質・量ともに他メーカーから頭ひとつも2つも飛び抜けた作品ばかりだったように思う。
そんなテレビゲームにハマりまくった子どもたちだが、そのうち何人かはゲームを卒業していった。何人かは今でもゲームを愛し続け、プレーし続けている。そのうちさらに何人かは、ゲームに関わる仕事に就くようになった。彼らが再び一つの場所で交わることは、おそらく二度とないかもしれない。それでも、もし彼らがもう一度一つの話題で屈託なく盛り上がることができるとするならば、彼らが一生懸命攻略しようとした思い出のゲームを回顧する時ではないだろうか。
『僕らのナムコ80'sトリビュートコミック』(ジャイブ)は、そのきっかけとなりうる一冊である。80年代をゲームセンターや駄菓子屋の喧騒の中で過ごしたヤスダスズヒト、雑君保プ、押切蓮介、久松ゆのみら14人の漫画家たちがさまざまな視点とアプローチで一時代を築いたナムコゲームの魅力を、そして彼らのナムコへのほとばしる愛を描き出す。「ナムコ直営ゲームセンター・キャロットでの思い出」「ナムコットブランドのプラスティック製パッケージのかっこ良さ」「高校をドロップアウトした主人公が通っていたゲームコーナーでの小さな恋」「かつて存在したナムコの広報誌『NG』で連載されていた漫画『午後の国』の書き下ろし新作」など、「あったあった!」と膝を叩いて笑い懐かしんだ後に、ちょっとだけセンチメンタルで爽やかな感動が読者の胸を包み込む。そんな「あの頃」が蘇るような漫画が誌面を飾っている。
過去を振り返るという行為は後ろ向きな行為だろうか? いや、そんなことはないはずだ。何が自分たちの心をとらえて離さなかったのか。何が自分と友人を繋いでいたのか。そして何が自分たちに影響を与えたのか。そんな己のルーツを確認する行為は、きっと不安と波乱に満ちた現代を生き抜く活力を我々に与えてくれるはずだ。
先行きの不透明なこんな時代だからこそ、自分たちが熱中したゲームの思い出に浸って一休みしてみるのもいいかも知れない。
(文=有田シュン)
「76」タグアーカイブ
『Guitar Hero』『Rock Band』 今日から君もジョン・レノン!? 自宅で手軽にロックバンド!

グローバリゼーションが叫ばれる昨今、ゲームももちろん国際化の波の真っ只中! PS3、Xbox360などでは、毎月のように海外メーカーの魅力的なゲームが続々とリリースされています。しかし、海外産ゲーム──洋ゲーの、日本のゲーム情報媒体における扱いはなぜか極小! 海外のゲーム情報を知りたくても知ることができないというのが現状。ということで、洋ゲーハンター・斉藤淳一が、魅惑の洋ゲー世界をご紹介しちゃいます!
ゲームが進化することで大きな恩恵を受けた要素として、音楽が挙げられます。その一つの例が、音楽シミュレーションゲーム、通称「音ゲー」の誕生だと言えるでしょう。
古くは『ビートマニア』や『パラッパラッパー』、最近では『太鼓の達人』『jubeat』『ドラムマニア』などが有名ですが、これらのタイトルは「音楽を体験する」という行為のハードルを下げ、間接的にバンド人口やバンドものアニメの隆盛に影響を与えた画期的なゲームジャンルだと言えます。
今や家庭でゲームセンターで、日本の至るところで広く親しまれている「音ゲー」ですが、その過熱ぶりは国内に限ったものではないのです。むしろ現在、海外は怒涛の「音ゲー」バブルの真っ最中! 日本の音ゲーシーン以上の盛り上がりを見せているのです。
大ヒット音ゲーの一つに、コナミの『ギターフリークス』という作品があります。

リアルなギターコントローラー。
ギター型のコントローラーを使って、なりきりギタープレイを楽しむゲームですが、海外でも同作をベースにしたギターゲーム『Guitar Hero』シリーズがHarmonix Music Systems社によって開発されました。
日本でも2008年に発売された『Guitar Hero』シリーズですが、注目すべきはやはりギター型コントローラーです。先行する『ギターフリークス』のいかにも玩具然としたデザインとはひと味違い、サイズは実物のギターと見紛うサイズの上、トレモロアームも付いて本物さながらの演奏が可能となっています。
おまけに別売りのボディスキンを取り付けて、自分好みのギターにカスタマイズすることができるという本格派! ここまで来ると、本当にギターを練習しろよと言いたくもなりますが、とにかくかゆいトコロに手の届く作り込みに、さすがロックの本場・アメリカと感嘆するばかりです。
もちろん見た目だけじゃありません。音ゲーではどんな楽曲を演奏できるのかが重要ですが、『Guitar Hero』シリーズはそちらもぬかりはありません。
近年のヒット曲を盛り込むだけでなく、人気アーティストの楽曲に収録曲を絞ったアーティストディスクも発売されています。現在、エアロスミス、ヴァンヘイレン、メタリカといったハードロックファンならずとも、よく知っている大物バンドのアーティストディスクが発売されているわけですが、やはり人気バンドになりきってギターをかき鳴らすとテンションが上がってしまいますね。

ドラムコントローラー。
『Guitar Hero』シリーズで、ロックとゲームのクロスオーバーを実現したHarmonix Music Systems社ですが、今度はアメリカの音楽専門チャンネル「MTV」とがっちりタッグを組んで、よりリアルな音楽体験を追求した『Rock Band』シリーズを立ち上げました。ギターコントローラーに加え、ドラムコントローラーにUSBマイクを使ったボーカルと、さまざまなパートがプレイできるようになり、より本格的なバンド体験ができるようになったのです(ちなみにギターコントローラーも更に進化! 早弾きしている感を演出するために、ボディー付近にもボタンが追加)!
収録曲もレディオヘッド、スマッシング・パンプキンズ、ウィーザーなど現在のロックシーンに欠かせない人気アーティストの楽曲は当然として、グランジ、メタルにカントリーといった多彩なナンバーが続々とダウンロードコンテンツとして追加され続けています(ちなみに総楽曲ダウンロード販売数は、なんと1,200万曲以上!)。
そして、やはり本作でもアーティストディスクがリリースされていますが、その第1弾は驚くことに、世界一のロックバンド・ビートルズなのです。09年9月9日に発売されたリマスター盤CDの発売を記念して同時発売された本作は、現在、唯一ビートルズを体験できる音楽ゲームです。
強烈なビートルズ愛が込められたオープニングムービーや当時の空気感を、見事に表現したゲーム画面だけでも一見の価値ありだと言えるでしょう。
例えば『Yellow Submarine』プレイ時の映像は、3Dキャラの4人によるスタジオ演奏からスタートし、それがいつしかアニメーション「イエローサブマリン」を彷彿とさせる映像に変わり、間奏ではメンバーが潜水艦に乗ってこの世界を遊覧。演奏終了と共に、また録音スタジオに戻るという、非常に「分かってる」出来になっており、思わずニヤニヤが止まりません。ちなみに伝説の武道館公演をイメージしたステージでは、内装から横断幕まで完璧に再現しており、当時を知るビートルズマニアなら懐かしさと感動確実な涙モンです。

ROCKBANDとビートルズのパケ。
ゲームそのものの難易度も調節可能で、ゲーム初心者から上級者まで満足できること請け合い。
「そこまでやるならバンド組んで本物の楽器を演奏すればいいじゃん」と思ってしまう部分もあったりしますが、実際メンバーを集めたりスタジオを借りるのも一苦労する忙しい現代人にとっては、お手軽に憧れの「バンドごっこ」ができる本作はある意味最強のファングッズではないでしょうか。
余談ですが、『Rock Band』アーティストディスク第2弾は、パンクバンド界の雄・グリーンデイだったりします。これで世界中のロックキッズが、自宅でグリーンデイごっこをしているのかと思うと、実に微笑ましい限り。
なお、最新作の『Rock Band 3』はキーボードパートも追加され、本格的な「ごっこ」具合がさらにパワーアップ! もちろんギターコントローラー単体でも本作は十分に楽しめるので、ぜひ一度リアルな「バーチャルバンド体験」をしてみてください!
(注:ちなみにこの原稿を書き終えたタイミングで、『Guitar Hero』発売元のActivision Blizzardが「音楽業界の衰退」を理由に同シリーズの凍結を発表。音ゲーファンとしては、一日も早い復活を待つばかりです)
(文=斉藤淳一/構成=有田シュン)
●さいとう・じゅんいち
ゲームサークル『B.A.G』の主要メンバー。日本のゲームのみならず、海外のゲームやボードゲーム、カードゲームも幅広くプレー。また、男声コーラスグループ『ザ☆カインズ』のメンバーとして、水木一郎をはじめとする数多くのアニソンシンガーのバックコーラスを務めると共に、自身もアニメソングに限らず、数々の名曲をカヴァーし世に送り出している。
ROCK BAND 3 メーカー:Harmonix Music 発売日:2010/10/28 市場価格:4,000~6,000円程
Guitar Hero 5 メーカー:Activision 発売日:2009/9/16 市場価格:3,000~5,000円程
【関連記事】 『ALIENS VS.PREDATOR』 映画の世界でひと暴れ~プレデター? それともエイリアン? セガ・名越監督&RIZE・JESSEがバシッと答える、異色の人生相談室開催! 自分ソックリのアバターも作れる名作ソフト「白騎士物語」の新作が登場!!
【デッドライジング2】──"ゾンドル"小明、友情にむせび泣きつつゾンビを絶賛惨殺中!?
迫り来る無数のゾンビをバッタバッタとなぎ倒すアクションゲーム『デッドライジング2』。全世界累計200万本以上を売り上げた同作の後日談が、Xbox 360限定配信で登場するとの情報を入手した。早速、自らにゾンビメイクを施すほどゾンビ好きなアイドルライター小明が先行プレイに挑む。 「ゾンビを倒すのがこんなに気持ちいいなんて! 物語の目的そっちのけで、ずっとゾンビの皆さんを倒してました。ストレスがたまってるんだと思います! 今回は人間も倒せるんですね、アハハ!」 今回リリースされる『CASE WEST』は、シリーズ一作目『デッドライジング』(2006年発売)の主人公・フランクと共にゾンビだらけの製薬会社に忍び込み、悪行を暴こうとするストーリー。 「フランクすげえ頼りになる! なんか泣けてきた! 私、あんまり友達がいないんですよ。友情って、いいものですね......」 すっかりゲームに夢中の"ゾンドル"小明さんだが、もしこの世界に身を投じることができるなら、やっぱりゾンビになって主人公に襲い掛かってみたい? 「うーん、実際に斬られたり撃たれるのは嫌ですし、主人公に助けに来てもらう娘がいいな......」 こんな姿でも、中身はギリギリ普通の女の子だったようです。 (文=編集部/ヘアメイク=梁取亜湖/「サイゾー」2月号より) 小明(あかり) 1985年1月14日、栃木県生まれ。02年、第4回ホットドッグプレスドリームガールズ準グランプリを獲得しデビュー。06年に独立し、以降フリーのアイドルライターとして活動。著書に『アイドル墜落日記』(洋泉社)。本誌にて「大人よ、教えて!"逆"お悩み相談」連載&ネット番組『小明の副作用』(サイゾーテレビ)隔週木曜生放送中。↑画像をクリックすると拡大します。
(写真/キム・チャニ)
『デッドライジング2:CASE WEST』 本編の舞台「フォーチュン・シティ事件」の直後。プレイヤーが操るチャックは、前作『デッドライジング』の主人公フランク・ウェストと共に、ゾンビ大発生(ゾンビアウトブレイク)を引き起こした製薬会社に侵入。『2』の特徴だった、キャラの衣装を交換できる「コスチュームチェンジ」、アイテムを組み合わせて使用できる「コンボ武器」、オンライン上でほかのプレイヤーと協力プレイできる「CO-OP」システムもそのまま継承。対応機種/Xbox360(R) 配信専用タイトル 価格/1000円 http://www.capcom.co.jp/deadrising/2/case_w.html©CAPCOM CO.,LTD. 2010 A
LL RIGHT RESERVED.
『ALIENS VS.PREDATOR』 映画の世界でひと暴れ~プレデター? それともエイリアン?

グローバリゼーションが叫ばれる昨今、ゲームももちろん国際化の波の真っ只中! PS3、Xbox360などでは、毎月のように海外メーカーの魅力的なゲームが続々とリリースされています。しかし、海外産ゲーム──洋ゲーの、日本のゲーム情報媒体における扱いはなぜか極小! 海外のゲーム情報を知りたくても知ることができないというのが現状。ということで、洋ゲーハンター・斉藤淳一が、魅惑の洋ゲー世界をご紹介しちゃいます!
◆ようこそ、甘美な「洋ゲー」の世界へ......
「洋ゲー」──海外ゲームと聞いて、それだけで「ちょっと......」と敬遠してしまうゲームファンって、意外と多いのではないでしょうか?
ところが、最近は表現方法や字幕などを日本向けにローカライズ(調整)されたタイトルも増えてきているので、知らず知らずのうちに海外のゲームに触れる機会も多くなってきているのです。例えば、ギャングの無法ライフを思う存分満喫できる『GTA』シリーズやら、街を育てる『シムシティ』、人間を育てる『シムズ』に代表される『シム』シリーズなど......、タイトルを聞いたことありませんか?
しかし、まだまだ日本でお目見えしていない未知の優良ゲームもたくさんあるのです。今回は英語が理解できなくても、「何とな~く」で超楽しめるオススメ洋ゲーをご紹介します!
◆今日から君も「エイリアン」!

日本ではアニメ原作のゲームが多く発売されていますが、映画原作のゲームが多いのが洋ゲーの特徴だったりします。「多い」というか、大概の有名映画はゲーム化されており、『スーパーマン』、『スパイダーマン』、『バットマン』、『アイアンマン』などのアメリカンヒーローは当然のごとく、『ゴーストバスターズ』、『ハリー・ポッター』みたいなアクションものから『アダムス・ファミリー』、『オズの魔法使い』みたいなファミリー向け作品まで、「どんなゲームになっとんねん!」とツッコミを入れたくなるほどラインナップが充実しています。
その中から今回は、SFパニック映画でお馴染みの2大クリーチャー、プレデターとエイリアンが死闘を繰り広げる『ALIENS VS. PREDATOR』(発売:セガ)を紹介しちゃいます。
本作は一人称視点でゲームを進めるファーストパーソン・シューティング(FPS)と呼ばれるシューティングゲーム。このゲームの何がすごいって、映画の主役的ポジションの海兵隊員を操作して、迫ってくるエイリアンやプレデターと戦うのみならず、襲ってくる側の宇宙生物も操作することができるのです。つまり、プレーヤーはエイリアンやプレデターとなって、人間に対して思う存分残虐ファイトを繰り広げることができてしまうからたまりません。
例えば、プレデター。映画では、プレデターは人間をサーモグラフィーで感知し狩りを行いますが、ゲームでも同様に迷彩服を着込んでジャングルに溶け込んだ人間をサーモグラフィーで見つけ出して狩猟者(プレデター)気分を満喫しちゃえます。その他にも、光学迷彩(透明状態になる機能)や驚異的なジャンプを使用して海兵隊員の背後に迫ったり、網膜を認識してドアを開放するロックを解除するために、海兵隊員の頭を引きちぎって生首を持って歩きまわったりと、多彩なアクションで人間離れしたプレデターがリアルに再現されています。
一方のエイリアンはと言うと、群れを成して人間を襲いかかれます。天井や壁を縦横無尽にはいつくばったり、常軌を逸したハイスピードで急接近したり、鋭いしっぽで人間を貫いたり、飛び出す口で頭からガリガリ噛み砕いたり......。相方のプレデターに負けず劣らずのトリッキーな人外アクションのオンパレード。
しかし、こういったエイリアン&プレデターの爽快感と背徳感溢れるアクションを楽しめるのも、圧倒的に非力な海兵隊員の迫り来る恐怖があってこそ。海兵隊員は、クリーチャーどもに比べたら視界も狭く、頼れるのは敵が近づくと音が知らせてくれるセンサーとレーダーのみ。暗闇から一気に距離を縮めて迫ってくるエイリアンに私も何度恐怖し、そして無残に殺されてしまったことか。まるで映画本編でエイリアンに恐怖するクルーのように、絶望を味わえます。
人間を襲う爽快感と逆に襲われる恐怖を同時に体感できる本作は、ゲーム単体としても、そして何より『ALIENS VS PREDATOR』の世界を思う存分味わえるという点で原作映画ファンにもうれしい、非常に完成度の高い「エンタテインメント作品」なのです。ちなみに本作は、日本を代表するゲームメーカーの一つ、セガから発売されたタイトルなのですが、なぜか日本国内では発売されていません。国内市場の傾向もあるのでしょうが、確かに頭をちぎってアイテムとして持ち歩いたり、人間をガリガリ食いまくるようなアレな描写は、「そんなの許さないザマス!」という良識的な方々に「コラ!」されちゃう恐れもなきにしもあらず。
とは言え、せっかく18歳以上にしかプレーできないよう年齢区分をしているのだから、本作のようなゲームこそ大人のためのエンタテインメントとして遊ばれてもいいんじゃないかな、と思うのですがいかがでしょうか。
◆ハードと共にゲームも格段に進化!
ちなみに1990年代にも『エイリアン VS. プレデター』という同名ゲームが複数の国内メーカーから発売されていましたが、単にプレデターを使用してエイリアンをボコスコ殴って先に進むタイプの横スクロールアクションゲームで、「別にエイリアンやプレデターじゃなくてもいいじゃん!」って突っ込みたくなる内容でした。しかし、Xbox360やPlayStation3のような超高性能ゲーム機の登場のおかげで、映画さながらのリアルな、臨場感たっぷりのゲームがプレーできる時代になりました。
単に洋ゲーだからと言う理由でやらないなんて、もったいない! 言語の壁も、見やすい説明書やメニュー画面、そして超高画質なムービーのおかげで、何となく乗り越えることができます。また、従来の海外ゲームを扱うショップのみならず、最近はAmazonなどのネット通販を使うことで海外のゲームを手に入れることが比較的楽になっています。
さあ、これを機会にLet's try!←英検4級レベル
・本日のゲーム
タイトル:『ALIENS VS. PREDATOR』
メーカー:セガ
発売日:2010/2/17
市場価格:3,000~5,000円程
(C)SEGA. Aliens vs. Predator(TM) & (C) 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved. Technology (C)2009 Rebellion(R) Developments Ltd. SEGA and the SEGA logo are registered trade marks or trade marks of SEGA Corporation. All rights reserved. "PlayStation", "PLAYSTATION" and "PS" Family logo are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. Microsoft, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies and are used under license from Microsoft.
(文=斉藤淳一/構成=有田シュン)
Aliens vs Predator Let's try!
【関連記事】 セガ・名越監督&RIZE・JESSEがバシッと答える、異色の人生相談室開催! 自分ソックリのアバターも作れる名作ソフト「白騎士物語」の新作が登場!! 【TGS2010】2日目「ゲーム機として進化するiPhone~i Love iPhone×Games」レポート
【『クロヒョウ 龍が如く新章』】──セガ・名越監督&RIZE・JESSEがバシッと答える、異色の人生相談室開催!
大ヒットゲームシリーズ『龍が如く』の最新作『クロヒョウ 龍が如く新章』が世に出た。同シリーズといえば、名物プロデューサー・名越稔洋。その名越監督が今、公式サイトにて人生相談番組『名越に聞け!』を展開中だ。さっそく、本作のメイン楽曲を手がけたRIZEのJESSEが登場した回の収録現場にお邪魔した。ともに作品を作り上げた仲とはいえ、20歳近く年が違う2人。一緒に人生相談に乗るのは難しそうだが......。 名越「確かにねぇ、『まずお前に教えたいよ!』ってなるよね(笑)。だけどJESSE君とは一緒に仕事して、精神のレベルが違わないと思うから、全然平気だね」 JESSE 「大阪に、すげぇギター弾きがいるんですよ。8歳くらいで『天才ギター少年』とか呼ばれてんだけど、天才なんじゃなくて、ものすごい探究心がある子。彼と僕は20歳以上違うけど、そう感じたことはない。普遍的な精神が近いから。それと同じだよね」 これまでと異なり、主人公が10代の少年になった本作について、「自分が大人だからって、上から何か言うようなメッセージの込め方はしたくない。だから、正面からドーンとぶつかるようなRIZEの曲がいいな、って」と言う名越監督と、ニヤリと笑うJESSEの間に、ハイファイブの幻が見えたようだった。 (文/小宮 鰯)(写真/江森康之)
『クロヒョウ 龍が如く新章』 舞台は巨大歓楽街・神室町。主人公は「力こそすべて」と信じる孤独な少年・右京龍也。ストリートファイトに地下格闘場と、戦いを繰り広げる少年の行く先にあるものは──?今回のRIZEとのコラボレーションは、「ベースのケンケンが、レッチリと同じくらい『龍が如く』が好き」(JESSE)だったことから名越監督と知り合い、それが縁で実現したそう。 発売/セガ 価格/6279円(通常版・税込)、9429円(プレミアムBOX版・同) 発売日/9月22日 名越稔洋(なごし・としひろ/写真左) 1965年生まれ。株式会社セガR&Dクリエイティブオフィサー。89年のセガ入社以降、『デイトナUSA』など、数々の人気作を手がける。近年は『龍が如く』シリーズで一躍同社の顔に。 JESSE(じぇしー/写真右) 1980年生まれ。ミクスチャーバンド・RIZEのギターボーカル。その旺盛な音楽活動は同バンドだけにとどまらず、コラボレーションを行ったアーティストは多岐にわたる。
「やっぱり、騒いでいるのはネットだけ!?」あまりに空虚な『アイマス2』918事件
「918事件」といえば、中国における満州事変の呼称。ところが今年、日本では別の「918事件」が、ゲームユーザーたちを騒がせることになった。『THE IDOLM@STER 2(以下アイマス2)』を巡る騒動が、それである。
バンダイナムコゲームス(以下バンナム)が開発した、このゲームは公式には「アイドルプロデュース体験ゲーム」と呼ばれるもの。プレイヤーは、新米プロデューサーとして選んだアイドル候補生を、一流のアイドルへとプロデュースしていくことになる。2005年にゲームセンターに設置して以来、XBOX360やDSなどの家庭用ゲーム機にも進出している。人気の背景は多彩なヒロインの歌や衣装のセレクトなどキャラとの濃厚なコミュニケーション機能だ。ゆえに2011年春にXbox 360用で発売が予定されている『アイマス2』は以前より、注目を集めていた。
ところが9月18日、東京ゲームショーの席上でライバルとなる男性3人ユニットが登場すること。既存のヒロインのうち4人がプロデュースできないことが告知されたことで、騒ぎが始まった。Amazonの商品ページには発売前だというのに星一つの酷評が殺到(既に削除)。一部では、不買運動や「改悪反対」を主張する署名を呼びかける者まで現れている。ネットのあちこちで見られる批判の声に対しバンナム社は公式ブログで「一部の方による、出演声優様への『誹謗中傷の書き込み』等」を止めるよう呼びかけている。
それほどまでに「ファンの怒り」は強いものがあるのか。バンナム社に問い合わせてみた。
「ご意見は、数多く頂いておりますが脅迫めいたものは、それほどありません」
と、バンナム社の広報担当者は話す。担当者によれば、9月18日以降、ユーザーからの意見は数多く寄せられているものの、その多くはプロデュース不可になったキャラクターを可能にして欲しいといった要望。ネット上に溢れているような、誹謗中傷めいたものや、男性キャラが登場することへの怒りに満ちた声は、さほど見られないということだ。そして、「問題」とされている男性キャラの登場とヒロインの削減については「現時点では、変更をするなど新たな動きはないので、公式に伝えるべきこともありません」とのこと。ネットでの「大騒動」もあくまで限られた空間でのこと。製作現場を動揺させるようなものにはならず、空回りしているのが実情のようだ。
実は、これに類似する事件は過去にも起きている。2008年に起きたマンガ『かんなぎ』を巡る、いわゆる「かんなぎ騒動」がそれだ。これは、女性主人公が過去に性的関係を持ったことがある、すなわち非処女を疑わせる描写(あくまで、匂わせる程度で確定ではない)から巻き起こったもの。ネットでは怒り狂ったファンを自称する人物が、単行本を引き裂いた写真をアップロードするといった騒動になった。
ところが、実際に出版社には誹謗中傷も脅迫もまったく行われず、ネットの中だけの「祭り」だったことが明らかになっている。今回の『アイマス2』をめぐる騒動も、これと似たものといえる。
いわば『アイマス2』騒動の本質は、単純に騒ぎたいだけの人たちが、最初に仕入れた情報を消費して楽しんだけに過ぎない。
「おそらく、(騒動は)以前からのユーザーには、ほとんど関係ないことでしょう」
と話すのは『若者を見殺しにする国―私を戦争に向かわせるものは何か』(双風舎)等、社会批評の著書を持つフリーライターの赤木智弘さん。
赤木さんは、発表が行われた東京ゲームショーの時の映像が、ニコニコ動画などで「お葬式」等の非難めいた言葉と共に拡散していったことを指摘。多くの人は、その情報が正しいか否かを判断するのではなく「お葬式」だったという前提の下で「消費」したのだと論ずる。そうした情報の拡散を経て、情報の末端では動画を見て検証することもせず、ただ掲示板やニュースサイトに記された「アイマス2葬式会場」などの文字を見た人々が、Amazonのレビュー欄を荒らすような形で、祭りに参加したわけである。
「タチが悪いのは"自分は(アイマスを)やったことないけど"とわざわざ宣言して非難している人もいたこと。自分はプレイしていないから客観的に語れると思っているんでしょうけど...。一旦、立ち止まって考えたほうがいいですよ」
面白半分に繰り返されるネット上の「祭り」。それに参加することに、どのくらい価値があるのか。暇な時間を書き込みに費やすならばパソコンを離れて熟考したほうがいい。
(取材・文=昼間たかし)
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 Prologue
サントラもバカ売れ中。

【関連記事】 まるで"AKB商法"!? 人気アニメ映画版『なのは』『ハルヒ』リピート商法の裏事情 空前のブームを巻き起こす『ラブプラス』開発チームを直撃! 「美少女キャラに会いたい!」熱狂するアニメファンの実情
【関連記事】 まるで"AKB商法"!? 人気アニメ映画版『なのは』『ハルヒ』リピート商法の裏事情 空前のブームを巻き起こす『ラブプラス』開発チームを直撃! 「美少女キャラに会いたい!」熱狂するアニメファンの実情
【TGS2010】景気がいいのか悪いのか!? 美しきコンパニオンさんが幕張に大挙してあらわる!!
16~19日まで千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2010(TGS2010)。このご時世にもめげず大勢の美女が各ブースにアシスタントとして一挙集結! 3次元の潤いを大紹介!コナミのブースでは白いレースクイーン風のお姉さんがお出迎え
制服がいい感じの日本工学院クリエイターズカレッジ
色気のある美女が目印なのはパロット
メディア・マジックは綾波コスでご案内~♪
ガーターベルトがエロイ!!
日常で見ることがレアなツインテール
露出度と黄色の衣装で目立っていたのはカプコン
黒い衣装がセクシ~ですね
こちらはコスパ。「けいおん!」コスです。
オレンジと白の衣装がさわやか
【関連記事】 TGSが大胆方向転換! アジアユーザーのための世界最大のイベントをめざす 【東京ゲームショウ2009】超うるわしのゲーム女子を先行一挙最速大公開!! 美人コンパニオン大集合♪ 写真で見る東京ゲームショー2008レポート!!セガは「クロヒョウ 龍が如く 新章」と共に登場
【TGS2010】2日目「ゲーム機として進化するiPhone~i Love iPhone×Games」レポート
4日間にわたって開催される「東京ゲームショウ2010」。ビジネスデイ2日目の17日午後は、iPhoneアプリについて語る「ゲーム機として進化するiPhone~i Love iPhone×Games」が、イベントステージにておこなわれた。
アップル派やTwitter利用層を中心に伸びたiPhone市場では、ゲーム分野も急成長。その軌跡や今後の展開について、国内外、9社のコンシューマゲームメーカーがプレゼンテーションをおこなった。
据え置き機と異なり、iPhoneは非ゲームユーザーが数多く所有。まだまだ市場としてはガラケーに遠く及ばない成長段階だが、一般層に各メーカーのゲーム資産を知ってもらえるメリットがあり、ゲームユーザーの裾野を広げる好機と見て各社とも力を入れ始めているようだ。
セガは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4』をX-BOX360、Playstation3、Wii、iPhone & iPod touchで同時発売する。『ソニック』は楽しいだけでなくハイスピードかつ高難度で知られるアクションゲーム。通常のゲームコンソールに比べた場合、タッチパネルでは入力に対してマシン側の反応が遅れる、または入力を認識しないという可能性が高い。
そこで誤認識を防ぐ意味もあり、制作初期の段階からiPhoneを前提に設計、デザインしていったという。入力判定のタイミングを広くとり、ゲーム機同様、マシンがユーザーの言うことをきくようにチューニングされている。
またiPhoneの画面回転機能に対応し、マップが回転したり、傾きに応じてオブジェクトが位置を変えるといった、iPhone版だけの独自の仕様も存在する。
画面を傾けた際、トロッコが走りだすという仕掛けはiPhone版だけでほかの機種にはないものだ。
バンダイナムコゲームズでは、ソーシャルゲームサイトの影響もあり、iPhoneアプリのビジネスモデルが従量売切型から運営型に移行してきていると認識。トライ&バイの市場に変わりつつあるという前提で開発にあたっているようだ。『太鼓の達人+』は無料ダウンロードでプレイを始められ、有料アイテム(楽曲)の追加購入で遊びの幅を増やしていくという戦略をとった。まずはゲーム内容の認知に努めて安心してもらい、納得ずくで購入してもらう。この狙いがヒットし、iPhone市場に定着。今後はBluetooth対応にバージョンアップしていく予定だという。
こうした変動について、司会の新城健一氏(アプリヤ)が最後にまとめた。
iPhone3G発売直後の2008年11月から2009年1月までは、ゲームの売り上げランキング上位20傑のうち、日本製のゲームは4タイトルだけだった。海外ゲームの時代である。
iPhone3GS発売前の2009年2月から同年7月は20タイトル中9タイトルが日本製となり、半分近くを占めた。このなかには個人制作者の作品が2タイトルあり、新城氏はこの期間を「個人開発者参入時代」と呼んだ。
iPhone3GS発売後の2009年8月から2010年1月にかけては日本製が12本と優位を示し、ついに国内開発時代が到来。iPhone4発売前の2010年2月から7月は日本製が20タイトル中3/4にあたる15タイトルを占め、国内大手メーカー時代に至る。
他のゲーム機市場に近い傾向が出てきたわけだ。
今後はマルチプラットフォームのうちのひとつと認識して『ソニック4』のように注目の新作を同時発売するケースが増えてくるかもしれない。
もちろんiPhoneならではの新しい表現が誕生する可能性もある。パロット社(フランス)の『AR. Drone』は、iPhoneをコントローラーにジャイロを飛ばし、相手のジャイロと空中戦をおこなうという遊び。
iPhoneの画面上ではバーチャルなジャイロが「撃ち合い」をしており、画面内で着弾すると、ダメージを負ったほうのリアルのジャイロは、くるくると回転して被弾したことを示す──といった具合。
iPhoneアプリがゲームと融和、あるいは新しい表現を開拓することで、どのような地平が見えてくるのか。口より先に手を動かす頼もしい開発者、ゲーム制作者たちのクリエイティビティの、生かしどころではないのか。
(取材・文・写真=後藤勝)
プロテック iWALK モバイルバッテリー
遊びすぎて電池切れには注意!?

【関連記事】 【TGS2010】日本ゲーム大賞は『DQIX 星空の守り人』が3部門獲得!! 【東京ゲームショウ2009】次は誰だ!? うるわしの萌え美少女キャラを総チェック!! 【東京ゲームショウ2009】不景気でも止まらぬ技術革新 注目はコナミの新ボカロ!

コーエーテクモゲームズのコンパニオンがステージ上でiPad対応アプリを実演

浮いています(吃驚!)
【関連記事】 【TGS2010】日本ゲーム大賞は『DQIX 星空の守り人』が3部門獲得!! 【東京ゲームショウ2009】次は誰だ!? うるわしの萌え美少女キャラを総チェック!! 【東京ゲームショウ2009】不景気でも止まらぬ技術革新 注目はコナミの新ボカロ!
【TGS2010】日本ゲーム大賞は『DQIX 星空の守り人』が3部門獲得!!

なんという架空のゲーム食堂!
◆メジャーメーカーの大ブースがバンバン
9月16日から千葉・幕張メッセで開幕した東京ゲームショウ2010は、各メーカーとも大作ゲームをド派手に展開。ここ数年の傾向を反映して、中小が整理され、再編成が進んでいることをうかがわせる。それに伴い、業界が再び勢いを取り戻しているように映る。
セガブースは『戦場のヴァルキュリア3』など"セガっぽい"タイトルをアピールする一方で、三上真司氏(元『バイオ ハザード』シリーズプロデューサー)の監督作『ヴァンキッシュ』、いま最も俗世間への訴求要素が高い『龍が如く』シリーズを前面に押し出していた。

キャバ嬢を両脇に従えてゾンビが威嚇してきます。
『龍が如く OF THE END』『クロヒョウ 龍が如く 新章』の描き出す新宿ハードボイルド小説系ゴッタ煮感は健在のようで、コンパニオンのスタンダードから外れたキャバ嬢プッシュのPRも好感度大。写真を見てお分かりのようにサービス満点だ。

右は『維新の嵐 疾風龍馬伝』の北見健プロデューサー。
左は実甘子(みかこ)氏。高杉晋作が......。
コーエーテクモブースでは幕末&坂本龍馬ブームのさなか、アドベンチャーゲーム『維新の嵐 疾風龍馬伝』のトークイベントを開催。プロデューサー北見健氏のほか、芸能界からも幕末ファンの実甘子(みかこ)氏、雑誌「RYOMA」(主婦の友社)編集部の坂本龍馬氏(史実の人物と同姓同名!)が登壇した。
注目は現代的なキャラクターデザイン。実甘子氏が気になるという「岡田以蔵」「高杉晋作」はかなりイマ風の絵柄で描かれたイケメンになっている。NHK大河ドラマ『龍馬伝』のキャスティングや無双シリーズの登場人物を思えば驚くことではないのかもしれないが、やはり時代の要請によるものか!? 「これ誰? ボタン」でキャラのプロフィールを呼び出せるというのも、幕末の知識があやふやなユーザーには大助かり。
◆姿勢が面白すぎるカプコン
ゲームの"外側"に気合が入っていて面白いのがカプコン。JR海浜幕張駅では改札をくぐる前の構内で"ゲームクリエイターの保護に全力で取り組むカプコンの"「ゲームクリエイター剥製展」を開催。
これはプランナー、ディレクター、ゲームエンジンプログラマー、プロジェクトマネジャーの"剥製"に扮した役者さんが静止パフォーマンスをするというもの。機械仕掛けの剥製という設定で、ボタンを押すと「心の叫び」とともに感情の発露を表現した大仰な動きを抑えめにし、ピタリと止まる演技をしていた。なお心の叫びは録音で、常に同じセリフを繰り返している。
カプコンブースはもちろん『モンスターハンターポータブル 3rd』がイチオシ。まるで集会所のような100名弱収容の「YUKUMO MURA」が出現、ビジネスデイなのに長蛇の列ができ、多くの入場者がシングルプレイ、マルチプレイを各々楽しんでいた。
野菜が並ぶ食堂? 状のセットはゲーム中の世界がそのまま具現化したようで、PSPに触れる者をハンター気分にさせてくれる。ユーザーにはうれしいもてなしだった。
◆タイトル多すぎコナミKJP
小島秀夫監督率いる小島プロダクション(KJP)は13時からスペシャルステージを展開。『メタルギアソリッド ピース ウォーカー』のスネーク(大塚明夫)が「昭和ブルース」、カズヒラ・ミラー(杉田智和)が「港のヨーコヨコハマヨコスカ」を唱うCD「平和と和平のブルース」をはじめとする関連商品を紹介した。
「カズが下手という設定で杉田さんに唄ってもらった」と小島監督。声優界きっての異能演技派だけに、ちょっとズレたMC入りのヴォーカル曲が様々な意味で波紋を巻き起こすことは間違いなさそう。

銃刀法違反ギリギリの刀型武器を誇示する『メタルギア ソリッド ライジング』
の松山重信プロデューサー(中央)。
右は小島秀夫監督、左は声優の菊地由美氏。
3D版『メタルギアソリッド スネークイーター』が2011年に発売決定の報のあとは、シリーズ最新作『メタルギア ソリッド ライジング』の実演。メインウェポンが刀である今作は、対象物を斬ったあと、断面が自動生成されるのがセールスポイント。スイカやボウリングピンの断面が色鮮やかに描かれ、驚くほどリアルな切れ味が表現されていた。
さらにTGSのメインタイトルとなる『キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ』の紹介では、7分半にも及ぶ日本語版トレーラーを初公開。スペイン・Mercury Steam社の手になる「日本人の我々にも通じるものがある繊細なグラフィック」満載のデモが、小島監督直々の編集により、超大作映画の予告編のように生まれ変わっていた。
ホラーファンタジーアクションゲームの真祖『悪魔城ドラキュラ』が『ゴッド・オブ・ウォー』などのフォロワーに応えるべく「リ・ボーン」した新たなるキャッスルヴァニアは、大いなる話題作となりそうだ。
◆日本ゲーム大賞に新機軸!
昨年度のビデオゲームに贈られるゲーム界最高の栄誉「日本ゲーム大賞」は誰の手に輝いたか。
「すれちがい通信」によるユーザー同士の交流が注目を浴びた『DQIX 星空の守り人』は、作品としてはベストセールス賞と優秀賞を獲得。さらに個人としてはシナリオライターの堀井雄二氏が経済産業大臣賞を授与され、見事三部門の受賞作に輝いた。
そんななか、『DQIX 星空の守り人』を含む11の優秀賞作品から大賞に選ばれたのは『NewスーパーマリオブラザーズWii』。順当と言えば順当すぎる結果だが、それには選考サイドも気がついているようで、今回から「ゲームデザイナーズ大賞」が新設された。
これはマスに向けたセールスの結果ではなく、純粋にイノベーション、独創性を評価した賞で、自身がゲームデザイナーである各選考委員に10点を与え、好きなように割り振ってもらうというやり方でスコアの集計を行った。

『HEAVY RAIN』の冷蔵庫をあけてジュースを呑むシーンを背景に、
壇上に立つディレクターのデビッド・ケイジ氏。
あまたあるビデオゲーム作品のなかからゲームデザイナーズ大賞に選ばれたのは、ユーザー投票70位ながら2位以下に圧倒的な差をつけて選考委員集計1位に輝いた『HEAVY RAIN~心の軋むとき~』(Quantic Dream開発)。
登場人物の心の動きを表現するためでもある細かなアイコン・アクション──車のキーを回すのももどかしく、ドライブに出るまでがひと苦労──が印象的なアドベンチャーゲーム。事故で家族関係にひびの入った父子家庭の描写から始まる、よくできた映画のように現実的で奥深いシナリオは、ゲームによるストーリーテリングの可能性を大きく切り拓いた作品だと言える。
セールス重視ではない部門賞の新設は、ゲーム業界が健全に機能していることの証かもしれない。日本ゲーム大賞選考委員長の養老孟司氏はビデオメッセージで自己評価・点検ができているゲーム業界を励まし、「自分のモチベーションを実現することがゲームをクリエイトすることだ」という言葉を残した。
まだまだゲームには可能性がある。希望を感じさせる初日だった。
(取材・文・写真=後藤 勝)
ドラゴンクエストIX 星空の守り人 納得!
【関連記事】 TGSが大胆方向転換! アジアユーザーのための世界最大のイベントをめざす 【東京ゲームショウ2009】不景気でも止まらぬ技術革新 注目はコナミの新ボカロ! 【東京ゲームショウ2009】次は誰だ!? うるわしの萌え美少女キャラを総チェック!!
自分ソックリのアバターも作れる名作ソフト「白騎士物語」の新作が登場!!

原幹恵ちゃんも時間を忘れて没頭中!? (写真=江森康之)


──そのほかに、気になったところはありますか?
原 立ち止まっているキャラのしぐさや、葉っぱが風に吹かれている様子や、木陰の光と影など、細かいところまでリアルに描写されていてビックリ。わざと「みきえ」を止めて動きを見たり、マップを歩いたりするだけで飽きませんでした。
私はゲームに没頭して時間を忘れるタイプなので、『白騎士物語』をプレイするときはオフの日を選ばないと!
(構成=丸山大次郎)
●『白騎士物語 -光と闇の覚醒-』
<http://www.jp.playstation.com/scej/title/shirokishi/2nd/>
原幹恵(はら・みきえ)
1987年7月3日新潟県生まれ。身長163cm B94・W61・H88。03年に「第9回全日本国民的美少女コンテスト」にてグラビア賞受賞。その後、映画やテレビ、グラビアで活躍。最新イメージDVD『原幹恵/いやしの果実』(講談社)は7月23日発売。発売記念イベントは8月1日15時〜「石丸ソフト本店」、18時〜「ソフマップ アミューズメント館」にて開催予定。
白騎士物語 -光と闇の覚醒-(PS3) 「剣と魔法」の世界を舞台に、主人公のレナードたちがシンナイトとよばれる騎士の力で、新生イシュレニア帝国のグラーゼルによる世界制覇の野望に立ち向かう「王道RPG」。今回の『光と闇の覚醒』は、前作『古の鼓動』のグラフィックやシステムを今作に準拠させて完全収録。前作から引き続いてアバターを作成できるほか、今作からはじめて、アバター専用の騎士「アークナイト」が登場し、アバター自身も騎士に変身することが可能となった。(画像左より/スピード感がアップした爽快な戦闘シーン/主人公レナードが白騎士に変身/圧巻のハイクオリティのグラフィック) 発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント/開発:レベルファイブ/6980円(税込)/好評発売中
【関連記事】 「ドラクエIX」発売8カ月で半額に ゲームメーカーが抱える中古市場対策 『北斗』と『無双』が手を組んだアクション大作『北斗無双』 森下悠里もハマる世界最高のアクションゲーム『ゴッド・オブ・ウォー コレクション』!!

























