「いまや日本よりも、中国での人気がすごいんです。先日はジャッキー・チェンとも共演するなど、あの濃い顔が向こうでも受けているみたいですよ。本人はあくまで“主演級”にこだわっていて、今後も日本よりアジアを主戦場にしてやっていきたいようです。今回は、あの北野武さんの作品だからというのは大きいと思いますよ」(映画関係者) 10月7日から公開される北野武監督の映画『アウトレイジ 最終章』に出演することが発表された池内博之。1998年放送のドラマ『GTO』(フジテレビ系)でブレークして以降、さまざまな映画やドラマに出演してきたが、最近は日本での活躍はめっきり減ってきていた。 「正直、今後、日本では彼の露出が極端に増えることはないでしょうね。今、彼のポジションには青木崇高さんや井浦新さん、要潤さんや鈴木浩介さんがいますから。所属事務所のレプロエンタテインメントも、このまま日本で中途半端な立ち位置でいるよりも、本人の希望通り、海外で勝負することを許可したそうです。まあ、実際のところ、今は中村蒼さんに相当力を入れてるので、あまり池内クンに構ってる時間がないというのが本当のところなんでしょうけどね(苦笑)」(芸能事務所関係者) 本人は以前から語学留学を考えていたようで、日本では大コケした日中合作映画『スイートハート・チョコレート』が向こうで活躍するきっかけになったという。 「このままいけば、ハリウッドでも賞を狙えるポジションにいるようです。うまくいけば、ディーン・フジオカさんのように“逆輸入俳優”として日本でブレークする可能性もありますよ」(テレビ局関係者) まずは“全員悪人”の『アウトレイジ』で、池内がどんな演技をするのか楽しみだ。レプロエンタテインメント公式サイトより
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三菱自動車も……? 中国ネット民の間でささやかれる、ジャッキー・チェン「デス広告塔」説
軽自動車の燃費偽装スキャンダルが明るみになり、存亡の危機に瀕している三菱自動車。日産自動車との資本業務提携により、なんとか首の皮一枚つながった感こそあれ、元の信頼を取り戻すまでには、かなりの時間を要するだろう。 そんな三菱自動車の落日について、中国のネット上では、あるウワサがささやかれている。 「呪いはまだ続いていたのか……」 三菱自動車の燃費偽装を伝えるニュースに対し、中国版Twitter「微博」にはそんな書き込みが相次いだ。 呪いとは、かの映画スター、ジャッキー・チェンが広告塔を務めた企業や製品が、相次いで不遇に見舞われるというものだ。07年、中国市場でのイベントに三菱のブランドキャラクターとして登壇したジャッキー・チェン
ファミコンもどきの中国産ゲーム機「小霸王」は、ジャッキーがイメージキャラクターとなった直後に倒産。1996年に約6,000万円(当時)という高額ギャラでジャッキーがCM出演したビデオCD機(CD-ROMに動画や音声などを記録し、対応機器で再生する機器)メーカー「愛多」は、創業者の胡志標氏が逮捕され、2000年までに会社は倒産している。中国産ゲーム機「小覇王」の広告。ジャッキーが若い……
また、98年にCM出演していた食品メーカー「汾煌食品」による中国産コーラ「汾煌可楽」も、01年頃には市場から消えている。ジャッキーを広告に起用したのち、3年で姿を消した中国産コーラ
現役スターだったジャッキーが育毛シャンプーの広告塔を務めたことが当時は話題となった
長らく広告塔を務めている日用品大手「霸王国際」の育毛促進シャンプーは現在も存在するが、10年に発がん性物質が含まれていることが発覚。売り上げが激減した。11年には、CMキャラクターを務める食品大手「思念食品」の冷凍水餃子から黄色ブドウ球菌が検出されている。 さらに、05年からCMキャラクターだったフォルクスワーゲンのミニバン「キャディ」は、3年足らずで販売終了している上、昨年発覚した同社の排ガス不正スキャンダルについては周知の通りだ。黄色ブドウ球菌が検出された冷凍水餃子
そんな「デス広告塔」ともいえるジャッキーは、三菱自動車の中国市場でのブランドキャラクターを務め、パジェロのテレビCMにも出演していたのだ。個人的にも三菱好きを公言し、同社の3ドアクーペ、スタリオンを所有していたことも知られている。 今年2月、三菱自動車が37万台のリコールを国土交通省に届けた際にも、中国のネット上では「ジャッキーの呪い」とする声があった。しかし、直後に起きた再度のスキャンダルに、ネット民たちは呪いの根深さを知る結果となったようだ。 三菱自動車には今後、中国でささやかれるこうした都市伝説を払いのけるような復活劇を遂げてもらいたいものである。2,000台足らずの販売台数で中国市場から姿を消したVW社のキャディ
「これもジャッキーの呪いか……」習主席に直電も、長男ジェイシーは厳罰必至!?
大麻使用容疑で北京公安当局に逮捕されたジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャン(31)の拘束が続いている。共犯としてともに拘束されていた、台湾人俳優のコー・チェントン(23)はすでに釈放されているが、ジェイシーは、大麻売買に関与していた容疑も出ているほか、吸引場所を提供したことや中国国籍であることなどから、より厳しい処遇を受けているようだ。一部では「死刑判決もありえるのでは?」という臆測まで出ている。 香港メディアによると、父ジャッキーは「子育てを間違った」とコメントする一方、自らの特権を駆使して習近平国家主席に電話で「寛大な処分」を直談判したものの、断られたと報じられている。 そんな中、ネット上では「またもジャッキーの呪いか……」という声が上がっている。ジャッキーがCMに出演したり、イメージキャラクターを務めた企業やプロジェクトが次々と災難に見舞われるという「ジェッキー・チェンの呪い」については、2011年11月に本サイトでも報じている(記事参照)。ほかでもない、ジャッキーは09年、中国の薬物乱用防止キャンペーンの大使に任命されているのだ。今回に限っては、呪いの矛先が自分の身内に向かってしまったようだ。 ともあれ、ジェイシーの処遇について、広東省ブロック紙社会部記者はこう予想する。 「当局としては、典型的な富二代(金持ちの二代目ボンボン)であるジェイシーが犯した罪への対応を誤り、格差社会に対する民衆の不満をさらに刺激させることを恐れている。また、この一件でジェイシーの贅沢な生活や放蕩ぶりが連日報道されており、相場よりも重い処分が下ることが予想される」 ジェイシーにとっては、スターの子として生まれたことが初めて不利になる事態に直面しているといえるだろう。 (文=牧野源)『隔週刊 ジャッキー・チェンDVDコレクション 2014年9/30号』(デアゴスティーニ・ジャパン)
ジャッキー・チェン“最後のノースタント・アクション”を見届けよ!『ライジング・ドラゴン』
今週紹介する新作映画2本は、香港・中国合作の冒険アクションと、英国発の人生賛歌。ジャンルもテーマも異なるが、共にベテラン俳優が監督を手がけた作品でもある。 4月13日に封切られる『ライジング・ドラゴン』は、ジャッキー・チェンが監督・製作・脚本・主演を務め、伝説の秘宝をめぐって繰り広げる冒険を描いたアクションアドベンチャー。中国・清王朝時代に諸外国から略奪された十二支のブロンズ像を集めるため、あるアンティーク取引業大手がトレジャーハンターのJC(ジャッキー・チェン)を雇う。カンフーの達人で超人的な身体能力を持つJCは、チームを結成し秘宝を求めて世界を駆けめぐるが、行く先々で強敵に遭遇する。 『ドランク・モンキー 酔拳』(78)以来、30年を超える映画活動の総決算として、ジャッキーが自ら「最後のノースタント・アクション」を宣言した超大作。スピーディーな拳と蹴りにユーモラスな挙動も織り交ぜたお馴染みのカンフーはもちろん、ローラーブレード・スーツで腹ばいになって山腹の下り坂を滑降するシーンや、パラグライダー、クライマックスのスカイダイビングまで、文字通り体を張ったアクションが目白押し。従来のジャッキー映画のフォーマットに、『ミッション:インポッシブル』と『パイレーツ・オブ・カリビアン』両シリーズの要素もちゃっかり取り込み、見どころ3倍の娯楽活劇となった。1954年生まれ、現在59歳とはとても思えない離れ業の数々もこれがラスト。お約束のエンドロールのNGシーン集まで、しっかり見届けたい。 続いて、4月19日公開の『カルテット!人生のオペラハウス』は、名優ダスティン・ホフマンによる初監督作品。英国の田園地方に立地し、引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」で、穏やかに余生を送るレジー(トム・コートネイ)ら昔のカルテットメンバー3人。だが、かつての仲間であり、野心家でエゴイストだったため皆を傷つけ疎遠になっていたジーン(マギー・スミス)が新たに入居してくる。近く開かれるコンサートが成功しなければハウス閉鎖という危機を迎え、伝説のカルテット復活に皆の期待が集まるが……。 『戦場のピアニスト』(02)、『潜水服は蝶の夢を見る』(07)などで知られる脚本家のロナルド・ハーウッドによる戯曲を映画化。舞台となる元音楽家向けの老人ホームは、手入れの行き届いた庭園と緑豊かな丘陵に囲まれた上流階級の屋敷といった風情で、思わず羨望のため息が出てしまう。施設の住人たちに本物のオペラ歌手や演奏家を多数起用したのも話題で、彼らによるくつろいだ雰囲気でのパフォーマンスも音楽ファンにはたまらない。老いの悲喜劇をユーモアで包み、「年を重ねるのも悪くないな」と思わせてくれる滋味豊かな逸品だ。 (文=映画.com編集スタッフ・高森郁哉) 『ライジング・ドラゴン』作品情報 <http://eiga.com/movie/77834/> 『カルテット!人生のオペラハウス』作品情報 <http://eiga.com/movie/77846/>(C)2012 Jackie & JJ International Limited,
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ジャッキー先生が体を張って教えてくれたこと。最後のアクション大作『ライジング・ドラゴン』
僕らの大切な先生が、このたび第一線から退くことになった。先生の名前はジャッキー・チェン。ジャッキー先生はしんどいときほどユーモアが大切なことを教えてくれた。またCGにはない生身のアクションの爽快感を、そしてそれには恐怖と痛みが伴うことも教えてくれた。アジアのトップを極めれば、世界に充分通用することも教えてくれた。疲れたときに観る『プロジェクトA』(84)や『ポリス・ストーリー 香港国際警察』(85)は僕らの心のサプリメントだった。長年にわたって体を張ってきたジャッキー先生は現在59歳。いつまでも若々しいジャッキー先生だが、全編ノースタントでの無鉄砲アクションはいつまでもできないよ、ということでケジメをつけることに。ジャッキー・チェン、最後のアクション大作と銘打たれたのが『ライジング・ドラゴン』だ。 今回のジャッキー先生は、『サンダーアーム 龍兄虎弟』(86)『プロジェクト・イーグル』(91)に続くトレジャーハンター役。清朝時代に欧州の列強国によって略奪されてバラバラになった中国の至宝・十二支像を回収せよと大手アンティークディーラー社からの依頼を受け、JC(ジャッキー・チェン)は危険なミッションに赴くことに。『007』シリーズのオープニングばりに、登場シーンからもうフルスロットル。“ローラーブレード・スーツ”を装着したJCは、ストーリーの説明も仲間の紹介も吹っ飛ばしてビュンビュンと突っ走っていく。『五福星』(83)でもローラースケートを履いて見事なスタントを披露したが、今回はこれまでのジャッキー・アクションの集大成といった趣きがある。ジャッキー先生、最後のアクション大作『ライジング・ドラゴン』。
パリ、南太平洋、中国……とワールドワイドに飛び回ります。
さらにジャッキー先生の身軽さを活かした新アイテムが“ポータブル・ハングライダー”。本来のハングライダーに比べると小さい分だけ浮遊力に欠けるが、ジャッキーのコミカルスタントとの相性はバツグン。十二支像を盗み出すために忍び込んだ屋敷内でのJCと番犬たちとの追いかけっこは、ロイドやキートンたちが活躍した頃の無声映画を彷彿させる。アクションは言葉の壁を軽々と越えてみせる。ジャッキー先生は古き善きものを敬うことの大切さも教えてくれるのだ。 辛亥革命100周年を祝した歴史大作『1911』(11)の総監督を務め、中国のおエラい方たちを喜ばせたジャッキー先生。香港返還後は中国当局ともうまいことやっている。業界を牽引していくには社交的な顔と本音の使い分けも必要なことを身をもって教えてくれているわけだが、映画人ジャッキー・チェンが中国だけでなく世界中のファンのために作ったのが『ライジング・ドラゴン』だと言える。やはりジャッキー先生は大将軍の役より、陽気な冒険家のほうがよく似合う。そんなジャッキー先生のメッセージが込められたシーンがある。失われた十二支像を巡って、中国人留学生ココ(ヤオ・シントン)とおじいちゃんから相続した十二支像の一部を所有するフランス人のお嬢さまキャサリン(ローラ・ワイスベッカー)が口論となる。「中国から盗んだ物を返しなさいよ」と欧米人の過去の悪行を責め立てるココに向かって、JCはこう説く。「やめろよ、現代の価値観で過去を裁くことはできないよ」。世界各国を渡り歩き、多くの人たちと触れ合ってきたJC/ジャッキー・チェンならではの金言ではないか。 「現代の価値観で過去を裁くことはできない」という言葉は、欧米、そして日本も含めての帝国主義を決して肯定するものではない。だが他国が過去に行なった非道の数々をあげつらうために歴史を学ぶのではない。同じ過ちを繰り返さず、これからの共生の道を探るために歴史を検証するのではないか。十二支像は近代アジア史の表と裏の両面を物語るシンボルとしてこそ価値があるはず。そんな十二支像をアンティークオークションの相場を吊り上げるための道具にしか考えない依頼主のゴーマンさに、JCは怒りが込み上げてくる。十二支像を盗み出し、模造品とすり替えるトレジャーハンターの
JC(ジャッキー・チェン)。雇われ仕事のはずが、次第に愛国心が芽生えてくる。
JCはくどくどと自分の歴史観について説明することはしない。言葉で説明するよりも、ここは一発体を張ってみせましょう。十二支像の最後のひとつ龍の首を奪回するため、JCは噴火口上空での決死のスカイダイビングに挑む。いくら中国の至宝とはいえ、ブロンズ像を守るために自分の体を張るバカ。でもバカだからこそ正論が吐けるのだ。損得勘定で動く頭のいい人の発言よりも、映画バカの命を張ったデンジャラス・スタントにこそ世界中の人たちは釘づけとなる。パラシュートなしで空を飛ぶ映画バカ。成龍/ジェッキー・チェンが、本当に龍に成る瞬間がスクリーンに映し出される。 ジャッキー先生には、もうひとつお礼が言いたい。ジャッキー先生のラストスタントは、日本の映像エンタメ文化に長年にわたって受け継がれてきた悲しい風習に「待った!」を掛けてくれたからだ。日本初の連続テレビアニメ『鉄腕アトム』(63年〜66年)の主人公・アトムは地球を守るために太陽へと飛び込んでいった。あまりにも悲しい最終回だった。人類を救うために主人公が人身御供となる―このパターンは、特撮ドラマ『ジャイアントロボ』(67年〜68年)や劇場アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(78)へと受け継がれていく。太平洋戦争の悲劇を連想させるこのエンディングは、日本人の涙腺を強く刺激するものだろう。ハリウッドSF大作『アルマゲドン』(98)が大ヒットしたのみならず、キムタム主演の実写版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)でもこのパターンが踏襲されていたことに愕然とした。死ぬことを美化して、観客を泣かせることがそんなにも重要なのだろうか。悲しい歴史をいつまでも繰り返すのは、もういいんじゃないかい? ジャッキー先生は明るい笑顔で自身の記念アクション大作のエンディングを締めくくる。それも心憎いサプライズゲストを用意して。 今、日本と中国をはじめ東アジア全体はそれぞれの国益をめぐってシビアな状況にあるけれど、スクリーンの中は別世界だ。映画の中で躍動するジャッキー・チェンのことは世界中のみんなが大好き。映画館は国境のない永世中立地帯であることを、ジャッキー先生は改めて教えてくれる。ありがとう、ジャッキー先生。これからも小粋なアクションと自慢の演技力にますます磨きが掛かることを楽しみにしています。 (文=長野辰次)ドリフの冒険コント的な展開が繰り広げられる南太平洋パート。
女たちよ、ケンカはひとまず休んで、まずは危機回避を優先しようじゃないか。
『ライジング・ドラゴン』
製作・脚本・監督/ジャッキー・チェン 出演/ジャッキー チェン、クォン・サンウ、ジャン・ランシン、ヤオ・シントン、リアオ・ファン、ローラ・ワイスベッカー、オリバー・プラット 配給/角川映画 4月13日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー <http://www.rd12.jp/pc/>
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●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX
[第217回]金髪美女への偏愛が傑作サイコホラーを生んだ!? 映画界最強のバディムービー『ヒッチコック』
[第216回]えっ、小泉麻耶が身障者専門のデリヘル嬢に!? “性”のバリアフリー化『暗闇から手をのばせ』
[第215回]サイエントロジーをモデルにした『ザ・マスター』人間は何かに依存しなくては生きていけない?
[第214回]閉塞化した世界を笑い飛ばす、常識破りの怪作! メタメタおかしい底抜け脱線ホラー『キャビン』
[第213回]若松孝二監督が銀幕に遺した“高貴で穢れた楽園”芸能ものの血が騒ぐ男たちの饗宴『千年の愉楽』
[第212回]裏方スーパースター列伝、あの超絶技が蘇る!『セックスの向こう側 AV男優という生き方』
[第211回]いつもヘラヘラしていた変なヤツ『横道世之介』和製『フォレスト・ガンプ』を思わせる青春回顧録
[第210回]奥西死刑囚は“村社会”を守るための生贄にされた!? 名張毒ぶどう酒事件の闇に迫る再現ドラマ『約束』
[第209回]9.11テロの首謀者ビンラディン抹殺作戦の全貌! アメリカの夜明けは遠く『ゼロ・ダーク・サーティ』
[第208回]チェルノブイリ“立ち入り制限区域”で撮影敢行! オルガ・キュリレンコ主演の社会派作品『故郷よ』
[第207回]“明るい不登校児”のガラパゴスな団地ライフ! 中村義洋監督の箱庭映画『みなさん、さようなら』
[第206回]いつまでもバカやって、尻を追っかけていたい! ぬいぐるみの『テッド』は“永遠のエロ中学生”
[第205回]石原慎太郎原作の異色ミステリー『青木ヶ原』ままならない人生の中で出会った恋人たちの行方
[第204回]陶酔と記憶の向こう岸にある世界に3Dで迫る! 松江哲明監督の『フラッシュバックメモリーズ』
[第203回]あの低視聴率ドラマ『鈴木先生』が映画版に! “鈴木式教育メソッド”は世界を変えられるか?
[第202回]“余命刑事”が家族の絆と細菌兵器を奪回する! 究極の時間制限サスペンス『ブラッド・ウェポン』
[第201回]年末は“女体盛り”パーティーで盛り上がろう! ジェダイの騎士も集う秘密の宴『SUSHI GIRL』
[第200回]もし“理想の恋人”が目の前に現われたどーする!? 情熱的で予測不能な彼女『ルビー・スパークス』
[第199回]“耳フェチ”には堪えられない青春官能ムービー!『耳をかく女』桜木梨奈の無印演技に癒やされたい
[第198回]ハリウッドの頑固オヤジがたどり着いた好々爺の境地! イーストウッド、4年ぶりの主演作『人生の特等席』
[第197回]この“明るいヘンタイ”っぷりがいいんじゃない!? 会田誠のアートなエロス『駄作の中にだけ俺がいる』
[第196回]三池監督ならではの“いのちの授業”が始まる! サイコパス教師と過ごす恐怖の文化祭『悪の教典』
[第195回]“絶対的価値”を求める男たちの翔んでもロマン! 井筒監督の犯罪サスペンス『黄金を抱いて翔べ』
[第194回]禁断の蜜が溢れるSM世界『私の奴隷になりなさい』セクシーアイコン・壇蜜がすべてをさらけ出した!
[第193回]“無意識の湖”に身を投じたユングと女性患者の行方──クローネンバーグの恋愛サスペンス『危険なメソッド』
[第192回]“お蔵入り映画”が人命救助を果たした!? 実話をベースにした大冒険ロマン『アルゴ』
[第191回]我が家に“食人族”がやって来た! 奇才ジャック・ケッチャムの異形世界『ザ・ウーマン』
[第190回] 裏切り&結託は当たり前。今の政界にそっくり! 極道たちのバトルロワイアル『アウトレイジ ビヨンド』
[第189回] これが全米を熱狂させた“USA版バトル・ロワイアル”! 殺人リアリティーショー『ハンガー・ゲーム』
[第188回]行き詰まった人生の扉を開く鍵は“銭湯”にあり? 内田けんじ監督のオリジナル作『鍵泥棒のメソッド』
[第187回]大家族の伝統料理から超手抜きレシピまで勢ぞろい! 台所から見えてくる中東の家庭事情『イラン式料理本』
[第186回]“世界的な絶滅危惧種”である独裁者に愛の手を!? 政治ネタ&下ネタ満載コメディ『ディクテーター』
[第185回]障害者の性処理も介護の重圧も、すべて笑い飛ばせ! 男たちのバリアフリーな友情ドラマ『最強のふたり』
[第184回]人類を生み出した“創造主”との遭遇!! リドリー・スコットが物語るSF神話『プロメテウス』
[第183回]“校内格差社会”に出現した異分子(ゾンビ)たち! 青春のカタルシス『桐島、部活やめるってよ』
[第182回]カメラマンは法を犯してもかまわない!? 国家の暗部を暴く男の情念『ニッポンの噓』
[第181回]“学校”という名の密室ではびこる児童虐待の事実! 子どもたちは教師を訴える『トガニ 幼き瞳の告発』
[第180回]“神様”との出会いと別れ、そして旅からの帰還 ドキュメンタリー『アニメ師・杉井ギサブロー』
[第179回]親友=お金を貸してくれる、女友達=SEXさせてくれる!? 品性お下劣男の青春『苦役列車』
[第178回]“沢尻エリカ”という名のアトラクションムービー『ヘルタースケルター』が描く無常の世界
[第177回]毒カレー、オウム真理教、光市母子殺害……“悪魔の弁護人”と呼ばれる男の素顔『死刑弁護人』
[第176回]“芸能生活30周年”ニコラス・ケイジの会心作! 被災地に流布する暗号『ハングリー・ラビット』
[第175回]やめろと言われても、今では遅すぎたッ! 妻夫木聡&武井咲主演の過剰なる純愛劇『愛と誠』
[第174回]年間自殺者数3万人を越える現代社会への提言 自殺対策の現状を追った『希望のシグナル』
[第173回]“三島割腹事件”を若松孝二監督が映画化!『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』
[第172回]実在の事件を題材にした“命の授業”『先生を流産させる会』がついに劇場公開!
[第171回]自由社会に順応できない“脱北者”の過酷な現状 無垢なる季節との決別『ムサン日記 白い犬』
[第170回] 世界興収100億突破のSF大作『ロボット』はあらゆる既成概念を破壊する!!
[第169回]“エンタの神さま”ツイ・ハークが大復活! B級映画マニアの心を焦がす『王朝の陰謀』
[第168回]人はお下劣な分だけ、強く優しくなれる!? 結婚を控えた女たちの本音『ブライズメイズ』
[第167回]行きすぎたシステム社会に警鐘を鳴らす“ユナボマー・マニフェスト”の映画化『モンスターズクラブ』
[第166回]祭りの終わりと新ステージの幕開け、3部作完結『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
[第165回]すばらしき“コーマン野郎”の世界!『コーマン帝国』、愛と欲望の歴史
[第164回]懐かしき香り漂う、新感覚サスペンス 破滅へ突き進む男の悲劇『ドライヴ』
[第163回] 災害に備えた地下シェルターは必要? 心理ホラー『テイク・シェルター』
[第162回] 森田芳光監督の最終列車『僕達急行』人生は出会いと旅立ちのリフレイン!
[第161回] 鬼才キム・ギドクの"多重人格ショー"セルフドキュメンタリー『アリラン』
[第160回]映画創成期に散った"殉教者"への聖歌 3D映画『ヒューゴの不思議な発明』
[第159回]これはホラー? それともコメディ? 勘違い女が爆走『ヤング≒アダルト』
[第158回] ピラミッドは古代からのメッセージ!? 歴史ミステリー『ピラミッドの謎』
[第157回] 韓国映画の名匠が明かす"創作の極意"イ・チャンドン監督『ポエトリー』
[第156回] ローカル局で"伝説となった男"の生涯『木村栄文レトロスペクティブ』
[第155回] 米国に半世紀も君臨した"影の大統領" FBI初代長官『J・エドガー』
[第154回]犯罪者たちに学ぶ"人心掌握術"の奨め『アニマル・キングダム』『預言者』
[第153回]"地獄"からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』
[第152回]早くも2012年ベスト1映画が登場!"代理殺人"を巡る恐怖『哀しき獣』
[第151回]父殺し、自分殺し、そして再生の物語 園子温流ラブストーリー『ヒミズ』
[第150回]米国お笑い横断旅行『宇宙人ポール』人間のちっぽけな悩みはETが解決!
[第149回]70年前と変わらない日本人の精神構造『聯合艦隊司令長官 山本五十六』
[第148回]追悼......"永遠の反逆児"原田芳雄さん幻の主演作『原子力戦争』がDVD化
[第147回]"ファスト風土"を舞台にした犯罪喜劇 J・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ』
[第146回]"正義のゾンビ"が犯罪者を貪り喰う! イラク戦争奇談『ゾンビ処刑人』
[第145回] "時代の寵児"の未ソフト化作品上映!「松江哲明グレイテスト・ヒッツ」
[第144回]原発事故を描いた『カリーナの林檎』と今関あきよし監督の背負った贖罪
[第143回]"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』
[第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』
[第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い
[第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』
[第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』
[第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』
[第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き!
[第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』
[第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』
[第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』
[第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』
[第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』
[第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』
[第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』
[第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』
[第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』
[第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸
[第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』
[第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』
[第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』
[第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』
[第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』
[第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』
[第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』
[第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』
[第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』
[第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』
[第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』
[第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』
[第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』
[第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦
[第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』
[第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』
[第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』
[第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』
[第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像"
[第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代
[第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』
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[第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』
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[第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』
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[第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ
[第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々
[第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は......
[第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった
[第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学
毒餃子事件再発の影でささかれる「ジャッキー・チェンの呪い」のうわさ

ジャッキー・チェンが出演していた
政府広報ビデオ。
中国で、毒餃子事件が再び発生した。北京五輪の公式スポンサーでもあり大手食品メーカーの「思念食品」が製造した冷凍水餃子から黄色ブドウ球菌が検出され、販売中止となったのだ。
この騒動に関し、中国のネット上ではある"呪い"がまことしやかにうわさされている。
回収騒ぎとなった商品の広告塔を務めていたのは、世界的スターのジャッキー・チェン。ところが、このジャッキーが過去に広告塔となった商品や企業が、次々と悲運に苛まれているというのだ。
中国版Twitter「微博」に書き込まれたネット市民らのつぶやきによると、ジャッキーの呪い伝説の始まりは、今から15年ほど前にさかのぼる。ジャッキーはVCD機メーカー「愛多VCD」のCMに出演。広告効果は上々で、同社は業界トップ3の座へと躍り出た。しかし、それも束の間、数年のうちに同社は経営破綻。経営トップは詐欺罪で逮捕され、懲役8年の刑に処せられた。
またその後、ジャッキーがCM出演していた中国産コーラ「汾湟可楽」も、間もなく市場から姿を消している。ジャッキーへの出演料も含め、年間1.5億元という巨額なテレビ広告費も、足を引っ張ったといわれている。
また最近では、昨年7月、ジャッキーがイメージキャラクターを務めていた、育毛促進漢方薬配合のシャンプー「覇王」の成分に、発がん性物質のジオキサンが含まれていたことが判明。製造元の覇王集団の株価は14%急落する事態となった。
ちなみにジャッキーはかつて、各地の出国審査場で放映される、中国からの模造品の持
ち出し禁止を呼びかける広報ビデオにも出演していた。これは、北京五輪が行われた2008
年に製作されたもので、「我が国は模造品密輸対策を行っていますよ」という世界にアピールするものだ。ところがその後、中国から世界への模造品輸出は減るどころか増加傾向にあり、世界に溢れる模造品の3分の1が中国産という不名誉に甘んじている。これもやっぱりジャッキーの呪い!?
(文=高田信人)












