井川意高・大王製紙前会長といえば、複数の自社関連会社から借り入れた総額100億円以上の大金をカジノで失うという私的使用が発覚し、2011年11月に東京地検特捜部に背任容疑で逮捕された人物。今年6月には懲役4年の実刑が確定。10月には収監され、現在は受刑中の身である。 そんな井川前会長が収監前に書き上げていたという“懺悔録”が、11月13日に出版される。タイトルは『熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録』(双葉社)。国内シェア第3位を誇る製紙メーカー創業家の長男として生まれ、幼き頃からスパルタ教育と帝王学を叩き込まれた井川前会長が、エリート街道を歩みつつ、なるべくして大王製紙のトップに就いたものの、カジノで身を滅ぼしていくさまが克明に描かれている。 中でも注目が集まるのが、逮捕後、週刊誌などで頻繁に報じられてきた女性芸能人との関係だ。本書の惹句にも「東大に現役合格、赤字子会社を立て直した20代、42歳で社長就任、有名人との華麗なる六本木交遊、噂に上がった女性芸能人たち……すべてを手にしていたはずの男は、なぜ“カネの沼”にハマり込んだのか?」と、気になる言葉が並んでいる。 井川前会長と「噂に上がった女性芸能人」といえば、藤原紀香やほしのあき、熊田曜子らが有名だ。本書でも当然、彼女たちには触れているのだが、その記述はキワどくも、無難なところに落ち着いている。 まずは、藤原紀香。「噂になった女性有名人との本当の仲」との項で真っ先に触れられているのだが、なぜか彼女だけ匿名扱いである。 「今や日本を代表するセクシーな大物女優」と藤原サイドに気を使った表現で、「私とその女優とは、何か深い関係があったわけではなく、単なる昔からの古い友人の一人だ」と、肉体関係があったことを否定。それでいて、井川前会長の軽井沢の別荘に彼女が来た時には、他の友人と一緒にプールやサウナに入ったなどという親密エピソードを披露している。 対して、興味深いのが、ほしのあきに関する記述だ。ほしのとは、22歳の頃から、ブレークするまでは、月1~2回は食事する間柄だったという。井川前会長が飲みの席から「遊びにこない?」と電話をすると、「たとえ忙しかろうとも、20分でも30分でも顔を出してくれる」。さらに、ほしのからローションティッシュという高級ティッシュをおねだりされると、「かわいいヤツじゃないかと苦笑しながら、ほしのさんにダンボール1箱分のローションティッシュをプレゼントしてあげた」と述懐している。 そんなほしのに対して井川前会長は、肉体関係の有無は言及していない。藤原とは、はっきりと「深い関係はない」と断言しておきながら、ほしのにはそれをしないということは、読者の印象からしたら「クロ」だろう。本書の中でも、ほしのについては最も紙幅を割いており、特別な関係性がうかがえるのだ。 ほかにも、噂の相手として名前が出たことがある、熊田曜子や山本梓とは一度しか会ったことがないとし、櫻井淳子とは2~3回飲みの席で一緒になった程度、滝川クリステルとは会ったことすらないとしている。 また本書には、夜の街で接点を持った有名人たちとのエピソードが多数綴られている。宮沢りえや市川海老蔵、岩佐真悠子、AKB48のメンバーらとおぼしき少女らの“いかにも”な、夜の顔の描写も面白い。さらに、女性芸能人との交遊と同様、週刊誌などで報じられた「関東連合」や同組織の元リーダー・石元太一との関係にも言及している。 ただ、本書の読ませどころは、あくまで井川前会長の華麗なる半生とカジノによって没落していく様子。有名人との交遊録を売りにはしているものの、“暴露本”という要素は薄い。腐っても、華麗なる一族の御曹司。「誰や誰とナニしたのか?」という下衆の心には付き合ってくれていないのが残念だ。『熔ける 大王製紙前会長・井川意高の懺悔録』(双葉社)
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「あの大物ルーキーや球界の大スターも!?」名古屋の裏カジノに入り浸るプロ野球選手たち
子会社から100億円以上の無担保融資を受け、その大半を海外のカジノにつぎ込んでいた大王製紙前会長の井川意高容疑者による特別背任事件で注目を浴びるカジノだが、「海外よりも、裏カジノと呼ばれる日本の違法カジノにかなりの額をつぎ込んだようで、捜査当局が徹底的に洗っている」(週刊誌記者)という。業界人の間で"裏カジノ天国"として知られているのが、山口組の2次団体・弘道会のお膝元である名古屋だ。 「2008年までに愛知県警が摘発を強化したため、名古屋の繁華街である錦三や栄からカジノ店が姿を消した。そのかわり増えたのが裏カジノ。その多くは暴力団の資金源となっているが、県警の捜査情報などをしっかりキャッチし摘発を逃れ、中には24時間営業している店もある」(全国紙社会部記者) そして、名古屋といえば、日本シリーズでソフトバンクに敗れたものの、リーグ2連覇を達成した中日ドラゴンズの本拠地。「球団の首脳陣やスター選手だったOBは弘道会との親密な交際がうわさされている。最近の選手たちはあまり夜遊びしなくなったが、昔は裏カジノにどっぷりハマる選手が多かった」(プロ野球担当記者)というだけに、ギャンブル好きにとっては"天国"のような街なのだという。 「あいつも、中日に入らなかったらもっとすごい選手になっていたんだろうけど、練習するよりも裏カジノにいる時間が長くて、試合中もたぶん、カジノのことばかり考えていたんだろう」 こう語るのは、債権回収などの闇稼業でしのいできた都内在住のA氏。A氏は仕事の関係で中日の選手とも親交があり、数年前までは頻繁に名古屋を訪れ、裏カジノに出入りしていたというのだ。 そこで、まず名前をあげたのは地元・愛知県の高校出身で、80年代前半に鳴り物入りで中日に入団した大型野手・X。入団1年目から1軍昇格を果たし、将来が期待されたのだが......。 「タニマチに裏カジノに連れて行かれて、どっぷりハマった。打席に立っている時よりも、賭場にいる方が真剣な表情だったが、相当、負け込んでいた。本拠地で試合がある時は、それを取り返そうとして連日来るし、午前中までカジノにいてそのまま球場入り。それで、試合が終わったらまた駆けつけて......というのを繰り返していた」(A氏) 結局、Xは活躍できぬまま数年後に在京球団にトレードされてしまったが、裏カジノに出入りできなかったことがさみしかったに違いない。 数々の裏カジノで多くのプロ野球関係者と遭遇したというA氏だが、やはり遊ぶのにも如実に人柄やプレースタイルが現れていたようだ。 「中日OBで名監督とも言われたYはせっせと副業で稼いでいることでも知られているが、タニマチが一緒の時にしか遊ばず、賭け金もタニマチ任せ、財布を開くのを見たことがなかった。ああじゃないと金は貯まらないだろう。まだ現役の某球団のサウスポーのエースは慎重な投球と一緒で、決して大金はかけなかったがトータルで勝っていたようだ。引退した球界の大スター・Zは豪快な性格で知られていたが、バカラ賭博で客とタイマンを張っているのを見たことがある。見事に勝利を収めると、『よっしゃー!』と試合でも見せるカッツポーズを連発。裏カジノでも"華"があった」(A氏) ルーレットやブラックジャックなどカジノゲームの種類は多いが、A氏によると「野球選手はそれなりに稼いでいるから、一気に大金が動くバカラが圧倒的に人気だった」。 とはいえ、日本の野球選手の年俸はどんなにアップしてもせいぜい5億円。そのプロ野球選手たちでさえ裏カジノにヒートアップしているのだから、100億円以上の軍資金があった井川容疑者がハマりにハマったのも想像に難くない。試合が終わればカジノに直行!?
(画像はイメージです)
お笑い芸人、元力士、有名ロッカー……大王製紙・井川意高容疑者の"裏カジノ人脈"とは

大王製紙コーポレートサイトより
子会社から106億円を借り入れ、東京地検特捜部に特別背任容疑で逮捕された「大王製紙」の井川意高前会長。創業者一族という威光をバックに、関連会社から大金を無担保で借り入れ、しかも大半をマカオやシンガポールのカジノで「スッた」というのだから、開いた口がふさがらない。
だが、捜査関係者は「カジノ狂いの男が、海外でしか賭けごとをしないというのはありえない。都内の違法カジノ店にも出入りしていたという情報もある」と語る。日本でカジノはご法度だが、現実問題として"裏カジノ店"は存在し、それが暴力団などの闇社会の資金源となっている。
「当局は今回の事件を突破口に、都内の違法カジノ店の壊滅を狙っているといわれています。そうなると危ないのは、井川容疑者とともに違法カジノ店に通っていた芸能人たち。特捜部の取調べは過酷で、"坊ちゃん体質"の井川容疑者が"完オチ"するのは時間の問題。仮に『実は○○もあの店の常連だ』なんて言われたら、アウトですよ」(事情通)
すでにマークされているのが、甘いマスクで女性人気も高いロックミュージシャンのA、今年に入ってともに結婚したベテランお笑い芸人のBと若手お笑い芸人のC、元力士のD、さらに"女たらし"で有名な元祖トレンディー俳優のEという。
捜査関係者に近い人物は「Aは違法賭博以外にも、株の不正取引、暴力団との関係などでマークされています。芸人のBは番組1本のギャラが数百万円というレベルですが、とにかく金に頓着がない。Cは"隠れカジノ狂い"であることを知られないよう必死。Dは過去に週刊誌でも書かれましたね。Eの名前は初めて聞きましたが、調べると、政界、財界、果ては闇社会とも交友関係がある。テレビではイジられキャラですが、意外に"大物"かもしれません」と話す。
井川容疑者の供述いかんでは、彼らにも疑惑の目が向けられそうだ。
「年間数千万で愛人契約!」大王製紙元会長・井川意高容疑者の逮捕に脅えるグラドルたち
「大王製紙」の井川意高前会長が子会社から106億円もの大金を無担保で借り入れていた問題で、東京地検特捜部は22日、子会社7社に損害を与えたとして、特別背任容疑で前会長を逮捕した。取り調べに対し、井川容疑者は大半をマカオやシンガポールのカジノで使ったと供述していると伝えられたが、カジノ以外での使い道については、なかなか口を割らないという。 その理由について、容疑者を知る人物は「六本木や西麻布の夜の店で彼の名前を知らない者はいない。いつも若い女性たちを連れて、朝まで豪遊していた。ひと晩で数百万円を散財することなんてザラ。今さら『女遊びに使った』なんて言えないでしょう」と話す。 そんな"井川マネー"に群がる芸能人も多かった。 「人気グラドルのXとYですよ。ふたりはスポンサーとアイドルをつなげる橋渡し役の男性を介して、井川と知り合った。彼への猛アプローチが始まったのはそれからです。一説にはXは年間数千万円、Yはひと月200万円で"愛人契約"を結んでいたとか。Yに至っては、井川以外の金持ち連中にも『ひと月の最低保証は200万円です』というメールを一斉送信していました。商魂たくましいとは彼女のことですよ」(事情通) そんなXとYをしのぐのが、40代の有名女優のZだ。Zは井川容疑者が借り入れに手を染め始めたころからの付き合いで、一緒に海外カジノ旅行に出掛けるほどの仲。事情を知る芸能関係者は「とにかく井川氏がゾッコンで、彼女に上限なしのクレジットカードを渡していたとか。結果、浪費家で知られるZはトータルで10億円近く使ったそうですよ」と話す。 この10億円が井川容疑者のポケットマネーなら問題ない。だが、そこに関連会社からの借入金を充てていたのならアウトだ。「捜査当局は海外カジノ以外の使い道についても調べているそうです。X、Y、Zも事情聴取される可能性はありますよ」とは一般紙の経済記者。"井川爆弾"は芸能界にも波及しそうだ。トイレットペーパーを売りまくった
お金で......
大王製紙100億円使途不明金事件 井川氏を操った"闇のジャンケット"の存在とは――

大王製紙コーポレートサイトより
大王製紙3代目の井川意高氏が100億円もの使途不明金で会社に損害を与えた特別背任事件は、闇のカジノ人脈を浮上させつつある。
すでに井川氏がカジノで散財していたとされることは各所で報じられているが、東京地検特捜部の関係者も「金の使途は大半がラスベガス、マカオ、シンガポールなどのカジノだろう」と言及している。
「カジノで使ったと自ら明かせなかったのは、違法カジノに関与していたか、もしくは闇の人脈と絡んでいた疑いがある。カジノ遊びを仲介するジャンケット人脈には暴力団関係者も多いから、もし井川氏がそういう連中に取り込まれていたなら、この件はさらに広がりを見せるかもしれない」(同関係者)
ジャンケット業者とはカジノ顧客の旅の手配や身の回りの世話を行なうホスト役だが、中には掛け金の貸付金利で稼いだり、負け分を取り立てることまで請け負う者もいて、金持ち客を散財させることにも長けているといわれる。
実際、井川氏が派手に遊んでいた都内の繁華街では、高級クラブのホステスらから「井川さんがカジノにハマったのは、あのクラブに出入りするジャンケットと知り合いになってから」と、井川氏が常連だった六本木のクラブを名指しした話も聞かれる。
「そのクラブは、元アイドルの美人ママが親しい女優や女性タレントを政財界の大物に紹介する場所として有名でした。井川さんもそこでたくさんの女性と知り合ったんですが、知り合ったジャンケット業者はあまり行儀の良くない方だといううわさがありました」(同ホステス)
前出捜査関係者によると、井川氏のカジノ遊びに群がった人間たちは俳優や金融業者など、いずれも暴力団関係者ではなかったというが「その延長線上には暴力団構成員がいて、巧妙に井川氏から金を引き出す構図があった疑いがある」という。
「実際、井川氏と遊んだ人物の中には、父親が山口組直参の大幹部だという者もいて、この息子の方は若いころから企業舎弟のように暴力団の看板を表向き使わず稼ぐタイプだった。こういう厄介な者と付き合ったのは井川氏にとって地雷になった」(同)
事実、井川氏の人脈からは別件で暴力団がらみの刑事事件に関与した者が次々に出てきている。そのひとつは、静岡の岡本ホテルグループが運営した会員制温泉リゾートクラブをめぐる預託金詐欺事件だ。暴力団が深く関与したことがすでに報じられていた同ホテルでは、前出の美人ママの夫が資金運用の面で役立ったことが分かっている。
「井川氏が大株主の証券会社が傘下に入っている神戸の医療法人グループにもキナ臭いうわさが聞こえているし、もし井川氏の事件の背景に反社会的な連中がいたとすれば、この件は父親に金を弁済してもらって終わるような話ではない」(捜査関係者)
芸能界とも派手に交遊してきた井川氏。都暴力団排除条例の施行後だけに、この背任事件の波紋から親交あるタレントの名前が表になることがあるかもしれない。
(文=鈴木雅久)
大王製紙の巨額借り入れ問題 "バカ殿"人脈の解明で有名タレントが顔面蒼白中!?

大王製紙コーポレートサイトより
"バカ殿"の交友関係には誰が浮上するのだろうか?
「エリエール」で知られる大王製紙の井川意高前会長が、使途不明の巨額借り入れをしていた問題で、同社は特別背任の容疑で刑事告訴する構えだ。
さらに佐光正義社長と5人の監査役ら多数の役員も、不透明な貸し付けを意図的に見逃してきた可能性があるとして処分が検討されており、事態は更なる広がりを見せ始めている。
井川氏は4年前、創業2代目の父親から社長を任され今年6月に会長に就任した3代目だが、同社の関係者によると社内では"バカ殿"などと陰口を叩かれたこともあったという。
「仕事熱心だったとも報じられていますが、社内ではまったくそう思っていない人も多いです。とにかく酒、ギャンブル、女が大好きで豪遊ばかりしていた印象が強く、ゴルフ関連の事業に携わったときは、立場を利用して何かと好みの美女タレントに近づいたり、結婚前の藤原紀香さんとも親しいとか、そんな話ばかり聞こえていました。人脈を作るのには長けていたようですが、おそらく多くは彼が引き出せる金目当てだったのでしょう。それでも創業者の孫に面と向かってモノを言える人はいなかったので、陰では"バカ殿"と呼ばれていたんです」(同関係者)
その真偽はともかく、井川氏は郷ひろみの自伝『ダディ』(幻冬舎)にも登場するなど、芸能人との派手な交友で知られてきたのは確かだ。学生時代の恋人と結婚して1男2女を持つ父親だが、六本木や麻布ではグラビアタレントら美女を連れて歩く姿が度々目撃されてきた。芸能人だけでなく政治家や官僚、財界の大物との付き合いでも知られた井川氏だが、ある経済ジャーナリストは「麻布をうろつく連中から、彼を騙して大金を引き出したという話も耳にしたから、外でも"バカ殿"扱いされていたのでは」と話す。
金の切れ目が縁の切れ目となったのか、そうした井川人脈もいまや井川氏との関係はなかったように振舞っている。ある週刊誌の記者によると「マカオにも同行したことがあるという有名女優」が、井川氏からの電話には一切出ないようにしているというのだ。
同記者は現在「井川氏の持ち出した大金で遊ばせてもらった芸能人リストを作っている」というが、犯罪で使われた金の行方を調べるために東京地検特捜部がすでに各方面に捜査を開始しており、肝を冷やしている者がいるかもしれない。
失った金の回収には父・高雄氏が保有株式などで返済する意思を示しているが、不明金の使途の解明でどんな人物の名前が出てくるか興味津々だ。
(文=鈴木雅久)







