中野英雄、哀川翔、白竜……暴力団とVシネマ界のズブズブ交友録

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『白竜10』(GPミュージアム)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  10月1日の東京都暴力団排除条例のスタート前から、活字メディアは芸能人と暴力団の黒い交際を積極的に報じていたが、施行後、報道はより一層激しさを増している。最近知り合った、警視庁組織犯罪対策課の"暴排条例"の担当者は、「週刊誌には我々が知らないことばかり書いてあって驚いてますよ」と筆者に苦笑いしていた。しかし、芸能人が暴力団との交際を断ち切ることができるならと、一連の報道を歓迎している部分が大きいようだ。  筆者は知人に頼まれて、芸能人で"もっとも暴力団に近い男"といわれていた俳優の中野英雄による、暴力団との「絶縁宣言」という告白記事を「週刊実話」(日本ジャーナル出版)でプロデュースした。中野と会う前から、Vシネマに出演している俳優の中には、暴力団との付き合いがない者などいないと聞かされていたが、中野の取材を通じて、改めてそのことを実感した。その中野が「週刊文春」(文藝春秋)で暴力団と交際を暴露されたが、同じ紙面で暴力団関係者が「(中野と同じ一世風靡出身の俳優)哀川翔は「ヤクザ付き合いせんことで知られてますわ」と語っている。「文春」のこのコメントだけ聞くと、哀川は清廉潔癖な俳優と思われそうだが、とんでもない。彼もまた、中野と同じように過去に暴力団との交際歴があるという。  Vシネ出演俳優といえば、俳優の白竜と暴力団との黒い交際もうわさに上っている。ところが、白竜は事務所関係者に対して、「俺は暴力団と付き合ったことは一切ない」と清廉潔白を主張しているという。これはあまりにも見え透いたウソだ。  筆者は銀座6丁目にあった高級クラブ「R」で、白竜が暴力団幹部らしき人物と飲んでいる姿を目撃している。相手は一体何者かと思い、店のスタッフに聞いたところ「山口組系幹部のTさんですよ」と教えられた記憶がある。また、親しい銀座のクラブ責任者も「その人物とは、静岡の清水一家の高木康男総長ですよ。『R』が店名を変えてからも、高木総長と白竜は一緒に来てましたよ。店の従業員だけでなく、銀座のポーターたちも白竜を見てますよ」と断言する。ちなみに、高木総長は山口組系の「五菱会」会長だったが、03年に"ヤミ金の帝王"といわれた梶山進が逮捕された五菱会事件で組織犯罪処罰法違反で実刑判決を受け、出所してから、清水一家の総長に就任した。  さらに情報を集めると、白竜が山口組だけではなく、稲川会の幹部とも、以前8丁目にあったクラブ「M」での目撃情報があった。白竜は、稲川会をテーマにしたVシネマ『実録 最後の愚連隊』の主演を演じている。その縁で、酒席を共にしたという情報だ。  暴排条例では、暴力団との交際が継続的に認められれば、"密接交際者"として認定されるといわれている。それが現在進行形であろうが、過去の交際歴であろうが関係ないそうだ。それだけに、過去に暴力団と関係があった俳優たちには、どのような交際内容だったのか話す義務がある。「仕事上で会った」「銀座のクラブで豪遊させてもらった」など公にした上で、「今後は暴排条例に従う」と言えば済む話だ。にもかかわらず、「俺は暴力団との交際は一切ない」とシラを切る白竜には、違和感を覚えて仕方がない。一緒に仕事をする周囲に人間も、本当のことを言わない男には手を出しにくいだろう。 (文=本多圭)
白竜10 人は見た目が9割。 amazon_associate_logo.jpg
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