女優の土屋太鳳が、豪州出身の世界的歌手Siaの曲「アライヴ」の日本版ミュージックビデオに出演し、ソロの激しめなダンスを披露。2日に予告編映像が公開された。 大学で舞踊学を学んでいるそうだが、確かにキレッキレな動きではあり、方々から驚愕の声が上がっている。 といっても、絶賛の嵐とはならず。踊りはダイナミックなのだが、ネットユーザーとしてはどうしても「ある部分」が気になってしまうようで……。 「踊っている最中も、とにかく土屋の『頭の大きさ』が気になって仕方がないようです。紹介用の画像も、頭のサイズがもろに出てしまうようなものでして……。どちらかというと『洋』より『和』な雰囲気の土屋ですし、日本舞踊とかのPVなら誰も文句は言わなかったと思いますよ。『妙にキレキレで気味悪い』なんて感想も……」(芸能記者) もともとこの「アライヴ」のオリジナル版では、「天才空手少女」として知られる高野万優が起用されていたようで、「そっちのほうが好き」という意見も多い。 しかし、ネット上の土屋への意見が、ここまで厳しいのはなぜなのだろうか。コンスタントに作品に出演し、かなりの知名度を獲得しているはずだが……。 「朝の連続テレビ小説『まれ』(NHK)で土屋は主演でしたが、ドラマの内容が『ご都合主義』な展開の連続で、視聴者からも不評でした。主演だった土屋はその影響で一部視聴者から嫌われてしまったようです。また、バラエティ番組などに出ても『いい子ブリっ子』『気が本当に強そう』などと言われてしまう始末……。好感度は意外と高くないようです」(同) 最近は「ケバくなった」とまで言われ、極めつきは「体形がキンタロー。に見える」。もはや芸人に例えて揶揄されるまで敵対の目が向けられているとは驚きだ。筆者としてはそこまで印象が悪くないので予想外だったが、まあこれも土屋の知名度、注目度の表れなのかもしれない。 今後もドラマに映画にと引っ張りだこ状態の土屋。「演技も普通」というコメントも多いので、どこかで一発逆転、迫真の演技を見せてほしいところだ。どうやらダンスではダメらしい。「Sia 『Alive feat. 土屋太鳳』COMING SOON」(Youtubeより)
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「日経エンタ」選出「2015年の顔」3名に大ブーイング! 又吉直樹もギリギリで……
流行情報誌「日経エンタテインメント!」(日経BP)の、2016年1月号の表紙に「2015年の主役」として芸人のピース・又吉直樹、女優の土屋太鳳、HKT48の指原莉乃が並ぶことがわかったのだが……。 発表直後から、ネット上などでは「日経エンタセンスないね」「AKBねじ込んできたなあ」「土屋太鳳って朝ドラヒロインやっただけでは」という、この選考に対する疑問と憤りの声であふれた。 もっとも、又吉直樹に関しては好意的な声は多い。芸人ながら小説『火花』(文藝春秋)で伝統ある芥川賞を受賞し、話題性も手伝って同賞史上最高の200万部を超える大ベストセラーになった。ネット上には「又吉は納得」という声が多いものの、一部では「テレビ出すぎで飽きてきた」という声や、話題先行による芥川賞の価値の疑問に対する声もある。又吉が出るなら、一緒に『スクラップ・アンド・ビルド』(文藝春秋)で受賞し、特異なキャラで注目された羽田圭介氏を出せとの声もあったようだが……。 又吉に関しては一定の理解を得られているようだが、同じく並ぶ土屋太鳳には厳しい声が多い。朝ドラ『まれ』(NHK)でヒロインを演じたが、『まれ』はここ数年の朝ドラの中では明らかに視聴率が低く、行き当たりばったりに見える脚本も不評だった。決して土屋一人の責任ではないのだろうが、「今年の顔」としてはインパクトには欠けるのだろう。「波瑠を出せ」という声もあるとおり、現在の朝ドラ『あさが来た』が毎週最高視聴率を更新している上にストーリーも絶賛の嵐ということで、『まれ』はとうに忘れ去られてしまった模様。悲しい。まあ、彼女の位置が広瀬すずに代わっていても同じような反応だと思うが……。 指原莉乃にいたっては、好意的な意見など皆無に等しい。今年6月の『第7回AKB48選抜総選挙』で“女王”に返り咲いたということで「真の1位」としてのインタビューらしいが、「たかがAKBで女王とか……」「バラエティで問題発言していただけ」などなど、書ききれないほどの罵詈雑言が飛び交っている。この雑誌の3人のチョイスに「事務所の力が働いている」と多くの人がいぶかる最大の原因が、指原にあるのは間違いないだろう。 多くの人にとっては、なんとも納得がいかないらしい「2015年の主役」。よくよく考えてみれば、ラグビーの五郎丸歩選手や松岡修造、女優の有村佳純に俳優の窪田正孝などのほうが、「ブレイク」という点では納得いくような気がしないでもない。スポーツがらみの人は避けたのだろうか。 すでに発表してしまっている以上、編集部としても面子を変えることはできないだろう。まさかとは思うが、他の人にインタビューを断られまくった末の人選だったなんてことは……。AKBの女王です
土屋太鳳は大丈夫!? 朝ドラ『まれ』不発で心配される“夏菜の呪い”とは
去る9月26日に最終回を迎えた、NHK連続テレビ小説『まれ』。全156回の平均視聴率は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、この記録は2012年『純と愛』以来、5作ぶりに20%を下回るものだった。 主演を務めた土屋太鳳は、全国区の知名度を得たこともあり、ドラマ『下町ロケット』(TBS系)や映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』など、その後も出演作が続く。一見、順風満帆に見えるものの、テレビ関係者は「あの女優の二の舞いにならなければいいのですが……」と話す。 「あの女優とは『純と愛』で主演した夏菜です。同作が酷評されたことで、その後の夏菜の人生が狂わされたといわれています。当時、現場で脚本家の遊川和彦氏から猛烈なしごきを受け、そのあまりの厳しさに撮影中トイレに閉じこもるほど精神的に追い込まれていた。それほど苦労して演じ切ったにもかかわらず、評価は散々。夏菜は心を病むと同時に“低視聴率女優”のイメージが付き、一時、ドラマの仕事が来なくなりました」(同) 『まれ』は視聴率20%の大台を割ってしまっただけでなく、内容面においても『純と愛』以来の酷評にさらされている。 「土屋も、今後の出演作で大コケが続き、“持っていない女優”のレッテルが貼られたら、夏菜と同じような“事態”になるのではと、一部で心配の声が上がっています」(同) 土屋に“夏菜の呪い”が、降りかからなければいいが。撮影=尾藤能暢
土屋太鳳がドランク鈴木の顔面に横蹴り!? 『まれ』“ダメ脚本”のおかげで、今後の女優業は順調か
女優の土屋太鳳が1日、自身のブログに、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓の顔面に横蹴りをかまそうとする姿をアップし、「ダメ脚本のストレス発散?」「鈴木の炎上商法にイラついた?」などと、画像だけを見た人をザワつかせたが、NHK連続テレビ小説『まれ』で共演中の2人が、控え室でふざけて撮った写真であることが判明し、安堵の声が上がった。 「視聴率が心配された『まれ』ですが、なんとか20%前後をキープしていますし、先月の20日にすでにクランクアップしているので、土屋も心に余裕が出てきたのでしょうね。相変わらず、視聴者からは“脚本がひどい”と批判されているようですが、その台本を読むストレスから解放された喜びもあるのかもしれません」(芸能関係者) なんとか無事に大役をこなした土屋だが、気になるのは今後の活動。10月公開予定の映画『図書館戦争-THE LAST MISSION-』、同じく10月放送開始予定のドラマ『下町ロケット』(TBS系)、12月公開予定の映画『orange』など、出演作は目白押し。鈴木への横蹴り姿のきれいなフォームを見る限り、アクション女優としても活躍していけそうな雰囲気がある。 「日本女子体育大学に通っていますから、運動神経はよいでしょう。ただ、土屋は155cmという低身長がネックですね。アクションのキレがよくても、体が小さいと、どうしてもダイナミックさに欠ける。ただ、これから女優としていろいろな可能性が見えてくるのではないでしょうか。能年玲奈は『あまちゃん』でブレークしたものの、そのイメージが定着しすぎて払拭するのに苦労しているようですが、土屋の場合は、『まれ』の演出がグダグダだったため、世間的な認知度は能年ほど獲得できなかったですけど、その分、余計なイメージがつかずに済んだ。朝ドラヒロイン需要があるうちに自分のキャラを確立することができれば、今後も活躍していけるのではないでしょうか」(同) 3歳から習い続けている日本舞踊をはじめ、ヒップホップダンス、三味線、小太鼓、乗馬、スキー、バスケットボールと、多彩な特技を持つだけに、女優としての引き出しは多そうだ。『まれ』では恵まれなかった良い脚本に巡り合うことで、今後、土屋は大化けする可能性を秘めているのかもしれない。『連続ドラマ まれ』(NHK)
NHK朝ドラ『まれ』打ち上げで“泥酔”小日向文世が暴言連発!?「主人公は女の子じゃなくてもいい!」
「視聴率は『あまちゃん』『ごちそうさん』『花子とアン』『マッサン』には及ばないかもしれませんが、チームワークは一番良かったんじゃないでしょうか。大泉洋さんはじめ、ムードメーカーがたくさんいましたからね」(NHK関係者) 今年3月から放送されている朝の連続テレビ小説『まれ』の打ち上げが、8月25日に東京都内のホテルで行われた。 「会場には、400人近くいたんじゃないでしょうか。一部の演者さん以外には椅子もなくて、立ってる人の方が多かったですよ」(番組スタッフ) 定刻の18時に会が始まり、NHKの籾井勝人会長の挨拶、そして主人公を演じた土屋太鳳が乾杯の挨拶をして歓談の時間となった。 「実は会は18時から20時までの予定だったのですが、壇上でメインの俳優さん以外にも全員挨拶をさせることに直前に決まったそうです。それで1時間押すことが決まりました。二次会の会場は21時半からだったので、ギリギリでしたね」(同) その壇上での挨拶でひときわ会場を盛り上げていたのが、横浜編で土屋の修業するケーキ店のオーナーを務めた小日向文世だという。 「北海道出身の小日向さんは、すでにベロベロに酔っぱらっていて、壇上に上がると『朝ドラで全編北海道の作品はありません! この小日向文世で、ぜひドラマを作ってください! 主人公は女の子じゃなくてもいいんです!』と言うと、会場は爆笑の渦に包まれました。すると、同郷の大泉さんも壇上に上がって『俺も北海道なんで出してくださいよ』と言うと小日向さんも『大泉洋はチョイ役でいいです』と漫才コンビのような掛け合いで場を盛り上げてました」(NHKスタッフ) また、本職がお笑いコンビ・ドランクドラゴンの2人も負けてはいなかったという。 「鈴木拓さんが相方の塚地武雅さんに対して、『初めて塚っちゃんのバーターじゃなくドラマに出れました。おい、塚っちゃん聞いてるか、塚っちゃんよりいい役もらったよ!』と言うと、塚地さんも『鈴木のバーターだと言われて腹立たしかったです』と会場を笑わせてました」(同) そして、一次会は終了し、大勢の人が二次会にも参加したという。 「実は、土屋さんは打ち上げの翌日には長野県で映画の撮影があって、その日のうちに長野に移動しないといけなかったんです。でも、一次会で帰るはずが、みんなに二次会に誘われて行ってましたね。それくらい、この現場が楽しかったんでしょう」(芸能事務所関係者) 類い“まれ”な打ち上げだったようだ。『連続ドラマ まれ』(NHK)公式サイトより
『まれ』終了後が本当の勝負!土屋太鳳の今後を左右する「10月ドラマ」
2カ月ぶりに週間平均視聴率が20%を超えたNHKの連続テレビ小説『まれ』。放送も残りわずかとなり、できることなら上昇気流に乗ったままエンディングを迎えたいというのが現場スタッフの願いだろう。 しかし、出演する俳優陣は朝ドラ放送“終了後”こそが本当の勝負になる。特にヒロインの土屋太鳳(たお)は、まさに「薄氷を踏む思い」なのではと関係者は推測する。 「2013年前期放送の『あまちゃん』以降、朝ドラは常に平均視聴率20%をキープしてきました。しかし『まれ』が平均20%を超えたのは、わずか4週のみ。安定志向の主人公が生活もままならない状況で妊娠してしまうなど、設定のブレや脚本の甘さが視聴者から指摘されています。どちらかと言えば土屋の責任ではないのかもしれませんが、好調続きだった朝ドラのバトンを受け取ったヒロインとしては、複雑でしょう。今後の活動が不安視されるのも当然です」(芸能関係者) 同じ朝ドラの『花子とアン』で吉高由里子の妹役を演じて注目され、一気に朝ドラヒロインにまで上り詰めた土屋は当面多忙を極める。『まれ』終了後も映画『図書館戦争』や人気コミック実写化の『orange』など注目作への出演が続いているのが現状だ。 しかし、その出演作の中に土屋の“アキレス腱”になりかねない作品があるという。 「TBS『日曜劇場』で10月から放送され、土屋がヒロインを演じる『下町ロケット』です。原作は『半沢直樹』や『ようこそ、わが家へ』、『ルーズヴェルト・ゲーム』など実写化で常に結果を出す作家・池井戸潤。特に“日曜劇場×池井戸”は『半沢直樹』でドラマ史に残る視聴率42.2%を獲得したいわば最強タッグです。主演には安定した人気を誇る阿部寛を迎え、まさに秋の“鉄板ドラマ”ともいえますが、もしこのドラマがコケることになれば、朝ドラでもスマッシュヒットを飛ばせなかった土屋の評価がガタ落ちする可能性もあります」(同) 朝ドラ、そして池井戸ドラマという“高視聴率確約”とも言えるコンテンツに連続で出演できる土屋への期待感は決して小さくない。だからこそ、もし期待に応えられなければ土屋の女優生命に大きな影響が及ぶことは必至だ。 朝ドラヒロインが、その後恵まれた作品に出演できず、人知れず画面から消えていく例は枚挙に暇がない。土屋には是非、『まれ』終了後も良質な作品に出演し続けてほしい。『まれ』(NHK)公式サイト
『るろ剣』『花子とアン』の美少女が問題作に主演『人狼ゲーム ビーストサイド』で驚愕の大変身!
大ヒット上映中の『るろうに剣心 京都大火編』ではアクションマニアを唸らせる難易度の高い殺陣を見せ、絶賛放映中のNHK連続テレビ小説『花子とアン』では花子の妹・もも役を熱演中。体育大学に通う現役女子大生・土屋太鳳(つちや・たお)は、身体能力の高さに加え、ひたむきな演技力で観客の心を魅了するハイスペックな若手女優なのだ。来年のテレビ小説『まれ』のヒロインの座をオーディションで勝ち取ったガッツの持ち主でもある。インタビュー記事に目を通していただければ、性格のピュアさも伝わるだろう。 ブレイク間違いなしの逸材・土屋太鳳にとっても、またファンにとっても「えっ!?」と驚いてしまうのが主演映画『人狼ゲーム ビーストサイド』。正体不明の何者かによってセミナーハウス風の建物内に監禁された10人の高校生たちが、生死を賭けた「人狼ゲーム」に挑むというもの。主演の土屋は、「村人」を襲う「人狼」のカードを引いてしまった樺山美佳という難役中の難役に挑んでいる。『バトル・ロワイアル』(00)出演時の柴咲コウを彷彿させるタフなキャラクターだ。ブレイク前の試練ともいえる人狼役に、彼女はどのように挑んだのだろうか? ──巻町操役で華麗なアクションを披露した『るろうに剣心 京都大火編』が大ヒット上映中。香港のアクション俳優ドニー・イェンばりの開脚キック(ドニーキック)を見事に決めましたね! 土屋 ありがとうございます(笑)。あの開脚キックのシーンは大変でした。どうしても体を捻りすぎて、顔が後ろに向いてしまうんです。頑張って、何テイクも撮ったんです。 ──『るろ剣』シリーズのアクション監督・谷垣健治さんが、「あのシーンはノーワイヤーなのに、『ワイヤー感ありすぎ』と言われてしまう」とこぼしてました。 土屋 えっ、ひどい! あのシーンはワイヤーは使ってませんよ。左足が痛くなるまで何度もテイクを繰り返したんです。どうしても軸足になる左足に負担が掛かって、繰り返しているうちに痛くなってくるんです。頑張って15時間掛けて撮影したんです。「ワイヤーで吊ってる」なんて、ひどいですよ~。ブレイクが確実視される土屋太鳳、19歳。主演作『人狼ゲーム ビーストサイド』では今まで経験したことのない難役にチャレンジしてみせた。
──怒った土屋さんの表情も素敵です(笑)。でも、10代の女の子で香港アクション映画好きで、ドニー・イェンをリスペクトしてるのも珍しいですよね。 土屋 アクションものが全般に好きで、家族みんなでよく観てました。弟がとくに香港アクション映画が好きなんです。私もジャッキー・チェンさん主演の『ラッシュアワー』(98)は何度も繰り返し観ましたね。アクション映画を観ているうちに、どうしても香港アクションもの、そしてドニー・イェンさん出演作にハマってしまうんです(笑)。ドニーさんって、技の切れ味が鋭いんです。『るろ剣』に出演が決まって、谷垣さんからいろいろアクション映画を見せていただいたんですが、「この人、観たことあるなぁ」と思っていたら、ドニーさんでした。後から気づいたんです(笑)。 ──谷垣さんはドニー・イェン率いるスタントチームの重鎮ですからね。えっと、あまりドニー・イェン話をしていると宣伝担当者の視線が気になるので、そろそろ主演映画『人狼ゲーム ビーストサイド』の話題を。「人狼ゲーム」のルールに従って、高校生たちが実際に殺し合うという驚愕の密室サスペンス。かなり過酷な体験だったのでは? 土屋 はい、私も今回の出演オファーをいただいたときはビックリしました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』や『花子とアン』などはオーディションを受けていただいた役でしたが、今回の『人狼ゲーム ビーストサイド』は「次の主演映画が決まったよ」とマネージャーさんに言われて、「あっ、はい。やります!」という感じで脚本を読んだんですね。これまでに出演した作品には明快なテーマがあって、「よし、自分の役を演じることで、作品のテーマを観る人に届けよう」と思えたんです。でも、今回の作品は脚本を読んでも「何を伝えたいんだろう?」とすごく悩みました。人狼ゲームが進んでいく中で、参加者たちを次々と追い詰めなくちゃいけない役。難しかったですし、戸惑いました。 ──これまでは『鈴木先生』(テレビ東京系)の小川蘇美みたいな優等生役を演じることが多かっただけに、余計難しかったでしょうね。 土屋 はい。私は演技を基礎から学んだわけでもないですし、その役として生きることが役づくりだと考えているんです。作品の社会的背景やテーマ性について自分なりに考えることで、これまで役づくりをしていたんですが、今回の樺山由佳役はそういった役づくりができませんでした。 ──今まで自分なりに培ってきた役づくりのノウハウが役に立たなかったと。 土屋 そうなんです。でも、高校生同士が殺人ゲームを行なうってセンセーショナルさだけのエンターテイメント作品にはしたくなかったんです。リハーサルが3日間あったんですが、悩んだだけで何もつかめませんでした。どうしようかと考えているうちに、クランクインの朝が来て、家を出るときに姉が写真を撮ってくれたんですね。太陽が薄い雲に覆われていて、私の顔が映っている画像なんですが、その様子がまるで人間がオオカミに変身してく姿に思えたんです。今にも「ワォーン!」って吠え出しそうな感じ(笑)。姉が撮った画像を見て、思ったんです。今回の作品は人を殺したり殺されたりする物語なだけでなく、人が人でなくなっていく過程を描いたものじゃないかなって。そう思いついた瞬間、モヤモヤが収まりましたね。自分なりのテーマをつかむことで、撮影に挑むことができたんです。それでも、大変でしたけど(苦笑)。由佳(土屋太鳳)たち10人の高校生は生死を賭けた人狼ゲームを行なうことに。村人役は10人の中に潜んでいる2人の人狼役を見つけて処刑しなくてはならない。
──前作『人狼ゲーム』(13)に続いてメガホンを取った熊坂出監督から、ヒントは提示された? 土屋 さらけ出す、むき出す、自由、という3つの言葉をヒントとしてもらったんです。でも、本当の意味での自由って何だろうって余計に悩みました(笑)。本当の自分をさらけ出すって、魂を削ってまで自分を追い込んでいかないとできないことなんだなって今回やってみて実感しましたね。 ──殺人ゲームに従うかどうかは別にして、生きること死ぬことを自分自身に置き換えて考えさせる内容ですね。 土屋 日常生活をものすごく、ギューッと凝縮した世界なんじゃないかと思うんです。由佳たちのいる空間は一見すると極端な世界に見えますが、私たちのいる学校や会社にも通じるものがあると思うんです。由佳たちは何もわからないまま突然セミナーハウスみたいな場所に集められてゲームを強要させられ、ゲーム内容を理解できようが理解できまいが一方的にゲームが進行してしまう。ゲームが進む中で、自分自身を失ってしまう……。あって欲しくないんですけど、学校や会社といった環境が自分の性格に合わずに人間性が壊れてしまうことってあると思うんです。私、うまく言葉で説明できないんですが、この作品を観た方たちが何かを考えるきっかけになればいいなって。 ──俳優はよく「自分の中にある引き出しを開ける」っていいますけど、自分の中にある人狼の引き出しを開けるのは怖くありませんでしたか? 土屋 う~ん、実は撮影中のことはよく覚えていないんです。OKの声が掛かって、「あれ、終わったんだ」みたいな感じだったんです。もちろん演じるという意識はあるんです。「よ~いスタート」が掛かった瞬間に目を閉じて、目を開けたらもう自分は由佳なんだと思い込むようにしていました。心をなるべくフラットにするように心掛けて。目を一度閉じて、こうやってキッと睨むとキツそうな顔に見えるんですよね(笑)。後は普段の自分とはなるべく異なるようにしようと思い、ビンボー揺すりをずっとしていました。普段、私はビンボー揺すりしないので、他のキャストの様子を観察していたんですが、男子ってみんなすごくビンボー揺すりするんですね。今まで気がつかなかった(笑)。役づくりしていると、普段は気がつかないことがいろいろと見えてきますね。 ──なるほど、普段の自分とは違うキャラクターになるように努めたと。 土屋 はい。でもその分、なるべく普段の自分を大切にしようとも思いました。撮影の本番じゃないときは、他のキャストのみんなと一緒に仲良くご飯を食べたり、お話するように心掛けました。シリアスな内容だったので、キャスト同士での連帯感も強まりましたし、スタッフが美味しいご飯を用意してくれたり、明るい言葉を掛けながらメイクしてくれるのも有り難いなって思いました。あっ、でも撮影中は家族には電話できませんでしたね。電話したら「もう、嫌だ~」って泣き出してしまいそうで(笑)。撮休が1日だけあったので、自宅に一度戻ったんですね。姉に久しぶりに会ったら、やっぱり泣いてしまいました。 ──合宿スタイルでの5日間の撮影だったそうですが、過酷な体験だったようですね。村人役の美海(森川葵)と対峙するクライマックスは、本気で涙を流しているように思えました。 土屋 あのシーンは本当に辛かった……。私は人狼役だから絶対に泣いちゃダメだと自分に言い聞かせて臨んだシーンだったんです。でも、必死で泣くのを抑えようとしても、あのシーンは堪え切れませんでしたね。「泣くのは由佳らしくないな」と思って、熊坂監督にお願いして、もう一度撮り直していただいたんです。先日、みんなで初号試写を観たんですが、泣いている最初のテイクが使われていました。それを観て、「あっ、泣いている由佳も本当の由佳なんだな」って理解できたんです。「ひとりで生きていける」と強がっている由佳だけど、本当は人が好きで、友達を欲しがっている女の子なんだなって。自分ひとりで考えているときにはわからなかったことが、作品を通して観ることで理解できたように思います。 ──フィクションであるはずの由佳と素の土屋さんが融合した不思議なシーンに仕上がっていましたね。由佳役になることに苦闘している土屋さんが由佳役と一体化するまでのドキュメンタリーを観ているかのような気分でした。 土屋 多分、キャストのみんなそれぞれが大変だった作品だと思うんです。久々にみんなで集まって初号試写を観たときに、「このキャストとスタッフだから、最後まで頑張れたんだな」と思えましたね。今までにやったことのない役で悩みましたけど、自分にとって大事な体験になったように思うんです。自分らしさって何だろう? 本当に生きている実感ってどこにあるんだろう? そんなことをご覧になっていただいた方に感じてもらえればいいなって思っているんです。深夜ドラマ『リミット』で共演した桜庭ななみ主演『人狼ゲーム』(13)と同シリーズ。「ななみちゃんと同じ作品に出演する喜びもありましたが、撮影は大変でした」と語る。
──では、最後は素の土屋さんへの質問。日記帳代わりにネタ帳を持ち歩いているそうですね。どんなことを書いているんでしょうか? 土屋 気になった言葉などをノートに書き記すようにしているんです。例えば、「将を射んとすれば馬を射よ」とか「ご飯はよく噛め」とか。福山雅治さんの言葉ですけど、「料理上手は芝居上手」とか(笑)。 ──どういう基準で土屋さんのアンテナに引っ掛かったのか非常に謎です(笑)。 土屋 最近だと、『花子とアン』で共演させていただいている鈴木亮平さんから教わった言葉もあるんですよ。この間、収録の合間に「太鳳ちゃん、ちょっと聞いてくれる? 弱点って、内に秘めればコンプレックスだけど、外へ出せば個性なんだよ。だから、太鳳ちゃん、大丈夫だよ!」って。そのときは思わず「えっ、それはどういう意味ですか?」って返してしまいましたけど、いい言葉ですよね(笑)。 ──村岡印刷さんに言われると、なんだかそんな気になりますね。『花子とアン』に続いて、来年3月から始まる連続テレビ小説『まれ』の主演も決まって、これからますます多忙になりそう。 土屋 そうなんです! 『花子とアン』の収録がようやく終わったばかりで、秋からは『まれ』の撮影が始まるし、いろいろとスケジュールが入ってくるので大変なことになりそう(笑)。でも、ひとつひとつのお仕事を、手を抜かずにしっかりやりたいです。『人狼ゲーム ビーストサイド』を撮り終わったときに感じたことなんですが、同時代を生きているみなさんと一緒に踏ん張って生きていきたいなって。これからもよろしくお願いします! (取材・文=長野辰次/撮影=尾藤能暢)宗教や民族が違うだけで殺し合う人間社会の写し鏡でもある『人狼ゲーム』の世界。土屋太鳳はこれまでにないハードなキャラクターに挑んでみせた。
『人狼ゲーム ビーストサイド』
原作/川上亮 脚本/山咲藍 監督/熊坂出 出演/土屋太鳳、森川葵、藤原季節、小野花梨、育乃介、桜田通、青山美郷、佐久間由衣、加藤諒、國島直希 企画・配給/AMGエンタテイメント 8月30日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開
(c)2014「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会
http://jinro-game.net
●つちや・たお
1995年東京都出身。黒沢清監督の『トウキョウソナタ』(08)で映画デビュー。『釣りキチ三平』(09)や『日輪の遺産』(11)でも印象的なキャラクターを演じた。NHK大河ドラマ『龍馬伝』では坂本乙女の少女期、『鈴木先生』(テレビ東京系)では小川蘇美役で注目を集める。犯罪サスペンス『アルカナ』(13)、異色ファンタジー『赤々煉恋』(13)ではヒロイン役に。現在はNHK連続テレビ小説『花子とアン』に村岡花子の妹・もも役で出演中。大ヒット上映中の『るろうに剣心 京都大火編』に続いて『るろうに剣心 伝説の最期編』が9月13日(土)より公開される。2015年3月スタートのNHK連続テレビ小説『まれ』のヒロインにも決定。
『鈴木先生』ヒロイン役で話題の美少女「土屋太鳳」が初写真集をリリース!

『つぼみ1 土屋太鳳」より
10月13日に発売となる写真集『つぼみ』(マガジンハウス)。今まで写真集を出したことがない気鋭の若手女優やタレントを起用した「"初"写真集シリーズ」の1作目となり、今後もリリースが続く予定だという。
その記念すべき第1弾に選ばれたのは、テレビ東京系ドラマ『鈴木先生』にてヒロインの小川蘇美を演じた、女優の土屋太鳳(16)。作品内で見せたクールな優等生ぶりが話題になった注目の美少女だが、初めての写真集をリリースする今の心境は? 本人を直撃した。
――完成した写真集をご覧になるのは初めてだそうですね。
土屋太鳳(以下、土屋) はい。これは感動しますね!! 自分はこんな表情をするんだ、と新たな発見もありました。普段友達とプリクラを撮るときは「イエーイ!」って感じなので(笑)。
――お気に入りの写真はありますか?
土屋 本当に楽しい撮影だったので、どのシーンにも思い出があってなかなか選べないですね。でも、個人的には、奥多摩の川辺で撮った、花火のカットが好きです。実はこれ、日が落ちて暗くなったから、花火を明かりにして撮影しているんですよ。私自身も写真を撮るのが好きなんですが、スタッフさんが思いもよらないアイデアをどんどん出されるので、こんな撮り方もあるのかとすごく勉強になりました。
――アイデアといえば、今回の写真集にはご本人の提案で自前の衣装も取り入れられているとか。
土屋 はい、自前のジャージを着て走ってます(笑)。実は、私はかなり体育会系なんです。もうすぐマラソン大会があるので、学校でもすごく走っていて、今日も25分間走を2回してきました。走るのは好きなんですけど、どちらかといえば短距離の方が得意で、50メートル走は6秒台の前半くらいなんです。
――めちゃくちゃ速いですね! テレビや雑誌で見るイメージとちょっと違うかも。
土屋 いつも取材では、無表情というか、自分だけど自分じゃないような感じで撮られることが多いんですけど、完成した写真集を見ると、想像してた以上に素が出ているなって思いました。特にルームウェアでくつろいでいるシーンは、今までで一番自然に笑ってる気がします。今も子どもですけど、本当に小学生みたいな表情をしていて、自分だったら絶対にこの写真は選んでないと思います......(笑)。
――確かに、シチュエーションごとにいろんな表情で楽しませてくれますね。
土屋 これからいろんな仕事や経験をしていくことで、どんどん表情も増えていくと思うんですけど、今回は16歳なりに一生懸命生きてきた"土屋太鳳"を出せたかなと思います。もしも私がクラスメイトだったら、きっとこんな感じなんだろうなって見てもらえるとうれしいですね。みなさん、ぜひ私とクラスメイトになりましょう(笑)。
――素敵なお誘いありがとうございます! それでは最後に『つぼみ』の第1弾を飾った感想は?
土屋 こういう機会をいただけて本当に光栄です。今は"つぼみ"でも、いつか咲き続ける花になれるよう、「つぼみ1号」として初心と努力を忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います!
●つちや・たお
1995年2月3日、東京都生まれ。05年「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で審査員特別賞を受賞し、デビュー。主な出演作に、大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)、ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京)、連続テレビ小説『おひさま』(NHK)、映画『日輪の遺産』など。日々の気持ちを丁寧に綴る話題のブログ<http://ameblo.jp/tao-tsuchiya/>も必見。








