「ポスト」のエロ度がエスカレート! "エロ検定"、あなたは何問正解できる?

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「週刊ポスト」2月11日号中吊り広告より
●第77回(1月25日~2月1日発売号より) 第1位 「エロ検定50」(「週刊ポスト」2月11日号) 第2位 「ツイッターが生む"反"民主主義」(「AERA」2月7日号) 第3位 「『小沢一派』涙目の覆面座談会 『あさま山荘』内閣の国会リンチ」(「週刊新潮」2月3日号)  遅ればせながらiPadを買った。32GBである。まだ、写真の取り込みや電子書籍は読んではいないが、起動の早さとクッキリ液晶画面で見るYouTubeは、笑えないテレビのお笑い番組よりナンボか面白い。  だが困ったことがある。木造2階建て築45年の我が家の"一畳敷"書斎で、ゆったりiPadを楽しもうとしたら、電波の入りが悪く、検索やメールはできるのだが、YouTubeの動画がスムーズに動かないのだ。「これだからソフトバンクは」と悪態をついているのだが、これを書き終えたらソフトバンク・ショップへ行って相談してこよう。  さて、小沢一郎起訴で風雲急を告げる民主党の、あまりにも情けない内ゲバに、中曽根大勲位が毎日でこうおっしゃっている。 「今後、民主党は小沢氏を巡る対立で深刻な分裂に陥るでしょう。予算成立ですら危うい。一方で解散・総選挙は惨敗が予想され、菅首相は決断できない。事態の収拾には党内有志が決起して菅首相を降ろすしか道はない。民主党の議員は、党と自らの政治人生で最大の決断をするときです」  その通りだろうが、新潮の小沢派面々の涙目匿名(何で名前を出さないのかね)座談会を読むと、菅・仙谷以上に情けない議員たちの本音が吐露されていて、読むほどに「右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」と思わざるを得ない。 「若手議員 (中略)私たちの間では、菅政権は『あさま山荘』内閣だと言い合っています。(中略)連合赤軍同様、外に目を向けるのではなく、気に入らない身内。つまり私たちを目の敵にして、『総括だ』と言っては殺しに掛かってくるんですからね」  同じ若手議員が小沢と酒席を共にしたとき、小沢が漏らした本音をこう話す。 「その場でボソっと、『オレがまだ若ければ、自民党に行って、自民党を立て直してやりたい』とこぼしていました」  この親にしてこの子ありだ。  中堅議員も、現在の惨状をこう言っている。 「内ゲバばかりしているうちに、わが党は本当に終わりを迎えてしまいかねない。民主党という船そのものが沈没を始めているのに、『お前たちを船から降ろして溺死させてやる』『いや、あんたたちのほうが先だ』と、執行部と我々が押し合いへし合いしているようなものだ」  党内の影響力ゼロになった鳩山由紀夫氏。次世代を育ててこなかった小沢氏。政策能力もリーダーシップもゼロの菅と仙谷・岡田の面々。  民主党というドロ船に、我々の生活も一緒に沈められてはたまったものではない。しかし、政界にタイガーマスクは出てきそうもないしな。困ったものだ。  チュニジアやエジプトで起きている大規模な反政府デモに、ツイッターやFacebookなどのSNSが大きな役割を果たしたことが報道されている。  極端なIT崇拝者は、既存メディアなんかなくなっても、こうしたものがあれば情報入手には困らないというのまでいる。  だがそうなのか。AERAの2ページ記事だが、日本では、ツイッターは多数意見に流され、他者の意見が気になり、フォロワー長者の顔色をうかがうようになって、ものをいいにくい「反民主主義」的な空気が広がっていると警鐘を鳴らしている。 「もともと日本では、ツイッターなどのデジタルツールは不特定多数の人に意見を表明するために使われるわけではない。むしろ、身内の『ノリ共有装置』。(中略)期待するのはリアクションをもらえること。だから、なるべく同調されるような発言に終始する」(社会学者の鈴木謙介さん)  民主党批判も市川海老蔵袋叩きも、「0か1かの極端しかなく、中間がないデジタル思考」の影響だと指摘するのは、映画監督の森達也さん。「デジタルツールが二元化情報を送り込み、思考の単純化が加速した」とも話している。  スペインの店舗では、試着室の中にFacebookの端末か置いてあり、試着した客は、自分の姿を写真に撮り、その場でFacebookにアップする。すると利用者から感想が届き、そのアドバイスを聞いて、購入を判断する。 「買い物一つにさえ簡単に他人思考が入ってくる。たくさんの情報を集められて便利になった代償として、失ったのは『自分思考』なのかもしれない」(AERA)  されどデジタル、たかがデジタル。大事なのは情報を抱え込んで溺れてしまわないことだ。これからは、洪水のように押し寄せる情報の海から、自分に必要な情報を取りだし、自分で判断できるネット・リテラシーがますます大切になる。  今週の第1位は、最近ますます「エロ度」をエスカレートしているポストの「エロ検定」。その他にも、巻頭のグラビア「ビートたけしの21世紀ワイ談」も面白い。風俗にM専門店『エリカ様』、格差社会に乗じて『並はババア、上なら美女』の牛丼ピンサロ、渡部陽一サンはハメドリ専門の「扇情カメラマン」に転身しなさいなど、ニヤッとさせるギャグが満載。  美人女医5人が講義する「私の女性器研究」もあって、至れり尽くせりである。中でも「エロ検定50」は秀逸。いくつか取り上げてみよう。 「AV男優・志良玉弾吾氏は世界20カ国で20民族の女性とセックスを経験しましたが、ある行為が欧米女性に大好評を博したといいいます。その行為は、次のどれでしょう。a.長時間にわたってクンニリングスをした b.アナルを徹底的に舐めた c.乳房をじっくり揉んで、乳首をしっかり攻めた d.膣に指を入れて念入りに愛撫し、潮を吹かせた」 「1926年に発表され世界的なベストセラーとなった『完全なる結婚』の著者、ヴァン・デ・ヴェルデは、『性交の準備動作で最も重要な道具は( )である』と喝破しました。( )に入る語は、次のどれでしょう。a.唾液 b.会話 c.指先 d.香気」 「日本のAVを好む中国人ファンの間で広がったといわれる日本語は、次のどれでしょう。a.イキソウ b.ヤメテー c.ヌレテル d.イレテ」 「笠井寛司著『名器の科学』(ごま書房刊)によると、日本人の女性器の『上つき』『下つき』の割合は次のどれでしょう。a.『上つき』が『下つき』の3倍 b.『下つき』が『上つき』の3倍 c.『上つき』も『下つき』もほぼ同じ d.ほとんどの女性が『上つき』」 「男性の陰茎を意味する『マラ』という語は元々サンスクリット語ですが、その意味は次のどれでしょう。a.重厚長大 b.修行を妨げるもの c.いうことを聞かない暴れん坊 d.沈まぬ太陽」 「次の性指南書のうち、鎌倉時代に書かれたものは、次のどれでしょう。婚礼秘事袋 b.閨中紀聞枕文庫 c.衛生秘要抄 d.秘事作法」 「遊女向けの性指南書『おさめかまいじょう』は、交合中に絶頂に至りそうになった際に、ある行為をすすめています。次のどれでしょう。a.陰核(クリトリス)を強くつまむ b.膣にウズラの卵を2個入れる c.陰部を冷やし、会陰を押す d.逆立ちする」  答えはc,b,b,a,b,c,cだそうだ。ちなみに40問以上正解の人には「エロ検ブラック」を付与するという。こんなのもらっても名刺に書くわけにはいかないが、私のようにヒマが十分ある人は、やってみてはいかがか。   (文=元木昌彦)
すごい検定 検定ブームですから。 amazon_associate_logo.jpg
「評価されすぎ!?」副知事辞任で見えた河村名古屋市長の実像と虚像 "シンブンキシャ"の思考は停止中? なぜ日本の新聞はダメなのか 東京-ロス間90分も夢じゃない!? 人類初・商業宇宙旅行がいよいよスタート

「遺族は強い嫌悪感」市橋逃亡手記のテレ朝独占映像はドラマ化への布石か

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『逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録』
(幻冬舎)
 2007年7月に千葉県市川市で英会話講師の英国人女性リンゼイ・アンホーカーさんが遺体で見つかった事件で、殺人罪などの罪で起訴されている市橋達也被告の2年7カ月にわたる逃亡生活を綴った『逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録』(幻冬舎)が26日、発売された。 「逃亡生活の足取りは市橋容疑者の供述である程度明らかになっているが、同書にはこれまでまったく明かされていなかった沖縄の離島・オーハ島での長期間の潜伏生活について綴られている。千葉県警もそのことをまったく把握しておらず、幻冬舎から発売の連絡を受けて慌てて捜査員を派遣し、23日に市橋被告の潜伏先の小屋を確認した」(社会部記者)  オーハ島は沖縄本島から西に約100キロで周囲は約2.7キロ。4世帯の6人が住民登録をしているだけで潜伏には打ってつけの離島。同書によると、市橋被告はそこで海で釣った魚や捕獲したヘビを食べながらサバイバル生活を送っていたというだけに、各メディアは同島に上陸し市橋被告の生活ぶりをリポートしていたが、圧倒的に他メディアを出し抜いていたのがテレビ朝日だった。 「市橋本発売のニュースは24日の夕方に突然流れた。同日の夜に放送された同局の『報道ステーション』では同島で取材したVTRが放送されていたが、驚いたことに市橋被告の遺留品がまるまる残っている状態のリアルな生活ぶりをリポート。テロップで『取材の後、遺留品が押収された』と流されていたので、明らかに幻冬舎から情報をリークされ警察が上陸する前に取材していた」(同)  そこで、こんな噂が浮上しているというのだ。 「このまま市橋本を出版しただけで終わるはずがない。世間の関心が高い事件だけに、すでにドラマ・映画化のプロジェクトが進んでおり、ドラマ化で"白羽の矢"が立ったのがテレビ朝日なのではと言われている。そこで、いち早く市橋被告の潜伏情報をリークし取材させたのでは」(週刊誌記者)  同書の発売にあたってはあまり話題になってはいないが、ドラマ化にあたってはクローズアップされそうな興味深い部分があるという。 「同書の中で市橋容疑者は事件時に彼女がいたことに触れ、『彼女がもし電話に出たら、自分がしたことを話し、"一緒に逃げてくれ"と言うつもりだった』と綴っている。元彼女は何人か週刊誌や女性誌が割り出しているが、事件当時の彼女はまだ判明していないから、その件を絡めれば視聴者の興味を引きそうだ」(同)  同書では印税をリンゼイさん遺族に渡すか公益のために使うとされているが、リンゼイさんの父ウィリアムさんは代理人を通じ、「まだ法廷に立ってもいない市橋被告が、手記の執筆、出版を許されたことに嫌悪感を覚える。手記は家族をさらに傷つけるだけで、私たちが望むのは公正な裁きだけだ」とコメントしているだけに、公判前にということはなさそうだが、市橋本が映像化されるか注目される。
逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録 ヒロ完敗。 amazon_associate_logo.jpg
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「評価されすぎ!?」副知事辞任で見えた河村名古屋市長の実像と虚像

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「フライデー」2月4日号より
●第76回(1月18日~1月24日発売号より) 注目記事1 「ダルビッシュ『古閑美保と裏切りの連泊愛』撮った!」(「フライデー」2月4日号) 注目記事2 「新芥川賞作家西村賢太『ダメな自分とどう付き合うか』」(「週刊現代」2月5日号) 注目記事3 「河村たかし『庶民革命』の正体」(「週刊文春」1月27日号)  いきなりだが、沢尻エリカ(24)という女優はしたたかな女である。23日都内で、夫の高城剛氏(46)との離婚に合意したことを涙ながらに明かしたと、ワイドショーが騒いでいた。  この程度の女優に振り回される芸能マスコミが情けない。離婚も芸能界復帰もどうぞ御勝手にと、無視すればいいのだ。報道で見る限り、ワガママで、マスコミを振り回すことで自分は人気者なんだと錯覚しているおめでたいだけの女が、女優として大成できるとはとても思えない。  と、まあ、腹の立つことの多い毎日、そうした鬱憤を晴らしてくれるのが週刊誌のはずだが、相も変わらず小沢一郎騒動ばかりで、ますます腹が立ってきた。  「朝日」の小沢熱烈擁護記事「小沢『強制起訴』はやっぱりヘンだ」は、いわんとしていることは分かるが、もう満腹。違う話を読みたいね。  しかし、他にこれといって新味のある記事があるわけではない。残念ながら今週は、大賞も順位もなしに、注目記事3本にせざるを得ない。  まずは名古屋方面を騒がせている河村名古屋市長(62)を批判している「文春」の記事。先頃退任して、東京都知事選出馬を目論んでいるといわれる東国原氏や、地方自治の旗手のようにもて囃されている橋下氏など、どう控えめに見ても「評価されすぎ」ではないかと思われる首長が多いが、この名古屋弁のおっさんもそのひとりのようだ。  発端は、自ら副市長に抜擢した大西聡氏が、1月11日に辞職したことだった。大西氏が市長に愛想を尽かしたというのがその理由だ。  河村市長が選挙で勝ったのは、公約に「市民税10%削減」を掲げたからだが、その上選挙期間中に「市長の年収を800万にする」と後先考えずに言ってしまって、自分の首を絞めるようになったという。  元々ケチだった河村氏は、ケチに拍車をかけたがそれでも間に合わず、河村夫人と私設秘書が大西氏に、「収入が減って苦しいから、私設秘書二人分の給料を負担してくれ」、その上、大西の個人所有の乗用車をいつでも使えるようにしてくれないかと要求したのだ。  実像と虚像の隔たりに、市長選でブレーンを務めた名古屋大の後房雄教授まで、当選後1年で河村市長と訣別したそうだが、その理由をこう述べている。 「議会との対決を煽ってマスコミで目立つことが、公約を通すための手段ではなく、目的になってしまっている。その一方で、減税を担保する歳出削減を政治主導でやる気もないし、勉強もしない。二万七千人の職員のトップとして経営手腕を振るう仕事の重大さがわかっていないのです、あの人には」  この言葉は、小沢一郎氏との対立ばかりを煽り、政治主導を放棄し、この先の国のかたちを決めるための勉強も疎かにしている菅直人総理大臣にもそのまま当てはまる。国の長も自治体の長も、実像はこんなものということか。  2番目は、芥川賞発表の会見で「風俗に行こうと思っていたが、行かなくてよかった」と発言して話題になった、西村賢太氏のインタビュー。  小学5年生のとき父親が性犯罪事件で逮捕され、両親は離婚。中学を卒業して家を飛び出し、肉体労働などのフリーター生活を送ってきた43歳。自身も2度警察のご厄介になっているという。  二昔ぐらい前は、こうした書き手はいっぱいいたが、今どきは珍しい「平成の破滅型作家」の登場である。  今回の受賞作『苦役列車』(新潮社)は、19歳の主人公が中学卒業後、日雇い仕事を続け、安酒を飲み、自慰にふけり、少しずつ貯めた金でソープランドに行く。飲んだくれてすぐにキレ、女性に暴力を振るい、すべて他人のせいにする情けない男だが、描き方はユーモラスで笑いを誘われる私小説だという。  私小説に拘り、「自分を戯画化するって、独りよがりではできないこと。私小説は奥が深いですよ」と語る。  次の言葉が潔い。「自業自得の部分もありますが、僕のように生きてきた人間には、普通に会社に勤めたり家庭を持ったりする資格がないと思っています。一人住まいの部屋で、毎晩11時頃から小説を書き始めますが、書けないときは何日経っても一行も出てこない。その場合は酒を飲み続けます」。  これを読んでいて、私が編集者になった翌年(1971年)、『オキナワの少年』で芥川賞を受賞した東峰夫さんのことを思い出した。  確か訪ねたのは、三鷹あたりの古いアパートだったと思う。沖縄から集団就職で出てきて、小説を書くために路上生活をしたり日雇いのアルバイトを続けながらの日々を送ってきた。  人の目を見ず、下を向きボソボソと話す優しい人だった。ガキだった私にも、こんな繊細な人が、このまま書き続けられるのだろうかと心配になったほどだった。  だが、『オキナワの少年』のような作品を書けと求めた編集者を拒み、以来15年間で4作しか発表せず、81年に『大きな鳩の影』を出した後、姿を消した。02年に『ガードマン哀歌』で復活するが、長い沈黙であった。  私は『赤目四十八瀧心中未遂』で第119回(98年上半期)直木賞を受賞した車谷長吉が好きだ。彼の、自分の臓腑まで抉り取るような私小説が好きだ。このインタビューを読んで、西村氏の作品を読んでみたくなった。  もう一本は「フライデー」の張り込みネタ。この"噂"は、先に「週刊女性」が推測記事を書いている。初出ではないのでスクープ賞はあげられないが、相当な執念をもって張り込んで撮ったことがよく分かる記事である。  野村克也氏をして「かつての南海ホークス・杉浦忠と並ぶ日本球界の大エース」といわしめた日ハム・ダルビッシュ有(24)のお話。  宮崎市で自主トレをしているダルビッシュに、トレーナー、マネジャーの他に、女子プロゴルフ界では有名な古閑美保(28)、それに笠りつ子、古閑のマネジャーとキャディが参加しているが、ダルと古閑が熱愛中だというのだ。  ダルは現在、紗栄子夫人と離婚調停中で、まだ離婚は成立していない。故に不倫ということになる。  二人の熱愛行動は「フライデー」によれば、「自主トレから6日目の1月13日、コンドミニアム内での夕食を終えたダルと古閑が揃って古閑の部屋に消えたのは夜8時半頃。そのまま玄関の明かりは消えた。翌14日の朝9時前、二人は揃って古閑の部屋から姿を現す」  1月15日は、東京から帰ってきたダルが、食事後、古閑と一緒に古閑の部屋に消えていった。翌17日、朝8時50分頃、古閑の部屋から別々に朝食へ。「要は《女性アスリートと自主トレ=関係が怪しい》のではなく、もはや『関係のある男女』が、揃って自主トレをし、『夜も一緒に二人きり同じ部屋で過ごしている』わけなのだ」と「フライデー」は書いている。  二人が親密になったのは昨年7月、古閑の誕生日の頃からだという。二人の関係は紗栄子夫人も気づいているようで、今はダルのほうが年上で豪快な古閑に真剣だそうだ。  慰謝料は24億円とも言われているが、この不倫で、その額がもっと上がらないか、こちとら、そのほうが心配である。 (文=元木昌彦)
おい河村!おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ なれないよぉ。 amazon_associate_logo.jpg
"シンブンキシャ"の思考は停止中? なぜ日本の新聞はダメなのか 東京-ロス間90分も夢じゃない!? 人類初・商業宇宙旅行がいよいよスタート 誤植が動かぬ証拠!? 水嶋ヒロ「八百長美談」にポストが斬り込む!

18禁ロリマンガはどう使われた? 東京都青少年課が行った情報隠蔽工作とは

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東京都青少年・治安対策本部公式サイトより
 昨年末、全国のマンガ・アニメファンを恐怖に陥れた東京都のマンガ規制条例こと「東京都青少年健全育成条例」改定案をめぐる騒動。改定案が成立したことで、騒動も一段落したかと思いきや、改定案の施行はこれからで、まさに「俺たちの本当の戦いはこれからだ」と言うべき状況だ。そうした中で、東京都の新たな情報隠蔽工作が明らかになった。  昨年6月、最初の条例案改定が否決されてから、都青少年課は都内各地のPTA・保護者団体・自主防犯組織などに出向き、条例改定の意義を理解してもらうための説明会を開催した。その回数は80回余り。12月に改定案が可決した最大の理由である民主党が賛成に鞍替えした背景には、このことが大きかったとされる。民主党の一部議員は、PTAなどの支持者から「エロ議員」と非難されることを恐れたのだ。この点で、都青少年課の目論見は成功したと言えるだろう。  問題は、PTAなどに対して都青少年課からどのような説明が行われたかということ。これまでブログやTwitterなどで漏れ聞こえている情報では、18禁マークのついた成年雑誌などを示し、あたかもこうした本が野放しになっているかのような説明が行われたとされていたが、確証を得ることはできなかった。  そこで、筆者は東京都に対して説明の際に使用した雑誌・書籍をすべて公開するよう情報公開請求を行った。  実は、昨年12月の改定案審議中にも民主党の松下玲子議員は非公式の打ち合わせで都青少年課の櫻井美香課長に対して、使用した雑誌・書籍のタイトルを明らかに示すよう求めていたのだが「その都度、誰が、どの本を使って説明したか明らかでない」と、櫻井課長は返答していた。そのため、どこまで公開するかまったく期待はしていなかった。  結論から言うと、公開されたのは表示図書(最初から出版社が18禁マークをつけたもの)と指定図書(都の審議会で不健全図書指定されたもの)が一冊ずつである。表示図書は、「コミックエルオー(LO)」(2010年5月号、茜新社)、指定図書は尾崎晶氏の『人妻爆乳アナウンサー由里子さん』(10年2月、双葉社)である。そして、表示図書・指定図書以外のもの、すなわち新たな条例で都が規制したいと考えているものは、一切が非公開とされてしまった。  正直、理解に苦しむ。「LO」は既に自主規制されており、書店で子どもの手に届くところには絶対に置かれていない。また、『人妻~』も現在の条例で規制されているものだ。つまり、これらを用いたということは、ブログやTwitterなどで喧伝されている「こんな酷いマンガがある」と誤解を招くような説明を行っていたという噂を裏付けることになる(そもそも、どのような説明が行われたかも、ほとんど明らかにはなっていない)。  さらに、表示図書・表示図書以外のものがすべて非公開にされた理由も不明確だ。非公開の理由として示されたのは「当該と書類が不健全図書類の指定の疑いがあると判断され、出版社に不利益を生じさせる」「公開することにより、不健全図書類の指定に関する業務の効果的遂行を不当に阻害するおそれがある」の二つだ。  とは言っても、PTAなどには見せているわけで、説明会を80回開催して一回あたり5人しか来なかったとしても400人。なぜ彼らには見せて、都民に広く公開することができないのか、理解に苦しむ。  PTAへの説明会に関しては、条例反対運動に反対する人物が情報公開請求した説明会を行った先の団体名もすべて非公開となっており、何が説明されたかを必死に隠そうとしているとしか思えない。  そもそも、表示図書・指定図書の公開が一冊ずつだけなのもおかしいと思い、「これだけですか?」と問いただしたところ「明らかなのは、これだけですね」と、都青少年課の小宮山みき係長は返答。この説明会の模様が描かれたブログ(http://hirometai.blog.so-net.ne.jp/2010-08-24-2)では、小宮青少年対策課連絡調整課長が説明を行っている写真が掲載されており、見たところ5冊はあるのだが?  いずれにせよ、改定された都条例の施行を前に情報を明らかにしない都の態度は自らの首を絞めているとしか思えない。自らの改定案に正当性があると思うなら、堂々と公開すべきだろう。それとも、このままのらりくらりと騒ぎが治まるのを、じっと待っているのだろうか......。 (取材・文=昼間たかし@『マンガ論争4』も絶賛発売中)
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【関連記事】 【速報】角川書店に続き、集英社・小学館・講談社もアニメフェアをボイコットへ! 青少年課長も「前と言っていることは変わらない」と認める『新・健全育成条例改定案』の中身 青少年健全育成条例上等! 田中圭一が贈るお下劣4コマ『みなりの青春』

"シンブンキシャ"の思考は停止中? なぜ日本の新聞はダメなのか

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「ニューズウイーク日本版」1月19日号
●第75回(1月13日~1月17日発売号より) 第1位 「だから新聞はつまらない」(「ニューズウイーク日本版」1月19日号) 第2位 「『抗がん剤は効かない』は本当か!?」(「週刊文春」1月20日号) 第3位 「現場の磁力 ルポライター故・朝倉喬司さんが見た〈異界〉の風景」(「週刊ポスト」1月28日号)    今週の「ポスト」と「現代」は共にグラビアで「春画」の大特集。ここまでおおらかにドアップでアソコを見せられる時代が来たのだ。私のように、外国のポルノ小説の翻訳でも、いたずらに性欲を興奮させないように言い替えたり削除したりと苦労した世代には、今昔の感がする。だが、あまりにあっけらかんとしていて、猥褻だとは感じない。  「現代」の大特集「猥褻の研究」では歴史と現状の問題点に触れているが、評論家・芹沢俊介氏の、「ヌードやポルノが、時代に反逆性をもっていた時期がかつてありました。しかし、今はそういう力もなくなってきている」という言葉に頷けた。  さて、私の友人でルポライターの朝倉喬司さんが昨年暮れに亡くなってから、いろいろな人が彼について書いている。少し前の「文春」コラム「さすらいの女王」で、中村うさぎさんが事件を一緒に取材した思い出に触れ、彼が死んだ後、朝倉さんの手元にあった彼女の文庫本を、編集者から渡されたそうだ。  そこには、「朝倉さんの字で書き込みがしてあった。こんなに真剣に読んでくれてたんだ、と思うと、ありがたさに胸がぎゅっと締めつけられた。女王様がホストにねだられてドンペリを入れるシーンには、傍線とともに『バカ!』と書いてあった(笑)」  温かい人柄だった。「ポスト」の連載「現場の磁力」でも"朝やん"のことを取り上げ、彼が愛してやまなかった大阪西成の飛田地区のルポとともに、朝やんの死を惜しんでいる。  新宿ゴールデン街で、酔うと茶碗を割り箸で叩きながら「河内音頭」や「犬殺しの唄」を歌ってくれた。  彼が尽力し、錦糸町で毎年8月に開かれるようになった「河内音頭」は夏の風物詩になった。徹底した取材と達意の文章、それ以上に飄々とした人柄が愛され、多くの友人の輪ができた。「朝やんの視線は真ん中からはずれたもの、市民社会の〈異物〉にいく」人だった。  記事を読みながら、酔っていて、何か気にくわないことがあると飛び出す決まり文句、「ちょっとまたんかい、こら」も、もはや聞けないのかと思うと、本当に寂しい。  「文藝春秋」1月号に掲載された近藤誠氏の「抗がん剤は効かない」が大きな反響を呼んでいるが、それに対する専門医の反論を載せた「文春」の記事が第2位。  同様の記事は「現代」でもやっている。「大論争 抗がん剤治療は本当にダメなのか」がそれだが、同じ社の週刊誌で批判したことを評価して「文春」にした。  このなかで勝俣範之国立がん研究センター中央病院・腫瘍内科医長と上野直人テキサス大学MDアンダーソンがんセンター教授は、近藤氏の意見を「研究を始めたばかりの初心者にありがちな誤り」とバッサリ斬り捨て、患者がこうした論文の影響で間違った選択をしてほしくないという思いから意見を述べるとしている。  まず、近藤氏が、急性白血病や悪性リンパ腫など「血液のがん」の多くに抗がん剤は効くが、肺がんや胃がんのような「固形がん」にはたいした効力がないといったことに、そんなことはないと主張する。  現在使われている抗がん剤の多くは、再発防止や延命効果が実証されているとし、抗がん剤の効果を「寿命が延びているかどうか」だけで判断するのではなく、がんの増殖を防いで症状の悪化を抑えることで、患者の生活の質を維持することなども考慮されるべきだという。  だが、近藤論文の「抗がん剤に延命させる力はない」は間違いだが、統計的に見ると抗がん剤の延命効果は、ものによっては数ヶ月で、これを長いと見るか短いと見るかは人それぞれだといっているが、私などは、そんなに短いんだと思ってしまった。  「文藝春秋」2月号の近藤氏と立花隆さんの対談の中で、芸能レポーターの梨元勝さんが急死したのは抗がん剤で亡くなったという発言については、このケースは分からないが、そうしたことがあることも事実で、その原因は、抗がん剤を投与する医師が専門家でないことがある。したがって医師も患者も「薬が合わないようなら、いつでも抗がん剤治療をやめる」選択をする勇気を持っていなければならないと書いている。  さらに近藤氏が提起した「臨床試験にはインチキがある」という点には、データをねじ曲げたり隠したりすることが事実なら、薬事法違反の大スキャンダルだから告発すべきで、現在は「臨床試験は甘いものではない」と反駁している。  確かに、以前から近藤氏の極論は物議を醸してきた。だが、がんにかかった患者は藁をも掴む想いで医者に自分の命を託すのだが、そうした患者側の願いや疑問に十分に答えない医者が多いのも事実である。  こうした論争をきっかけに、近藤氏と専門医たちが直に向き合って、最良のがん治療とは何かという議論をもっと深めていってもらいたいものだ。  今週の第1位は、日本の新聞記者を「ニューズウイーク」が徹底批判した記事。  なぜ日本の新聞はテレビと並んで「マズゴミ」とまで酷評されているのか。それはよく言われるような記者クラブの閉鎖性や、クラブを通して権力者たちと癒着しているだけではない。問題の本質は「シンブンキシャ」という人種の多くが思考停止していることにある。その原因は、失敗を過度に恐れる文化や硬直した企業体質、それに現場主義と客観報道の妄信にあるとしている。  なかでも政治部記者は、記者会見が始まると一斉にノートパソコンのキーボードをたたきはじめ、その姿はジャーナリストというよりタイピストか速記係のようだと揶揄している。  さらに思考停止する理由は、日本の記者が掲げる「現場至上主義」にあるのではないか。現場に行って取材すればそれで終わりと満足し、ニュースについて深く考える機会を自ら放棄しているというのだ。  高いレベルのジャーナリスト精神や膨大な情報をもっている記者もいるのに、紙面に反映されることがないのは、事実や中立性に重きを置く「客観報道」を理想とあがめ、それを、名誉毀損で訴えられたときの逃げ道にもしていると斬り込んでいる。  日本の新聞が変われないのは、これまでの硬直化したメディア環境を当然だとしてきた読者側にもあり、新聞を批判する側も思考停止に陥っていると結んでいるが、欲をいえば、もっと多くの第一線の記者や編集の責任者のインタビューをして、病根を深く掘り下げてほしかったと思うが、ピリッと胡椒のきいた新聞批判にはなっている。  新聞はもはや、速さを競ったりスクープ合戦できるメディアではない。外国のクオリティペーパーのように、遅いけれど正確な分析記事を書くような新聞にするのか、中立公正・客観報道などという幻想を棄てて、一人ひとりの記者の主観で、読者の読みたい情報を提供する新聞にしていくのか。どちらにしても、新聞を含めたメディアにとって、今年は生き残りをかけた厳しい年になることは間違いない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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東京-ロス間90分も夢じゃない!? 人類初・商業宇宙旅行がいよいよスタート 誤植が動かぬ証拠!? 水嶋ヒロ「八百長美談」にポストが斬り込む! 名経営者は名政治家になりえた!? 松下幸之助「無税国家論」の神髄

東京-ロス間90分も夢じゃない!? 人類初・商業宇宙旅行がいよいよスタート

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「週刊朝日」1月21日号
●第74回(1月4日~1月12日発売号より) 第1位 「2011年宇宙の旅」(「週刊朝日」1月21日号) 第2位 「麻木久仁子 カネまみれ『略奪婚』全真相」(「週刊文春」1月13日号) 第3位 「EXILE HIRO&上戸彩『本誌が見た一つ屋根の下の愛』」(「フライデー」1月21日号)  私事だが、昨年暮れから年始にかけてニューヨークへ行き、入国の際にちょっとしたハプニングがあった。入国審査で、パスポートチェックと両手の指紋と顔写真撮影が終わったら、いきなり別室へ連れて行かれたのだ。  中には40人ぐらいのアラブらしき人がいて、1時間近くも待たされた。揚げ句に、何も説明せずに出ていってよしときたから、拙い英語で「何が問題だったのか説明すべきだ」と言ってやった。  すると図体の大きな黒人係官が目を剥き出して、「そんなに文句をいうなら別室へしょっ引くぞ」と睨みつけやがった。本当はそこでこう啖呵を切ってやりたかった。 「9・11テロ犠牲者への哀悼の気持ちは、俺だって持っている。テロを憎むことも人後に落ちないつもりだ。しかし、第二次大戦後、他国の戦争に介入し、多くの民間人を殺してきたことが、アメリカへの憎しみを生んでしまったことも事実じゃないか。一人のテロリストを見つけ出すために、多くの乗客の人権を蹂躙するような身体検査をやり、アラブからの人間と見れば疑いの目で見て、理由も明かさず長時間留めてチェックするのがアメリカの正義なのか」ってね。  しかし、こちとらの英語力では伝わらないだろうし、楽しみにしてるニューヨークのクリスマスを見ることができないかもしれないと、彼の前のカウンターをバーンと叩いて出てきてしまったが、勇気がなかったと反省している。  9・11以降、多民族が共存する自由の国アメリカは失われつつあり、偏狭な怯えた国になっていることを実感できた"貴重"な体験だった。  さて、帰ってきて早速週刊誌を読んだが、年が替わっても相も変わらぬ小沢と菅の確執話ばかり。編集者たちは飽きがこないのかもしれないが、読者はとっくに離れているのではないかと心配になる。  「ポスト」は親小沢だから当然だが、中曽根大勲位まで登場させて、反小沢勢力と小沢では「要するに政治力の差ですよ」と言わせている。「現代」も「小沢を生き埋め」とタイトルを付けながら、内容は菅と小沢では器が違うという話で、私などには小沢擁護・待望論としか読めなかった。  時の権力者を批判するために、対抗勢力を持ち上げるのはよくやる手法だが、今の風潮はいささか行き過ぎではないか。週刊誌編集長時代に小沢批判を連続してやり、意図とは逆に、彼の虚像を膨らませてしまった私がいうのは忸怩たる思いがあるが、いまは、ほとんどの週刊誌が挙って小沢の虚像を大きくしていることに危うさを感じてならない。  私の経験から、新年最初の発売号というのは作りにくいものだ。特に「現代」「ポスト」は4日発売だから、ほとんど企画もので、紅白も小沢の新年会も入らない。  そんな中で、今年初のこの欄で選んだのはこの3本。3位の「フライデー」の記事は、内容はイマイチだがビッグネーム二人という話題性で選んだ。  二人の熱愛が発覚したのは昨年10月のこと。二人は、上戸が十代の頃からダンスレッスンを通じて面識があったが、昨年夏頃から真剣交際に発展したという。  だが、当代の人気者だけに逢瀬を重ねるのも容易ではない。そこでいっそ一つ屋根の下に暮らせば行き来の時間も短縮できると、都内のタワーマンションに別々に部屋をもって暮らしているのだという。  忙しい中、上戸は時間を割いてかいがいしく手料理を作っているという微笑ましいエピソードも紹介されている。上戸の所属事務所もHIROのほうも、「フライデー」の取材に対して交際を否定していないところを見ると、この熱愛の実る日も近いのかもしれない。  それに反して、第2位の記事は、クイズの女王と言われる麻木久仁子(48)に勃発した不倫話。私もときどきテレビで見かけるが、テレビ芸人とはひと味違うコメントや、なかなかの博識ぶりに注目していた女性だ。  そんな知性派でも色恋の道は別である。大桃美代子(45)が結婚していたAPF通信社代表なる山路徹氏(49)と不倫関係にあり、部屋やクルマまであてがい、揚げ句に略奪婚していたことが、大桃のTwitterで暴露されてしまったのだ。  と、ここまではよくある話しだが、それに対する麻木の会見での「不倫ではない」発言が嘘だったことが問題になり、冬枯れで獲物を探していたゴシップ雀を喜ばせてしまった。また、相手の山路氏のモテモテぶりと、ジャーナリストとしての資質にも疑惑が持ち上がり、こうしたネタがめっぽう好きな「文春」と「新潮」が競って取り上げている。  内容的には同じだが、ページ数とねちっこさで「文春」のほうに軍配を上げる。麻木は知性派タレントというイメージが崩れ、テレビ現場のスタッフたちからの不評ぶりも明かされ、いくつかの番組を降板したが、このダメージを回復するのは容易ではないだろう。  また山路氏も「報道の羽賀研二」と言われているようで、そのモテ方は凄いが、ジャーナリストとしては「最低の戦場ジャーナリスト」(文春)とまで書かれるように、悪評ふんぷんのようだ。 自分の会社の人間を使って某氏をラブホで盗撮し、それをテレビ局に売り込んだというのだ。また彼は、「警視庁管内防犯対策推進本部 管理部長 山路徹」という名刺を使って、警視庁から「官名詐称」に問われ、書類送検されていたそうだ。これらが事実なら、ジャーナリストの名に恥じる行為である。  二昔前の週刊誌の新年定番企画は、今年はどういう年になるのかという予測特集だったが、最近は、日本の将来に希望がなくなってきたのか、あまり見かけなくなった。  そこで少し夢のある記事はないかと探したら、「朝日」の「宇宙の旅」を見つけた。少し前なら夢物語として、こうした記事はよく見られたが、これを読むと、早ければ今年にも宇宙旅行に出かけられるというのだ。  ニューメキシコ州に開港予定の「スペースポート・アメリカ」と呼ばれる宇宙港は、3,000メートルの滑走路とターミナルビルを持ち、ここを拠点に早ければ今年から、人類初の商業宇宙旅行が始まるという。  ここで発射されるロケットには6人しか乗れず、宇宙空間を4分間弾道飛行したら地球に戻ってくるのだが、料金が20万ドル(約1,700万円)にもかかわらず、すでに世界中から400人の申し込みがあったそうだ。  その他にもさまざまな民間会社が参入する背景には、NASAの開放政策がある。NASAは05年に、商業軌道輸送サービス計画なるものを発表し、民間が開発したロケットをNASAが購入し、そのための資金500億円も用意するという驚きの内容なのだ。  こうしたことが進めば、宇宙を経由して東京・ロサンジェルスを90分で結ぶことができるというが、アメリカへの日帰り出張など、私は願い下げだが。  これからは小型衛星ビジネスが増え、そうすればその分野を得意とする日本にビジネスチャンスがあると、和歌山大学宇宙教育研究所の秋山演亮所長は語っているが、新年の初夢は大きいほどいい。私も今夜は、宇宙からオーロラを眺める夢でも見ようとしようか。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
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誤植が動かぬ証拠!? 水嶋ヒロ「八百長美談」にポストが斬り込む!

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「週刊ポスト」1月1・7日号より
●第73回(12月14日~12月20日発売号より) 第1位 「水嶋ヒロベストセラー処女小説68万部の『八百長美談』全内幕」(「週刊ポスト」1月1・7日号) 第2位 「渡辺充前侍従長に聞いた 天皇陛下喜寿の胸の内」(「週刊朝日」12月31日号) 第3位 「リエンとリオンの違いを教えてください」(「週刊文春」12月23日号)  月曜日(12月20日)の朝日新聞、読売新聞の「現代」「ポスト」の広告がすごい。合併号ということもあるが、「現代」は左右全5段、「ポスト」は、読売は「現代」と同じだが、朝日はなんと全7段のド迫力。  2010年度上半期の日本ABC調査で、「現代」は前期比112%伸びて36万7,000部。「新潮」が38万8,000部だから(前期比91%)第2位奪還も目前だ。ちなみに第1位は「文春」で48万5,000部(前期比90%)。「ポスト」は前期比91%で27万3,000部だから、これ以上「現代」に離されてはならじとの意気込みが伝わってくる。  その「ポスト」の巻頭は小沢一郎インタビューだが、親小沢ジャーナリスト渡辺乾介氏だからか、沈黙を破ってすべてを語っているようには読めない。渡辺氏自身が「次なる小沢の言説を眼光紙背に徹して熟読することをお勧めする」と書いているのだから、内容は読まずとも分かる。だが、部数が順調な「現代」に失われつつある「突っこみ」精神は、「ポスト」に出てきたように思う。  さて、まだまだ続く海老蔵騒動だが、いささか飽き飽きした向きにお勧めなのが「文春」のグラビア。左右に海老蔵と伊藤リオン容疑者を並べ、リエン(梨園)とリオンの違いを並べているのだが、これがすこぶる面白い。  たとえば「襲名するのがリエンで襲撃するのがリオン」「見得を切るのがリエンでメンチを切るのがリオン」「安宅の関を演じるのがリエンでまさかの席にいたのがリオン」「新婚ホヤホヤがリエンで深夜にボコボコがリオン」「十八番がリエンで110番がリオン」「酒と縁があるのがリエンでサツと縁があるのがリオン」。これぞ編集力。どこぞのタレントが片手間に書いた2,000万円受賞作よりもなんぼかいい。  第2位は、12月23日に77歳の喜寿を迎える天皇陛下の侍従長として10年半務め、今も御用掛として仕える渡辺氏のインタビュー。  このところ皇太子夫妻との仲も心配される天皇一家だが、渡辺氏の柔らかな口調の中に、時折、マスコミへの批判や、皇位継承問題についての"本音"のようなものが垣間見えて、興味深く読んだ。 「戦後、皇室が積み重ねてきた、皇室とはこういうものだという独特の枠組みが、役人にも政治家にもジャーナリズムにも、よく分からなくなっているのではないかと」いう質問に、「それは大きな問題で、正直に言うと、教育の場で、長年にわたって天皇というものの歴史的な意味や、国民のために現在何をしておられるのかを十分に教えてこなかったのではないか。また、ちょっと申し上げにくいけれど、メディアは何かにつけて『国民の知る権利』を主張される。それならば、両陛下が毎日黙々と国民のためになさっているお仕事の全容やお言葉、記者会見の実質的な中身など、天皇と皇室の実像を国民に知らせる努力を十分にしてくださっているかと言えば、やや疑問ですね」  天皇と皇太子、秋篠宮との関係、特に皇太子とのことを指すのではないかと思うのだが、こんな発言もある。 「父親と息子の関係においては、息子のほうから学ぼうとすることが大切だということです」  また皇位継承問題については、現行の皇室典範では、皇位は次々代の悠仁さままで継承されるが、このままでは、女性皇族が結婚して皇室を離れ、悠仁さま一人だけになるということになりかねない。そこで、「私は、女性皇族に結婚後も皇族として残っていただき、悠仁さまを支えていただくようにする必要があると考えています」と、かなり大胆な発言もある。  年始に、日本の歴史の中で天皇の果たしてきた役割や、これからの有り様を考える人にとっては、示唆に富んだインタビューであろう。  第1位は、ポプラ社小説大賞を受賞したが、賞金2,000万円を辞退した"美談"もあって、ベストセラーになっている水嶋ヒロの『KAGEROU』についての「ポスト」の記事。  他社が出版した本を、多くの雑誌でこれほどけなした例を、私は知らない。この本に関しては、「『水嶋ヒロ』『KAGEROU』の冷笑的読解法」(新潮)「水嶋ヒロの小説の感想を求められたら、こう返そう」(現代)「『水嶋ヒロ』68万部小説を真剣に読んでみた」(AERA)など、評価は相当低い。  中でもポストは、この小説は"出来レース"だったというのだ。躓きは、物語のラストで「重要人物の名前が入れ替わっていて、作品の"オチ"さえも左右しかねない」(ポスト)致命的な誤植があったことで、社員総出でシールを手で貼り付けたという。  ポストによれば、水嶋が、同じプロダクションの絢香と結婚したことで、プロダクション側と揉めていたため、俳優としては八方ふさがりになっていた。そこで、かねてから憧れだった小説家になろうと、かなり早い段階から『KAGEROU』の原型をまとめていたものを、妻の絢香が動いて、広告業界の29歳B氏に相談し、B氏が60代の女性出版プロデューサーC氏に頼り、C氏がこの小説を、かつて共に働いていたことがあり親しいポプラ社のD氏に話し、「ポプラ社小説大賞」に持ち込んだのだそうだ。  これはポプラ社にとっても渡りに船だったという。というのも、破格の賞金で話題になったものの、第1回目の大賞作品が期待通りに売れず、2~4回目は該当作なしで、この賞の存続が危ぶまれていたというのだ。  この大賞は、選考委員ではなく社内の13人の編集者が選考する仕組みなので、この小説への評価は、「正直なところ否定的な意見も多かった。世に出すクオリティーに達していないというのがその理由。しかし社内で発言力のある人物が強く後押ししたこともあり大賞に選出された」(ポプラ社関係者・ポスト)そうだ。  こうして決まったはいいが、原稿はそのまま本にできるレベルではなかったので、「複数の書き手がかかりきりになって後半部分を中心に手直しした。(中略)突貫工事で進めたんです。ラストの誤植も、そんな中で起きてしまった」(同)  村上春樹の『1Q84』(新潮社)以来の出版界の明るい話題なのに、こうした「噂」が出ることは残念なことだが、これも明るさの見えない出版不況への焦りが生み出したことなのかもしれない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
KAGEROU ともあれ、初版43万部という事実。 amazon_associate_logo.jpg
名経営者は名政治家になりえた!? 松下幸之助「無税国家論」の神髄 「改悪反対!」 非実在青少年問題、週プレが誌面で反対キャンペーン! のりピー再生計画ついスタート! 朝日が50時間超え独占インタビュー!

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「週刊ポスト」12月24日号 中吊り広告より
●第72回(12月7日~12月13日発売号より) 第1位 「新シリーズ天下の極論 第1弾 新無税国家論」(「週刊ポスト」12月24日号) 第2位 「菅総理年明け退陣 次は前原か岡田」(「週刊現代」12月25日号) 第3位 「海老蔵『実は軽傷』だった」(『AERA』12月20日号)  今週は海老蔵事件で振り回されているせいか、記事がすべて小粒。"帯に短かし"が多く、選ぶのに苦労した末、上記の3本にした。  海老蔵ものでは、「ポスト」のビートたけしの連載タイトル「海老蔵はオイラと『顔面マヒナスターズ』結成だっての!」が秀逸だ。  ようやく海老蔵をボカスカ殴ったという伊藤リオン容疑者が出頭してきて、事件の真相は明らかになるかと思ったら、なかなか簡単にはいかないようだ。  伊藤容疑者の兄貴分が、"俺のほうがひどく殴られた"という「診断書」を警察に提出するという話もあるし、水面下で元暴走族たちと関係のある暴力団が、示談と称して海老蔵から大金を巻き上げようとしているという報道がある。  そこで「AERA」は、海老蔵と元暴走族のリーダー格の男と、どちらの傷が重いのかを調べた。すると、海老蔵が手術を受けた虎ノ門病院に近い医療関係者から、こんな情報を掴んだ。「彼のけがは、実はたいしたことはなかった」  海老蔵が、記者会見で何度も、「本当に命にかかる問題だったのでございます」「非常に違和感が、皆さんがご覧になるより私自身にはあります」と、瀕死の重傷だったことを強調した。だが、手術に数時間かかったと言われているが、それは全身麻酔がかかっていて目覚めるまでの時間であって、施術時間は約30分ほどだったというし、簡単な手術だったので、市川宗家のお家芸「にらみ」は心配ないと報じている。  それにしても、逮捕された伊藤容疑者の面構えといい、腕っ節の強そうなこと、ただごとではないね。あんなモンスターのような奴に殴られてこの程度の軽傷なら、海老蔵にまだ運はある。その運を芸に活かさなくてはもったいない。  2位は「現代」の「ポスト菅」ものだが、タイトルも内容も「永田町激震スクープ」と謳うわりには平凡で、切れ味もない。  だが、「赤い官房長官」仙谷由人の傍若無人ぶりや、「ノー菅」「空き菅」と言われ放題の菅直人ものに飽きた読者には、ハッキリ菅総理のご臨終時期を2011年1月13日の党大会とし、後継も前原と岡田に絞られたと書いたところに、ちょっぴり読み応えがあった。  ではどちらが本命なのか。前原の強味は、民主党の最高実力者と言われる仙谷由人官房長官のイチオシ候補だということだ。  菅政権が倒れた後、前原が総理になれば、仙谷は自分の影響力を残すことができる。前原氏は、京セラの稲盛和夫名誉会長という強力な後ろ盾があり、「前原氏は夫人が創価女子短大卒とされ、学会との関係は比較的良好」(現代)だという点がアドバンテージだとしている。  岡田氏は、原理主義者と揶揄されるほど、カネや不正に対して厳格であることから来る安定感がウリ。小沢一郎の国会招致の件では苦労しているが、意外に小沢氏が「味方」になるかもしれないと読む。 「かつて岡田氏が旧通産省から政界入りしたとき、そのお膳立てをしたのは小沢氏です。だから岡田氏は、もともとは"小沢派"の一人であり、実際には頭が上がりません。したがって、あくまで『岡田氏が頭を下げるなら』という条件付きですが、小沢グループが彼を次期総理として推すこともあり得ます」(小沢派中堅・現代)  「現代」は、岡田氏やや有利と見ているようだが、小沢氏は、みんなの党の渡辺善美代表や、たちあがれ日本の与謝野馨氏も視野に入れて考えているようだ。間違いないのは、菅政権が断末魔にきたことだろう。  第1位は、このところユニークな提言で存在感を示そうとしている「ポスト」の「無税国家論」。これをかつて提唱していたのは、松下電器産業(現パナソニック)創業者で経営の神様・松下幸之助氏だったというのが面白かった。  その松下氏の「無税国家論」の神髄を紹介しよう。  松下氏がこれを提唱したのは70年代後半。国民が高率の税金で苦しんでいるにもかかわらず、政府は財政窮迫し、赤字国債を発行して国費に充てている。そうした前途暗澹たる惨状に松下氏は、これからの120年を使えば日本は無税国家に変われると説いたのだ。 「この20年で研究し、その後の100年で余剰金を積み立て運用すれば、積立金は膨大になり、その運用益だけで予算を賄える」  具体的な手法は、税金無駄遣いの元凶である国家財政の「単年度制」を廃止し、「通年度主義」に切り替える。そうすれば、予算消化のために税金が無駄に遣われることもなくなり、年間1割は余剰金として積み立てることが可能になる。それを当時の利回り5~6%で運用すれば、100年後には国民は税金を払わなくてもよくなると唱えたのだ。  松下氏は、予算が余ったらその20%を公務員のボーナスにし、残りの80%を積み立てていけば官僚のインセンティブも保てる。また、負担と受益を明確にするために、中央集権から地域主権への転換も主張していた。名経営者は名政治家たりえたかもしれない。  週刊誌は批判ばかりしているという「批判」に答える、こうした提案・提言企画は、他の週刊誌でももっと力を入れるべきだと思う。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
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【速報】角川書店に続き、集英社・小学館・講談社もアニメフェアをボイコットへ!

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「東京国際アニメフェア2011」HPより
 マンガ・アニメの表現の自由を奪うとして、日増しに反対の声が強まっている、東京都青少年健全育成条例問題。一時は、立場を変え全面賛成に鞍替えするともされた民主党でも、新・改定案に反対する都議の声は強く、最終的な結論は出せないでいる。  こうした中で12月8日、角川書店の井上伸一郎氏が「都の対応に納得できない」として、東京都が主催する東京国際アニメフェアへの参加を取りやめることをTwitterで表明し、注目を集めた。(参照:井上伸一郎 on Twitter http://twitter.com/hp0128)  角川書店は、関連するアニメ製作会社などにも、参加取りやめを呼びかけているとされ、東京都が開催する国際イベントは、存亡の危機に立たされることになりつつある。  そして本日、東京国際アニメフェアをボイコットする動きが角川書店だけではないことも明らかになった。  新たに態度を表明したのは、角川書店と同じく、多くのアニメ原作コンテンツを所有する、集英社である。
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実際に集英社から10社会に配布された文書
(クリックで拡大表示します)
 出版社で構成されるコミック10社会(集英社、角川書店、小学館、講談社、秋田書店、白泉社、少年画報社、新潮社、双葉社、リイド社で構成)に配布された文書によれば、集英社はアニメフェアには出展していないため、原作を提供しているアニメ製作会社に、出展取りやめを要請したことを表明。既に、小学館・講談社には「おおむねご賛同をいただいている」として、10社会各社にも賛同を求めている。  同時に文書では「石原都知事は、都条例の改正に関しては、たびたび、漫画家及び出版社側との話し合いを一方的に打ち切り、なりふり構わず改正案の成立に突き進んでいます。その一方で、『東京国際アニメフェア』を通じて、漫画やアニメを商業的に利用しようとする東京都に、不信感を、抱かざるを得ません」と、強い非難が記されている。  13日の総務委員会採決、15日本会議採決と、僅かな日々の中で行われるギリギリの攻防。出血も厭わない出版社の態度表明に、東京都は、どう対応するのだろうか?  いずれにせよ、採決のカギを握る「民主党」がこの動きにどう対応するかで、すべては決するだろう。 (取材・文=昼間たかし)
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【関連記事】 再び動き出した「東京都青少年健全育成条例」改定案に民主党も反対しない可能性 青少年課長も「前と言っていることは変わらない」と認める『新・健全育成条例改定案』の中身 取材拒否! 日本ユニセフ協会「児ポ法早期改正を求める署名」に賛同する連合の不見識

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週刊プレイボーイ」12月20日号
●第71回(12月1日~12月6日発売号より) 第1位 「成立寸前!東京都青少年条例改悪案でニッポンのマンガとアニメが殺される!!」(「週刊プレイボーイ」12月20日号) 第2位 「海老蔵の"顔面粉砕"小誌が掴んだ『全真相』」(「週刊文春」12月9日号) 第3位 「『NYタイムズ』も驚いた日本最貧!?『大阪市』を歩く」(「週刊新潮」12月9日号)  新聞や中吊り広告に大きくタイトルをうち、何事が起こったのかと思わせて購買を煽るのは週刊誌の常套手段だが、先週号の「朝日」の酒井法子インタビュー然り、今週の「現代」の「ついに連載スタート <かい人21面相は生きている> グリコ森永事件27年目の真実」も、期待したわりには内容が薄かった。  年金問題を「現代」で手がけ、長妻昭民主党議員がそれに目を止めて国会で質問し、日本中を揺るがせたジャーナリスト岩瀬達哉氏のものだからと思って読み進んだが、1回目に限ってみると、「驚愕の新事実」は見出せなかった。  当時、21面相グループに拉致され、グリコからのカネを焼き肉チェーン「大同門」摂津店へ取りに行かされた男の話を聞いてはいるが、当時を知っている者には、新味はない。次号以降に期待しよう。  「朝日」ののりピーこと酒井法子インタビューは、あちこちで酷評されたが、今号を読んでも、彼女の話はどこまでも綺麗ごとで、本心は語っていないと思わざるを得ない。  さて、今週の3位は、小品だが思わずにやりとする「新潮」の記事。話はやや古いが、「ニューヨーク・タイムズ」が10月16日に「意気消沈するニッポン」を特集した。  内容は、あれほどリッチだったニッポンが、世界でも珍しいほど凋落してしまったが、その象徴が大阪だというのだ。〈街には10円(12セント)で缶入りドリンクを売る自販機が並び、レストランに行けば50円でビールを飲むことができる。アパートを借りようと思ったら最初の月は100円(約1ドル22セント)で済んでしまう〉。同紙によればデフレに苦しむ日本のようになることを世界のエコノミストは「ジャパニフィケーション」(日本化)と呼んでいるそうだ。  これほどコケにされてたまるかと、愛国的国威発揚週刊誌(?)は、実態を調べに大阪へ飛ぶ。  すると「大阪地卵」という食品卸会社の事務所前の自販機に、有名メーカーのドリンクも全部50円というのがあった。しかもその中のホット・ミルクティーは〈ワケあり(季節はずれのため)〉10円だ。  最初の月が100円で済むアパートは、千林商店街が100周年イベントをした際提供されたものだった。  ビール50円は見つからなかったようだが、100円の生ビールはあるし、レモン1個10円、キャベツ焼きが130円、結婚式プランのパックは3万9,800円、30分4,000円台のデリヘルもあるのだ。  確かに大阪の景気の落ち込みは尋常ではないようだ。だが、そこはしたたかな大阪人気質、くたばることはないと"エモやん"こと江本孟紀氏は言う。いっそ大阪に住んで、東京へ働きに出たらいいんと違うかな?  2位は、被害者のはずなのに、メディアではすっかり「悪役」呼ばわりされてしまっている海老蔵だが、12月2日に出た「文春」の記事が、いちばん早く事件の大筋と海老蔵の酒癖、女癖の悪さを伝えていた。  今朝のワイドショーでは、海老蔵が朝方、西麻布の雑居ビルの前でタクシーを止めようとしたときにはそれほどひどい傷はなく、何を思ったか、またビルに引き返し、そこで滅多打ちにあったようだと伝えていたが、この事件、まだまだ謎が多いようである。  海老蔵を半殺しの目に遭わせた26歳のワルは、自分の兄貴分が海老蔵に悪ふざけをされた揚げ句、酒を頭からかけられたことにキレたそうだが、「文春」によれば「喧嘩が強すぎて相手が死んだ」ほどの男だそうだ。  また、新婚ほやほやの妻・小林麻央にも風当たりが強い。ショックのあまり、慌てて110番したことがいけないというのだ。「市川家のかかりつけ医や松竹の弁護士もいるわけだし、まずはそっちに相談しないと」(市川家に近い梨園関係者・文春)  海老蔵の「夜の人脈」は、朝青龍暴行事件や押尾学事件とも重なる「危ない」もののようだ。  海老蔵は子どもの頃から悪ガキだったようで、7年前には「隠し子騒動」まで引き起こしている。その時の「(自分では)普通のことだと思っている」発言も批判を浴びた。  ゆくゆくは市川團十郎を襲名する梨園のプリンスが、なぜこんな連中と付き合い、取り込まれていったのか。週刊誌にとっては興味ある取材対象であるはずだ。  今週の1位は、石原都知事が強引に推し進めている青少年条約改正に、堂々「改悪反対」特集をトップにもってきた「プレイボーイ」である。  「プレイボーイ」を出している集英社も多くのマンガやアニメを出しているが、同じような講談社や小学館が、自社の雑誌で反対のキャンペーンをやらないのはなぜなのか。  東京都に目を付けられ、売上げの多くを頼っているマンガにイチャモンを付けられることを恐れているのではないのか。集英社は偉い!  このままでは、12月15日の本会議で可決・成立すると言われている悪法の問題点とは何か。少し長いが引用する。 「この改正案では、マンガやアニメで『刑罰法規に触れる』『法律で婚姻が認められていない近親者』のセックスを『不当に賛美し又は誇張するように描写』することを、規制対象の新たな基準とすると記してある」  都の青少年・治安対策本部青少年課の櫻井美香課長は、こう答えている 「(中略)前の改正案では、『みだりに性的対象として肯定的に描写したもの』ではよく分からないという批判がありましたので、『刑罰法規』『婚姻を禁止されている近親者』という言葉でカッチリと横幅を決めました」  それに対して山口貴士弁護士は、こう批判している。 「法律用語の『刑罰法規』とは、刑法以外に、売春防止法や迷惑防止条例など、刑罰のある法令をすべて示します。また年齢区分がなくなったので、成人同士のセックスシーンであろうと、場合によっては規制される可能性がある。条例の範囲はむしろ広がったといえるでしょう。あと、『不当に賛美し又は誇張するもの』という表現もよくわかりませんね。何をもってして"賛美"なのか基準がありませんし、マンガならどんなシーンだって"誇張"だといえる」  プレイボーイは、石原都知事に突撃取材をしている。 「(中略)表現の自由の規制だなんて言うのは荒唐無稽だよ。そういうものが描きたければ描けばいい。ただ、子どもの目に触れさせなければいいんだから。出版社の自主規制? 徹底されてないじゃないか。(有害な雑誌や書籍が)叛乱に近い状態にあるよ」  それでも、出版社側はかなりの自主規制をしていると反論すると、知事は声を荒げて、「コンビニはそこらじゅうにあるだろ! キミは出版の味方だろ。俺は都民、国民の味方なんだよ。キミは出版の利益のことを考えているんだろうけど、それは偏見。そんなの世間では通用しないんだよ!」  「朝日」は2ページだが、この条例批判をしている。その中でジャーナリストの長岡義幸氏は、「(中略)今回は『こういうものは描いてはいけません』という枠組みで描く側、出版する側を問題にしようとしています」と指摘する。 「戦前、治安維持法下による言論規制は、漫画本などの『エログロ・ナンセンス』の取締から始まった」(朝日)  権力が言論を規制しようとするときは、「青少年に有害」「人権擁護」という国民に受け入れやすい言葉を使ってくる。故・城山三郎さんが「これは戦前の治安維持法以上の悪法になる」と大反対したが、残念ながら成立してしまった法案の名称が「個人情報保護」だったことを忘れてはいけない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
「言論の自由」vs.「●●●」 日本国民の権利です! amazon_associate_logo.jpg
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