
もう梅雨入りしたはずだってのに全然雨も降らないし、暑い日が続いてますが、みなさんお元気でしょうか? ボクの家では早くも扇風機&クーラーがガンガン稼働中です。……ただ、しまい時を逃したせいで、いまだにこたつも設置したまんまなんですけど。コレ、頭おかしい人の家だよ。
さて、今回もメンズファッション誌にはアツイ特集がてんこ盛りです。やっぱり夏が近づくとエロ企画も増えてきますよね。
【5月のメンズファッション誌・激ヤバ企画ランキング】
1位「全て見せますヤレてる男のチン活」(「men's egg」7月号)
2位「初H完全タイムテーブル」(「キラリ!」7月号)
3位「ボク、ブサイクだけど意外にモテちゃってNo.1な男物語」(「MEN'S KNUCKLE」7月号)
■ブサイクが女心をゲットする方法とは?
ちょっと行き過ぎたストリート・スナップのキャッチが印象的なミリオン出版の「MEN'S KNUCKLE」とリイド社の「Men's SPIDER」。まずは、今月も両誌のキャッチを比較していきましょう。
それでは最初はメンナクから。
「サングラスの男、ジーンズメイトから来襲!」(オシャレなのかダサイのかよく分からないキャッチフレーズですが、この人、ジーンズメイトの店員さんらしいです)
「書道と鍵盤の獅子王とはオレのことさ……」(ピアニストらしいので「鍵盤」は分かるのですが、書道をやっているかどうかは不明)
「アメリカナイズされたフェロモンは女子ウケ鬼鉄」(「鬼鉄」ってなんだよ? と思って調べてみたら「鬼鉄板」のことみたいです)
続いてメンスパ。
「流行の終着駅にはオレの名が刻んである」(流行に乗り遅れてるってことなんじゃ……)
「女を口説くのにテレパシーを使っていいかな」(みんな!エスパーだよ!?)
「オレの歴史を教科書に載せるべきだね」(新しい歴史教科書をつくる会か!)
「おい、目が合ったな!! オレが好きなんだろ?」(勘違いした童貞の発言としか思えません)
「切れたナイフは誰の生き方にも染まらない」(「切れたナイフ」って、高校時代の出川哲朗のあだ名でしょ?)
うーん、やっぱりメンスパのほうがノリにノッている感じがします。さらにメンスパには、今回もリアルな子どもが登場していますよ。
「もうキッズじゃない、生きる道を見つけたぜ」(職業「ピカピカの1年生」)
「艶男の英才教育は、いつかボクの財産になる」(職業「4歳児」)
V系、ホスト系の格好をムリヤリさせられた子どもがビミョーなポーズで写真を撮られているんですが、こんなの将来、確実に黒歴史になること間違いナシ。やめときゃいいのにねぇ。
さて、ストリート・スナップのキャッチではメンスパのほうにイキオイを感じましたが、最も気になった特集はメンナクの「ボク、ブサイクだけど意外にモテちゃってNo.1な男物語」です。

要は、ブサイクでもブサイクなりのテクニックを駆使すればカワイー(はあと)彼女を作れる! という内容なんですが、素人が顔出し、名前出しで「ブサイクなボクがどうやって女心をゲットしたのか?」を語っているってのがスゴイ。基本的にイケメンばかりが載っているファッション誌に「ブサイク代表」として登場するなんて、多少ギャラをもらえたとしても絶対にイヤだけどなぁ……。
ちなみに、どーやってブサイクが女心をゲットするかというと「とにかく清潔感を保ってマメに気を遣う」とのこと……ザ・普通! そもそもボクからすると、この企画に登場している「ブサイク」たち、大してブサイクじゃないんですよ。本気のブサイク業界、なめんなよ!
■駅弁ファックは4回目以降で!?
NHKの朝ドラ『あまちゃん』の先輩役などでおなじみのサワヤカ若手イケメン俳優・福士蒼汰くんが表紙&トップインタビューに登場していることからも分かるように、基本的にサワヤカなティーン向けのファッション誌のはずなのに、普通の企画に混じって唐突にドエロ企画をぶっ込んでくるのが「キラリ!」。
今月号でも「はじめてクン必見!! 今ドキ合コン黄金ルール」や「ガチでモテちゃう! ROUND1徹底活用術」など、初々しい特集が続く中、「キレイでエロいお姉さんに恥ずかしいコト全部聞いて励ましてもらう会」なるページが……。
コレは、かすみ果穂ちゃん、初音みのりちゃん、桜木凛ちゃんという人気AV女優3人組が、悩める男子たちのエロ疑問にズバズバ答えていくという企画なんですが、「豹柄を着てる女は欲求不満だから大チャンスだよ!」「かぶり(包茎)カワイイよ、意外と」「(体位を変える時は)けん玉みたいにさ、アレを棒として、女のコを玉みたいにしてスポっと入れる」などなど、童貞ティーンたちを惑わせるような発言が次々と飛び出しています。女子をけん玉のように扱うとはッ!
しかし、コレくらいで驚いてはいけません。今月号の「キラリ!」には、さらにハードなエロ企画が……。それが「初H完全タイムテーブル」です。タイトルからすると、過去のハメ撮りのやり方とか、SM指南みたいな企画と比べればソフト路線かな? と感じますが、この企画、なんと袋とじなんです。袋とじ付きのファッション誌なんてあるか?

もちろん袋とじで隠されているだけあって、中身はビーチク丸出しのエログラビアが満載。シカーモ!(クレアラシル)「スマ動」というiPhone / Androidアプリを使えば、ポイントとなるセックステクを動画で見ることができるんですよ! ファッション誌がエロ動画を配信とは……IT革命バンザイ!
で、企画の内容はというと、初H時に心がけたい理想的なタイムテーブルが紹介されています。たとえば、服の上からの胸モミ1分40秒、手マン3分40秒、クンニ4分22秒……などなど、初Hでこんないろいろ考える余裕のあるヤツいないよ!
さらに、初回からハードなプレイはオススメできないので、乱れ牡丹や仁王立ちフェラ、ハメ撮りは3回目以降から(この雑誌、ハメ撮り好きだなぁ~)、駅弁ファックやまんぐり返し、3P、顔射などの難易度高めなプレイは4回目以降で! ……とのこと。わたしゃ今まで、そんなプレイやったことないですわ。
■用済み女から女友達を引き出す!?
そして、今月もやはり1位は「men's egg」でした。もうね、この独走状態はどうしようもないっすよ。「女の性欲徹底研究」「バイブコレクターが主宰するウィンウィ~ン女子会に潜入(はあと)」「BITCH IN THE BEACH~夏の女ってシャブりたがり~ノ(はあと)~」「神マンアーカイブス~2日で100回イッた女」などなど、全ページの半分近くまでエロバカ企画が浸食してきてるんだもん……。この調子で行ったら袋とじどころか、エロ本テープで封印されちゃう日も近い!?
そんな並み居るエロバカ企画の中で、最も突き抜けていたのが「全て見せますヤレてる男のチン活」。先月号で、男を狩って食い散らかす恐怖の「恐竜女子」という新たな女子カテゴリーを定義して世間を震撼させたメンエグが、また新しい言葉を生み出しています。「チン活」って……。「恋活」「婚活」「終活」など、最近ではいろんな○○活がありますが、「チン活」とはもうド直球に「ティンコとオメコをドッキングさせるためにする活動」のこと。
特集の中では、FacebookやLINEなどのSNSを利用した“知能系チン活”や、とにかく女のコを説得して鬼畜プレイへと導く“鬼畜系チン活”、さらにバカのフリしてとにかくナンパをしまくる“おバカさん系チン活”などを使いこなす「神チンBIG3」が登場。「チンコ改造計画」と称して、精力UPメニューや、ストロングチンコを作り上げるためのトレーニング、さらにはチンコを増強するためのツボなども紹介している。
さて、そんな「チン活」の中でもひときわヒドかったのが「1回ヤッた用済みの女のコから~友達を引き出してヤッちゃう~“セックスの輪”テレフォンショッキングぅ~」……。いまだかつて、ここまで男の欲望をストレートに表現し、なおかつ女性を激怒させるフレーズがあったでしょうか!?

このコーナーでは、当連載でも毎回注目している変態読モ・たあはむが「たぁもりさん」なるグラサンの男に扮して「ヤリ捨てた女を呼び出し、そいつが連れてきた女友達をヤッちゃう」方法を紹介している。……なんとドイヒーな。「お昼休みはウキウキセックス」じゃないよ!
その具体的なテクニックとして挙げられているのも「3人でカラオケに行き、用済み女がトイレに行ってる間にふたりでバックれる(会計は用済み女持ち!)」とか「3人で宅飲みし、徹底的に用済み女を無視することによって怒って帰らせる」「用済み女にとにかく飲ませて眠らせる」などなど、どれもこれもドイヒーなものばかり。
きっとメンエグの読モにも女性ファンとかついているでしょうに、こんな最低な特集、載せちゃっていいんでしょうか!? 「サイゾー」はタブーに切り込む雑誌とか言ってますけど、明らかにメンエグのほうがタブーに切り込みまくってると思いますよッ!
(文・イラスト=北村ヂン)