
もしもジョブズが中国人だったら……?
黒ずくめの装いにメガネをかけた男が、スクリーンを背に縦横無尽に歩きながら聴衆に語りかける――。そんな、故スティーブ・ジョブズの基調講演を彷彿とさせるシーンが、北京五輪の水泳競技会場、ウォーターキューブで再現された。
男の名は、白永祥。中国のスマホメーカー、MEIZU (魅族)のCEOに就任したばかりの彼は、11月28日に行われた同社新製品「MEIZU MX2」の発表会で、基調講演に登壇したのだ。彼はボディーランゲージを駆使しながら、約30分以上にわたって新製品のアピールポイントをまくし立てた。故意か偶然か、頭部が少し禿げ上がったところまで、ジョブズそっくりである。
かつてMP3関連メーカーだったMEIZUは、2008年にiPhoneそっくりのモデルを発表するも、ドイツで行われた国際展示会で出展拒否。その後、中国国内で発売されるも、2010年にAppleのクレームによって販売中止に追い込まれたという、筋金入りの山寨(ぱちもん)メーカーだ。ところが最近では、高性能・高品質を売りに成長を続けており、中国でも最も勢いのあるスマホメーカーのひとつに数えられている。
今回発表のモデルも、中国、香港、台湾、ロシア等で発売される予定で、16GBモデルで2499元(約3万3,000円・中国国内価格)と、堂々とした価格である。
ジョブズを多分に意識したような彼のスピーチには、中国版Twitter「微博」上で、「ジョブズの再来だ!」と歓迎する向きもある一方、「製品だけでなく講演までパクリかよ!」「ジョブズには遠く及ばない」と批判的な声もあり、賛否両論。ただ、話題作りのパフォーマンスとして成功したことは確かなようである。
(文=牧野源)
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“プレゼンの天才”肉声CDに胸躍る『スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ&プレゼン』

『スティーブ・ジョブズ 伝説の
スピーチ&プレゼン』
(朝日出版社)
先日開催されたAppleのイベントでは、待望の小型タブレット端末・iPad miniをはじめ、RetinaディスプレイになったMacBook Proや、冗談みたいに薄くなったiMacなど注目の新製品がバンバン発表され、テレビのニュース番組などでも大きく扱われていた。
一方、その数日後に発売されたMicrosoftの新OS・Windows 8の方はイマイチ話題になっていなくて、Appleが悲惨だった時代を知る古くからのファンとしては「時代も変わったなぁ~」と感慨ひとしおってもの。
そんな感じで話題性も、時価総額でもMicrosoftを抜いて名実ともに世界一の企業となったApple。その創業者、スティーブ・ジョブズが亡くなってから、もう一年が過ぎてしまった。
命日である昨年の10月5日、Twitter上はもうジョブズ追悼ムード一色で「えーっコイツが!?」っていうような人までもが「世界が少し退屈になった(ドヤッ)」的なツイートをしていて「スティーブ・ジョブズって、ここまで一般に浸透してたんだ!?」と、逆にビックリさせられたものだ。……ま、どうせあの時ドヤ顔追悼ツイートしてた人の大半は「スティーブ・ジョブズ」って名前を知ったの、iPodとかiPhone以降でしょ!?
確かに、倒産寸前の状態だったAppleに電撃復帰し、iMac、iPod、iPhone、iPad……と次々ヒット商品を生み出して一気に世界一の企業にまで押し上げたスティーブ・ジョブズの手腕はスゴイとしかいいようがないし、不世出のカリスマであることにも異論はない。そしてボク自身もジョブズにガッチリ心をわしづかみにされ、Appleの新製品が発売されるたびにホイホイ金をつぎ込んでいるApple信者ではあるのだけれど、晩年~死後にかけての過剰な神聖視されっぷりには若干違和感を覚えずにはいられないのだ。
だって……やっぱ頭おっかしいもん、あの人! ワガママ過ぎて自分が立ち上げたプロジェクトから(しかも社長なのに)追い出されたとか、部下が開発していた新製品を奪い取って自分の手柄にしたとか、Appleに復帰した際に当時の社長からプレゼントされた20周年記念Macintoshを窓から投げ捨てたとか、気に入らない部下には罵詈雑言を浴びせかけてバンバン首切りまくったとか……どこまでホントか分からないけど、とにかくカリスマ性はスゴイが上司や友達には絶対したくないタイプ、というのが古いAppleファンの共通認識だったような気がする。
このように人格はちょいと破綻しちゃってると思うし、理想的な経営者かといわれるとビミョーなところだとは思うけど、あの天才的なプレゼン能力に関しては、やっぱり認めざるを得ないところだろう。ただでさえ魅力あふれる新商品をさらに何倍も魅力的に見せてくれるワクワク感満点なプレゼン。めんどくさいおっさんなんだろうなー……とは思いつつも、あの語り口、グッとくる演出で、ボクらはいつも夢中にさせられてしまっていたのだ。ソフトバンクの孫社長あたりが、ジョブズみたいになりたいんだろうなって感じのプレゼンをよくやってるけど、ちょっと足元にも及んでないもんなぁ。
そんな、スティーブ・ジョブズのスピーチやプレゼンを教材にして英語の勉強ができてしまうという謎の本が、この『スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ&プレゼン』。ジョブズのスピーチやプレゼンを紹介する本……ならまだわかるけど、なぜそれを英語教材に!? 英語でプレゼンをできるようになりたいと思っている人にとっては、最適な教材ってこと?
ビジネスプレゼンをする予定も、海外で活躍する予定も皆無なボク的には、コレが実践で役に立つ英語教材なのかどうかは判断しかねるところだが、英語の勉強を抜きにしても、iPodやiPhoneなどの新製品発表時のプレゼンや、2005年に米スタンフォード大学の卒業式で行った伝説のスピーチ(『Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)』から引用した「Stay Hungry, Stay Foolish」という言葉はあまりに有名!)をジョブズの肉声で収録したCDが付属しており、それを聞きながら対訳付きの英文を読むというのはなかな面白い体験だった。時差のせいで日本時間の深夜に行われるAppleの新製品発表会を眠い目をこすりながら待って、スティーブ・ジョブズのプレゼンに夢中になった、あの時のワクワク感がよみがえってくるかのようだ。
ただ少し残念なのは、音声ソースがCNNのニュースからということで、せっかくのジョブズの肉声に、変なBGMやナレーションがかぶっちゃっている部分があること。そして、ここまでやるなら映像付きでDVDにしてほしかったなーと。自分のジーパンを指さしながら「こっちの(小さい方の)ポケットが何のためにあるのか不思議に思ったことはありませんか。僕はつねづね不思議でした。さあ、やっと分かりました」といって超小さいiPod(iPod nano)をジーパンの小銭入れみたいなポケットから取り出した時のコーフンときたら……あー、やっぱり映像でもう一度見たいなぁ。ぜひとも続編ではDVD付きにしてほしい!
ちなみに、ボクが一番印象に残ってるジョブズのプレゼンは、2001年に行われたMacWorld EXPO TOKYOでのもの。「ジョブズが日本にやって来てスゴイ新製品を発表する!」という噂を聞きつけ、「いよいよ小型軽量のノート型マック(今でいうMacBook Airみたいな……当時は力持ちのバカが作ったとしか思えない、デカくて重いノートしかなかったの)が発表されるのでは!?」とワクワクしながら会場へプレゼンを聞きに行ったんだけど、発表されたのは気持ち悪い花柄とヘビのうろこみたいな模様のiMacだけだったという……。発表自体は相当ガッカリ感が高かったものの、生ジョブズの生プレゼンはやはり衝撃&コーフンもので、プレゼン後、なんと客席に降りてきたジョブズにウヒョーウヒョーと夢中で歓声をあげまくったのをよく覚えている。……まあ、あの変な柄のiMacは、さすがに買わなかったけど。
先日発表されたiPad miniがビミョーだとか、iPhone 5のマップがヒドイということで「スティーブ・ジョブズ亡き後のAppleはダメだな」みたいにネット上ではいわれているようだけど、まあジョブズが元気だった頃から超革新的なスゴイ製品もあれば、超ガッカリなダメ製品もあったからね(変な柄のiMacとか、アホデカくて高いスピーカーとかね)。なので、これからもまだまだAppleにはワクワク感を喚起してくれるような新製品&新製品発表プレゼンを期待してしまうのだ。がんばれティム・クック新社長!?
最後に思いっきり蛇足な話題だが、この『スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ&プレゼン』を出版しているのは、橋下大阪市長が「週刊朝日」を発行している「朝日新聞出版」と間違えて社名を名指ししたために、まったく関係ないのに苦情がガンガン届いているというかわいそうな「朝日出版社」。かわいそうだからみんな本を買ってあげるといいと思うよ、そしてDVD付きの第二弾が出るといいと思うよ!
(文=北村ヂン)
ジョブズ氏の死をきっかけに密かに広がる「サムスン不買」の輪

アップル公式サイトより
IT業界のカリスマ、スティーブ・ジョブズの死去が全世界に衝撃を与える中、その前日に発表されたばかりのiPhone4Sは予約が殺到。未発売のジョブズの伝記も、予約段階で米Amazon第1位となっている。さらに、ジョブズが愛用していた黒いタートルネックまで売り切れ続出となるなど、ジョブズ氏にまつわる商品を対象に、"追悼買い"ともいえる現象が起きている。
その一方で、アップルと特許侵害に関する訴訟合戦を繰り広げて来たサムスン電子の製品には、不買運動の輪が広がりつつある。
熱狂的なMacユーザーが集まる米サイトの掲示板には、ジョブズの死後、「サムスンとの訴訟問題がなければ、アップルからもっと素晴らしい製品が世に出ていたかもしれない」というサムスンバッシングや、「ジョブズを弔うため、サムソン製品を廃絶しよう」という呼び掛けが書き込まれている。
また近年、反韓ムードが高まっている中国ではさらに辛らつだ。中国版Twitter「微博」には、
「サムスンのアップル製品の剽窃は、病に伏せるジョブズを苦しめた。人が弱ったところに攻撃を仕掛けるとは、韓国人のやりそうなこと」
「ジョブズ氏に哀悼の意を表し、今から家にあるサムスン電子製品を残らずたたき潰す!」
といったつぶやきが寄せられている。
当のサムスン電子は、10月11日に予定されていた、最新版のアンドロイド「アイスクリーム・サンドイッチ」を搭載した新型スマートフォン「Nexus Prime」の発売を延期した。また同社は、ジョブズの葬儀中はアップルに対する訴訟活動を停止するとも発表した。ともに、「ジョブズ氏に敬意を表するため」としているが、密かに広がる不買運動が過熱化することを警戒した措置だったのかもしれない。
死してなお宿敵を牽制するジョブズの存在感は、やはりカリスマといったところだ。
(文=高田信人)
ジョブズ氏追悼番組で茂木健一郎が「Windows大嫌い」 元マイクロソフト副社長がマジギレ
アップルの前CEOのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなり、6日、ニコニコ生放送で『追悼スティーブ・ジョブズ』と題された特番が放送。2ちゃんねる元管理人・ひろゆき、アスキー創業者で元マイクロソフト副社長の西和彦、脳科学者の茂木健一郎らがジョブズ氏の功績を讃えた。だが、その席での茂木の発言に西がマジギレ。追悼番組らしからぬ波乱の展開となった。
熱狂的なマカー(マックユーザー)である茂木は「(マイクロソフトの)MS-DOSもWindowsは大嫌い」と断言。続けて「これがすごい大事なポイントでコンピューティングって、アルゴリズムの優劣がコンピューティングじゃなくて、人間の脳からするとエクスペリエンス(体験)全体がコンピューティングなわけ。だから、例えばiPhoneの作り込み、これがコンピューティング。それがアップル以外の会社にはあまり理解されていないんだと思う。だからWindowsは、とにかく使っている時間に比例して嫌になっちゃうんですよ。もう耐えられない。ユーザーインターフェースの悪さから」とまくしたてた。
直感的な操作が可能だと評されるマックを評価するあまりヒートアップする茂木。それに対して、激昂したのが隣に座っていた西だった。
「さっきからいい加減なことを言うなよ。気分悪いこと言うなあ。そんなこと言い続けるなら帰るよ。あなたが勝手にそういうこと考えるならいいけど、テレビで言うなよ。気分悪いな。馬鹿野郎。自分で(OSを)作ったことないのにそんなこと言うなよ」
西は次第に語気を強め、スタジオは不穏な雰囲気に。ニコ生だが、テレビと表現してしまうほど西は、怒りを抑えられなかったようだ。それに対して、茂木は「僕の考えだからいいじゃないですか」と自分を正当化したのだった。あるITジャーナリストは次のように明かした。
「西は、過去に自身のコラムで2ちゃんねるを『便所の落書きみたいなもの』と評し、ウィキペディアを『真実と嘘と無知と偏見と嫉妬と虚栄が混じったネットの肥溜みたいなもの』を表現。彼はネットの悪評などに過敏で、過去には自ら掲示板・1ch.tvをプロデュースしたこともあるほど(現在は閉鎖)。茂木もまた、京大入試問題漏洩事件の際に『クズ新聞、クズテレビ、クズ大学』とTwitterに書くなど、感情に流されやすいタイプ。ジョブズ氏の追悼番組で醜態をさらして、どっちもどっちですね」
それぞれ権威のある二人が追悼番組で見せた愚かさ。だが、優れた研究者や開発者にはこのようにあえて空気を読まず自分の主張を口にすることを重要なのかもしれない。ジョブズ氏もこの二人に草葉の陰でこう見守っているかもしれない。「Stay hungry,stay foolish.(ハングリーであり続けろ、愚か者であり続けろ)」と。
Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6"/2G/64G/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC505J/A
みんな持ってるMBA。

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──「米アップル本社の下請け」などと揶揄されがちなアップルジャパンの社員は、日々どんなことを考え、業務を遂行しているのか? そして、iPhone 5について、スマホブームについてどう考えているのか?元アップル社員をお呼びして、ぶっちゃけトークを展開!
今やIT業界は、パソコンではなくスマートフォンを中心に回っている。2011年の世界出荷台数予測は、PCが3億8800万台に対してスマートフォンは4億5000万台となっており、初めてスマートフォンがPCを上回る見込みだ。さらに12年にはPC市場が横ばいなのに対して、スマートフォンは40%を超える成長が見込まれている。 その中でも常に話題の中心であり続けているのが、アップルのiPhoneだ。10月に発売されることが噂されている「iPhone 5」について、アップル系の情報サイトのみならず、新聞社や証券アナリストから名もなきブロガーまで、さまざまな噂話を繰り広げている。 そこに突然降って湧いたスティーブ・ジョブズCEOの退任発表。これまでアップルを牽引し、iPhoneの開発を指揮してきたカリスマがついに一線を退く決断をしたことで、世界中に衝撃が走った。だが、がんを患い肝臓移植を受けるなど闘病を続けてきたジョブズを、多くの人々は惜しむと同時に、ねぎらいの言葉を贈った。 アップルに関する噂がこれほどまでに多いことの原因は、単にアップルとその製品の注目度が高いのみならず、徹底的な秘密主義にもある。いまだに姿が見えないiPhone 5に、退任するスティーブ・ジョブズにしろ、その真の姿はアップルの分厚いベールの向こうに隠され、なかなか僕らの前に姿を見せない。隠されていればいるほど、それをのぞきたくなるのが人間のさが。そこで、そのベールの中をのぞいたことがある元社員の方々に集まっていただき、知られざるアップルの内部事情とiPhone 5の姿についてお話をうかがった。 ご参加いただいたのは、元法人営業担当のAさん(男性20代)、元セールス担当のBさん(男性30代)、元サポート担当のCさん(女性20代)、元開発担当のDさん(男性40代)の4名。なお、くしくも座談会が開催されたのは、ジョブズ退任発表の前日だった。それではアップル元社員による、その内幕をこっそりのぞいてみよう。 ■iPhoneの発売の報は社内の人間にも30分前に ──アップル社員の皆さんは、iPhone 5に限らず新製品の情報をいつ頃知るんですか? A よく言われるように、アップルジャパンでは発表直前になるまで、ほとんどの社員は内容を知らないんですよ。上司のマネージャークラスなら知っているかもしれませんが、08年に発売されたMacBook Airとかの特に重要な製品だと、上司も知らなかったです。 B そうですよね、だからiPhone 4が発表されそうな時は、社内で毎日アップル系の噂サイトを熱心にチェックしていました。辞めてからもそれは変わらないですけど(笑)。でも、私のいた部署は 、オンラインストアがメンテナンスに入るタイミングがわかるんですよ。「We'll be back soon.」になる時ですね。だから、噂系サイトの情報と合わせると、アレが発売されるのはこの日だな、というのはなんとなくわかりました。 C iPhone 3Gの時なんか、発表の30分前まで教えてもらえませんでした。あの時は、まず上司が急に呼び出されて、走って会議室に行くんです。戻ってきたら部署のメンバーが全員集められて説明されました。でも「30分後にとある携帯電話会社が発表する」とだけで、詳しいことは教えてもらえなかった。 D 僕はソフトウェアに関しては、人より先に知ることができたんですが、製品全体については、やっぱりわかりませんね。米国本社に行くこともあって、開発部門の人間とも知り合いなんですが、彼らもやっぱり絶対に教えてはくれません。情報の管理に関しては、本当にすごく厳しい。 A iPhoneは特に情報が遅いですよね。というのも、iPhoneの販売はすべてソフトバンクがやっていて、アップルジャパンはノータッチ。iPhoneがいくら売れてもアップルジャパンの実績にはならないから、iPod touchのほうに一生懸命です(笑)。 D 日本にもローカライズや日本語環境での検証をする部署があるんですが、そこには発売前の新製品があります。ただ、そこにはほかの部署の社員証(セキュリティカード)では入れないんですよ。今はマクドナルドの原田泳幸社長がアップルジャパンの社長だった頃、社長なのに入れなかったくらいです。あの部署だけは、米国本社の飛び地みたいなところですね。 ■突然呼び出されてクビに 午後から職場に進入禁止 ──そもそも、アップルジャパンってどんな会社なんですか? C 公式なアップルジャパンの社員数は300人となっているんですが、絶対にそんなにいないはず。最近でも100人ちょっとじゃないかな。組織はかなり小さいんです。 B 社員数が、米国本社によって厳しく決められているんですよ。マネージャーはそれを守ることを求められるので、売り上げが伸びて忙しい時でも、人が減っていくことがある。 D 組織構成についても極秘扱いでした。かなり流動的で頻繁に変更があるんですが、新しい組織図が配られると同時に、古いものを回収する。 A 人の入れ替わりが激しいですよね。営業部門、中でも法人営業は特に激しいかも。とある大学に一緒に行った営業担当が、1カ月後にまた一緒に訪問しようとしたらすでに辞めていたことがありました。 B 営業はノルマがあるから特に厳しい。ただ、給料はそれなりにいいですね。「基本給+成果報酬」という形なんですが、私がいた頃は成果報酬の上限がありませんでした。だから月給が200万円を超えた人も。 C そんなに行くのはやっぱり例外。私は普通にやっていて月に40万から60万円くらいで、すごく調子がいいときで100万円とかでした。ただ、ボーナスがないですし、ほかの外資系IT企業と比べても、そんなにいいわけじゃない。 B 目標を達成できなかった時のプレッシャーは大きいですよ。僕も、ある日突然呼び出されて、その場でクビでした。目標が達成できていなかったので、覚悟はしていましたけど。その日の午後にはセキュリティカードが使えなくなっていました。 A 自分から辞める人より、やっぱり辞めさせられる人のほうが多いですね。日本企業みたいに平社員から順番に出世していくというパターンはあり得ない。だから、出世するにしても、一度辞めて外で成長してから戻ってきて上のポジションに就く、という人が多いですよ。 ──アップルで働くにはどうしたらいいんですか?Appleの公式HPより。
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