
幸子プロモーション公式ウェブサイトより
昨年4月に勃発した個人事務所の女性元社長解任騒動で、大バッシングを浴びた演歌歌手・小林幸子。騒動の影響は明らかで、一昨年まで33年連続で出場し、近年は豪華衣装が名物となっていた大みそかの『紅白歌合戦』に落選したが、12月28日に放送されたお笑いコンビ・爆笑問題と歌手の田原俊彦がMCを務める『爆報!THEフライデーVSサンデージャポン』(TBS系)に生出演した。
VTR収録したインタビューでは、豪華衣装について「紅白の巨大な衣装を、どんどんパフォーマンスを大きくしていくことが目標ではなく、いつ……やめるかという目標が、この10年ぐらいあった。自分の本音は、いつやめよう、いつやめようと」とポロリ。
生出演したスタジオでは、「飛んで、新しい年を、小林幸子の50周年を舞って行きたい」というコンセプトの黒いドレスにスパンコールをあしらい、右半分に真っ白な羽根を飾り付けた衣装で、自身が立ち上げたインディーズレーベルから第1弾として発売した新曲「茨の木」を熱唱。大みそかの過ごし方について、「海外に行きます。ものすごく楽しみ」とうれしそうに語ったが、もはや、すっかり騒動によるダメージは消えてしまったようだ。
「元社長サイドのバックには芸能界の大物がついているため、その大物が懇意のスポーツ紙に幸子のネガティブ情報を流しまくり、時には幸子が知人に送ったメールの内容まで掲載された。しかし、そのうち、業界内からも『あそこまで叩かなくても』と同情の声が上がり始め、いつしか幸子のバッシング報道も出なくなった。『茨の木』にしても、スポーツ紙などは発売初週に1,890枚しか売れなかったと報じたが、全国各地を回って小林が“手売り”した効果もあり、最終的には2万枚ほど売れた」(音楽関係者)
そして、年末から新年にかけて『爆報──』をはじめ、12月25日に放送された『ものまね グランプリ ザ・トーメント』(日本テレビ系)などに出演。今月11日にはNHKラジオの歌番組への生出演などが予定されているが、どうやら、紅白を落選してもトータルで考えると決して損はしていなかったようだ。
「紅白は、とにかくギャラが安いことで有名。29日と30日のリハーサル、大みそかの本番とほぼ丸々3日間拘束されて、小林クラスでも50万円程度しかもらえない。その翌年に紅白で披露した豪華衣装をひっさげてコンサートを行うというメリットはあるものの、小林が番組内で明かしたように豪華衣装をやめたがっていたので、昨年がちょうどいい転機になったのでは? 台湾観光親善大使を務める関係で、台湾で映画撮影も行っているというから、親日家が多い台湾進出も視野に入れているのでは」(スポーツ紙デスク)
芸能生活50年のベテランは、転んでもタダでは起きないということか。
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ビートたけしが画策する『美川憲一・小林幸子のニ人紅白歌合戦』とは!?

「茨の木」、『美川憲一 全曲集~金の月・柳ヶ瀬ブルース~』
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
先日、ビートたけしが客員編集長を務める東京スポーツの取材があり、さまざまな話を聞いたが、紙幅の都合上、東スポには掲載できないこんな話があった。
「美川憲一と小林幸子が紅白を落選したけど、実はTBSでこのニ人だけの紅白ってのをやろうとしてるんだ。紅白で使おうとした衣装を着せて対決。イントロかかったらやめて、また違う衣装になって、最後には禿げヅラまでかぶせちゃう」
たけし独特のシャレなのか本気なのかわからない話だが、大手芸能プロの言いなりになって小林を落選させたNHKに弓を引く意味でも、ぜひ実現してほしいものだ。
今年、小林は紅白34回連続出場に執念を燃やして、紅白恒例の“巨大衣装”を発注していたが、事務所幹部の泥沼解任騒動で、紅白に影響力を持つ芸能界の大物に嫌われた結果、落選。3年ぶりの出場がウワサされていた美川も、小林のとばっちりを食って落選した。
すでに小林と美川の過去の豪華衣装対決を収めた『二人だけの紅白歌合戦!』(コロムビアミュージックエンタテインメント)というDVDは発売されているが、ヒットしているという話は聞かない。しかし、テレビでの「二人の紅白」ならば、怖いもの見たさで人気を集めるような気がする。それも低視聴率記録を更新し続ける、たけしととんねるずの石橋貴明がMCを務める『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(TBS)でやってほしい。
この番組、TBSの日曜のゴールデンタイムの視聴率が何をやっても取れないことから、番組編成局がたけしに頼んで、石橋とのコンビで、10月からスタートさせた番組だった。ところが、初回視聴率と8.8%と期待外れ。2回目以降は5%台に落ち込み、12月2日に放送された2時間スペシャルは5%を割って、4.6%とゴールデンの新記録を作った。
4日放送のスペシャルでは、若手お笑い芸人たちがさまざまな“スナックを舞台にしたコント”を披露するという企画が盛り込まれていたが、これは筆者だけではなく、お笑い好きのマスコミ関係者も“最高に面白かった”と絶賛した。にもかかわらず、あの視聴率。筆者がたけし贔屓ということもあるが、あまりの視聴率の低さに、ビデオリサーチの調査方法に問題があるのではないか、と訝しがってしまう。
日曜の夕方に放送されている日本テレビの長寿番組『笑点』の平均視聴率は今も18%を超えている。『笑点』の大喜利はマンネリ化して、面白くもなんともないのに、お年寄りがテレビにかじりついている時間帯だ。これは、以前から言われていることだが、視聴率調査に協力してくれる世帯にはお年寄りがいる家が多く(若い人しかいない世帯はそもそも日中に家にいる時間が少なく、ビデオリサーチの調査依頼を引き受けにくいとの説もある)、そのお年寄りが見る番組の視聴率が伸びやすいという状況を反映しているのではないか。
一方、たけしたちが『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』でやろうとしていることは、「実験的な笑い」をテーマにしているだけに、お年寄りには理解しにくい。しかし、視聴率が上がらないと番組は継続できない。ゆえにたけしが語った、美川と小林の「二人の紅白」は、お年寄りを引きつけるのには格好な企画になるのではないか。あまりのふざけっぷりに反感を買う可能性はあるが、それもまた、たけしらしい。是が非でも視聴率がほしいTBSにとっても、紅白落選で暗い年末を迎える小林と美川にとっても、朗報になる企画だ。なにより、いびつな視聴率至上主義、大手芸能プロ偏重主義に陥ったテレビ界に、一石を投じることになるはずだ。
(文=本多圭)
ビートたけしが画策する『美川憲一・小林幸子のニ人紅白歌合戦』とは!?

「茨の木」、『美川憲一 全曲集~金の月・柳ヶ瀬ブルース~』
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
先日、ビートたけしが客員編集長を務める東京スポーツの取材があり、さまざまな話を聞いたが、紙幅の都合上、東スポには掲載できないこんな話があった。
「美川憲一と小林幸子が紅白を落選したけど、実はTBSでこのニ人だけの紅白ってのをやろうとしてるんだ。紅白で使おうとした衣装を着せて対決。イントロかかったらやめて、また違う衣装になって、最後には禿げヅラまでかぶせちゃう」
たけし独特のシャレなのか本気なのかわからない話だが、大手芸能プロの言いなりになって小林を落選させたNHKに弓を引く意味でも、ぜひ実現してほしいものだ。
今年、小林は紅白34回連続出場に執念を燃やして、紅白恒例の“巨大衣装”を発注していたが、事務所幹部の泥沼解任騒動で、紅白に影響力を持つ芸能界の大物に嫌われた結果、落選。3年ぶりの出場がウワサされていた美川も、小林のとばっちりを食って落選した。
すでに小林と美川の過去の豪華衣装対決を収めた『二人だけの紅白歌合戦!』(コロムビアミュージックエンタテインメント)というDVDは発売されているが、ヒットしているという話は聞かない。しかし、テレビでの「二人の紅白」ならば、怖いもの見たさで人気を集めるような気がする。それも低視聴率記録を更新し続ける、たけしととんねるずの石橋貴明がMCを務める『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(TBS)でやってほしい。
この番組、TBSの日曜のゴールデンタイムの視聴率が何をやっても取れないことから、番組編成局がたけしに頼んで、石橋とのコンビで、10月からスタートさせた番組だった。ところが、初回視聴率と8.8%と期待外れ。2回目以降は5%台に落ち込み、12月2日に放送された2時間スペシャルは5%を割って、4.6%とゴールデンの新記録を作った。
4日放送のスペシャルでは、若手お笑い芸人たちがさまざまな“スナックを舞台にしたコント”を披露するという企画が盛り込まれていたが、これは筆者だけではなく、お笑い好きのマスコミ関係者も“最高に面白かった”と絶賛した。にもかかわらず、あの視聴率。筆者がたけし贔屓ということもあるが、あまりの視聴率の低さに、ビデオリサーチの調査方法に問題があるのではないか、と訝しがってしまう。
日曜の夕方に放送されている日本テレビの長寿番組『笑点』の平均視聴率は今も18%を超えている。『笑点』の大喜利はマンネリ化して、面白くもなんともないのに、お年寄りがテレビにかじりついている時間帯だ。これは、以前から言われていることだが、視聴率調査に協力してくれる世帯にはお年寄りがいる家が多く(若い人しかいない世帯はそもそも日中に家にいる時間が少なく、ビデオリサーチの調査依頼を引き受けにくいとの説もある)、そのお年寄りが見る番組の視聴率が伸びやすいという状況を反映しているのではないか。
一方、たけしたちが『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』でやろうとしていることは、「実験的な笑い」をテーマにしているだけに、お年寄りには理解しにくい。しかし、視聴率が上がらないと番組は継続できない。ゆえにたけしが語った、美川と小林の「二人の紅白」は、お年寄りを引きつけるのには格好な企画になるのではないか。あまりのふざけっぷりに反感を買う可能性はあるが、それもまた、たけしらしい。是が非でも視聴率がほしいTBSにとっても、紅白落選で暗い年末を迎える小林と美川にとっても、朗報になる企画だ。なにより、いびつな視聴率至上主義、大手芸能プロ偏重主義に陥ったテレビ界に、一石を投じることになるはずだ。
(文=本多圭)
ビートたけしが画策する『美川憲一・小林幸子のニ人紅白歌合戦』とは!?

「茨の木」、『美川憲一 全曲集~金の月・柳ヶ瀬ブルース~』
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
先日、ビートたけしが客員編集長を務める東京スポーツの取材があり、さまざまな話を聞いたが、紙幅の都合上、東スポには掲載できないこんな話があった。
「美川憲一と小林幸子が紅白を落選したけど、実はTBSでこのニ人だけの紅白ってのをやろうとしてるんだ。紅白で使おうとした衣装を着せて対決。イントロかかったらやめて、また違う衣装になって、最後には禿げヅラまでかぶせちゃう」
たけし独特のシャレなのか本気なのかわからない話だが、大手芸能プロの言いなりになって小林を落選させたNHKに弓を引く意味でも、ぜひ実現してほしいものだ。
今年、小林は紅白34回連続出場に執念を燃やして、紅白恒例の“巨大衣装”を発注していたが、事務所幹部の泥沼解任騒動で、紅白に影響力を持つ芸能界の大物に嫌われた結果、落選。3年ぶりの出場がウワサされていた美川も、小林のとばっちりを食って落選した。
すでに小林と美川の過去の豪華衣装対決を収めた『二人だけの紅白歌合戦!』(コロムビアミュージックエンタテインメント)というDVDは発売されているが、ヒットしているという話は聞かない。しかし、テレビでの「二人の紅白」ならば、怖いもの見たさで人気を集めるような気がする。それも低視聴率記録を更新し続ける、たけしととんねるずの石橋貴明がMCを務める『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(TBS)でやってほしい。
この番組、TBSの日曜のゴールデンタイムの視聴率が何をやっても取れないことから、番組編成局がたけしに頼んで、石橋とのコンビで、10月からスタートさせた番組だった。ところが、初回視聴率と8.8%と期待外れ。2回目以降は5%台に落ち込み、12月2日に放送された2時間スペシャルは5%を割って、4.6%とゴールデンの新記録を作った。
4日放送のスペシャルでは、若手お笑い芸人たちがさまざまな“スナックを舞台にしたコント”を披露するという企画が盛り込まれていたが、これは筆者だけではなく、お笑い好きのマスコミ関係者も“最高に面白かった”と絶賛した。にもかかわらず、あの視聴率。筆者がたけし贔屓ということもあるが、あまりの視聴率の低さに、ビデオリサーチの調査方法に問題があるのではないか、と訝しがってしまう。
日曜の夕方に放送されている日本テレビの長寿番組『笑点』の平均視聴率は今も18%を超えている。『笑点』の大喜利はマンネリ化して、面白くもなんともないのに、お年寄りがテレビにかじりついている時間帯だ。これは、以前から言われていることだが、視聴率調査に協力してくれる世帯にはお年寄りがいる家が多く(若い人しかいない世帯はそもそも日中に家にいる時間が少なく、ビデオリサーチの調査依頼を引き受けにくいとの説もある)、そのお年寄りが見る番組の視聴率が伸びやすいという状況を反映しているのではないか。
一方、たけしたちが『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』でやろうとしていることは、「実験的な笑い」をテーマにしているだけに、お年寄りには理解しにくい。しかし、視聴率が上がらないと番組は継続できない。ゆえにたけしが語った、美川と小林の「二人の紅白」は、お年寄りを引きつけるのには格好な企画になるのではないか。あまりのふざけっぷりに反感を買う可能性はあるが、それもまた、たけしらしい。是が非でも視聴率がほしいTBSにとっても、紅白落選で暗い年末を迎える小林と美川にとっても、朗報になる企画だ。なにより、いびつな視聴率至上主義、大手芸能プロ偏重主義に陥ったテレビ界に、一石を投じることになるはずだ。
(文=本多圭)
「これで再起不能か……」NHK『紅白』落選の小林幸子 このまま表舞台から消えてしまう!?

「茨の木」
26日、年末の風物詩であるNHK『紅白歌合戦』の出場者が発表され、出場の可否が注目を集めていた演歌歌手・小林幸子が“落選”したことが明らかになった。
「毎年、ド派手な衣装で『紅白』の名物となっていた小林だが、今年4月に個人事務所社長らを解任するなど“お家騒動”を起こしていた。この問題を重く見た芸能界の重鎮らが小林の“排除”に動き、先月には大手スポーツ紙に早くも“落選確定”の報を書かせるなど、小林には強烈な逆風が吹いていた」(スポーツ紙記者)
小林は8月には長年所属してきた日本コロムビアとの契約も解除し、自主制作の形で新曲「茨の木」を発表するなど、最後まで『紅白』出場に向けてアピールしてきたが、実らなかった。
「33年間、出場を続けてきた『紅白』から追い出されたわけですから、これでひとつの結論が出た形。小林幸子の名前は今後、表舞台から消えていくことになるでしょう。地方の営業などでしばらくは食うには困らないでしょうが、一線級の演歌歌手としては再起不能でしょうね」(同)
来年には芸能生活50周年を迎える小林幸子。長きにわたって芸能界を生き抜いてきた大ベテランが、このまま終わるとも思えないが……。
NHK『紅白』人事の癒着構造、極まれり! “芸能界の大物”がプロデューサーを接待漬けに……

『夜のアルバム』ユニバーサルクラシック
錯綜する『紅白』出場者報道 “全滅”のはずのK-POP枠に少女時代がねじ込まれる!?

第63回 NHK紅白歌合戦
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
ここのところ芸能マスコミでは、年末のNHK『紅白歌合戦』の出場者に関する情報が錯綜している。最近も、プリンセスプリセンスや由紀さおり、SKE48の内定情報が流れた。芸能記者たちがこぞって、芸能プロ側やNHK側などさまざまなルートを駆使して情報をかき集めているが、筆者が入手した紅白出場情報もここで公開しよう。
まず、今年は竹島問題による日韓関係悪化で“韓流枠”が全滅といわれているが、少女時代だけは出場するという情報を得た。そもそも国内の歌手や楽曲を対象にしてきた紅白はK-POPには消極的で、“K-POP旋風元年”であった2010年も、東方神起やBIGBANG、KARAなどに紅白出場の声が上がったが、結果的にはどのグループも出場に至らず。その裏では、NHK独自の判断だけではなく、紅白に絶大な影響力を持つ大物芸能プロオーナーが、自らが利権を持つ演歌勢を押し込むために、水面下でK-POP排除に暗躍したといわれている。
当時、BIGBANG、KARAなどの国内のマネジメントを手がけていた、K-POP推進派で、日本音楽事業者協会の会長を務める「プロダクション尾木」の尾木徹社長やユニバーサルミュージックの関係者らも“韓流枠”確保のために奔走したが、結局は、この大物芸能プロオーナーにはかなわなかった形だ。
しかし、11年は両陣営が和解。大物芸能プロオーナーもK-POP利権を握ったためか、東方神起、少女時代、KARAの3組が出場した。さらに今年は、これらにBIGBANGを加えた計4組が出場当確といわれていた。
ところが、8月に竹島問題が再燃したことで日韓関係が悪化。NHKの松本正之会長が9月の定例会見で、国民からの反発を考慮してか、今年はK-POP歌手を出演させないことをにおわせた。これを受けて、韓流枠が全滅という見方が強まったのだが、10月上旬に放送されたNHK『MUSIC JAPAN』に少女時代が出演。NHKの内情に詳しい音楽関係者によれば、少女時代は年内に同局の別の歌番組に出演することも決まっているという。
これは、紅白出場のための布石のようだ。もし、韓流枠が全滅ということになれば、「文化や芸能に政治を持ち込まない」という大原則が崩れる。しかし、K-POP偏重に違和感を覚えているだろう、年配者からなる紅白の主要視聴者層は無視できない。それだけに一組だけ出場させて、お茶を濁すつもりではないだろうか。そこで白羽の矢が立ったのが、前出のユニバーサルが現在最も力を入れている少女時代だったというのだ。ただし、このあたりは韓国側事務所の都合で二転三転する可能性もあるので、予断は許さない。紅白に出場することになれば、少女時代が韓国国内での反発を浴びることは避けられないからだ。
■幸子、NHK参りの成果で“逆転出場”なるか
K-POPに並んで、「出るか出ないか」で注目を浴びているのが小林幸子だ。今年、“事務所社長の解任騒動”で、前出の大物芸能プロオーナーほか、業界の主流派からひんしゅくを買った小林の、紅白への出場は絶望視されていた。しかし、10月17日に新曲「茨の木」を発売すると同時に、巻き返しを図りにかかったようだ。
そもそも、日本コロムビアに契約解除されて、事実上、NHKを出入り禁止になった小林をなんとか番組に出演させようと、小林とマネジメント契約を結んだ“演歌界の実力者”ワクイ音楽事務所の和久井保代表がNHKに日参。NHKの番組出演条件は、新曲を出すことだったという。
そこで和久井氏らが奔走、小林の親友であるさだまだし作詞作曲による新曲を急遽発売した。これにより、来年1月11日放送予定の『BS日本のうた』の出演が決まり、出禁は解けた。さらに、小林自身もNHKに出向き、『のど自慢イン台湾』のゲスト出演の際に知り合ったNHK理事と、小林が大河ドラマ『花の乱』(94年)に出演した時の番組プロデューサーだった現理事に、紅白出場を直談判したという。
これで風向きは変わったようだ。ある音楽プロ関係者は「NHKも、ここまで話題性が高まった小林を出演させることは、オイシイと感じだしたんでしょう。くだんの大物芸能プロオーナーはいまだ反対しているようですが、彼の言いなりにはならないはず。小林の出場は堅いですよ」という。
一方、小林の出場をのむ代わりの交換条件ではないだろうが、この大物芸能プロオーナーが推す香西かおりが、07年以来、久しぶりに出場する可能性が高そうだ。
「香西は出場15回を誇るベテランですが、ここ数年は落選していた。今年はデビュー25周年を迎えて、是が非でも出場を果たしたいと、早いうちから水面下で動いていた。5月に発売された『酒のやど』の出版権の一部を大物芸能プロオーナー側に渡すことで、プロモーションをバックアップしてもらっているんです。その流れの中で、この芸能プロオーナーが紅白出場も猛プッシュしている。このままいけば、出場は間違いないでしょう」(レコード会社関係者)
演歌勢に関しては、氷川きよしを除けば、今年際立ったヒット曲を出したという歌手がいない中で、紅白出場の可否は政治力がものをいう。これからも数少ない“演歌枠”をめぐって、各陣営の激しいせめぎ合いが続くだろう。小林、香西が出場することになれば、思わぬ大物歌手の落選があるかもしれない。発表までの1カ月ちょっと、もう一波乱あるかもしれない。
(文=本多圭)
歌手・小林幸子が潰されてゆく──! 新曲配信予定のレコチョクに、対立勢力の圧力も!?

「茨の木」
“お家騒動”渦中の小林幸子に、強烈な一撃がお見舞いされた。
小林は前所属事務所社長との確執も清算せずに、新曲「茨の木」を先月27日にリリース。大々的な会見を開き、これまでの苦労やNHK『紅白歌合戦』出場への決意を涙ながらに訴えた。その様子はワイドショーで生中継され、翌日には新曲を耳にしたファンから注文が殺到しているという。これに小林は「してやったり」の表情を浮かべているかと思いきや……。
「舞台裏で、新曲の根幹を揺るがしかねない“事件”が勃発していたんです」
そう証言するのは某音楽関係者だ。小林は騒動を機に、長年在籍していたコロムビアレコードを辞め、独立。生命線となるのは新曲の流通網の確保だ。
「そこで目をつけたのが、ネット配信という手法。新曲はド演歌ではないため、配信のほうが幅広い世代に受け入れられると思ったそうです。彼女はすぐ大手音楽配信会社『レコチョク』に話を持ちかけた」とは別の音楽関係者。結果、27日の会見の席で配られたプレスリリースには<「茨の木」は9月27日からレコチョクで先行配信>の文字が……。
ところが、いざレコチョクを見ても小林の新曲がない。同社に問い合わせてみても「そもそも小林さんのレーベルの方から、先行配信の話を聞いていませんでした。突然準備できるものではありません」と歯切れが悪い。“ズブの素人”ならまだしも、小林は来年芸能生活50周年を迎える大ベテラン。このような不手際がありえるのか?
これに、舞台裏を知る芸能プロ関係者は「小林さんと対立する勢力の中心人物がレコチョクに圧力をかけたのが真相です。小林さんがリリースに『先行配信』と書いているのに、レコチョクが知らないということはありえない。その中心人物にとって、レコチョクの社長は部下みたいなもの。内定していた彼女の新曲配信を潰すなんて、造作もないことです」と明かす。小林の“茨の道”は、まだまだ続きそうだ。
「泣けと言われれば、5秒で泣ける」芸能界50年を生き抜く小林幸子のしたたかすぎる自己演出術

「茨の木」
お家騒動渦中の演歌歌手・小林幸子が先月27日、都内で新レーベル発足&新曲発表会を行った。レーベル名は「SACHIKO Premium Records」で、デビュー50周年記念第1弾シングルの新曲はシンガーソングライターのさだまさしが作詞作曲した「茨(いばら)の木」となった。
小林は会見で「やっと……やっと新曲を出すことができました。新しい一歩です」と万感の表情。サプライズでさだのコメントが用意されていることを伝え聞くや「えっ? 本当ですか?」と何度も繰り返し、「(コメントは)知らなかった。私にとって(さだは)お兄ちゃんであり、親友であり、こんなに素晴らしい歌を作ってくださった。恩人がまた増えました」と涙ながらに感謝の言葉を並べた。
注目される、年末のNHK『紅白歌合戦』についても言及。「新曲で紅白に選んでいただけたらうれしいです。衣装も頭の中で考えてる。出していただけたらうれしい」と訴えた。
こうした“幸子劇場”に、ワイドショー関係者は「会見の模様はワイドショーで生中継できるようセッティングされ、現場には50人以上のマスコミが殺到した。彼女の業界的な評判は相変わらず悪いが、これ以上の新曲宣伝の場はない。現に、会見翌日から新曲の予約が殺到しているそうだ」と話す。
こと“自己演出”という点においては、小林の右に出る者はいない。苦境を演じ、大粒の涙を流す彼女の姿を何度見たことか。芸能プロ幹部はこう断言する。
「彼女は正真正銘のプロ。泣けと言われれば、5秒で泣ける」
連続出場する『紅白』の舞台でも、気付かぬところで自己プロデュース力を遺憾なく発揮している。音楽関係者は「フィナーレのステージでは毎年、最もテレビに映るポジションにいる。アレ、実は彼女のスタンドプレーなんです。リハーサルではもう少し隅っこのほうなのに、本番では気付いたらステージ中央で感極まった表情をしている。じわじわとステージ中央に移っていくんですよ(笑)。出しゃばりという意見もありますが、厳しい業界を生き抜くには、それくらいの強引さは必要。最近の若手アイドルにも見習ってほしいですね」と力説する。
どんなに新曲が売れようが、『紅白』出場は絶望的といわれているが、それは小林も織り込み済み。「すでに頭の中は“落選後”に向いていて、演歌歌手からの卒業も模索しているそうです」とは小林を知る人物。転んでもタダでは起きない小林、さすが芸能生活50年といったところか……。
「もうパチンコ営業くらいしか……」小林幸子・美川憲一騒動の背景にある“興行ビジネスの崩壊”

幸子プロモーション公式サイトより
小林幸子と美川憲一。演歌界きっての大物歌手二人が苦境に陥っている。小林幸子は事務所内紛問題の果てに大手レコード会社・日本コロムビアとの契約を解除し、自主レーベル活動に移行。美川憲一も事務所独立騒動が収まらない。
二人とも、所属事務所社長との関係悪化がクローズアップされているが、今回の騒動は人間関係だけで説明できるものではないという。音楽事務所関係者が解説する。
「二人が苦しくなった根本原因は、演歌歌手の食い扶持である興行収入が、ここ10年ほど下がり続けていることです。美川の場合はNHK紅白歌合戦に落選した影響も確かにあったが、近年は地方でどんな演歌公演を打ってもチケットがさばけず、料金を下げざるを得ない。不況のためにタニマチの多くが退場する中、各地の興行会社の経営も悪化しており、演歌歌手が受け取る出演料は減る一方です」
全国での興行が不振である背景には、県や市などの自治体が運営するコンサートホールで定期的に開催されるコンサート出演料が目減りしていることも大きいようだ。
「“ハコモノ”の典型である公営のコンサートホールでは『市民にちゃんと利用してもらっています』というアリバイ作りもあって、県や市が補助金を出すコンサートが定期的に行われています。かつては歌手本人に渡されるギャラも良かったのですが、近年では予算削減のために補助金が激減。今ではギャラの高い演歌歌手はあまり呼ばれず、イルカや伊勢正三、太田裕美などのフォークや歌謡曲畑の懐メロ歌手が、安いギャラで出演するようになりました」(前出関係者)
今回、小林幸子は日本コロムビアを離れ、独自にCDリリースとコンサート活動を行うという。しかし、多くの地方興行会社は、老舗である日本コロムビアと親しい関係にあるため、今後の小林の活動に協力するかどうかは大いに疑問だ。美川の場合は、そもそも興行不振が騒動の背景にあるため、新たにコンサートを企画するのも難しい。
「もはや二人に残された稼ぐ方法は、パチンコ店の営業くらいでしょう。二人ともパチンコ台やパチスロ機のキャラクターにもなっていますしね。しかし、パチンコ業界も景気は悪くなる一方で、有名人ゲストのギャラ単価は下がり続けている。二人がこれまでのような華やかな生活を維持するためには、パチンコ営業に専念するくらいの覚悟が必要です」(同)
CDの売上不振に苦しむ音楽業界では、興行に軸足を置く演歌歌手は「しぶとい」と見られてきた。しかし二人の苦境は、地方経済の低迷とともに、興行ビジネスそのものが厳しさを増していることを伝えている。
(文=志波道夫)