「長妻サンこそ官僚の言いなり!?」厚生労働省職員がぶっちゃける歴代大臣の裏の顔

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トホホホ......。
 参院選の公示翌日の先月25日、「新党改革」の舛添要一代表と長妻昭・厚生労働相が、ともに千葉県内でマイクを握って自党をアピールした。  舛添氏がJR千葉駅前に登場して「みなさんの給料を上げなければ、消費税を上げても買い物に行かなくなる。私たちはタレントを候補にしていない」と訴えれば、長妻氏は成田駅で「政権交代以降、我々は1兆2,000億円の無駄を削ってきた。ここで野党に逆転を許せば、期待に応える法律が通らない」と叫んだ。  両者のライバル対決には甲乙付けがたい有権者も多いだろう。次期首相待望論が根強い舛添氏に対して、長妻氏は所得報告書によるテレビ出演料などの雑所得が党内トップのメディア露出が多い人物。テレビ局の報道番組でも、この2人の出演には視聴者からの好感度も高いともっぱらだ。  しかし、この2人と共に働いている厚生労働省では、全く評判が違うようだ。省内の職員内では圧倒的に舛添人気が高く、「長妻さんと比較するなら、舛添さんの方がはるかに仕事ができる」と語る職員がいる。  役人が支持するのは自分らにとって都合のいいほうだからではないか、とも思えるが、実は今回、話を聞いたのは直接、出世や待遇に影響がない若い職員たちだった。新旧厚労相で旧に軍配が上がった理由は何か。 「肩書きのない若い職員からの連絡にもちゃんと答えてくれるのが舛添さん」  こう語るのはキャリアも浅い20代の女性職員だ。 「上の人間のミスがあって、それを表で指摘しにくい場合、直接トップである大臣に連絡を入れたんですが、ちゃんとこっちの身元が分からないようにこっそり話を聞いてくれました。細かいことですが、文書のやり取りひとつとっても、舛添さんは丁寧。対して長妻さんはそうした気配りができないんです。いろいろ権限のある人間に対しては厳しい姿勢でもいいですが、私たちみたいな下の人間にまできつい。"年金以外のことは分からない"って態度で開き直ってみたり、大臣としての方向性じゃなくて、日々の勤務態度で省内では嫌われているんです」  また、別の男性職員からは「国会で長妻さんが読む答弁書を作った人に対して、内容以前に句読点の場所まで細かく訂正してくることがあった」という。 「例えば"検討します"という一文にも、解決できそうなものは↑、そうでないものは↓と書き入れろ、とか注文をつけてきたり。そこまでこっちで作らなきゃいけないなら、それこそ自分が批判してきた"官僚の言いなり"じゃないですか」(同職員)  記者出身とあって、鋭い指摘などには評価も高かった"ミスター年金"だが、大臣としての資質には疑問符がつくということか。国民としては、もうちょっと要領よく役人をコントロールしてほしい気もするが......。
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あの幸福実現党に入党した大江康弘議員が激白!「覚悟を持たない人間に国家を語る資格はない!」

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大江議員の入党会見の模様
 第22回参議院選挙が先月24日に公示され、7月11日の投票へ向けて選挙戦がスタートした。「みんなの党」や「たちあがれ日本」などのミニ政党が乱立する中、既成政党に対する不満票がどこへ流れ、どの政党が"第三極"になりえるかがポイントとなりそうだ。  そんな中、宗教団体「幸福の科学」を母体とする団体「幸福実現党」へ、一人の現職議員が入党している。元「改革クラブ」の大江康弘参議院議員だ。今年の4月23日に舛添要一前厚生労働相が自民党を離党し、改革クラブへ合流して「新党改革」を旗揚げする際、大江氏はこれに異を唱えて脱退。5月14日付で「幸福実現党」への入党を発表した。ただし、教団へは入信しないという。  先の総選挙で大川隆法総裁を含む337人を擁立しながら全員が落選し、供託金11億円以上を没収された同党は、これにより国会で初めての議席を獲得したことになる。教団が率いる政党へ入党した経緯や、改革クラブを脱退した背景、党としての参院選への展望などを大江議員に聞いた(同議員は今回の参院選では非改選)。 ──幸福実現党への入党を決めた理由からお聞かせ下さい。 大江議員(以下、大江) 率直に、保守の理念と政策に賛同したからです。私は政治家ですから政策に共感できなければ行動をともにすることはできない。具体的には、日米同盟の堅持、拉致問題の解決、台湾問題などの国防・外交政策、景気回復を優先して小さな政府を目指す経済政策など、保守理念を体現する政策に賛同しています。 ──入党については、大川隆法氏に昨年から打診されていたと報じられていますが。 大江 それは間違いです。私の支援者の一人に幸福の科学のシンパの方がいまして、その人を通じて、昨年の総選挙の後に実現党の林幹事長と会う機会があり、その後も何度か政策論などを交換していた。4月23日に舛添議員が自民党を抜けて改革クラブに入党し、「新党改革」を旗揚げすることになったわけですが、そのやり方に納得できなかった私は改革クラブを脱退しました。その後、実現党と話が進んで5月12日に入党、大川総裁とも今年の5月に初めてお会いしました。 ──舛添氏が「改革クラブ」に入党するらしいという情報は、いつどのような形でお聞きになりましか。 大江 4月1日に、当時所属していた改革クラブの渡辺秀央代表に呼ばれ、そのとき初めて舛添氏入党の話を聞き、協力を求められた。私は、この話には大義がないと思ったのではっきり断ったんですが、渡辺代表は急に怒りだして、恫喝めいた言葉まで吐かれました。こんな人に9年間もついてきたのかと思うと正直哀しくなりましたね。 ──政治家としての舛添氏をどうご覧になっていますか。 大江 自民党を中から変えると言って多くの仲間を集めていましたが、実際はただ執行部批判を繰り返しただけでしたよね。今回の離党に誰一人賛同者がいなかったことからも信頼度の低さがうかがいしれます。タイミングの悪さといい、政治オンチとしか言いようがないですよ。 ──政党が国から政党交付金をもらうには、議員5名以上という要件を満たす必要があります。舛添氏が政党クラブに入ったのは交付金を得るためだけと指摘する声もあります。 大江 私はずっとそう言っている。舛添氏は政党交付金目当て、その舛添氏を党首に迎えて新党に参加した人たちは舛添人気目当て。人気に乗っかって「夢よもう一度」という人間たちが勝手に政党を作り上げただけ。野合の集まりで、そこに大義はない。自らが必死の思いと覚悟を持たない人間に国家を語る資格はないんです。 ──大江議員は07年に民主党の比例区で当選され、その後、小沢体制に反発して08年に改革クラブへ参加されました。今回は二度目の離党となりますが、いったん議員辞職した後に、今度の参院選挙で実現党から立候補するという選択肢はなかったのですか。 大江 そういうご批判があることは当然、承知しています。ただ、これは脱法行為ではなく、制度として認められている。その中で、一人でも多くの国民に私たちの政治信条を伝えていきたいというのが願いです。ただ今後、「おかしいじゃないか」という国民議論が起こり、国会で審議されることになれば、そこはしっかりと受け止めていかなければならないと思います。 ──民主党のどんな点に不満だったのですか。また、今の民主党をどうご覧になりますか。 大江 民主党は、本質的に国益を考えずに政局や選挙一点張りの発想なんです。政権を担う資格はない。菅総理は鳩山前政権の副総理で連帯責任があるはず。そのまま総理になるなどありえません。今まで自民党の総理が交代する際に「総選挙で民意を問え」と批判し続けた民主党が同じことをしている。メディアもそれを報じない。さらに、菅総理、仙谷官房長官、枝野幹事長という体制。鳩山政権よりさらに左寄りです。増税方針をとって景気を悪化させないかと、非常に心配して見ています。 ──創価学会と公明党との密接な関係とは違い、幸福の科学の信者さんたちは元々の支持政党に投票する人も多いと聞きます。議席の獲得は難しいという声が多いようですが。 大江 政党自体の歴史が浅いですし、信者さんへの縛りも一切ないようですから。ただ、私は政策を冷静に見て欲しいと思っています。政策内容は大変素晴らしいんですよ。今すぐでも政権与党ができるくらい(笑)。ぜひマニフェストをご覧になって下さい。ただ、いかんせん選挙経験が少ない。街頭演説やポスター貼りなど頑張っているとは思いますけど。とにかく、縁のある方々にしっかりとお声をかけさせていいただき、真摯にお願いしていくしかない。 ──大川隆法氏の"霊言"についてはどんなご意見をお持ちですか。 大江 畏怖の気持ちをもって受け止めているというのが正直なところです。もともと、宗教心を持って政治を行なうべきだと考えていましたし、これまで政治家としてがむしゃらに生きてきたため、その方面の勉強が不足しているのは事実です。ですから、大川総裁の本は一冊ずつ丁寧に読んでいますよ。ただ、5~6月だけで20冊以上出ているので、読む方が追いつかないというのはありますけどね(笑)。今後の私の課題は、早く信者のみなさんのレベルに近づくこと。しっかり努力していきたいと思っています。 (文=浮島さとし)
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事業は仕分けても領収書は出さない蓮舫議員 事務所経費問題はこのままうやむやに!?

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蓮舫議員、このまま逃げるつもり?
 「クリーンな政治」(菅直人首相)を標榜する菅新政権が不明瞭な事務所経費で揺れている。  荒井聡国家戦略担当相、蓮舫行政刷新相、川端達夫文部科学相の現役3閣僚が、実態のない架空の事務所を「主たる事務所」として総務省に届け、使われたはずの事務所経費の使途がいまだ検証できていないという異常事態が続いているのだ。  荒井氏の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」は、東京都府中市の知人宅を過去7年間にわたり事務所として届け、家賃や人件費相当の経費として6年間で約4,200万円を計上していた。ところがこの知人が「家賃は受け取っていない。たまに郵便物が来るのを整理していただけ」と各メディアに証言したため、実態のない幽霊事務所の存在が明らかになった。  また、蓮舫氏は自らの事務所を「民主党東京都参院選挙区第3総支部」として報告。2006年から08年の3年間で172万円の経費を計上していた。ところが、報告書に記載されている事務所の場所は東京都目黒区の自宅。蓮舫氏は自宅に事務所としての実態がないことをすでに認めている。さらに労組出身の川端氏も、87年から08年までの期間に事務所経費として約3,700万円を計上していたが、事務所所在地は出身母体である東レ労働組合の幹部宅や公設秘書の自宅だった。  これについて、「法的には政治資金規正法違反ではないと民主党は言っていますが、限りなくグレーであるとも言えます」と語るのは、政治ジャーナリストで「日本BS放送」報道局長の鈴木哲夫氏だ。 「自民党時代にもこうした問題が次々に発覚したが、そのときは赤城徳彦農相が辞任に追い込まれるなど全員が詰め腹を切らされた。菅内閣が『クリーンな政治』を本気で掲げるならば、会期を延長してでも国会の場でしっかりと説明をすべきでした」  また、メディアが積極的に報じていない点も問題だと指摘する。 「前回の自民党のときは、大手メディアがこぞって報じて反自民の世論を形成した。今回それがないことも民主に有利に働いているでしょう」  実際、菅首相は「党の調査で問題なしと聞いている。一つの結論が出たのではないか」と火消しに躍起。逃げ得とばかりに国会を閉幕させ、説明に応じる気配はない。  自民党の赤澤亮正衆院議員は、先日閉幕した国会で3閣僚に対する質問趣意書の提出に携わり、荒井氏や蓮舫氏の実態のない「事務所」を実際に現地調査するなど、本件に深く携わっている議員の一人。問題をこのまま終息させていいのだろうか? あらためて今回の事務所経費問題のポイントを聞いた。
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国会開会中の衆院会館第24控室で取材に
応じる赤澤代議士
――民主党の3閣僚がしたことがなぜ問題なのか、基本的なところからお聞かせください。 赤澤 各政党の活動費は政党助成金といって税金でまかなわれています。そのお金は政党から政党支部、後援会事務所などへも流れているわけです。当然、収支を明確にしなければならない。そのために政治資金規正法という決まりがあるわけです。で、今年の4月から1円以上の領収書を求めに応じて公開するという決まりになった。お金の使い道を国民が知ることができる仕組み、というのが大前提です。国民がわかるように領収書を保菅しておく。ところがそれがないという人がいる。では何に使ったのかという話になりますよね。 ――つまり荒井大臣も蓮舫大臣も、事務所経費として家賃や人件費にお金を使ったと報告しておきながら、実際はそんなところに事務所はなかった。ではそのお金は何に使ったのか説明しなさいということですね。代議士は実際に現場にも行かれていますよね。 赤澤 蓮舫議員のご自宅に行ってみると、お父さんとお母さんとご主人の表札の他に、民間会社の表札がいくつかかかっていました。ところが選挙事務所は表札すらない。会社の表札はあるのに、です。荒井議員の後援会事務所にいたっては、都心から遠く離れた府中。閑静な住宅街にある集合住宅で、今も人が住んでいますよ。荒井氏は「後援会は解散して今はもうない」なんて言ってますが、最近まであそこで後援会が活動していたと思える客観的状況でさえないわけです。 ――実際、蓮舫議員も荒井議員も実態がない点を認めています。荒井議員の場合はその建物に住んでいる「知人」が、家賃ももらわず後援会としても使われてないと言っていますし、蓮舫議員も事務所としての実態はなく、172万円はコピー機のリース代などに使ったと。 赤澤 事務所としての実体がないのに「ある」と報告をしていたのだから、なぜ嘘をついていたのか、そこに使ったはずのお金を何に使ったのか、証拠書類とともに報告する必要があるのは当然です。非常にシンプルな話です。 ――過去に自民党でも赤城徳彦氏、松岡利勝氏、太田誠一氏の各元農相が、同じく事務所経費問題を追及されたことがありました。 赤澤 そのとき、赤城氏と太田氏は辞職。松岡氏が自殺されたことはご承知の通りです。太田氏にいたっては領収書を提出したのに辞職まで追い込まれた。それなのに民主党は領収書も出さなければ、説明もしていないんですよ。 ――蓮舫議員は「領収書はすべて公開した」と言っています。 赤澤 非常に重要なので皆さんに勘違いしないでいただきたいのは、公開なんてしていないんです。彼らが公開したと言ってるのは、一部の報道陣に限定して、二時間という時間制限のもとに、疑惑があるとされている年数の一部の期間の領収書を、しかも3人分を同時に出してきて、なおかつコピーも禁止という、異常な条件下で「公開した」と言っているんです。一人分だけで数千から数万という領収書が糊で紙にぺたぺた貼られたものを、しかも3人分ドンと机に置かれて二時間で全部見ろという。コピーができないから記者が必死で写真を撮ったら、たまたまコミックだのキャミソールだのCDだの、妙なレシートが写っていた。よく見つけましたよ。 ―それでは一般の国民が知ることがまったくできません。やましくないならPDFにしてウェブ上で公開してもいいはずです。むしろ積極的に公開することで疑惑が晴れると思うのですが。 赤澤 おっしゃるとおりで、公開というのは最初に申し上げたように、あくまで一般国民が見ようとしたときに見られるというのが大原則ですよ。それが政治でいう公開です。ましてやコピー禁止なんて論外だし、時間制限なんてまったく意味不明です。 ――ということは、民主党3閣僚の事務所経費はいまだに使途が全然分かっていない? 赤澤 そういうことです。領収書を積み上げた金額が、届出と一致しているかどうか、実はいまだにまったく検証されていない。極端に言えば、荒井議員が一年間で700万円と言ってる事務所経費について、たとえば100万円単位で領収書が足りてないなんてことも、まったく否定できないという状態なんです。なにしろ、これほど言われても公開しないんですから。 ――彼らは閣僚としての責任を果たすために何をすべきだとお考えですか? 赤澤 今回のような疑惑を指摘されている閣僚がすべきことは二つです。ひとつは領収書の公開。それと誠意ある本人による説明。ごくごく、あたりまえのことです。 ――菅首相の任命責任もありますか? 赤澤 当然あります。さらに細野豪志幹事長代理の責任も大きい。自分に直接関係ない事務所経費問題でしゃしゃり出てきて、「調べた結果、問題はなかった」なんて言った。そもそも身内の調査なんて誰が信用するかというのが一点。さらに、キャミソールだCDだとおかしなレシートが混ざっていたにも関わらず、そんなイカサマ報告書を示して「適正だった」なんて断言してしまった。国民の目をあざむき、身内をかばう。辞任に相当する非常に重い責任がある問題だと思っていますよ。  * * *  奇しくも問題が発覚する直前の今月6日、参院選の応援演説に訪れた大阪で蓮舫氏は、「事業仕分人がやってくる!」と題されたイベントに参加し、次のように演説している。「政治とカネの問題で、もう二度と皆様にご懸念、ご疑念を抱かせないクリーンな政治をお約束させていただきたいと思いますが、皆様いかがでしょうか!」  領収書の提出を頑なに拒みながら参院選のドサクサへ突入し、「ご懸念」にも「ご疑念」にも一切答えるそぶりを見せない菅内閣。もはや民主党のお家芸ともいえる今回のブーメランを、菅首相と3閣僚はこのままかわし続けることができるのだろうか。 (文=浮島さとし)
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鳩山首相、突然の退陣 次の総理に相応しいのは菅直人氏? それとも……

 鳩山首相の突然の辞意を受けて、与党・民主党は4日に代表選を行うことになりました。前原国交相、岡田外相など有力者が次々に菅直人副総理・財務相への支持を表明していますが、果たして次の総理は菅氏で決まりなのでしょうか。
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 普天間の米軍基地移転問題をはじめ、数々の難題を抱えたままの政府与党にとって、次の代表には強いリーダーシップと明確なビジョンが要求されることは言うまでもありませんが、この国のリーダーとしてもっとも相応しいのはいったい誰なのでしょうか。あなたのご意見を聞かせてください。 【投票する・結果、コメントを見るには以下より】
【参考リンク】 ■明快図説■民主党の党内人脈図2010(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/seiji/graph/minsyujinmyaku/ マニフェスト達成率5%以下! 週刊誌に総叩きされる民主党政権の"嘘"と"失態"(10年3月) http://www.cyzo.com/2010/03/post_4043.html いきなりの公約破りにネットで批判続出! 民主党が"脱・記者クラブ"を反古に(09年8月) http://www.cyzo.com/2009/09/post_2808.html 米国との衝突、党内内紛......民主党政権の「キケンすぎる未来」(09年8月) http://www.cyzo.com/2009/08/post_2598.html

「ツイッターは合法だけど自粛」ってどうなの!? メールは? ニコ動は?

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Twitter議員の代表格・藤末健三氏。
 いわゆる「ネット選挙の解禁」へ向け、与野党はこの26日に各党協議(民主党、自民党、社民党、公明党、共産党)を行い、これまで禁止されていたインターネットを利用した選挙運動を、夏の参院選から解禁することで最終合意した。これにより、政党や候補者自身のホームページ(HP)やブログの選挙期間中の更新が可能になる。2002年に総務省の研究会が容認を求めてから9年越しの"悲願"が結実することになる。  一方で、ここ数年利用者が爆発的に増えているツイッターについては、法律上ではHPやブログと同じ扱いとなるものの、他人のコメントを引用する「リツイート」により、「ブログのトラックバックと比較して極めて操作が簡単で、なりすましの被害が起きやすい」(協議に参加した慎重派議員)との慎重論により、夏の参院選ではひとまず「自粛」する方向で決着した。また、メールについても「誹謗中傷に使われる」との理由で解禁は見送られることになった。従って、期間中のメルマガ更新も違反となるため、情報発信は基本的にHPとブログに限定されることになる。  これを受けて、ネット上では「一番マストなツールを見送ってどうすんだ」「ユーストで討論会観たかった」など、中途半端とも言える形で終わった今回の"解禁"に、一部では失望の声も出始めている。また、「メールなんて監視できんの?」「法律違反じゃなきゃツイッターやれちゃうしww」と、事実上、抜け穴だらけの制限に疑問視する声も上がっている。ネット選挙解禁へ向けて早くから取り組み、自らもブログやツイッターを活発に利用していることで知られる民主党の藤末健三参院議員に、今回の一連の動きについて聞いてみた。 ──ツイッター自粛に関連して各党の実務者が28日までにガイドラインをまとめると報じられましたが、具体的なものは出来上がったのでしょうか。 藤末議員(以下、藤末) いや、まだ完全には出来上がっていないようです。当面は各党内で「自粛していこう」と、周知を徹底していくことになると思います。 ──参院選公示日を仮に6月24日と想定すると、周知期間の確保も含めてタイトなタイムリミットとなりそうです。遅くともいつ頃までに国会提出をする必要がありますか。また、沖縄基地問題などで国会が紛糾した場合、最悪は先送りされる可能性もありますか。 藤末 あくまで仮定ですが、公示日がもし24日なら周知期間を勘案して4日には公布しないと間に合いませんから、そうなると国会提出のタイムリミットは6月1日の週冒頭になると思います。先送りについては絶対ないと信じたいですがね。それはあってはだめ。やっと与野党が最終合意できて法案提出寸前まできて、国民の皆さんの期待度も高まっているわけですから。 ──これまでも選挙期間中にHPやブログの更新をしていた議員がいたと言われていますが。 藤末 いわゆる泡沫政党の中にはそういう方が若干いたと聞いていますけどね。民主党内では一人もいないはずです。いたら問題ですよ。 ──ツイッターが自粛ということはユーストリームもNGなわけですが、ニコニコ動画による討論会のような方法はどうなんでしょうか。 藤末 現状では不透明と言わざるを得ません。しかし、私見ですが、ガイドラインに従って常識的におかしくないことならば、是非ともやっていくべきではないでしょうか。せっかくネット選挙を解禁したわけですから、みなさんにどんどん盛り上がっていただかないと意味がないですよね。 ──メールの利用は「誹謗中傷に使われるから」との理由で今回は見送られましたが、複数の代議士から話を聞くと、現状でも怪文書などによる"紙爆弾"は日常的に横行しているそうですが。 藤末 僕もそう思いますよ。ようするに"反対派"の方々が、反対するための理由としてあげているだけなんじゃないですか。合理的な理由とは言えませんよね。 ──反対する議員は、なぜネット解禁に反対するのでしょうか。 藤末 「なりすまし」や「誹謗中傷」の危険性を理由にはしていますけどね。実際にはネットを日常的に使えていない方も多いんですよ。HPさえ立ち上げていなかったり、去年のお花見の写真をいまだにアップしていたり(笑)。そういう方にとっては、今解禁されてしまうと、ネットをうまく使いこなす議員と比較して不利になりますから。そのためのスタッフも新たに確保しなければならないし。 ──総務省によれば昨年末のネット利用者数は9,000万人です。老人や子どもを除けば、ほぼ全国民が利用していると言ってもいい。そんな時代に「自分がネットを使えないから自分のレベルに合わせてちょっと待ってくれ」という考えは、国会議員の対応としていかがなものかと。 藤末 まさにそうなんです。そういうことをメディアの皆さんが大きく報じてください(笑)。私もまったくそのとおりだと思いますよ。 ──ツイッターは、法的にOKということは、仮になし崩し的に更新されてしまっても法的に罰せられないことになります。それで実際に自粛が守られるでしょうか。また、メールについても現実に監視できると思われますか。 藤末 実は、26日の与野党合意とは関係ないところに存在する無所属議員などもけっこう多いんですよ。まずはそういう方々に自粛が徹底できるかは非常に難しいというのが正直な感想です。特にメールについては、膨大な情報がネット空間でやりとりされていますから、これを一つひとつすべて取り締まる方法は現実にはないでしょうね。 ──その中で今回の法改正の意義を。 藤末 いずれにせよ、桜井政審会長(今回の与野党協議の座長)がおっしゃっているとおり、第一歩を踏み出せたのは非常に大きいと思いますよ。これまでは、選挙期間中に大きな出来事が起きても、それに対する政治家としての声を発信することすらできなかったわけですから。今回の実績が次の選挙へ向けてつながることは間違いない。それより、せっかく解禁になるのですから、皆さんも各候補者のブログやHPをしっかり監視してください。自分の意見を持っている候補者は、ブログでもしっかりとしたメッセージを発信しているはずです。 (文=浮島さとし)
なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか なぜなぜ? amazon_associate_logo.jpg
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男の乳首が女の性欲を刺激する!? 『国会議員の迷言議事録99 へんな国会』

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『へんな国会』ポプラ社
 国会――。それは「国権の最高機関」。ここでは日々、日本国民にとって重要な話し合いが行われ、少しずつなのか、一気になのか、何かしらの政策が決まっていく。  われわれが普段テレビで目にする国会の様子と言えば、なんだか具体性がなく、小学生の喧嘩か、とツッコミたくなるような点ばかりが目につく。  けれど、あれは議員全員が参加する本議会の中継で、実際の具体的な話は、衆議院・参議院、それぞれ17の委員会でしっかりと話し合われた上で、本会議に上がってくる仕組みとなっている。  委員会には、法務委員会、財務金融委員会、文部科学委員会などの種類があり、各20~50名程度の議員で構成されている。『へんな国会』は、作者いわく「珍妙で奇妙で絶妙な、味わい深い発言の宝庫」である、この委員会の中での話し合いを中心に、99の迷言を、当時の状況やその発言に続く言葉なども付け加え、紹介している。  特に、恋愛や性に対する考え方は他の議論よりグンを抜いて個人的な意見が多く、興味深い。 <気になる迷言1> 「ジャニーズの男の子が乳首を出して踊ると女子の性欲が刺激される」 (2009年6月26日/枝野幸男・民主党)。  男の乳首は「ワイセツ」なのか否か。児童ポルノを取り締まる法案を話し合う中で、男の乳首が問題に。さらに踏み込み、海水浴場で上半身裸になった青年の乳首は違法か、などについても議論が及んだ。もしもワイセツ性があると判断されていたら、今年の夏は男もレオタードのような水着を着用しなければならなかったかもしれない。想像すると、ある意味、ゾクッとする。 <気になる迷言2> 「どんなに好きな女性がいても、時給780円では<おれについてこい>とは言えません」(2007年3月28日/杉村太蔵・自由民主党)。  正直で熱い男、杉村太蔵氏。少子化対策についての議論の中で、若年者雇用問題の改善こそが、婚姻数の増加、ひいては出生率向上につながると考えているとの持論を展開しながらの発言。元派遣社員の太蔵氏だけに、やけに説得力がある。ちなみにこの前年、彼は幸せな結婚を果たしている。  他にも、牛乳需要が減ったのを残念に思い、「農協の売店にコーラやファンタを置くな。あくまで牛乳一本槍でいけ。」(1986年3月27日/鈴木宗男・自由民主党)という無茶な提案や、「佐藤勉さんって、なんで8つも大臣をやってるの?」(原口一博・民主党)という素朴な疑問も、ちょこちょこと見られる。  そして、今の民主党を見事なまでにズバッと言い当てているのが、この発言。 「民主党政権は花火を上げるだけ。ぶれるというよりワープしている」(2009年11月10日)  これは、ヤンキー先生として有名な自由民主党・義家弘介氏の発言で、ウマイ! 一本取られました、と思わず感心させられる。確かに、鳩山首相が強引に終結に向かわせた「普天間基地移設問題」を見ていると、もうワープし過ぎて、「えーっ、何が起こったの?」と言うほかない。  ともかく、委員会の中での発言は、意外と見ごたえというか、聞きごたえがあるということが分かってくる。本書をパラパラとめくるだけで、思わず噴き出してしまうほどの迷言が発見できるので、一度ご覧あれ。国会議員だって、人間だもの。へんな発言もするもんだ? (文=上浦未来) ●のり・たまみ 世界中の「へんなもの」をこよなく愛する人間ウォッチャー。日本のみならず、世界中の政治の仕組みや、法律などをこよなく偏愛するあまり、毎日国会の委員会発言をチェックするおかしな趣味を持つ。著書に『へんなほうりつ』『フー・アー・ユー?』(ともに扶桑社)、『世界一へんな地図帳』(白夜書房)、『20日間で理想の恋人をGETする方法』(南雲堂フェニックス)、『2階でブタは飼うな』(講談社文庫)、『世界のとんでも法律集』(中公新書ラクレ)などがある。
へんな国会 みんな口が達者です。 amazon_associate_logo.jpg
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踏み倒し、暴力団関与、DV、薬物疑惑……夏の参院選 タレント候補の醜聞累々

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『星降る街角/わたし祈ってます』
敏いとうとハッピー&ブルー
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  7月に予定されている参議院選挙にタレント候補が乱立していることが、話題になっている。彼らに懐疑的な視線を送る向きも少なくないが、筆者もその一人だ。  特に気になるのが、ムード歌謡グループ「敏いとうとハッピー&ブルー」のリーダーである敏いとう。最近も、筆者が20年来親しくしている銀座のテーラーのM氏から「敏みたいな男が、国民新党から出馬するのは許せない」と怒りの告発が寄せられた。  M氏によると、敏は知人の紹介で、このテーラーで15万円相当のスーツをオーダー。ところが出来上がったスーツに難癖をつけて、一銭も支払わなかったという。さらに、それから数年後、この未払い事件を知らなかった従業員に今度はメンバー全員の白のスーツを注文。値段にして100万円。彼らのレコード・ジャケットには、メンバー全員がそのスーツを着て写っているにもかかわらず、スーツ代をいまだ支払っていないという。  敏についてはM氏からだけではなく、芸能関係者からも、暴力団との黒い交際や借金の踏み倒しという過去、それにギャンブル狂といった話を聞いている。敏と親しい芸能関係者に「国民新党の亀井静香は、このことを知っているのか?」と聞いたところ、「敏は、『警察上がりの亀井の秘書に"暴力団との関係だけは口にするな"と念を押された』と言ってました」と言う。つまり、国民新党も確信犯なのである。呆れた話だ。  また、昔、TBSの人気ドラマ『3年B組金八先生』で突っ張り女子中学生を演じていた女優の三原じゅん子が、子宮がんを克服した経験から政治に目覚めて、自民党から立候補するという。三原は、役の上だけでなく、私生活も突っ張っていて、1987年には恋人と一緒にいたところをフライデーされたことに激怒。記者に暴行を働いて、逮捕されたことがある。また、男性関係の乱脈ぶりはつとに有名で、イメージ商売の芸能人としては自覚に欠けるという批判も受けていた。イメージ商売といえば、政治家も同じ。気性の激しさや男癖の悪さが足を引っ張らなければいいがと、老婆心ながら心配してしまう。  関西からは、吉本興業に所属していた桂きん枝が、民主党から出馬することになった。きん枝はかつて、深夜に横浜市内の路上を18歳未満の女子と歩いているところを警察に任意同行され、援助交際疑惑が持たれ、一時、桂小文枝一門を破門されたり、薬物疑惑を取りざたされたりした過去がある。きん枝を知るお笑い関係者に聞くと「最近のきん枝はレギュラー番組もないし、高座の出番も少ない。要するに仕事がないから、政治家にでもなろうというスタンスですよ」と手厳しい。  さらに気になるのは、自民党から出馬する元プロ野球選手の石井浩郎だ。今年4月に写真誌で2度目の離婚が明らかになったが、離婚原因は石井の激しいDVだと報じられた。また、巨人時代には、球団に女性から「弄ばれた」というクレームの電話が何本かあったという。現役引退後、銀座などでもつ鍋屋をオープンしたが、そこで女性客をナンパしたという話も聞こえてくる。  かつて過ちを犯したからといって、政治家に不適切とは言い切れないが、人間、そう簡単に本質は変わらないのも事実。前回の参院選に出馬した女子プロゴルファーの横峰さくらの父親の横峯良郎は、当選後、賭けゴルフや女性スキャンダルが発覚したが、そんなことが起こらないように、各党、候補者の身体検査を徹底的に行ってほしいものだ。 (文=本多圭)
星降る街角/わたし祈ってます 周囲はあまりハッピーでないようす。 amazon_associate_logo.jpg
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国益の元に隠された秘密交渉 教科書には載っていない『戦後「裏」外交史』

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『戦後「裏」外交史』(洋泉社)
 昨年秋、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作内閣政権下で、日本国内への核持ち込みを認める密約が結ばれていたことが報じられた。沖縄における基地問題も相まって、国内では安全保障についての議論が盛んに行われている。北朝鮮の核政策を巡る6カ国協議も再開に向けて動いており、いま、外交問題がにわかに熱を帯びているのだ。  よく、日本人は外交が下手だと言われるけど、戦後65年の間、なかなかどうして、裏でさまざまなネゴシエートがなされていた。『戦後「裏」外交史』は、戦後、外国との交渉の水面下でどんな動きがあったのかをたどったムックだ。GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の統治政策から北朝鮮による拉致事件まで、日本外交史の裏舞台が詳細に記されている。表紙には、吉田茂、佐藤栄作、田中角栄、竹下登、小泉純一郎といった"お歴々"の顔が並び、いずれも腹に一物も二物もありそうな笑顔だ。外交ジャーナリスト・手嶋龍一と元防衛大臣・石破茂、衆議院外務委員長・鈴木宗男のロングインタビューも掲載されており、読み応えのある内容となっている。  戦後、GHQと日本政府の間に多くのフィクサー(黒幕)が暗躍して、両国の仲介を果たした。右翼の幹部であったり、ヤクザであったり、女優であったりと、フィクサー達の肩書きはさまざま。白洲次郎や渡辺恒雄、最近では佐藤優など著名な人物の名前もちらほら見受けられる。  例えば、1972年の沖縄返還。「冷戦構造下における戦略上の拠点として必要」と、アメリカは返還を渋ったが、「密約」を結ぶことで沖縄返還が成立。その密約の秘密交渉にあたったのが、若泉敬という京都産業大学の教授。アメリカが支払うべき沖縄の土地復元費用を日本が肩代わりする密約も同時に結ばれた。71年、毎日新聞の西山太吉記者がこの密約をスッパ抜いたが、国家公務員法違反で有罪となる(西山事件)など、沖縄返還交渉は、とかくキナ臭く、国家にとってアンタッチャブルな事柄なのだ。現在も外務省は密約の存在を公式に認めていない。  この政治家やフィクサーたちの行為は、決して清廉ではない。のちに逮捕された者、失脚した者も少なくない。だが、国と国がケンケンガクガクで凌ぎを削る交渉のテーブルで、必要とされていたある種の必要悪であったといえる。教科書には書かれていない、テーブルの下でスネを蹴り合うような"ウラ外交"は喜劇に似ている。 (文=平野遼)
戦後「裏」外交史 怖っ。 amazon_associate_logo.jpg
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「雲の上」発言の民主党・山岡国対委員長 「新潮」損害賠償放棄とSLAPP訴訟の闇

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。  混迷を深める普天間返還問題。その渦中での民主党・山岡賢次国対委員長「雲の上の話」発言は多くの人を唖然とさせたが、その直前にも山岡委員長に"唖然"とさせる"事件"が起こっていた。  それは2009年に「週刊新潮」(新潮社)が掲載した「山岡の裏金要求疑惑」記事に対し、山岡が名誉を傷つけられたとして1,000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていた件で、今年4月30日になって原告である山岡が損害賠償請求を放棄したことだ。  「週刊新潮」はこれを受けて「山岡側の全面降伏」だと勝利宣言したが、この訴訟放棄は「全面降伏」どころではない問題を内包している。  山岡委員長が行った訴訟は、今話題になっているSLAPP裁判に当たる。SLAPPとは、都合の悪い意見や批判を封じ込めるために行う嫌がらせ訴訟のことだ。  ジャーナリストの鳥賀陽弘道氏が日本で初めて使用したことで広まりつつある概念だが、権力を持たない比較弱者に対して、政治家や公人、企業などが恫喝、発言封印のために起こす報復的な訴訟だ。  政治家や権力者が批判記事を書かれた場合、高額な損害賠償請求を起す。マスコミはそれを報じ、「事実無根の記事を書かれた」「徹底的に戦う」などと批判された本人の勇ましい主張も掲載される。  1~2年ほどして裁判が佳境に入ると、和解や訴えの取り下げをひっそりと行う。その際はマスコミも報じなかったり、また報じたとしてもごく小さな扱いで、事実は闇の中となる。世間もそんなことがあったのかと忘却の彼方だ。  こうした訴訟は関係者や世間に対して「裁判まで起こすのだから、記事は嘘だ」というアリバイ・アピール訴訟であり、金と時間がある権力者がよく使う手だ。  提訴当時、山岡側は「悪質な選挙妨害」「激しい憤りを感じる」などと怒りをあらわにしたコメントを発表していたが、放棄の際には発表も一切なし。さらに裁判では山岡自身の証人申請が行われようとした時点ということからも、まさに「目的は達した」上での放棄と考えられる。  訴えられた側は弁護士費用などの金や時間が膨大にかかり、言論に対する萎縮効果も抜群だ。  ただ山岡委員長の誤算は、直後の「雲の上発言」で自身が話題になっていた時期と重なってしまった上、政権交代で政権与党となり、また請求放棄を「週刊新潮」が特集で取り上げたことで、広く公になってしまったことだろう。  強者によるアリバイ訴訟、言論弾圧、嫌がらせ訴訟――こうしたSLAPP裁判について、司法だけでなくマスコミもなんらかの方策を打てないものか。民主党が唱えた取調べの全面可視化も実現できない上、国対委員長がSLAPP裁判を起こしているようでは、それも期待できないのかもしれない。 (文=神林広恵)
俺たち訴えられました!---SLAPP裁判との闘い STOP! 弱い者イジメ! amazon_associate_logo.jpg
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「谷でも金、民主でも金(カネ)」!? 谷亮子の国政進出、応援しますか?

 10日、今夏の参院選比例代表に立候補する柔道五輪金メダリストの谷亮子が、民主党・小沢幹事長とともに記者会見に臨みました。会見中、小沢氏を「小沢先生」と呼び、従来からの太いパイプをアピールした谷氏。ネット上では「谷でも金、民主でも金(カネ)か!?」などと揶揄する声も上がっています。
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 言わずと知れた、"史上最強の48キロ級"でもある谷亮子。競技生活を続けることも明言し、「ロンドン五輪で金メダルを目指す」とのことですが、果たして国政との"2足のわらじ"となるのでしょうか。金メダル獲得時以上とも思えるような笑顔を振りまいた谷亮子の国政進出、あなたは応援しますか? しませんか? 【投票する・結果、コメントを見るには以下より】
【参考リンク】 "負けても代表"谷亮子は柔道界のアンタッチャブル!(07年) http://www.cyzo.com/2007/09/post_34.html 参院選 民主、谷亮子擁立 会見での主なやりとり http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100511ddm035010068000c.html 橋本聖子「二足の草鞋は両方の力になると信じていたのに、どちらの世界も傷つけていたのかと思うと、私自身も傷ついて、何かに負けたのです」 http://www.seiko-hashimoto.com/pf3.html