元NHKアナの堀潤が次期参院選に“みんなの党”から出馬へ「NHKに恨み節をぶつける!?」

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「堀潤のテレビでは言えない話 」ニコニコ動画
 NHKの元アナウンサー・堀潤氏が今夏の参院選に、みんなの党から神奈川選挙区で出馬することが濃厚となった。  同氏はNHKアナ時代に東日本大震災による原発事故の報道姿勢をめぐり、上層部と対立。干される形で昨春に米国に留学し、帰国後の今月1日付で退局した。  堀氏の出馬は神奈川新聞が7日付で報じたもの。これを受けて同氏も8日に有料のメルマガでNHKに退職願を提出後、複数の政党からの接触を初めて認めた上で「新たなリベラル勢力の結集が必要」と述べ、「みんなの党から出馬要請がきたら『永田町の情報をだだ漏れにして、永田町の論理などというものを日本からなくす』。これが実行できるであれば少し考えみます」と出馬について語った。  政治記者によれば「選挙区の神奈川は江田憲司幹事長と浅尾慶一郎政調会長の地盤。仮に堀氏が出馬すれば、知名度もあり、まず当選する」という。  こうなると戦々恐々なのが、古巣のNHK。半ば“ケンカ別れ”に近いため、堀氏が選挙演説などで「NHK批判を行うのでは?」との憶測が流れているのだ。 「NHK批判は他局にとって格好のネタ。連日張り付く政治記者も出てくるだろう。何より、NHKは公共放送であるため、どんなに“憎い相手”でも公平に取材しなければならない。堀氏の選挙運動をどう扱うか、頭の痛い悩みでしょう」(テレビ関係者)  昨年12月の衆院選に続き、自民党の圧勝が予想される次期参院選。政治記者の間では“やっつけムード”も漂う中、堀氏が台風の目になりそうだ。

ヤクザにお願いして当選する政治家も!? 暴対法強化でも絶てない裏社会との関係

【サイゾーpremium】より ――政治家が反社会的勢力との交際を暴露されれば、一大スキャンダルとなり、閣僚が辞任に追いこまれたり、有力な議員が失脚する例は多い。一方で、これだけスキャンダルになるのだから、珍しいことなのか? と思われるが、どっこい彼らは日常的に”お付き合い”があるようだ。新政権に変わったことで、こうした不適切な関係に変化はあるのだろうか?
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『橋下徹のカネと黒い人脈』(宝島社)
 民主党政権末期の2012年秋、立て続けに閣僚の暴力団との交際が取り沙汰された。 「週刊新潮」(新潮社)10月18日号では、田中慶秋元法務大臣が、指定暴力団稲川会系の組長が参加する宴席であいさつしていたという証言を写真付きで紹介。続いて、「週刊文春」(文藝春秋)10月25日号では、城島光力元財務相が09年の衆院選挙の際に、稲川会系暴力団のフロント企業から応援を受けていたと報じている。  田中元法相の件に関しては、30年も前の話がなぜ今? とも思えるが、「田中氏に近い裏社会関係者が、なんらかの揺さぶりをかけるためにリークした。『こちらにはまだ手はあるぞ』という脅しでしょう」(某誌政治記者)という。  結局、田中元法相は辞任したが、政治家と裏社会の交際に関する疑惑はこれに限ったことではない。  例えば新政権の首相、安倍晋三氏に関しても、「週刊ポスト」(小学館)が10月26日号で、”山口組の金庫番”と呼ばれる人物との交際を報じている。  暴対法や、暴力団排除条例などもあり、その交際が指摘されるだけでスキャンダルとなる今、政治家が裏社会とつながることには、デメリットのほうが大きいだろう。だが、利権と複雑な人間関係が絡み合うのが政治の世界。そこで政治家と裏社会は、世間からは隠れつつも、関係を持ち続けてきた。 ■日本社会に根付く裏社会組織の歴史  歴史を見れば両者のつながりは60年代頃まで、ヤクザの葬式に政治家が花を出すなど、ある程度は公然と行われていた。  例えば、戦前の二大政党制の中では、「院外団」という裏社会とつながったフィクサー集団があり、野党議員の法案成立妨害を潰すなどしていた。もちろん戦後でも、安保などの左翼闘争の中では、右翼やそれに連なる裏社会組織が、運動を抑える役を担っていた。  日本社会や経済には、歴史的にヤクザや右翼、一部の同和、在日系反社組織など裏社会が根付いている。大物フィクサー許永中を追いかけた『許永中 日本の闇を背負い続けた男』(講談社)の著者でジャーナリストの森功氏は語る。 「山口組がなぜ大きくなったかといえば、港湾荷役をさばいていた荒くれ者を使いこなしたからです。地方行政は、彼らの”力”で、港湾荷役事業を統率していた」  現在でも裏社会は、公共事業の入札で行われるという談合の仕切り役を果たしているという。  また「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」と呼ばれる三バンの影響もある。 「地方行政の議員などは、不動産所有者や地域企業の社長など、その土地の有力者の場合が多い。彼らが計画した土地開発が、住民の反対運動が盛んになって、開発が進まないこともある。そこで裏社会に頼り、スムーズに進めてきたんです。彼らを使い利益を共にしてきた政治家は、暴対法が厳しくなっても、そうしたつながりをなかなか絶てないでしょう」(森氏)  また、政治家が裏社会と付き合う際に間に立つのが、児玉誉士夫や笹川良一、そして許永中など、フィクサーと呼ばれるつなぎ役。彼らは、政治家と裏社会との関係を駆使して暗躍してきた。また、こうしたパイプ役を政治家の秘書が担っている場合も多い。 「裏社会の人間は、自身の息がかかった企業や関係者を政治家の秘書として送ることも多い。政治家も、彼らの支援が欲しいので、なかなか断ることができないんです。亀井静香の秘書は、裏社会人脈と日常的に渡りあうために髪形をパンチパーマにしたり、彼らと飲み歩く姿を目撃したこともある。しかし、大物の政治家ほど、こうした人物が間に幾人も入っているので、裏社会と政治家のつながりが直接見えにくいことも多く、追及しづらい面もある」(前出記者) ■政権を離れた民主党のヤクザ交際疑惑を暴露!?  また、選挙においてもさまざまな場面で政治家は、裏社会の”お世話”になることがある。 「選挙期間中に事務局運営のボランティアを出すこともありますが、やはり大きいのは”票”でしょう。極端な話、山口組の六代目司忍組長に頭を下げれば、構成員・準構成員だけで、それなりの票が集まるわけです。市議や県議レベルならその支援で当選できるでしょう。もちろん傘下組織をすべて動かすことはめったにないだろうけど、選挙の中で、どうしても票が足りないって時には、お願いすることもある」(同)  同記者は、今回の衆院選挙でも「20軒以上の選挙事務所を回りましたが、すべてに裏社会の人物はいた。彼らは、選挙で恩を売るために入り込んでいるんです」と証言する。  では、安倍政権になって、彼らはどのような見返りを受けるのだろうか? 今回取材した人々は口を揃えて「基本的には、裏社会は政治家個人とのつながりだから、政権が変わったからといって利権が増えるというわけではない」という。  その中で森氏は「東日本大震災の復興事業は大きな利権となる可能性がある。95年の阪神淡路大震災の時にも、ヤクザを使い早急に復興を進め、結果、山口組がその利権を得た。自民党なら地方ヤクザの使い方もわかっているでしょう」と観測する。  また、安倍首相に関しては、間に複数人を介して住吉会とのつながりが噂されている。その一方、安倍氏が総理を務め大敗した07年の参議院議員選挙の際に、山口組が小沢一郎氏の支持に回ったため、安倍氏との仲は良好ではない。これを見て「住吉会の勢いが増すのでは?」という推測もあるようだ。  さらに、前出の政治記者は 「政権与党から離れたので、民主党議員の交際がさらに暴露される可能性もある。例えば、かねてから総会屋や地元裏社会との関係が指摘される仙谷由人民主党副代表ですが、支持を受けている全国建設労働組合総連合の関連で、裏社会との交際が明るみに出るかもしれません」とも話していた。  政治と裏社会の切っても切れない関係は、自民党に与党が移ってもまだ変わることはなさそうだ。  最後に森氏は、こう指摘する。 「裏社会は、違法行為を行っているからアウトロー。法律外の世界で動いており、法治国家としては認めてはいけない存在です。日本の成り立ちの中で、一定の役割を果たしてきたことは事実ですが、社会が成熟していく中で、排除されるべきもの。一方で、社会にゆがみがある状態では、裏社会に身を置く者はゼロにはならない。厳しく締め付けるのではなく、もっと彼らをどう扱っていくかの議論を進めていくべきでしょう」  政治家にとって裏社会は”必要悪”なのかもしれないが、安倍政権には、しがらみを絶ち切り、社会のゆがみを正してほしいが……。 (構成/黒崎さとし) 「サイゾーpremium」では他にも政治と裏社会のタブーに迫った記事が満載です。】"学校では教えてくれない!? 政治と裏社会のニュースを読み解くための"あいうえお"現役暴力団幹部が証言 狙い目シノギは金融と海外事業 ヤクザは自民党政権を大歓迎や!父と総連の密接交際を隠すのに必死!? 安倍内閣と北朝鮮が抱える時限爆弾
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最大与党は「白票」…衆議院選挙の“本当の”議席数とは?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 「バラエティがいじめ助長」に水道橋博士が反論 千野アナ、死亡事故で今後の逮捕・実刑・服役の可能性、そして量刑は? 金額が適当ゆえ、持ち家/賃貸どちらが得かはわからない? ■特にオススメ記事はこちら! 最大与党は「白票」…衆議院選挙の“本当の”議席数とは? - Business Journal(1月13日)
※筆者作成
 昨年12月16日に投開票された衆議院選挙は、自民党が294議席を獲得して圧勝したが、見方によっては、棄権と無効票を合わせた「白票」が382議席相当の最大勢力になることが、独自の試算から明らかになった。  試算は、小選挙区は「白票」が当選者の獲得投票数より多くなった場合、その選挙区は国会に選出議員を送れず、議席は空席とするという方法で行った。  例えば北海道1区では5人が立候補し、自民党の船橋利実が8万6034票で当選したが、「白票」が20万7592票で船橋利実を上回り、北海道1区は国会に代表を送れず、空席になった。  この試算方法をすべての小選挙区に対して当てはめたところ、300小選挙区のうち288選挙区で「白票」が最多のため空席になり、残りは自民党11議席、民主党1議席という結果になった。 ●比例でも「白票」が議席の半数以上  比例代表は、「白票」も政党と同じ扱いで議席配分を行い、配分された議席を空席にした。投票率が下がれば下がるほど、「白票の民意」が伸びていくことになる。  例えば北海道ブロックは、実際には自民3、民主3、維新1、公明1、大地1だったが、「白票」が有権者の4割強を獲得したため、空席5、自民1、民主1、大地1という結果になる。  他の比例ブロックも同様の試算を当てはめると、比例代表では180議席中94議席分が空席になり、小選挙区と比例代表を合計しても、与党・自民党はわずか43議席にとどまる。  ちなみに、独自試算に基づく比例ブロックの議席数は、以下のようになる。(カッコ内は現実の議席数)  ・自民党:32(57)  ・日本維新の会:20(40)  ・民主党:17(30)  ・公明党:9(22)   ・みんなの党:5(14)  ・社民党:0  小選挙区と比例代表の結果を合わせると、382議席が「白票」によって空席になった。各政党の議席数は以下のとおり。  ・自民党:43議席  ・日本維新の会:20議席  ・民主党:18議席  ・公明党:9議席  ・みんなの党:5議席  ・日本未来の党:1議席  ・共産党:1議席  ・新党大地:1議席  最後に、独自試算をベースに、今回の総選挙における現実の座席配分を実現しようとすると、小選挙区は68.44%、比例代表は95.46%必要になってくる。ちなみに、この95.46%という投票率は、罰則付きの義務投票制が導入されているオーストラリアの国政選挙の投票率を上回っている。  オーストラリア選挙委員会によると、2001年以降に行われた上院と下院の選挙で、投票率が最も高かったのは、95.17%(07年上院選)だった。 (文=佐藤裕一/回答する記者団) ■おすすめ記事 「バラエティがいじめ助長」に水道橋博士が反論 千野アナ、死亡事故で今後の逮捕・実刑・服役の可能性、そして量刑は? 金額が適当ゆえ、持ち家/賃貸どちらが得かはわからない? ホームレスから国内最大Q&AサイトOKWave社長への軌跡 世界に遅れる日本のモノづくり 最先端技術で火星移住も!?メイカーズ革命の最前線

衆議院総選挙で選挙違反者が続出!?「スタッフが足りない…」

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) iPS細胞より迅速、がん化リスク低い再生医療研究が進行中 家は賃貸、保険は不要、結婚は早く…ドラえもんにお金を学ぶ サムスン、泥沼化するアップルとの訴訟合戦で売上好調!? ■特にオススメ記事はこちら! 衆議院総選挙で選挙違反者が続出!?「スタッフが足りない…」 - Business Journal(12月4日)
国会議事堂(「Wikipedia」より)
「12月16日に投開票が行われる衆議院総選挙で、どれぐらいの選挙違反が出るのか、今から楽しみで仕方ないね」と、ある警察関係者がニヤッと笑った。  この警察関係者が選挙違反に例えたのは、今年10月から施行された「改正労働派遣法」を指しているが、厳密に言えば選挙違反ではない。この改正では、日雇派遣(日々または30日以内の期間を定めて雇用する労働者派遣)が原則として禁止された。  選挙では、候補者の選挙運動、各自治体における選挙運営、マスコミによる選挙報道などで多くの労働者が必要となる。それも、選挙運動中と件の投開票日という非常に短期間に集中するのだ。  これまでの選挙では、こうした人員は日雇派遣で賄われていた。人材派遣会社などに選挙運動員の獲得を依頼し、人員を集めてもらい、これを選挙運動員として使うという方法が中心であった。  しかし、この改正労働派遣法の施行により、従来の派遣会社に依頼した選挙運動員の確保ができなくなった。ある衆議院選挙の立候補者は「実際に選挙運動にあたって、ボランティア人員の獲得に非常に苦労している」と苦労を語る。  ただし、日雇派遣の禁止は原則としてであり、例外がある。例外となる業務には、調査、案内・受付といったものが含まれており、選挙関連でもこれらの業務であれば日雇派遣でも改正労働派遣法違反にはならない。また、(1)60歳以上の人、(2)雇用保険の適用を受けない学生、(3)副業として日雇派遣に従事する人(生業での収入が500万円以上)、(4)主たる生計者ではない人(世帯収入が500万円以上)―であれば、適用外となる。  もっとも未成年者は選挙運動を行うことができないため、対象は副業として選挙運動に従事できる人ということになるが、一般のサラリーマンは平日に従事することは難しいため、おのずから対象者は主婦層や60歳以上の年齢の人ということになろう。  また、31日以上の雇用契約を行っている派遣労働者を選挙期間中に限って派遣したり、派遣会社などを使わずに、選挙事務所が自前で短期の直接雇用を行うなどの方法を取るしかない。  いずれにしても、12月16日までというわずかな期間に向けて、大量の選挙運動員を確保するのは、非常に難しいだろう。それよりも問題なのは、当の衆議院選挙立候補者やそのスタッフの多くが、改正労働保険法により日雇労働が禁止されたことを知らないか、知っていても大量の選挙運動員を確保するため、違反を知った上で従来の方法により、選挙運動員の確保を図ろうとしていることだろう。  実際にインターネットを使って、選挙運動員の募集の検索をしてみればわかる。未だにに改正労働派遣法違反に抵触するような求人が山ほど見つかるはずだ。それでも、選挙に当選するためには、大量の運動員の確保は必須条件なのだ。  冒頭の警察関係者は、「改正労働派遣法違反で、選挙運動員のケースを取り上げるか否かは微妙な問題だ。これを選挙違反として取り上げるのは難しいだろう。しかし、改正労働派遣法違反であっても明らかに法律違反であることに変わりはない。そして、相当数の違反が行われる可能性がある。もし、摘発されれば初のケースになるだけに、世間の注目を集めるだろう」という。  いつの時代でも、選挙の裏側には違反があった。そして今回の衆議院選挙でも、変わらずに選挙違反が行われるだろう。しかし、時代の変化は新たな「改正労働派遣法違反」という罪を作り出した。 (文=鷲尾香一/ジャーナリスト) ■おすすめ記事 iPS細胞より迅速、がん化リスク低い再生医療研究が進行中 家は賃貸、保険は不要、結婚は早く…ドラえもんにお金を学ぶ サムスン、泥沼化するアップルとの訴訟合戦で売上好調!? 日本車復興の生命線EV車 電気規格の統一で世界から孤立 週刊誌が「暴力団と政治家」ゴシップ祭り ! 本命は橋下徹 !?

反日感情高ぶる中国ネット民 竹島問題に関しては日本に同情的だった!?

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『竹島』(実業之日本社)
 香港活動家らによる尖閣諸島上陸事件に端を発する反日デモが全土で散発している中国。中国のネット上でも、日本製品不買の呼びかけや、「小日本」「日本鬼子」といったお決まりの罵詈雑言が飛び交っている。  一方、韓国との間には竹島問題も抱えている日本は、複数の隣国と同時に抱える領土問題に苦慮している。  そんな中、中韓両国は国交樹立20周年を迎え、両国首脳が祝電を交換。日本との領土問題などをめぐり、戦略的協力パートナーシップを深めていくことを確認したという。領土問題において、日本を共通の敵とする中韓両国が手を組めば、日本にとってはピンチこの上ない。  ところが中国ネット民たちの声を拾ってみると、竹島をめぐる日韓の領土問題に関しては、意外にも日本に同情的な人が多いようだ。 「尖閣諸島は中国のもの。竹島は日本のもの」  これは、中国版Twitter「微博」上に書き込まれたつぶやきである。ほかにも、竹島に軍隊を駐留させて実効支配を続ける韓国を揶揄した「日本はコソ泥だが韓国は強盗だな」という発言も。さらに、「尖閣諸島には海底資源があるから争う意味がある。資源もない岩にムキになってしがみつく韓国はマヌケ」といった、率直な意見も見られる。いずれも尖閣問題をめぐっては日本に譲らないものの、竹島の領有権については日本に組するもので、竹島の韓国領有を主張するような書き込みはごく少数だった。  その理由について、広東省ブロック紙社会部記者はこう話す。 「中国人が本当に嫌っているのは、日本人より韓国人。反日感情は、歴史教育などによるイメージを元にしたぼんやりとした憎悪なのに対し、反韓感情は、実体験を伴った憎悪でリアリティがある。中国に住む韓国人は ビジネスや生活上で、夜逃げや契約不履行といったトラブルが多い上、韓国の学者が風水や漢字の起源を自国のものとして発表したりしていることが理由です。今年4月には、排他的経済水域の境界があいまいな黄海で、操業中だった中国船船長が韓国の海洋警察隊員を刺殺。その後、韓国の法廷で懲役30年という重い刑に処されたことで、領土問題をめぐっても対立を深めており、中韓が手を取り合うことは難しいのでは」  どうやら日中韓は、このまましばらく負の三角関係を続けていくことになりそうだ……。 (文=牧野源)

「メディア戦略ならお手のモノ」"将来の首相"橋下徹大阪市長のブレーンに島田紳助の影

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賛否両論わかれる橋本政治。
その行く末は......?
 橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が3月に開講する「維新政治塾」が何かと話題になっている。定員400名のところに、1,000人以上の応募が殺到。「来年の今頃は総理大臣になっている」とまでいわれる橋下氏の勢いがそのまま現れた形だ。 「応募者の中には"風"を読んだ民主党議員や官僚、さらにはマスコミ関係者も含まれているそうです」(政界事情通)  政治塾開講の狙いについて、橋下市長は「同じ考えを持った人が集まらないと政治なんてできない。僕が塾長になり、首相公選制、道州制、統治機構の変革などについて話す」と話したが、これは表向き。本当の狙いは「大阪都構想」実現に向け、次期衆院選のための候補者養成が目的だ。  「次期衆院選では300人の候補者を擁立し、そのまま一気に天下取りを目指すつもりのようです」とは政治担当記者。それだけではない。この"橋下塾"には極めて緻密な計算が隠されているという。 「選挙で最も必要なのは『金』と『人』。維新政治塾の年会費12万円で、それが400名で4,800万円。これはほかの政治塾に比べれば割安。半面、次期衆院選に出馬する時にかかる供託金600万円は党からは出さないと明記している。ようは政治塾に入る段階で"身体検査"が行われ、杉村大蔵のようなフリーターは入れない仕組みになっている」(同)  別の政治担当記者も次のように話す。 「政治塾の定員400名なのに対し、次期衆院選での出馬候補者は300人が限度。余った100人はどうするのか? ここがミソで、漏れた100人を候補者300人の選挙応援に回すつもりのようです。選挙はウグイス嬢や運動員を雇ったりで金がかかる。残念ながら候補者からは漏れても、橋下氏と同じ政治信念を持っているのであれば、喜んでボランティアで選挙応援に回ると思いますよ」  こうしたアイデアを橋下氏ひとりで考えているのか? 週刊誌記者は「橋下氏にもブレーンはいますよ。お金の面では外資系コンサルタント会社の男性が"懐刀"でいるようですが、メディア戦略や企画面に関しては、吉本興業を退社した島田紳助さんの名前がブレーンとして挙がっているんです」と明かす。  確かに紳助のプロデュース力は抜群で、世の中の流れや人の行動心理といった部分にも深く精通する。テレビ関係者も「橋下さんと紳助さんは想像以上に深い付き合いなんです。お互い、今もメールでやりとりしているそうですし、政治塾開講のプランは紳助さんのアドバイスによるものかもしれません」と証言する。  紳助が"将来の首相"の側近として、らつ腕をふるう日がやって来るかもしれない――。
橋下徹 改革者か壊し屋か―大阪都構想のゆくえ 下手すればヒトラー? amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏横浜前市長を現役横浜市議が実名告発!(前編)知事「見てきたから安心」発言も......対話進まぬ神奈川の被災地がれき受け入れ問題島田紳助「日テレ『行列』で復帰」の青写真あった "独裁者"大崎洋社長、暴走の裏側

橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏前横浜市長を現役横浜市議が実名告発!(後編)

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中田前市長の"実績"についても、
「まやかしだ」と一刀両断の太田市議。
前編はこちらから  自身のスキャンダル報道の真相と地方政治の実態を記した前横浜市長・中田宏氏の著書『政治家の殺し方』(幻冬舎刊)。市長在任中から中田氏を追及してきた太田正孝市議は、同書の内容について「すべてがゴマカシ」と憤る。前編ではスキャンダル報道の"本当の真相"について語ったが、後編に当たる今回は虚飾に彩られた疑惑まみれの中田市政の実相を明らかにする。 ――中田氏は、横浜市長時代に行革で約1兆円もの負債と市職員6,000人の削減を実現したと同書の中で触れていますし、自身も至るところで吹聴しています。今回、大阪市の区政改革のまとめ役に就任するのも、そうした実績を橋下市長が評価してのことだと思うのですが......。 太田 市職員6,000人の削減といっても、定年退職などに伴う自然減と、多くは外郭団体に職員を移しただけで実態は何も変わっていない。別に行革の成果でもなんでもありませんよ。横浜市の借金を1兆円減らしたというのも、そこには"カラクリ"があるんです。 ――そのカラクリというのは? 太田 中田氏がいう「1兆円」とは、市債残高で約4,400億円、横浜市建築助成公社の借入金残高で約3,400億円、横浜市土地開発公社の借入金残高で約1,200億円などをそれぞれ減らしたといったようなことを指しているのでしょうが、これが大きなまやかし。公社関係の借入金は中田氏が減らしたわけではないし、これらの借入金は本来、横浜市の負債にカウントすべきものではないんです。 ――どういうことでしょうか? 太田 横浜市土地開発公社の主な業務は市営の駐車場の管理運営などのほかに、住宅の建築・取得のために横浜市民へ融資を行うことなんですが、要は同公社が金融機関からお金を借りて市民に住宅資金を融資しているわけですよ。つまり、"銀行からの借入金=市民への貸出"だから、純粋な負債ではないわけです。同公社の借入金残高が約3,400億円減ったというのも、それは市民が普通に同公社へ返済しただけのこと。別に中田氏の行革の成果ではありません(笑)。横浜市土地開発公社の借入金にしても土地を購入するためのもので、資産として土地が残っているわけだから、こういうのは負債にはカウントしないんですよ。 ――なるほど、ということは中田氏が純粋に減らした負債というのは市債残高分の約4,400億円なわけですね。 太田 そこも微妙で、実は横浜市には中田市長時代に作った約1,000億円もの"隠れ借金"とも言うべき負債があるんです。 ――自治体が市債を発行しないで借金なんてできるんですか? 太田 ところができるんです。たとえば、横浜市が施設を建てるといったようなとき、通常は市債を発行して資金を調達するのですが、「PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)」という手法を使えば、市債を発行せずに施設を建てることが可能なんです。つまり、市債を発行しないので、見かけ上は横浜市の借金がないことになるんです。 ――PFIというのは、どういう手法なんですか? 太田 施設の整備から資金調達、サービス提供までを民間業者に委ねて、その代償として自治体は"施設提供サービス購入費"を民間業者に支払うという手法です。正しく行われれば自治体にとってコスト削減にもなるし、民間の力を最大限に活用できるのですが、横浜市の場合は極めて不健全な形で行われてきました。というのも、民間業者がノンバンクなどから高金利の資金を調達して建てた施設を横浜市が借り入れるという形を取っていたんです。 ――つまり、結局は横浜市がその高金利を負担しているというわけですね。そうしたノンバンクの金利は市債の金利より当然高いわけですから、起債による借金よりも市の財政を圧迫しますよね。 太田 そういうこと。バランスシート上の借金を減らすために、中田市長時代の横浜市はこんなインチキをやっていたわけです。実態はただの"粉飾決算"ですよ。そう考えると、中田市長時代に減った借金なんて3,000億円程度。それも、「受益者負担」だとかいって以前は無料だった公会堂などの使用に料金を課したり、税収をアップさせたりと別の形で市民からカネを巻き上げていますから、中田氏が称する行革とやらで減らした借金なんてもっと少ないでしょう。 ――じゃあ、橋下市長は中田氏のそうした"まやかしの実績"にダマされちゃったわけですね。 太田 彼は"人たらしの名人"ですからね。横浜の大物財界人から聞いた話なのですが、その財界人と寿司屋で同席した際、中田氏が上着を脱がないのでその財界人が促したところ「私は●さん(財界人のこと)が上着を脱ぐまでは脱ぎません」といったようなことを中田氏は言うんだそうです。その財界人はいたく感激して中田氏を支援するようになったそうで、そんなことぐらいで中田氏を支援するのもどうかと思うけど(笑)、ことほど左様に中田氏は人に取り入るのが上手いわけです。しかし、「開国博Y150」の大失敗でいよいよゴマカシがきかなくなって、任期途中で逃げ出しちゃったわけですよ。 ――25億円もの大赤字を出したY150の大失敗は、どう取り繕っても申し開きができないですもんね。 太田 市議会が参考人招致を求めても、多忙を理由に逃げ回っていますからね。こんな本を書く暇があったら、まずは議会へ出て横浜市民にきちんと説明するべきでしょう。それに中田氏が市長を辞めても、彼が残した"負の遺産"は今でも横浜にダメージを与え続けているんです。 ――どういうことでしょうか? 太田 中田氏は市長時代、自分と親密だった企業や個人にさまざまな便宜供与を図っているんです。たとえば横浜の観光名所の1つであるマリンタワー、あれは横浜市からの委託で地元の不動産会社が管理運営を行って月々のテナント料を横浜市に支払っているのですが、いくらだと思いますか? ――マリンタワーの展望台だけでも年間収入は約2億円だそうですから、月に支払うテナント料も相当なものなのでしょうね。ほかにもレストランやショップがあるわけだから......。 太田 ところがたったの240万円。マリンタワーのテナント料を設定するに当たっては専門家が鑑定したそうなんですが、横浜市の観光に活用されるスペースについては基本的にタダという訳のわからないルールをデッチ上げて格安のテナント料にしちゃったんですよ。2億円も収益を上げている展望台部分のテナント料がタダですからね。事業者の選定についても露骨な"出来レース"だったし、あり得ませんよ! ――そこまで便宜を図ったということは、その不動産会社から中田氏へ対してなんらかの見返りがあったということですよね。 太田 その不動産会社から中田氏へ数百万円の献金があったことが確認されていますが、実態はそんなものじゃきかないと思いますよ。それと市役所の駐車場ですが、なぜか民間業者が管理運営しています。 ――ああ、あれ、市役所の駐車場というのは行政財産なのに、なぜ民間がやっているのか不思議に思っていたんですよ。 太田 民間に委託したほうがコストを削減できるというのが横浜市の言い分ですけどね。あの駐車場は市役所に用がある人は1時間無料なんですが、それ以外のクルマの駐車も認めて駐車料金を取っているわけです。土日なんて市役所が休みだから、バンバン駐車料金が入ってきて業者は大儲け(笑)。あまり感心できるやり方ではないにせよ、それでも業者から委託費が入れば財政の厳しい横浜市にとっては少しでもプラスになるのかなと思っていたのですが、実は横浜市は業者から委託費を取っていない。つまり、業者にタダで市役所の駐車場を貸して商売をやらせているんです。 ――えっ、じゃあ横浜市にとって何のメリットもないじゃないですか!? 太田 だから、これも中田氏が市長時代に行った露骨な便宜供与なんです。こうしたケースは他にもあって、彼が市長を辞めた後も契約上の縛りがあるので今でも続いているんです。結局、中田氏が市長時代にやったことなんて横浜を私物化しただけなんですよ。今度は大阪市政に携わるようですが、私は大阪の人たちが彼に食い物にされないかと非常に危惧しているんです。 (取材・文=牧隆文)
政治家の殺し方 墓穴を掘っただけ? amazon_associate_logo.jpg
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橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏横浜前市長を現役横浜市議が実名告発!(前編)

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中田前市長を厳しく糾弾する現役横浜市議・太田正孝氏。
 橋下徹・大阪市長の肝いりで、大阪市の区政改革のまとめ役に就任することになった前横浜市長の中田宏氏だが、昨年出版した著書『政治家の殺し方』(幻冬舎刊)が話題を呼んでいる。同書は、中田氏が週刊誌の捏造スキャンダルによって「ハレンチ市長」とレッテルを貼られ追い詰められていく過程と、魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する面妖な地方政治の実態を克明に記したものだ。だが、同書の内容に「すべてがゴマカシ、この本こそ捏造だ!」と反論するのが、横浜市議の太田正孝氏だ。太田氏は、中田氏が市長在任中から市政について市議会で徹底追及してきた市議の1人。そんな太田市議に話を聞いた。 ――同書を一読された感想を聞かせてください。 太田正孝氏(以下、太田) もう、すべてがゴマカシの一言に尽きますね。横浜での失政のほとぼりが冷めたと思って、自分を正当化するためにこんな本を書いたのでしょうが、ウソばかりの内容です。 ――中田氏といえば、何といっても「愛人騒動」ですが(笑)、愛人だったとされるNさんとの民事裁判に全面勝訴して週刊誌の報道は捏造だったことが証明されたと、中田氏は同書の中で主張しています。裁判に勝ったということは、やはり中田氏とNさんは愛人関係になかったということなのでしょうか? 特に、太田さんはNさんが中田氏を告発した記者会見を仕切っていらしたわけですが......。 太田 確かに、その民事裁判は当事者であるNさんが裁判を放棄したということで中田氏の勝訴で結審したのですが、争点は「Nさんが中田氏と愛人関係にあったか否か」ではなかったんです。 ――と言いますと? 太田 Nさんは愛人関係にあった中田氏が結婚の約束をしたのに守らなかった、つまり"結婚詐欺"だということで訴えたわけです。つまり、裁判で争われたのは中田氏が結婚詐欺を行ったかどうかであり、裁判に勝訴して結婚詐欺の事実がなかったと認定されただけで、愛人関係にはなかったという点が法的に証明されたわけじゃないんですよ。 ――結婚詐欺の事実がなかったからといって、愛人関係がなかったというわけではないんですね。でも、中田氏はみなとみらいにある「ヨコハマグランド インターコンチネンタルホテル」でNさんと密会していたという週刊誌報道についても、著書の中で「もし愛人関係にあるなら、そんな目立つ場所で密会するはずがない」などと一笑に付しています。 太田 そんな目立つ場所で密会していたから、多くの人たちに目撃されているんだって(笑)。でも、さすがに報道があってからは、密会場所を「ホテルニューグランド」に替えたようですけどね。これは、私自身がニューグランドの従業員から聞いた話ですから間違いないですよ。 ――そういえば、同書の中には書かれていませんが、太田さんはNさんと一緒に名誉棄損で中田氏に告訴されていたんですよね? 太田 そうそう。中田氏が落選した一昨年の参院選の前だったんだけど、名誉棄損の件で東京地検に「ちょっと話を伺いたい」と呼ばれたんです。前述の民事裁判でNさんは中田氏とやり取りしたメールの文書を証拠として提出していて、中田氏は著書の中で「そんな何年も前のメールなんて本物かどうか証明のしようがない」なんてごまかしていたけれど、そのとき事情を聴かれた検事さんには「あのメールは本物ですから、民事裁判は続行すべきですよ」と言われました。 ――結局、名誉棄損の告訴はどうなったんですか? 太田 どうなったんでしょうか(笑)。まあ、勝ち目がないと思って取り下げたんでしょうね。少なくとも、私は何の咎(とが)も受けていないわけですから。こんな具合に、あの本には自分の都合の悪いことには一切触れずに自己弁護とゴマカシばかりが書かれている。 ――地検では名誉棄損についてだけでなく、ほかのことについてもいろいろと聴かれたそうですね。 太田 地検では数時間ぐらい話を聴かれたんだけど、名誉棄損についてはほんのちょっとで、あとは「横浜市長時代の中田氏にはいろいろと胡散臭い点があるので詳しく教えてくれませんか」ということだったんです。 ――つまり、名誉棄損うんぬんは口実で、地検の目的はほかにあったと? 太田 とにかく、中田氏の動向に強い関心を示していましたね。それで、2時間ぐらい話した後、検事がしばらく中座して戻ってくるなり私にこう言ったんです。「今、中田氏をどうすべきか上席と相談してきたんです」と。 ――それは機会があれば、東京地検に中田氏を検挙しようという意志があったということですか? 太田 私にはそう感じられましたね。 ――同書の中では、横浜市会という地方政界の黒幕的な存在として「A市議」という匿名ですが、太田さんも登場しています。 太田 まあ、必ずしも私と決まっているわけじゃないけどね(笑) ――いやいや、こりゃどこからどう読んでも太田さんですって(笑)。同書によると、A市議というのは法律の抜け道に詳しくて、暴力団や建設業界と癒着して横浜市の利権を漁っている札付きの悪徳市議で、A市議の利権を潰そうとした中田氏を裏で糸を引いてスキャンダルを捏造することによって追い落としたなんて描かれていますが......。A市議というのは、相当のワルですよね(笑) 太田 そこまで悪しざまには書かれていないと思うんだけど(苦笑)、まあ仮に私がA市議であり悪徳市議だとしたならば、中田氏は任期途中で逃げ出さずに私を追放すればいいだけじゃないですか。彼の日頃の勇ましい言動からすると、明らかに矛盾していますよね。ただ、この際だからハッキリ申し上げておきますが、私は暴力団や建設業者との不適切な付き合いなんてまったくないし、金銭を得ていたこともありません。 ――A市議が太田さんだという前提で話を進めますが(笑)、太田さんは前述のNさんの記者会見を仕切っていたじゃないですか。そういう点も、中田氏のスキャンダル報道はA市議の陰謀なんじゃないのかという印象を同書の読者に抱かせますよね。 太田 あれは、Nさんの元カレが私の知人の知り合いだったの。中田氏とNさんとの愛人関係が周囲に表沙汰になるにつれて、中田氏はNさんに冷たく接するようになった。しかし、Nさんとしては当然だけど、「2年も付き合っているのに、このままじゃ遊ばれただけ」と面白くないわけですよ。そこでその知人を介して彼女が中田氏を告発したいということだったので、私が記者会見をセッティングしたわけです。 (後編に続く/取材・文=牧隆文) ●おおた・まさたか 1945年、神奈川県生まれ。1979年の横浜市議選で初当選。通算9期を数える横浜市会最古参の市議でもある。最近では横浜市の放射能対策について議会で厳しく追及するなど、横浜市民の支持を得ている。現在は無所属クラブに籍を置く。
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橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏横浜前市長を現役横浜市議が実名告発!(前編)

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中田前市長を厳しく糾弾する現役横浜市議・太田正孝氏。
 橋下徹・大阪市長の肝いりで、大阪市の区政改革のまとめ役に就任することになった前横浜市長の中田宏氏だが、昨年出版した著書『政治家の殺し方』(幻冬舎刊)が話題を呼んでいる。同書は、中田氏が週刊誌の捏造スキャンダルによって「ハレンチ市長」とレッテルを貼られ追い詰められていく過程と、魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する面妖な地方政治の実態を克明に記したものだ。だが、同書の内容に「すべてがゴマカシ、この本こそ捏造だ!」と反論するのが、横浜市議の太田正孝氏だ。太田氏は、中田氏が市長在任中から市政について市議会で徹底追及してきた市議の1人。そんな太田市議に話を聞いた。 ――同書を一読された感想を聞かせてください。 太田正孝氏(以下、太田) もう、すべてがゴマカシの一言に尽きますね。横浜での失政のほとぼりが冷めたと思って、自分を正当化するためにこんな本を書いたのでしょうが、ウソばかりの内容です。 ――中田氏といえば、何といっても「愛人騒動」ですが(笑)、愛人だったとされるNさんとの民事裁判に全面勝訴して週刊誌の報道は捏造だったことが証明されたと、中田氏は同書の中で主張しています。裁判に勝ったということは、やはり中田氏とNさんは愛人関係になかったということなのでしょうか? 特に、太田さんはNさんが中田氏を告発した記者会見を仕切っていらしたわけですが......。 太田 確かに、その民事裁判は当事者であるNさんが裁判を放棄したということで中田氏の勝訴で結審したのですが、争点は「Nさんが中田氏と愛人関係にあったか否か」ではなかったんです。 ――と言いますと? 太田 Nさんは愛人関係にあった中田氏が結婚の約束をしたのに守らなかった、つまり"結婚詐欺"だということで訴えたわけです。つまり、裁判で争われたのは中田氏が結婚詐欺を行ったかどうかであり、裁判に勝訴して結婚詐欺の事実がなかったと認定されただけで、愛人関係にはなかったという点が法的に証明されたわけじゃないんですよ。 ――結婚詐欺の事実がなかったからといって、愛人関係がなかったというわけではないんですね。でも、中田氏はみなとみらいにある「ヨコハマグランド インターコンチネンタルホテル」でNさんと密会していたという週刊誌報道についても、著書の中で「もし愛人関係にあるなら、そんな目立つ場所で密会するはずがない」などと一笑に付しています。 太田 そんな目立つ場所で密会していたから、多くの人たちに目撃されているんだって(笑)。でも、さすがに報道があってからは、密会場所を「ホテルニューグランド」に替えたようですけどね。これは、私自身がニューグランドの従業員から聞いた話ですから間違いないですよ。 ――そういえば、同書の中には書かれていませんが、太田さんはNさんと一緒に名誉棄損で中田氏に告訴されていたんですよね? 太田 そうそう。中田氏が落選した一昨年の参院選の前だったんだけど、名誉棄損の件で東京地検に「ちょっと話を伺いたい」と呼ばれたんです。前述の民事裁判でNさんは中田氏とやり取りしたメールの文書を証拠として提出していて、中田氏は著書の中で「そんな何年も前のメールなんて本物かどうか証明のしようがない」なんてごまかしていたけれど、そのとき事情を聴かれた検事さんには「あのメールは本物ですから、民事裁判は続行すべきですよ」と言われました。 ――結局、名誉棄損の告訴はどうなったんですか? 太田 どうなったんでしょうか(笑)。まあ、勝ち目がないと思って取り下げたんでしょうね。少なくとも、私は何の咎(とが)も受けていないわけですから。こんな具合に、あの本には自分の都合の悪いことには一切触れずに自己弁護とゴマカシばかりが書かれている。 ――地検では名誉棄損についてだけでなく、ほかのことについてもいろいろと聴かれたそうですね。 太田 地検では数時間ぐらい話を聴かれたんだけど、名誉棄損についてはほんのちょっとで、あとは「横浜市長時代の中田氏にはいろいろと胡散臭い点があるので詳しく教えてくれませんか」ということだったんです。 ――つまり、名誉棄損うんぬんは口実で、地検の目的はほかにあったと? 太田 とにかく、中田氏の動向に強い関心を示していましたね。それで、2時間ぐらい話した後、検事がしばらく中座して戻ってくるなり私にこう言ったんです。「今、中田氏をどうすべきか上席と相談してきたんです」と。 ――それは機会があれば、東京地検に中田氏を検挙しようという意志があったということですか? 太田 私にはそう感じられましたね。 ――同書の中では、横浜市会という地方政界の黒幕的な存在として「A市議」という匿名ですが、太田さんも登場しています。 太田 まあ、必ずしも私と決まっているわけじゃないけどね(笑) ――いやいや、こりゃどこからどう読んでも太田さんですって(笑)。同書によると、A市議というのは法律の抜け道に詳しくて、暴力団や建設業界と癒着して横浜市の利権を漁っている札付きの悪徳市議で、A市議の利権を潰そうとした中田氏を裏で糸を引いてスキャンダルを捏造することによって追い落としたなんて描かれていますが......。A市議というのは、相当のワルですよね(笑) 太田 そこまで悪しざまには書かれていないと思うんだけど(苦笑)、まあ仮に私がA市議であり悪徳市議だとしたならば、中田氏は任期途中で逃げ出さずに私を追放すればいいだけじゃないですか。彼の日頃の勇ましい言動からすると、明らかに矛盾していますよね。ただ、この際だからハッキリ申し上げておきますが、私は暴力団や建設業者との不適切な付き合いなんてまったくないし、金銭を得ていたこともありません。 ――A市議が太田さんだという前提で話を進めますが(笑)、太田さんは前述のNさんの記者会見を仕切っていたじゃないですか。そういう点も、中田氏のスキャンダル報道はA市議の陰謀なんじゃないのかという印象を同書の読者に抱かせますよね。 太田 あれは、Nさんの元カレが私の知人の知り合いだったの。中田氏とNさんとの愛人関係が周囲に表沙汰になるにつれて、中田氏はNさんに冷たく接するようになった。しかし、Nさんとしては当然だけど、「2年も付き合っているのに、このままじゃ遊ばれただけ」と面白くないわけですよ。そこでその知人を介して彼女が中田氏を告発したいということだったので、私が記者会見をセッティングしたわけです。 (後編に続く/取材・文=牧隆文) ●おおた・まさたか 1945年、神奈川県生まれ。1979年の横浜市議選で初当選。通算9期を数える横浜市会最古参の市議でもある。最近では横浜市の放射能対策について議会で厳しく追及するなど、横浜市民の支持を得ている。現在は無所属クラブに籍を置く。
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【関連記事】 ・NPO法人に2,000万円が消えた! 世田谷区で補助金スキャダルが発覚役所と癒着する悪質団体にも公的なお墨付き!? 「認定NPO」法改正が孕む危険性被災地の本当の話を知るべし! 陸前高田市長が見た「規制」という名のバカの壁とは?

与野党から勧誘の動きも……「自分の言葉がない」小宮悦子キャスター政界進出への壁


 日曜朝の報道番組『サンデーフロントライン』(テレビ朝日系)が9月で終了し、レギュラー出演番組がなくなったキャスターの小宮悦子に、政界転出のうわさが後を絶たない。  小宮といえば、夕方の報道番組『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)のメインキャスターとして長く活躍していたが、昨今の番組制作費削減が直撃した形で降板。『サンデーフロントライン』は小宮の救済策ともいわれた番組だったが、視聴率で抜き出ることもなく、わずか半年間で終了した。  そんな小宮に永田町から熱視線が送られている。以前なら声をかけてもテレビ出演との兼ね合いがネックだったが、その足かせがない状態とあって、2年後の総選挙の目玉にと与党野党がそろって声をかけているというのだ。  週刊誌の政治記者によると、自民党は元テレ朝アナウンサーだった丸川珠代を接触させたのだという。 「丸川はかつて『ニュースステーション』で小宮と仕事をした後輩で、『東京18区での擁立を』と具体的なプランも提示したそうです。これが実現すれば菅直人との対決になります」(同記者)  一方、民主党はこちらもテレ朝出身の議員である笠浩史が交渉の窓口になっているという。 「ただ、民主党は各選挙区の立候補者がすでに決まっているので、比例単独か参院でしょう」(同)  自民・民主どちらが獲得できるか、その可能性は最近の小宮の発言を見るとにおってくる。例えば、10月発売のある週刊誌では、公務員制度改革について「自民党より民主党の方がよっぽど甘かった」と与党批判をしているのだ。  小宮は『サンフロ』時代の値下げされたレベルでも3,000万円クラスの契約があったとされるが、議員となれば少なくとも2,500万円の年収は保障され、収入的にも転身はメリット十分。ただ、テレ朝関係者からは「悦っちゃんは政治家向きではない」という声もある。 「彼女がフジテレビの安藤優子に差をつけられたのは、自分の言葉が少ないから。渦中の人物への独占インタビューが実現しても『みなさんはこう思ってますよ』とか、自分の意見を控えて逃げ道を作る癖があった。あれでは司会者として技量があっても、ジャーナリストにはなれない。まるで"無知なオバサン"みたいに見えてしまうところは、政治家として見ても魅力的ではない」  こう話す同関係者によると、これまで専属契約を結んできたテレ朝は今後も小宮を起用していく姿勢だという。また一説には、小宮に接触した年配の男性議員の中には、政界への勧誘ではなくデート目的で食事に誘った輩もいたとか。  いずれにせよ政界からの"ラブコール"に小宮がどう動くのか注目される。 (文=鈴木雅久)

ひるまない 安藤さんを見習って! amazon_associate_logo.jpg
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