サッカー女子日本代表なでしこジャパンの、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選での敗退が決定した。一応繰り返すが、本戦ではなく“予選”である。 このニュースは海外にも衝撃をもたらしたらしく、世界中のサッカーファンがネット上で驚きのコメントを残している状況だ。 2011年のドイツ女子W杯で初の世界制覇、12年のロンドン五輪でも銀メダルを獲得するなど、完全に「世界最高レベル」であった日本女子サッカーが、まさかアジア予選で姿を消すとは驚きだった。代表の中心だった澤穂希氏の引退もあって不安の種はくすぶってはいたが、ここまで一気の凋落を想像した人は少なかったのではないか。 カリスマであった澤氏がいなくなったことによって、主将である宮間あやと若手選手の溝が埋まらなかったという話もあるし、澤に代わって10番を背負った大儀見優季がチームメイトを感情的に批判したという話もあるが、要は澤氏という精神的支柱がいなくなったことによる「グダグダ」が原因というわけだ。 また、ロンドン五輪で勇退するはずが残留した佐々木則夫監督と選手との溝も指摘されている。末期には選手が佐々木監督を「ノリオ」と呼び捨てにしていたという話もある。アジア予選での敗退も、近しい人物からすれば「想定内」だったということだろうか。 今回の代表の主要メンバーも、やはり“黄金期”の選手たちだった。過去の栄光を知る選手たちを切り捨てて若返りを図るのはなかなか難しいというのは想像できるが、それによって選手が増長したようにも感じられるエピソードばかり。 一言でいえば「時代が終わった」といったところか。絶対的存在の澤氏が抜け、黄金期のメンバーに代わる選手たちが出てこず、チーム内に軋轢が生まれてチーム崩壊……絵に描いたような転落っぷりである。 ネット上では「もともと調子に乗っていただろ」「ロンドン五輪の表彰式の姿見ればわかる」というコメントもあるが……。 「ロンドン五輪で銀メダルを獲得した際の表彰式のハシャギッぷりは一部で物議を醸しましたから、覚えている人も多いのかもしれませんね。なんにせよ、女子サッカーの“火”がこれで消える可能性も十分にあります。女子サッカーを唯一絶対的に支えていた代表の敗北はあまりにも痛い」(記者) これでまた、日の目を見ない日々が続くことになってしまうのかどうなのか……。
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なでしこリオ五輪出場ならず……メディアが書かない“本当の戦犯”とは?
4大会連続の五輪出場、さらにいえば、メダル獲得を目指していた女子サッカー日本代表が、アジア最終予選で敗退してしまった。初戦となったオーストラリア戦を1-3で落とすと、韓国には終了間際に追いつかれ1-1、なんとか望みをつなぎたかった中国戦にも1-2で敗戦し、その中国が4戦目で韓国を下したため、日本のアジア最終予選敗退が決定した。 中国に敗れた時点で、この結末は想像できていた。ゆえに、敗退前から澤穂希ら元女子日本代表選手たちが厳しいコメントを残し、エースの大儀見優季は「負けることが何を意味するのか、すべての選手が理解していたかといえばそうじゃない」とチームメイトへの不満を語っている。 なぜ、なでしこジャパンはここまでバラバラになってしまったのだろうか? 武田修宏らコメンテーターは、佐々木則夫監督や主力メンバーの「マンネリ化」を要因として挙げていたが、現場の記者たちはどう見ていたのか? 「ポイントは2つあります。1つ目がオーストラリア戦。オーストラリアは、日本のビルドアップにプレッシャーをかけてきたが、ここでサイドバックとボランチが起点になれなかった。その状況をキャプテンの宮間あやが打開しようとしたが、狙うがあまりにミスになり、リズムを作れずに負けてしまった。2つ目が韓国戦。韓国戦では、上尾野辺めぐみが中盤の底でリズムを作り、横山久美が素晴らしい動きを見せた。でも、どこか宮間の調子が上がらない。持ち味のセットプレーもうまくいかず、結果、後半に入って、若い選手たちがスタミナ切れしてしまった」(スポーツ記者) つまり、マンネリ化というよりも、対戦国の戦術に負け、かつチーム内でパフォーマンスが上がってこない選手がいたために、相手国の戦術に屈することになったようだ。では、ズバリ、戦犯は誰なのか? 「メディアは名前を挙げませんが、宮間のパフォーマンスが悪かったのは間違いないし、その宮間を中盤のオフェンシブのポジションで使った佐々木監督にも問題がある。あのポジションでは、キレが必要になる。宮間をボランチの位置に下げるか、途中で交代する手もあった。宮間を固定する一方で、連携が必要になるボランチやサイドバックを固定できず、ゆえに2戦目で良かった川村優理が3戦目ではまったく機能しなかった。それを経験のある阪口夢穂、鮫島彩などが埋められず、むしろ経験ある選手のコンディションが上がってこなかった。短期決戦で、それは命取りです」 実際に、4戦目のベトナム戦では宮間を外し、オフェンシブにはスピードのある川澄奈穂美と大野忍を起用。フレッシュな選手が躍動し、6-1と大勝した。相手がベトナムというのはあるが、ベトナムはオーストラリアにこそ0-9という大差で敗戦したものの、中国に0-2、北朝鮮には0-1と健闘している。 日本のメディアは、アンタッチャブルを作ってしまいがちだ。昔であれば、カズこと三浦知良がエースとして君臨していた時代に、彼を批判するメディアは皆無に等しかった。今回の結果が教えてくれたのは、たとえ功労者であろうと、批判する時は批判するべきということ。メディアやファンがしっかりと批評しなければ、日本代表は強くならない。予選敗退が決定してしまった今、厳しい批評を行うこともひとつの愛ではないだろうか? (文=TV Journal編集部)『つないだ絆なでしこジャパン』(汐文社)
破けやすい日本代表新ユニフォーム! なでしこジャパンの視聴率急上昇間違いなし?
12日に行われたW杯アジア2次予選、日本は5年振りに代表選出されたFW金崎らのゴールでシンガポール相手に3-0と快勝した。この日は、アディダスによる新しいユニフォームの初お披露目となり、日本代表史上最も濃い青を採用したその新しいデザインは、多くのファンから好評を得ることに成功していた。しかし、問題が起きたのは前半20分過ぎだった。相手DFと交錯したMF清武弘嗣のユニフォームが、ビリビリに破れてしまったのだ。このことにより、今ユニフォームの耐久力が問題となっている。 「それほど激しい競り合いにも見えなかったんですけどね。ユニフォームが破れることはたびたび目にしますが、これほど豪快に破れるのは珍しいです。残骸が飛び散ってましたよ。今回のユニフォームの機能面での最大の特徴は、背面全体に『ハイパーベンチレーションメッシュ』といわれる高い通気性を備えた新素材と、効果的に熱を外に逃がすようにと総メッシュ素材の採用だったんですが、これが仇となってしまったのでしょう。過去にはカメルーン代表が、相手の反則がわかりやすいようにわざと破れやすいユニフォームを開発しましたが、破れるたびに中断しては困ると、FIFAが使用を却下していました。もしかしたら、日本代表も今後FIFAに目を付けられてしまうかもしれませんね」(スポーツライター) 日本代表男子の新ユニフォームが発表されたと同時に、日本サッカー協会はなでしこジャパンとフットサル日本代表の新ユニフォームも発表していた。フットサルはサッカーに比べて接触プレーが少ないので破れる心配もなさそうだが、なでしこのユニフォームも同じように破れやすいのだろうか? 「デザインこそ少し違いますが、女子も男子と同じく『ハイパーベンチレーションメッシュ』が使用されています。男子ほど腕の力があるわけではないので安心だとは思いますが、来年のリオ五輪予選で当たるオーストラリアなんかは男子顔負けの体格の選手が揃っていますし、ライバルである韓国戦はラフプレーも増えそうなので、破れるとしたらそのあたりの試合がですかね。ファンからは『仲田歩夢の代表入りを願う!』『視聴率上がりそう』『ペナルティエリア内はいろいろな意味で危険だな』と、さまざまな声が聞こえてきます」(同ライター) 高い通気性を備えたこのユニフォームならば、真剣勝負の熱い戦いでも選手の身体を効率的に冷やしてくれるだろう。アディダスが開発した渾身の技術なだけに、是非、ハイパーベンチレーションメッシュを使ったこのユニフォームにこだわり続けてほしい。 (文=沢野奈津夫)『明日への足音』(小学館)
観客激減なでしこリーグの救世主!? “かわいすぎる”女子高生サッカー選手・山下史華が話題
16日に決勝戦を迎える「全日本高校女子サッカー選手権」に出場する静岡・藤枝順心高校2年生の山下史華が「かわいすぎる」と話題だ。 山下といえば、鹿児島県内で開催されるU-16日本女子代表候補トレーニングキャンプメンバーに選ばれ、“未来のなでしこ”として脚光を浴びている選手の一人。 身長160cm、体重43kgと華奢ながら、ダイナミックなプレイを見せる彼女。加えて、元モーニング娘。の後藤真希を彷彿とさせる端正な顔立ちや、愛くるしい笑顔に、男女問わず心を奪われる人が続出しているようだ。 15日、テレビで「全日本高校女子サッカー選手権」準決勝が放送された際にも、ネット上では「17番の子(山下)がかわいすぎる」「すっぴんなのに、芸能人並みにかわいい」「史華ちゃんのファンになった」といった書き込みで溢れた。 「一時は大ブームとなり、ライトファンが詰めかけた女子サッカーですが、最近は観客が激減。試合のテレビ視聴率も3分の1程度になっています。どうしてもスピードやパワーで男子サッカーに負けてしまう女子サッカーは、スポーツファンが付きづらい状況がある。そうなると、人気を取り戻すためには、目を引く“アイドル選手”の存在が手っ取り早い。しかし、ここ数年で、熊谷紗希の合コン相手がチームの内情をTwitter上で暴露したのを皮切りに、川澄奈穂美の同性愛疑惑が報じられるなど、スキャンダルの印象も付いてしまった。そんな現状に肩を落とす女子サッカーファンも、山下が数年後、大スターになってくれることを期待しています」(スポーツ記者) 山下の存在は、女子サッカー人気を取り戻す起爆剤となるだろうか?、右下が山下史華(藤枝順心高校サッカー部 ホームページより)
観客激減なでしこリーグの救世主!? “かわいすぎる”女子高生サッカー選手・山下史華が話題
16日に決勝戦を迎える「全日本高校女子サッカー選手権」に出場する静岡・藤枝順心高校2年生の山下史華が「かわいすぎる」と話題だ。 山下といえば、鹿児島県内で開催されるU-16日本女子代表候補トレーニングキャンプメンバーに選ばれ、“未来のなでしこ”として脚光を浴びている選手の一人。 身長160cm、体重43kgと華奢ながら、ダイナミックなプレイを見せる彼女。加えて、元モーニング娘。の後藤真希を彷彿とさせる端正な顔立ちや、愛くるしい笑顔に、男女問わず心を奪われる人が続出しているようだ。 15日、テレビで「全日本高校女子サッカー選手権」準決勝が放送された際にも、ネット上では「17番の子(山下)がかわいすぎる」「すっぴんなのに、芸能人並みにかわいい」「史華ちゃんのファンになった」といった書き込みで溢れた。 「一時は大ブームとなり、ライトファンが詰めかけた女子サッカーですが、最近は観客が激減。試合のテレビ視聴率も3分の1程度になっています。どうしてもスピードやパワーで男子サッカーに負けてしまう女子サッカーは、スポーツファンが付きづらい状況がある。そうなると、人気を取り戻すためには、目を引く“アイドル選手”の存在が手っ取り早い。しかし、ここ数年で、熊谷紗希の合コン相手がチームの内情をTwitter上で暴露したのを皮切りに、川澄奈穂美の同性愛疑惑が報じられるなど、スキャンダルの印象も付いてしまった。そんな現状に肩を落とす女子サッカーファンも、山下が数年後、大スターになってくれることを期待しています」(スポーツ記者) 山下の存在は、女子サッカー人気を取り戻す起爆剤となるだろうか?右下が山下史華(藤枝順心高校サッカー部 ホームページより)
「ビジュアルばかりが注目され……」アルガルベカップ“惨敗”なでしこジャパンの不確かな未来
先頃、ポルトガルで開催されたアルガルベカップで5位という成績に終わったサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」だが、前回が準優勝、前々回が3位であったことを考えると、今大会の戦績は「惨敗」と言っていいかもしれない。今大会の不振は、W杯優勝、ロンドン五輪準優勝と実績を重ね、田中陽子(INAC神戸)や仲田歩夢(同)といった美形の“ヤングなでしこ”も台頭して盛り上がる昨今の女子サッカー人気に水を差しかねないのだが……。 「今回は澤穂希(INAC神戸)や宮間あや(岡山湯郷Belle)といった主力を招集せず、若手主体のメンバーで臨んだために持ち味のパスワークも影を潜め、戦い方が不安定なものに終始していましたね。また、今大会で露呈したのは、なでしこジャパンの選手層の薄さです。澤や宮間ら大黒柱が抜けると、とたんに戦力が落ちてしまう」(スポーツ紙記者) なでしこジャパンが世界的な強豪といっても、必ずしも盤石というわけではない。主力メンバーが不在だと、中堅レベルの凡庸なチームに成り果ててしまう。澤や宮間らも、いつまでも代表に選出されるというわけではないのだ。 「特に、澤なんて年齢的にも代表引退が間近でしょうからね。次代を担う新戦力が台頭してこなければ代表の強化もなされず、女子サッカー人気も一過性のものになってしまいかねません。その意味では、今回のアルガルベカップで若手を数多く招集したのは英断と言っていい。期待の若手といえども、国際経験という実戦を積ませて、代表の戦術にフィットさせないと、いつまでたっても世代交代は図れませんからね。ただ、それなりの結果を残せないと、せっかくのブームの火を消してしまいかねないのがつらいところでしょうが」(同) まさに“痛しかゆし”といった状況なのだろうが、継続的に強いチームを作るためには若手の積極的登用は必要不可欠。ビジュアルばかりが注目されがちなヤングなでしこだが、リーグ戦での奮起も促したいところだ。『撫子のキセキ なでしこジャパン&
ヤングなでしこメモリアル写真』
(東方出版)
選手名鑑を指さして「これもブス、あれもブス……」元なでしこ・大竹七未の意外な素顔

大竹七未 公式ブログ
昨年、日本サッカー史上初のW杯優勝を果たし、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得した女子サッカー日本代表「なでしこJAPAN」。チームの中心である澤穂希らイレブンに対する注目は跳ね上がり、女子サッカーそのものの地位向上にも大きく貢献した。そんな中、“なでしこバブル”の恩恵にあずかっているのが、現役を引退した、なでしこOGたちだ。
「各テレビ局にとって、女子サッカーは重要なコンテンツとなった。そこで、試合中継に必要となるのが解説者の存在。実際に国内でプレーしていた元女子選手であれば、技術的な解説に加えて現役選手とのつながりもあるということで、引っ張りだこになっています。その中でも、美形で“元エース”の看板もアリ、一番人気となっているのが元読売ベレーザの大竹七未です」(芸能記者)
大竹は14歳からベレーザで活躍、FWとして通算100得点の第一号となった名選手。引退後は東京国際大学女子サッカー部の監督に就任し、13歳年下の現役サッカー選手でJ2松本山雅所属の弦巻健人と結婚している。そんな大竹に降って湧いたのが、「週刊ポスト」(小学館)10月19日号に掲載された“不倫罵倒”報道だった。
「記事によると大竹は、夫の弦巻がFacebookで知り合った女性と頻繁に電話連絡をしていることに腹を立てて、夜10時から翌朝6時まで女性の携帯を鳴らし続け、折り返してきた女性に対し『あなたがしたことは不潔なこと!』『(Facebookの写真を見て)キタナイ女!』などと罵倒したそうです」(同)
いかにも解説者としてのイメージとはかけ離れた報道であり、大竹も後日自身のブログで「(夫と)仲良くやっています」などと反論しているが、実際に現場で大竹と接したサッカー関係者によると、なでしこ取材でも大竹のそうした素顔は垣間見えていたという。
「取材の時はかなり態度がデカく、なれなれしく選手たちに先輩風を吹かせている。自分が美人なことを鼻にかけているのが露骨で、かなりの毒舌。ある番組の収録前に大竹は、なでしこリーグの選手名鑑の写真を指さしながら『うわ~ブス、これもブス、あれもブス』と言い始め、スタッフもドン引き。そのくせ、アドリブに弱く、生番組などで想定外の質問をされるとしどろもどろ。これから大竹よりも実績のあるなでしこが続々引退していくので、仕事も減りそう」(テレビ局関係者)
解説者としての評価も高く、指導者としても期待を集めている大竹だが、4年後のリオ五輪でもその姿をテレビで見ることができるだろうか?
視聴率惨敗の「ヤングなでしこ」サッカーU-20女子代表 フジテレビの“ゴリ押し”でイメージダウン必至!?

INAC神戸公式サイトより
ロンドン五輪で見事、銀メダルを獲得したなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)。今回の快挙ともいえる好成績で、女子の代表試合やなでしこリーグが人気コンテンツとして今後期待されるわけだが、そんな彼女たちの“二匹目のドジョウ”を狙って、フジテレビが猛プッシュしているのがU-20女子代表、「ヤングなでしこ」だ。だが、これが巷で「ゴリ押し」と、もっぱらの評判なのだ。
「ヤングなでしこは、田中陽子(MF、INAC神戸)や仲田歩夢(MF、INAC神戸)、猶本光(MF、浦和レッズレディース)など、アイドル顔負けの美少女揃いで、ビジュアルでは完全に姉貴分のなでしこジャパンを上回っています。だからといって、ヤングなでしこの国際親善試合をゴールデン帯で中継するのは、いくらなんでも無謀です(苦笑)」(サッカー雑誌編集者)
これは13日に行われたU-20女子カナダ代表との国際親善試合だが、ゴールデン帯にもかかわらず視聴率はなんと5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨敗。ネット掲示板などでも「ウジテレビって、よく流行ってそうな物にとびついて爆死するよね」「U-20なでしことか誰が見るんだよって感じ」「女子サッカーをトレンドにしたかったんだろうが、厳しいね」「なでしこ便乗で爆死だからな」などと、嘲笑のコメントが相次いだ。
だが、これにも懲りず、フジは19日から日本で開催中の「FIFA U-20 女子ワールドカップジャパン2012」を、乃木坂46をサポーターに起用するなどして猛プッシュ。予選リーグの日本戦全3試合をゴールデン帯で完全生中継するというゴリ押しぶりだ。
「19日に行われたメキシコ戦は4-1と快勝しました。それは結構なことなのですが、観客席はガラガラでした。もちろん選手たちには責任はなく、現状の認知度では当たり前のこと。この試合も当然、フジはゴールデン帯で生中継したのですが、視聴率的に惨敗なのは間違いない。にもかかわらず、ニュースやPR番組で盛り上げようと必死で、これじゃ韓流ゴリ押しと同じ構図ですよ。こんなことを続けていると韓流同様、視聴者の批判を浴びて、ヤングなでしこにとってイメージダウンになりかねない」(同)
さらに「低視聴率でもフジがヤングなでしこをゴリ押しするのは、今後人気が期待できそうな女子サッカーに恩を売るという思惑も」(民放関係者)との声もあるが、過去の韓流ゴリ押しの失敗を見る限り、そうした深謀遠慮よりも単にロンドン五輪に便乗しただけというのが、実際のところではないだろうか。
【ロンドン五輪現地レポ】オッズはイーブン! なでしこジャパンはブラジル戦で“汚名”晴らせるか?

なでしこジャパンとブラジルのオッズはイーブン。
6/4、21/10という数字は、4(または10)ポンドかけると
6(または21)ポンド戻ってくるという意味
ロンドン五輪に参加しているサッカー女子日本代表・なでしこジャパンが、“らしくない”戦いぶりで決勝トーナメント進出(ベスト8)を決めた。
なでしこジャパンといえば、どんなときも懸命にプレーする「フェアプレー精神」が何よりの売りだったはず。昨年のドイツW杯で世界チャンピオンに輝いた際も、称賛されたのは、サッカーの内容よりも、小さな女の子たちが欧米の大柄な選手相手にも懸命に挑む戦いぶりだった。
お茶の間のファンは、恵まれない環境の中でも必死に頑張っている女の子たちに感動し、声援を送ったのだ。
しかし、7月31日に行われたグループリーグ第3戦の南アフリカ戦は、そんなイメージとは対極にある試合だった。
初戦のカナダ戦に2-1で勝利し、続くグループ最大のライバル・スウェーデン戦を0-0で引き分けたなでしこジャパンは2試合を終え勝ち点4とし、南アフリカとの第3戦を前に決勝トーナメント進出を決めていた。
本来ならば第3戦も勝って、首位通過を目指すところ。しかし、なでしこジャパンは意図的に引き分けを狙いにいったのだ。
もちろん、引き分けを狙いにいった理由はちゃんとある。佐々木則夫監督は、その理由についてこう話している。
「(準々決勝の)相手はどこでもよかったが、ここ(カーディフ)に残ることがベストだと考えた。グラスゴーに行くとなると、8時間くらいかかってしまうので」
なでしこジャパンはこの南アフリカ戦をカーディフで戦ったが、グループ1位通過となれば約500キロ離れたグラスゴーへの移動を強いられる。だが、もし2位になれば次戦もカーディフで戦えるのだ。
「相手はどこでもいい」というのも、決して本心ではないだろう。1位通過であれば、相手は先の親善試合で0-2と完敗したフランスで、2位通過で決まった相手は「スカートを穿いたペレ」と称されるエースのマルタが不在だったとはいえ、4月に4-1と快勝しているブラジルなのだから(イギリスになる可能性もあったが……)。
それにしても、誰の目にも明らかな「ドロー狙い」だったものの(なでしこは、引き分ければ無条件で2位通過が決まる状況だった)、公の記者会見でそれを明らかにしてしまったのは、少々驚きだった。後半途中に投入したMF川澄奈穂美には「申し訳ないけど(得意の)カットインからのシュートはやめてくれ」と言ったことまで暴露してしまうとは、なんと正直なことか(これこそ、なでしこジャパンらしいが……)。
ロンドン五輪のバドミントン女子では「無気力試合」をした中国などの8選手が失格となる厳しい処分が下ったばかり。戦略とはいえ、格下の南アフリカを相手に意図的に勝利を放棄した戦いぶりは賛否を呼んだ。
狙いどおりの戦略で準決勝に進出し、メダル獲得となれば、この策も称賛されるかもしれない。しかし、万が一失敗に終われば、汚名とされ、昨年来のなでしこ人気の急降下を招きかねないだろう。
ちなみに、地元イギリスのブックメーカー「William Hill」の日本対ブラジルのオッズはまったくの五分。キックオフは日本時間8月4日午前1時。果たして、なでしこジャパンは“汚名を晴らす勝利”で、メダル獲得に向け前進することができるだろうか?
(文=豪徳寺マサヲ)
「澤を切れるか……」豪州戦快勝でもメダルへの不安は山積 なでしこジャパンに迫られる決断

『負けない自分になるための32の
リーダーの習慣』(幻冬舎)
11日、東京・国立競技場で行われたサッカーのロンドン五輪壮行試合で、女子日本代表(なでしこジャパン)が3-0でオーストラリア代表に快勝した。この試合では序盤から主導権を握り、コンディション不良が伝えられていたMF澤穂希(INAC神戸)が復活ゴールを決めるなど、盤石の試合運びだった。これで五輪の金メダルも堅い、と言いたいところなのだが……。
「壮行試合の結果なんて、全然当てになりませんよ。こうした本大会直前の壮行試合では、弱い相手との対戦カードを組んで、気持ちよく勝って選手に自信をつけさせるのが目的ですから。だから、勝って当たり前。今回の五輪メンバーは、ワールドカップ優勝時のメンバーが多く選ばれていることもあり、メディアでは早くも金メダルを取ったかのような報道もありますが、このままでは金メダルなんてとても無理ですよ」(サッカーライター)
なでしこの金メダル獲得の前に大きく立ちはだかるのが、FIFAランキング1位の米国。最近の米国との対戦成績は、6月のスウェーデン遠征では1-4で完敗したものの、3月に行われたアルガルベ・カップでは勝利し、4月の国内親善試合では引き分けだった。6月の敗戦にしても、良性発作性頭位めまい症で離脱していた澤の調子が今ひとつだったことが大きい。澤のコンディンションが戻りつつある現在、金メダル獲得の可能性も高まっているのではないか。
「いやいや、米国との差は歴然ですよ。ワールドカップこそ米国を破って優勝したものの、これは実力では負けているけれど勝負には勝った、という格好です。そもそもアルガルベ・カップの勝利だって、90分以内で初めて勝ったぐらい。米国との間には依然として大きな戦力差が横たわっています」(同)
CMスポンサーも多く抱え、なでしこ人気を象徴する澤だが、佐々木則夫監督らが彼女の扱いに苦慮しているのだそう。女子サッカーの第一人者であることには変わりはないものの、このところチーム内での澤の求心力が低下しているという。
「現在の代表チームの大黒柱は澤ではなく、司令塔のMF宮間あや(岡山湯郷Belle)なんです。もちろん澤は精神的な支柱ではあるものの、戦力的に外せないのは宮間です。年齢的な衰えやコンディション不良に伴う不調などの原因もありますが、それよりも女子サッカー全体のレベルが上がって、かつてほど澤が絶対的な存在だとはいえなくなっているんです。少なくとも、W杯当時ほどの存在感はない。スウェーデン遠征でも、澤がいないほうが明らかに連携がスムーズなことが多かった。五輪本番では、状況次第で澤を外さざるを得ない局面も出てくるかもしれません」(同)
男子のA代表に目を向ければ、10年の南アフリカW杯では、当時の岡田武史監督は中心選手だったMF中村俊輔(横浜F・マリノス)を本番では外し、伸び盛りだったMF本田圭佑(CSKAモスクワ)らを重用して、日本を見事ベスト16に導いた。五輪本番でなでしこに同様の局面が訪れたとき、佐々木監督は澤を切ることができるのか。なでしこの金メダル獲得は、佐々木監督の決断にかかっているといっていい。



