韓国一のワガママ女優がついに事務所から独立! 解雇かそれとも…

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『ちりも積もればロマンス』ポニーキャニオン
 「もうあんな女優、誰も使いたくないでしょうね。女優はわがままですから、ある程度はガマンしますよ。でも彼女の場合は度が行きすぎてる! スタッフが愛想を尽かして当然です」(韓国スポーツ新聞芸能部記者)  わ~、ずいぶんお怒りですね! “あんな女優”とは、2011年にドラマ「スパイ・ミョンウォル」の撮影を途中でボイコットし、アメリカに逃避行したハン・イェスル(32歳)のこと。主演女優の撮影ボイコットは、韓国ドラマ史上初。韓国ドラマは事前撮影がほとんどなく、放送1時間前になんとか間に合ったなんていう“撮って出し”も珍しくありません。そんな状況で出演シーンの多い主演女優が撮影を拒否したとなると、さぁ大変! 「スパイ・ミョンウォル」は予定の分量を撮り終えることができず、放送中止に追い込まれる大騒動に発展…… つづきを読む

Y様のボウタイ事件、EXOの珍衣装…日本メディア泣かせの韓国人スタイリスト

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目が釘付けになる「変」Tシャツ! EXO「Growl」YouTubeより
 これまで幾度も、韓流スターやK-POPアイドルの撮影に立ち会ってきましたが、衣装やスタイリングで腰を抜かすことはいまだにあります。韓流の“神”とお呼びしたいY様も例外ではありません。数年前にあるテレビ局でY様を起用した視聴キャンペーンを実施したときのお話です。 「ソウルで数編のCM撮影をしたんです。専属スタイリストさんにお願いして、衣装のひとつとしてタキシードとボウタイを用意してもらうことにしました。でも、前日に衣装チェックに行ったら、ボウタイがないんです。必ずないと困るので、スタイリストさんに再度確認したら、なんて言ったと思いますか? 『韓国にはボウタイがないんです!』って。空いた口がふさがりませんでした」(テレビ局関係者  うっかり忘れたにしては、あまりに堂々とした釈明に、思わず「韓国ってそういう国なんだ」と納得してしまいそうですが、ちゃうちゃう! あれだけドラマや映画賞の授賞式が頻繁にある国でボウタイないってありえます? 着けてる男優、いくらでも見たことあるし! あれ、密輸入品だったの? ボウタイひとつの言い訳を国家レベルで語る凄腕テクに目眩いがしちゃいます。Y様クラスでこうですからね。 つづきを読む

『冬ソナ』から10年……異例のアワード無料開催に見る“冷え切った韓流ブーム”

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『冬のソナタ DVD-BOX vol.2』(NHKエンタープライズ/バップ)
 韓流ブームの火付け役となったのは言うまでもなく、“ヨン様”ことペ・ヨンジュン主演のドラマ『冬のソナタ』。今年は、同ドラマが大ヒットしてから10年になるのだという。この“10周年”という節目に、韓流絡みの大イベントが開催される。10月19日に千葉・幕張メッセで開催される「Korean Entertainment 10th anniversary Awards in Japan(韓国エンタ10周年アワード)」がそれで、韓流ドラマやK-POPといった韓国エンターテインメントの歴代ベストをファン投票により選出し、表彰するというものだ。 「“10周年”を記念するというのは、かなり強引というか無理やりな口実のような気がしますけどね(苦笑)。韓流ブームも凋落が言われて久しいですから、このイベントをカンフル剤にして、ブームを再び盛り上げようとしているのでしょう」(芸能ライター)  同アワードでは、ファン投票によって選出された「ミュージック大賞」(男性グループ部門、男性ソロ部門、女性グループ部門、女性ソロ部門、シングル)と「韓流10周年大賞」(男優部門、女優部門、ドラマ)の各受賞者が表彰され、選出された俳優やアーティストらが出席し、パフォーマンスも行われる予定。ちなみに俳優部門では中間発表がされており、男優ではペ・ヨンジュンがさすがの1位。ヨン様に続く2位は、近年の韓流ブームを支えてきた“グンちゃん”ことチャン・グンソク。 「注目すべきは、各部門の受賞者がちゃんと出演するかどうかでしょうね。大体、この手の韓流イベントは運営がずさんだったりするので、韓国側とコンセンサスが取れておらず、フタを開けてみればビッグネームの出演が皆無だった、なんてことも十分あり得ますからね。そのせいか、法外なチケット料金を設定してぼったくるのが普通なのに、今回は無料の招待制です。もっともブームが下火の今、カネなんて取ったら空席だらけになりかねない、という心配もあるのでしょうが(笑)」(同)  同アワードはTBSチャンネルなどのCS放送で生中継されるので、入場料収入は入らなくても放映権収入は確保されている。とはいえ、地上波ではないので、その金額は知れたもの。その意味では収益よりも、今回はイベント開催によってブームの健在を印象づけることが目的だといえそう。韓流ブーム凋落に対する関係者の焦りが透けて見えるようだ。

「自らヘイトスピーチ?」韓国アーティストPSYの“下品すぎる”新曲MVが4日で1億ビュー突破

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YouTubeより
 韓国人アーティストPSY(サイ)の新曲「GENTLEMAN」のMV(ミュージックビデオ)が動画共有サイトYouTubeに公開され、わずか4日で1億ビューを突破したことが話題になっている。  驚異的なスピードではあるが、こうした話題作りが“逆効果”になっているのでは? という声もある。 「なんというか、今回のMVはとにかく印象が悪いんですよ。まるで自ら“私は下品です”と、ヘイトスピーチをしているよう」(芸能ライター)  MVの内容は、PSY演じる中年男性が街中で暴れまわるという内容。トレーニングジムで女性がランニングしているマシンのスイッチを勝手に操作して女性を転倒させたり、エレベーターで便意を催した男性と同乗すると、フロアのボタンを乱打してトイレに行かせなかったり、図書館のようなスペースで読書中の女性に突然“にぎりっ屁”をしたり、プールサイドで横たわる女性のビキニを外したり、というもの。その際、PSYは必ずニヤニヤと笑いながら腰を振って踊っている。 「MVの意図としては『GENTLEMAN(紳士)と言いつつ、こんなヤンチャなことをやっちゃうオレ、面白い』という演出なんでしょうけれど、女性を転倒させたり、食べ物を粗末に扱う場面もありますし、アジア人のこうした振る舞いが欧米でどう受け止められるか、心配ですよ。シャレとして成立していないように見えますね……」(同)  PSYは、前作の「GANGNAM STYLE」でもYouTube上での再生数が15億回を超えており、常にランキングのトップに顔を出すなど世界中でも目立つ存在となっている。だが、多くのユーザーがこのビデオを見てPSYのファンになるかどうかは、また別の問題といえるだろう。

ぬるい『情熱大陸』の少女時代ドキュメンタリーでは国家の壁を超えない!?食事風景さえ追わない…

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) オセロ中島の早期復帰熱望に、テリー伊藤「病気直ってない。復帰前にすべきことある」 うつ病・社畜・就職浪人…… 生きづらい社会になった日本に全世界が同情中? 小出恵介はポスト・ジミー大西? お笑い芸人より目立つ“ギョウチュウ”俳優の発見 ■特にオススメ記事はこちら! ぬるい『情熱大陸』の少女時代ドキュメンタリーでは国家の壁を超えない!?食事風景さえ追わない… - Business Journal(3月29日)
少女時代
う〜んべっぴんさんぞろい。(「Wikipedia」より)
ーー『カンブリア宮殿』『ガイアの夜明け』(共にテレビ東京)『情熱大陸』(TBS)などの経済ドキュメンタリー番組を日夜ウォッチし続けている映画監督・松江哲明氏が、ドキュメンタリー作家の視点で裏読みレビュー! 今回の番組:3月24日放送『情熱大陸〜少女時代』(TBS)  「政治の軋轢を文化は超え得る」というナレーションに重なる、さいたまスーパーアリーナの風景に期待が高まった。  会場を埋め尽くす人の群れが凄い。「ハリウッドを超えた」という宣言で攻めて来た映画『シュリ』や、ヨン様ブーム、K-POPの人気もここまで来たか、と確認させられるオープニングカット。そして、このナレーションが意識しているのは最近の韓流ブームに対する反発についてだろう。  だが、少女時代はこんなにも支持されているのだ、と。  数々の雑誌記事とテレビ出演、中でも紅白歌合戦の映像がそれを証明している。しかし、色味を落としたコリアンタウン、新大久保の映像に「だが、去年の夏以降、日韓外交は急速に冷え込んだ」とナレーションが続く。「音楽番組への韓国人アーティストの出演機会が減った」とも。  僕はここである期待を抱く。  日本のアリーナを満員にする韓国トップアーティストの少女時代を通して、文化が政治とは別の力を持っていることを描いてくれるのではないか、と。画面左上の「日本初! 長期密着素顔と日常」という煽りも効いている。しかし、結論を先に書くと番組はどうにも消化不良のままで終わってしまった。  30分弱を通して描かれるのはメンバーのダンス練習とライブのリハーサル風景。オフショットと言っても私生活が撮れる訳ではない。打ち合わせ中、あまりに過酷なスケジュールに眠ってしまうメンバーがいれば、キャメラはそっと近寄って「聞こえてきた、小さな寝息」という倒置法がビシッと決まった『情熱大陸』的なナレーション。 『情熱大陸』よ、あまりにやさし過ぎないか。  以前、この連載で「本番中の役者の視線に入ってキャメラを回すのは失礼だと思う」と書いたこともあるけど、今回は引き過ぎではないのか。というか遠慮してるようにも見える。クリスマスイブに仕事で日本にいて、スタッフが「一年で一番大切な日に日本にいてくれてありがとう」という言葉をかけるけど、僕の印象では韓国はそれほどクリスマスイブに熱心とは思わない。「『(クリスマスは)恋人と過ごす日!』なんて言ってるの、日本人だけだよ」と、外国人の友人に言われたこともある。数年前、ソウルでイブを過ごしたこともあるが、逆に日本の過剰さを知ることが出来た。そんな日にも頑張って仕事をして、先に帰る『情熱大陸』スタッフに対し、全員起立して礼をする少女時代のメンバーというシーンがあるのだが、僕は「え、これを見せ場にしちゃうの」と取材の甘さを思ってしまった。というか取材対象者より先に帰る時点で密着じゃないし。そんなつまらないツッコミをしてしまう程、僕には残念な回だったが、だからこそ見えるモノもある。  それは少女時代が、日本で受ける取材には日本語で答える、というスタンスをとっていること。彼女たちの多くは、片言ながらも可能な限り日本語で伝えるようにしている。例えば日本ツアーについて聞かれればメンバーの一人であるスヨンは「楽しみですけど。すごく緊張してる。まだステージのフォーメーションとか分からなくて、今から行って、それのリハーサルをするんですけど、覚えるのがプレッシャー」と答えた。僕がこうして文章に起こすと、彼女が流暢に答えたかのように思われてしまうが、実際は句読点の間にどう伝えるべきか悩んでいる“間”がある。彼女たちが、できるだけ正確に、誤解のないように思いを伝えるその姿は、胸に迫るものがあった。  外国人が日本語を話す時、僕らはどこか微笑ましい気持ちになる。そこに一生懸命さがあるからだろうか。それとも懐かしい気持ちを刺激されるからだろうか。伝えたい、という気持ちを自然な会話や通訳を交えた交流よりも強く感じることは間違いない。ファンもそんな想いを感じて、より応援するのだろう。  そんなインタビューの後に彼女はスタッフに「ご飯食べましたか」と聞く。スタッフも彼女に同じ問いをすると「ご飯、ここで食べます」と楽屋に入った。僕は過密なスケジュールの中、何を、どんな風に食べるのかが気になるが、キャメラは追わない。食と睡眠は人の無防備な姿を見せてしまう。そういう意味でも撮影に挑んで欲しかった。きっと彼女も、あの雰囲気だったら取材を了解したのではないだろうか。  番組は冒頭で「政治の軋轢を文化は超え得る」と断言していた。その答えを制作スタッフは少女時代のメンバーの口から語らせようとする。だが「一部では韓国のアーティストの活動が少なかったという意見があるけど」という質問に対し、彼女たちは日本語で真意を伝えることは難しそうだ。これにもスヨンは「私の考えでは、音楽には国とか言葉が違っても問題がない。音楽は心から聞いてること。もっといい音楽を作りたい、聞かせたい」と答える。たどたどしくも、懸命さの伝わる日本語で。 「素直な情熱にも国境がない」とナレーションがフォローするが、それを体現しているのは少女時代のライブだ。番組のファーストカットで十分に証明されている。だからこそ僕は『情熱大陸』の視点をもっと見たかった。取材者が気付かない現実を、膨大な取材結果を通して、時には強引な形で見せてしまう、お得意の方法で。やさしさだけでは真意を伝えるのは難しい。 (文=松江哲明) ■おすすめ記事 オセロ中島の早期復帰熱望に、テリー伊藤「病気直ってない。復帰前にすべきことある」 うつ病・社畜・就職浪人…… 生きづらい社会になった日本に全世界が同情中? 小出恵介はポスト・ジミー大西? お笑い芸人より目立つ“ギョウチュウ”俳優の発見 逆三角形で、お腹すっきり! 須藤元気が教えるスーツで出来る筋トレで目指せ、細マッチョ!! 「服が透ける」スマホアプリは透けない!? ワンクリ詐欺で「スケベ野郎!」と罵倒され…

「『マンガ 金正日入門』発禁」はウソ! エロか、親日表現か…韓国マンガのタブー事情

【サイゾーpremium】より ――今夏より、いささかの緊張状態を過ごしてきた日韓両国。韓国における反日感情は根強い。韓国内のマンガにおいて、日本はどのように描かれてきたのか?多様性を増す韓国マンガの現場で、日本がどう受け止められているのか探求した。
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(絵/師岡とおる)
 今夏、8月10日に李明博大統領が竹島に上陸したことを発端に、史上最悪とまでいわれる緊張状態に陥った日韓関係。かねてより韓国内では、もろもろの歴史的経緯を鑑み、反日感情が強いと言われてきた。だが、文化レベルになれば話は別。韓国内で日本のマンガの人気は高い。マンガ好きが高じて、日本に留学してきた韓国人女子はこう言う。 「韓国で人気があるのは『NARUTO』や『ONE PIECE』、『名探偵コナン』などの少年マンガや、一部の少女マンガです。マンガの人気ランキングサイトなどを見ても、上位20位をほとんど日本のマンガが占めていることもあります。韓国内で”マンガ好き”といわれる層は、だいたい日本のマンガを読んでいるのではないでしょうか」  マンガオタクだという韓国人男性も、これに同意する。 「ファンの間でアツく語られるような作品は、だいたい日本のマンガだと思います。そもそも韓国では、マンガはアイドルと同じく子どもの趣味と見なされている。数年前までは街中に貸本マンガ屋があって、マンガはそこで借りて読むものだったのですが、そこにいて違和感がないのは高校生くらいまで。最近はパソコンでダウンロードして読む人も増えているので、少し状況は変わってきていますが……」  韓国のマンガコラムニストで、出版企画社を経営する宣政佑氏は、「社会全体としてはいまだにその傾向が強いです」と首肯した上で、時代による変遷を語ってくれた。 「韓国内でも90年代、一時的にオタク文化に照準が当たって、『マンガ・アニメを見る大人がいる』ことに、大衆が”驚く”ということがありました。00年代に入るとマンガ・アニメ文化の流行が過ぎてしまって、そうした雰囲気は感じられなくなりましたが、個人主義の空気も社会に拡がっているので、大人がマンガやアニメを見ていても、かつてより珍しがられる雰囲気はないと思います」  とはいえ日本では、「マンガは子どもが読むもの」という認識は、今や雲散霧消している。日本と韓国では、マンガを取り巻く事情がかなり異なっているようだ。 「韓国では今、ネットで読むマンガが人気です。2大ポータルサイトであるDaumとNAVERに連載されるものがよく読まれ、話題になります」(前出・マンガ好き韓国人女子)  ネット大国・韓国では、マンガの主戦場もウェブに移行している。ウェブマンガはWEB+CARTOONの造語で、「ウェブトゥーン」と総称される。日本ではウェブ連載で好評を博した作品が単行本化されてヒットすることがあるが、韓国でのウェブトゥーンの扱われ方は、少し違っている。 「韓国でも当初は個人がブログ等で発表し、単行本にして売るという形も存在しました。しかし00年代中盤頃から徐々に、NAVERやDaumといった大手ポータルサイトが、ウェブトゥーンの連載場所になり、雰囲気が変わってきます。個人サイトなどで発表するのはアマチュア作家で、プロのウェブトゥーン作家になると、ポータルサイトからの依頼で原稿料をもらって週1~2回ペースで連載するようになった。韓国でもマンガ雑誌の縮小は激しく、SFにギャグ、スポーツ、恋愛と、幅広いジャンルを描くのはウェブトゥーンの役割になっている感じはあります。単行本化する場合は出版社から出しますが、サイトのほうは作品を下ろしませんから、さほど売り上げは期待できない。だから、日本では”ヒット”というと単行本の売り上げが基準になりますが、韓国では必ずしもそうではないわけです。ウェブトゥーンに関しては、売り上げという概念はあまり意味がありませんから」(前出・宣氏) ■エロには厳しいが政治的には厳しくない?
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金正日死亡後の半島を描いた『STEEL RAIN』。今
は日本でも、ウェブ上で無料で読める。
 ことほどさように韓国マンガ界の成り立ちは、日本のそれとは大きく違う。では、内容の面はどうだろうか? 韓国のマンガにおいて、タブーとなるのはどういった表現なのか。  まず、法的に最も厳しくチェックされるのは性表現と暴力表現だ。先述の通り「マンガは子どもの読むもの」という認識が根強いため、子どもが目にすることを基準にした規制が行われる。 「97年に成立した青少年保護法の中には、『青少年への有害環境』の規制義務が規定されています。マンガを含む出版物、映画、放送番組などすべての分野に対して一定の審議が行われますが、これは日本に比べれば厳しいといえます。もっとも、世界的に見て日本が緩すぎるということもありますが」(前出・宣氏)  日本では少年マンガでもバトルものが主流なだけに、暴力表現が多い。『ドラゴンボール』は90年代に韓国でも人気を博したが、暴力描写の多さと、日本文化への反感も相まって販売反対運動が起こった、と当時日本国内で報じられている。  一方、モチーフ自体が社会背景に照らしてタブーとなりそうな事柄もある。例えば北朝鮮問題。両国は今も「休戦中」であり、10年の延坪島砲撃事件のようなことが起きれば、関係は緊張する。そうした”微妙”なネタをマンガにすることは、タブーではないのだろうか。事実、98年に発行された『マンガ 金正日入門』は、韓国内で発禁処分を受けたと話題になった。 「確かに同作の日本版は、『韓国で発売禁止』と大きくうたわれていました。しかし本全体を読むとわかるのですが、実際は、当時韓国に流れていた北朝鮮との和解ムードで出版社が及び腰になり、一度は書店に並んだものを自主回収した、という話なのです。当時も今も、北朝鮮を批判する書籍はほかにもたくさん流通している。むしろ今でも戦争が終っていない『敵国』である北朝鮮を、事実に反して擁護するような出版物のほうが危険です」(同)  実際、80年代当時においては、北朝鮮を賛美するような内容の本はタブーであった。 「当時は『韓国政府が隠しているだけで北朝鮮は素晴らしい国だし、皆豊かに暮らしている。だから北朝鮮に行こう』といった内容の作品は、国家保安法による取り締まりの対象になりました。その後90年代には、融和政策を進めていく中で、北朝鮮を批判する内容に対して気を使う雰囲気ができた時期がありました。『マンガ 金正日入門』の原著が出た頃は、ちょうどそのタイミングにぶつかったため、出版社のほうが過剰反応したのではないかと思います」(同)  現在、小学館のウェブサイト「クラブサンデー」に掲載されている韓国マンガ『STEEL RAIN』という作品がある。これは11年5月からDaumで連載されたウェブトゥーンだが、内容は、金正日総書記死亡後に北朝鮮内部でクーデターが発生し、朝鮮半島が混乱に陥る、というもの。実際に金正日が亡くなったのは11年12月なので、生前から連載されていたことになる。同総書記には長らく健康不安が囁かれていたこともあり、かなり不謹慎感があるが……。 「特に何も起きてないですね。近年、北朝鮮を描いたマンガが問題になったことはないと思います」(同)  そしてもうひとつ気になるのが、韓国マンガにおける日本の描かれ方だ。例えば、反日感情が高まる中では、親日的な作品が読者から非難を受けるようなことはあるのか? 「日本をマンガの中でどう描こうと、基本的にはタブーはそこにはないです。そもそも、あまり流行るネタではありません」(同)  本稿の取材にあたって調べてみたところ、商業作品においてはそうしたものは確かに少なかった。80年に出版された『弓』では、日本帝政時代の朝鮮半島を舞台に、母国を裏切って日本側に近づいた同胞へ復讐を遂げる主人公が義賊的に描かれている。舞台設定ゆえに反日的とも受け取れるかもしれないが、どちらかというと、強いものに加担してしまう人の弱さや愚かさを描いた作品だ。そして『弓』の作者・李賢世による『南伐』(94年/日本未発売)では、日本の侵略を受けた韓国が日本を降伏させ、竹島の領有権が韓国にあることを世界に知らしめる……という今まさに旬な話題を扱っている。同作は人気を呼び、08年には実写映画化の話まであったほどだ。ちなみに作者の李は05年、「名誉独島警備隊長」に任命され、サイバー空間で独島を守る任務を任されている。  とはいえ、これら以外に目立った人気作はなく、かつて『嫌韓流』へのアンサーとして『嫌日流』が出版されたが、韓国内でも全然売れなかったという。国家間の問題とマンガは別物とばかりに、日本との距離感も適切に構えるのが通常のようだ。そして創作者の側の動きも、かつてのように日本のマンガ界を目指す方向ではなくなってきている。 「例えば90年代からマンガを描いている作家たちは日本進出に積極的ですが、今の若い世代は、日本マンガもあくまで面白さのひとつとしてしか認識していない。今主流になっているウェブトゥーンは日本マンガの流れとは大きくかけ離れていますから、そこからマンガを描き始めた人たちは、日本進出を目指す感じでもないのです」(前出・宣氏)  政治の緊張が文化に与える影響は少なくないが、サブカルチャーが国のあり方に左右されるのも馬鹿馬鹿しい話ではある。韓国マンガが独自進化を遂げ、まったく異なるスタイルのマンガと影響を受けあうようになることが、日本にとっても良きことであるのは間違いないだろう。 (取材・文/七星 光) 【「サイゾーpremium」では他にも韓国をえぐる記事が満載です。】ナマモノタブーはなし!? K-POPアイドル同人も! 韓国腐女子事情慰安婦問題でも大統領の保身のためでもない! 竹島問題が加熱した本当の理由韓国”ネトウヨ・ネトサヨ”の真の脅威朴槿恵の大統領就任で反日運動が激化!?
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「違和感しかない……」韓流歌手PSY「江南スタイル」日本デビュー無期限延期の裏事情

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 動画配信サイト「YouTube」でPVの再生回数が4億回を突破し、全英チャート1位、全米チャート2位など欧米の音楽チャートを席巻し、いまや世界中で社会現象を巻き起こしているのが韓国人ラップ歌手・PSY(サイ)のヒット曲「江南スタイル」だ。 「PSYはバークリー音大出身のエリートミュージシャン。日本で人気の多くの韓流スターのように長身・イケメン・マッチョではなく、見た目はメタボな中年キャラにもかかわらず、“乗馬ダンス”と呼ばれる『江南スタイル』のダンスが注目され世界中で大ヒット。韓国国内ではライブチケットが即完売で、“ライブの皇帝”と呼ばれている」(韓国芸能界に詳しい芸能ライター)  徐々に日本の情報番組や女性誌、ネットニュースなどもPSYを取り上げているだけに、東方神起、少女時代、KARAらの人気が爆発し、ここ数年はK-POPブームが巻き起こっている日本でいまだにCDデビューしていないのが不思議なくらいだが、実は、ひそかに日本でのCDデビューが無期限延期になっていたというのだ。 「PSYが所属するのはBIGBANGと同じ事務所の『YGエンターテインメント』で、所属レーベルは昨年YGとエイベックスが共同で設立した『YGEX』。今年1月にはYG所属歌手たちによる日本公演でお披露目されていたため、日本デビューにまったく支障はなく、9月26日にミニアルバムで日本デビューすることがエイベックスの公式サイトなどで告知されていた。日本デビューにあたっては、『江南スタイル』を日本語訳してタイトルを『六本木スタイル』にして収録する予定だったが、思わぬ世界的なヒットで『江南スタイル』としてそのまま収録するところまで決定し、韓国メディアでも報じられていた。ところが、いつの間にかエイベックスのサイトには『PSYに関して、誤った情報が上がってしまっておりましたことをお詫び致します。今後については、決定し次第YGEXオフィシャルサイトにて発表致します』と書き込まれており、どうやら、日本デビューが無期限延期になったようだ。その背景には、竹島をめぐる日韓関係の緊張もあるのではとささやかれていたのだが……」(音楽関係者)  韓国メディアのこれまでの報道をまとめると、「江南スタイル」の世界的ヒットにより、PSYは9月初めにジャスティン・ビーバーやジェニファー・ロペスら超大物アーティストが所属するアメリカのレコードレーベル「アイランド・レコード」と契約。どうやら、日本での活動よりも本格的な全米進出を選んだことが、日本デビュー無期限延期の原因だったようだ。  だが、こうした状況、日本での発売を予定していた「YGEX」は胸をなで下ろしているのだという。 「日本でも7月くらいからワイドショーなどで取り上げられ始めましたが、はっきり言って反応は最悪でした。ちょうど“K-POPゴリ押し”に対する反韓ムードが高まっていたころでしたし、『K-POP=美形』のイメージで売り出していたので、PSYの登場には違和感しかなかった。予定通り日本デビューしても、ほとんど売れなかったと思いますよ」(ワイドショー制作会社関係者)  なおPSYは現在、アメリカを拠点にしており、日本での活動予定についてはまったく目処が立たない状態のようだ。

「違和感しかない……」韓流歌手PSY「江南スタイル」日本デビュー無期限延期の裏事情

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 動画配信サイト「YouTube」でPVの再生回数が4億回を突破し、全英チャート1位、全米チャート2位など欧米の音楽チャートを席巻し、いまや世界中で社会現象を巻き起こしているのが韓国人ラップ歌手・PSY(サイ)のヒット曲「江南スタイル」だ。 「PSYはバークリー音大出身のエリートミュージシャン。日本で人気の多くの韓流スターのように長身・イケメン・マッチョではなく、見た目はメタボな中年キャラにもかかわらず、“乗馬ダンス”と呼ばれる『江南スタイル』のダンスが注目され世界中で大ヒット。韓国国内ではライブチケットが即完売で、“ライブの皇帝”と呼ばれている」(韓国芸能界に詳しい芸能ライター)  徐々に日本の情報番組や女性誌、ネットニュースなどもPSYを取り上げているだけに、東方神起、少女時代、KARAらの人気が爆発し、ここ数年はK-POPブームが巻き起こっている日本でいまだにCDデビューしていないのが不思議なくらいだが、実は、ひそかに日本でのCDデビューが無期限延期になっていたというのだ。 「PSYが所属するのはBIGBANGと同じ事務所の『YGエンターテインメント』で、所属レーベルは昨年YGとエイベックスが共同で設立した『YGEX』。今年1月にはYG所属歌手たちによる日本公演でお披露目されていたため、日本デビューにまったく支障はなく、9月26日にミニアルバムで日本デビューすることがエイベックスの公式サイトなどで告知されていた。日本デビューにあたっては、『江南スタイル』を日本語訳してタイトルを『六本木スタイル』にして収録する予定だったが、思わぬ世界的なヒットで『江南スタイル』としてそのまま収録するところまで決定し、韓国メディアでも報じられていた。ところが、いつの間にかエイベックスのサイトには『PSYに関して、誤った情報が上がってしまっておりましたことをお詫び致します。今後については、決定し次第YGEXオフィシャルサイトにて発表致します』と書き込まれており、どうやら、日本デビューが無期限延期になったようだ。その背景には、竹島をめぐる日韓関係の緊張もあるのではとささやかれていたのだが……」(音楽関係者)  韓国メディアのこれまでの報道をまとめると、「江南スタイル」の世界的ヒットにより、PSYは9月初めにジャスティン・ビーバーやジェニファー・ロペスら超大物アーティストが所属するアメリカのレコードレーベル「アイランド・レコード」と契約。どうやら、日本での活動よりも本格的な全米進出を選んだことが、日本デビュー無期限延期の原因だったようだ。  だが、こうした状況、日本での発売を予定していた「YGEX」は胸をなで下ろしているのだという。 「日本でも7月くらいからワイドショーなどで取り上げられ始めましたが、はっきり言って反応は最悪でした。ちょうど“K-POPゴリ押し”に対する反韓ムードが高まっていたころでしたし、『K-POP=美形』のイメージで売り出していたので、PSYの登場には違和感しかなかった。予定通り日本デビューしても、ほとんど売れなかったと思いますよ」(ワイドショー制作会社関係者)  なおPSYは現在、アメリカを拠点にしており、11月発売の新曲が全米チャートで1位を獲得すれば「『江南スタイル』をトップレスで披露する」と公言しているという。

ついに正式決定の情報も! 今年の紅白歌合戦は“韓国枠”ゼロが確定的に

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第63回 NHK紅白歌合戦
 今年のNHK『紅白歌合戦』で、“K-POP枠”が消滅することが正式決定されたという。  昨年は東方神起とKARA、少女時代の3組が出場したが、竹島をめぐる日韓関係の悪化により「出場させるのは視聴者の反感を招く」(同局関係者)と結論づけた模様だ。  放送時間は午後7時15分から同11時45分までで、震災復興をテーマに掲げた昨年と同じ過去最長タイ。NHKの松本正之会長本会長は、今月6日の定例会見で「ロンドン五輪で日本の選手団が史上最多38個のメダルを獲得して、日本に大きな力を与えた。今度は歌で力強く踏み出そうとメッセージを伝えたい」とコメント。日本人歌手中心の選考になると暗に示した。  音楽業界関係者は「韓国人アーティストの大半は、日本での活動は単なるビジネスと割り切っている。祖国に帰れば『独島は我々のもの』と言ってはばからない者もいる。そんなアーティストを生放送に出して、万が一、政治的なメッセージを送られでもしたら、受信料の不払い騒動どころじゃなく、国際問題になる。NHKの判断は賢明ですよ」と話す。  古くから「芸能の世界は政治の話は持ち込まない」という暗黙のルールがあるが、もはやそれどころではない。竹島問題を機に、日韓両国の文化交流が途絶えかかっているのは紛れもない事実だ。K-POP排除――。『紅白』という日本の看板番組が下した決断の持つ意味は大きい。

ついに正式決定の情報も! 今年の紅白歌合戦は“韓国枠”ゼロが確定的に

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第63回 NHK紅白歌合戦
 今年のNHK『紅白歌合戦』で、“K-POP枠”が消滅することが正式決定されたという。  昨年は東方神起とKARA、少女時代の3組が出場したが、竹島をめぐる日韓関係の悪化により「出場させるのは視聴者の反感を招く」(同局関係者)と結論づけた模様だ。  放送時間は午後7時15分から同11時45分までで、震災復興をテーマに掲げた昨年と同じ過去最長タイ。NHKの松本正之会長本会長は、今月6日の定例会見で「ロンドン五輪で日本の選手団が史上最多38個のメダルを獲得して、日本に大きな力を与えた。今度は歌で力強く踏み出そうとメッセージを伝えたい」とコメント。日本人歌手中心の選考になると暗に示した。  音楽業界関係者は「韓国人アーティストの大半は、日本での活動は単なるビジネスと割り切っている。祖国に帰れば『独島は我々のもの』と言ってはばからない者もいる。そんなアーティストを生放送に出して、万が一、政治的なメッセージを送られでもしたら、受信料の不払い騒動どころじゃなく、国際問題になる。NHKの判断は賢明ですよ」と話す。  古くから「芸能の世界は政治の話は持ち込まない」という暗黙のルールがあるが、もはやそれどころではない。竹島問題を機に、日韓両国の文化交流が途絶えかかっているのは紛れもない事実だ。K-POP排除――。『紅白』という日本の看板番組が下した決断の持つ意味は大きい。