金融トップをゲットしたテレビ東京・大江麻理子アナ“天然キャラ”の裏に見せた、したたか戦略とは

ooeana0918.JPG  テレビ東京の大江麻理子アナウンサーが16日、マネックスグループ代表取締役社長CEOの松本大氏との結婚を発表した。  大江アナは、報道各社にFAXで結婚を報告。「いつまでも互いを慈しみ、感謝しあえる夫婦でありたいと思っています。心の支えができた今、これまで以上に仕事にも邁進してまいります」としている。  大江アナといえば、人気女子アナランキングの上位に常に顔を出すなど、“弱小”キー局のテレ東にあって唯一と言っていい、全国区の知名度を誇る人気者。2007~13年に出演した『モヤモヤさまぁ~ず2』でブレークを果たし、清楚なルックスと同番組で見せた女子アナらしからぬ天然ボケの一面は、彼女を一気に人気アナの地位に押し上げた。 「まさに青天の霹靂。まったくのノーマークでした。今年4月に赴任先のニューヨークから帰国して、看板番組の『ワールドビジネスサテライト』でキャスターを務めるなど、バラエティから報道へと路線変更の矢先でしたから、男関係は当分ないと思われたのですが……。そもそも大江さんには浮いた話が少なく、過去に一般人男性との関係がささやかれたことがありましたが、実は弟だったというオチがついたことがあったほど(笑)。でも、そのへんのチャラい女子アナと違って、お相手がスポーツ選手でも芸能人でもなく、実業家というのが大江さんらしいですよね。実業家といってもパチンコ関係とか、かつてのヒルズ族のようなベンチャー社長とかではなく、マネックスグループという、れっきとした金融業のトップというのもイメージがいいですね」(スポーツ紙記者)  お相手の松本氏は東京大学法学部を卒業後、ゴールドマンサックスのゼネラルパートナーなど外資系金融機関を経てマネックス証券を創業した、バリバリの超エリート。大江アナが米国から帰国した直後に交際が始まり、半年で結婚に至ったという。松本氏はバツイチで、年齢は大江アナより15歳年上の50歳。それだけに、ネット上では「大江アナなら、もっと若くていい相手と結婚できたはずなのにもったいない」という声や、反対に「結局、カネ目当ての玉の輿かよ」という声が相次いでいる。 「“天然ボケ”と称される大江さんですが、あれはテレビ向けの作り込んだキャラ。実際はキャリア志向の野心満々の女性ですよ。バラエティ番組で人気を博しましたが、もともとは報道志望でしたからね。現在のポジションは、彼女が望んだ通りのキャリアプラン。今回の結婚でも、そんな彼女の上昇志向が明らかになったのでは。有名スポーツ選手などを選ばなかったことで好感を抱く向きもありますが、松本氏のような人と結婚したということは、大江さんの上昇志向が、普通の女子アナのそれをさらに上回るものだということにほかならない。15歳という年の差を考えれば、松本氏のステータスや富などを計算していることがうかがえますよね。松本氏にしたって、天然ボケの女性を伴侶に選ぶわけがない」(民放関係者)  キャリアもステータスも富も手中に収め、思い通りの人生を突き進む大江アナは、そのへんの女子アナよりもよっぽどしたたかだった、ということなのか。

寺脇康文が“確執説”あった水谷豊を参考に役作り!?「スタッフも苦笑いするしか……」

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『ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~』テレビ東京
 俳優の寺脇康文が、7月スタートのテレビ東京系“金曜8時のドラマ”『ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~』で4年ぶりに連続ドラマ主演する。 「この枠は、昨年10月、現代劇としては13年ぶりに復活したゴールデン帯連続ドラマ枠で、1月クールには北大路欣也さん主演の『三匹のおっさん』が全8話の平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、同局現代劇連続ドラマの最高視聴率を記録しました。局としても、この枠を重視しているので、寺脇さんにも頑張ってもらいたいですね」(テレ東関係者)  寺脇が演じる主人公・秋田晋也は、「生きている人間を相手するよりも、死体のほうが楽」と言い放ち、他人とのコミュニケーションに少々難がある変わり者の役。 「変わり者を演じる寺脇さんは“僕は『相棒』に出てたから大丈夫ですよ! いつも近くで見てましたからね”と、自信満々でした。それってつまり、水谷豊さんが変わり者だったってことですからね。スタッフも、苦笑いするしかなかったようです」(ドラマ関係者)  寺脇の『相棒』降板は水谷との確執が原因というのがもっぱらだが、本人はおろか誰もその件については発言していないだけに、この発言に驚いたスタッフも多かったという。 「水谷さんも寺脇さんも熱い人ですから、いろいろと衝突したんじゃないですかね。本人は“これ(『ラスト・ドクター』)を代表作にしたい!”と意気込んでいますから、出来上がりが楽しみです」(同)  ハマリ役といわれた『相棒』亀山薫役を超えることができるか――。

体調不良で休養のテレ東・紺野あさ美アナ“イジメ説”を局関係者が一蹴「ちょっと叱ればイジメ扱いか」

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テレビ東京による公式プロフィール
 元モーニング娘。メンバーで、テレビ東京の紺野あさ美アナウンサーが、体調不良を理由に休養していることが伝えられたが、“局内イジメが原因”というウワサには、局内から反発の声が上がっている。 「紺野は何から何まで特別待遇で、どこにイジメなんてあるのか。入社してすぐに番組も担当させてもらって、普通なら徹夜の多い勤務時間も、ほかのアナウンサーに比べたら、かなり甘くしてもらっていた」  こう話すのは、テレ東関係者。「女子アナは社員なんだから、テレビでしゃべるだけが仕事ではなく、デスクワークもたくさんある。それなのに、彼女は“なんでそんなことまでやるのか”といった顔をして避けていた」と続ける。 「そこで周囲が仕方なく彼女の分の仕事まで引き受けたりしていたから、彼女のことを快く思わない人がいたのは当然だろうが、だからといってイジメなんて絶対にありえない」(同)  紺野アナは2001年、高橋愛らとともにモー娘。のメンバーとなったが、06年に学業優先のため卒業。大学合格後に一度は復帰したものの、再び抜けて11年、テレ東に入社した。スポーツ番組『neo sports』を担当するも、アナウンサーとしての評価はイマイチ。さらに、入社4カ月で男性とのお泊まり報道が出てしまう始末だった。  これは人々が行き交う駅のホームでキスや抱擁する大胆なものだったことから「局内では、あまりに無自覚という声が飛んだ」と前出関係者。 「ちょっと叱ればイジメ扱い。むしろ真面目に取り組んでいる周囲がかわいそう。紺野はスポーツ選手の取材にはやたらと積極的で、北海道の某プロ野球選手と親しくなり、局内の不満を愚痴っていたことが外に漏れたこともあった」(同)  その後は広島東洋カープの野村祐輔投手と交際が報じられた紺野アナだが、今年3月26日に突然、番組を降板。4月から担当番組はなく、姿を消していた。  最近はかなり痩せてしまい、局内から「仕事で悩んで精神的に弱っている様子だった」という声もあったが、前出関係者は「この程度で仕事を放り出すのなら、アナウンサーとしては無理なのでは」と突き放す。  そもそも彼女を採用した局側の責任については「ある役員が、彼女をやたらかわいがっている。その人物に話を聞いてみたらいい」と、当初からウワサされた“コネ入社”をにおわせる発言もあった。  いずれにせよ、紺野があまり現場で歓迎されていなかったというなら、イジメでなくともそれが休養の原因かもしれない。 (文=鈴木雅久)

テレ東史上最高視聴率ドラマ『三匹のおっさん』現場に、“おとうさん犬”登場で……

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『三匹のおっさん ~正義の味方、見参!!~ DVD-BOX』(ポニーキャニオン)
 テレビ東京のドラマ『三匹のおっさん』最終回の平均視聴率が、12.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)と、記録が集計されている1989年以降のプライムタイム(午後7~11時)の連続ドラマ(時代劇を除く)では同局史上最高の数字を獲得した。  この最高視聴率は14年ぶりに更新され、初回の11.6%もこれに次ぎ、全8回の平均も10.2%。全話平均が2ケタ台となったのも同局初の快挙という、まさに記録尽くしのドラマとなった。 「やはり、“高齢者ターゲット”というテレ東の方針がうまくいっているんでしょう。ドラマ自体の面白さもありましたが、ゴールデンで若手俳優もヒロインもいないドラマというのは、テレ東くらいじゃないですか。そういった物珍しさで見ていた人もいるのでは」(テレビ局関係者)  数字がいいと現場の雰囲気もよくなるのが常で、現場はいつも笑いに包まれていたという。 「北大路欣也さんが場を盛り上げて、それに泉谷しげるさんが文句をつけ、志賀廣太郎さんが突っ込む、というのが一連の流れでしたね(笑)。カメラが回っていなくても、ずっと“三匹のおっさん”状態でした」(芸能事務所関係者)  さらに、ロケ中にはこんな“ハプニング”もあったという。 「ソフトバンクのCMで北大路さんが声を演じている“おとうさん犬”が現場に来たことがあったんです。たまたまロケ現場近くに飼い主が住んでいて、北大路さんも『ほら、珍しい2ショットだぞ! 撮れ撮れ!』と、みんなを巻き込んで笑いながら写真撮影をしていました。撮影終了後には北大路さんが『またみんなで集まりましょう』と言っていましたから、続編の制作もほぼ決まりでしょうね」(ドラマスタッフ)  早く、続編を見てみたいものだ。

大橋未歩アナ「テレ東は、落ちた人間の集まり」発言に見る“女子アナ下克上”物語

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テレビ東京 公式サイトより
「テレ東は、基本(他局を)落ちた人間の集まりです。そう、私もです!」  2日に放送されたテレビ東京の開局50周年記念番組『50年のモヤモヤ映像大放出! この手の番組初めてやりますSP』で、MCを務めた大橋未歩アナのこの発言が話題を呼んでいる。これは、テレ東(旧・東京12チャンネル)の大先輩である田原総一朗氏が、「(テレ東は)制作費が安い。偏差値も低い。TBSやNHKに入った人間がテレ東には来ないもん」と言ったことを受けてのもの。 「大橋はフジテレビとテレビ朝日を落ちて、テレ東に入社した身。それが、自身が他局の人気アナと肩を並べるほどになったのに加え、テレ東自体の視聴率もフジが視野に入ってくるほど好調とくれば、ちょっとした“リベンジ”の気分なのでしょう」(女子アナウォッチャー)  また先ごろ、赴任先のニューヨークから帰国し、記者会見を開いた大江麻理子アナも、他局を落ちてテレ東に入社した“非エリート”女子アナ。しかし、今やカトパンこと加藤綾子(フジテレビ)、ミトちゃんこと水卜麻美(日本テレビ)と女子アナ界の人気を三分するほどの存在。大橋や大江にとっては、“下剋上”を果たした気分なのではないか。 「女子アナ志望者は就活の際、まず在京キー局を狙いますが、それから在阪キー局、地方局、独立局などといった具合に、どんどん志望を下げていきます。テレビ局に入社できなかった者は、フリーアナウンサーやお天気キャスターなどを擁する芸能事務所に所属するようなケースもあります。テレ東といえどキー局なわけですから、そこに引っかかった大橋や大江はまだ運がいいほう」(同)  つまり、在京キー局の女子アナの“サクセスストーリー”の裏には、キー局に入社できなかった地方局アナやフリーアナらが死屍累々としているわけだが、そんな彼女たちにもリベンジの機会がないわけではない。 「フリーで活躍する山岸舞彩や中田有紀、皆藤愛子などは人気、知名度ともにヘタな局アナを凌駕していますからね。十分、下剋上を果たしているといっていいでしょう。もちろん高給与が保証されている局アナと違って、収入面で劣るということはあるかもしれませんが、それだって人気や実績次第では山岸のように億単位のギャラでキー局と契約できるわけですから」(同)  また、仕事面だけでなく、プライベートでもリベンジの機会がある。 「賞味期限がある女子アナの多くは、その目標をキャリアアップに置いているわけではありません。安藤優子のようにキャスターとして大成するよりも、有名人と結婚して“セレブ妻”になることが目標だったりする。例えば、フリーアナウンサーの成嶋早穂は元東海テレビの局アナだったのですが、一昨年、広島東洋カープの前田健太投手と結婚しました。マエケンが大リーグへ移籍しようものならセレブ妻、一気にリベンジですよ(笑)」(同)  女子アナのサクセスストーリーにも、紆余曲折があるようだ。

『ワールドビジネスサテライト』会見 大江麻理子アナを“推しまくる”しかないテレ東の「コマ不足」事情

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 テレビ東京の大江麻理子アナ(35)が10日、都内で行われた『ワールドビジネスサテライト』(WBS)のリニューアル会見に出席。3月31日から新キャスターとして出演する大江は、『出没!アド街ック天国』や『モヤモヤさまぁ~ず2』など街歩き番組の経験を生かし、「現場に足を運ぶことを大切にしたい」と挨拶。一方、関係者の間では、捨て身の宣伝術を使ってまでも“大江推し”をせざるを得ない、テレ東の苦しい台所事情がささやかれている。  『モヤさま』で大ブレークし、ここ1年はニューヨーク支局に赴任していた大江アナ。上下白のパンツスーツ姿で登壇すると「これまで、視聴者のみなさんは親近感を持って私や番組を見てくださっている。(WBSでも)視聴者の方が、より疑似体験ができる取材を心掛けたい」と意気込みを語った。現在、視聴率が好調な同局を支える、愛川欣也さまぁ~ずら、過去に担当した番組共演者には、すでに帰国とキャスター就任を報告済みだという。また、現キャスターで、3月末から玉突き人事で地上波からBSに活躍の場が変わる小谷真生子(49)からは、「1にも2にも体力勝負。(健康維持に)うまく医療機関を使いなさい」と、アドバイスを送られたことも明かした。  会見終盤では「ここで浮かれたら終わり。地に足をつけて、局員全員、弱小局であることを忘れずに生きていこうと思います」と語った大江アナ。「この発言は、誰よりも危機感がある何よりの証拠です」と話すのは同局関係者だ。 「ニューヨーク赴任前から“駐在は1年限定で、その後はWBSのキャスターに横すべりで就任”という路線が決まっていた。そんな無茶な人事をしなければならないほど、今のテレ東には人材が育っていないんです。大江派 VS 大橋未歩派は有名ですが、いずれもそれぞれの後輩が今ひとつ伸び悩んでいる。だからこそ、かねてから報道志望だった大江アナのキャスター就任が実現した、という側面もあります。また、会見ではインターネットで生配信を実施。さらに、写真誌まで取材許可を出すという、経済番組としては異例のアピールぶり。ネット上ではコアファンに宣伝しまくり、ゴシップ媒体をも取り込んで、なんとか成功させたい――。今回の会見からは、そんな複雑に入り組んだ“大人の事情”が見え隠れしましたね」  キンキンやさまぁ~ずから学んだことを、報道番組でどう生かすのか? 大江アナの手腕に注目したい。

超大御所・北大路欣也主演の大好評『三匹のおっさん』が、“平成の水戸黄門”になる!?

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『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』テレビ東京系
 17日に放送された『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』(テレビ東京系)の初回が2時間スペシャルで放送され、平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/同)を記録して話題を呼んだ。続く24日放送の第2回も9.3%と、テレ東としては大健闘の数字となっている。 「同ドラマはテレ東が開局50周年のドラマとして放送しているのですが、ネット上などでの評判も良く、かなり評価の高い作品ですね」(テレビ局関係者)  『三匹のおっさん』は有川浩の小説を原作とし、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎演じる“おっさん”3人が正義の味方として町内の悪者をこらしめる痛快ドラマ。 「中には平成版『水戸黄門』という声も上がっています。やはり、この3人の個性が強いので、面白い作品になっているんじゃないでしょうか」(同)  実際に撮影現場へ行った同局の関係者は、その雰囲気の良さに感心したという。 「撮影開始日あたりは、泉谷さんが昨年の紅白の話をずっとしていて。『もう絶対出ないよ! つまらない!』と、あの“泉谷節”で言うものですから、現場は爆笑の渦でしたね。食事はケータリングなんですが、それに対しても『まずい! ほかに食うものないのかよ!』って、平気で言っていますからね。外でのロケも多いので『さみぃよ! 帰ろうぜ!』と周囲を盛り上げています」  そんな泉谷とは対照的に、静かに現場を盛り上げているのが北大路欣也だという。 「北大路さんは多くは語らないのですが、いつも現場に入るときにジャイアンツの原辰徳監督ばりにスタッフと“グータッチ”をするんです。みんなそれで気合が入っていますよ! ここだけの話、テレ東は予算が少ないので、ケータリングも北大路さんが手配しているんじゃないかって話です。泉谷さんが現場を盛り上げて、北大路さんがスタッフひとりひとりの士気を高めていて、非常にいい現場だと思います」(同)  今年は、“おっさん”旋風が巻き起こるのか!?

大食い番組の新境地……『腹ペコ!なでしこグルメ旅』に見るテレ東の“矜恃”とは

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『腹ペコ!なでしこグルメ旅』(テレビ東京)
 90年代後半から一大ムーブメントを巻き起こした大食い番組。火付け役であるテレビ東京の『元祖!大食い王決定戦』からは、ギャル曽根やジャイアント白田など多くの大食いタレントが生まれ、他局も競って大食い番組を放送した。 「タレントではなく素人をキャスティングすることで制作費を抑えられる上、視聴者の満足度も高かった大食い番組は、バラエティのいわば救世主のような存在でした。しかし2002年に番組を真似て給食の早食いをした男子中学生が窒息死し、大食い/早食い番組への批判が殺到、さらに2011年の震災における自粛ムードの波に大食いエンタテインメントはすっかり勢いを失いました」(テレビライター)  そんな中、老舗テレ東から新たな大食い番組が生まれ、話題を呼んでいる。それがこの『腹ペコ!なでしこグルメ旅』。ギャル曽根をブレークさせるなど大食い素人のタレント化に長けた同局が、あえて大食い女性だけを招集。サッカーのなでしこJAPANにかけ「大食いなでしこJAPAN」として数々の企画に挑んでいる。過去にグラドルとして写真集やDVDも発売している三宅智子やアンジェラ・アキを彷彿とさせる風貌から命名されたアンジェラ佐藤、一口の大きさは他の追随を許さないロシアン佐藤など、『元祖大食い王決定戦』ではおなじみの面子が顔をそろえる。 「それまでの大食い番組と大きく異なるのが、出演者同士を競わせないところです。あくまで番組の軸はグルメ旅。たくさん食べた者勝ちというシンプルさはありませんが、たとえば激安商店街の大食い散歩、道の駅で人気一位のメニューを予想しつつ大食い、デカ盛り店主との三番勝負など、単体の企画としては既視感はあるものの、それを『大食いなでしこ』という枠で展開することで新しい面白さを見せている。いつもはライバルである大食いタレントたちがチームとして連携し、得意不得意をカバーし合うのもすがすがしい。また半分素人の出演者が多い大食い番組で重要な役割を果たすのがMCですが、ブラックマヨネーズという人選も絶妙でした」(同)  『大食い王決定戦』の司会は「ギャル曽根」「アンジェラ佐藤」など多くの個性的なネーミングを生み出してきた中村有志が長く担当してきた。同番組の成功は、中村の冷静なツッコミとホスピタリティあふれる回しの技術に負う部分も少なくない。ブラマヨは中村が積み重ねた大食い回しの技術に加え、小杉は自ら大食い側に入りスケール感を分かりやすく視聴者に伝え、吉田は番組内での悪役に徹し、結果、大食いなでしこのヒーロー性を高めることに一役買っている。 「『腹ペコ!なでしこ』は大食い番組にとっての命綱である“リアリティ”をあえて脇に置いているようにも見えますね。ブラマヨというキャラクター性に富んだ2人が仕切ることで、一種サーカスを見ているような気持ちにさせられるんです。大食いってもともと、ファンタジーなものですから」(同)  興味深いのは、そうしたファンタジーな世界を演出しつつ、制限時間内で食べきれなかったり苦手なモノでギブアップしたりという「負け」や「失敗」のリアリティは追求しているところだ。「さすがにこれは無理だろう……」というデカ盛りをなんなくクリアするのが大食いバラエティの定石だが、最強のはずのアンジェラ佐藤が最後の最後で時間をオーバーしたり、アゴの弱い三宅智子が肉をかみきれずリタイアしたり、後味の悪い終わり方をする回も少なくない。しかしそれがかえって番組に奥行きを与え、次への楽しみにつながっているのも事実。それは長く大食い番組を作り続けてきたテレ東ならではの「遊び」と言えるのかもしれない。 「他局では冠番組を持つ実力派ブラマヨをMCに起用し、ナレーションは『名探偵コナン』のコナン役でおなじみの高山みなみ。お金をかけるところには、ちゃんとかけてる」(同)  まさにテレ東の矜恃、といったところか。 (文=西澤千央)

テレビ東京『路線バスの旅』が『めちゃイケ』超えで、追い詰められるフジテレビの苦悩

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『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 京都~出雲大社』(Happinet)
 2007年よりテレビ東京系『土曜スペシャル』で不定期放送されている人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』。以前から高視聴率で話題になっていた番組だが、年明け4日に放送された回では同時間放送帯のトップを獲得した。 「フジテレビの『めちゃ×2イケてるッ!』を抑えて1位になったのには驚きました。『めちゃイケ』は600回SPだったので、当然1位だと思っていましたが、意外でしたね」(芸能事務所関係者)  『めちゃイケ』が12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったのに対し、『路線バス』は13.0%。数字上は僅差ではあるが、その差はもっと大きいと、あるテレビ局関係者は語る。 「この『路線バスの旅』は、いつ放送しても安定して12~13%取れるんです。出演者は太川陽介さんと蛭子能収さんに、毎回マドンナとして女性ゲストを迎え3人で放送しているので制作費も安い。それに比べて『めちゃイケ』はゲストも多いですから、費用対効果を考えても『めちゃイケ』より『路線バス』のほうがはるかに優れているんです」  さらに、話は大みそかの特番までさかのぼる。 「フジの大みそかは東京五輪を見据えて、オリンピックネタを中心に今年を振り返るというものでしたが、視聴率が0%台の瞬間もあったように、惨敗を喫しました。テレ東は、数字はNHKや日テレに及ばないものの、ボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志の防衛戦を放送して、同局の大みそか歴代最高視聴率タイを記録しました。これを見たテレ東の関係者は『年末年始はフジテレビにも勝てる! 今年はこれに『路線バス』も組み込みたい』と意気込んでいるみたいです。『路線バス』だと生放送じゃなくてもいいですし、3時間くらいでも持つ番組ですからね。この春にDVDを発売しますが、その売り上げ次第では、大みそかか元旦に放送する可能性も出てくるかもしれませんね」  テレビ東京にまで追い詰められた、元王者のフジテレビ。彼らに挽回のチャンスはあるのだろうか――。

大江麻理子不在、大橋未歩は復帰でも……世代交代進まぬテレビ東京“人気女子アナ”事情

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『やりすぎコージーDVD BOX10 やりすぎFBI~捜査報告会~(2)・「喋りすぎコージー」おもしろい話ばっかり詰めてみました!』(よしもとアール・アンド・シー)
 今年1月から軽度の脳梗塞で療養していたテレビ東京アナウンサーの大橋未歩アナウンサーが12日、都内スタジオで収録された特番『やりすぎ都市伝説スペシャル2013秋』で番組復帰を果たした。  大橋アナは3日に職場復帰していたが、復帰後初の番組出演に「待っていてくださった皆様には、感謝の思いでいっぱいです」と喜びのコメントを寄せた。また、今後の活動について「どれだけ血圧が上がっても大丈夫な体に作り直してきましたので、今後は一層、皆様と楽しい番組を作っていけるように努めて参りたいと思います」と意気込んでいるが……。 「とはいえ、再発の恐れもあるでしょうから、今後はかつてのような無理はできないと思いますよ。彼女は民放キー局の中にあってマイナーなテレ東を長らく引っ張ってきたので、局としても痛いでしょうね。人気“ツートップ”の片割れだった大江麻理子アナもニューヨーク勤務だし、帰国後はバラエティではなく報道畑を中心に活動するようですから、彼女たちに続く“全国区”の人気女子アナの登場がまたれるところです」(スポーツ紙記者)  大橋、大江ほどではないが、それなりの知名度のあるテレ東の女子アナといえば、元モーニング娘。の紺野あさ美や『ゴッドタン』の松丸友紀、大江アナから人気番組『モヤモヤさまぁ~ず2』を引き継いだ狩野恵里、『A×A ダブルエー』の秋元玲奈と相内優香といったところか。 「小粒な感は否めないですよね(笑)。少なくとも大橋や大江のように、フジテレビの女子アナに伍して“人気女子アナランキング”に登場するほどではない。テレ東としては、大橋と大江の後継者の育成が急務でしょうね。大橋はそれまでの“つなぎ”として、療養前ほどとはいわないまでも、当分は活躍せざるを得ないでしょう」(同)  まだまだ“テレ東の顔”として、局の期待がその双肩にかかりそうな大橋アナだが、健康には十分留意してほしいものである。