おばさん女優たちの座談会と化すも、爆笑ヨーグルト姫の登場に期待! 『監獄のお姫さま』第2話

おばさん女優たちの座談会と化すも、爆笑ヨーグルト姫の登場に期待! 『監獄のお姫さま』第2話の画像1
TBS系『監獄のお姫さま』番組サイトより
 人気脚本家・宮藤官九郎作品にお馴染みのスタッフ&キャストが集結したドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第2話が24日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回と変わらずの結果となりました。  その前回、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐することに成功した馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)、若井ふたば(満島ひかり)の5人。その犯罪の背景には、6年前に吾郎に二股をかけられ、その浮気相手だった横田ユキ(雛形あきこ)の殺害に関わった罪で捕まってしまった江戸川しのぶ(夏帆)の冤罪を晴らすという目的があったのです。  今回は6年前に遡り、浮気した夫を刺した罪で懲役5年の実刑判決を受けたカヨが、しのぶとの出会いの場『自立と再生の女子刑務所』に入所したところからスタートしました。  洋子や明美と同じ雑居房に収監されたカヨは、カリスマ経済アナリストの千夏が脱税の罪で収監されていることを知り、心を躍らせます。というのも、銀行でキャリアウーマンとして鳴らしたカヨは、著作のすべてを読破するほど千夏のファンだからなのです。そしてある日の休み時間、運動場で千夏の姿を見つけたカヨはその想いをぶつけるのでした。  しかし、これが千夏の気分を害してしまうことに。その日からカヨは雑居房内で嫌がらせのターゲットにされてしまうのです。洋子や明美たちは、千夏にSNS上で悪評を書かれることを恐れてその指示にしたがっているのですが、そのことに気づいたカヨは刑務官のふたばに千夏と十種競技で勝負させてくれと直訴。その勝負を通じてカヨが、千夏や雑居房のメンバーたちと打ち解けたところで今回は終了となりました。  ドタバタ犯罪コメディーだった前回から一転、今回は女子刑務所が舞台になったのですが、そのテイストはどこか今年4月期に放送された剛力彩芽・主演ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)を思わせるところがありました。同ドラマも雑居房内の女囚たちをコメディータッチで描いたものだったのですが、こちらは出演者にトリンドル玲奈や橋本マナミ、安達祐実など華やかなキャストが顔を揃えていました。その一方、『監獄のお姫さま』は50代の小泉今日子と森下愛子がナチュラルメイクで登場とビジュアル面で劣ることは否めません。菅野美穂にしてもうっすらメイク&緑の囚人服という姿で初登場した際には、一瞬誰だかわからないほど地味でした。  見た目で負ける分、経験豊富な演技面で勝ったかと思うとそうでもありませんでした。小泉は終始声が小さいため台詞が聞き取りづらく、森下は同局で放送された『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(ともにTBS系)など他の宮藤脚本ドラマ出演時と似たような演技&キャラクターのため新鮮味が薄いのです。  また、今回は刑務所が舞台のシチュエーションコメディに近いカタチのため、松尾スズキが主宰する劇団・大人計画の座付き作家として身を起こした宮藤にとっては得意中の得意なハズなのですが、くすりとも笑えない台詞のオンパレード。おばさん女優たちの座談会を延々と見せられているような気分に陥ってしまいました。  演出に関しても、カヨが刑務所のルールや特色を説明された際に流れたVTRにモデルの押切もえが登場したり、劇中で流れるドラマ内にお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子が出演していたりと、宮藤作品では定番の“こんなところにこんなキャストが!?”という意外性で笑いをとる小ネタがいくつかあったのですが、どれもスベリ気味。また、カヨと千夏が十種競技勝負を通じて仲良くなる展開も無理やりな感じがあり、その勝負自体もどれも退屈に思えました。  今作に限らず宮藤の脚本には“わかる人にだけわかればいい”というニュアンスが見え隠れするような印象を個人的には受けるのですが、それがバッチリとはまれば前述した『池袋~』などのような大ヒットに繋がる一方、笑いのツボをことごとく外してしまうと目も当てられない低視聴率に終わってしまう危険性をはらんでいるように感じます。そして現時点では、今回の作品は後者のタイプに近いのではないでしょうか。  ただ、物語のキーパーソンであるしのぶがまだほとんど登場していないため、これから巻き返していく可能性は十分にあるでしょう。ネット上に爆笑している姿が出回ったこと+乳製品会社の令嬢であることから“爆笑ヨーグルト姫”と称されている設定には若干のサムさを感じてしまいますが、演技派の夏帆の登場によって他のキャストたちが活き活きとしてくるかもしれません。  次回、そのしのぶがいよいよ刑務所に収監されるということで、物語が本格的に動き出すことを期待したいと思います。 (文=大羽鴨乃)

宮藤官九郎の脚本にキレなく、テンポの悪いダダ滑りコメディー『監獄のお姫さま』第1話

宮藤官九郎の脚本にキレなく、テンポの悪いダダ滑りコメディー『監獄のお姫さま』第1話の画像1
TBS系『監獄のお姫さま』番組サイトより
“クドカン”の愛称で知られる人気脚本家・宮藤官九郎の新作ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第1話が17日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。1ケタ台からのスタートとなってしまいました。  さて、まずはあらすじを少し。“イケメン社長”として人気を集めるEDOミルク社の板橋吾郎(伊勢谷友介)は、日曜朝の情報バラエティ番組『サンデージャポン』(同)に出演中、ADから出された“息子が誘拐された”というカンペに驚き、妻・晴海(乙葉)に慌てて連絡。しかし、息子・勇介(前田虎徹)は無事ということで安堵します。  その一方、勇介と他の子を間違えて誘拐に失敗してしまった馬場カヨ(小泉今日子)、“女優”こと大門洋子(坂井真紀)、“姐御”こと足立明美(森下愛子)、“財テク”こと勝田千夏(菅野美穂)の4人は大慌て。吾郎の秘書を務める“先生”こと若井ふたば(満島ひかり)に助けを求めたところ、晴海が勇介を連れて美容院へ連れて行くことがわかり、今度は誘拐に成功します。そしてカヨは吾郎に連絡して、その夜に予定されているチャリティ・イベントで“告白”をするよう促すのです。  てっきり身代金を要求されるものだと思っていた吾郎は、犯人の指示を聞いてゾッとします。というのも吾郎の脛には傷が。それは6年前のことでした。当時の経営者一族と叩き上げの吾郎を社長に推す一派との間で内部抗争が勃発。結局、吾郎が社長令嬢・江戸川しのぶ(夏帆)と恋仲になったため、結婚して婿養子になれば同族経営の体面も保てるということで、抗争は終結を迎えることになったのでした。  しかしその後、吾郎が二股をかけていたことが発覚。そして、もう1人の恋人・横田ユキ(雛形あきこ)が殺され、実行犯がしのぶに殺害を依頼されたと供述したため、“嫉妬に狂っての犯行”と嫌疑をかけられたしのぶが実刑判決を受けることになってしまったのです。  勇介を誘拐した犯人は、6年前の真相について語るよう要求している。そう気づいた吾郎は動揺するのですが、今の地位を失うことを恐れてチャリティ・イベントでは何も語りません。  そんな吾郎の予想通り、カヨたちはしのぶの仲間。女子刑務所で共に過ごした元囚人なのです。まだ監獄にいる“姫”の復讐を果たすべく今回の計画を実行したのですが、吾郎が真実を話さないため強行作戦に打って出ることに。まず吾郎を誘拐して、その代わりに解放した勇介にネット動画でしのぶの裁判やり直しを求める声明を出させたのです。そして、世間がザワつき始めたところで今回は終了となりました。  さて、感想。今回はクドカンの出世作となったドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(いずれもTBS系)でプロデューサーを務めた磯山晶が企画を担当し、同じく両ドラマで演出を務めた金子文紀が演出とプロデューサーを兼任。また、キャストも小泉や森下などクドカン作品でお馴染みのメンバーが集結したため、良作を期待する声が集まっていました。  しかし、今回は終始ダダ滑りしている感が否めませんでした。まず冒頭、『サンデージャポン』のMCを務めるお笑いコンビ・爆笑問題の2人だけは本物で、壇蜜や杉村太蔵などのコメンテーターたちはソックリさんというところで笑いをとろうとしたのかもしれませんが、その意図がミエミエで笑えず。しかもそのシーンが、吾郎の悪夢と正夢、カヨの視点と合計3回も繰り返されたためテンポの悪さを感じてしまいました。  それと、誘拐時のカヨたちのドタバタ劇も見ていられませんでした。ターゲットを間違える、車のエンジンがかからなくてピンチになるなど、素人でも考えられるようなどうしようもないトラブル続き。美容室で勇介を連れ去る際、カヨと女優がレンジャーものの全身衣装を着ていたシーンも意味不明な演出でした。また、クドカンの脚本といえばサブカル的な小ネタを挟んで笑いを誘うのが肝ともいえますが、今回は台詞にまったくキレがなく、それを演じる女優たちのリズムもイマイチでした。  また、憎まれ役である吾郎はもっと悪い男に描いてもよいのではないでしょうか。今回見た限りでは、ただの女好きの優男といった感じ。復讐コメディーなわけですから吾郎が悪ければ悪いほど、痛い目をみた時の痛快さが増す。そういった意味では、6年前の事件に吾郎がどう関わっていたのか、しのぶを裏切ったのかどうかなどといった点は気になるところではあります。  さて、次回はその6年前に遡り、しのぶとカヨたちが女子刑務所で出会う場面が描かれるようです。出所した後に復讐の加担をするということは相当な動機があってのこと。今回ほとんど出番がなかったしのぶですが、一体どのような女性なのか。次週の放送を待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)

なぜ話題にならない!? 満島ひかりが新作主演映画で「決意の乳首露出」も……

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 なぜかまったく話題になっていないが、これは今年最大のエロトピックスではなかろうか。  7月29日公開の映画『海辺の生と死』で、主演女優の満島ひかりが“ナマ乳首”を公開しているというのだ。  満島といえば、1997年にアイドルユニット「Folder」に「HIKARI」名義で参加。2000年にDAICHIとJOEが脱退し、女子5人組ユニット「Folder5」となった後も、03年までアイドル歌手として活動した。  その後、女優に転身し、09年には園子温監督の映画『愛のむきだし』で濃厚なレズシーンや、過激オナニーをこなしている。  その演技力は業界内で非常に高く評価され、昨年のドラマ『トットてれび』(NHK総合)、今年の『カルテット』(TBS系)の好演で、今では実力派女優の一人に数えられるほどだ。  舞台は太平洋戦争の末期。特攻艇隊長である恋人(永山絢斗)の出撃前夜に、満島が裏庭の井戸で身体を浄めるシーンで、彼女の乳房が全開になる。 「最後の逢瀬になるかもしれないという想いから、自身も自決の覚悟で水を浴びる。そんな異様な空気が流れる中、上半身が丸出しのまま数十秒間も満島の美乳が映りっぱなしになります。バストはそれほど大きくない手のひらサイズでしたが、水しぶきが彼女の乳首を伝っていく様がエロチックでしたね。彼女の女優としての覚悟を感じました」(映画ライター)  満島は昨年5月に映画監督の石井裕也と離婚。同時に永山との熱愛が発覚したため、今作の話題は永山とのその後にばかり集中していた。そんな色恋話でスルーされそうになっている満島の決意の乳首。男ならそれだけでも“見る価値アリ”だろう。

満島ひかり、岡村隆史と混浴で“お宝拝見”に衝撃走る! 「胸はないけど……」発言には称賛の声

満島ひかり、岡村隆史と混浴でお宝拝見に衝撃走る! 「胸はないけど……」発言には称賛の声の画像1
株式会社ユマニテ公式サイトより
 ナインティナインの岡村隆史が、7日に放送されたラジオ番組『ナインティナイン 岡村のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、『東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~』(日本テレビ系)にゲスト出演した女優の満島ひかりについて言及する場面があった。  岡村によれば、ロケで温泉を訪れた際、満島に全裸を見られてしまうハプニングがあったものの、満島は「私、弟とかいるから全然平気なんですよ」と平然としていたとのことで、ネット上では「トップクラスの女優は肝っ玉が違うな」「そんなこと言われたら、こっちが恥ずかしくなっちゃうよね」などと反響を呼んでいる。 「同番組は、岡村と東野幸治がゲストを迎え、気ままに旅を楽しむというのがコンセプト。満島が出演したのは高知・四万十川を訪れた回で、温泉に入浴している時に冗談で満島を呼んだところ、満島が本当に来てしまったとのこと。まさか入ってくるとは思わなかった岡村と東野は、その時すっぽんぽん状態だったのですが、満島は動揺することなく『結構なモノをお持ちで』と感想を述べたそうです。これについて岡村は、『やっぱりもう、天才女優って、そこらへんも全然なのよ』と感心した様子を見せていました」(芸能関係者)  その美貌と天才的な演技力で、いまや日本を代表する女優にまで上りつめた満島。しかし、アイドルから女優へと転身する際には当時の事務所社長から反対されたといい、先月23日放送の『さんまのまんま 初夏に大笑いしましょかSP』(フジテレビ系)では当時のことを赤裸々に語って話題を呼んだ。 「満島は、1997年にアイドルグループ・Folder(後にFolder5に改名)のメンバーとしてデビューしましたが、同グループが2000年に活動休止となったことをきっかけに、女優業への転身を当時の事務所社長に直訴。しかし、アイドルとして売り出すために資金を投入していたこともあり、社長からは『お前なんか胸がないから女優になれない』と頭ごなしに否定されてしまったとのことでした。ただ、満島はその社長に向かって、『胸はないけど夢はあります』と言い返したそうです」(同)  今月29日から公開される映画『海辺の生と死』では、熱愛がウワサされる永山絢斗と共演している満島。ファンを嫉妬させつつも、円熟味を増す演技力で物語の世界へと引きずり込んでくれるに違いない。

「満島ひかり・水原希子を呼べないなら、妹を!?」安易な“思惑”見え隠れするスタバ戦略

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満島ひかり(左)/水原希子(右)
 大手コーヒーチェーン・スターバックスコーヒーの商品新作発表会が先日、都内で行われたが、このキャスティングを巡って、芸能関係者の間では「あまりにも安易すぎる」と批判の声があがっている。  発表会はは、ミュージシャンがこのイベントのためだけに書き下ろしで制作された楽曲をバックに、ファッションショー形式で展開。女優・水原希子の妹でモデルの水原佑果や、女優・満島ひかりの実妹でモデルの満島みなみらが出演。 「イベントでは、都会の公園をイメージしてか、本物の緑を移築して演出するなど、かなりのお金のかけよう。ベタな形で商品発表会をするよりも、洗練された形でやるのは、それはそれで新鮮味はあったと思いますよ」(広告代理店関係者)  だが、芸能関係者の間では「キャスティングが安易過ぎて、思惑がバレバレだ」と苦笑いする。 「要は、水原希子と満島ひかりを引っ張り出したかったけど、予算的に見合わないからそれぞれの妹を引っ張り出しただけでしょ(笑)。まぁ、妹に媚びを売っておいて、そのうち姉の2人にも参加してもらおうという魂胆が丸見えです。せっかくの演出も、見る人が見れば『あぁ……』と台無しになってしまう。今回のキャスティングは、その典型的な例だと思いますよ」  話題の人をすぐさま起用すればいいかといえば、そうでもない。かといって、芸能人の妹を起用するのも……バランスを取りながらアピールするのは難しいようだ。

宮藤官九郎&錦戸亮撃沈……『ごめんね青春!』が「日曜劇場」史上最低視聴率「関ジャニ∞では数字が取れない」

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TBS『ごめんね青春!』番組サイトより
 関ジャニ∞・錦戸亮主演ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系/日曜21時~)の最終回が21日に放送され、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。これに、視聴者から疑問の声が相次いでいる。  同作は、仏教系の男子校・東高と、カトリック系の女子校・三女の合併をめぐる学園コメディドラマ。国語教師を演じた錦戸のほか、満島ひかり、ジャニーズWEST・重岡大毅、AKB48・川栄李奈、トリンドル玲奈、森川葵らが出演していた。  初回こそ10.1%と2ケタだったが、その後1ケタが続き、第7話で5.7%まで低迷。最終回は、裏番組の沢口靖子主演スペシャルドラマ『科捜研の女』の14.8%に差をつけられてしまった。  なお、全話平均7.6%。これは、1993年に単発枠から連ドラ枠に移行した「日曜劇場」史上、最低記録。2009年以降、最下位だったオダギリジョー&長澤まさみ主演『ぼくの妹』の全話平均7.9%を下回ってしまった。  同作の脚本を手掛けた宮藤官九郎は、先月の『宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で心境を吐露。「俺の感覚がズレてるのかと思うと、不安になっちゃって……」「俺が面白いと思うことは、ダメなんじゃないか」「何かが違ってるんだろうな」「心はズタズタ」などと弱音を連発し、まさに青息吐息。  一方で、TBS編成局長は、今月行われた定例会見で「めちゃくちゃ面白い」「(今期のドラマで)話題を含めて、ナンバーワン」と自画自賛し、「なんで数字が“ごめんね”なのか……」と困惑した。  また、多くの視聴者の意見も同様だ。ネット上では「クドカンの独特な笑いの世界がツボ」「レベルの高い役者さんが、くだらないコメディを真剣に演じてるのが最高」「笑って、泣けるすばらしいドラマ」など、絶賛コメントが圧倒的。ゆえに、「こんなに面白いのに、なんでみんな見ないの?」「低迷する理由が分からない」「評判と視聴率がちぐはぐ」といった書き込みが見受けられる。 「理由は、多々考えられますが、1つは錦戸が所属する関ジャニ∞が、潜在視聴率を持っていないということ。錦戸主演の『パパドル!』や、大倉忠義主演『Dr.DMAT』(共にTBS系)は、ゴールデン帯で5~6%台まで落ち込み、大コケ。今期の丸山隆平主演『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)も、評判は散々。業界内では『ソロ活動が弱い関ジャニ∞では、数字が取れない』という空気が漂っています。  また、劇中に散りばめられた細かいギャグに対し、好みが分かれてしまったことも一因。主人公が授業中に『へいへいへい、これ誰の~?』とブラジャーを振り回し、『湘南乃風か!』とツッコまれるシーンや、男子学生が眠気から授業中に勃起するシーンなどに対し、『笑えない』『くだらない』と見限ってしまった視聴者も少なくないようです」(芸能ライター)  TBSが太鼓判を押しながらも、不発に終わってしまった『ごめんね青春!』。『半沢直樹』で跳ね上がった「日曜劇場」のブランド力も、いよいよ打ち止めのようだ。

“脱アイドル女優”のモデルケース!? AKB48の前田敦子、大島優子は満島ひかりになれるのか

mitsushimahikari_0309.jpg 「脱アイドルの女優化という意味では、彼女が一番成功しているんじゃないでしょうか。今でも映画にドラマに仕事のオファーはひっきりなしで、ほとんど休みがない状態のようです」(芸能事務所関係者)  アイドルグループ「Folder5」の一員としてデビューした満島ひかり。2003年に同グループが活動を休止してからは、女優に転身した。 「彼女はもともと女優志向だったそうです。その中でも特に舞台の仕事が好きで、事務所にも優先順位は、舞台→映画→ドラマと伝えているそうです」(同)  2010年には、主演を務めた映画『川の底からこんにちは』の監督・石井裕也と結婚したが、いわゆる普通の結婚生活はほとんど送れていないという。 「彼女も忙しいですけど、石井監督も相当多忙です。昨年監督した『舟を編む』が今年の日本アカデミー賞で6冠を獲得するなど、国内有数の売れっ子監督。先日も、戦前カナダに実在した日系人野球チーム“バンクーバー朝日軍”を題材にした映画『バンクーバーの朝日』の監督を務めることが発表されましたが、彼の元には数えきれないほどのオファーが来ているそうですよ」(映画関係者)  夫婦そろって多忙な中でも、先日、満島が受賞した『第21回読売演劇大賞 杉村春子賞』は夫婦でお祝いしたそうだ。 「彼女は年間30本以上もの舞台を観劇するくらい、舞台好きなんです。大劇場から小劇場まで、隈なく足を運んでいるそうです。石井監督も、彼女の女優としてのそんな一面を評価していると思いますよ。まあ、夫婦の時間が取れなくなったら、周防正行監督と草刈民代さんのように、彼女を自分の映画で起用すればいいんですよ」(同)  前田敦子や大島優子のように、アイドルからの女優転身が相次ぐ中、満島のようなポジションに行ける者は何人いるのだろうか?

『Woman』スタッフも絶賛の“女版・堺雅人”満島ひかりに、主演オファー殺到中

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『Woman DVD BOX』(バップ)
 『Woman』(日本テレビ系)で民放での連続ドラマ初主演となった満島ひかり。その演技力からすでに女優としての地位は確固たるものを築いていたが、今作でそれを揺るぎないものにしたと、同番組スタッフは話す。 「実は、最後のほうは撮影がかなり押していたんです。終盤に進むにつれ、台本が上がるのが遅くなって……。撮影とオンエアの間隔もなくなってきて、全員が焦っていました。そんな中、満島さんはセリフも多いのにほとんどNGを出さずにやっていて、共演の田中裕子さんも『あの子は本当にすごい。これからもっとすごい女優になる』と大絶賛していたのが印象に残っています」  ベテラン女優からの絶賛もあってか、最終回は最高視聴率をマークして有終の美を飾った。気になるのは今後の満島のスケジュールだが、 「彼女は自分で台本を読んで、出る作品を決めています。今まで役の大きさにはこだわらなかったそうですが、これからは主演のオファーも増えるでしょうし、すでに何本もの映画のオファーが彼女に行っているそうです。もちろん、主演のオファーですよ」(映画関係者)  先日も、自身が主演を務める、瀬戸内寂聴の私小説を映画化した『夏の終り』が公開されたばかり。この秋も、石井克人監督の『ハロー!純一』に主演している。 「この作品は、監督の自主映画なんです。満島さんは、信頼する監督やスタッフであれば映画の“大小”にもこだわらないし、映画の賞にも興味がないようです。役に対する心構えとか、長回しのセリフもOKでNGが少ないということからも、現場では“女版・堺雅人”と呼ばれているそうですよ」(芸能事務所関係者)  来月からは舞台も始まる満島。“本家”の堺同様、いま最もスケジュールが押さえにくい女優なのは間違いない――。

『Woman』主演“平成の薄幸女優”満島ひかり、実家差し押さえ報道に「納得」の声

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エスデジタル『満島ひかり写真集 aURA Vol.2』
 28日に放送されたドラマ『Woman』が過去最高の平均視聴率14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、好調の満島ひかり。数字以上に、その演技力の高さが話題の彼女だが、劇中に見せる悲壮感の源は“家族のトラブル”にあると、29日発売の「女性セブン」(小学館)が報じている。  沖縄出身の満島は、ともに中学の体育教師だった両親のもと、弟2人、妹1人の4人きょうだいの長女として育ち、10歳の時に「安室奈美恵 with スーパーモンキーズオーディション」でグランプリを獲得。沖縄アクターズスクールでレッスンを受け、11歳でアイドルユニット・Folderのメンバーとしてデビューした。  デビュー直後は好調だったが、人気は下降線をたどり、2002年に活動休止。その後、水着グラビアやものまね番組に出たりと個人活動を続けるも鳴かず飛ばず。つらい日々に泣いてばかりいたという。  映画『デスノート』に出演するなど、女優としてチャンスをつかみ始めた時期であった06年7月、家計に苦しんでいた実家が沖縄市の差し押さえに遭う。さらに07年10月、泡盛を8杯ほど飲んでいた父親が、酒気帯び運転で乗用車に追突する交通事故を起こし、「教え子に示しがつかない」と退職。ますます家計は苦しくなり、家を手放す事態に。当時、まだ収入の少なかった満島に助けることはできず、悩んでいたとか。  『Woman』さながらに不幸が連鎖した彼女だが、この報道に多くのファンが「源はそこにあったか!」と膝を打ったという。  また、幼い頃から帰りが遅い両親に代わって、きょうだいの面倒を見ていたことも明らかに。『Woman』での子役たちへの手慣れた接し方に、生かされているのかもしれない。 「満島さんは若手女優の中で、『不幸な役をやらせたら、右に出る者はいない』と言われています。瑛太とW主演を務めた『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)では、殺人犯の兄を持ったがために、引っ越した先々で嫌がらせを受ける主人公を、映画『ラビット・ホラー3D』では、ある出来事をきっかけに声が出なくなった女性を演じています。また、映画『川の底からこんにちは』や、31日公開の『夏の終り』のように、妻子ある男性の愛人役なんかも妙にぴったりハマると評判です」(映画誌ライター)  今年も出演映画の公開が続く彼女。薄幸女優として、ますます見る者を引き込んでいきそうだ。

「満島ひかりは一筋縄ではいかない女優」熊切和嘉監督が描く、自由奔放な女の生きざま

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撮影=後藤秀二
 30歳を過ぎても結婚に焦ることなく、落ち着き払った独身女性がいたとしたら。人々は陰で思うだろう、「未亡人か離婚したか」「きっと何か理由があるんだよ」と。  『夏の終り』の主人公である相澤知子(満島)は、別れた夫のもとに娘を置いてきた、いわゆるバツイチ。年上の作家の小杉慎吾(小林)と週の半分を一緒に暮らしているが、慎吾は残りの日を本妻のいる自宅で過ごす。知子は慎吾に「奥さんと別れて」などと言わず、このまま穏やかな関係を続けたがる。知子のもうひとりの恋人、木下涼太(綾野)には理解できない関係だ。知子は慎吾を自分のものにしたいと、本当に思っていないのか……。  瀬戸内寂聴の私小説でもある、この不可解な三角関係の物語を、『海炭市叙景』の熊切和嘉監督が映画化。満島ひかり、綾野剛、小林薫という俳優陣を迎え、自由奔放な女性の生きざまを映し出した。観賞した男性には賛否両論だという知子だが、熊切監督はどう受け止めたのだろうか? ――熊切監督が文学的な女性映画を作ったことに、正直驚きました。 熊切和嘉(以下、熊切) そうですね。まさに、女性映画を作ってみたいなと思ったんです。女性映画の基準は人それぞれですけど、女優が真ん中にしっかり立っている映画にしたいと思って撮りました。僕にとっては、成瀬巳喜男監督の高峰秀子映画みたいなイメージです。 ――瀬戸内寂聴さんの原作を読んだ時の印象は? 熊切 時代物、文芸物なんてできるのかなと不安に思いつつ読んだんですけど、ヒロインがとにかく面白くて(笑)。思ってたよりずっとはねているし、みっともなさも全開。そこが面白いなと思いました。 ――やはり、ヒロインの知子に惹かれましたか? 熊切 僕は、かわいい人だなと思いましたよ。不器用で、正直で。言わなきゃいいのにっていうことを言っちゃったりするところもかわいい。文芸作品のヒロインって、もっとエレガントだったりただ美しい人が多いけど、そういうヒロインに僕はあまり興味がない。でも『夏の終り』は、常識を平気ではみ出しているし、キレイごとじゃない部分も描いている。だから、やりたいと思いましたね。 ――知子は妻帯者の慎吾と交際しつつ、さらに若い恋人もいます。 熊切 この作品って、ヒロインの魅力のほかに、この関係性の面白さがある。慎吾は夫かと思いきや、本宅に帰っていくんですからね(笑)。複雑で、緊張感があり、奇妙でもある関係性。そこが面白いと思います。 IMG_6800.jpg ――ちなみに、試写を見た男性の反応はどうですか? 熊切 分かれますね。年齢がいっている人は、身につまされるみたいなことをおっしゃってたり。若い人ほど、拒絶反応を示す傾向があるかな。音楽をやってもらったジム・オルークも、「こういう女性は許せない」って言ってましたし(笑)。でも実際はこういう人って身の周りにはいると思うのに、今までの映画の中では、意外と描かれていないキャラクターな気がする。実は、新しいキャラクター像に挑戦したつもりなんです。 ――この時代にあって、なぜ知子がここまで奔放な性格になったかというのを、特に説明もしていませんね。 熊切 それは極力しないようにしました。理解できないぐらいにしたかったので。 ――満島ひかりさん演じる主人公の知子は、原作では30代後半の設定ですが。 熊切 満島さんって独特というか、年齢不詳な感じがいいと思ったんです。やつれた感じに見えるときもあるし。回想シーンで若い時期を演じる必要もあったので、年上の人が若作りするよりは、もともとかわいらしい人がよかったんです。 ――熊切監督から見て、満島さんはどんな女優ですか? 熊切 予想はしてましたけど、一筋縄ではいかない人でした。台本に書いてあるからと、心なくパッとやるような、そんなテレビ的なお芝居をする人ではないし、僕もそういうのはハナから求めてはいなかったですし。自分の核となる部分に、役を落とし込んで演じようとする役者。満島さん自身、知子という役に関しては、「すごく共感できる部分と、まったくわからないところがある」と正直に言っていました。大変な役だったと思います。 ――熊切監督が特に好きな満島さんの表情は? 熊切 ポスターにもなっている、この顔は好きですね。一晩寝ないでくれって頼んだんですよ。寝ずに呆然としていたというシーンだったので。一瞬だけ寝ちゃったらしいですけど、いい顔をしてましたね。 ――前作『莫逆家族 バクギャクファミーリア』とは真逆の作風となりましたね。 熊切 ああいうのをやると、真逆の作品を作りたくなるんです(笑)。そのほうが精神衛生上、いいんですよ。『海炭市叙景』の後だったら、こうはならなかった気がします。僕の作品は大きく二分できて、「白熊切」「黒熊切」なんて言われるんですけど(笑)。『夏の終り』は「白熊切」じゃないですかね。 ――過去の作品においても今作も、マイノリティなキャラクターが多いのはなぜですか? 熊切 あまり光が当たらない人たちに肩入れしてしまうんです。報われない人のほうが好き。映画の企画を考えるとき、いつも思い出す光景があるんですよ。小学2年生ぐらいのとき、地元の帯広にあるイトーヨーカドーの1階のフードコートで、本気モードで昼飯を食べてるおじさんを見て、なぜか切なくなったんですよね。今回も、たとえば小林薫さんが演じるシーンを考えるときなんかに、ふとそれを思い出してました。『莫逆家族』でも、カップラーメンをもそもそ食べてたりとか。実は毎回そういう、哀愁漂う人間のシーンを入れてるんです。 IMG_68343.jpg ――そういった光の当らない人を描こうという意識が、常にあるんですか? 熊切 うーん、その経験は確かにずっと胸にあるんだけど、映画を作っていると、突然変異的に変なキャラクターが生まれちゃうだけで。昔も今もそうなんですけど、出来上がってみないとわからない。あまり計画、計算ができないんですよ。唯一、計算してやっているのは編集だけ。撮影現場では感覚で見ているような感じです。セリフをちょっとぐらい間違えててもOKにしちゃうし。集中して見てはいるけど、気持ちが芝居の中にあればいいっていうスタンスです。 ――熊切監督はいいペースで作品を製作、公開できているように思いますが、映画業界に対する不満や要望はありますか? 熊切 普通ですけど、映画料金って高いよなぁって思います。どうにかならないんですかね。1000円ぐらいだったら、みんなもっと見るのに。一方で、100円でDVDレンタルできたりもしますよね。僕もすごく活用するんですけど、活用しつつ切なくなるというか。前に『ノン子36歳(家事手伝い)』の中で、ヒヨコ何千羽が逃げ惑うというスペクタクルなシーンを大変な思いをして撮ったんですよ。それがレンタル店で「何千羽が100円か…」って、がっかりしちゃって(笑)。 ――「DVDになったら見ればいいや」と思う人が増える一方ですもんね。『夏の終り』も、劇場で見てほしいという思いがありますか? 熊切 『海炭市叙景』と同じチームでやったんですけど、古い日本家屋の中で撮っているので、光と影、陰影をキレイに出すことを心がけたんです。デジタルですが、暗闇の黒がキレイに出せているんですよ。だけどDVDで見ると、暗闇が波打って見えるかもしれない。だから、ぜひスクリーンで見てほしいんですよね。 ――最後に、日刊サイゾー読者にメッセージをお願いします。 熊切 主人公の知子は、見る人によっては拒絶しちゃうぐらい奔放な女性なんですけど、そこで引かずにどうか受け止めてください! きっと魅力がわかるはずです。好きになるかどうかはまた別の話ですが(笑)。 (取材・文=大曲智子) ●くまきり・かずよし 1974年生まれ、北海道出身。97年、大阪芸術大学の卒業制作『鬼畜大宴会』が第20回ぴあフィルムフェスティバルにて準グランプリを受賞。ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式招待など、国内外で高い評価を得る。主な監督作に、『アンテナ』『青春☆金属バット』『フリージア』『ノン子36歳(家事手伝い)』『海炭市叙景』など。14年に『私の男』の公開を控える。 natsuowai.jpg 『夏の終り』 8月31日より有楽町スバル座ほか全国ロードショー 監督/熊切和嘉  原作/瀬戸内寂聴『夏の終り』(新潮文庫刊) 出演/満島ひかり 綾野 剛 小林 薫 公式サイト <http://natsu-owari.com> (c) 2012年映画「夏の終り」製作委員会