作家の中村うさぎ氏が水曜レギュラーを務めるTOKYO MXの人気情報番組『5時に夢中!』を降板した。 今月11日、番組に自らビデオ出演して発表した。うさぎ氏は1月30日付のブログで「二度とあの番組には出ない」と降板を表明。発端については、うさぎ氏が昨年4月、同じ水曜レギュラーの女優・美保純に対し「ポルノ女優のくせに」と芸歴に触れる“差別的な発言”をしたと報じられた。 これに、うさぎ氏は6日付のブログで「絶対にしてない。なぜなら、そんなこと思ったこともないからよ。思ったこともないことを、人は言葉として発しないはずなの。言葉は概念よ。そこに概念がなければ、それを表現する言葉は生まれない」と完全否定したが……。 リミッターの外れたうさぎ氏は発売中の「新潮45」(新潮社)で、事の顛末を7ページにわたって説明。それによると、ブログでも示した通り、風俗嬢経験もあるうさぎ氏に、ポルノ女優に対する職業差別意識はなく、どんなに頭が混乱していたとしても問題の発言は絶対に出てこないと力説している。一方で「美保さんは高校時代にヤンキーだったから、やっぱりヤリマンだったんでしょ」と発言した可能性はあるそうで、この“ヤリマン発言”が美保の中で“ポルノ女優発言”にすり替わったと推察している。 その上でうさぎ氏は「私が思うに、美保さん自身が己の出自にコンプレックスを持っているのではないか。彼女がにっかつロマンポルノ出身であることは有名だし、今さら隠すわけにもいかないから開き直ったふりをしているが、じつのところは、『元ポルノ女優』と言われることを非常に恐れ、かつ嫌っていて、ちょっとした他人の発言や所作にも『あたしがポルノ女優だからこんなこと言われるんだ!』という解釈をしてしまうのではないか」と結論付けている。 とはいえ、うさぎ氏本人が否定しても、先の“ポルノ女優発言”は大々的に報じられ、半ば既成事実化していることも事実。こうした状況をうさぎ氏は「言葉の死」と表現した上で、同誌でこう結んでいる。 「私の言葉は完全に完全に殺された。言葉で食ってきた人間が言葉を殺されたら、どうなるのだろうか。生きている意味すらなくなるのではないか?」 “自死”をほのめかす言葉に、業界は騒然となっている――。『うさぎの部屋』(ゴマブックス)
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中村うさぎと美保純が閉経B48(HKB48)を結成 パトロン募集サイトで出資者募集の真相
波乱万丈な生き様を世に提示し、49歳で閉経し、『閉経の逆襲 ババア・ウォーズ2』(文春文庫)も上梓しているエッセイストの中村うさぎ。 そんな彼女が女優・美保純と共に出演している『5時に夢中!』(TOKYO MX)でユニット・閉経B48(略してHKB48)を結成。K-POPのBIGBANGを応援するために、南海キャンディーズの山里亮太、フットボールアワーの岩尾望らお笑い芸人たちがオフィシャル・サポーター・ユニットとして、"PIGBANG"を結成してPR活動を行ったが、『5時に夢中!』でその報道を見た中村が「それなら、私もやりたい......閉経B」とコメントしたことから発展した。そんな中村が8月3日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の自身の連載で新たなプランを明かしている。 「調子に乗ってプロモーションビデオまで作ることになった。むろん、どこからもオファーをいただいていないので(笑)、自腹である。が、女王様【編註・中村の一人称】は、お金を持っていないため、自腹を切るにもままならず、ネットでPV制作の出資者を募集することにした」 HKB48としてのPVを撮影し、その出資者を「CAMPFIRE」というサイトで応募するという。マイクロ・パトロン・プラットフォームと銘打たれたこのパトロン探しサイトについて、あるインターネット関連雑誌の記者は次のように明かした。 「『CAMPFIRE』は、映画撮影、イベント開催などを目論むクリエイターのプランを公開。そのパトロン(出資者)をネット上で募り、お金が集まれば、支援した見返りとして、何らかのリターンを渡すという仕組み。被災地である宮城県津山町で、現地の職人によって、避難所で子どもたちが勉強する机となる、ちゃぶだいを使るプロジェクトなどがすでに事業として成功しています。また、元俳優でハイパーメディアフリーターの黒田勇樹が行うUstream生中継の運営資金の募集などもあります」 社会貢献、ジャーナリズム、アートなどさまざまなジャンルに挑戦する人々がパトロンを募集しているCAMPFIRE。そこ出資者を募るHKB48の詳細について中村はTwitterで「一口500円から、上限はいくらでも! 出資額に応じて特典あります! PVのDVDは非売品ですが、出資者にはもちろん差し上げます!」と明かしている。多くの女性の支持を集める中村が、HKB48としてどんな作品を世に提示するのか、注目だ。 ※文中、人名に誤りがございましたので訂正させていただきました。ご迷惑をおかけした関係者各位、読者のみなさまには謹んでお詫び申し上げます(編集部)『閉経の逆襲―ババア・ウォーズ〈2〉』
(文藝春秋)
ドクター苫米地が徹底解説! ホストや恋愛にハマるのは宗教と同じ?

7月28日、新宿の紀伊國屋サザンシアターにて、苫米地英人氏、中村うさぎ氏共著の『騙されない生き方』(日本文芸社)の刊行を記念してトークショーが行われた。登壇したのは、脳機能学者である苫米地英人氏、作家の中村うさぎ氏、そして、特別ゲストの漫画家・倉田真由美(以下、くらたま)氏だ。異色の組み合わせに思える3人だが、実は10年ほど前には、みんなで深夜のファミリーレストランに集まり、朝方まで話し込んでいた仲だという。
そのファミレストークの雰囲気でトークショーは進み、話はくらたま氏の過去の恋愛話へ。くらたま氏は「あまり好きでない人とも、今まで付き合ってきた」と発言。それを受けて、中村氏が「くらたまは、本当に好きな男となかなか付き合えない。過去に本当に好きな男がいたけど、その彼とは月に1度しか会えなかった」などと暴露。そこに脳機能学者らしく苫米地氏が「人間は叶わない愛の方がうれしい。それは扁桃体と前頭前野の連携プレー」と解説。くらたま氏は、本当に好きだった男が家に来たときには、彼が吸ったタバコの吸殻や、セックスの後の精液のついたティッシュまで大事にしていた過去までさらけ出した。
終始、くらたま氏の過去の恋愛話が話題の中心となりながらトークは進行。別れた男のことをどう思っているのかという話題では、「自分の子どもには、どこにいても幸せになってほしいと思う。でも、別れた男は、例えどんなに好きであった男であっても、私と一緒にいないならば不幸せになってほしい」とくらたま氏が女心を吐露。加えて、一時期ホストクラブにハマっていた中村氏は、「ホストと別れるときは、呪いをかけるように別れる」と発言。
気になる3人の関係性については、「苫米地さんが言うことはすごいと思うが、たまにこの人は大丈夫か? と思う」と中村氏。中村氏自身のセックス観については、「男は好きでもない女とセックスできるから、人間の中で下。女は愛と交換にセックスをするから、人間の中でも上」と独自のセックス観を披露。くらたま氏は「すごい好きな男にはセックスしていただく感じ」と、こちらも独自の考えを披露した。
終盤では、かつて中村氏がシャネルやホストにハマった経験やくらたま氏の恋愛経験を、苫米地氏が脳の機能から解説するという展開に。ホストや恋愛にハマるとき、宗教と同じ脳の部位が発火していると苫米地氏が指摘。途中、中村氏が「苫米地さんの話は抽象的すぎて分からない。私たちのことをバカだと思っているの?」とキレる場面も。すると「IQと知識は別の問題。突然、ラットのようにホストや恋愛にハマる。そういうことに対して客観的にならないと」と苫米地氏。それに対して、中村氏は「恋愛は客観的になんてなれなくて、バカになるもの。そんなことを言っている苫米地氏は不幸」と言うと、場内は爆笑に包まれた。
今回のトークショーの発端となった苫米地氏と中村氏の共著『騙されない生き方』の内容はといえば、恋愛や自分、お金、メディア、神にダマされないことをテーマに対談形式で中村氏と苫米地氏が話しながら、ときに苫米地氏が脳の機能の面から解説する流れになっている。多数の著書がある苫米地氏の著書の中でも異色の本ではないだろうか。10年前に、深夜のファミレスで繰り広げたトークが再現されており、今まで苫米地氏や中村氏の著作を読んだことがない人でも十分に楽しめる内容になっている。
(文=本多カツヒロ)



