「いったい誰のため?」フジ“子役たちの引きつった笑顔”が物語る、野球中継の未来

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さすがの芦田プロも、お手上げ!?
「どうせ野球なんか誰も見ないだろ。だったら番宣しろ。子役でも呼んどけ」  そんな編成の声が聞こえた気がした。4月12日のフジテレビ系「東京ヤクルト対読売ジャイアンツ」中継のことだ。  プロ野球中継は数字が取れない、といわれて久しい。今年の開幕戦(日本テレビでの巨人戦)は珍しく2ケタ(10.4%)を記録したものの、そういった「開幕戦」「優勝決定戦」といったオプションでもつかなければ、なかなか地上波でプロ野球を見ることはできなくなった。  だからこそ、平日のゴールデンで中継してくれるのは野球ファンとしてうれしい限り……のはずなのに、テレビ欄を見て暗澹たる気持ちになった。 「何かが起こるSG東京決戦!超強力S打線と新生・由伸Gが激突!さらにドラマと超合体芦田&寺田心がドキドキリポート」  芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心、松田芹香の4名の子役が、17日から始まるドラマ『OUR HOUSE』の番宣のため、神宮球場の最前列に陣取っていた。  実際にテレビに映し出されたこの光景には、本当に胸が締め付けられた。子役たちの「やらされてる感」が半端ないのだ。結局、この日の中継は、誰に向けて作ったものだったのか? 最後までわからなかった。  プロ野球ファンのため? もちろんそれは間違いないが、だとしたら、子役の作り笑顔が何度もインサートされる画面に耐えられるだろうか?   ドラマファンや子役ファンのため? まだ始まってもいないドラマに、どれだけ「集客力」があるのか? そもそも、巨人ファンの芦田愛菜、熱狂的な阪神ファン(しかも、鳥谷シンパ)を自任する加藤清史郎に、ヤクルトユニフォームをまとわせている時点で胸が痛んでしまう。しかも、子役たちは8時以降、画面に映ることは許されない。  ならば、8時以降は、よりマニアックに野球を伝えてくれるのか? と期待しても、特に変化は見られなかった。そして、3回途中から始まった中継が8回途中でサヨウナラ、では、試合の流れも勝敗も堪能できない。  結局、この日の中継は、日本シリーズの放映権を手にするための「義理」「付き合い」としか見えなかった。制作サイドが本気になれない中継を見て、誰が楽しめるのだろうか?  プロ野球は数字が取れない、といっても、それはプロ野球そのものの人気が落ちているというわけではない。観客動員数も、グッズの売り上げも、ファンクラブ会員数も、ここ数年は増加傾向だ。女性ファンだって、各球団の努力で確実に増えている。そんな現状を顧みず、いまだに巨人戦に固執し、中継スタイルも旧態依然としていれば、視聴率など望めるはずもないだろう。  これは何も、フジテレビに限った話ではない。たとえばラジオ中継では4月7日に、NHK第一、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の4局がそろって巨人戦を中継する、という出来事があった。ライオンズ戦がなかったとはいえ、「パ・リーグ聞こうぜ」の文化放送まで、いったいなぜ?  10年前ならいざ知らず、これほど「多様性」が叫ばれる時代にあってこの編成は、未来や現在の野球ではなく、過去の栄光しか見ていないから、と言わざるを得ない。  結局、野球中継は数字が取れない、のではない。数字を取るための工夫が足りないのだ。たとえば、メジャーリーグ中継では一般的になりつつある投球や打球情報を細かく解析・可視化する「トラッキングシステム」の活用。今回のフジテレビの野球中継は、日本における「トラッキングシステム」の業界トップ・データスタジアム社がサポートしていたのだから、技術的にはできたはずだ。  データ的なものでは少数のコアなファンにしか訴求できない、というのなら、プロレス的な盛り上げ方をしたっていい。今回であれば、ヤクルトのお騒がせマスコット・つば九郎がトラ党・加藤清史郎君にどんどん横ヤリを入れる、といったことだってできただろう。阪神戦じゃない、と言われようとも、子どもたちの引きつった笑顔を見せられるより、野球ファンであればそっちのほうがよっぽど楽しめるはずだ。 『プロ野球ニュース』(フジテレビ系)の初代キャスターである佐々木信也は、自著『「本番60秒前」の快感』(2009年、ベースボール・マガジン社新書)の中で、「野球演出家」の必要性を訴えている。 《ヒーローインタビューにしてもそうですが、現状の野球界を演出家としての視点で眺めたとき、改善したほうがいいのではないか、と思われるポイントは山ほどあります》  佐々木のこの指摘は、「球場演出」を中心に述べたもの。この本が上梓されて以降、佐々木が期待した通り、野球場の演出方法は急激に進化を遂げている。それが、観客動員やファンクラブ会員数の増加につながっている。  むしろいま必要なのは「野球演出家」ではなく。「野球“中継”演出家」だ。本来それは、番組プロデューサーやディレクターの役割であるはずなのだが……。今のままでは、野球中継に未来はない。 (文=オグマナオト)

嵐・松本潤&榮倉奈々 vs 芦田愛菜&シャーロットの「日9」戦争が勃発!

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 嵐・松本潤が4月期のTBS日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』で主演を務めることが明らかになった。松本の連ドラ出演は、石原さとみと共演した『失恋ショコラティエ』(2014年1月期)以来、2年3カ月ぶり。  同ドラマは、99.9%有罪が確定していても、残された0.1%の可能性を信じて、あきらめず事実を追い求めていく弁護士・深山大翔(松本)が奔走する姿を描いた物語。  脚本は、ドラマ『ボーダーライン』(14年/NHK)、『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』(12年/フジテレビ系)などを手掛けた宇田学氏のオリジナル作品。  松本と仕事のパートナーを組むのは、弁護士・佐田篤弘役の香川照之。ヒロインは、同じチームの優等生弁護士役の榮倉奈々。そのほか、岸部一徳、奥田瑛二、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、馬場徹、藤本隆宏らが出演。演技初挑戦となるマギーの演技力がどれほどのものかにも、注目が集まる。  日曜劇場枠は近年、『JIN‐仁‐』『半沢直樹』『天皇の料理番』といったヒット作を数多く生んできた。前期の『下町ロケット』(阿部寛主演)も全話平均18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高い視聴率をマークした。しかし、今期はというと、同じジャニーズ事務所のSMAP・香取慎吾が主演する『家族ノカタチ』が1ケタ視聴率を連発し、全話平均でも1ケタ台に終わってしまいそうな気配。はからずも、松本は事務所の先輩の失態の尻ぬぐいをしなければならなくなるが、むしろ視聴率が低いドラマの後だけに、やりやすさもあるかもしれない。  折しも裏のフジテレビでは、4月から3年ぶりに「日9」ドラマを復活させる。第1弾は、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスのW主演となる『OUR HOUSE』(仮題)。NHK朝ドラ『マッサン』(14年度後期)のエリー役でブレークしたシャーロットは、民放連ドラ初主演となるだけに、視聴者の関心も高い。松本、嵐のファンにとっては、待ちに待った連ドラ主演となるが、今春から再燃する「日9」戦争の中で苦戦を強いられるかもしれない。 (文=森田英雄)

『明日ママ』出演のせいで……? 芦田愛菜がイトーヨーカドーで“ドサ回り”三昧のワケ

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『ふぁいと! ! /ゆうき』(EMI Records)
 一時期の勢いがウソのように、このところすっかり公の場から遠ざかっている子役・芦田愛菜。  23日には、東京・江東区のイトーヨーカドー木場店で開催された「夏休みスペシャルイベント」に、ブレークのきっかけとなったドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で共演した鈴木福とともに参加した。  しかし、本業の女優業では6月に主演映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』が公開され、30日から31日にかけて放送された日本テレビ系チャリティー特番『24時間テレビ』中のドラマ『はなちゃんのみそ汁』に出演したくらい。 「スケジュールが空きまくっていたが、さすがに稼働させないといけないので、ニューシングル『ふぁいと!!/ゆうき』(7月29日発売)の発売記念イベントで、全国各地のイトーヨーカドーなどを飛び回っていた。芦田にとっては、夏休みの思い出=イベントになったようだが、女優が本業だけに、まさかの“ドサ回り”だったのでは」(音楽関係者)  芦田といえば、今年1月から放送された、児童養護施設を舞台にした主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)で、野島伸司氏の脚本に対して、「視聴者の誤解と偏見を呼び、施設で生活している子どもたちの人権を侵害しかねない」などと関係各所から“物言い”が付き、スポンサーがCMの放送を自粛する騒動に発展。脚本の内容を大幅に変更し、なんとか全9話が放送されたが、オファーを受けたことで芦田は“足踏み状態”に陥ってしまったようだ。 「大手芸能プロもバックについて、10歳にしてすでに大御所の芦田だけに、ドラマのオファーは主演クラスばかり。ところが、日テレが『明日ママ』でのトラブルに巻き込んだことに対する“見返り”として、主演作を用意することになっているが、なかなか放送開始のスケジュールなどが決まらず、ほかの局がオファーできない状態になってしまった。同じ子役出身だと、『家なき子』(日本テレビ系)でブレークした後の安達祐実と同じように、かなり使いにくくなってしまった。くしくも、天才子役ともてはやされた安達も芦田も、野島脚本の日テレドラマで“足踏み”することになった」(テレビ関係者)  その状態を脱するためにも、芦田サイドは慎重に次回作を吟味した方がよさそうだ。

“炎上商法の元祖”野島伸司の限界か 低調だった『明日、ママがいない』を振り返る

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『明日、ママがいない』(日本テレビ)
 12日放送された、芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の最終回の視聴率が12.8%だったことがわかった(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)。同ドラマは、物語の舞台になった児童養護施設の描写などをめぐり、放送開始直後から賛否両論が巻き起こり、その反響の大きさに番組スポンサーもCMを見合わせていたが、最終回もスポンサーCMは放送されなかった。また、内容改善を求めた全国児童養護施設協議会が、公の場における謝罪も要請したが、最後までそれに応えることはなかった。 「結局、視聴率は第3話の15.0%が最高で、ほとんどの回が11%台と低調でした。あれほど大騒ぎになったのに、この低視聴率はなんだ、という感じですね(苦笑)。やはり、クレームを意識してか、放送当初に見られた子どもへの暴力や暴言がなくなるなど、第4話あたりからストーリー展開が大きく変わったことが影響しているのではないでしょうか。突然内容が変更されてしまうような、“ご都合主義”のドラマが視聴者にウケるわけがないですからね」(テレビ情報誌編集者)  このストーリーの改変については、視聴者からは「安心して見られる」「最初は不快感を抱いたが、今は普通に見られる」という意見があった一方で、「つまらなくなった」「普通のドラマになってしまった」などと落胆する声も。 「爆笑問題の太田光も指摘していましたが、子どもへの暴力や暴言ウンヌンではなく、児童養護施設などの描写があざとさばかり狙った上っ面だけだった、ということに尽きるのでしょう。要は、ドラマとしてのクオリティが低かった、ということです。ただ、今回の脚本を監修したのは野島伸司氏ですが、彼は自身のセンセーショナルな作風を最大限に生かすために、事前取材をしないことで有名。いわば“炎上商法”の元祖といったところですが、彼の方法論が限界に来ていることが露呈されました」  社会を揺るがせたかのように見えた“明日ママ騒動”も、視聴率を見れば、その辺のブログの炎上と大して変わらない小さな出来事だったということか。“大山鳴動して鼠一匹”とは、まさにこのことである。

「21世紀で一番泣けるドラマ」は言いすぎ!? 『明日ママ』最終回後も物議続く

ashidamana1129.jpg  “ポスト”などのあだ名や、子どもをペット扱いするような描写に問題があるとして、団体などから抗議を受けた芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の最終回が12日に放送され、平均視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。  初回平均視聴率14.0%でスタートした同作だが、第3話で15.0%まで上昇。騒動をきっかけに注目を浴びたかと思われたが、第5話以降は11%台が続き、最終回でわずかに上昇。全話平均視聴率は12.9%となり、民放1月クールでは、現在のところ『S -最後の警官-』(TBS系)に続き、2位となっている。  第2話以降、全スポンサーがCMを見送っている同作だが、最終回でもCMや提供表示はないまま。また、番組中に騒動に関するコメントなどもなかった。 <以下、あらすじのネタばれあり>  最終回では、養子縁組が決まったドンキ(鈴木梨央)とボンビ(渡邉このみ)、実父(別所哲也)と暮らすことになったピア美(桜田ひより)が、次々と児童養護施設を後に。残されたポスト(芦田愛菜)も、瞳(安達祐実)の亡くなった娘・愛として生きるため、縁組の契約を結ぼうとするが、施設長(三上博史)が突然、「その子は、あんたの子どもではない!」と瞳に現実を突き付け、破談。結局、ポストは施設長に引き取られることに。  ラストシーンでは、手をつなぎ遊園地を訪れた施設長とポストが、プリクラを撮影。プリクラには「パパ キララ」と書かれており、“ポスト”の本名が明らかになる、という終わり方であった。  最終回でも、“ポスト”などのあだ名は引き続き使われていた同作。放送前から「21世紀で一番泣けるドラマ」をうたっていたが、視聴者の反応をネット上でうかがうと、「泣いたのは8話目だけだった」「感動したけど、“21世紀で一番泣けるドラマ”は言いすぎ」「抗議がなければ、もっと泣けるドラマになってたのかな?」という声が目立った。  また、初めから予定されていた全9話を完走したことについて、「最後まで見届けることができてよかった」「打ち切りになるのでは、とハラハラした」と、胸をなで下ろす視聴者も目立つ。  一方で、問題となった原因について、あらためて分析する視聴者も多く、「題材のハードルの高さに対し、演出が力量不足だった」「とにかく、抗議後の日テレの対応が悪かった」「野島伸司的なヒットドラマの狙い方は、時代に合わない」など、さまざまな意見が飛び交っている。 「ここまで問題が大きくなったのは、事前取材の不足のほか、野島ドラマ的なヒットのメソッドが、時代に合わなかったことが原因。野島ドラマといえば、工場で奴隷のように扱われる知的障害者を描いた『聖者の行進』や、近親相姦や同性愛を描いた『高校教師』、主人公が教師や同級生からイジメにあった後、死亡してしまう『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(すべてTBS系)など過激なものが多いが、当時は物議を醸しながらも高い支持を得ており、TBSが『ドラマのTBS』と呼ばれる一端を担っていた。しかし、これらのドラマが今の時代に放送された場合、似たような騒動に発展した可能性は十分考えられる。日テレの福井雄太プロデューサーは、野島氏に心酔していることで知られているが、野島臭の強い『明日、ママがいない』の演出は、“時代に合わなかった”といえるかもしれない」(テレビ関係者)  最終回が終わっても、さまざまな物議を醸している同作。赤ちゃんポストを設置している慈恵病院は1月、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求める申し立てをしているが、BPOはどのような結論を下すのだろうか?

『明日ママ』最終回目前で“号泣”祭り!? 「初回の酷評を撤回したい」「クレーム団体は反省しろ」の声も

ashidamana0130.jpg  全スポンサーがCMの自粛を続けている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第8話が5日に放送され、平均視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。  1月クール連ドラの全話平均視聴率において、これまで向井理主演『S -最後の警官-』(TBS系)に続き、民放2位につけていた同作。だが、この放送回で『緊急取調室』(テレビ朝日系)に抜かれ、3位に下がってしまった。  同作は、次回の第9話が最終回。物語も佳境に入っており、第8話では、ピア美(桜田ひより)がピアノコンクールに出場。父親が会場に来ていることを知ったピア美は演奏をやめ、父親を求め泣き叫ぶ……。一方、ドンキ(鈴木梨央)は、「彼氏と別れたの」と自分勝手な理由で娘を引き取りに訪れた母親(酒井美紀)の元へ帰ることに。しかし、児童養護施設を後にするドンキの前に、里親候補の夫婦(松重豊、大塚寧々)が現れる……というストーリーであった。  子どもたちが、親の愛を求め号泣するシーンが印象的だった第8話。ネット上では、以前の賛否がウソのように、「このドラマで、初めて号泣しました」「愛について考えさせられた。やばいくらい泣いた」「魔王(三上博史)の『事実の親と、真実の親は違う』というセリフが忘れられない」といった賛辞であふれ、次回が最終回であることを惜しむ声が目立つ。  また中には、「初回を見て、このドラマを酷評しました。撤回します。(中略)第1話を見た時は、まさかこのドラマで号泣するとは想像もしていなかった。ありがとう。母になったばかりの、あの頃の気持ちを思い出しました。今夜、娘を抱き締めてあげたい」といった書き込みも。  さらに一連の騒動に対し、「クレーム団体は反省してほしい」「スポンサーは、局の“最後まで見てほしい”という言葉を、なぜ無視したのか」「人がバンバン殺されるドラマにはスポンサーがいるのに……」と、あらためて疑問を投げかける視聴者もいるようだ。 「第8話で、風向きがガラリと変わった印象です。振り返ってみると、主人公が“親の顔を知らない”という点は重要でしたが、必ずしもあだ名が“ポスト”である必要はなかったですし、初回で魔王が子どもたちにあそこまで暴力的である必要もなかった。今回、脚本が、どの程度騒動の影響を受けているかは不明ですが、今になって評価が高まっているだけに、“もったいないドラマ”という印象です」(芸能ライター)  ハッピーエンドへ向け、加速中の同ドラマ。最終回の放送後、世間からどのような総評が下されるのだろうか?

『明日ママ』に安達祐実登場で「新旧“家なき子”共演」も……アピールできない日テレの苦悩

ashidamana0130.jpg  “ポスト”などのあだ名や、子どもをペット扱いするような描写に問題があるとして、団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。26日放送の第7話に、女優の安達祐実が初登場することが分かった。  番組サイトによれば、安達が演じるのは、ポスト(芦田)の新しい担任教師の妻・瞳役。予告映像で、瞳はポストに「お帰りなさい」と声をかけており、ポストも「ただいま」と挨拶。これにネット上では「ついにポストの母親が登場か?」「ポストの母親役は安達だったか!」「娘を亡くした瞳が、ポストと娘の面影を重ねている場面では?」などの臆測が見受けられる。  安達といえば、ちょうど20年前に、同局の連ドラ『家なき子』で、不遇な境遇を懸命に生きる少女を演じ、ブレーク。同作は、脚本家・野島伸司が携わっている点など、『明日、ママがいない』と共通点も多い。普通に考えれば、スポーツ紙などが「20年の時を超え、新旧“家なき子”が共演!」などと煽っていてもおかしくないが、今のところ、大きな話題になっている気配は感じられない。 「日テレは当初、安達と芦田の共演を、スポーツ紙などを使って大々的にアピールし、ドラマを盛り上げる予定でした。しかし、抗議騒動の影響で、内容を煽るようなことができない、苦しい状況となっている。視聴率は徐々に落ちていますが、目立った宣伝ができないまま、ひっそりと最終回を迎えそうです」(芸能記者)  相変わらず、スポンサー全社がCM放送を見送っている同ドラマ。今後、ポストの母親が登場し、ハッピーエンドが訪れるともウワサされるが、果たして……?

『明日ママ』劇中でCM自粛中のスポンサーに説教!? 「お前たちは、何に怯えている?」

ashidamana1129.jpg  登場する子どもの“あだ名”や、子どもをペット扱いするような描写が、全国児童養護施設協議会などから抗議を受けている芦田愛菜主演『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。19日に放送された第6話が、視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/記事中、すべて平均視聴率)と、過去最低を記録したことが分かった。  初回視聴率14.0%でスタートした同作。第3話では15.0%まで上昇したが、以降、騒ぎの声が静まるにつれ、徐々に数字を落としている。また、抗議を受けて第3話以降、全スポンサーがCM放送を見送っているが、今回も同様であった。 (※以下、ストーリーのネタばれあり)  第6話のストーリーは、児童養護施設「コガモの家」で働くロッカー(三浦翔平)が、路上で揉めている若い夫婦に遭遇。突然、夫に殴り掛かり、警察沙汰に。それを知った施設の子どもたちは、「自分たちまで、世間から白い目で見られるのでは?」と心配し、保身のために施設長(三上博史)にロッカーを追い出すよう、詰め寄る……という展開だった。  物語の後半では、施設長が子どもたちを集め、語りかけるシーンが5分以上にわたり放送された。まず「お前たちは、何に怯えている?」と口を開いた施設長は、続けて「お前たちは、世間から白い目で見られたくない。そういうふうに怯えているのか? だから、そうなる原因になるかもしれないあいつ(ロッカー)を排除する。そういうことなんだな? だがそれは、表面的な考え方じゃないのか? もう一度、この状況を胸に入れて、考えることをしなさい。お前たち自身が知るあいつは、本当にそうなのか? 乱暴者で、ひどい人間か? そんなふうにお前たちは、あいつから一度でもそういう行為や、圧力を受けたことがあるのか?」と問いただすと、首を横に振る子どもたち。  さらに、「臭いものにフタをして、自分とは関係ない。それで終わらせるつもりか? 大人なら分かる。大人の中には、価値観が固定され、自分が受け入れられないものをすべて否定し、自分が正しいと、声を荒げて攻撃してくるものもいる」「そんな大人になったらおしまいだぞ? 話し合いすらできない、モンスターになる」とたたみかけた。  このシーンを受け、ネット上では「スポンサーや、クレーマーへの説教だな」「番組スタッフは、相当憤ってるなww」「日テレが“最後まで見てください”と繰り返していたのは、こういうことか」「作品の中で反論するなんて、いいセンスだ」などと、臆測が飛び交った。 「一部週刊誌で『1話放送時に、すでに7話まで撮り終わっているから変更がきかない』と報じられましたが、実際は放送の10日ほど前に各話を撮り終わるというギリギリのスケジュール。第6話の脚本は、騒動後に書き上げられた可能性が高く、スタッフの思いを、施設長の長ぜりふとして三上博に言わせたとしても、不思議ではありません」(テレビ関係者)  同作の脚本家・松田沙也氏のTwitterは、第1話放送の翌日、騒動について「伝えたいことはドラマをご覧頂ければ、と」とコメントを残し、その日を境に更新がぷっつりと途絶えている。劇中で施設長は、子どもたちに「つまらん偽善者になるな。つまらん大人になるな」と投げかけていたが、このドラマは同時に、規制が増えたことで「つまらんテレビ」になることを危惧しているのかもしれない。

芦田愛菜主演『明日ママ』過去最低視聴率11.6%! 登場人物が“いい人”だらけの異常事態に

ashidamana1129.jpg  団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第5話が12日に放送され、平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回から1.5%ダウンし、過去最低を記録したことが分かった。  初回平均視聴率14.0%でスタートした同作だが、第3話で15.0%まで上昇。騒動をきっかけに注目を浴びたかと思われたが、以降、徐々に数字を落としている。  第5話でも前回同様、全スポンサーのCM放送は見送られ、ACジャパンの公共CMや、同局の番宣が流された。また、全国児童養護施設協議会などが難色を示している“ポスト”などのあだ名については、変わらずに使用されていた。  第5話のあらすじは、ピアノが得意なピア美(桜田ひより)が、音楽大学の教授(高橋ひとみ)の勧めでピアノコンクールに出場。ピア美は、ポスト(芦田)に父親の写真を見せ、「コンクールにお父さんが来てくれるかもしれない」と期待を抱くが、施設長(三上博史)は「父親のことは忘れろ!」と写真を破ってしまう……というストーリーだった。 「初回などに見られた、子どもへの暴力や暴言についてはなくなった。第4話あたりから、ストーリーや演出の“毒気”がすっかり抜け、登場人物は“いい人”ばかりに。視聴者からは、『安心して見られる』『最初は不快感を感じたが、今は普通に見られる』という声も上がる一方で、『つまらなくなった』『普通のドラマになってしまった』『味気がない』とがっかりする声も。中には、『今の内容だったら、CMを自粛する必要なんてない』という意見もあるが、事態がややこしくさせることを避けたいスポンサーは、最終話までCMを復活させることはないでしょうね」(テレビ誌ライター)  騒動は落ち着きを見せ、すっかり毒気の抜けた同作。最終話(第9話)まで残すところ4話となったが、このまま視聴率2ケタをキープできるのだろうか?

これで一件落着? 『明日ママ』第4話で暴力・暴言なくなるも、問題の“あだ名”は使用 

ashidamana0130.jpg  芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第4話が5日に放送され、平均視聴率13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回から1.9%ダウンし、過去最低を記録したことが分かった。  同局関係者は先月30日、全国児童養護施設協議会と面会。同協議会は、「施設内での子どもへの暴力や暴言」「子どもをペット扱いするような表現」「子どもに対する“ポスト”などのあだ名」の3点を改善するよう申し入れた。  面会後初の放送となる第4話は、その改善点が注目されたが、一見する限り、過去に見られた子どもたちへの暴力シーンや、特定の子どもを傷付けるような暴言、ペット扱いする表現は見受けられなかった。しかし、子どもたちのあだ名は引き続き使用されていた。  第4話は、ボンビ(渡邉このみ)が初めて“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)に行くも、食事中に気絶。その原因を探るため、ポスト(芦田)や水沢(木村文乃)がボンビの過去を紐解いていくというストーリーであった。 「第4話は、脚本家・野島伸司の申し子ともいえる女優・遠山景織子も登場。ストーリーもファンタジー色の強い“野島ワールド”全開で、野島ドラマファンからは『懐かしい』『遠山と三上博史が一緒に出るなんて、野島ドラマの同窓会みたい』といった声も。しかし、結末が少々強引で、全体的にふわっとしていたせいか、視聴者の評価は分かれているようだ。そんな中、裏番組の三浦春馬主演『僕のいた時間』(フジテレビ系)は、前話から1.9%アップし平均視聴率10.4%を記録。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と戦う若者を描く同作は、『明日、ママがいない』とは真逆ともいえる“リアリティーの高さ”が見どころ。視聴者から“今期、もっとも感動できるドラマ”という声も多く、今後さらに視聴者が流れる可能性もありそうだ」(芸能記者)  日テレの公式サイトでは現在、全国児童養護施設協議会に宛てた回答を掲載。その中で、日テレ制作局長の佐野讓顯氏は、「ご指摘頂いた点については重く受け止め、すでに主体的に番組制作に活かしております」と細部に配慮しながらも、「ストーリーは、当初の構想に従って展開致します」と、大筋は変更しないことを明言している。  これを受け、同協議会は「日本テレビの言葉を信じ、番組を見守りたい」とコメントしているが、はたしてこのまま事態は収束へ向かうのだろうか?