コアなドラマファンに好評だったTBS「テッペン!水ドラ!!」枠が廃止! 戦犯は本田翼? 剛力彩芽?

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 深夜ならではの独創的な企画やキャスティングで、コアなドラマファンから好評を得ていたTBS系「テッペン!水ドラ!!」枠が、9月いっぱいで廃止されることが明らかになった。後枠には、現在木曜深夜に放送されているバラエティ番組『クレイジージャーニー』が移動してくる。 「テッペン!水ドラ!!」は2015年10月期にスタート。これまで、オダギリジョー主演『おかしの家』、ムロツヨシ主演『悪党たちは千里を走る』、前田敦子主演『毒島ゆり子のせきらら日記』、SKE48・松井珠理奈主演『死弊-DEATH CASH-』、柄本佑主演『コック警部の晩餐会』、剛力彩芽主演『レンタルの恋』、堀井新太主演『3人のパパ』を放送してきた。今期はくりぃむしちゅー・有田哲平が主演、本田翼がヒロインを務める『わにとかげぎす』が放送中だ。  中でも、元AKB48の前田が濃厚なラブシーンや、セクシーなランジェリー姿を披露した『せきらら日記』は話題を振りまき、同枠ドラマの“伝説”となっている。また、普段はバイプレーヤーのムロや柄本、若手の珠理奈、堀井の主演作を見ることができたのも、ドラマファンの支持を得ていたようだ。  それほど視聴率を意識せず制作されている枠とはいえ、そこはスポンサーあっての民放局。あまりにも数字が低すぎたのでは話にならず、番組そのものの存続が難しくなるのは自明の理。それでは、枠を廃止に追い込んだ戦犯は誰なのか? 「放送中の『わにとかげぎず』は初回2.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタート。第2話、第3話は1%台に沈みましたが、その後は上昇気流に乗り、第5話では3.0%まで上げました。これは、この枠ではかなりの高視聴率で、有田や本田が戦犯ではないでしょう。その点、剛力の『レンタルの恋』や、堀井の『3人のパパ』は1%台を連発し、打ち切りに向けかじを切らせたのは間違いないでしょうね。特に『レンタルの恋』は、剛力ほどのネームバリューがありながら、初回も最終回も1.3%しか取れませんでした。これは、TBS的にはかなりショックだったのではないでしょうか……」(テレビ誌関係者)  ゴールデン・プライム帯の数多くのドラマで主演、ヒロインを務めてきた剛力だけに、TBSが相応の期待を寄せたのは確か。『レンタルの恋』では毎回『エヴァンゲリオン』などのコスプレを披露し、新たな一面を見せてくれたが、同ドラマが不振に終わったのは事実。剛力に責任があるとはいわないが、このドラマ枠廃止の一因となったことは否定できないだろう。 (文=田中七男)

もはや投げやり? 爆死確実のフジ『27時間テレビ』 特別ドラマの主演は“深夜ドラマの女王”剛力彩芽で……

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 今年で31回目を迎えるフジテレビ系『FNS27時間テレビ』が、9月9日午後6時30分から翌10日午後9時24分まで放送される。区切りの30回目だった昨年(7月23~24日)は、平均視聴率が過去最低の7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死しており、今年も苦戦は必至だ。  1987年の第1回までさかのぼると、タモリと明石家さんまの総合司会で、19.9%の高視聴率をマーク。その後、視聴率は下降していったが、92年にはビートたけしと故・逸見政孝アナのコンビで19.0%を記録、翌93年も、同じコンビで17.9%と高い視聴率を挙げたが、94年以降は思うような視聴率がマークできなかった。  それでも、2004年にはナインティナインと中居正広(当時SMAP)のトリオで16.9%を記録したが、翌05年以降はジリ貧状態。13年には“女芸人イレブン”の司会で、9.8%と初の1ケタ台に転落。14年は13.1%(総合司会=SMAP)、15年は10.4%(同=ナインティナイン、中居)となんとか2ケタをキープしたが、昨年は一気にワースト視聴率まで落ちてしまった。  こうなると、番組を継続すること自体に疑問符も付くが、今年は従来のバラエティ中心からコンセプトを一新。テーマは「にほんのれきし」で、「学び、笑い、楽しむ」がたっぷり詰まった、完成されたエンターテインメントを追求するという。  総合司会は1996年以来、21年ぶりにたけしが務め、サポート役の“キャプテン”として、関ジャニ∞・村上信五が起用される。  その『27時間テレビ』の中で、特別ドラマ『私たちの薩長同盟』がオンエアされるが、主人公となる坂本龍馬の妻・お龍役に剛力彩芽が抜擢された。相手役となる龍馬には、ジャニーズWEST・桐山照史が起用され、そのほか佐藤隆太、川栄李奈、浜野謙太、藤井美菜の出演が決定。脚本は「にほんのれきし」博物館館長を務めるバカリズムが担当する。  お龍といえば、10年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(福山雅治主演)では真木よう子が演じており、龍馬を支えるクールな役どころが印象的だった。ただ、『私たちの薩長同盟』では、チャキチャキと事を進めるお龍が主人公で、現代風にアレンジされたユーモラスな会話も盛り込まれているというから、『龍馬伝』のお龍とは、かなり異質なイメージになりそうだ。  剛力は、これまで主演、ヒロインで登場した連ドラがことごとく低調で、ゴールデン・プライム帯では、すっかり見かけなくなり、今では“深夜ドラマの女王”と化した。剛力主演で高視聴率を獲得するのは厳しいと思われ、そのキャスティングは、もはや“投げやり”といわれても致し方あるまい。 (文=田中七男)

もはや投げやり? 爆死確実のフジ『27時間テレビ』 特別ドラマの主演は“深夜ドラマの女王”剛力彩芽で……

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 今年で31回目を迎えるフジテレビ系『FNS27時間テレビ』が、9月9日午後6時30分から翌10日午後9時24分まで放送される。区切りの30回目だった昨年(7月23~24日)は、平均視聴率が過去最低の7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死しており、今年も苦戦は必至だ。  1987年の第1回までさかのぼると、タモリと明石家さんまの総合司会で、19.9%の高視聴率をマーク。その後、視聴率は下降していったが、92年にはビートたけしと故・逸見政孝アナのコンビで19.0%を記録、翌93年も、同じコンビで17.9%と高い視聴率を挙げたが、94年以降は思うような視聴率がマークできなかった。  それでも、2004年にはナインティナインと中居正広(当時SMAP)のトリオで16.9%を記録したが、翌05年以降はジリ貧状態。13年には“女芸人イレブン”の司会で、9.8%と初の1ケタ台に転落。14年は13.1%(総合司会=SMAP)、15年は10.4%(同=ナインティナイン、中居)となんとか2ケタをキープしたが、昨年は一気にワースト視聴率まで落ちてしまった。  こうなると、番組を継続すること自体に疑問符も付くが、今年は従来のバラエティ中心からコンセプトを一新。テーマは「にほんのれきし」で、「学び、笑い、楽しむ」がたっぷり詰まった、完成されたエンターテインメントを追求するという。  総合司会は1996年以来、21年ぶりにたけしが務め、サポート役の“キャプテン”として、関ジャニ∞・村上信五が起用される。  その『27時間テレビ』の中で、特別ドラマ『私たちの薩長同盟』がオンエアされるが、主人公となる坂本龍馬の妻・お龍役に剛力彩芽が抜擢された。相手役となる龍馬には、ジャニーズWEST・桐山照史が起用され、そのほか佐藤隆太、川栄李奈、浜野謙太、藤井美菜の出演が決定。脚本は「にほんのれきし」博物館館長を務めるバカリズムが担当する。  お龍といえば、10年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』(福山雅治主演)では真木よう子が演じており、龍馬を支えるクールな役どころが印象的だった。ただ、『私たちの薩長同盟』では、チャキチャキと事を進めるお龍が主人公で、現代風にアレンジされたユーモラスな会話も盛り込まれているというから、『龍馬伝』のお龍とは、かなり異質なイメージになりそうだ。  剛力は、これまで主演、ヒロインで登場した連ドラがことごとく低調で、ゴールデン・プライム帯では、すっかり見かけなくなり、今では“深夜ドラマの女王”と化した。剛力主演で高視聴率を獲得するのは厳しいと思われ、そのキャスティングは、もはや“投げやり”といわれても致し方あるまい。 (文=田中七男)

プライム帯から追われた剛力彩芽……今度はWEBドラマで主演 心折れないタフさに感服

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 すっかりプライム帯から追われ、“深夜ドラマの女王”の座に君臨する剛力彩芽が、今度はWEBドラマで主演を務める。剛力が出演するのは、動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で、7月11日より配信される『フェイス─サイバー犯罪特捜班─』(全10話)。初回は火曜配信だが、第2話以降は毎週水曜に配信される。  同ドラマは、剛力の所属事務所オスカー・プロモーションが製作・企画。政府のITエンジニアとして働いていた兄・結城浩一郎(三浦貴大)が、凶悪なサイバー犯罪組織に取り込まれ、政府を裏切って逃亡してしまう。主人公の結城凛(剛力)は、そのプロファイリング能力を、特殊な能力を持つ集団「サイバー犯罪特捜班」(通称フェイス)に買われて加入。逃亡を続ける兄を救うために、国家を揺るがすサイバー犯罪に立ち向かうストーリーだという。  剛力は、昨年2月に配信された『地方発「小さな世界企業」福井・長野ドラマ』に出演したことがあるが、本格的なWEB配信ドラマへの出演は初となる。  2007年に女優デビューした剛力は、『ティーンコート』(日本テレビ系/12年1月期)、『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系/13年1月期)、『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系/14年1月期)など数多くの連ドラで主演、ヒロインを務めてきたが、出たドラマの視聴率はことごとく惨敗。このため、いつしか“低視聴率女優”と称されることとなった。  めっきりオファーも減ったため、シフトチェンジして、15年9月には歌手活動に専念。ところが、4枚目のシングルCD「相合傘」(SMR)のセールスがパッとせず、あっさり前言を撤回。同12月より女優業に復帰したものの、以前のような仕事は得られず。  それでも、ただでは転ばなかった。事務所のアシストもあり、深夜ドラマに新たな活動の場を求め、昨年4月期に日本テレビ系『ドクターカー』で主演。以後、同7月期『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系)、今年1月期『レンタルの恋』(TBS系)、同4月期『女囚セブン』(テレビ朝日系)と立て続けに深夜ドラマで主演を務め、“深夜ドラマの女王”の称号を拝することになった。  だが、いずれも視聴率はかんばしくなく、プライム帯への復帰の道をこじ開けることはできていない。それならばと、今度はWEBドラマで主演する。脇役に働きの場を変えれば、プライム帯のドラマへの出演も難しくはないだろう。それでも、あくまで主演にこだわりを見せ、深夜、WEBドラマに活路を見出す剛力。ある意味、その心折れないタフネスさには感服するしかない。 (文=田中七男)

プライム帯から追われた剛力彩芽……今度はWEBドラマで主演 心折れないタフさに感服

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 すっかりプライム帯から追われ、“深夜ドラマの女王”の座に君臨する剛力彩芽が、今度はWEBドラマで主演を務める。剛力が出演するのは、動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で、7月11日より配信される『フェイス─サイバー犯罪特捜班─』(全10話)。初回は火曜配信だが、第2話以降は毎週水曜に配信される。  同ドラマは、剛力の所属事務所オスカー・プロモーションが製作・企画。政府のITエンジニアとして働いていた兄・結城浩一郎(三浦貴大)が、凶悪なサイバー犯罪組織に取り込まれ、政府を裏切って逃亡してしまう。主人公の結城凛(剛力)は、そのプロファイリング能力を、特殊な能力を持つ集団「サイバー犯罪特捜班」(通称フェイス)に買われて加入。逃亡を続ける兄を救うために、国家を揺るがすサイバー犯罪に立ち向かうストーリーだという。  剛力は、昨年2月に配信された『地方発「小さな世界企業」福井・長野ドラマ』に出演したことがあるが、本格的なWEB配信ドラマへの出演は初となる。  2007年に女優デビューした剛力は、『ティーンコート』(日本テレビ系/12年1月期)、『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系/13年1月期)、『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系/14年1月期)など数多くの連ドラで主演、ヒロインを務めてきたが、出たドラマの視聴率はことごとく惨敗。このため、いつしか“低視聴率女優”と称されることとなった。  めっきりオファーも減ったため、シフトチェンジして、15年9月には歌手活動に専念。ところが、4枚目のシングルCD「相合傘」(SMR)のセールスがパッとせず、あっさり前言を撤回。同12月より女優業に復帰したものの、以前のような仕事は得られず。  それでも、ただでは転ばなかった。事務所のアシストもあり、深夜ドラマに新たな活動の場を求め、昨年4月期に日本テレビ系『ドクターカー』で主演。以後、同7月期『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系)、今年1月期『レンタルの恋』(TBS系)、同4月期『女囚セブン』(テレビ朝日系)と立て続けに深夜ドラマで主演を務め、“深夜ドラマの女王”の称号を拝することになった。  だが、いずれも視聴率はかんばしくなく、プライム帯への復帰の道をこじ開けることはできていない。それならばと、今度はWEBドラマで主演する。脇役に働きの場を変えれば、プライム帯のドラマへの出演も難しくはないだろう。それでも、あくまで主演にこだわりを見せ、深夜、WEBドラマに活路を見出す剛力。ある意味、その心折れないタフネスさには感服するしかない。 (文=田中七男)

もうゴリ押しなんて言わせない!? 『女囚セブン』で剛力彩芽が獲得した、新たな“ハマり役”

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『女囚セブン』(テレビ朝日系)に出演する剛力彩芽が神々しい。  本作は、金曜23時15分から放送されている、女性刑務所を舞台にしたコメディタッチのドラマ。    京都で働く芸鼓の神渡琴音(剛力彩芽)は、先輩の雪乃(寺川里奈)を殺害した罪で逮捕される。しかし、それは冤罪だった。自らの汚名を晴らし、真犯人を突き止めるために自ら進んで女子刑務所に入る琴音。  雪乃は法務大臣の内藤裕次郎(高嶋政伸)の秘書・本郷(寿大聡)と付き合っており、彼らの悪事の数々を“黒革の手帳”に記録していた。  内藤は“黒革の手帳”を奪うため、看守たちに操られた女囚を使って琴音を追い詰めようとするが、琴音は女囚たちを仲間につけて、内藤を追い詰めていく。  脚本は西荻弓絵。『ケイゾク』や『SPEC』(ともにTBS系)といった堤幸彦演出のカルトミステリードラマで知られているが、近年のヒット作といえば、『女囚セブン』と同じ金曜ナイトドラマ枠で制作された政治コメディドラマ『民王』だろう。 『民王』は、笑いの中に政治ネタを盛り込んでいく手腕が実に巧みだったが、本作もコミカルな描写の中にゲス不倫、老人介護、待機児童、政治家の汚職などといった時事ネタが盛り込まれており、真実を隠ぺいしようとする権力に立ち向かう社会派ドラマとなっている。  そんなコメディだか、シリアスだかわからない人を食った世界観と、剛力のたたずまいは、実に相性がいい。  剛力が演じる琴音は寡黙で無表情のため、何を考えているかわからないミステリアスな芸妓だ。しかし、女囚が仕掛けてくる食事にゴキブリを入れるといったイジメを、鋭い勘と鍛え抜かれた体術で難なくかわしていく。  毎回の見せ場は、安達祐実や山口紗弥加といった実力派女優が演じる女囚たちとの議論対決だ。琴音は京ことばでゆったりとしゃべりながら相手の心の傷をえぐり出していき、精神的に追い込んだ後、「罪は犯すやつが悪いんやない。犯させる奴が悪いんどす」と言って、女囚たちを救済していく。  普通ならあり得ない、荒唐無稽なヒロインである。  しかし、剛力が演じると、妙な実在感が生まれる。  雑誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルとして人気だった剛力彩芽は、 月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)に出演以降、剛力という珍しい名字とショートカットの端正な顔立ちが注目され、女優として活躍するようになった。しかし、出演作が途切れることなく続いているため、ネットでは「ゴリ押しだ」というアンチの声が目立つ。  剛力の所属するオスカープロモーションは、所属女優を途切れることなく新作ドラマにブッキングする。同じ事務所の武井咲にも同じ戦略がとられているが、人気商売であるため早いうちに顔を売ると同時に、場数をこなすことで成長させたいという意図はよくわかる。  なんでも演じてきた雑食性が、結果的に今の武井と剛力の女優としてのタフさを作り出しているのは紛れもない事実だが、彼女らの出演作は玉石混交で、本人に合っていないものも多い。   特に原作モノの場合は(原作の)イメージと違うという反発も多く、もう少し丁寧に選べばいいのにと、昔から思っていた。  先輩の米倉涼子を筆頭に、オスカーの女優はスタイルのいい美女が多い。  彼女たちのような美女タイプはモデルやグラビア、あるいは短時間のCMなら相性がいいのだが、日常生活に根差した長尺のテレビドラマにおいては起用がとても難しい。  そのまま登場させると、顔が小さく、等身の高い美人である彼女たちは違和感が強すぎるのだ。  そのため違和感のない役というと、現実にはありえないようなゴージャスなメロドラマのヒロインになるか、荒唐無稽なスーパーヒロインを演じるしかない。  先輩の米倉も最初は女優としてうまくいかなかったが、『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)のようなスーパーヒロインを演じることで活路を見いだした。  では、剛力はどうか?    なかなかハマり役がなかった剛力だが、少し風向きが変わってきたのは、前作『レンタルの恋』(TBS系)だ。  剛力は、相手が望む理想の彼女を演じるレンタル彼女・高杉レミを演じた。  毎回、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の初号機やカブトムシのコスプレをするシーンがあるコメディ色の強い作品だったが、本作でもミステリアスで神秘的な美女を演じていた。 『レンタルの恋』以降、剛力=ゴリ押しというイメージは消えつつあり、評価も高まっている。    面白いのは、コミカルな役柄を演じることで、剛力の持つ圧倒的な造形の美しさもまた際立つことだ。  武井も同じようにコミカルとシリアスを横断することで評価されているが、今の剛力も同じ道を歩みだしている。その成果が『女囚セブン』の琴音だろう。  コミカルな芝居で安心させてから、圧倒的な美しさを見せつける。  緩いコメディのように見えて、実は社会派ドラマの『女囚セブン』と同様、剛力もまた、コミカルとシリアスを横断することで、新たなハマり役を獲得したのだ。 (文=成馬零一) ●なりま・れいいち 1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

“人気No.1彼女”が剛力彩芽で大丈夫!? TBS『レンタルの恋』藤田ニコル風コスプレに賛否

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Twitterより
 18日深夜スタートの連続ドラマ『レンタルの恋』(TBS系)の公式SNSが11日、主演を務める剛力彩芽のオフショットを公開。剛力は、金髪のカツラをかぶり、同じ事務所のタレント・藤田ニコル風のコスプレをしているが、ネット上では「かわいくない」「似合わない」といった声が相次いでいる。 「早くも先行きが不安ですね。何せ、剛力が演じるのは“人気ナンバーワン”の彼女役ですから。予告映像を見る限り、『ほかの女優がやったほうが……』と思わずにはいられません」(テレビ誌記者)  剛力が演じるヒロイン・高杉レミは、“彼女”のレンタルサービスを行う会社「Rental Lovers」の人気ナンバーワン。同作では、そんなレミとデートをした男性たちが、瞬く間に恋に落ちてしまう様子が描かれるという。完全オリジナルストーリーで、ほかに太賀、岸井ゆきの、温水洋一らが出演。同局は剛力の“コスプレ七変化”を「大きな見どころ」としており、初回の予告映像ではエヴァンゲリオン初号機に扮した剛力が確認できる。  剛力といえば、2011年に『IS(アイエス) ~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)で連ドラ初主演。13年には『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)で“月9”主演女優にまで上り詰めたが、ネット上で「ゴリ押し」「事務所の力」などと揶揄され、たちまちバッシングの的に。プライム帯で放送された主演ドラマが、ことごとく振るわなかったこともあり、最近は深夜ドラマへの出演が続いている。 「剛力は、容姿への評価が分かれやすいだけに、この企画は酷な気も……。案の定、ネット上では放送前から『剛ちゃんありきの企画とは、とても思えないドラマだ』『佐々木希や深田恭子なら、はまりそうだけど……』といった声が目立ちます」(同)  ドラマのPR動画では、男性を虜にする“レンタル彼女”らしく、キス顔や、着衣を脱ぎ捨てるなど、セクシーな演技も見せている剛力。果たして、剛力の当たり役となるだろうか?

生きる道はここしかない!? しぶとい剛力彩芽、いまや“深夜ドラマ”の女王に君臨

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 剛力彩芽が、来年1月期のTBS系「テッペン!水ドラ!!」の『レンタルの恋』で主演を務める。  すっかりプライム帯から消えてしまった剛力だが、今年4月期には『ドクターカー』(日本テレビ系)、7月期には『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系)と、2クール連続で深夜ドラマの主役を張った。全話平均視聴率は『ドクターカー』が3.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『グ・ラ・メ!』が5.6%と振るわなかったが、それでも再び主役の座を勝ち取ったのだから恐れ入る。 『レンタルの恋』は、“彼女”のレンタルサービスを行う会社「Rental Lovers」の人気ナンバー1である主人公・高杉レミ(剛力)と、そのレミとデートをして瞬く間に恋に墜ちてしまう男性たちが繰り広げるハラハラドキドキのオリジナルストーリー。客からのリクエストを完璧に遂行し、必ず満足させるというレミ。客とレミによる疑似恋愛模様ももちろんだが、客の好みに合わせ、巫女、不良少女、オタク、エヴァンゲリオン初号機などのコスプレ七変化も披露する。  準主役の相手役で、レミにぞっこんになる大学生・山田公介役には、『恋仲』(フジテレビ系)、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、『仰げば尊し』(TBS系)などで存在感を発揮した太賀を起用。そのほか、『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)でブレークし、NHK大河ドラマ『真田丸』にも出演した岸井ゆきのをはじめ、健太郎、信江勇、清原翔といったフレッシュな面々も名を連ねる。さらに、剛力と同じオスカープロモーション所属の原幹恵、金田彩奈も出演。「Rental Lovers」の怪しげな社長兼マネジャー役で、温水洋一が脇を固める。  剛力は、2011年7月期『IS~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)で、福田沙紀とのW主演で連ドラ初主演。12年1月期の深夜ドラマ『ティーンコート』(日本テレビ系)で単独初主演を果たすと、13年1月期『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)、14年1月期『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系)などで主役を務めた。  また、12年7月期『ビギナーズ!』(TBS系)、13年10月期『クロコーチ』(同)、同7月期『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ系)などではヒロインを務めている。しかし、剛力が主演、ヒロインで出演した連ドラはいずれも視聴率面で惨敗を喫し、“低視聴率女優”と呼ばれたりもした。そんな中、昨年4月期『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』(テレビ朝日系)での主演を最後に、一時女優業を休養し、歌手専念を宣言。ところが、4枚目のCD「相合傘」のセールスが伸び悩み、あっさり前言を撤回。同年12月より、女優としての活動を再開した。  当初は、スペシャルドラマの脇役、BSやウェブドラマの主演だったが、『ドクターカー』より本格的に復活。回ってくる仕事は深夜ドラマばかりだが、視聴率が悪くても主役の座が転がり込んでくるのは、ある意味、すごいことだ。  本来、TBSの『テッペン!水ドラ!!』枠は、ムロツヨシ、前田敦子、柄本佑といった、ふだん脇役で活躍しながらもプライム帯での主演は難しい面々や、女優として未知数の松井珠理奈(SKE48)などにチャンスを与えてきた枠だ。今までプライム帯で何度も主役やヒロインに起用されてきた剛力が主演を務めるとなると、若干コンセプトが変わってくるが、やはりオスカーの辣腕ぶりには驚くばかり。 「TBSとオスカーといえば、7月期の『せいせいするほど、愛してる』で武井咲が主演しましたが、全話平均は7.9%でした。それほど結びつきが強いわけではありませんが、やはりオスカーは米倉涼子、上戸彩らを擁する大手事務所。真矢ミキが『白熱ライブ ビビット』で司会を務めている縁もありますし、オスカーと友好な関係を保つのは、TBSにとってもメリットのあることなのでしょう」(テレビ関係者) “深夜ドラマの女王”となると都落ちした感は否めないが、それこそ、剛力が生きる道なのかもしれない。 (文=田中七男)

剛力彩芽の“現場人気”が高すぎる!? 差し入れに「ランチパック全種類、ワンダーコア」

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 女優の剛力彩芽が主演するテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』。初回視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。リオデジャネイロ五輪期間は数字を下げたが、先月26日放送の第6話では6.9%まで戻している。 「深夜ドラマということで視聴率はあまり気にしていませんが、みなさん伸び伸びとやってますよ(笑)。現場は剛力さんが常に明るく振る舞っているので、にぎやかでいい雰囲気です。自身がCMをしている『ランチパック』を全種類差し入れしてましたよ。それだけではなくて『ワンダーコア』も複数台差し入れとして、スタッフたちに配ってました。どの現場でもこういったことをしてくれるので、彼女のことを悪く言う人はいませんよ」(芸能事務所関係者)  これまで剛力というと、「ゴリ押し」「低視聴率女優」といったレッテルが貼られていたが、好感度の高さでカバーしてきた。 「今も仕事はまだ選べる立場でないので、事務所上層部の指示にすべて従っているみたいです。特に上昇志向があるわけではないみたいですしね。今のところ事務所も米倉涼子さん、上戸彩さん以外でゴールデンの主役を張るのは難しいと考えているようですし、武井咲さんじゃ難しいということもわかりましたからね。このまま剛力さんが深夜で“修行”を続ければ、再びゴールデンで主演の線もあると思いますよ」(テレビ局関係者)  返り咲きなるか――。

損して得取れ? テレ朝、剛力彩芽主演ドラマは低調でも『ドクターX』復活で大きなメリット

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テレビ朝日系『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』番組サイトより
 剛力彩芽が主演を務めるテレビ朝日系深夜ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(金曜午後11時15分~)が低迷を続けている。  初回は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートしたが、第2話は6.7%と降下。第3話では4.1%と急落し、第4話=4.3%、第5話=5.0%と低迷。第6話は6.9%と持ち直したものの、これまでの平均視聴率は5.7%と低空飛行を続けている。  前クールの同枠ドラマ『不機嫌な果実』(栗山千明主演)の全話平均は7.7%で、現時点で大差がついている。このペースで推移すると、同枠では、昨年4月期に、これまた剛力が主演した『天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課』の6.1%(全話平均)を下回りそうな気配だ。剛力は、この枠の常連で、2014年1月期にも『私の嫌いな探偵』で主演したが、その際は6.8%(同)だったで、『グ・ラ・メ!』は自身の同枠でのワースト記録を更新しかねないような雰囲気だ。  剛力は11年7月期『IS~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)で連ドラ初主演(福田沙紀とのW主演)、12年1月期『ティーンコート』(日本テレビ系)で連ドラ単独初主演を果たし、その後、多くの連ドラで主演、ヒロインを務めてきた。しかし、その視聴率はことごとく低調で、残念ながら“低視聴率女優”と称されるようになってしまった。  昨年4月期『天使と悪魔』を最後に、女優業を一時休業。歌手活動専念を宣言したが、肝心のCDセールスがあまり伸びず、それもままならなかった。結局、同年12月から女優に復帰。当初はBSやwebドラマ、スペシャルドラマの脇役で出演していたが、今年4月期の日本テレビ系深夜ドラマ『ドクターカー』で、丸1年ぶりに連ドラの主演に起用された。  しかし、その視聴率は2、3%台を連発するなど、やはり低調で、全話平均は3.5%と厳しいものだった。それでも、深夜枠とはいえ、2クール連続で連ドラ主演の座を勝ち取ったのには恐れ入る。その背景には何があったのか? 「『グ・ラ・メ!』には主演の剛力のみならず、内藤理沙、2013年ミス・ユニバース日本代表の松尾幸実と、オスカー・プロモーション勢が多数キャスティングされており、同事務所の辣腕ぶりが手に取るようにわかります。オスカーとテレ朝といえば、何といっても、同事務所の看板女優である米倉涼子が主演する『ドクターX~外科医・大門美知子』の復活です。同ドラマは米倉の意向もあり、シーズン3でいったん封印されましたが、今年7月3日にスペシャルが放送され、10月期には2年ぶりに連ドラが復活します。同ドラマはテレ朝にとっては、“キラーコンテンツ”であり、20%超えが期待できる作品。『ドクターX』を放送するためには、やはりオスカーと良好な関係を保つ必要があります。オスカー的に、米倉以外の女優も使ってほしいのは、ビジネスとして当然のこと。確かに剛力主演ドラマで視聴率は取れないかもしれませんが、『ドクターX』が控えているため、テレ朝的には決して損ばかりの編成ではありません。むしろかえって大きなメリットがあるといってもいいでしょう」(テレビ制作関係者) 『グ・ラ・メ!』は低視聴率で終わったとしても、テレ朝からすれば、その分、『ドクターX』で十分取り返せるということなのだろうか……。 (文=森田英雄)