芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 動向を継続的にお伝えしている「大日本新政會」による、バーニングプロダクション糾弾活動だが、久しぶりに動きがあった。 大日本新政會総裁で、二代目松浦組組長の笠岡和雄氏は、かつて“芸能界のドン”バーニングプロの周防郁雄社長の“用心棒”を務め、さまざまな裏仕事をこなしていたが、新規事業をめぐる金銭トラブルが発生し、3年前に両者の関係は破綻。以来、大日本新政會はホームページを通じて、周防氏のスキャンダルを次々と告発してきた。 その内容といえば、用心棒だからこそ知り得た、暴力団やテレビ局との癒着ぶりや枕営業の実態など衝撃的なものばかり。例えば、かつてバーニングに所属していた水野美紀が独立した際、周防氏が彼女を潰そうと画策していた件や、NHKプロデューサーに対する肉欲接待の実態、さらに、みのもんたが社長を務める水道メーター製造販売会社「ニッコク」が談合事件で右翼から街宣車で抗議行動を受けた際、笠岡氏にトラブル処理を依頼し、大物の暴力団幹部が動いた件などだ。 さらに昨年夏には、「週刊文春」(文藝春秋)が、このブログの情報を元に、NHKプロデューサーやみのの件を大々的に報道した。特に、NHKプロデューサーへの肉欲接待報道は、モーニング娘。のメンバーが駆り出されていたという衝撃的なものだったが、バーニングの影響下にある他のマスコミは沈黙。しかし、多くの芸能関係者が、新政會の動向を注視していた。 その後、新政會はバーニングの事務所をはじめ、同プロと関係が深いNHKなどのテレビ局に対して街宣車で繰り出し、糾弾活動を始める。対するバーニング側は、街宣活動の一部を規制する仮処分や、ホームページの掲載差し止めの仮処分を裁判所に申し立て、対抗してきた。 結果、昨年12月頃から、ホームページに関しては、新政會が新しいサーバに移行しては、それに対してバーニング側が仮処分の申し立てをするというイタチごっこの状態が続いていたために、ホームページの公開を一時休止。街宣活動については、特定の暴力団関係者を刺激するのを避けるため、しばらく全面的に停止し、静観することにしたという。 このように糾弾活動が収束したことで、メディア関係者の間では「新政會とバーニングの間で手打ちが行われたのでは?」「手打ちに当たっては、裏社会の実力者と数億円に及ぶ大金が動いたようだ」「大金の原資は、昨年末の日本レコード大賞をEXILEに受賞させるためにエイベックスからバーニングに渡った“プロモーション費”」などなど、具体的だが、にわかに信じがたいウワサが数多く流れた。また、ある右翼団体関係者によると、「実際に、バーニング側には『新政會と話をつけてやる』と仲介を申し出て、金銭を求める勢力もあった」とされる。 だが、新政會の幹部はこう言い切る。 「周防との手打ちなんてありえないよ。そんな話もこちらに来ていないし、金なんて一銭ももらっていない」 実際に新政會は、停止していたホームページを3月から再開。時期を同じくして、街宣活動もスタートしたのだ。 「周防を、とことん追及しますよ。3月中旬から、バーニングや東京や京都のNHKなどへの街宣車による抗議行動を再開しました。新政會に対して街宣禁止の仮処分が出ているエリアについては、友好団体である『闘魂塾』が街宣活動をしています」(新政會幹部) 実際、3月半ば、渋谷のHNK周辺で闘魂塾の街宣車が抗議活動をしていた。街宣の内容は、バーニングが大河ドラマや紅白歌合戦のキャスティングに依然強い決定権を握っているというもの。局内には、暴力団との密接ぶりも明らかな周防氏を切りたがっている幹部は少なくないが、手切れに対する意趣返しとして、文春に報道されたプロデューサーのように、これまで接待を受けてきた自分たちの名前がメディアに出されてしまうのではないかという恐れを抱き、誰も反発する人間はいないというのだ。 「NHKもコンプライアンス重視を打ち出すなら、盆暮れの贈り物や過剰接待を受けることが当たり前になっているバーニングとの関係を清算すべき。籾井勝人会長を筆頭に、国民からの信頼を回復させるためにも、自浄作用が働くことを期待している」(同) 右翼団体の糾弾活動というと、きな臭いものを感じがちだが、今回、批判している内容は至極まっとうである。新政會の今後の動きに注目したい。 (文=本多圭)NHKへの街宣活動の様子。
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松田聖子に3度目の離婚危機か “いわくつき”の人物と共に個人事務所から独立の動き
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
松田聖子が、個人事務所の「ファンティック」から2月末に独立。愛人といわれてきた元マネジャーのK氏と新事務所を設立したという「女性セブン」(3月20日号/小学館)の報道を読んで、開いた口がふさがらなかった。
これまでも、K氏の素性については、「電撃再々婚から3カ月も──松田聖子と個人マネジャーK氏の“ただならぬ関係”は続いている!?」(記事参照)など、当コラムで報じてきた。
このK氏とは、かつてはビートたけしの娘と交際しつつも、たけしから結婚準備金をもらうと娘とは別離し、その金を返済しないまま姿を消したという、いわくつきの人物だ。
聖子の芸能界の育ての親である「サンミュージックプロダクション」の故・相澤秀禎会長は生前、K氏の素性を知って以降、彼がマネジメントすることに疑念を抱いて、一日も早く聖子が手を切ることを望んでいた。そんな中、昨年末に聖子がK氏を事務所から解雇したことで、相澤会長も安らかに眠ることができると、筆者も安心した。
ところが、いまだに手が切れていなかったどころか、2人で新事務所を設立したという。聖子の個人事務所からの移籍は今回で2度目だが、前回とは事情が違う。1度目の移籍は1999年。聖子は「サンミュージック」から“身勝手独立”して、個人事務所「ファンティック」を設立。96年に、レコード会社をソニーミュージックから「マーキュリー・ミュージックエンタテインメント」へ移籍した。その時にマネジャーを買って出たのが、業界では悪評が高かった故・Y氏だった。
Y氏は活字メディアだけでなく、テレビ局に聖子関連のフィルムの二次使用を一方的に禁止通告するという高圧的な態度を取ったために、新曲をリリースしても、メディアは宣伝に協力してくれなかった。それをY氏は「レコード会社の幹部が無能だからだ」と責任を転嫁したために、聖子とレコード会社の関係は悪化。一時、聖子はレコード業界から追放されるのでは? とウワサされた。その後、Y氏が事務所の金を横領していたことが発覚。聖子はY氏をクビにしたが、レコード会社との契約更改が危ぶまれた。しかし、裏で“芸能界の実力者”が暗躍。99年、相澤秀禎聖子が元ソニーのプロデューサーが設立した「グリーンパークミュージック」に移籍することで、契約が更改された。
その後、暗躍した実力者へのプロモート費の高さに音を上げて、古巣のソニーに出戻った時点で、「ファンティック」に戻った。この個人事務所は、聖子の実兄が代表取締役を務め、母親の一子さんも役員に名を連ねている。一人娘の神田沙也加も所属しているが、稼ぎ手は聖子一人だ。その聖子が家族を捨てて、元マネジャーのK氏と新事務所を設立。一体、何を考えているのか? 凡人には理解できない。
聖子の夫はなおさらだろう。年末にクビを切ったはずのK氏と聖子は、1月にロスに出かけている。2人の関係を心配した聖子の夫も、後を追うように同行した。そんな不安に追い打ちをかけるように、聖子はK氏と新事務所を立ち上げた。聖子の3度目の“離婚危機”と芸能マスコミが騒ぐのは、時間の問題だ。
(文=本多圭)
米倉涼子主演、テレ朝ドラマ『ドクターX』パート3が10月スタート TBS『半沢直樹』と一騎打ちへ
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
米倉涼子主演の高視聴率ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)のパート3が、この秋に放送されることが、米倉が所属する事務所「オスカープロモーション」関係者への取材で明らかになった。
「次回作のキャステイングの詳細はまだ決まっていませんが、パート3は10月からスタートします」(オスカー関係者)
2012年10月から放送された『ドクターX』は最終回が24.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)という高視聴率を記録したことで、パート2が昨年10月から放送された。最終回視聴率では前回を上回る26.9%を記録し、テレ朝は、パート3を米倉サイドに早々に打診した。ところが、同作品の「私、失敗しないので」という決めゼリフのように、「私、出演しないので」と言ったかどうかは定かではないが、米倉サイドはこのオファーを保留にした。
大門未知子は米倉の当たり役となったが、これまでテレ朝のドラマでは、『相棒』の水谷豊、『TRICK』の仲間由紀恵が当たり役を演じつつも、結果的にその役のイメージが定着してしまい、ほかの役がやりづらくなるという状況を生んでいる。特に、仲間は『TRICK』と『ごくせん』(日本テレビ系)以降、悪女役を演じたりしているが、パッとしない状態が続いている。
そうした前例を見ているがゆえ、米倉サイドがパート3に難色を示すのはうなずける。ところが、ここにきて態度を急変、パート3出演を受諾した。3月2日に放送されたテレ朝の開局55周年記念ドラマ『家政婦は見た!』の17.4%という視聴率が、米倉に自信を持たせたという背景があったことは想像に難くない。
『土曜ワイド劇場』でベテラン演技派女優の市原悦子が主演した『家政婦は見た!』シリーズは83年から08年まで、26作品が放送された。平均視聴率20%前後を獲得して、市原の当たり役といわれていた。それだけに、市原のイメージが強い家政婦役を米倉が超えることができるか? と、視聴率が心配された。しかし、米倉は見事、市原のイメージとともに、自らの大門未知子のイメージを払拭。市原の『家政婦は見た!』の最終回の16%を超える、17%以上の視聴率を弾き出し、「最も安定して視聴率が取れる女優」という評価を固めた。今、視聴者は大門未知子だけを見たいわけでなく、米倉涼子という女優の演技が見たいということだろう。
また、米倉の本格女優としての出世作である『黒革の手帖』(04)以来の、テレ朝とオスカーとの強い関係性が影響していることは言うまでもない。
10月からはTBSの高視聴率ドラマ『半沢直樹』の続編もスタートする。大門演じる米倉と、半沢を演じる堺雅人の“視聴率戦争”が期待できそうだ。
(文=本多圭)
“薬物報道”完全否定も……清原和博と愛人疑惑の銀座クラブ「R」ママ周辺が騒がしくなってきた!?
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
「週刊文春」(文藝春秋)の“薬物報道”を全面否定した清原和博。報道では、同時に銀座のクラブ「R」の雇われママと愛人関係であるという疑惑にも触れられていたが、この「R」とは、銀座7丁目の「リッツクラブ」のこと。最近、この高級クラブ周辺が騒がしい。
というのも、「リッツクラブ」の姉妹店で、8丁目の高級クラブ「マンダリン」オーナーママの脱税摘発で、2月末に店をクローズしていたことが明らかになったのだ。このオーナーママとは、本名・佐藤成子(68歳)。源氏名を中田秀子といい、銀座では、この“秀ママ”を知らないのはモグリだといわれるほどの有名人だ。
筆者は秀ママが、8丁目に初めての店「秀」をオープンした時代から知っている。彼女は、関西や関東の暴力団幹部、信用金庫の理事長、街金大手の社長を次々にパトロンにつけて躍進。銀座では“カマキリママ”の異名を取っていた。
その秀ママが老舗クラブ「ブルボン」を買収、「リージェントクラブ」(のちに「リッツクラブ」に改名)としてオープンさせた。
当時、同店に勤めていたホステスによると、秀ママは品川区五反田の超高級地といわれる池田山の、10億円の大豪邸に住んでいると言っていた。そんな彼女が、6年前に「銀座ママ巨額脱税」と、新聞をにぎわせることになった。経営する3店舗に勤めるホステス約100人の給料から天引きした源泉所得税を一部しか納めない「つまみ納付」という手口で、約2億4,600万円を脱税していたというのだ。豪邸に住めるのもうなずけた。東京地裁は懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。
まともな神経なら、これで懲りるはずだが、金の亡者である秀ママは懲りずにまたやった。今回、摘発された脱税額は4億円近いといわれている。秀ママは前回、脱税で摘発されて以降、店に顔を出すことはなかったが、事務所から雇われママやスタッフに指示を出していた。それだけに、国税が東京地検に告発すれば、秀ママの実刑の可能性は高い。となると、脱税の舞台となったとされる「マンダリン」だけではなく、「リッツクラブ」の閉店も予想される。清原の愛人である雇われママやホステスたちは、路頭に迷うことになるわけだ。
ホステスや男性スタッフに信頼され、慕われるべき銀座のママとしては失格である。カマキリのように男を食い潰し、またも自分の店まで潰すとことになった秀ママは、歴史に残る銀座ママにはなれなかったようだ。
(文=本多圭)
みのもんたが土下座・接待漬け・高額プレゼントで延命成功へ “汚職”まみれのテレビ局は恥を知れ
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
みのもんたが、日本テレビの次期社長候補といわれているK専務の還暦祝いのパーティーにアポなしで現れ、土下座謝罪したと、「週刊実話」(日本ジャーナル出版)と東京スポーツが報じた。筆者も、パーティーに出席していた芸能プロの幹部からこの話を聞いて、みののなりふり構わぬ延命作戦にあきれた。というのも、みのは昨年末から、テレビ局の幹部や番組スタッフを自身の行きつけの銀座のクラブへ招待するという、接待攻勢を続けていたからだ。
日テレ社員だった次男の“窃盗事件”が発端で、TBS系『みのもんたの朝ズバッ!』を降板。その後も、次々に舌禍事件を起こしメディアのバッシングがやまなかったことから、一時は「引退」とまでいわれたみのが、テレビ界延命のために巻き返しを図っているのだ。
昨年末には、港区・青山の骨董通りにある高級料理店で、TBSの役員や幹部3人と飲食して、帰りにエルメスのお土産を手渡した現場を「週刊新潮」(新潮社)に報じられた。結果、早ければ今秋からTBSの情報報道番組にみのが起用されるという情報が流れている。
さらに1月には、先ごろ、4月以降の出演続行が決まった読売テレビの『秘密のケンミンSHOW』の久本雅美やプロデューサー、番組スタッフを連れて、銀座7丁目のクラブ『B』で大盤振る舞い。その後も、テレビ局の幹部やスタッフを、銀座の行きつけのクラブで“接待漬け”にしている。
それにしても、これって、おかしくないだろうか?
テレビ局員が、芸能プロから過剰な接待を受けて、特定のタレントの番組出演を決めていたとしたら、普通の社会では汚職に当たる。少なくとも、公共の電波を私物化したことで道義的責任が問われるのは間違いない。だが、そのような行為が日常茶飯事なのが、この業界だ。テレビ局の人間は鈍感なのか? 過剰な接待を受けることに麻痺しているのか? 今回も、みのの術中に見事にはまっている。
さらに、冒頭に書いた通り、“出禁”処分を食らっている日テレに対しては、土下座謝罪までするという“浪花節”も繰り出した。
みのは「文藝春秋」(文藝春秋)の手記で、次男が日テレに入社したいきさつについて「入社する時の筆記試験で住所と名前しか書けなかった」と、当時の故・氏家斉一郎会長に便宜を図ってもらったと“コネ入社”を認めた。日テレからしてみれば、とんでもない暴露だ。もちろん、日テレの大久保好男社長は「コネ入社」を全面否定。非公式ながら、みのを“出禁”処分にした。
ところが、招待もされていないパーティーに押しかけ、K専務に土下座謝罪。それにより、日テレの“出禁”は解除され、事実上和解したという。
テレビ局のスタッフへの高価なプレゼントや接待攻勢で、タレント生命を延命するというのはフェアではない。そんな男が情報報道番組に復帰、土下座謝罪で日テレに新番組を持てたとしても、視聴者から反感を買うばかりだ。
情けないのは、みのの延命作戦にまんまと乗って、それにたかっているテレビ局の幹部やプロデューサー連中。恥を知れと言いたい。
(文=本多圭)
東スポ映画大賞、故・やしきたかじんさん「お別れ会」……ビートたけしを悩ませるものとは
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 2月23日に東京プリンスホテルで「第23回東京スポーツ映画大賞」と「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が行われた。 筆者は、東スポ映画大賞に第1回から裏方として参加しているが、今回はたけしが会場に現れるまで、「もしかして、来ないのではないか?」と危惧した。というのも、受賞した映画(作品賞『舟を編む』、監督賞は『そして父になる』の是枝裕和監督など)があまりにも地味すぎて、実際には賞を贈るほどのレベルの作品ではなく、たけし自身のテンションがひどく低かったことを知っていたからだ。 東スポ映画大賞は、全国の映画祭のプロデューサーによってノミネート作品が決まり、そこからたけしが独断と偏見で受賞作を選んできた。しかし、今回はたけしの琴線に触れる作品はなく、結局は映画祭プロデューサーの支持数が多かった作品から受賞作が決まった。たけしは、審査には直接関与していなかったのだ。 それゆえ、当日になって会場に来ないのではないかと心配したが、いつも通りにホテルに現れたたけしを見て、ホッとした。ただし、心配はそれだけではなかった。関係者はたけしが授賞式で、わざわざ来場してくれた是枝監督や『舟を編む』主演の松田龍平がいる前で「見たい映画はなかった」と言い出すのではないかと、冷や汗もんだったのだ。 ところが、いざ、授賞式が始まるや、たけしは出席者に気分の悪い思いをさせてはまずいと思ったのか、それなりにそれぞれの作品に対する的確なコメントを出して、出席者や会場のお客を満足させた。その反動か、フジテレビの『THE MANZAI』に毒づいたり、日本の映画祭や映画会社を猛烈批判。関係者はここでも肝を冷やしたが、それがまた会場を沸かせ、来場した友人たちからも、帰り際に「面白かった」という言葉を聞いて、ホッとした。 確かに、たけしが思ったように、最近は製作費が捻出できないためにスケールの小さい映画が目立ち、「世界のキタノ」がお墨付きを与えるにふさわしい作品がなくなっているだけに、映画大賞の方向を考える時期が来たのかもしれない。 そのたけしが発起人の一人として名前を連ねているのが、3月3日に大阪のリーガロイヤルホテルで開かれる、故・やしきたかじんさんの「お別れ会」だ。同会に関して、筆者は関西のお笑い関係者から、“当初、3日ではなく5日に開く予定だったが、未亡人の鶴の一声で変更になった”という情報を入手した。 たかじんさんは、闘病を支えてくれた32歳年下のA子さんと昨年秋に入籍。1月3日に食道がんで亡くなる前に「俺が死んだら、すべてお前に任せる」という遺言を残して死んだといわれているが、火葬にはA子さんはじめ、たった6人しか参列せず。たかじんさんの実母は、火葬が済んでから、しかも孫娘を通じて死を知らされたという。 これでは、たかじんさんの親族がA子さんに不信感を持つのは当然だ。また、親族同様に、生前たかじんさんと親しかったテレビ関係者も、死後、すべてA子さんの許可を得なければ事が運べないことに頭を抱えていた。北新地のクラブをこよなく愛したたかじんさんを偲んで、北新地のクラブを全店貸し切ってお別れ会をやろうという案もあったらしいが、お金にシビアなAさんの許可が得られず、頓挫したという。 そんなA子さんが許可したのは、3月3日のホテルでのお別れ会。当初は5日の予定で一部には告知済みだったが、A子さんが「5日は(たかじんさんを)火葬した日、死んだのは3日だから、3日にして」という一言で、日程が変更になったという。 5日だと知らされていた人もいただけに、スケジュールの都合で欠席者が続出することが予想される。たかじんさんが「すべてお前に任せる」と言ったとしても、A子さんの言動は、周囲を大事にしてきた、これまでのたかじんさんの生き方を否定するようなもの。これでは、たかじんさんは浮かばれない。A子さんは1日も早く、そのことに気が付くべきだ。 (文=本多圭)『やしきたかじん・ゴールデン☆ベスト』(ビクターエンタテインメント)
松ケン、関ジャニ村上、綾野剛をブレークさせた“あげまん女優”戸田恵梨香が、勝地涼を父親に紹介!
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! “あげまん女優”と呼ばれている戸田恵梨香が、同棲中の俳優・勝地涼を神戸の実家の父親に紹介。交際を認められたという情報を、戸田と親しい女性タレントから入手した。 戸田はこれまで、交際してきた松山ケンイチや関ジャニ∞の村上信五、それに綾野剛を神戸にいる父親に紹介してきたことは、父親自身が週刊誌の取材で自ら明らかにしている。 その際に、綾野に関しては、紹介された頃はまだ無名だったことから「親としては、彼はベストではない。きっと別れるだろうね。結婚はない」と語っていた。父親の言う通り、綾野とはくっついたり離れたりしていたが、昨年の夏に完全破局した。 戸田は親しい女性タレントに「剛くんは結婚もしてないのに、亭主ヅラして、あれこれ命令する。我慢できない。酒癖も悪い」と愚痴をこぼしていた。綾野はつい最近、写真誌に、酔って六本木で“立ちション”していることを報じられたことからも、決して酒癖がいいとはいえない。戸田も別れて正解だった。 その後、戸田はジャニーズをクビになった元KAT-TUNの田中聖と、中目黒のバーや西麻布にある田中が経営する会員制ラウンジで、朝方まで飲んでいる姿が目撃されていたことから、綾野の次は田中だとばかり思っていた。 ところが、次なるお相手はNHKの朝ドラ『あまちゃん』で、“前髪クネ男”を演じて注目を集めた勝地だった。すでに1月には、戸田と勝地が新幹線の品川駅で降りたツーショットを写真誌に撮られて「実家の父親に勝地を紹介した帰りだ」と報じられた。詳しい内容についてはなかったが、2月中旬になって、筆者は戸田と親しい女性タレントから「綾野くんと違って、勝地くんはお父さんに交際を認めてもらえたみたいです」という情報を得た。しかも、勝地の優しくマジメな性格に、戸田のほうがベタ惚れだという。 松山や村上、綾野は戸田と付き合ってからブレークしたが、勝地はまだブレークしきっていない。今後、“あげまん”の戸田によって、ブレークするか? さらに、恋多き女の結婚相手となるのか? それとも別れるのか? 注目したい。 (文=本多圭)『IQUEEN Vol.7 戸田恵梨香 “ACTRESS”』(エイベックス・マーケティング)
『半沢直樹』続編は10月から! 佐藤浩市、西田敏行、野村萬斎、真木よう子ら豪華キャストで……
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! いつかいつかと続編が期待されていたTBSの人気ドラマ『半沢直樹』の続編が、今年10月から放送されることが明らかになった。 昨年、最終回視聴率42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をはじき出し、低視聴率にあえぐTBSを救った『半沢直樹』の続編は、視聴者のみならず、業界からも注目されていた。 筆者は、3月いっぱいで打ち切りとなった『朝ズバッ!』の後番組の司会に、夏目三久と明治大学の齋藤孝教授が決定したと発表された時点で、続編制作も確定だと確信した。TBSの看板アナである安住紳一郎は「なんで外の人間が?」とブチ切れたらしいが、TBSとしては、なんとしても『半沢直樹』の続編をやらねばならないという、背に腹は代えられない事情があったからだ。 続編を制作するためには、主演の堺雅人を説得することは不可欠だった。しかし、演技派の堺は、『半沢直樹』のキャラクターが自分に定着するのを嫌っていたともされる。そんな堺の所属事務所は田辺エージェンシー。情報番組の司会に大抜擢された夏目は、同社の田邊昭知社長の一押しタレントだ。夏目の司会起用をバーターに、事務所が堺を説得。続編のオファーを受けたに違いない。 しかし、時期については、昨年同様7月からだと思っていた。これが10月にずれ込んだのには、どうも制作費の問題があったようだ。『半沢直樹』の監督を務めた福澤克雄プロデューサーは、民放では破格の高額制作費を使ってドラマ作りをすることで知られている。『半沢直樹』も、1本あたり4,000万円と破格だった。ところが、『半沢直樹』の後に放送された木村拓哉主演の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』は1本8,000万円だといわれている。それほどの莫大な制作費を使って、最終回視聴率は12.6%という惨憺たる数字。そのしわ寄せが『半沢直樹』をはじめ、TBSのドラマ制作現場に来たことが、続編が延びた理由だといわれている。いくら金をかけようが、キムタクに限らず、ジャニーズのタレントで視聴率を取れる時代は終わっていたのだ。 続編の仮タイトルは『半沢直樹~リベンジ編』。出演者は堺をはじめ、前回のメンバーに加えて、佐藤浩市、西田敏行、野村萬斎、それに高畑淳子、真木よう子らが予定されているという。これだけの出演者を並べるには、前回以上の制作費がかかるが、とりあえず制作が決まり、半沢ファンは一安心といったところだろう。さらに続編では、前回『半沢直樹』の舞台になった東京中央銀行のポスターのみで出演した夏目が、女優として本格的に出演するという情報もある。 ビートたけしいわく「半沢は現代の『水戸黄門』だ」とのことだが、スーツを着た黄門様は、再びTBSを救うことができるか? 10月からの続編に注目したい。 (文=本多圭)『半沢直樹 -ディレクターズカット版- DVD-BOX』(TCエンタテインメント)
桃井かおり、沢田亜矢子らを育て、守った男……急逝した名芸能マネジャーを偲ぶ
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 2月11日の午前10時27分、筆者の携帯に「堀内が急死しました。お電話ください」というショートメールが送られてきた。発信元は堀内氏だったため、初めは悪い冗談かと思った。 恐る恐る掘内氏の携帯に電話したところ、奥さんが出て「堀内は、7日に大動脈瘤破裂で急死しました。主人はお酒を飲むと、よく本多さんの名前を出していました」と聞いて、亡くなったのは事実なんだと愕然とした。 堀内氏とは、芸能界の名マネジャーだった堀内信秀氏。森光子さんのマネジャーを務めていた吉田名保美さん(いずれも故人)が立ち上げた「吉田名保美事務所」のマネジャーだった。所属女優は、森さん、黒柳徹子、佐久間良子、松原智恵子、和泉雅子、波乃久里子、沢田亜矢子、桃井かおりといった、そうそうたるメンツ。山口智子や天海祐希らが所属する「研音」以前に、“女優の宝庫”と称された、日本を代表する芸能事務所だった。 そんな事務所で、筆者が記憶している限り、堀内氏は、吉永小百合・松原智恵子と“日活の3人娘”と呼ばれた和泉雅子を担当していた。和泉は女性初の北極点到達を達成した冒険家でもあった。さらに、“未婚の母”問題でワイドショーをにぎわせた沢田や、性格の悪さで業界から総スカンを食らっていた桃井を担当。加えて、事務所の女優をスキャンダルやゴシップから守るメディア担当もしていたことから、筆者とは当時、敵・味方の関係で、堀内氏とはいつもケンカ腰で話をしていた。しかし、敵ではあったが、自分の仕事にプライドを持ち、業務を貫徹していた堀内氏をリスペクトしたものだ。 ある時、2人っきりで青山のバーで飲む機会があった。酒を酌み交わすということは、こちらに心を開いている証拠。沢田の“未婚の母”問題や桃井の男性スキャンダルについて、情報を提供してくれると思ったが、いくら酒を飲んで上機嫌になっても、口は堅く、女優を守るという姿勢は崩さなかった。どれほどの女優たちが表に出てはマズい話を、堀内氏に水面下でもみ消してもらっていたことか。 その後、堀内氏は芸能界から引退。医療関係のコンサルタントに転身して、筆者の前に現れた。それ以降、敵・味方をなしにした友人として、たびたび飲んでは、昔話に花を咲かせていた。 昨年末には、筆者が主宰する忘年会に初めて出席してくれた。昔の顔見知りの記者たちと談笑するなどして盛り上がった後、帰り際に堀内氏は「高田馬場にスウェーデン料理を食べさせる小さなカフェをオープンしたんだ。本多さんを接待したいから、年が明けたら来てよ」と言って、喜んで帰っていた顔が忘れられない。 だが、その約束も果たせぬまま、堀内氏は逝ってしまった。奥さんによると、堀内氏は7日に事務所で倒れたが、たまたま奥さんは大阪に出張していたため、発見したのは2日後だったという。死に目に会えなかった奥さんの無念は計り知れない。享年71歳。元名マネジャーの堀内氏に、あらためて合掌! (文=本多圭)『モダンダード』(NECアベニュー)
ニッポン放送が無名演歌歌手・山内惠介を「演歌界の貴公子」と“ゴリ押し”する裏事情
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! “演歌界の貴公子”山内惠介が初主演するニッポン放送開局60周年企画『山内惠介・THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!』が、1月11日に公開された。全国順次ロードショー中だが、規模の割には客の入りも悪く、「この企画、無理があったのでは?」との声も聞こえてくる。 山内が“ぼくはエンカな高校生”というキャッチフレーズでデビューしたのは2001年だが、彼の名前を頻繁に耳にするようになったのは、ここ2~3年。ニッポン放送の朝番組『垣花正 あなたとハッピー』の中継コーナー「それゆけハッピー」に準レギュラーのように出演しだしてからだ。 以来、山内出演時には、必ずといっていいほど彼の曲をかけ、“ゴリ押し宣伝”がなされるようになった。テレビと同じく、ラジオも公共の電波を預かっている以上、一人の歌手の売り出しに露骨に協力することは、以前から疑問視されている。しかも、聴取者が聴きたい曲であるなら何度かけようが問題ないが、山内の曲はゴリ押ししてもヒットにはつながらず。それでも、ニッポン放送は彼をプッシュし続けている。 これは、“黒人初の演歌歌手”ジェロの時もそうだった。ジェロのバックには、芸能界の実力者である大手芸能プロ社長が付き、ニッポン放送で猛プッシュ。山内と同じように番組に出演させ、知名度を上げさせる一方、音楽出版権や営業権の一部をこの実力者が握り、ニッポン放送も恩恵にあずかれるような仕組みを作った。結果、ジェロは大成功。山内も同じような流れにいるようだが、ニッポン放送が開局60周年企画作品としてタイアップした映画の主演を演じても、さほど話題にもならず、ヒットも生まれないという厳しい現実がある。 そんな山内に対して、ある業界関係者からは「山内も所属事務所も礼儀知らずで、多くの関係者から反感を買っているから、イマイチ乗り切れないんですよ」という声が聞こえてきた。 山内の所属事務所は「涙そうそう」が大ヒットした夏川りみが以前、所属していた「三井エージェンシー」。この事務所は、夏川のポニーキャニオン時代のディレクターを務めたM氏が、夏川のために立ち上げた事務所といわれていた。だが、「涙そうそう」がヒットして、押しも押されもせぬスター歌手に成長した07年に、夏川は独立。その陰に男の存在がウワサされたが、夏川は“音楽性の違い”が理由であると否定した。 しかし、二人三脚で活動してきた2人の間に、他人には推し量れない何かがあったことは想像に難くない。その後、三井エージェンシーは業界団体である「日本音楽事業者協会」(音事協)に加盟。前述した実力者の庇護の下、山内の売り出しに積極的に乗り出した。結果、ニッポン放送の番組に頻繁に露出するようになったのだ。 音事協加盟の芸能プロマネジャーは「M氏は、音事協の活動には参加せずに、自分のところのタレントを、実力者と音事協の威光を借りて売り込んだりしている。それなのに、音事協の先輩には挨拶もしない。傲岸不遜な態度が反感を買っています」という。そのため、ニッポン放送以外の仕事の拡大に苦労しているようだ。 山内も、こんな不本意なウワサが出るようでは、スター歌手への道はまだまだ険しいだろう。 (文=本多圭)『山内惠介コンサート2013~歳は三十白皙美男~』(ビクターエンタテインメント)





