実はパクりだった!? U字工事、「ごめんねごめんね~」の生みの親にお礼参り

Uji01.jpg
「ごめんねごめんね~」に続く新ギャグがついに誕生!?
 いまや、栃木の代名詞と言っても過言ではないU字工事の二人が、2年ぶりの単独ライブの模様を収録したDVD『U字工事の北関東オンリーワン』を4月22日に発売する。東京公演、そして初の地元凱旋となる栃木公演での二人の熱演をたっぷり堪能できる作品だ。また、特典映像も豊富で、中でも50分に及ぶドキュメンタリーは必見。一世を風靡したギャグ「ごめんねごめんね~」の生みの親に会いに行く、という企画なのだ。何はともあれ、発売を間近に控えた二人に話を聞いてみることにしよう! ――DVDに収録されている東京、栃木の単独ライブというのは、どういったものだったんですか? 益子卓郎(以下、益子) 10分、20分のネタじゃなく、全部新ネタで単独っていうのは初めてだったんですよ。 ――栃木の公演が行われた「那須野が原ハーモニーホール」は、お二人の地元ですか? 福田 薫(以下、福田) 出身高校がその近くにあったんですけど、偉い人が講演会を開く時はそこに移動して話を聞いていたんですよ。そん時に、「将来、ここでライブができたらいいなあ」と相方と話していたら本当に実現したんで、うれしかったですね~。 ――特典映像では、「『ごめんねごめんね~』の生みの親に会いにいく」というドキュメントタリーも収録されていますね。 益子 大学進学と同時に上京してから10年近く町田市の工場でバイトしていたんですが、そこで一緒に働いていた後輩の植木君が、「ごめんねごめんね~」の生みの親なんです。それを僕がちょっと......、なんていうんですかね~、まあ~あの~、パクったんです。 ――(笑)。どういう状況で出た言葉なんですか? uji02.jpg 益子 おめえ(福田)は作業中って言ってたな。けど、僕の記憶では、酒を飲んでる時に植木君とちょっとケンカになって、「なんだ、おめえこら!」「じゃあいいよ、おれが悪いや。ごめんねごめんね~」っていうやりとりがあったんです。それがおもしれえな~って、ずっと心に残ってて。それで、ライブで漫才やった時にやってみたら結構ウケたんです。これが「ごめんねごめんね~」が生まれた瞬間です。今回は、その植木君に久しぶりに会いにいってお礼を言う、っていうドキュメンタリーなんです。ただ、植木君はもうその工場辞めちゃったんですけどね。 ――植木君はどんな反応だったんですか? 福田 ちょっと変わったやつなんで......。 益子 「あ、おお」みたいな軽い感じでした。でも、このドキュメンタリーには裏の設定もあったんです。お礼を言うついでに、「ごめんねごめんね~」も最近はウケないんで、新しいギャグを植木君から盗もう、引き出そうっていう目的もあったんですよね~。 福田 そこがドキュメンタリーの見どころですね。 益子 果たして植木君は何を言うのか、というところを楽しみにしてほしいですね。 ――「町工場芸人」としても知られるお二人ですが、そもそも何の工場で働いていたんですか? 福田 「マグネシウム製品の研磨・バリ取り」をしている工場です。携帯電話やノートパソコンの型枠が仕上がってきた時に、バリっていう余計な部分が付いているんです。プラモデルの枠の部分みたいな。それをヤスリで削ったり磨いたりする作業をやってたんです。 ――植木君以外にも、漫才のネタで出てくるオバちゃんやスリランカ人たちは、実在の方なんですか? 二人 そうです、そうです! 福田 もう辞めてしまった人が多かったんですけど、いまだに働いているパートの方たちとは懐かしい話ができました。 益子 外国人は世代交代しちゃって。僕らが居たころはスリランカの人たちが8割9割だったんですが、今はフィリピン人が多いみたいです。みんないい人ですよ、なんか明るくて。 ――そのほか、このDVDの見どころは? 福田 テレビではやっていないコントが入っているんで、そこを見てほしいですね。ちゃんとしたコントはテレビではやらないですから。 益子 不慣れなところを見てほしい! 福田 あとは、僕のマンガですかね~。ライブではまったくウケなかったんですけど! 益子 ゆっくり見れば面白いかも、っていうね。 福田 とにかく、特典映像は盛りだくさんです! ――話は変わりますが、U字工事さんが紹介して知名度が上がった栃木の商品、例えば「レモン牛乳」などがありますが、これからプッシュしていきたいものって何かありますか? 福田 那須地域で「な・すいとん」っていうすいとんがあるんですけど。 uji03.jpg ――B級グルメのような? 福田 そうです。なんとかそういう大会で優勝させたいな、とは思うんですよね~。 ――な・すいとんの特徴は? 益子 那須地域に住む人たちがすいとんを食べて何かの病から救われたっていう話が昔からの言い伝えであって、それを広めようということらしいです。 福田 味は......、普通のすいとんだと思います。 益子 あとは、サクレっていうアイスがあるんですけど。 ――かき氷にスライスレモンが入っているあれですか? 益子 そうです、そうです! 栃木のアイスなんです。あれは結構、東京でも流通してるんで、これからの季節にぜひ食べてほしいです。ひとつ、ごひいきに! 福田 僕らがポスター広告をやらせてもらってるんで。 益子 フタバ食品さんの商品です。あと、サクレにはあずき味やオレンジ味もあるんで、見掛けたらぜひ手に取ってみてください! ――今年の夏は節電のこともあるんで、アイスがよく売れそうですしね。フタバ食品さんはじめ、栃木も北関東も元気になるといいですね! さて、最近「浅草三銃士」(Wコロン、ナイツ、ロケット団で結成する若手トリオ)に入ったとお聞きしたんですが。 益子 それはちょっと違って......。正確には漫才協会に入ったんですよね。 福田 三銃士にはまだ入れてもらってません。 益子 三銃士の話は、本当はどうでもいいんですけどね~! 福田 師匠たちがアドリブで言ったことなんで。 益子 漫才協会に入って、浅草の舞台に月に何度か出させてもらう、ということなんです。やはり、本業である漫才をもっと勉強したいということがあって。 福田 末永くやっていけるように土台を固めるつもりです。 益子 浅草の舞台だと15分、20分と長い時間をもらえるんで、腕を磨けるんじゃないかと思うんですよね。 福田 やっぱり僕らは演芸が好きなんで、楽しいですよね。そういう舞台に立てるのはうれしいです。 益子 そうですね~。漫才協会でたくさんネタを磨いて、いろんな地方を回って漫才できたらいいですね。(青空)球児・好児師匠のようになれたらいいなと思いますね~。 (取材・文=仲村玄徳/撮影=後藤匤人) ●ゆうじこうじ 栃木県出身の、福田薫と益子卓郎による漫才コンビ。2008年に「M-1」グランプリ決勝進出を果たし、「ごめんねごめんね~」のフレーズと、独特な栃木なまりで一躍人気に。栃木を持ち上げ、隣県の茨城・群馬をライバル視、地方と東京のギャップネタがある。11年3月より漫才協会に加入。
U字工事の北関東オンリーワン 4月22日(金)発売 価格:3990円 発売・販売元:アミューズソフト amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 M-1決勝出場「北関東の星」U字工事が急成長を遂げた理由 前回王者サンドウィッチマンに聞く『M-1必勝法』はコレだ!! スリムクラブ 最後のM-1を駆け抜けた「超スローテンポという革命」