AKB48脱退・増田有華とISSAの“不倫”騒動に「第3の女性」 別の共演女優ともイチャイチャ!

AKB48【増田有華】 公式生写真 1/48アイドルとグアムで恋したら・・・
 AKB48増田有華との“不倫”と、女優・福本幸子との婚約解消……渦中のISSAに“第3の女性”の存在が浮上した。なんとその女性は、増田と出会ったミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』の共演女優であるというから驚きだ。  これまで幾多の人気女優らと浮名を流してきたプレイボーイISSAは、昨年3月に映画での共演をきっかけに福本と交際、同12月に婚約を発表していたが、今年9月から約1カ月上演されたミュージカルで共演した増田と11月7日に“お泊まりデート”していたことが同月下旬、週刊誌に報じられた。両者の所属事務所は恋愛関係を否定したが、増田は即、AKB48脱退を発表。半ば“不倫”を認めたような形だった。  婚約者だった福本は「死ねない拷問を受けているよう」と悲しみのツイートをし、呼吸困難や嘔吐などを繰り返すアナフィラキシーショックを発症。同症は精神的な動揺から自律神経のバランスが狂って血圧が低下するケースもあることから、ISSAとの婚約解消が原因ではないかとささやかれてもいる。そんな福本にさらにショックを与えるのが、ISSAと別の共演女優との“浮気”疑惑だ。ミュージカル関係者が証言する。 「ISSAさんが、増田さんよりも先に、以前から顔見知りの別の女優Aさんに熱を上げていたんです。恋人同士にしか見えないような“イチャイチャ”の雰囲気のときもありましたが、稽古を重ねてISSAさんが増田さんと打ち解けるに連れ、その関係も崩れていったんです。例えば移動の際、増田さんがISSAさんに『こっち空いているよ』と言えば、Aさんは別の車を選ぶしかないようなことが続いたり。増田さんはなんといっても主役。稽古中もその立場を利用した“打ち合わせ”という名の接触が多かったですし、そうなると脇役のAさんは間に入る余地ないですからね」(同)  ライバルがいれば燃え上がるのが若い恋愛。関係者も「増田がAさんをライバル視して熱を上げているように見えた」と認めている。  また、共演者の芸人・エハラマサヒロは週刊誌に記事が出た当日、Twitterで「ウソばっかりだ…俺は知っている」とし、後にも「誤解を招く行動がアウト!」と暗に当事者の行動を批判していた。 「後でエハラさんはその内容を怒られたらしく発言の趣旨をうまく補足したそうですが、劇に関わった人なら増田さんの“二重の略奪愛”を感づいていたのでは。今は騒動の広がりから接触を避けても、見てきた様子ではそんな簡単に別れそうもないです」(関係者)  三軒茶屋あたりでは何度か密会が目撃されていた2人だが、婚約解消でフリーとなったISSAに、AKB卒業で恋愛も自由になる増田、互いに関係継続の障害は蹴散らした形ではある。障害がなくなれば熱も冷めてしまうという不倫の王道パターンもあるが……。

AKB48増田有華を“食った”ISSAに、育ての親がブチ切れ「SHINOBU、YUKINARIに示しがつかない」

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『Da Best Of Da Pump』
(エイベックス・トラックス)
 先月末、AKB48の増田有華との“お泊まりデート”ならびに、昨年12月に婚約を発表していたモデルの福本幸子との婚約解消が「週刊文春」(文藝春秋)で報じられたDA PUMPのISSA。  悪いことは重なるもので、福本は18日に更新したブログで、アナフィラキシーショックのため病院に搬送されたことを明かした。福本によると、同症状に見舞われたのは3週間のうちに2回目で、全身のかゆみ、浮腫、嘔吐、下痢、呼吸困難、難聴、血圧低下、意識障害を同時に発症。「冗談抜きで、もう殺してください!って思うくらい苦しくて」と心境をつづったが、「良い事も悪い事も、自分に起こる全ての物事に感謝」と前向きな言葉でブログを締めた。 「婚約解消発覚後、福本はTwitterで『心臓を刺されているのに死ねない拷問を受けているようだ』と英語で投稿するなど、相当落ち込んでいた。増田はISSAとの交際を否定したものの、『恋愛禁止』が不文律のAKBだけに、これまで男性スキャンダルを報じられたほかのメンバー同様、責任を取って脱退。2人ともかなりのダメージを負った」(スポーツ紙デスク)  ISSAといえば、これまで上原多香子、伊東美咲、あびる優、柴咲コウらと次々とウワサになり、数々の女性と浮名を流した俳優・火野正平に負けず劣らずのモテっぷりから、いつしか「平成の火野正平」と呼ばれるようになったが、これまで事務所からの表向きのペナルティーはなし。しかし、ついに、ISSAの“育ての親”の堪忍袋の緒が切れてしまったようだ。 「ISSAの事務所は、脱税で実刑判決を受け、出所後は役職から外れていた元社長のT氏が実質的なオーナーで、ISSAらDA PUMPを沖縄で見だし、上京させスターにした“育ての親”。ところが、ISSAを含め4人のオリジナルメンバーのうち、SHINOBUは酒酔い運転で逮捕され、謹慎後に脱退。YUKINARIは元妻のタレントへのDVで離婚調停中に脱退したが、いずれもT氏が2人に厳罰を与えるべく脱退させた。KENは音楽性の違いで脱退したが、このままISSAになんらかのペナルティーを与えないと、SHINOBUとYUKINARIのみならず、所属タレントに示しがつかないため、幹部とISSAの処分について話し合いを重ねているようだ。DA PUMPは現在8人だが、ボーカルはISSA1人だけに、ISSAの脱退はないと思うが、確実に芸能人生で最大の危機を迎えた」(芸能プロ関係者)  DA PUMPが現在の8人体制となり昨年2月に発売したシングル「Can’t get your love/if... arekarabokura」は、オリコン初登場46位で売り上げは3,000枚程度。本業が好調ならまだしも、スキャンダルばかりが目立つISSA。どんなペナルティーを受けても反論できる権利はなさそうだ。

元AKB48前田敦子「一夜限りの復帰!」と煽る『レコ大』『紅白』も、本人はその気なし!?

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だって、女優だもん?
 年末の『レコ大』と『紅白』が、“あっちゃん”の担ぎ出しに躍起になっている。  国民的アイドルグループ・AKB48の“不動のセンター”と呼ばれた前田敦子は、今年8月27日にメンバーを卒業。その後は女優業を中心に活動し、AKBグループとは一線を画している。   だが、水面下では12月30日にTBS系列で生放送される『輝く!日本レコード大賞』と大みそかのNHK『紅白歌合戦』で一夜限りの復帰を画策する動きがあるという。  テレビ関係者は「今年もレコ大はAKBで決まり。歌唱曲は『真夏のSounds good!』で、前田さんがセンターを務めた最後の曲。これにこじつけて、彼女を引っ張り出そうとしている」と暴露。レコ大審査委員を送り出すスポーツ紙もその計画に便乗し、大々的に「あっちゃんレコ大で復帰!?」と報じる社もあった。  同じような動きは、大みそかの『紅白歌合戦』も然り。だが、実現する可能性は限りなくゼロに近い。  先月26日に行われたイベントに出席した際、前田は年末の過ごし方について聞かれ「たぶん家族と過ごすと思う。どこにいても『紅白』は見られる。今年はテレビの前で応援します」とコメント。 「一夜限りでも復帰したらダメだと一番わかっているのは本人。親しいメンバーには『私が出たらファンを裏切ることになるし、AKBの今後にも悪い。出る気ないから』と伝えていましたしね。あれほど話題になった卒業発表は、山口百恵さん以来。逆を言えば、あれだけのこと(尻出し泥酔スキャンダル)をしておいて、簡単にAKBに戻ることはできませんよ。ステージに並び立つとすれば、花束贈呈のプレゼンターくらいでしょう」(前田を知る人物)  NHK、TBSとも前田の復帰に含みを持たせるのは番組宣伝以外の何物でもなく、例年にも増して「目玉がない!」と言われる『レコ大』『紅白』の窮状を、さらに浮き彫りにしてしまった。

AKBガチオタ文化人4人衆が語り尽くした『AKB48白熱論争 延長戦』詳細レポート!

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(c)AKS
 2012年11月21日、埼玉・SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムに企画展「メディア/アイドル ミュージアム」(http://mediaidol.net/)がオープンした。埼玉県が主催する同イベントは、2013年4月7日まで開催され、アイドル文化の歴史を、アイドルを扱った映像コンテンツの変遷の中にたどることで、映像表現やメディアの進化について読み解くことができる。  この企画展のオープンを記念して11月24日、トークイベント『AKB48白熱論争 延長戦』が行われた。出演者は、中森明夫(アイドル評論家)、小林よしのり(漫画家、思想家、社会評論家)、宇野常寛(評論家)、濱野智史(社会学者、批評家)の4人。司会は岡島紳士(アイドル専門ライター)。『AKB48白熱論争』(幻冬舎新書)で本気のAKBオタクっぷりを見せつけて話題となった4人の論客が、再び結集してAKBと日本社会を熱っぽくオタっぽく語った。  まずは濱野氏が「埼玉県はいいですね。AKBの至宝、すーちゃん(佐藤すみれ)を生んだだけでなく、ぱるる(島崎遥香)も生んでいる」と、今回の企画展を強引に自らの推しにかこつけて語ると、登壇したメンバーは完全にオタモードに。以下、全員がありとあらゆる話題をAKBに関連させながら語っていくというトークイベントへと発展した。集まった観客もアイドルファンが多いため、小難しい文化人のトークイベントと思ったら実はガチオタ4人衆でしたという展開に、まずは爆笑が巻き起こる。  ちなみに、12月5日発売の『前田敦子はキリストを超えた』(ちくま新書)がネットで話題の濱野氏は、2012年だけでAKB関連のCDを800枚買っているらしい。企画展のタイトルとなっている「メディア」についても、専門分野にもかかわらず「Google+は、あだ名のほうがAKBのメンバーに認知されやすいという話があり、あだ名でやっているみなさんはずるいなあと思う」と、オタ全開のジェラシーから話し始めてしまうほどの入れ込みっぷりだ。  だが、タイトルが大きく出すぎだとさまざまな意味で心配されている同書については「自分はネットメディアの専門家と言われていたが、最近はAKBの専門家みたいになっている。しかし読んでもらえば、その2つがきちんとつながっているのがわかる」と真剣に語る。これについては宇野氏も「読んだら、いま『釣りタイトルだ』とか『ネタ本だ』とか言ってる人は大恥をかくと思う。AKBという文化現象がなぜこんなに巨大になったのかということについて、本当にガチで正面突破した本」と太鼓判を押した。 saitama_idol.jpg  話題はいよいよここからが本番、本日のテーマである『AKB48白熱論争』へ移る。小林氏は同書の概要を「なぜAKBはこんなに巨大になったのか、なぜ一人で100枚も200枚も買うような現象になったのかをみんなで分析した」と説明。さらに「“いい年したおっさんがAKBにハマるのはロリコンではないのだ!”ということをわかってもらう効果があった」と、主張する。  この小林氏の熱い語りを受けて濱野氏は「自分も、もともとはAKBに対する小林さんのマジな語りを読んでハマッた。この本も我々のマジの熱に読者が感染してくれて話題になったんだと思う」と言う。中森氏は「小林さんがおかしくなったと言われていたが、最近は濱野さんが『前田敦子はキリストを超えた』で、もう完全におかしいとか炎上商法とも言われている。いまネットは濱野さんと、さかもと未明の話題で持ちきり」と茶化すが、小林氏は「(濱野氏が)本気で好きなのを知ってるから、何を書いても許すよ」と述べ、オタとして互いをたたえ合う形に。  中森氏も「AKBが宗教だといってもキリスト教とかそういうことじゃなくて『何を信じるのか』という話」だとして濱野氏の説を補足する。「今の政治を見たって、安倍晋三とか石原慎太郎とか猪瀬直樹とか橋下徹とか、もう何にも信じられない。たかみな(高橋みなみ)のほうが信じられる!」と、政治談義からオタ話へとシームレスに接続。これには宇野氏と小林氏も「今の日本でもっとも指導力のある人間って、高橋みなみですよ!」「たかみなはワシを裏切らない!」と賛同した。  また宇野氏は「僕は『PLANETS』という雑誌を作っているんですが、その最新号の表紙とインタビューを横山由依さんにお願いしたんです。本当にいい子で、これから僕はあらゆることの判断を『Aを選ぶ宇野とBを選ぶ宇野、どちらを、ゆいはんは尊敬してくれるか』を基準にしようと思う」と宣言して会場を笑わせる。しかし宇野氏は真剣に「これがAKBの本質だと思う。つまり劇場も握手会も実際に会うから、表情やニュアンスなど、短いテキストなんかよりも圧倒的な情報量がある。その結果、AKBへ“感染”することが引き起こされやすくなる」と語る。  中森氏はこの宇野氏の説に感心し、「握手会とかは“体験”だから、普通は“情報”じゃないと考える。しかし宇野さんが言うのは、その短い時間に情報が圧縮されてるということ。つまり“情報”と“体験”が対立項になっていない。そして会っている時に受ける情報のほうが従来のメディアより強い。それをAKBは実感できる」と説明する。
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(c)AKS
 また濱野氏は握手会で生まれるAKBの宗教的な魅力について「最近、ぱるるに認知されたが、そうすると絶対に犯罪とかできない。信仰のモードとして『神様に見られているから悪いことをしない』という感じになる。『ぱるるは見ておられる』みたいな」と、言葉だけ聞くと何か危険な感じの発言だったため会場は爆笑。しかし濱野氏は「笑ってるけど、みんなそうだと思うんですよ! ネタでも何でもなく」と強調した。 また、その他ハードコアなオタ発言としては小林氏が「みおりん(市川美織)は妖精であって、地球上で生まれたかどうかも怪しい。みおりんによって人類が試されている。みおりんが見えなくなったら人類は滅ぶ。みおりんを推すのは我々人間ではなく、神が推している。競争させるなんてことをやっちゃいけない。だから世の中からイジメとかがなくならないんだ。みんなが、みおりんをちゃんと見なければダメなんだ」などと述べたほか、「中森氏は大島優子とゆきりん(柏木由紀)のことを褒めないよね」「いやゆきりんのことは褒めてるよ!」などという、AKBオタ同士による微笑ましい甘噛み合戦も見られた。  しかし今回のトークイベントは全体的にガチオタ話と政治、文化、日本社会についての話題が自在に行き来するものになっており、宇野氏はこれこそがAKBの魅力の一面だと指摘する。『AKB48白熱論争』に収録した座談会でも、4人は天下国家のことを語ろうとは思ってもいなかったそうだが、宇野氏によれば「総選挙で誰に何票投票したとか話しているうちに、いつの間にか社会やメディア、これからの日本文明にまで話がいってしまう。そこがAKBという現象のすごさ。それができたからこそ、今のAKBはこんなに長続きして、国内最大規模の文化運動になった」という。  また濱野氏は、政治よりAKBが注目される昨今について「国会の映像は昔のほうがはるかに面白かった。昔はガチ感のある最高のエンタテインメントが政治だった。でも今はそれがよくないとされ、もっと政策に注目しようとか言っているうちにAKBのほうが面白いということになってしまった」と指摘。田原総一朗氏などがAKBに興味を持つような状況になっているのも、そのせいではないかと語った。さらに中森氏が小泉政権が終わったのとAKB48が結成されたのは同じ05年だと語り、「その後7年間で総理大臣は次々替わったが、どれもまったく信用できない。そんな中で絶対的に信用できる高橋みなみが生まれた」として、再びAKBのリーダー格である高橋みなみを賞賛した。  最後に話題は再びミュージアムのテーマである「メディア」へと戻る。宇野氏はAKBと組んだクリエイターやメディア人は中途半端なことをやっても返り討ちに遭うと言う。「どれだけ面白いことをやっても、やっぱり握手会とか劇場で本人たちに会った方が強い。近接性を利用して人々をハマらせていく、こんな面白いAKBというシステムに対して既存メディアが中途半端な作品を作っても意味がないと思う。映画とかアニメとか作ってる人はビビらないといけない」と問題提起した。  また濱野氏は「例えば、もし今日ここにAKBのことを知らなかった人がいたとして、でも僕らのマジな話を聞いて何だか気になってしまうかもしれない。もしくは握手会に行ってしまう。AKBではそうやって、人間そのものがメディアというか、情報やマジを運ぶメッセンジャーになってしまっている。メンバーもファンもそうなっていて、それがすごく面白い」と持論を語る。これについては宇野氏も「今日僕ら4人を見て『なんでこいつらこんなふうになってしまったんだ』と思ったはず。しかしそこにAKBの魅力があるし魔力がある。気になった時点で、みなさんはAKBにハマる素質がある。きっかけはYouTubeの動画とかでいいので、ぜひ触れてくれたら」と述べた。  また中森氏は再び宇野氏の議論に立ち返り、「今のハイパーメディアの時代では、“会える”ことに対してメディアのほが情報量的に劣っていることをAKBは教えてくれた。実はAKBはアイドルの初期衝動というか、『会ったらかわいい』というところに戻らせている。そこに至るために高度な情報環境が揃わなくてはいけなかったのが面白い」と述べる。これを受けて濱野氏は「アイドルの弱いところは現場重視だから、現場に行かないと何も分からない。それは逆に言うと、歴史が蓄積しないということでもある。なかなか通史としての歴史が見通せない」と指摘しつつ「だから、今回のミュージアムみたいな形でそれが俯瞰できるのは有意義なこと」とした。  最後に小林氏がまとめとして「こういう時代だからこそ、AKBを見るとものすごく気が晴れる。AKBに罵詈雑言を言ってる人間たちですら、そのことに生き甲斐を感じるはず。その意味でも宗教」と述べ、改めて今の日本社会とAKBが切っても切れない関係である現状を振り返った。さらに「アイドルの時代がやってきたんだろうと思う。それは日本にとって幸なのか不幸なのかわからないけど、必要な宗教になっちゃったんだ」と総括。AKBのみならず、今回の企画展がテーマとして掲げた「アイドル」全体が担わされたものの大きさを指摘する形で、トークショーはお開きとなった。 (取材・文=さやわか)

AKB48増田有華に手を付けた“天才肌のヤリチン”ISSAを待ち受ける「謹慎の日々」

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『Chosen Soldier』
( エイベックス・エンタテインメント)
 AKB48の増田有華と不倫お泊まり騒動を引き起こしたDA PUMPのISSAが、所属レコード会社のスタッフから猛反発を受け、窮地に陥っているという。 「ISSAはかつて伊東美咲や柴咲コウなどの人気女優と浮名を流し、プレイボーイの名をほしいままにしていました。しかし、10年前と今では事情がまったく違います。当時のISSAはスターでしたが、現在では音楽活動に行き詰まって舞台公演で食いつなぎ、本来であればダンス講師業をやっていてもおかしくないレベル。エイベックスが苦労して入れた舞台の仕事で、相手役の増田有華に手を付けるなど、スタッフにとっては許しがたい暴挙なのです」(マネジメント関係者)  現在のDA PUMPではオリジナルメンバーはISSAひとりで、若いダンサーが7名メンバーに名を連ねている。EXILEの向こうを張った“大所帯編成”を誇るが、実態はグループとしてほとんど機能していないという。ISSAの人望のなさも、その理由のひとつのようだ。 「4人組時代のDA PUMPを引っ張っていたのはKENで、彼はスタッフやほかのメンバーからも信頼されていました。ISSAはよく言えば天才肌、悪く言えば気ままなヤリチン男(笑)。リーダーでありながらも“ダンスがうまけりゃいいだろ”という感じで、グループに協力する姿勢がもともと薄かったんです。他メンバーが不祥事で去り、KENも方向性の違いからグループを去った後、DA PUMPをまとめるメンバーは誰もいなくなってしまいました」(エイベックス関係者)  もっとも、DA PUMPはエイベックスと関係の深いマネジメント事務所ヴィジョンファクトリーに所属しているだけに、エイベックスも簡単に切ることはできないという。 「DA PUMPはジャニーズ事務所以外で90年代以降、最も成功した男性アイドルグループです。ジャニーズ所属タレントとの共演がNGとなるなど、さまざまな障害があったのですが、エイベックスとヴィジョンファクトリーで力を合わせて乗り越えてきた経緯がある。DA PUMPという看板に思い入れを抱く両社の古参幹部も多いため、ISSAの女性問題くらいでは解散させられないでしょう」(別のマネジメント関係者)  同郷のオリジナルメンバーが去り、婚約相手の福本幸子が去り、いまやスタッフからも見放されようとしているISSA。女遊びはさておき、本業ではしばらく“飼い殺し”の生活が続きそうだ。 (文=越谷由紀)

芸能マネージャーが語る嫌いな事務所はどこだ!? 「日刊サイゾー」編集長が選ぶ匿名座談会・傑作選

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【サイゾーpremium】より ――1999年の創刊以来、芸能界から政財界、ヤクザにIT業界まで、各業界のウラ側を見てきた「サイゾー」。巷間騒がれる小誌の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい! そんな思いから、「サイゾー」を愛読している物好きな(失敬!)有名人からおなじみの識者の方々に、「サイゾー」でしか読めないオススメ記事を選んでもらう『あの有名人&識者が選ぶサイゾーレコメンド!』企画。その番外編として、今回は兄弟サイト「日刊サイゾー」の編集長が、「サイゾーpremium」でのオススメ記事を選んでみました! 「マスコミの裏を読む! 体制の裏をかく!」を標榜し、日夜ニュースを配信し続ける「日刊サイゾー」編集長が目をつけた記事とは……
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(写真/後藤秀二)
 匿名座談会が大好きなんですよ。匿名でしか語れない、もし身バレしたら会社をクビになるどころか、社会的信用さえ失ってしまうかもしれないヤバネタを持ち寄る座談会。参加者たちには、何の得もない集まり。だからこそ、言いたいことしか言わない。そんなの、面白いに決まってるんです。

『バーニングは防弾チョッキ必須!? 芸能マネージャーが選ぶ”本当に働きたい”芸能プロ』 (2012年6月号「崩壊する超優良企業」【魑魅魍魎うごめく芸能プロの真価】より)  1本目は現役の芸能マネージャーさんたちが5人も、よってたかってギョーカイ談義。いきなり「A.私が嫌いな事務所は──」で始まるところがサイゾーらしいですね。一行目から「どんな悪口が飛び出すんだ!?」と期待してしまいます。座談会の中身も、その期待にたがわぬ濃厚さ。ももクロちゃんの知られざる収支事情や、吉本の超絶ブラック体質、ジャニーズ、ホリプロ、ナベプロなど超大手の絶対知られたくないであろう内情から、「私も恋愛ではドMだけど、仕事ではドS。」という一マネージャーさんの個人的な告白まで、読み応え抜群ですよ。 ◎『マジに恋してストーカーに!? AKB48"ピンチケ"座談会』 (2010年2月号「新しい日本のタブー」【AKB48"ピンチケ"座談会】より)  2本目に選んだのは、AKB48の若いファンの方々による座談会。普段、学校や会社ではさらけ出せない“ヲタっぷり”を思う存分発表できるのも、匿名座談会の特徴です。座談会に集まった彼らの表情は、まるで戦場で同朋を見つけた兵士のようだったとか、そうじゃなかったとか。  で、そんな彼らが、“キモすぎる(ほめ言葉)”ヲタトークを繰り広げるのかと思いきや、意外に冷静にアイドルブームをとらえていて、「アイドルの正しい楽しみ方」を模索しているのがこの座談会。それでも、女性のアイドルファンを狙う「女ヲタヲタ」の存在など、ディープな話題も盛りだくさんでした。 ◎『『ワンピース』がついに落ち目に!? 書店員が明かす”ヒット作”の実情と出版社との関係』 (2012年12月号「タブーなマンガ」【書店員たちが匿名で語るマンガの実情】より)  3本目は、出版不況の中で「まだ救いがある」といわれているコミック業界をめぐる流通側の方々のお話。50万部、100万部というヒット作がゴロゴロしているコミックの世界ですから、流通や小売りもさぞ景気がいいのかと思いきや、そこには大手出版社の傲慢に苦しめられる善良な市民の姿が……。Amazonの脅威も相まって、なかなか大変そうですが、お互いがんばっていきましょうね。  というわけで、「サイゾーpremium」の中から特に楽しかった匿名座談会の記事3本を選んでみました。  それにしても、こんなリスクしかない「サイゾー」の匿名座談会に、どうして彼らは参加するのでしょう。それはきっと、自分たちのいる業界を愛し、業界の未来を憂いているからに違いありません。そうしたみなさんの魂の叫びを少しでも多くの方々に伝えるのが編集部の役目なんです。だから志高き各業界のみなさま、どうか今後も「サイゾー」の匿名座談会にご協力くださいね。謝礼は極薄ですけど! 今なら無料で読める! 無料キャンペーンの詳細はここをクリック!!

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(写真/後藤秀二)
 匿名座談会が大好きなんですよ。匿名でしか語れない、もし身バレしたら会社をクビになるどころか、社会的信用さえ失ってしまうかもしれないヤバネタを持ち寄る座談会。参加者たちには、何の得もない集まり。だからこそ、言いたいことしか言わない。そんなの、面白いに決まってるんです。

『バーニングは防弾チョッキ必須!? 芸能マネージャーが選ぶ”本当に働きたい”芸能プロ』 (2012年12月号「タブーなマンガ」【魑魅魍魎うごめく芸能プロの真価】より)  1本目は現役の芸能マネージャーさんたちが5人も、よってたかってギョーカイ談義。いきなり「A.私が嫌いな事務所は──」で始まるところがサイゾーらしいですね。一行目から「どんな悪口が飛び出すんだ!?」と期待してしまいます。座談会の中身も、その期待にたがわぬ濃厚さ。ももクロちゃんの知られざる収支事情や、吉本の超絶ブラック体質、ジャニーズ、ホリプロ、ナベプロなど超大手の絶対知られたくないであろう内情から、「私も恋愛ではドMだけど、仕事ではドS。」という一マネージャーさんの個人的な告白まで、読み応え抜群ですよ。 ◎『マジに恋してストーカーに!? AKB48"ピンチケ"座談会』 (2010年2月号「新しい日本のタブー」【AKB48"ピンチケ"座談会】より)  2本目に選んだのは、AKB48の若いファンの方々による座談会。普段、学校や会社ではさらけ出せない“ヲタっぷり”を思う存分発表できるのも、匿名座談会の特徴です。座談会に集まった彼らの表情は、まるで戦場で同朋を見つけた兵士のようだったとか、そうじゃなかったとか。  で、そんな彼らが、“キモすぎる(ほめ言葉)”ヲタトークを繰り広げるのかと思いきや、意外に冷静にアイドルブームをとらえていて、「アイドルの正しい楽しみ方」を模索しているのがこの座談会。それでも、女性のアイドルファンを狙う「女ヲタヲタ」の存在など、ディープな話題も盛りだくさんでした。 ◎『『ワンピース』がついに落ち目に!? 書店員が明かす”ヒット作”の実情と出版社との関係』 (2012年12月号「タブーなマンガ」【書店員たちが匿名で語るマンガの実情】より)  3本目は、出版不況の中で「まだ救いがある」といわれているコミック業界をめぐる流通側の方々のお話。50万部、100万部というヒット作がゴロゴロしているコミックの世界ですから、流通や小売りもさぞ景気がいいのかと思いきや、そこには大手出版社の傲慢に苦しめられる善良な市民の姿が……。Amazonの脅威も相まって、なかなか大変そうですが、お互いがんばっていきましょうね。  というわけで、「サイゾーpremium」の中から特に楽しかった匿名座談会の記事3本を選んでみました。  それにしても、こんなリスクしかない「サイゾー」の匿名座談会に、どうして彼らは参加するのでしょう。それはきっと、自分たちのいる業界を愛し、業界の未来を憂いているからに違いありません。そうしたみなさんの魂の叫びを少しでも多くの方々に伝えるのが編集部の役目なんです。だから志高き各業界のみなさま、どうか今後も「サイゾー」の匿名座談会にご協力くださいね。謝礼は極薄ですけど! 今なら無料で読める! 無料キャンペーンの詳細はここをクリック!!

「どう見ても確信犯!?」AKB48増田有華が示した“辞めたきゃ男と撮られればいい”という危うい指針

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『AKB48生写真アイドルとグアムで
恋したら【増田有華】』
 AKB48・増田有華とDA PUMP・ISSAの“自宅デート”の模様が29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた。記事によると今月7日、AKBの劇場公演を終えた増田がISSAの自宅マンションに直行、一夜を共にしたという。出入りする2人の写真も掲載されており、言い逃れできない内容。結果、増田は28日夜に自身のブログでこの一件を謝罪し、AKB脱退を発表した。  一方でISSAには昨年12月20日に婚約発表した女優の福本幸子がおり、一部では増田の“不倫”や“略奪”もウワサされたが、双方の所属事務所はこれを完全否定。ISSAの所属事務所によると、福本とは増田と撮られる前に婚約解消していたという。  増田も29日にあらためて自身のブログを更新し「ISSAさんはあくまでも、共演者の中の一人で私にとっては、お兄ちゃんのような存在で、恋愛感情は一切ありません」と否定した。だが、増田を知る人物の1人はこう反論する。 「2人がラブラブだったことはファン間では知られた話。舞台共演で急接近し、稽古が終われば堂々と食事に出掛けていた。そこにスタッフが同席するパターンもありましたが、2人きりで手をつないで歩く姿も目撃されていました」  あまりにも堂々とした2人のふるまいに、増田の“確信犯”を指摘する声も上がっている。 「実は、ずいぶん前から増田はAKBを辞めたがっていたんです。こないだの『じゃんけん大会』にも出ていないのは、そのため。活動意欲がなくなったというより『女優として独り立ちしたい』という気持ちのほうが勝っていた。今回の件も、どう見ても確信犯としか思えない」(同)  別の関係者も「恋愛禁止という鉄の掟に渋々従うメンバーが多い中、彼女だけは以前から『女なんだから恋愛くらいする。禁止される意味がわかんない!』と、こぼしていました。実際、ISSAさん以外の男性ともウワサになっていましたよ」と明かす。  そうした経緯から、今回のスキャンダルは、本人にとって「渡りに船」の部分もある。事実、29日に行われた劇場公演で増田はISSAとの件を詫びつつも「(AKBの活動を)辞退するというふうに言わせていただいたのですが、私自身、歌やお芝居やいろんなことをいろんな目線で学ばせていただいて、また新たにもっともっと勉強したいと思い、ちょうど卒業のことを考えていた時期でもありました」と心境を語った。  かわいそうなのはファンだ。「彼女と握手するために新曲○枚買った」という人も大勢いる中で、あっさりと男性スキャンダルで脱退されては気の毒としか言いようがない。「AKB辞めたきゃ、男と撮られればいい」。増田の一件が、悪しき慣習にならなければいいが……。

AKB48『リクエストアワー』への挑戦状 “知られざる神曲たち”ベスト20

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 “AKB48楽曲の総選挙”として、536曲ものAKB48関連楽曲(派生ユニット除く)からファンの投票によって人気楽曲上位100曲を4日間で披露するコンサート『リクエストアワーセットリストベスト100』。2008年から毎年1月後半に開催され、次回は13年1月24~27日に東京ドームシティで行われる。楽曲への投票は、シングル「UZA」封入の楽曲投票シリアルナンバーカードや、AKB48グループのモバイルサイトなどから可能で、11月30日午後3時まで受け付けている。  ファンの声が反映される年に一度のAKB48楽曲の祭典だが、上位に来る楽曲は主要メンバーの代表曲が毎年のようにランクインするのが定番となっている。その一方、AKB48のカップリング曲などには、わずか数回しかコンサートで披露されたことがない曲もあるのが実情だ。そんな状況に新風を吹き込むべく、評論家・本城零次がAKB48関連楽曲からシングルしか知らないような一般のファンには知名度が低い“知られざる神曲”ベスト20を独自にセレクト。独自の解説も交えつつ、紹介する。
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※AKB48“知られざる神曲”独自セレクトベスト20 1位 僕にできること/AKB48チームK アルバム『ここにいたこと』収録。「日本赤十字社・2011年赤十字運動月間CMソング」。  これぞ神曲。世界一ポップで優しいプロテストソング。「世界をひとつの家族にしようぜ!」というサビの歌詞が秀逸。外交政策、企業経営、対人関係、すべてのステークスホルダーとの正しい交渉術は「家族になること」。互いを家族だと思えば、傷つけ合うことなく補い合える。「争った国と微笑みの握手しようぜ!」「水も空気も借りてるだけ」という歌詞もいい。  とんねるずに「一番偉い人へ」を書いた秋元康氏だけに、AKB48にはプロテストソングが多くて、「愚かな戦争をニュースで見るより声が届くように私は歌おう」の歌詞が印象的な「誰かのために~What can I do for someone?」や、K6th公演の「夢の鐘」も反戦歌。「風は吹いている」を聞いた時に、曲調は違うけど、メッセージには、ボブ・ディランの「Blowin' in the Wind」を感じ、K3rd公演の「友よ」には岡林信康の「友よ」にも通じる世界観を見た。現在、劇場公演で「僕にできること」は歌われていないが、7月に全国ツアーの沖縄公演で歌っているのを見た時は、現地ならではの感動を覚えた。ぜひ海外公演でも歌ってほしい曲。 2位 ライダー/AKB48チームA AKB48チームA3rd「誰かのために」公演  AKB48活動初期、劇場の座席が並び順だった時代に常に1番に並んでいたファンがいた。その彼が劇場で倒れ、その数日後、亡くなってしまった。バイクが好きで「ライダー」と呼ばれていた彼へのレクイエムとして書かれたのがこの曲。その詳細は、『AKB48現象』と拙筆記事「AKB48黎明期を支えたファンの"夭逝" NMB48が歌い継ぐ「ライダー」誕生秘話」に詳しい。このユニット曲に参加していたメンバーは全員卒業してしまったが、NMB48が劇場公演で歌い継いでおり、今もA3rdリバイバル公演で披露。16ビートを全身で表現するような熱いパフォーマンスを見せている。「リクエストアワー」のランクインは08年と09年のみ。この曲の存在とその背景にあるエピソード、そして、応援する側、される側を超越した人間同士の絆と誠意について、より多くの人に知ってほしい……という純粋な気持ちです。 3位 なんでやねん、アイドル/NMB48   NMB48「オーマイガー!」劇場盤収録  NMB48のカップリング曲は趣向を凝らした曲が多いが、これはもう“問題作”。「ネエちゃん アイドルしてまっか?」で始まり、「アイドルも屁をこく」という歌詞まで出てくるぶっ飛んだ曲。木下春奈、門脇佳奈子の掛け合いはもうベテラン芸人の域ですよ。作曲・編曲は「野菜シスターズ」「チームB推し」の吉野貴雄氏と知って、納得がいった。 4位 パパは嫌い/SKE48紅組 SKE48「パレオはエメラルド」通常盤TYPE-B収録  10代少女の愛への枯渇、見守ってほしい気持ちと独りになりたい気持ちのアンバランスさを歌う。映画の予告編のようにドラマテイックなMVの「誰かのせいにはしない」、ゴシックな世界観の「なんで銀河は明るいのだろう」などのSKE48紅組と、「バズーカ砲発射!」などポップな曲が多い白組、それぞれ良曲揃い。 5位 ファンレター/AKB48チームK AKB48チームK5th公演
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 AKB48グループとはなんなのか? その根源がこの曲に集約されている。「あなたがいてくれたら」と並ぶ、メンバーとファンの人間的な交流の深さを描いたバラード。SKE48・須田亜香里はファンレターをまとめたノートを持ち歩き、大矢真那は「手紙は師匠」と語る。作曲も、クラシック出身のBOUNCEBACKだけに、ストリングスがせめぎあう珠玉のバラードだ。 6位 愛の数/SKE48チームKII SKE48「バンザイVenus」収録  SKE48チームKII初のオリジナル曲であり、偶然にも発売2日後に起きた東日本大震災へのエールとしても響いた人間愛に満ちた楽曲。当時、誰もが抱えていた孤独、寂寞、やりきれない気持ちをこの曲に救われたファンも多いはずだ。「アーティストは曲を選べない。曲がアーティストを選ぶ」という僕の持論があるが、結局のところ、人の心に届く曲は、作ろうと思って作れるものではない。曲は生き物で、いい曲ほど自分をより大切にしてくれる親のところを選んで生まれてくる。人間でも「親が子どもを育てるのではなく、子どもに親にしてもらう」と言われるように、曲がアーティストを育てる。そんなことを改めて、思わせてくれた曲。 7位 アンチ/AKB48チーム研究生 「Everyday、カチューシャ」劇場盤収録  AKB48のセンターに立つということは、自分以外のすべてのメンバーのファンをも納得させる存在でなければならない。「アンチが生まれてスターは育つ」と、期待しているがゆえのアンチの存在の大切さを歌う。人間関係でも愛の反対は無関心なので、ダメ出ししてくれる人は恩人だと考えたほうがいいのだろう。 8位 孤独のバレリーナ/SKE48チームKII SKE48チームKII3rdラムネの飲み方」公演  劇場公演のひとつの集大成。初めて生で見た時は、フォーメーションの美しさに感動した。プリマドンナの秦佐和子を軸に、16人がそれぞれ動き回りながらここまで見せるのは、相当な練習量とお互いの信頼関係がないとここまでの表現はできない。「ラムネの飲み方」公演は仕掛けが満載なので、見たことない人は絶対1度は生で見てほしい。 9位 愛の毛布/AKB48ひまわり組 AKB48ひまわり組2nd公演  「私たちにできることは手を繋ぐこと」と歌う、王道のカノンコードの心温まるバラード。公演ではメンバーがウェディングドレスで歌うという趣向も。Gロッソ公演以来、主要メンバーは歌っていないので、選抜メンバーで披露を。 10位 Pioneer/AKB48チームA チームA6th「目撃者」公演
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 「成功の前例」を伝えるために、観客が7人のころからのAKB48の歴史を描いたヘビーメタルナンバー。間奏では、エドワード・ヴァン・ヘイレンばりのライトハンド奏法も飛び出す。作曲・編曲は、野中“まさ”雄一氏。AKB48関連楽曲の編曲を120曲以上手掛け、作曲家としても「残念少女」「制服の芽」「思い出以上」「愛しさのアクセル」を手掛ける、AKB48サウンドに欠かせない人物だ。 11位 これからWonderland/AKB48 「Everyday、カチューシャ」収録  Earth Wind and Fireを彷彿させる、AKB48版ソウル・ディスコ。コンサートでも、西武ドームで1回しか披露されていないはず。作曲・編曲は井上ヨシマサ氏。「Everyday、カチューシャ」「RIVER」「大声ダイヤモンド」のヒットシングルから、「泣きながら微笑んで」「涙売りの少女」「花と散れ!」「命の使い道」「マンモス」「ドレミファ音痴」と、多彩な音楽性。秋元氏が最も自由に規制なく表現活動を行う場がAKB48で、その点に井上氏らが賛同し、縦横無尽のAKB48の音楽性が広がっている。 12位 1994年の雷鳴/AKB48チームサプライズ  チームサプライズの中でも、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、板野友美、大島優子参加の豪華ユニット。校舎の中で雷鳴を聞きながら、高鳴り合う男女の「イタセクスアリス」を歌う。「イタセクスアリス」は森鴎外の著書「ヰタ・セクスアリス」(ラテン語で「性生活」の意)であり、1994年は渡辺麻友、島崎遥香ら次世代メンバーの生まれた年。その当時に起きた男女の「イタセクスアリス」によって、彼女たちの今があると解釈することもできそうだ。 13位 恋を語る詩人になれなくて…/SKE48チームS SKE48チームS3rd「制服の芽」公演  2009年10月からコートを着て踊り続けて、早3年。1曲目からクライマックスに達するダンスバトルは、今でもAKB48グループの貴重な財産。今年の「リクエストアワー」では、初日最後の76位にランクインし、AKB48ファンを騒然とさせるまでの白熱のパフォーマンスを見せた。念願の新劇場でのSKE48のパフォーマンスに期待。 14位 僕は待ってる/NMB48 NMB48「オーマイガー!」収録  さまざまなハプニングに揺れたNMB48を癒やしたバラード。どんな出来事も歌詞としてメンバーへのメッセージに昇華させるのが、プロデューサー手腕。「理不尽ボール」では兼任、再組閣についてエールを送った。 15位 ゼロサム太陽/AKB48チームK 「上からマリコ」Type-K収録  どキャッチーでありながら、哀愁を感じさせる俊龍氏作曲のナンバー。第4回総選挙でチームKのBGMとして流れたことでも有名。勝者の数だけ敗者もいる点は、ゼロサムのテーマと共通する。 16位 青春の稲妻/AKB48ひまわり組 ひまわり組2nd公演  制服で踊るヒップホップダンスというのがAKB48らしい。ソロダンスも必見。 17位 ゴンドラリフト/AKB48(アンダーガールズゆり組) 「風は吹いている」Type-B収録  窓拭きのアルバイトがゴンドラから見えた家族の温かさを歌ったバラード。「風は吹いている」以降のシングル収録曲にはライブで一度も披露されていない曲多し。 18位 最後の制服/AKB48 「桜の花びらたち2008」収録  「桜の花びらたち2008」収録の卒業ソング。当時は、前田敦子と小嶋陽菜がツートップだったことを示すように、二人がセンターで歌っている。 19位 やりたがり屋さん/SDN48 アンダーガールズ チームG SDN48「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた」Type B収録  「アイヤイヤイ」の歌詞が艶かしい、SDN48の超クール&セクシーダンスナンバー。 20位 Innocence/SKE48チームS SKE48チームS2nd「手をつなぎながら」公演  「初めての夜」を歌った、16歳未満歌唱禁止の甘美な曲。イントロのサックスがその切なさを過剰なまでに煽る。HKT48では特別に15歳以上で解禁。歌うメンバーは変わっても、そこに息づく、精神は継承される。
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 アイドルソングから、人間の心情を深く掘り下げた楽曲まで、多種多様な楽曲を披露するAKB48グループ。ロック、R&B、ユーロビート、ラテン、ファンク、トランスなどさまざまな音楽に挑戦し、メンバーの表現力も磨いていっているのだ。次回の「リクエストアワー」を通じて、順位のみならず、各クリエイターが心血を注いで作り上げ、メンバーがパフォーマンスで表現するAKB48関連楽曲自体を改めて評価する機会となれば幸いだ。 (文=本城零次<http://ameblo.jp/iiwake-lazy/>)

AKB48楽曲の総選挙『リクエストアワー2013』大予想 「ヘビロテ」3連覇をあの曲がストップ!?

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 536曲ものAKB48関連楽曲(派生ユニット除く)からファンの投票によって、人気楽曲上位100曲を4日間で披露するコンサート『リクエストアワーセットリストベスト100』。2008年から毎年1月後半に開催され、次回は13年1月24~27日に東京ドームシティホールで開催される。その楽曲への投票は、シングル「UZA」封入の楽曲投票シリアルナンバーカードや、AKB48グループのモバイルサイトなどから可能で、11月30日午後3時まで受け付けている。  『リクエストアワー』は“楽曲の総選挙”であり、ファンの民意が反映される年に一度のAKB48楽曲の祭典。シングル曲が人気の傾向だが、主要メンバーの代表曲も上位に来るパターンが多く、“選抜総選挙の前哨戦”とも言える。実際前回は、指原莉乃参加のユニット「愛しきナターシャ」がユニット最高位の6位となり、総選挙で彼女が4位になる礎となった。また、このコンサートならではなのが、過去の楽曲もランクインすることから、普段の公演やコンサートでも見られない初代チーム編成での曲の披露もあり、さながらそれは7年の歴史のあるAKB48の同窓会のようでもある点だ。そんなAKB48ならではの“ファンが作るコンサート”の魅力と次回の予想を、評論家・本城零次氏に聞いた。 ――今度の『リクエストアワー』のポイントは? 本城 まずはなんと言っても、卒業した前田敦子が来るのか否か。ほかの曲は継承できても、彼女の卒業のために書かれた「夢の河」「思い出のほとんど」は、彼女がいないと成立しないので、そこは最大の焦点です。  過去の曲は、卒業生が来て一緒に歌うのが恒例でしたが、今年は「全員に出演依頼をしたのだが、スケジュールが合わない人が多すぎた」(1月16日、秋元康氏Google+)ということで、卒業生の出演はナシに。それが来年はどうなるのかポイント。やっぱりチームKの「支え」(メンバーの出会いを歌ったバラード)、「16人姉妹の歌」(チームK自己紹介ソング)は、初代チームKだけのものなので、せめて大堀恵、野呂佳代は出てほしいというのがファンの総意でしょう。その2人も参加し、3月のコンサートで全員卒業となったSDN48も、楽曲はノミネートされているので、昨年、卒業を惜しむファンの熱意で実現した“「孤独なランナー」3位”というミラクルがもう一度起こるのかにも注目。また、恒例の「てもでもの涙」「First love」を誰が歌うのかも気になるところですね。 ――「てもでもの涙」には、深いエピソードがあるようですね。 本城 過去5回の『リクエストアワー』で、唯一公演ユニット曲でベスト3に入ったのが、柏木由紀と佐伯美香(ひざのケガで09年卒業)の「てもでもの涙」。この楽曲の持つ切なさがそうさせるのか、ドラマティックな物語が紡がれています。09年は、ケガで佐伯はイスに座って、柏木と披露。10年も12位と高順位をキープするも、柏木と高城亜樹のペアで披露され、会場はなんともいえない雰囲気に。さらに、この年にはフレンチ・キスとしてこの曲をカバーし、今度はそのバージョンが初披露されるかも……と思いきや、11年は佐伯が、ケガを治して登場。佐伯は立って歌い、「(リクエストアワーで)初めて立って歌えた」と告白。この時、曲の間奏で一瞬だけ、柏木が佐伯の手を握るんですよ。そこで、もう大号泣(笑)。  そして、12年は卒業生が出ないということで誰が歌うのか注目される中、柏木と松井玲奈で披露。玲奈はこの曲の物語がわかっているので、プレッシャーを感じながら、誠実に曲と向き合ったことをブログに長文で綴っています。さらに、SKE48チームE公演では、金子栞と中村優花のペアが歌い、中村は今年2月に卒業。その中村と佐伯がこの曲が縁で、Twitterで交流するぐらい1曲を巡ってこんなに多くのドラマが生まれている稀有な曲。ほかにもコンサートでは大島優子と篠田麻里子、島崎遥香と大場美奈など、さまざまなペアで歌い継がれています。さて、来年は柏木と誰がこの曲を歌うのか? 再び玲奈なのか? チームEで柏木と同じくペアが卒業した金子なのか? あるいは柏木とチームが分かれてしまった渡辺麻友という可能性もあるかも。いずれにせよ、イントロだけで私が泣くのは確定です。 ――1曲だけでそれだけ語るのには、もうドン引きですよ(笑)。早く予想に行きましょう。 ※『リクエストアワーセットリストベスト100 2013』25位まで予想 1位 ファースト・ラビット 初登場 2位 ヘビーローテーション 12年1位 3位 奇跡は間に合わない 12年24位 4位 狼とプライド 12年45位 5位 思い出のほとんど 初登場 6位 走れ!ペンギン 初登場 7位 チームB推し 12年5位 8位 君のことが好きだから 12年12位 9位 Everyday、カチューシャ 12年2位 10位 泣きながら微笑んで 12年9位 11位 真夏のSounds good! 初登場 12位 夜風の仕業 12年10位 13位 上からマリコ 初登場 14位 抱きしめちゃいけない 12年8位 15位 Bird 12年13位 16位 枯葉のステーション 12年17位 17位 思い出以上 12年49位 18位 ギンガムチェック 初登場 19位 UZA 初登場 20位 くるくるぱー 12年14位 21位 愛しきナターシャ 12年6位 22位 孤独なランナー 12年3位 23位 ハート型ウイルス 12年15位 24位 フライングゲット 12年4位 25位 風は吹いている 12年7位 本城 予想1位は、「ファースト・ラビット」。ドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』の主題歌で、一言で言えば“秋元康文学の真骨頂”。希望の象徴である洞穴に飛び込んだウサギが、傷つきながらも夢を追い求める姿をAKB48になぞらえた曲。秋元氏が「歌詞はAKB48の観察日記」と公言している通り、「初日」「支え」「Pioneer」「お待たせSet list」「僕は待ってる」に代表されるメンバー観察型自己言及ソングの頂点です。  AKB48の歌詞はメンバー、ファンが起こす“奇跡”の軌跡を、秋元氏が観察し、歌詞として提示。その言葉にメンバーが励まされ、支えられ、さらに成長していくという好循環が生まれている。私はこれを「共同幻想型歌詞」と呼んでいます。  危険を恐れず、夢に挑む“Pioneer”となった「ファースト・ラビット」は、卒業した前田敦子そのもの。曲ができたのが先ですが、その点には一種の必然すら感じてしまう。  一般的に、プロデューサーという肩書きの人は全部の事項を自分で決定したがるものだけど、秋元氏はそこをメンバー、ファン、そして時代の趨勢に委ねて、多少のハプニングも糧にして、“時代と合気道”しながら、作品に昇華させている。そこが、常に「最新のAKB48が最高のAKB48」でいられる理由。 ――歌詞についてはどう捉えてますか? 本城 「ファースト・ラビット」は、キュートな曲でありながら、Cメロで「誰も赤い血を流して生きてることを実感するんだ 命を無駄にするな」と生々しいまでの言葉が出てくるところが文学的です。ファンタジックな世界の中に突然、“赤い血”が放り込まれることで、曲がよりヴィヴィッドになる。“赤い血”が象徴するのは痛みであり、それは今という時代へのメッセージ。現代は言うなれば、“無痛・無縁社会”ですよ。  ネット通販、ICカードがあれば、人と会話せずともモノは買えるし、電車も乗れる。職業によっては、仕事もメールで済んじゃう。1週間ぐらいなら、他人としゃべらずに生活することもできるかもしれない。そんなことを思っていた時、風呂場でスッ転んで、指から血がじゃんじゃん出た。でも、その時、久々に実感したんですよ……「俺って、生きてるんだ……」って。改めて、「痛みこそが生の証明」だと思った。痛みのない人生は、生きてないのと同義だと。幻冬舎・見城徹社長も「朝起きて憂鬱なことが3個ないと不安」って話だし。痛みや憂鬱がある生活のほうが、それが解消されたときの充足感、カタルシスも大きい。「傷つくたびに大人になるよ」って歌詞も今、再組閣で切磋琢磨し、変化の過程にあるAKB48にシリアスに響くね。  サウンド的には、オルゴールの音色から始まって、クリーンなギターも胸にぐっと来る。超絶王道ポップスだけど、こういうメッセージありきのような曲でも、この“曲先(曲に歌詞を付ける。反対に、詞に曲を付けるのは、“詞先”)”で、曲に合わせて、歌詞付ける秋元さんってすごいと改めて思うね。ポピュラリティーと明確なメッセージのバランス感覚の面でもAKB48の楽曲の中でもベストの仕上がり。  ちなみに、テーマがラビットなのは、2011年がウサギ年で、その時のAKB48の観察日記だからとも思うし、「因幡の白兎」や、老人を救うために自ら火に飛び込んだ「月の兎」の伝承すらも感じる。現在、3代目チーム公演でも、チームA・Kが歌っていて、メンバー人気も高い曲。2年連続1位の「ヘビーローテーション」の3連覇をこの曲が食い止めると予想します。 ――2位が「ヘビロテ」で、3位は「奇跡は間に合わない」ですか?
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本城 「ヘビロテ」は“レペゼンAKB48(AKB48の代表)”なので、2位ぐらいに置いておいて、3位は宮澤佐江のユニット曲「奇跡は間に合わない」。改めて、AKB48において宮澤がもたらしてきた貢献っていうのは大きいなと思うわけです。キャッチフレーズである「陽気・無邪気・元気」そのままの優しさは、唯一無二の存在。チームKでも、強そうに見えて実は脆すぎるツインタワーの盟友・秋元才加を支え、人前では弱さを見せたがらない“心友”大島優子の味方をしてきたのも宮澤。柏木由紀には、彼女が公演デビュー前にチームKのツアーに出ることになって、その時にも手紙を送って励まし、それ以降、AKB歌劇団でペアを演じて、ファン公認のカップルになった。後輩にも優しくて、研究生の名前もすぐに覚えて、「仲間なんだよ」って居場所を作ってあげる人。もちろん、ファンにも優しくて、イケメンガールだから女の子のファンも多い。でも、時々優しすぎて誤解されて傷ついちゃう。そんな世界一性善説な人なんだろうね。彼女がSNH48に移籍する決断を下し、11月11日の西武ドームでの全国握手会で海外移籍する4人が最後にファンへの思いを語る時間があった。ほかの3人は言葉を選びながら話をする中、宮澤は覚悟が決まっているように「AKB48グループを世界で広めたい。一つ一つの壁を乗り越えて自信につなげて、進化してまたここに戻ってくる」って話すわけよ。古参のファンの人はわかると思うけど、宮澤って昔は公演でもカミカミだったの。そんな子がこんなにスラスラと熱いメッセージを語るんだと思って、泣けたね。  そんな彼女を応援するべく、「奇跡は間に合わない」は、今回の『リクエストアワー』でファンも上位にしようと「奇跡は間に合うプロジェクト」って画像を作って、拡散中。これは上位固いですね。 ――4位は卒業するSKE48・矢神久美と、木崎ゆりあの「狼とプライド」。 本城 4位はまさかの矢神久美卒業で「狼とプライド」。SKE48のファンは結束力があるので、10月開催の『SKE48リクエストアワー 2012』で「ごめんね、SUMMER」のカップリング曲である「羽豆岬」を1位にして、卒業する“メアリーダー”平田璃香子に最後のプレゼントをあげられる。その統率力はすごい。矢神はアニメ『AKB0048』、ドラマ『マジすか学園3』(テレビ東京系)とメディア露出も増え、SKE48も新劇場が12月9日オープンで「ここから」という時に卒業はもったいないけど、決意は固いでしょうから、最後にドカンと、AKB48のファンにも名をとどろかせてほしい。楽曲的にも「狼とプライド」は“送られ狼”を描いたスウィートな曲です。 ――5位はアルバム『1830m』収録の「思い出のほとんど」。
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本城 前田敦子と高橋みなみ“あつみな”の揺るぎない絆を描いた名バラード。友情、絆、縁、運命……どんな言葉を使っても、陳腐になるぐらい固く厚い信頼を寄せ合った同い年、同期の2人に贈られた珠玉の名曲。AKB48のシングル、チームAの曲のほとんどはこの2人の歌い出しで歌ってきたわけで、ハーモニーも安定。オケもシンプルでいながら、サビでせめぎあうストリングスの音も美しい。Bメロからサビの展開が卑怯すぎるぐらい泣ける。  そして最後に「あなたの顔や声が地図になる」で、涙腺の堤防完全決壊。音楽の教科書に載せていいレベル。あつみなだけの曲であり、捉え方によっては、長年連れ添った恋人同士がなんらかの事情で別れなければならなくなった時の曲にも聞こえる……という普遍的な曲でもある。  前田敦子関連曲で上位に1曲は来ると予想。シングル「永遠プレッシャー」収録の「Music Video Request 2012」で3位なのは、「桜の花びら~前田敦子 solo ver.~」だけど、迷った果てに、こっちかなと。結局ファンは、メンバー個人を応援しつつも、そのメンバーがどのメンバーと仲が良いのか、脳内で相関図を作るのが楽しいんですよ。このペアは仲がいいとか、非公式ユニットを作ってるのを見て、AKB48という箱庭を観察して、一喜一憂するのも醍醐味。大島優子と渡辺麻友の“お尻シスターズ”とか、北原里英と指原莉乃の“りのりえ”とか、SKE48の2次元同好会とか、NMB48のWINGとか、いっぱいあるわけですよ。で、中には梅田彩佳、大島優子、松原夏海、野呂佳代の“梅島夏代”の「エンドロール」のように、曲にまでなったりする。そのひとつの頂点が、この「思い出のほとんど」。東京ドームの2日目で歌われて、直後にたかみなのソロデビューが発表されたのも、この曲に新たな意味をもたらした。もう歌うことはないんじゃ? と思ったけど、毎年『リクエストアワー』で歌う曲であってほしい。 ――6位は「走れ!ペンギン」。
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本城 チームが消滅してしまったチーム4の曲。当初は昨年のじゃんけん選抜の曲だったが、篠田麻里子優勝で「上からマリコ」になり、こちらがチーム4に贈られた。ラブソングなんだけど、意中の彼の“センター”を目指すという設定で、まさにチーム4のために書かれた曲。「チーム4はこの16人だけです」の言葉を残してチームが消滅してしまった彼女たちのためにファンが投票しており、Twitterには「#ペンギンプロジェクト」のハッシュタグも作られている。イントロでセンターに呆然と立ち尽くす(という振りの)島崎遥香は、“ぽんこつ”そのもので、2コーラス目は「飛べよ! ペンギン」になるのもポイント。  作曲は、ZARD「負けないで」、WANDS「世界が終るまでは…」などで知られる、日本の作曲家別シングル売り上げ第3位の織田哲郎。実は、FIELD OF VIEWのキーボードだった安部潤が渡り廊下走り隊「ギュッ」「アッカンベー橋」を編曲をしていたり、最近では、PAMELAのギタリストだった小澤正澄がSKE48「アイシテラブル!」、AKB48・スペシャルガールズ「3つの涙」などを提供していたり、元ビーイングの人がAKB48に曲を書いているのも、個人的には興味深いところ。本当にAKB48は多ジャンルの作家さんが曲を書いているので、新曲が出るたびに作曲・編曲クレジットも要チェックです。 ――そのほか、今回の『リクエストアワー』の注目ポイントは? 本城 やっぱり、4日目はシングルと、人気メンバーのソロ曲でしょうね。総選挙の結果を反映したアンダーガールズ「なんてボヘミアン」、ネクストガールズ「ドレミファ音痴」、フューチャーガールズ「Show fight!」も上位に入りそう。ファンが積極的に投票を呼びかけているSKE48チームE「みつばちガール」、NMB48「三日月の背中」、HKT48唯一のノミネート曲「HKT48」も入るでしょうね。予定調和をぶち破るすごいサプライズだらけの展開を期待します。