フジテレビ系の国民的長寿番組『笑っていいとも!』が来年3月末で終了することが発表されてから一夜明けた23日、水曜レギュラーの爆笑問題・太田光が番組中、司会のタモリに「俺は認めない」と猛烈な“抗議”。各スポーツ紙によると、同局には同日までに終了を惜しむ電話やメールが880件以上寄せられるなど、放送終了発表を受けて波紋が広がっているが、本来ならば、タモリの所属事務所が最も痛手を受けるはずだという。 「『いいとも!』1本当たりのギャラは、視聴率の低迷や制作費の削減などで多少カットされはしたものの、180万円程度といわれ、タモリの手取りはその半分ほど。つまり、『いいとも!』だけで年間5億ほどを稼ぎ出している計算で、それを埋めるのは、本来ならば至難の業」(スポーツ紙記者) タモリが所属しているのは、老舗の大手芸能プロ「田辺エージェンシー」。所属タレントは10人にも満たない“少数精鋭”だが、どうやら、ほかのタレントが『いいとも!』のギャラを補って余りある勢いで稼ぎまくっているため、タモリの“勇退”を後押ししたようだ。 「タモリ以外でいまや稼ぎ頭となっているのが、主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が大ヒットした堺雅人。もともと演技派でドラマや映画に引っ張りだこだったが、『半沢』以降、主演作のオファーが殺到。それに伴い、CMのオファーも急増している。さらに、映画を中心に稼いでいるのが、女優の永作博美。現在はタモリから受け継いだ消費者金融『アコム』のCMに出演。ほかの事務所は、消費者金融CMでのイメージダウンを恐れ、あまり手を出さないが、永作の場合、業界内の好感度も高いので、ほかのCMも今まで通りオファーが来ている。そして、いきなり稼ぎが増えたのが、元日本テレビで現在はフリーの夏目三久アナ。いずれは帯番組の獲得を視野に入れているので、今後、稼ぎがさらに増えるだろう」(芸能プロ関係者) ほかの目立った所属タレントは、海外で大ブレーク、し昨年のNHK『紅白歌合戦』に出場した由紀さおり、人気モデルの道端ジェシカら。数年前ならば、事務所が傾きかけないタモリの“勇退”が発表できたのは、ほかの所属タレントがブレークしたおかげだったようだ。『「リーガルハイ」公式BOOK 古美門研介 再会記』(角川マガジンズ)
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『いいとも!』衝撃の打ち切り発表後も視聴率変わらず……世間の冷たい反応にタモリもショック!?
「さすがに、視聴率もハネ上がると思っていたのに……」 そうこぼすのはテレビ関係者だ。22日の生放送終盤に突如、司会のタモリが来年3月の放送打ち切りを発表した『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。お昼の定番となっていた番組だけにその衝撃度はすさまじく、フジテレビには視聴者から1,000件以上の問い合わせが殺到したという。 それだけに、翌23日放送の視聴率に注目が集まったが、平均視聴率は関東地区で5.8%、関西地区で6.1%と、打ち切り発表前となんら変わらない“非情な数字”だった。 「視聴者が『いいとも!』終了と聞いて“久しぶりに見てみるか”となると想定していたのに、これまで通りの5%台。昼の時間帯はTBSの『ひるおび!』が6%台後半を維持していて、わずかにリードしていますが、基本的には群雄割拠。『いいとも!』終了を前倒し発表して、その注目度から一気にトップをかっさらうフジの作戦は失敗に終わった」(他局の編成マン) タモリとしても、32年続けてきた番組だけに有終の美を飾りたいところ。それが世間の冷たい反応を如実に表すこの数字では、さらにヤル気を削がれても仕方がない。 前出編成マンは「慌てた番組スタッフが、タモリさんを盛り上げるために、ビートたけしさん、明石家さんまさんの“お笑いBIG3”を再び結集させようと動き出したそうです。番組終了前にはその3ショットが実現するのでは?」と話す。 一時代を築いた名物番組の最終章に向けて、フジテレビだけでなく、芸能界全体が動いていくことになりそうだ。『森田一義アワー 笑っていいとも! 』―フジテレビ
32年の歴史に終止符──『笑っていいとも!』3月で終了「タモリとスタッフ陣との溝埋まらず……」

森田一義アワー 笑っていいとも! - フジテレビ
ギャラも“倍返し”堺雅人『半沢直樹』の大ヒットで、フジテレビ『いいとも!』が延命する!?
堺雅人主演『半沢直樹』(TBS系)の最終回視聴率が関東地区で平均42.2%、瞬間最高46.7%という驚異的な数字を記録した。関西地区ではさらにこれを上回り、平均45.5%、瞬間最高は50.4%。一昨年放送のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の平均40%、瞬間最高42.8%を上回ったばかりか、平成に入ってNo.1の視聴率を記録した。 当然、堺の所属事務所はウハウハだ。 もともと所属の「田辺エージェンシー」は芸能界でも5本の指に入るほど影響力のある事務所だが、堺の大ブレークで鬼に金棒。 「いま最も“数字が取れる”役者ですからね。堺さんをキャスティングするために、各局とも“参勤交代”するでしょうし、堺さん出演のバーターで、いくらでも自分のところの無名の役者をねじ込めますから。笑いが止まらないと思いますよ」(芸能プロ関係者) 堺のギャラも“倍返し”だ。大手広告代理店関係者が明かす。 「主演ドラマなら、これまで1話150万円程度だったものが、SMAP・木村拓哉さんレベルの300万円にまで跳ね上がるでしょう。映画だと、1本1億円といわれる渡辺謙さんには及びませんが、1本5,000万円以上は確実。CMも2,000~3,000万円程度だったギャラが、倍の4,000万円以上にまで上昇したでしょうね」 このほか、意外なところにも“半沢効果”は波及しそうだ。同事務所の看板タレントは長年『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のタモリだったが、このところ『いいとも!』の視聴率も低迷し、一部で打ち切り説もささやかれていた。同局社員は「1回の出演でギャラは300万円以上ともいわれていますからね。フジが内心“切りたい”のも理解できますよ。しかし、同じ事務所の堺さんのブレークで、それも遠のいたと言わざるを得ません。タモリさんを切って、堺さんがフジのドラマに出ないとなっては、たまったもんじゃありませんから」と話す。 堺は10月からフジテレビ系連ドラ『リーガル・ハイ2』に主演する。その勢いは止まりそうもない。日曜劇場『半沢直樹』|TBS
『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」映像って、どうやって作ってるの!?
『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)の「空耳アワー」は、おなじみ「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる」をキャッチコピーとし、どうしても日本語に聞こえてしまう洋楽の歌詞を探してくるという人気のコーナーだ。 中でも、“最もそれらしく聞こえた投稿”を選ぶ「空耳アワード」はファン必見の恒例企画となっており、今年も8月16日・23日の2週にわたって放送されていた。 今年も秀作揃いではあったが、それにしても昔から不思議に思うのは、「それらしく聞こえた歌詞」から映像へのイメージの広がり方がどうなっているのかということ。例えば、最も有名な作品の一つ、マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」における空耳「パン……茶……宿直」は、楽しげなのに哀愁漂う映像がそのままダイレクトに浮かんでくる。でも、その一方で「なんでこの言葉から、こんな映像イメージが浮かんだのだろう」と、まったく想像もつかない、ただただそのイメージの広がり、おかしな発想力に唸らされる作品も少なくない。映像がなければ、言葉のみではまったく面白くなかったであろう作品もあると思う。 「空耳」の投稿者は、映像イメージをどの程度書くものなのだろうか? 映像イメージを書いたほうがいいのか、それとも映像イメージを書いてしまうと、制作サイドの発想の妨げになったり、つまらなくなったりするものなのか? テレビ朝日番組広報部に聞いてみたが、残念ながら取材はNG。これについて、テレビ関係者は次のように話す。 「『空耳アワー』は昔から大変人気のあるコーナーのため、取材依頼はかなりたくさんあるようですが、画像提供をすることがある程度で、取材は基本的にほぼすべて断っているようですよ」 番組内で流れるものも、HP上でも、募集の告知は宛先の住所等が書かれているだけで、投稿のフォーマットなどは一切記載されていない。 「あくまで投稿の方法などは送り主に委ねているようです。理由は、フォーマットを決めてしまうと、投稿者を縛ってしまうということ。取材に応じないのは、番組のクオリティを大事にし、深夜帯でひっそり放送している番組のため、裏側が見えてしまうとガッカリする方も多いからということのようです」 また、採用経験を持つ、ある投稿者は、自分なりの投稿方法として以下の話をしてくれた。 「投稿の際には、曲名と、どう聞こえるかの『空耳』の歌詞のほか、その曲の何分ぐらいの部分で流れるかということを書くようにしています。どのあたりかがわからないと、探しづらいと思うので。また、映像イメージを書くと、かえってつまらなくなりそうなので、あまり書きませんが、絵が得意な人は絵コンテのようなものを描くこともあると聞いたことがありますよ」 ちなみに、「空耳」の内容も、送った言葉そのままではなく、映像イメージに合わせて微妙に変わることなどがあるらしい。やはり投稿者としては、自分なりの映像イメージを持っていても、映像制作者のイメージのほうが、それをはるかに超えていくことが多いのだろうか。 投稿のルールもフォーマットもなく、投稿者のセンスと、制作側のセンスのみで成り立っている「空耳アワー」。今後ますますの秀作を期待したい。『タモリ』(Sony Music Direct)
『いいとも!』から“消えるタモリ”の真相は、番組演出へのクーデターだった!
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の総合司会を務めるタモリが、生放送の番組の途中から姿を消すという事態が起こり、話題となった。『笑っていいとも!』をめぐっては、ここ数年、制作費の大幅削減と視聴率低下を受けて、“タモリ降板説”がささやかれていただけに、今回の騒動と結び付ける向きも少なくない。 タモリには、約1年前にも「9月に降板」というウワサが流れた。だが、タモリの所属事務所幹部は筆者の取材に「フジからは降板の話は来ていないし、タモリは体力が続く限り、続けるつもりです」と否定。 あれから1年、タモリは7月1日に放送された『笑っていいとも!』のオネェ系のイケメンを決める『オネメンコンテスト』のコーナーの冒頭にはいたのだが、途中から消えて、最後まで現場に戻ってくることはなかった。一部では、体調不良説なども流れたが、実態はどうも違うようだ。その裏事情を、フジに出入りしている制作会社のスタッフに聞くと、こんな話が出てきた。 この春から、『笑っていいとも!』の演出担当者がS氏に代わったという。S氏はフジの上層部の意向を受けて、視聴率を取るために主婦層に受ける企画を、タモリの意向を無視して推し進めた。そのひとつが「オネメンコンテスト」のコーナーだったようだ。S氏はタモリを説得したが、タモリは「だったら、俺じゃなくてもいいよな」とキレて、7月1日の放送で実力行使に出たという。実は、タモリは過去にも同じようなケースで番組を降板したことがある。 日本テレビで、1982~89年10月まで放送されていた、タモリが司会を務めたトークバラエティコント番組『今夜は最高!』。マニアックながら玄人受けする番組として、業界関係者からも高い評価を得ていた。故・美空ひばりさんも出演するなどして、夜11時台の枠にもかかわらず、視聴率は良かった。 ところが、87年からスタートしたフジの裏番組『ねるとん紅鯨団』に押されて、視聴率が低下。同番組のスポンサー筋から「タモリではもうダメだ。数字は取れないだろう」といった情報が漏れ伝わり、それが耳に入ったタモリは「だったら、こっちから願い下げだ」と激怒して降板し、番組が打ち切られた。 それ以降、タモリは日テレのレギュラー番組の話があっても拒絶してきた。それほど、プライドが傷ついたということだ。今回、この時と同じようにオネェ系のイケメン企画をS氏が推し進めて、タモリのプライドが傷ついたのだとしたら、今後、降板する可能性は極めて高い。 水面下では、早くもタモリの後継者が、SMAPの中居正広や、くりぃむしちゅーの上田晋也と有田哲平という話も持ち上がっているが、タモリの降板と同時に『笑っていいとも!』も終了するというのが関係者の見方。それでなければ、タモリも所属事務所も納得しないだろう。S氏、トラの尾を踏んでしまったかもしれない。 (文=本多圭)フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいとも!』公式サイトより
島田紳助氏「復帰まだキツイ…」引退突きつけた吉本社長が語る、吉本の裏歴史と真実
サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。
■「Business Journal」人気記事(一部抜粋)
特定大学へ1000億ばらまきに異論噴出…大学迷走の背景に潜む、旧態依然な経営の実態
“ジャニーズの肉食系”NEWS手越、未成年SKE鬼頭と泥酔キス?…週刊文春報じる
中国、バブル崩壊阻止のため、シャドーバンキング潰しという“劇薬”…進む海外企業の撤退
■特にオススメ記事はこちら!
島田紳助氏「復帰まだキツイ…」引退突きつけた吉本社長が語る、吉本の裏歴史と真実 - Business Journal(7月11日)
現在、芸能関係者の間で一冊の新刊本が話題となっている。吉本興業・大崎洋社長の『笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語』(幻冬舎/常松裕明)だ。 大崎社長は関西大学社会学部卒業後、吉本興業に入社。1980年に上司であった“ミスター吉本”木村政雄氏と共に東京支社に異動。80年代の漫才ブームを支え、その後、ダウンタウンと出会い一時代をつくる。新人タレント養成所である吉本総合芸能学院(NSC)、心斎橋筋2丁目劇場、吉本新喜劇再生プロジェクトなど数々のプロジェクトを手がけてきたが、社内では傍流で左遷と出世を行ったり来たり。役員就任後も、世間を騒がせた創業者一族vs.現経営陣の吉本興業お家騒動の登場人物の一人でもある。 ●吉本興業の社長が語る数々の事件の裏側 本書には大崎社長が吉本で経験したさまざまなエピソードが満載で、あの『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)打ち切り事件の裏側についても書かれている。プロ野球中継のために、『ごっつええ感じ』の放映を延期されたダウンタウンが激怒し、番組打ち切りとなったこの一件。当時は、「天狗」になったダウンタウンの横暴のように報道されたが、実際には、「この枠では俺らの笑いは成立せえへん」と言い続けていたダウンタウンの笑いに対するこだわりと、フジテレビ側の間に募っていた、お互いの不信感が遠因だったという。 また、島田紳助氏の芸能界引退をめぐる舞台裏も明かされている。反社会的勢力との交流という事実に「アウト」を突きつけたのも大崎社長だ。芸能界引退後の紳助氏とメールや電話で連絡を取り合っていたという大崎社長とのやり取りからは、現在の紳助氏の複雑な心境を垣間見ることもできる。紳助氏は「一時は自殺しかねないほど落ち込んでいた」そうで、昨年8月に大崎社長が直接会って、復帰の意思があるかどうかを聞いた際には、「正直、まだキツいんや」「5年後か10年後、CSの番組かなんかでトークとかをできればええかな」と、独特の言い回しで答えたという。 ほかに、フジテレビ退社後に吉本興業の常務・東京本社代表に就任していた横澤彪氏の意外な素顔も興味深い。横澤氏といえば、『森田一義アワー 笑っていいとも!』『オレたちひょうきん族』を生み出したフジテレビの名物プロデューサーで、テレビでは温厚で好々爺のイメージだったが、実はキレやすい人物だったという。大崎社長に関する怪文書が飛び交っていた時期には、「テレビ局の誰々と組んで悪さをして金儲けをしているっていうじゃないか。怪文書も出回っているようだし、こんなことじゃ困るんだよ!」と激しく感情を爆発させ、大崎社長が取締役に選任される株主総会の前日にも「てめえなんかダメだ!俺は絶対許さねえ!」と激しく罵倒したという。 ところが翌日の株主総会では、「いや~、大崎ちゃん、おめでとう」と手のひらを返すような笑顔で、これには大崎社長も戸惑うばかりだったという。 横澤氏はどの会社にもいる裏表の激しい人物だったようだが、いずれにせよ、個性豊かな人間に囲まれた、「まるで吉本新喜劇のようなドタバタの35年間」はまさに波瀾万丈だ。 もうひとつこの本で気になるのは、自叙伝の体裁をとりながら、著者名が「常松裕明」と別名であることだ。実は常松氏は、元は泣く子も黙るスキャンダル月刊誌「噂の眞相」の芸能担当記者。いったいなぜ、この本を執筆することになったのか。常松氏に聞いた。 「もともと吉本興業は『噂の眞相』時代からの取材対象で、木村政雄さんが吉本を辞めた時にも直撃取材をしていますし、大崎社長にも当時から何度も話を聞きにいっていたんです。確か、最初はダウンタウンの降板騒動で、そのときは3時間も取材しておきながら、記事に書いたのは『大崎氏は疑惑のすべてを否定した』という1行のみだった(苦笑)。本にも出てきますが、まさに『大崎バッシング』をしていた記者の一人だったんです。 その後、『噂の眞相』が休刊してからも取材は続けていましたが、たまたま『日刊ゲンダイ』の依頼で『吉本の笑いと人々』という大崎氏のインタビュー連載をやることになり、これが本書のベースになっています。書籍化に当たっては、追加取材を重ねた上で自伝形式に書き直すことにしたんですが、その間にも紳助の事件が起きるなどいろいろあって、結局、形になるまで3年もかかってしまいました。 そういう経緯だったので、当初は名前を出さないゴースト執筆の予定でしたが、大崎社長から『せっかく書いたんだから、自分の名前で出しなよ』という申し出があって今回の体裁になりました」 本書は、あの“怪芸人”中田カウスも登場するお家騒動など、吉本のダークな側面にも迫っている。ただし、沖縄国際映画祭など社長就任後の仕事については、簡単に触れているだけで、「噂の眞相」に迫り切れていないようにも思えるが。 「今回の本は大崎氏が社長に就任するまでの物語ということで、それ以降の話は詳しく書いていません。沖縄に移住した岡留安則・噂の眞相元編集長には『ツッコミが甘い』と言われるかもしれませんけど(苦笑)、これはこれで岡留さんがよく言っていた『ヒューマン・インタレスト』のひとつ。いずれ機会があれば、別の形で書いてみたいですね」 (文=松井克明/CFP) ■おすすめ記事 特定大学へ1000億ばらまきに異論噴出…大学迷走の背景に潜む、旧態依然な経営の実態 “ジャニーズの肉食系”NEWS手越、未成年SKE鬼頭と泥酔キス?…週刊文春報じる 中国、バブル崩壊阻止のため、シャドーバンキング潰しという“劇薬”…進む海外企業の撤退 渡邉元ワタミ会長、参院選公示前に会社経費で選挙活動まがいの疑い 山岸舞彩が語る、NHKミニスカ姿誕生秘話と、『ZERO』で封印のワケ…クレームも「『笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語』(幻冬舎/常松裕明)より
このまま終わってしまうのか? ‟崖っぷち”『笑っていいとも!』の挑戦

フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいと
も!』公式サイトより
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。
『笑っていいとも!』(フジテレビ)が終了する――。
そんなウワサが改編期の風物詩になって久しい。今までであれば世間に軽く笑い飛ばされていたこの手のウワサも、次第に現実感が増してきているのは否定できない。裏番組との視聴率競争に敗れることも珍しくなくなってきた上、司会であるタモリの高齢化、レギュラーの人材難など問題は山積みで、昨今は「迷走」とも見えてしまうようなフォーマットのリニューアルが激しい。その象徴的なものは「テレフォンショッキング」の「お友達紹介」の廃止だろう。『いいとも』の「友達の輪」は、いわばひとつのアイデンティティーだった。それが失われたのだ。
いわゆる「『いいとも』の客」は独特である。自分たちのお目当ての男性アイドルたちの一挙手一投足には激しく過剰に反応するにもかかわらず、自分たちが知らないものに対しては、文字通り知らんぷり。もちろん、本当はそれが普通なのだ。芸人がお笑いファンのいつもの反応を期待してギャグをしても、世間では「なにそれ?」が当たり前だ。だって、知らないのだから。テレビっ子とそうでない世間の間には大きな隔たりがあるのだ。
10月第1週の『いいとも』は、そんな「『いいとも』の客」が「シーン」と静まり返る場面が数多くあった。月曜日の「テレフォンショッキング」のゲストはなんとビートたけし。たけしとタモリの2ショットに、お笑いファンやテレビっ子は歓喜したが、『いいとも』の客は「あ、知ってる大物ゲストが来た!」くらいの反応。さすがに『いいとも』の司会のオファーがたけしにもあったという話には「へー」という反応があったが、たけしがかつて作家・中上健次と羽田空港で一緒にバイトをしていたという驚きのエピソードには一切無反応。そして、話題がお笑いファン垂涎の『お笑いウルトラクイズ』時代の過激なロケの逸話に及ぶと、無反応どころか、観客は引き始めた。
翌日はもっと悲惨だった。ゲストは浅草キッド。「明日のゲストの紹介」でたけしは電話口で玉袋筋太郎に対し「ああ、太田光?」と“犬猿の仲”である爆笑問題の名前を出すと、玉袋は「一番嫌いです」とキッパリ宣言。客は無反応。そして翌日、浅草キッドに贈られた花の中に「親友・太田光より」の文字が。それを見つけた水道橋博士はそのボードを真っ二つに叩き割った。玉袋はそれを拾い上げると「オスプレイ並みに歓迎します」と。もちろん日をまたいだ前フリなんて関係なく、彼らの歴史を知らない客はただドン引き。
さらに翌日。ゲストのリリー・フランキーは、前日の水道橋博士のムチャぶりで“ウワサの彼女”を会場に連れてくる。車イスに乗せられた“彼女”は、リアルな等身大ラブドールのリリカ。「会場も緊張してるよ」とタモリが笑うように、客がざわめきとも言えないようなざわついた反応を示す中、とても真っ昼間とは思えないようなシュールでキケンなシーンが流されたのだ。
木曜日には、番組のエンディングに、レゲエ界の生ける伝説リー・スクラッチ・ペリーが登場。もちろん客は見知らぬ老人に冷たい反応だった―――。
『いいとも』は「『いいとも』の客」の血を入れ替えようとしているのかもしれない。この週から番組のレギュラーに抜擢されたのは武井壮、ハライチ澤部、栗原類、伊藤修子、木下優樹菜だ。木下や澤部はともかく、それ以外は「え? 誰?」と言われてもおかしくないメンバーである。しかし最近でこそ、その多くを安定感のある中堅芸人で固めてきたが、もともと『いいとも』は「え? 誰?」という人をスターにしてきた歴史でもある。
「知らない」ということを悪びれることなく、むしろ「知らねーよ!」というツッコミになってしまう時代。そんな時代に、世間的に知られていない人たちをレギュラーに添えたり、マニアックでアナーキーなネタを挟み込むのは無謀な挑戦かもしれない。それが風前のともしびとなった『いいとも』の火を消してしまう結果になるのか、一瞬の爆発を生むのか、はたまた再び新たな火をともすことになるのか、それはまだ分からない。でも、やっぱり『いいとも』とタモリのいないお昼は寂しい。もはや『いいとも』のない日常を僕は知らないし、知りたくもない。
(文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>)
●【テレビ裏ガイド】INDEX
【第8回】東野幸治流の芸人賛歌? 『アメトーーク!』「どうした!?品川」に見る人間模様
【第7回】『24時間テレビ』の偽善に埋もれさせるのはもったいない!? 渾身の問題作『車イスで僕は空を飛ぶ』
【第6回】親子で一緒に見てはいけない!? トラウマ必至の昼ドラ『ぼくの夏休み』
【第5回】人見知り芸人の処世術が爆発!? 『日曜×芸人』が生み出す「ポジティブ」の正体
【第4回】大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り
【第3回】有吉イジリの“陰の帝王”は夏目三久? 本当は怖い『怒り新党』
【第2回】「正義は少年ジャンプの中にしかない!?」“絆”を裁く『リーガル・ハイ』の正義
【第1回】怖さと面白さが同居した新たな笑い?『テベ・コンヒーロ』の悪意
このまま終わってしまうのか? ‟崖っぷち”『笑っていいとも!』の挑戦

フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいと
も!』公式サイトより
「テレビはつまらない」という妄信を一刀両断! テレビウォッチャー・てれびのスキマが、今見るべき本当に面白いテレビ番組をご紹介。
『笑っていいとも!』(フジテレビ)が終了する――。
そんなウワサが改編期の風物詩になって久しい。今までであれば世間に軽く笑い飛ばされていたこの手のウワサも、次第に現実感が増してきているのは否定できない。裏番組との視聴率競争に敗れることも珍しくなくなってきた上、司会であるタモリの高齢化、レギュラーの人材難など問題は山積みで、昨今は「迷走」とも見えてしまうようなフォーマットのリニューアルが激しい。その象徴的なものは「テレフォンショッキング」の「お友達紹介」の廃止だろう。『いいとも』の「友達の輪」は、いわばひとつのアイデンティティーだった。それが失われたのだ。
いわゆる「『いいとも』の客」は独特である。自分たちのお目当ての男性アイドルたちの一挙手一投足には激しく過剰に反応するにもかかわらず、自分たちが知らないものに対しては、文字通り知らんぷり。もちろん、本当はそれが普通なのだ。芸人がお笑いファンのいつもの反応を期待してギャグをしても、世間では「なにそれ?」が当たり前だ。だって、知らないのだから。テレビっ子とそうでない世間の間には大きな隔たりがあるのだ。
10月第1週の『いいとも』は、そんな「『いいとも』の客」が「シーン」と静まり返る場面が数多くあった。月曜日の「テレフォンショッキング」のゲストはなんとビートたけし。たけしとタモリの2ショットに、お笑いファンやテレビっ子は歓喜したが、『いいとも』の客は「あ、知ってる大物ゲストが来た!」くらいの反応。さすがに『いいとも』の司会のオファーがたけしにもあったという話には「へー」という反応があったが、たけしがかつて作家・中上健次と羽田空港で一緒にバイトをしていたという驚きのエピソードには一切無反応。そして、話題がお笑いファン垂涎の『お笑いウルトラクイズ』時代の過激なロケの逸話に及ぶと、無反応どころか、観客は引き始めた。
翌日はもっと悲惨だった。ゲストは浅草キッド。「明日のゲストの紹介」でたけしは電話口で玉袋筋太郎に対し「ああ、太田光?」と“犬猿の仲”である爆笑問題の名前を出すと、玉袋は「一番嫌いです」とキッパリ宣言。客は無反応。そして翌日、浅草キッドに贈られた花の中に「親友・太田光より」の文字が。それを見つけた水道橋博士はそのボードを真っ二つに叩き割った。玉袋はそれを拾い上げると「オスプレイ並みに歓迎します」と。もちろん日をまたいだ前フリなんて関係なく、彼らの歴史を知らない客はただドン引き。
さらに翌日。ゲストのリリー・フランキーは、前日の水道橋博士のムチャぶりで“ウワサの彼女”を会場に連れてくる。車イスに乗せられた“彼女”は、リアルな等身大ラブドールのリリカ。「会場も緊張してるよ」とタモリが笑うように、客がざわめきとも言えないようなざわついた反応を示す中、とても真っ昼間とは思えないようなシュールでキケンなシーンが流されたのだ。
木曜日には、番組のエンディングに、レゲエ界の生ける伝説リー・スクラッチ・ペリーが登場。もちろん客は見知らぬ老人に冷たい反応だった―――。
『いいとも』は「『いいとも』の客」の血を入れ替えようとしているのかもしれない。この週から番組のレギュラーに抜擢されたのは武井壮、ハライチ澤部、栗原類、伊藤修子、木下優樹菜だ。木下や澤部はともかく、それ以外は「え? 誰?」と言われてもおかしくないメンバーである。しかし最近でこそ、その多くを安定感のある中堅芸人で固めてきたが、もともと『いいとも』は「え? 誰?」という人をスターにしてきた歴史でもある。
「知らない」ということを悪びれることなく、むしろ「知らねーよ!」というツッコミになってしまう時代。そんな時代に、世間的に知られていない人たちをレギュラーに添えたり、マニアックでアナーキーなネタを挟み込むのは無謀な挑戦かもしれない。それが風前のともしびとなった『いいとも』の火を消してしまう結果になるのか、一瞬の爆発を生むのか、はたまた再び新たな火をともすことになるのか、それはまだ分からない。でも、やっぱり『いいとも』とタモリのいないお昼は寂しい。もはや『いいとも』のない日常を僕は知らないし、知りたくもない。
(文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>)
●【テレビ裏ガイド】INDEX
【第8回】東野幸治流の芸人賛歌? 『アメトーーク!』「どうした!?品川」に見る人間模様
【第7回】『24時間テレビ』の偽善に埋もれさせるのはもったいない!? 渾身の問題作『車イスで僕は空を飛ぶ』
【第6回】親子で一緒に見てはいけない!? トラウマ必至の昼ドラ『ぼくの夏休み』
【第5回】人見知り芸人の処世術が爆発!? 『日曜×芸人』が生み出す「ポジティブ」の正体
【第4回】大人げない大人たちの『ウレロ☆未完成少女』という夏祭り
【第3回】有吉イジリの“陰の帝王”は夏目三久? 本当は怖い『怒り新党』
【第2回】「正義は少年ジャンプの中にしかない!?」“絆”を裁く『リーガル・ハイ』の正義
【第1回】怖さと面白さが同居した新たな笑い?『テベ・コンヒーロ』の悪意
「ギャラを大幅に下げられても……」『笑っていいとも!』打ち切り説の真偽をタモリの事務所に直撃!

フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいと
も!』公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
フジテレビ昼の長寿番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』の9月いっぱいでの“打ち切り説”が、まことしやかに流れているが、結論からいえば、10月以降も続行することが関係者への取材で明らかになった。
『笑っていいとも!』は1982年に放送がスタートしてから、今年10月で30周年を迎えるが、3年ほど前に民放各局が番組制作費大幅削減を打ち出したころから、同番組の打ち切り説が流れ出した。
タモリを筆頭に一部出演者の高額なギャラもさることながら、番組の視聴率が一桁台に落ちて、5~7%あたりを行ったり来たり。曜日によっては、5%を割る日もある。そのために、リニューアルという名目で事実上の打ち切りが内定したという情報が流れている。具体的にはこんなストーリーだ。
フジの夏の恒例になった『27時間テレビ』で、今年はタモリを総合司会に据え、『笑っていいとも!』のスペシャル版として企画。この番組内でリニューアルという名目で、タモリの降板など事実上の打ち切りを発表。10月に始まる後釜番組のメンバーにマイクを渡すセレモニーも行う――。
そんな情報を元に、水面下ではジャニーズ事務所と吉本興業の“後釜戦争”が始まっているという情報も流れている。ジャニーズは、SMAPの看板番組『SMAP×SMAP』が制作費高騰から打ち切りのウワサが流れているために、中居正広をタモリの後釜にプッシュ。中居司会で、ほかのジャニタレの売り出しを画策している。一方の吉本は、明石家さんま、ダウンタウン、それにブラックマヨネーズが後釜候補に挙がっているとか。
ところが先日、タモリの事務所関係者に取材したところ、「9月に打ち切るんだったら、所属事務所に打ち切りの連絡があるはず。いまだに連絡がないということは、10月以降も続くということですよ」と否定する。『27時間テレビ』で発表するという情報についても、「そんなことしたら、“お通夜番組”になって、番組は盛り上がりませんよ」と一笑に付した。「視聴率が低いと言われますが、昼に5%以上取れれば、問題はありませんよ」(同)とも言う。
タモリにとって『笑っていいとも!』は生命線。どうやら、タモリは体力が続く限り、ギャラを大幅に下げられても続けたいと思っているようだ。最後はスポンサーの意向も重要となるが、とりあえずジャニーズと吉本の“後釜戦争”は徒労に終わるのではないだろうか。
(文=本多圭)





