「歌手別の視聴率は出すな!」紅白の舞台裏でスポーツ紙に音事協が圧力をかけた!?

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『「北島三郎特別公演」オンステージ18 北島三郎、魂の唄を…』(日本クラウン)
 昨年大みそかに放送された『第64回NHK紅白歌合戦』の視聴率が発表され、午後9時からの第2部で平均視聴率44.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。昨年の大ヒットドラマ『半沢直樹』最終回の42.2%を超え、年間1位に躍り出た。  瞬間最高視聴率は、紅白最後のステージに臨んだ演歌歌手・北島三郎が「まつり」を歌い終え、挨拶した午後11時37分ごろで50.7%に達した。そんな紅白の舞台裏で、ある人物が朝刊スポーツ紙に対し、「歌手別視聴率を取り上げるな!」と圧力をかけていたことが判明した。 「勝者がいれば敗者がいる。高視聴率を取った人はいいが、低視聴率の歌手は『持っていない』ということになる。そうしたイメージがつくのはよくないと、今さら主張してきたんです」とは某紙記者。  その人物は芸能プロの多くが加盟する一般社団法人「日本音楽事業者協会」(音事協)の幹部を務めたこともある人物で、マスコミとも交流が深い。また、その人物自身も芸能プロの経営に携わっている。 「そのプロダクションに所属する某歌手は紅白の常連だが、毎年歌唱シーンは視聴率が低い。要は、自分のところの歌手のイメージが悪くなるから、音事協という名前を出して圧力をかけてきたんです」(別の記者)  これに屈したスポーツ紙もあるようだが、大半は猛反発。音楽担当記者の1人は「歌手別視聴率も含めての紅白歌合戦なのに、何言ってんだ! って話ですよ。向こうは歌手別視聴率自体を『取り上げるな!』と言ってきているが、それは完全な編集権の侵害。こんな理不尽な要求に屈したら、マスコミは終わりですよ!」と憤る。  実際、その人物の主張=音事協の総意というわけではなく、むしろ「業界の重鎮連中は、あきれながら推移を見守っている」(事情通)。それでもしばらくは、禍根を残すことは間違いない。

天国の清志郎さんが泣いている!? “反骨のシンガー”泉谷しげるの紅白出場に異議申し立て!

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「突然炎のように!」喝采
 いよいよ今年も終わり。大みそかには恒例の『第64回NHK紅白歌合戦』が行われる。大御所・北島三郎最後のステージや、大人気の朝ドラ『あまちゃん』の特別企画など、見所も多いなか、リハーサルでひと騒動起こしたのが、65歳にして初の紅白出場となった泉谷だ。  歌唱曲は唯一のヒット曲と言っていい「春夏秋冬」の2014年バージョン。先月行われた記者会見で泉谷は「この違和感……何のドッキリかと思ったら、ホントなんだな」とまさかの初出場に苦笑いし「出たい人いくらでもいるだろうに。やめとけよ、NHK。31日は40年間、仕事してないんだよ、すき焼きパーティーやるんだよ、どうしてくれるんだよ」と毒づいた。  正式なオファーは今回が初めてだったそうで「9月からNHKの仕事をしてきて、民放がやらないことをやる、面白いことが好きなんだなって思った。面白いんだったら、出てやろうかなって」と出場の経緯を説明。紅白の印象を聞かれ「印象なんてない。見てなかった」と最後まで“らしさ”を炸裂させたが……。 「“反骨”のイメージが強い泉谷さんがお祭的な紅白に出るとは思わなかった。ショックですよ」。そう語るのは、さる音楽関係者。  実は大物アーティストのなかには「紅白には絶対に出ない」というポリシーを持つ人が多くいる。最たる例は2009年5月に亡くなった故・忌野清志郎さんだ。 「清志郎さんのなかではロック=反権力みたいなところがあって『紅白に出るくらいなら死んだ方がマシ』という主義だった。清志郎さんと仲が良かった泉谷さんも、同じポリシーだと思っていたのに……。たしかに紅白に出れば、過去の曲が売れたり、翌年のコンサートツアーが盛況だったりと、プラスに作用する面は多い。ただ『清志郎さんの意志を継ぐ』と言うのなら、紅白は辞退するべきだった」(同)  清志郎さんが生きていたら何と言っていただろうか……。

「やっぱやーめた!」もあり得る!? 小泉今日子『紅白』出演報道も、周囲は戦々恐々

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『Kyon30~なんてったって30年!~』(ビクターエンタテインメント)
 今年のNHK『紅白歌合戦』の目玉といえば、大ヒットした朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の特別コーナーだ。ヒロインの能年玲奈が紅白PR大使に選ばれるなど、早々と“あまちゃん色”を前面に押し出してきたが、一方で能年の母親役を演じた小泉今日子の出演交渉が難航しているという話もあった。  そんな中、一部スポーツ紙が、ついに小泉の出演受諾を同局が取り付けたと報道。当日は、あまちゃんキャスト総出演になる見込みという。  芸能プロ関係者は、舞台裏について次のように証言する。 「劇中で小泉さんの母親役を演じた大先輩の宮本信子さんを、紅白審査員に起用したことが大きい。小泉さん以外のキャストの出演受諾を先に取り付け、外堀を埋めることで、彼女も出るしかなくなった」  とはいえ、一抹の不安もあるという。小泉を知る人物の話。 「とにかくヘソ曲がりですからね。『出る』と書かれたことで『やっぱやーめた』も、あり得る。以前、某女性週刊誌が『あまちゃん』の打ち上げの様子を記事にしたのですが、小泉さんはその内容に納得がいかなかったようで、後日、別の雑誌のインタビューでボロカス言っていましたからね(笑)。あれは雑誌側からインタビューのオファーをかけたというより、小泉さんが女性誌の報道内容を否定したくて、個人的にセッティングしたといわれています」  こうした性格だけに周りは戦々恐々。今回の紅白出演報道に対しても、小泉は現時点でOKしているものの「確約というわけではない」と主張しているという。「やっぱやーめた」の可能性が少しでも残っている限り、周囲は本番まで安心して寝られそうにない。

「やっぱやーめた!」もあり得る!? 小泉今日子『紅白』出演報道も、周囲は戦々恐々

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『Kyon30~なんてったって30年!~』(ビクターエンタテインメント)
 今年のNHK『紅白歌合戦』の目玉といえば、大ヒットした朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の特別コーナーだ。ヒロインの能年玲奈が紅白PR大使に選ばれるなど、早々と“あまちゃん色”を前面に押し出してきたが、一方で能年の母親役を演じた小泉今日子の出演交渉が難航しているという話もあった。  そんな中、一部スポーツ紙が、ついに小泉の出演受諾を同局が取り付けたと報道。当日は、あまちゃんキャスト総出演になる見込みという。  芸能プロ関係者は、舞台裏について次のように証言する。 「劇中で小泉さんの母親役を演じた大先輩の宮本信子さんを、紅白審査員に起用したことが大きい。小泉さん以外のキャストの出演受諾を先に取り付け、外堀を埋めることで、彼女も出るしかなくなった」  とはいえ、一抹の不安もあるという。小泉を知る人物の話。 「とにかくヘソ曲がりですからね。『出る』と書かれたことで『やっぱやーめた』も、あり得る。以前、某女性週刊誌が『あまちゃん』の打ち上げの様子を記事にしたのですが、小泉さんはその内容に納得がいかなかったようで、後日、別の雑誌のインタビューでボロカス言っていましたからね(笑)。あれは雑誌側からインタビューのオファーをかけたというより、小泉さんが女性誌の報道内容を否定したくて、個人的にセッティングしたといわれています」  こうした性格だけに周りは戦々恐々。今回の紅白出演報道に対しても、小泉は現時点でOKしているものの「確約というわけではない」と主張しているという。「やっぱやーめた」の可能性が少しでも残っている限り、周囲は本番まで安心して寝られそうにない。

「40%を死守せよ!」紅白が『あまちゃん』と小泉今日子に執着した深いワケ

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『第64回NHK紅白歌合戦』番組サイト
 大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』に、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の「オールキャストが出演する」と、スポーツ紙が報じた。  報道によれば、すでに同番組の「PR大使」を務める能年玲奈のほか、小泉今日子、宮本信子ら主要キャストから、GMT47やアメ横女学園といった脇役までが、午後9時以降に設けられる「あまちゃんコーナー」に出演。このキャスト陣の出演が固まったのは、つい「先週末」のことだったという。  紅白の大舞台において、放送の半月前まで出演者が決まらないというのは、異例のこと。小泉が出演を渋ったことが最たる理由といわれているが、詳しい内情を18日発売の「週刊新潮」(新潮社)が伝えている。  記事中のNHK関係者によれば、劇中歌の「潮騒のメモリー」がヒットした小泉に、当初は“出場歌手枠”でオファー。しかし、すげなく断られ、“企画コーナー”に変更。再オファーをかけるも、「年末年始は家族と過ごしたい」と再び断られてしまったという。  それでもあきらめず、今月6~15日に舞台出演中の小泉にあらためて出演趣旨を説明。宮本を“ゲスト審査員”に引っ張り出すなど外堀を埋めたことが功を奏し、ついに“25年ぶりの出演”を承諾したそうだ。 「先月の時点で、NHK関係者からは『キャスト総出演はかなわない』とあきらめの声が漏れていましたが、番組スタッフの執念が報われました。しかし逆にいえば、ポール・マッカートニーやサザンオールスターズ、ザ・タイガースなど、ほかに構想していた目玉企画がことごとく企画倒れとなり、後がなかった。30年前には平均視聴率70%を超える“お化け番組”だった紅白も、昨年は1部33.2%、2部42.5%を記録。NHKは、特に2部が40%割れすることを恐れており、そのためにもギリギリまで小泉さんに執着せざるを得なかったようです」(芸能記者)  これまで、「サプライズなし」「目玉企画なし」と言われ、視聴率の低下が心配されていた今年の紅白。“あまちゃん頼り”の今年は、40%超えとなるだろうか?

“卒業”北島三郎の花道を飾るため!? 『紅白』サプライズは本当に何もないのか

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『「北島三郎特別公演」オンステージ 17 北島三郎、魂の唄を』日本クラウン
 先月25日に出場歌手が発表された、大みそかに行われる『第64回NHK紅白歌合戦』。発表後に初出場歌手が出席して行われた会見には、泉谷しげる、NMB48、miwa、E-girlsら9組で、総勢91人が顔をそろえたが、「正直、盛り上がったのは泉谷がほえた場面だけだった」(会見に出席した記者)。  12月に入っても、各スポーツ紙や各週刊誌でまったく“サプライズ歌手”の名前が挙がることもないが、どうやら、本当にサプライズのない紅白になりそうだという。 「目玉といえば、大ヒットした朝の連続テレビ小説『あまちゃん』のオールキャスト勢ぞろいだが、劇中歌をシングルカットされてヒットした『潮騒のメモリー』の生歌が期待される小泉今日子は、いまだに『大みそかは家にいたい』と、出演を渋っているよう。紅白の制作サイドも所属事務所も、頭を悩ませている。今年活動を再開したサザンオールスターズの名前が挙がったこともあったが、現時点で出演の可能性は限りなくゼロに近い」(NHK関係者)  どうやら、このままだと例年になく寂しい紅白となり、高視聴率を期待することはかなり難しいようだが、あえて目玉をなくしたのはどうやら、あの大物演歌歌手の花道を飾るためのようだ。 「一部週刊誌で報じられたが、記念すべき50回目の出場を果たす北島三郎が、今年を最後に紅白を“卒業”することが決定している。理由については、既報通り、来年デビュー10周年を迎える娘婿の北山たけしに自分の“枠”を譲り、10周年に花を添えようという北島の“親心”のようだが、かなり早い段階で、紅白の歌手選考に絶大な影響力を持つ芸能界の実力者に『紅白は今回で最後にしたいので、大トリを務めたい』と申し入れていたという。紅白にしても、サブちゃんは功労者だけに、華々しく花道を飾ってもらうため、サプライズ歌手を出さず、大トリに向けて盛り上げる構成にするようだ。紅白のリハから記事にしている各スポーツ紙は、サブちゃん一色になりそう」(芸能デスク)  北島といえば、代表曲に何度も紅白で熱唱した「まつり」があるが、今年の紅白は“サブちゃんまつり”になりそうだ。

「紅白出場は歴史的事件」3分でわかる、Linked Horizonの歴史

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Linked Horizon 公式サイトより
 11月25日、毎年恒例の『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。64回目となる今年は、紅組、白組合わせて計51組が出場。T.M.Revolution、水樹奈々の出場も決定し、アニメファンとしては2人が歌う『革命機ヴァルヴレイヴ』主題歌のコラボに大きな期待が寄せられるが、それ以上に誰もが驚きを隠せなかったのがLinked Horizon(以下、リンホラ)の出場だろう。  リンホラといえば、今年4月から放送された大ヒット作『進撃の巨人』のオープニングテーマを担当したアーティストであり、前後期オープニングテーマを収録したマキシシングル『自由への進撃』(ポニーキャニオン)も20万枚以上の売り上げ枚数を記録。今年一年どころか、『けいおん!』『らき☆すた』『涼宮ハルヒ』『Angel Beats!』など並み居る強豪を押しのけ、2000年代以降最大のヒットアニソンの座を手に入れてしまった。  しかし、ほとんど音楽番組やメディアへの露出がなく、「リンホラって何者?」という人も少なくはないだろう。そこで、今回は謎だらけの紅白歌手・リンホラの歴史を、簡単に振り返ってみよう。 ■同人音楽黎明期から活動していたSound Horizon  公式サイトによると、リンホラとは「作詞・作曲・編曲の全てを手がけるサウンドクリエーターRevoが、他作品とのコラボレーションで音楽活動をする際のプロジェクト名」と紹介されている。つまり、Revoこそがリンホラ唯一の中心メンバーであり、普段は自身が主催するプロジェクト「Sound Horizon(以下、サンホラ)」のメンバーとして活動している。つまり、サンホラこそがリンホラの母体であり、そのルーツである。そして、サンホラの活動をたどると、1990年代後半までさかのぼることになる。  インターネットが普及し始めた90年代後半ごろに個人ウェブサイトを立ち上げたRevoは、オリジナル楽曲をアップ開始。この頃公開されていた楽曲は、MIDI音源によるインストゥルメンタル曲のみであった。その後、2001年末に同人音楽サークル「サンホラ」が発足。オリジナルのインストゥルメンタル曲を集めたCD「Chronicle」を同人誌即売イベント・コミックマーケット61で頒布する(この際に委託を依頼したのが、現在に至るまでサンホラのイラストを手掛けるyokoyan氏のサークルである)。こうして第1期サンホラはスタートする。  CD「Chronicle」は、北欧神話やファンタジーRPGのような世界観の物語を、音楽で表現する「Story CD」と銘打たれており、「物語を音楽で描く」という、サンホラの基本コンセプトはこの時点ですでに確立されていた。  その後、女性ボーカル・Aramaryとの2人体制で同人CDを5枚制作した後、04年にベルウッド・レコードよりアルバム『Elysion ~楽園への前奏曲~』でメジャーデビューする。この時期に、女性ボーカリストと男性ボーカリストによる歌とセリフの掛け合い、語りによるシアトリカルなスタイルが確立した。 ■第2期スタート、そしてリンホラへ  05年には、サンホラの活動と並行して、漫画作品『リヴァイアサン』のイメージアルバム『リヴァイアサン 終末を告げし獣』をRevo名義で発表するなど、オタク業界に非常に近い立ち位置で音楽活動を展開。そして06年に、サンホラは大きな転換を迎える。Aramaryが活動の方向性の違いを理由に脱退すると、サンホラはRevoを中心としたプロジェクトとして、第2期の始動を宣言。楽曲ごとに異なるボーカリストを迎えるという、現在の活動スタイルにシフトするようになる。  そして、満を持してリリースされたアルバム『Roman』では、女性ボーカリスト4名、男性ボーカリスト1名を迎えたほか、Revo自身もメインボーカルに初挑戦。さらに、ミュージシャンも計70名が参加するという超大作となった。もともとハードロック、プログレ志向の強かったサンホラではあるが、本作ではよりその傾向を強め、楽曲、歌詞、ストーリーなどが複雑に絡み合ったハイブリッドなサウンドを構築。この時期、サンホラの楽曲をベースにした漫画も、ウルトラジャンプ(集英社)にてスタートした。  08年にリリースされたアルバム『Moira』(同)では、ゲストボーカルに宇都宮隆や岩崎良美を迎え、ギリシア神話をベースにした物語を描いた。本作は、オリコンアルバムデイリーチャートにて初の1位を記録。サンホラ最初のブレーク作となった。  10年には「初音ミク」のほか、鈴木結女、マーティ・フリードマン、YUKI(ex:Λucifer)、淳士(ex:SHIAM SHADE)らそうそうたるミュージシャンを迎えたアルバム『Märchen』を発表した後、12年にRevoはレコード会社をポニーキャニオンに移籍。同時に、リンホラとしての活動を開始した。メンバーはサンホラ同様Revoを中心に、楽曲に合わせて参加ミュージシャンを構成するという形式をとっている。その活動第1弾として、ニンテンドー3DS用ゲーム『ブレイブリーデフォルト』の楽曲制作と、そのサウンドをベースに歌モノとして再構築した楽曲を収録したシングル、アルバムをリリース。翌13年にはRevo自身がボーカルを担当する『自由への進撃』をリリースし、大ヒットを記録したのは先述の通りである。  10月19日には、サンホラとしては3年ぶりの音源として、シングル「ハロウィンと夜の物語」をリリース。歌詞の中に、新たなアルバムの物語を予感させる文言が含まれており、さらなる活動に期待がかかっている。 ■大みそかは日本全国で「イェーガー!」コールが巻き起こる?  以上が、簡単ながらリンホラおよび、サンホラの歴史である。物語と歌が融合した特異なスタイルや、ハードロック、プログレッシブロック、ポップスなどの音楽ジャンルどころか、常識の枠にとらわれない参加アーティストのラインナップ。オペラを思わせる迫力のライブパフォーマンスなど、掘り下げたいトピックはまだまだある。しかし、ちょっとした紹介記事で彼らを語るには、あまりにも文字数が足らなすぎるのである。それほどにRevoの生み出す作品群は奥深く、さまざまなフックが存在しているのだ。  いずれにせよ、間違いなくいえるのは、リンホラの紅白出場は同人音楽出身のミュージシャンが国民的音楽番組(いまやこの肩書きも有名無実化しつつあるが……)に認められたという歴史的な事件である、ということだ。そんな彼らのパフォーマンスは、日本全国のお茶の間にどう受け入れられるのだろうか? それは12月31日に明らかとなる!

「内定のはずが……」SEKAI NO OWARI『紅白』落選の裏にあった“ステージセット”へのこだわり

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「スノーマジックファンタジー」(トイズファクトリー)
 大みそかに放送される『第64回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。公式発表前に流れていた内定情報の通り、NMB48やサカナクションの初出場が決定。その他の若者枠にはaikoや浜崎あゆみ、TOKIOなどお馴染みのメンバーが選出されている。  演歌枠では、石川さゆりや五木ひろしなどの大物から“脱サラ歌手”として注目される福田こうへいまで名を連ね、さらには北島三郎が今回限りで引退を発表するなど、それなりに話題があるように思える。しかし、一部のネットユーザーからは「しょぼい」「紅白っぽくない」などの不満が出ている。今回の出演者について、音楽業界関係者はこう話す。 「AKBグループが3組も出ることに批判が集まっていますが、実はEXILE軍団もひどい(笑)。本家のEXILEはともかく、E-girlsや三代目J Soul Brothersはバーター感が否めません。ロック好きやアニメファン、ヤンキーなどあちこちに媚びた結果、“偏っているのに、紅白としての統一感がない”という状態になってしまった。ある意味、視聴者に振り回されているといえるかもしれません」  若い世代を狙った出場者として最も予想外だったのは、アニメ『進撃の巨人』の主題歌を務めたLinked Horizonだろう。 「主題歌を収録したシングル『自由への進撃』は20万枚を超える売り上げで、今年最も注目されたアニソンであることは間違いない。しかし、一般層に受け入れられやすいアーティストではないし、『紅蓮の弓矢』を歌うとすれば歌詞には『殺意』や『家畜』という過激なワードが含まれる。出場がウワサされていたSEKAI NO OWARIの代わりに急きょ選ばれたようですが、高齢者が聞けば不快になりかねず、国民的音楽番組にふさわしい人選とは思えないですね」(同)  ボーカル・Fukaseときゃりーぱみゅぱみゅの交際が発覚したことでも注目を集めたSEKAI NO OWARI。内定情報まで報じられたにも関わらず出場に至らなかった背景には、こんな事情があるという。 「ファンタジーな世界観が特徴であるSEKAI NO OWARIは、ステージのセットにもすごくこだわるんです。6万人を動員した単独フェスも、総製作費は5億円に上った。紅白でも大掛かりなセットを組もうとして、NHKサイドと話がまとまらなかったようです。彼らのことを知らなくても、パレードを見る感覚で楽しめるバンドなので、若手の中では最も紅白向きだったと思うのですが……」(レコード会社関係者)  「紅白も落ちぶれたな」という意見がある一方で、「なんだかんだで、見ちゃうんだろうな」という声も聞かれる、今回の紅白。視聴率が気になるところだ。 (文=木野雪)

「『紅白』『FNS歌謡祭』落選……」民放から干されたK-POP、TOKYO MXにすがるしかない悲しい現状

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東方神起「Very Merry Xmas」(avex trax)
 大みそかの『NHK紅白歌合戦』で、昨年に続き今年も“出場枠ゼロ”だったK-POP勢。おととしは、KARAと少女時代が初出場、東方神起が3回目の出場を果たしたが、昨年は日本国内の反韓ムードが加熱したこともあってか、K-POPアーティストの出場が見送られた。 「竹島問題を境に、K-POPはすっかり民放キー局や紅白に見放されてしまった。今年6月、KARAの一人がドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)に数秒間だけ出演しましたが、それだけで視聴者から批判が殺到したほどですから、仕方ないでしょう。  すでに知名度のあるグループはまだいいものの、昨年以降に日本デビューしたグループは、アピールする場が限られ、プロモーションに難航している。そこで最近は、露出の場を、CSチャンネルや、ローカル局に求めるようになったそうです」(芸能ライター)  民放局から総スカンを食らい、ローカル局に駆け込んだK-POPアーティストたち。中でも、ファンから“韓流御用達テレビ局”として認識されているのが、東京ローカル局のTOKYO MX。同局では現在、昨年日本デビューした男性アイドルグループ・MYNAMEの冠番組『MY MO・SEOUL』をはじめ、2PMのメンバー・ジュノの番組『JUNHOのSAY YES ~フレンドシップ~』や、さまざまな韓流スターが出演する韓国情報番組『韓流フォンデュ』を放送中。このほかにも、K-POPアーティストがゲスト出演する番組は多く、韓流ファンからすればありがたい局といえるだろう。  しかし、TOKYO MXといえば数年前、情報番組『5時に夢中!』が生放送中に、「K-POPアイドルに興味がありますか?」という視聴者アンケートを実施。当時、K-POPブーム真っただ中であったにもかかわらず、8割が「興味ない」と回答。K-POPを過剰に盛り立てるメディアと、世間との温度差を露呈させ、大きな話題を呼んだことがある。  さらに『5時に夢中!』には、最近もBEASTや超新星がゲストとして出演。BEASTのメンバーに向かって、出演者の岩井志麻子が『お揃いで真珠とか入ってないよね?』などと下ネタを連発したため、ファンの間で物議を醸した。 「かつてK-POPをバカにしたMXにまでもすがるしかない、寂しい現状だということです。東方神起や少女時代らが所属する、韓国最大手の芸能プロダクション・SMエンターテインメントが発表した第1四半期の決算によれば、営業利益は前年同期比で70%以上減少とのこと。円安の影響も大きいようですが、それだけ日本での人気に依存してきたということでしょう」(同)  ブーム終焉といわれて久しいK-POP。12月4日に放送される『2013 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の出演者リストにも名前は見当たらないが、この先、苦しい状況が好転することはあるのだろうか?

「出場歌手はどうやって決めているんですか?」疑念だらけの『紅白』は視聴率40%を保てるか

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『第64回NHK紅白歌合戦』番組サイト
 25日に出場歌手が発表された大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』。昨年の視聴率は、1部が33.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2部が42.5%を記録したが、あるテレビ関係者は「今年は、さらに下回りそう」と話す。  大昔には、視聴率が80%を超えることもあり、長年“国民的音楽番組”に位置づけられてきた紅白。30年前の1983年の平均視聴率は71.1%、その10年後の93年には、1部が42.4%、2部が50.1%まで下がり、さらに10年後の03年には、1部が35.5%、2部が45.9と、徐々に下降をたどっている。  今年の紅白は、似たようなAKB系グループが3組出場することや、ジャニーズが5組も出ること、ここ数年ヒット曲のない浜崎あゆみが連続出場を果たしていることなど、何かと物議を醸しており、ネット上では、「出場者のバランスがおかしい」「利権で出場者が決まる紅白に、見る価値はない」という声が噴出。そういった疑念から、「今年は見ない」と宣言する人も少なくない。 「出場歌手の発表以降、NHKのお客様窓口には連日、『出場歌手はどうやって決めているんですか?』という問い合わせ電話が寄せられているそうです。まさか、『紅白に影響力を持つ“芸能界の大物”を、紅白担当プロデューサーと、演歌担当プロデューサーが高級料理店で接待漬けにしています』と言うわけにもいかず(笑)、返答に困っているとか。これは、多くの視聴者が紅白に不信感を抱いている証拠。こういった疑念の積み重ねも、視聴率を下げている要因かもしれません」(同)  26日の『5時に夢中』(TOKYO MX)では、放送中に「今年の『NHK紅白歌合戦』が楽しみですか?」というアンケートを実施。結果は、「楽しみ」と答えた人が2,019ポイント、「楽しみではない」と答えた人が6,032ポイントと、約75%の人が楽しみにしていないことが明らかとなった。  代わり映えのない出場歌手に、「目玉がない」といわれる今年の紅白。視聴率の下降は食い止められるだろうか?