インターネットを使った詐欺行為のひとつに「スピアフィッシング(Spear phishing)」というものがある。もともと銛(もり)を使って魚を捕まえる行為を指す“釣り用語”だが、ネット用語では、特定の相手に狙いを定めて詐欺行為を働き、個人情報や重要なデータを奪おうとする行為を意味する。 スピアフィッシングの特徴は、対象に合わせた詐欺手法を、ひとつひとつ作り込むこと。詐欺犯はターゲットに近い関係者、例えば上司や部下、取引先などを装い接触。対象の警戒心を解き、目的を達成しようとする。不特定多数を対象とするオレオレ詐欺や振り込め詐欺を、より周到にカスタマイズしたものというイメージだ。 さて、韓国ではとある財閥企業がそのスピアフィッシングの餌食となり、涙目になっている。その企業とは、電化製品で名高いLGグループの系列会社・LG化学だ。被害額は240億ウォン(約22億円)。平均年俸が日本円で約790万円の同社社員280人分の1年間の給料、また同社が四半期1期間に生み出す営業利益(約424億円)の5%に相当する額だそうだ。 スピアフィッシングに引っかかった経緯は、以下の通り。 LG化学は4月、取引先のひとつだったサウジアラビア企業・アラムコプロダクトトレーディング(Aramco Product Trading)から、一通のメールを受け取った。そこには、アラムコプロダクトトレーディング側の納品代金受け取り口座が変更されたという内容が記されていた。メールを受け取った LG化学側は、その旨を了解。変更されたという口座に、約22億円を振り込んだ。しばらくして、詐欺被害に遭ったことに気付いたLG化学側は、ソウル中央地検に捜査を依頼。現在、捜査中だ。 LG化学関係者は「銀行および取引先にも過失の可能性がある。今後、対策を講じるように要請する考えだ」と憤りを隠せない様子。確かに、LG化学側の経理担当者の情報が、取引先や銀行から漏れていた可能性も否定できない。ただ、LG化学は年間売り上げが約2兆円にもなる、韓国を代表する一流企業だ。サイバー詐欺が隆盛を極める昨今、なんの疑いも持たずに、相手の言うがままに莫大な金を振り込むというのは、若干危機意識に欠けているとも取れる。 韓国では、個人をターゲットにしたネット振り込め詐欺が、すでに社会問題となって久しい。今後は、大手企業といえども油断ができない状況となりつつある。22億円をだまし取った詐欺犯、もしくはグループは、世界のどこで詐欺の成功を喜んでいるのだろうか? ともあれ、日本企業がターゲットにならないとも限らないので、広く社会全体に注意を促したいケースである。 (文=河鐘基)「kartell.tistory.com」より
「53」タグアーカイブ
中国「エロ生配信」サイト絶滅へ! 「おっぱい露出は上3分の1」「腹部の露出はヘソ下2センチ」の規制も空しく……
4月18日から、中国のネット業界による新たな自主規制が実施された。それによると、動画生配信サイトに出演する「主播(ジューボー)」と呼ばれる人たちは、サイトに実名で登録する必要があり、18歳以下は登録自体が不可になったという。 このような措置が取られるようになったのは、去る14日、中国政府の文化部が19の動画生配信サイトに対し、ネットによる文化活動で公序良俗に違反していると捜査に乗り出したことから始まった。その違反内容のひとつが、動画生配信において過度にわいせつなものがあるというものだ。中国の動画生配信サイトにもかかわらず、韓国人女性も数多く登場し、人気を集めている
女性たちの生配信も、最近は服装が心なしかおとなしめ
これらのサイトでは、素人の若い女性たちが主播として露出度の高い服を着て登場し、自宅などで自撮りを生配信。そこで、ネットで視聴者のリクエストに答えたり、セクシーなダンスをしたり、服を脱いだりすることで、多くの視聴者を獲得している。 中国のネット事情に詳しい上海在住のフリーライターは、動画生配信の過激ぶりを説明する。エロっぽい動作をカメラの前で披露
「彼女たち主播には、視聴者数によってサイトから報奨金が出る仕組みになっており、視聴者たちもお気に入りの主播に対してネット課金のような形でお金を渡すことができます。つまり主播たちは、ネット民たちの注目を集めればお金が多く入るので、過激な生配信をする人が増えていたのです。若い女性の主播の中には、日本円にして、月に何百万円も稼ぐ人がいるといいます。サイト同士の競争も激烈で、人気主播の引き抜き合戦も、しばしば起こっていました」 過激さを増していくエロ生配信を中国当局もいつまでも野放しにしておくはずがなく、ついに今回の規制に及んだというわけだ。文化部によると、サイトに対する処罰は現在検討中で、さらに監督・規制を強化していく方針だとしている。 とはいえ、実は多くの動画生配信サイトでは、もともと出演者の露出に対して自主ルールを設けている。たとえば大手の「斗魚TV」では、女性出演者に対して以下のような自主ルールがあるという。 1 背中の露出は上3分の2まで。 2 下半身は、腰骨より上まで衣服を着用。腹部の露出はヘソ下2センチまでで、腰骨を出してはいけない。 3 胸の露出は上3分の1を超えてはならない。 4 お尻が見えるほど短いパンツの着用は不可。 しかし、サイト側は、アクセス数アップのためにこのような自主ルールを主播たちに対して厳しく適用することはほとんどなく、エロさはエスカレートしていったのが現状だった。 今回の規制により、出演する女性たちが摘発を恐れて自主規制していくのは目に見えており、これまで隆盛を誇ってきた動画生配信サイトも、尻すぼみになる恐れがある。中国ネット文化の新たな潮流は、もはや風前のともしびとなりつつあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)いきなりポロリを一瞬だけ披露
韓国「男が上半身裸で子犬を殴る動画」が100万回再生! ネチズン激怒で「この男を探し出せ!」
ペットを家族のように愛する人がいる一方で、無責任に世話を放棄したり、ストレスのはけ口として暴行を加える者がいるのも確かだ。日本でも一昔前、矢が刺さったカモ「矢ガモ」が社会問題になるなど、動物虐待事件はたびたび起こっている。 そんな中、お隣・韓国では、男がペットを無慈悲に乱暴する動画がインターネット上に拡散して、大きな波紋を呼んでいる。 4月10日にアップされたこの動画は、翌11日には100万回に届く勢いで再生された。わずか1分9秒にすぎない短い映像だが、多くの人の怒りを買った。 問題の動画は、上半身裸の男性がカメラに視線を向けると、まだ子犬のダックスフントの首をつかみ、荒々しい手つきで持ち上げた。すると、聞くに堪えない罵詈雑言を繰り返しながら、小さな頭に向かって何度も拳を振り上げたのだ。 男の残忍な仕打ちに、子犬はキャンキャンと悲痛な叫び声を上げながら身をよじらせる。しかし、男は子犬がどんなに苦しもうとも殴るのをやめず、そのまま映像は終了する……。あまりにもひどい内容だ。 韓国ネット民もこれには怒り心頭で「普通、外国ならこの動画が証拠になって処罰を受けるはずだ。必ずこの男を探し出せ!」「かわいそうな子犬を、動物協会が救出してくれることを望みます」など、男に処罰を望むコメントが多く寄せられている。 これを受け、動物保護団体「ケア」は11日、ホームページ上にダックスフント虐待犯に対する情報提供を求めるメッセージを掲載。同団体によると、告知からわずか1時間で、男の身元の情報と連絡先が寄せられたという。 すると、焦ったのは男だ。「当時は酒に酔っていて……友達に子犬と遊ぶ姿を見せようとしたら、子犬の歯でケガをして、腹が立ってしまい……」と、謝罪動画をアップした。謝れば済むと思っているところが、なんとも情けない。 しかし、これに対する反応は冷たい。ネット民の多くは「謝罪より、処罰を受けろ」という論調を変えなかった。さらに、「ケア」側も、「事実確認を含め、法的処罰に向けた手続きを進める」と立場を明らかにしている。 ネット上の厳しい批判が形となり、解決に近づいた今回の事件だが、目に見えない動物虐待はまだまだあるだろう。これが教訓となって、そうした虐待が少しでも減ってくれたらいいのだが……。問題の虐待動画
韓国「男が上半身裸で子犬を殴る動画」が100万回再生! ネチズン激怒で「この男を探し出せ!」
ペットを家族のように愛する人がいる一方で、無責任に世話を放棄したり、ストレスのはけ口として暴行を加える者がいるのも確かだ。日本でも一昔前、矢が刺さったカモ「矢ガモ」が社会問題になるなど、動物虐待事件はたびたび起こっている。 そんな中、お隣・韓国では、男がペットを無慈悲に乱暴する動画がインターネット上に拡散して、大きな波紋を呼んでいる。 4月10日にアップされたこの動画は、翌11日には100万回に届く勢いで再生された。わずか1分9秒にすぎない短い映像だが、多くの人の怒りを買った。 問題の動画は、上半身裸の男性がカメラに視線を向けると、まだ子犬のダックスフントの首をつかみ、荒々しい手つきで持ち上げた。すると、聞くに堪えない罵詈雑言を繰り返しながら、小さな頭に向かって何度も拳を振り上げたのだ。 男の残忍な仕打ちに、子犬はキャンキャンと悲痛な叫び声を上げながら身をよじらせる。しかし、男は子犬がどんなに苦しもうとも殴るのをやめず、そのまま映像は終了する……。あまりにもひどい内容だ。 韓国ネット民もこれには怒り心頭で「普通、外国ならこの動画が証拠になって処罰を受けるはずだ。必ずこの男を探し出せ!」「かわいそうな子犬を、動物協会が救出してくれることを望みます」など、男に処罰を望むコメントが多く寄せられている。 これを受け、動物保護団体「ケア」は11日、ホームページ上にダックスフント虐待犯に対する情報提供を求めるメッセージを掲載。同団体によると、告知からわずか1時間で、男の身元の情報と連絡先が寄せられたという。 すると、焦ったのは男だ。「当時は酒に酔っていて……友達に子犬と遊ぶ姿を見せようとしたら、子犬の歯でケガをして、腹が立ってしまい……」と、謝罪動画をアップした。謝れば済むと思っているところが、なんとも情けない。 しかし、これに対する反応は冷たい。ネット民の多くは「謝罪より、処罰を受けろ」という論調を変えなかった。さらに、「ケア」側も、「事実確認を含め、法的処罰に向けた手続きを進める」と立場を明らかにしている。 ネット上の厳しい批判が形となり、解決に近づいた今回の事件だが、目に見えない動物虐待はまだまだあるだろう。これが教訓となって、そうした虐待が少しでも減ってくれたらいいのだが……。問題の虐待動画
すげぇおっぱいだ! 自宅で、ホテルで、地元の山で……“自撮りエロ動画”で稼ぐ中国エロ娘たち
中国・四川省達州市で、自らが出演してわいせつな動画を作成し販売していた24歳の女が、地元警察に逮捕された。「網易新聞」(4月7日付)によると、この女は中国版Twitter「微博」などのSNSを使って集客。288~1,880元(約5,000~3万2,000円)の年会費を徴収した上で、会費額に応じて性的な動画を提供していたという。 地元警察の取り調べに対して女は、2014年頃からネット上で自撮りのわいせつ動画の販売を始め、カシオの高級カメラで動画を撮影していたと供述。撮影場所には、自宅やホテル、地元の山を選んでいたようだ。さらに、わいせつ動画の販売拡大のため、アルバイトを雇い、ネット上で営業活動までしていたという。警察が女のパソコンを調べると、5,000件以上のわいせつ動画や写真ファイルが発見され、少なくともこれまで5万元(約85万円)を売り上げていたとみられている。ちなみに女は、一児の母だという。今回逮捕されたセクシー巨乳ママ。すげぇおっぱいだ。(出典:網易新聞)
「微博」には、「自撮りのエロ動画の販売くらい認めろ! 誰にも迷惑かけてないだろう!」と女を擁護する発言や、「こんなセクシーな巨乳ママのエッチな動画なら、俺も見たい!」「動画は、どこかに落ちているに違いない」などと、荒い鼻息が聞こえてきそうな書き込みが相次いだ。 広東省の地方紙記者によると、自撮りわいせつ動画の販売は、いまや若い女性の小遣い稼ぎ手段になっているという。女のパソコンからには、大量の自撮りわいせつ動画が保存されていた。(出典:網易新聞)
自撮りのわいせつ動画をインターネット上で販売していた別の女が、実際に配信していた動画。(出典:鳳凰新聞)
「これまで若い女性が手っ取り早く稼ぐ方法といえば売春だったが、習近平による風俗摘発強化によって働き口がなくなった。そこで『だったら、ネットを通して体を売ろう』という女性が増えてきている」 昨年10月には、江蘇省宿遷市の夫婦がインターネット上でわいせつ写真3,000枚を販売して逮捕されている。この夫婦は妻がモデルとなり、高速道路、商業施設、公園などでわいせつな写真を撮影し、2万5,000元(約43万円)を売り上げていた。妻は、地元の学校の教師だったという。 エロコンテンツといえば、日本製AVを違法ダウンロードするばかりだった中国人だが、ついに撮る時代に突入か!? (文=広瀬賢)
「5回着替えたら850万円」中国で“セクシー生主”大量発生中! 売春婦が続々、動画配信ビジネスに!?
動画配信で生計を立てるユーチューバーや生主が、いまや「子どもが憧れる職業」の上位に来る時代となったが、お隣中国でも個人で動画やゲームの実況などを配信して生計を立てる人々が増えている。 現在、中国で最も有名な美人動画配信者として知られる「papi醤」は、数年前から中国各地の方言を話す様子や自身の恋愛観、変顔などを動画サイトで公開し、その見た目とのギャップから多くの視聴者を獲得している。彼女の中国版Twitter「微博」は、素人としては異例の800万人がフォローし、さまざまな企業とタイアップしている。ちなみに「papi醤」はこれまで、約1,200万元(約2億円)を稼いだともいわれている。今回報じられたコスプレ美女。自慢の爆乳で、視聴者数を爆発的に増やしている(出典:「頭條日報」)
一方、手っ取り早く稼ごうという配信者もいる。人気なのは、セクシー美女による動画ライブ配信だ。「頭條日報」(3月31日付)は、一度の配信で50万元(約850万円)を稼いだ美女がいると報じた。記事によると、ある男性が彼女にコスプレをリクエストし、1回着替えるごとに10万元(約170万円)を支払うことを約束。彼女はこの要望に応え、5回にわたり次々とセクシーコスチュームを披露したという。くだんの男性は途中で退席したため、実際に金銭のやりとりがあったかについては不明だが、彼女はほかの視聴者に対し、「リクエストは大歓迎」というメッセージを残したという。中国で大人気の女性動画配信者「papi醤」(出典:「百度百科」)
彼女ほどでないにせよ、生着替えなどで数万元を手にするセクシー配信者は多いようで、「微博」には、「当局の取り締まりが厳しくなって、売春をやってた女がネットに移ってきたに違いない」「バーチャルな女に50万元出すって、バカだろ」「そのカネで俺の地元なら処女が50人は抱ける」などなど、批判的なコメントが相次いだ。 より多くの視聴者を獲得するため、下着姿や全裸などの動画を配信する過激な者たちも多く、中国国内では大きな社会問題となりつつある。今年2月には、ライブ配信で胸を露出した有名ネットアイドル「郭mimi」に対して、中国メディアが一斉に批判。動画配信サイトの運営会社の責任者と共に公開謝罪するという騒動も発生している。ネット規制に厳しい中国政府も、大量にあふれる個人動画配信者に対しては、今のところサイト運営会社に管理の厳格化を求めるにとどまっている。いくつかのライブ動画配信サイトは日本からも閲覧が可能となっているので、興味のある読者は試しに見てみては? (文=広瀬賢)胸を露出した「郭mimi」。騒動となり、謝罪した(出典:「遊訊網」)
「5回着替えたら850万円」中国で“セクシー生主”大量発生中! 売春婦が続々、動画配信ビジネスに!?
動画配信で生計を立てるユーチューバーや生主が、いまや「子どもが憧れる職業」の上位に来る時代となったが、お隣中国でも個人で動画やゲームの実況などを配信して生計を立てる人々が増えている。 現在、中国で最も有名な美人動画配信者として知られる「papi醤」は、数年前から中国各地の方言を話す様子や自身の恋愛観、変顔などを動画サイトで公開し、その見た目とのギャップから多くの視聴者を獲得している。彼女の中国版Twitter「微博」は、素人としては異例の800万人がフォローし、さまざまな企業とタイアップしている。ちなみに「papi醤」はこれまで、約1,200万元(約2億円)を稼いだともいわれている。今回報じられたコスプレ美女。自慢の爆乳で、視聴者数を爆発的に増やしている(出典:「頭條日報」)
一方、手っ取り早く稼ごうという配信者もいる。人気なのは、セクシー美女による動画ライブ配信だ。「頭條日報」(3月31日付)は、一度の配信で50万元(約850万円)を稼いだ美女がいると報じた。記事によると、ある男性が彼女にコスプレをリクエストし、1回着替えるごとに10万元(約170万円)を支払うことを約束。彼女はこの要望に応え、5回にわたり次々とセクシーコスチュームを披露したという。くだんの男性は途中で退席したため、実際に金銭のやりとりがあったかについては不明だが、彼女はほかの視聴者に対し、「リクエストは大歓迎」というメッセージを残したという。中国で大人気の女性動画配信者「papi醤」(出典:「百度百科」)
彼女ほどでないにせよ、生着替えなどで数万元を手にするセクシー配信者は多いようで、「微博」には、「当局の取り締まりが厳しくなって、売春をやってた女がネットに移ってきたに違いない」「バーチャルな女に50万元出すって、バカだろ」「そのカネで俺の地元なら処女が50人は抱ける」などなど、批判的なコメントが相次いだ。 より多くの視聴者を獲得するため、下着姿や全裸などの動画を配信する過激な者たちも多く、中国国内では大きな社会問題となりつつある。今年2月には、ライブ配信で胸を露出した有名ネットアイドル「郭mimi」に対して、中国メディアが一斉に批判。動画配信サイトの運営会社の責任者と共に公開謝罪するという騒動も発生している。ネット規制に厳しい中国政府も、大量にあふれる個人動画配信者に対しては、今のところサイト運営会社に管理の厳格化を求めるにとどまっている。いくつかのライブ動画配信サイトは日本からも閲覧が可能となっているので、興味のある読者は試しに見てみては? (文=広瀬賢)胸を露出した「郭mimi」。騒動となり、謝罪した(出典:「遊訊網」)
被害拡大中の“身代金ウイルス”ランサムウェア、ダークウェブまで追いかけてみた
3月下旬、ネット上に大規模なランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)がばらまかれた。もちろん、筆者は怪しいファイルには触れないし、そもそもセキュリティソフトをきちんと運用しているので気にも留めなかった。しかし、ニュースで被害に遭っている人が増えていることを知ってびっくり。一種のランサムウェア(記事参照)で、ダークウェブに誘導しているというので、試してみることにした。 問題となっているウイルスは、ZIPやRARで圧縮され「Documents」のような件名のメールに添付されている。その添付ファイルを解凍し、中に入っているJavaScriptのファイルを実行すると感染するのだ。 しかし、感染してもいい環境を用意したのだが、感染させるのに一苦労した。Windows 10のWindows Defenderは見つけ次第駆除してしまうし、Gmailもウイルス検知機能で排除してしまう。Dropboxでもやりとりできないので、USBメモリーで運ぶことにした。実験台のPCはセキュリティ機能を根元から全部切って準備することに。普通に機能をオフにしている程度だと、ウイルスをはじいてしまうのだ。 なんとかファイルを移動させて、jsファイルをダブルクリックすると、PC内のすべての画像ファイルが暗号化され、壁紙が変更された。そこには、日本語で「重要な情報!!!!」として、ファイルを暗号化したので、ダークウェブにアクセスし、復号化するように指示されていた。言い回しに特におかしなところはない。ご丁寧に、Torブラウザの入手先まで書いてある。 指定されたURLを手打ちしてアクセスしたところ、「Unable to connect」となり、接続できなかった。もう目標金額を入手したのか、騒ぎが大きくなって逃走したのかは不明だ。 暗号化された画像ファイルを元に戻す方法は、今のところない。安全性を考えれば、このまま全部リセットしたほうがいい。 今回のテストを行うにあたって、なぜウイルスに感染するのか、やっぱり理解に苦しむ。OS標準のセキュリティ機能があるだけで、さまざまなアクセスが遮断され、実行できないはず。この連載では繰り返しになるが、これらの被害に遭わないための最低限の心得として、「1 Windowsは最新状態に保つ」「2 Windows Defenderを有効にしておく」だけは守るようにしよう。 (文=柳谷智宣)
被害拡大中の“身代金ウイルス”ランサムウェア、ダークウェブまで追いかけてみた
3月下旬、ネット上に大規模なランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)がばらまかれた。もちろん、筆者は怪しいファイルには触れないし、そもそもセキュリティソフトをきちんと運用しているので気にも留めなかった。しかし、ニュースで被害に遭っている人が増えていることを知ってびっくり。一種のランサムウェア(記事参照)で、ダークウェブに誘導しているというので、試してみることにした。 問題となっているウイルスは、ZIPやRARで圧縮され「Documents」のような件名のメールに添付されている。その添付ファイルを解凍し、中に入っているJavaScriptのファイルを実行すると感染するのだ。 しかし、感染してもいい環境を用意したのだが、感染させるのに一苦労した。Windows 10のWindows Defenderは見つけ次第駆除してしまうし、Gmailもウイルス検知機能で排除してしまう。Dropboxでもやりとりできないので、USBメモリーで運ぶことにした。実験台のPCはセキュリティ機能を根元から全部切って準備することに。普通に機能をオフにしている程度だと、ウイルスをはじいてしまうのだ。 なんとかファイルを移動させて、jsファイルをダブルクリックすると、PC内のすべての画像ファイルが暗号化され、壁紙が変更された。そこには、日本語で「重要な情報!!!!」として、ファイルを暗号化したので、ダークウェブにアクセスし、復号化するように指示されていた。言い回しに特におかしなところはない。ご丁寧に、Torブラウザの入手先まで書いてある。 指定されたURLを手打ちしてアクセスしたところ、「Unable to connect」となり、接続できなかった。もう目標金額を入手したのか、騒ぎが大きくなって逃走したのかは不明だ。 暗号化された画像ファイルを元に戻す方法は、今のところない。安全性を考えれば、このまま全部リセットしたほうがいい。 今回のテストを行うにあたって、なぜウイルスに感染するのか、やっぱり理解に苦しむ。OS標準のセキュリティ機能があるだけで、さまざまなアクセスが遮断され、実行できないはず。この連載では繰り返しになるが、これらの被害に遭わないための最低限の心得として、「1 Windowsは最新状態に保つ」「2 Windows Defenderを有効にしておく」だけは守るようにしよう。 (文=柳谷智宣)
未成年の少女たちが“過激エロ動画”で荒稼ぎ! アカウント停止処分も効果なし……
韓国で2006年に始まった動画配信サービス「アフリカTV」。韓国版の「ニコニコ生放送」といえる本サービス最大の特徴は、一個10円の価値がある「星風船」というアイテムを購入して、BJ(動画配信者)にプレゼントできることだ。 BJは、集まった星風船から手数料の30~40%を引かれた分(BJのランクによって変動)を収益として手にすることができる。トップクラスのBJは、年間数千万円以上も稼いでいるという。ちなみに「アフリカTV」は、日本でも14年にサービスを開始したが、こちらは星風船をAmazonギフト券やiTunesカードなどと交換できる。 韓国での人気の動画は、投稿者の食事中の姿を映した「モクバン」や、ゲームやスポーツの実況配信など日本でもよく目にするものが多いが、やはり手っ取り早く収益増を狙うBJがたどり着く手段は「エロ」だ。 実際、これまで何度もBJたちによる過激なエロ動画が大きな問題となってきた。最近も、未成年の少女(18)との性行為を配信した容疑で、20代の男2人が逮捕されている。 警察の取り調べによると、男性たちは「星風船を集めるためにやった」と違法性を認めており、少女には、出演料として50万ウォン(約5万円)を渡したことが明らかになっている。ちなみに、この男たちは以前も、ローアングルから女性の生足などを隠し撮りして動画配信したとして、アカウント停止処分を受けている。 さらに問題視されているのが、未成年たちによる過激なエロ動画配信だ。昨年も、12歳の少女がホットパンツ姿で激しくダンスを踊る動画を配信し、物議を醸した。視聴者からは「そのまま脱げ!」など、性欲にあふれるコメントが飛び交った。 その結果、9月からは「アフリカTV」は14歳未満の配信を規制したのだが、どうやら焼け石に水のようだ。未成年BJの多くが、知り合いのアカウントを借りて配信を継続。アカウント停止処分を受けても、また別のアカウントから投稿を行うというイタチごっこが続いているのだ。 こうした配信をネット民の多くは称賛しているが、良識のある層からは「痛ましい」「子どもたちがお金のために下着のような服でお尻を振っている姿がつらい」といった声も上がっている 動画配信は誰にでも簡単にできることだが、若いうちからエロで稼ぐ少女BJたちの将来が心配だ。














