
「真夏のSounds good!」(キングレコード)
2012年の第54回目の日本レコード大賞は、大方の予測通り、AKB48「真夏のSounds good!」(キングレコード)が受賞、同グループがV2を達成した。
同曲は12年のオリコンチャートのシングル売り上げ年間1位も獲得しており、文句なしの受賞といえる。
近年のレコード大賞は、視聴率の低迷が続いていた。1977年には50%を超えた大みそかの国民的人気番組が、紅白歌合戦の開始時間が早まったことや出演を辞退する歌手・アーティストが増えたことなどの影響もあり、2000年代前半には視聴率が10%台前半まで低迷した。ちなみに、放送日を大みそかから12月30日に変更した06年以降は、15%前後まで持ち直している。
2011年の大賞受賞曲、AKB48「フライングゲット」(同)もやはり年間売り上げ1位の曲だったわけだが、それ以前の大賞受賞曲も、やはり売り上げは文句なしの感じだったのだろうか? まず、06年以降の受賞曲がどのぐらいの順位だったのかを振り返ってみる(※カッコ内はその年のオリコン年間チャートの順位)。
2010年 EXILE「I Wish For You」(23位)
2009年 EXILE「Someday」(14位)
2008年 EXILE「Ti Amo」(17位)
2007年 コブクロ「蕾」(3位)
2006年 氷川きよし「一剣」(76位)
はっきり「売れた!」といえそうなのはコブクロぐらいか。さらに、さかのぼると……
2005年 倖田來未「Butterfly」(85位)
2004年 Mr.Children「Sign」(2位)
2003年 浜崎あゆみ「No way to say」(32位)
2002年 浜崎あゆみ「Voyage」(9位)
2001年 浜崎あゆみ「Dearest」(17位)
なかなか年間1位が出てこないが、2000年のサザンオールスターズ「TSUNAMI」で、ようやく年間1位の曲の受賞となった。ある音楽業界関係者が言う。
「とはいっても、レコード大賞は売り上げだけで判断されるものではないですから、そこはあまり重視しなくてもいいのかもしれません。歌謡曲がもっと身近な存在だった昭和の時代の受賞曲も、そういうくくりだとピンク・レディーの『UFO』や寺尾聰の『ルビーの指環』など、年間売り上げ1位曲の受賞は意外に少ないですよ。確かに、『何年もノミネートされているから、そろそろ今年は?』なんていう予想があったりするのは、不思議な話かもしれませんよね。その年ヒットした歌手が揃わなくて、枠を埋めるような状況が続いたことで、誰が取るんだろうというワクワク感がなくなったことが、賞レース番組の人気の低下につながってしまったことは確かですね」
また、あるテレビ関係者は言う。
「テレ朝の『Mステスーパーライブ』、フジの『FNS歌謡祭』、日テレの『ベストアーティスト』など、賞と関係ない歌謡祭番組のほうがはるかに豪華、下手したら『紅白』よりも旬の顔ぶれが見られますからね。これらと比べると、レコ大は正直かなり弱い。まず出場OKな人ありきで顔ぶれが決まっていくところがありますから、どうしてもそうなってしまいますよね。『FNS』なんかももともとは賞レースの番組だったわけですし、各局でこういった番組がいくつもあって、誰が何冠だったとかも年末のお約束でしたが、時代の流れでなくなっていきました。現在も続く『日本有線大賞』や『日本作詞大賞』とともに『レコード大賞』も、お茶の間のJ-POP・歌謡曲ファンよりも、功労者を決める業界内の発表であるという意味合いが強い番組ですからね。だからなくならないというか、なくせないという面もあるのではないでしょうか」
今回の視聴率は16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前年と比べて1.7ポイント上昇、さらに制定委員長の服部克久氏が発した「これが今の日本の歌謡界の現状」という意味深なコメントが物議を醸しているが、誰が大賞を取っても、番組の話題性はまだまだ保てそうではある。
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元AKB48前田敦子「一夜限りの復帰!」と煽る『レコ大』『紅白』も、本人はその気なし!?

だって、女優だもん?
年末の『レコ大』と『紅白』が、“あっちゃん”の担ぎ出しに躍起になっている。
国民的アイドルグループ・AKB48の“不動のセンター”と呼ばれた前田敦子は、今年8月27日にメンバーを卒業。その後は女優業を中心に活動し、AKBグループとは一線を画している。
だが、水面下では12月30日にTBS系列で生放送される『輝く!日本レコード大賞』と大みそかのNHK『紅白歌合戦』で一夜限りの復帰を画策する動きがあるという。
テレビ関係者は「今年もレコ大はAKBで決まり。歌唱曲は『真夏のSounds good!』で、前田さんがセンターを務めた最後の曲。これにこじつけて、彼女を引っ張り出そうとしている」と暴露。レコ大審査委員を送り出すスポーツ紙もその計画に便乗し、大々的に「あっちゃんレコ大で復帰!?」と報じる社もあった。
同じような動きは、大みそかの『紅白歌合戦』も然り。だが、実現する可能性は限りなくゼロに近い。
先月26日に行われたイベントに出席した際、前田は年末の過ごし方について聞かれ「たぶん家族と過ごすと思う。どこにいても『紅白』は見られる。今年はテレビの前で応援します」とコメント。
「一夜限りでも復帰したらダメだと一番わかっているのは本人。親しいメンバーには『私が出たらファンを裏切ることになるし、AKBの今後にも悪い。出る気ないから』と伝えていましたしね。あれほど話題になった卒業発表は、山口百恵さん以来。逆を言えば、あれだけのこと(尻出し泥酔スキャンダル)をしておいて、簡単にAKBに戻ることはできませんよ。ステージに並び立つとすれば、花束贈呈のプレゼンターくらいでしょう」(前田を知る人物)
NHK、TBSとも前田の復帰に含みを持たせるのは番組宣伝以外の何物でもなく、例年にも増して「目玉がない!」と言われる『レコ大』『紅白』の窮状を、さらに浮き彫りにしてしまった。
「芸能界のドンの意向が9割!」完全に支配された『レコ大』のお寒い既定路線

『LEO』( ビクターエンタテインメント)
12月30日に生放送される“レコ大”こと『第54回 輝く!日本レコード大賞』の最終候補作が21日、TBSから発表された。
大賞候補の優秀作品賞には、昨年「フライングゲット」(キングレコード)で初の大賞を獲得したAKB48の「真夏のSounds good!」(同)、今年の「日本有線大賞」を受賞した氷川きよしの「櫻」(日本コロムビア)、ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の主題歌として話題となった斉藤和義の「やさしくなりたい」( ビクターエンタテインメント)など10作品が選ばれた。
最優秀新人賞には、家入レオ、臼澤みさき、小野恵令奈、ティーナ・カリーナの4人がノミネート。また、最優秀アルバム賞には西野カナの『Love Place』、最優秀歌唱賞には天童よしみが選ばれた。
顔ぶれを見て、芸能プロ幹部は「まぁ、例年と変わらない感じですね。レコ大に絶大な影響力を持つ“芸能界のドン”の意向が9割方反映された形でしょうか(笑)」とひと言。大賞はAKB48で、最優秀新人賞は家入レオというのが既定路線という。
一方で“定位置”を明け渡してしまったのが、演歌歌手の水森かおりだ。音楽関係者は「昨年まで氷川と水森は優秀作品10枠の常連でした。しかし、視聴率を少しでも上げたいTBSは、かねてから演歌枠を減らしたかった。今年はそれが反映され、斉藤和義がノミネートされた」と明かす。
水森が漏れた背景には、所属プロダクション「長良グループ」の会長で、芸能界に多大な影響力を持つ長良じゅん氏が5月に亡くなってしまったことが大きい。
「実は昨年も演歌枠を2→1に減らそうとする動きがあり、水森の落選もウワサされたんです。しかし、結局は長良さんの威光もあり、回避された。今年はその“にらみ”がなかった。徐々に、長良さん不在の影響が目に見えて出始めている」とは音楽ライター。来年以降も、レコ大で水森の姿を見ることは難しいかもしれない。
『ベストヒット歌謡祭』をうらやむ、“利権まみれ”の『レコ大』に溺れたTBSの苦悩

読売テレビ開局55年記念番組『ベストヒット
歌謡祭2012』
読売テレビ開局55年記念番組『ベストヒット歌謡祭2012』が、今月22日に日本テレビ系列で生放送される。
出演アーティストはAKB48やEXILE、きゃりーぱみゅぱみゅ、コブクロ、森高千里ら20組。会場には約6,000人が招待され、司会は宮根誠司、ウエンツ瑛士、西山茉希の3人が4年連続で務める。同時に今年から賞レースを取りやめ、音楽そのものにスポットを当てることが発表された。
業界関係者は「経費削減とともに、旬なアーティストを選びたいということ。賞レースとなると、どうしてもレコード会社やプロダクションの意向が働いてしまいますからね」と話す。
この読売テレビの“転換”をうらめしそうな目で眺めているのが、『輝く!日本レコード大賞』を放送するTBSだ。同局は12月30日に恒例の『レコ大』授賞式を生中継するが、局員いわく、
「10年以上前は『レコ大』も音楽業界に燦然と輝く名誉ある賞でしたが、近年はその威光も薄れてきている。予算も年々削られ、放送を重ねるたびに赤字額が増えている。局内には“不良債権”呼ばわりする者もいますよ」
出演アーティストのギャラや会場使用料だけでなく「大勢いるレコ大審査員にも1人当たり20万円以上が支払われている。受賞アーティストに贈るトロフィーだけでも、毎年200万円以上のコストがかかる」(同)という。
それでもレコ大は“聖域”であり、打ち切り論は皆無。それならば……と、局内からは読売テレビのように「賞レースをやめればいい」という声が上がっているという。とはいえ、なかなか簡単にはいかない。
「レコ大を仕切っている芸能界のドンが、“レコ大利権”を手放すわけがない。毎年、賞レースに絡み、どれだけのお金がレコード会社やアーティストの事務所からドンのところに流れているか。審査員の人数を減らしたり、会場のグレードを下げることはあっても、賞レースがなくなることはありえませんよ」(音楽関係者)
いっそのことリアルタイムで視聴者が選ぶ形にすれば、公平かつ大幅なコスト削減になると思うのだが……。
『レコ大』デキレース説を払拭したい!? 新人賞候補に“えれぴょん”小野恵令奈と家入レオが急浮上

『LEO』( ビクターエンタテインメント)
今年も残すところあと2カ月あまり。12月30日には恒例の『輝く!日本レコード大賞』、通称“レコ大”が行われる。
大賞は「売り上げはダントツ。ほかに誰もいない」という理由から、AKB48の連覇が確実視されている。一方で、例年以上の盛り上がりを見せているのが新人賞だ。
一部では今年5月に亡くなった「長良プロダクション」の故・長良じゅん会長の遺志を継ぎ、AKB初の演歌歌手・岩佐美咲を最優秀新人賞に推す声も挙がっていたが、業界関係者いわく「あれは長良さんと仲の良い関係者が意気軒昂と叫んでいただけ。AKBが大賞最有力と言われ、新人賞もAKB絡みというわけにはいかないでしょう。はなから岩佐はないですよ」。
レコ大の選考には“芸能界のドン”周防郁雄氏率いるバーニングプロダクションの影響力が大きい。その流れで今度は7月25日に「故郷~Blue Sky Homeland~」でデビューした岩手県出身、13歳の民謡歌手・臼澤みさきの名前が浮上した。音楽関係者は「バーニングが権利の一部を所有しているからという理由ですが、彼女はよくても新人賞の4枠止まり。まだまだ無名に近く、最優秀新人賞なんてあげたら、それこそ世間の笑い者。そこまで露骨なことはしないでしょう」と話す。
現在浮上しているのは、元AKB48メンバーで“えれぴょん”の愛称で親しまれる小野恵令奈と、2月に「サブリナ」でデビューした女性シンガーソングライターの家入レオだ。
レコード会社関係者によると「小野の所属プロダクションは、いわゆるバーニング系列といわれ、そこの社長がレコ大審査員や業界の重鎮に熱心にロビー活動を行っている。一時はその熱意にほだされ、最優秀新人賞は彼女で決まりと言われたが、ここにきて家入が猛追し、雲行きが怪しくなってきた」。
楽曲のクオリティーや歌唱力より話題先行といった感じの小野とは対照的に、家入は本格的な女性シンガーとして期待されている。デビュー曲「サブリナ」のあと、続けて「Shine」、「Bless You」をリリースし、着実にファンを増やしている。
「TBS的にも家入のような本格派を前面に押し出すことで、毎年ウワサされる“デキレース説”を払拭したいと考えている。新人賞の行方は、まだまだ読めませんよ」とは前出の業界関係者。果たしてどうなるか──。
「AKB岩佐か、臼澤みさきか」芸能界の重鎮たちの思惑渦巻く『レコ大』新人賞の行方

「無人駅」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
今年5月2日にハワイのゴルフ場で不慮の事故死を遂げた“演歌界のドン”と呼ばれる「長良プロダクション」の故・長良じゅん会長。同会長の遺志を継いで、芸能界の重鎮たちが、AKB48初の演歌歌手・岩佐美咲に今年の日本レコード大賞の新人賞を獲得させるべく、全面的なバックアップ体制に入ったことは以前伝えた(※記事参照)。
だがその後、岩佐は“AKB48での活動歴があるために、新人賞には該当しない”と、レコ大運営サイドが結論付けたことが判明。しかし、筆者はこの決定には納得がいかない。
岩佐は、そもそもAKB48のメンバーが多数所属する「プロダクション尾木」に所属していたが、「本格的に演歌を歌いたい」という本人の希望で、総合プロデューサーの秋元康が「演歌をやるなら、長良会長のもとしかない」と昨年4月1日付で長良プロに移籍。今年2月1日には「無人駅」で徳間ジャパンからソロデビューした。
長良会長は、岩佐がデビューする前から「レコ大で新人賞を取らせる」と、積極的にプロモーションに動いていた。ところが、5月2日に亡くなった。これはさぞ、無念だっただろう。
死後、長良会長と親しかった芸能界の重鎮たちは、同会長が通った六本木のクラブに集まり、故人を偲んだ。そこで、誰が言うでもなく「長良さんの遺志を継いで、岩佐に新人賞を取らせよう」という声が挙がって、全面的に協力することを誓ったと言う。
ところが、その直後に岩佐の前に強敵が現れた。7月25日に「故郷~Blue Sky Homeland~」でデビューした岩手県出身の13歳の民謡歌手の臼澤みさきだ。臼澤をプッシュしたのが、「岩佐を新人賞に推す」と約束した重鎮の一人A氏だったことから、ほかの重鎮からは「そりゃ、ないだろ」と激しい批判の声が上がった。そのため、これまでレコ大に絶大な影響力を誇ってきたA氏が、臼澤を堂々と推せなくなったことは想像に難くない。
A氏が矛先を収め、その後、岩佐の新人賞獲りはスムーズに運んでいるものだとばかりに思っていた。ところが、驚きの事態が起こった。岩佐は05年にデビューしているAKB48のメンバーのため、新人賞には該当しないという理屈をレコ大運営サイドが持ちだしてきた。その根拠として、板野友美の前例を挙げたという。
板野は昨年1月26日に「Dear J」でソロデビュー。発売初週に16万枚以上売り上げるという記録を作った。7月にはセカンドシングルを発売して、実績的には新人賞の最有力候補と言われた。しかし、AKB48のメンバーということで、新人賞には該当しないと運営サイドは判断。ノミネートすらされなかった。
しかし、これには政治的な計らいがあったと見るのが妥当だ。昨年のレコ大のグランプリはAKB48が受賞。板野が新人賞を取れば“W受賞”になってしまう。これでは、ほかの事務所からの反発は必至だ。しかし、板野をノミネートすらしなかったり、ノミネートして受賞させなかったりすれば、「どうして、あれだけ売れた板野が受賞しないのだ?」という、視聴者の反発を食らう。そのため、「板野は新人賞に該当しない。だから、ノミネートはできない」という理屈を後から持ちだしたのではないか。そう疑われて当然なほど、過去にもレコ大は受賞者の該当基準をその都度変更してきた。
90年には、各方面からの要請を汲んで、最優秀新人賞を音楽ジャンルごとに4人も選出したという節操もないことをしたこともある。09年にインディーズ・レーベルからデビューしていたスマイレージについては、「メジャーデビューは10年だった」という理屈で、同年の新人賞を受賞させている。このように、都合に合わせて基準を緩めてきたという流れの中でみれば、「AKB48でデビューしていたから」などという理屈は説得力のないものだ。
生前、長良会長は「岩佐を新人賞に!」と言っていた。レコ大などの“賞レース”を長年経験してきた長良会長が、該当基準すら満たしていない岩佐を「新人賞に!」と言うわけがない。レコ大運営サイドとも確認の上、同会長なりの勝算やロジックはあったはずだ。しかし、長良会長亡き後、運営サイドはひるがえった。臆測ではあるが、A氏が臼澤に新人賞を取らせるために板野の前例を持ち出し、それに運営サイドが押し切られたとしか思えない。このままでは、長良会長も浮かばれない。生前、長良会長と親しかった芸能界の重鎮たちには、前例を覆す行動を起こすことを期待したい。
(文=本多圭)
「レコ大の不正は徹底的に暴く」TBS『日本レコード大賞』審査委員からいきなり外された夕刊紙が怪気炎

TBS『第53回 輝く!日本レコード大賞』
TBSが毎年年末に放送している『日本レコード大賞』をめぐって、審査委員の大幅なリストラが行われることになり、関係者の間に激震が走っている。
審査委員は、TBSサイドの『レコ大』事務局と日本作曲家協会が委嘱する形で、スポーツ紙・一般紙・夕刊紙・通信社の記者などが行うというのが長年の慣例になっていた。
ところが今年、審査委員として一票を投じる権利を持っていた夕刊フジと東京スポーツなどが、審査から外されることになったのだ。
「9月に第1回目の審査会があるんですが、その出席のお願いが8月上旬にスポーツ紙の審査委員などに届きました。ところが、夕刊フジと東スポには届かなかったのです」(関係者)
そこからジワリと騒ぎが始まった。事の発端は、投票をめぐる内部のゴタゴタだったという。同関係者が証言する。
「実は、『フジサンケイグループだけが、一般紙の産経・スポーツ紙のサンスポ・夕刊紙の夕刊フジの3紙から審査員が出て投票するのはおかしいじゃないか』という議論が起こったんです。朝日/日刊、毎日/スポニチ、読売/報知というように、各グループ2票ずつじゃなきゃダメだと。それで、夕刊紙を審査会から外すということで話がまとまった。東スポは、トバッチリを受けた形です。ただ、TBSの上層部や事務局の中には東スポの報道姿勢を快く思っていない者も少なくないですから、“最初から東スポ外しが狙いだった”という線もありますよ」
このリストラ騒動、表向きは“経費節減”のためとされ、東スポ、夕刊フジ以外にも系列局の2票が削減されている。
「審査会への出席謝礼は、本番も含めて4回で1人20万円。4票で80万円の節減というわけです。TBSも、それだけ苦しいということですよ」(スポーツ紙記者)
放送日が大みそかから12月30日に移って以降、視聴率も15%を超えるなど好調なコンテンツに復帰しつつある『レコ大』。だが、これらの投票はすでに有名無実化しており、実際には「音楽業界の大物たちの“調整”で大賞や新人賞などは決まる」(前出関係者)という。
「レコ大の不正、癒着は徹底的に暴く方向で全社一致していますよ」
理不尽に投票権を取り上げられた夕刊紙の関係者は、怪気炎を上げた。
『レコ大』意味不明の飛び入り、結婚報道にガチ反論……迷走するEXILEに大ヒンシュク

『EXILE JAPAN / Solo』(rhythm zone)
元旦のスポーツニッポンで、上戸彩との結婚が報じられたEXILEのリーダー・HIRO。その後のコメントは「そのような話は聞いていない。正月早々の飛ばし記事でビックリした」というマジなものだったが、スポーツ紙記者は「ふたりの結婚は既定路線ですし、いちいち過敏に反応されてもね......。"元旦の一面は縁起物"という格言を知らないんですかねぇ」と苦笑する。
ふたりの結婚は決定的だが、ともに人気者だけにCMスポンサーへの根回しなどで、認めるわけにはいかないこともある。
「上戸さんの事務所は早い段階から結婚を想定していたため、とっくに根回しは終わっているそうです。むしろ、HIROさんの方がまだグループのリーダーを務めていることから、女性ファンのことも考え結婚報道はNGなようです。グループを卒業し、裏方に回ったときに初めて発表するというスタンスを徹底している」(中堅レコード会社関係者)
何事にも独自のこだわりがあるようだが、ヒンシュクを買ったのは先月30日に行われた『第53回日本レコード大賞』でも同じだった。史上初の4連覇を目指したEXILEはなぜか最終選考の直前に賞レースから辞退。その理由について、所属レコード会社は「本年度は『日本を元気に』をテーマに活動して参りました。そんな彼らの活動指針や、日本の音楽文化のさらなる発展と向上を鑑み、熟慮を重ねた結果、本年度は受賞候補となることを辞退させていただきます」と、何がなんだかわからないコメントを出したが、音楽業界関係者からは「大賞受賞が決定的だったAKB48に"負けた"というイメージをつけたくなかったからだろう」という声が圧倒的だ。
にもかかわらず、本番ではサプライズ出演し、4曲を熱唱。このことを事前に知らされていなかったレコ大審査員もいたそうで「辞退したのに、なんでオイシイところを持ってくんだ!」と怒りの声も上がっていたという。
その上、メドレーを歌い終えるとそそくさと会場をあとに......。演歌系事務所の幹部は「あの北島三郎さんもレコ大は最後の打ち上げまで残っていた。KYというしかない」と憤る。
自分たちのスタイルにこだわりすぎ、逆に業界の評価を下げてしまっているのが残念でならない。
AKB48・秋元才加の"レコ大"宣言に周囲もヒヤヒヤ!? 「口パクは大賞にふさわしくない」との声も

「(初回限定盤)Cry【ジャケットA】」
(avex trax)
アイドルグループAKB48の秋元才加と梅田彩佳が28日、都内でダンスアクションゲーム『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス』発売直前カウントダウンイベントに登場。そこで秋元の口から爆弾発言が飛び出した。
「(今年は)国民的なアイドルとして、たくさんの方々に知っていただけたので、今年こそはレコード大賞を目指して頑張りたい。獲って、来年につなげたい」
堂々の大賞獲得宣言だ。確かに、AKB48の「フライングゲット」(キングレコード)は優秀作品賞10作品にノミネートされており、下馬評でもダントツの大賞候補ではある。だが、音楽関係者は「AKB48で"鉄板"とは言われていますが、レコ大は芸能界の実力者であるX氏の意向が働くことで有名。X氏は常々『AKB48のような口パクグループは大賞にふさわしくない』と言っており、本音を言えば『獲らせたくない』。しかし、今年はAKB48だけがセールス、実績ともに抜けているので、『やむなし......』ということになったんです。そこへ秋元のひと足早い"勝利宣言"でしょ。後々、問題にならなければいいのですが......」と話す。
昨年もAKB48は大賞候補となったが、結局はEXILEが最多タイ記録となる『レコ大』3連覇を達成した。
「審査員の投票では満場一致でEXILEだったそうです。これもX氏の働きかけがあったのでは? とウワサされています」とは、レコード会社社員。それだけに秋元の発言には、会見場にいたAKB48の関係者も「おいおい、この時期に過激な発言はやめてくれよ!」と泣きを入れていたという。
幸いにも、同席した梅田が"暴走"する秋元に「すごい、それ言っちゃうんだ。でも、(メンバー)みんな獲りたいと言っているんです」とフォローしたため、大事には至らなそうではあるが、リップサービスもほどほどにしておいた方がいいだろう。
「"芸能界のドン"がマジギレ中!?」少女時代がレコ大・新人賞を逃した裏事情

「Gee」(NAYUTAWAVE RECORDS)
12月30日に開催された『第52回 輝く!レコード大賞』(TBS系)はEXILEの「I Wish For You」が大賞を、つんく♂がプロデュースを手がける「ハロー!プロジェクト」のユニット・スマイレージが最優秀新人賞をそれぞれ受賞した。
「EXILEは3年連続レコ大受賞で、これは01年から03年の浜崎あゆみに続く2組目の快挙ですが、すでに週刊誌などで報じられている通り、"デキレース"ですよ。早くも『来年史上初のV4で殿堂入りか』との声が挙がっています。ところが、驚いたのは最優秀新人賞です。当確と言われていた少女時代が直前になって突如外され、スマイレージの"逆転受賞"が決まったんです」(スポーツ紙デスク)
レコ大の審査員は一般紙やスポーツ紙の記者が務めているが、「投票は形だけで、実質レコ大を仕切っているのは"芸能界のドン"ことバーニングプロの周防郁雄社長。90年代前半から周防氏がうまく調整し、審査員に根回しして大賞と最優秀新人賞を決めている。審査員になれば審査会のたびにそれなりの"御車代"が出るので旨みがある。誰しも翌年から審査員を外されたくないので、周防氏の根回しによってほぼ満場一致で決まる」(レコード会社関係者)というだけに、週刊誌などでも「ほぼ少女時代で決定」とされていたのに、なぜ、スマイレージが受賞したのだろうか?
「要は、利権絡みの話。周防氏に少女時代の利権が回らなかったので激怒して外したんです」(同)
随分、キナ臭い話だが、内幕はこういうことだったようだ。
「少女時代をはじめ、KARA、BIGBANGら韓国の人気アーティストの利権は、某レコード会社と特に深い関係にあり、政界や闇社会にも太いパイプを持つX氏がほぼ独占しています。X氏は周防氏とも関係が深く、今まではお互いに付かず離れず、時には共闘してうまくやっていて、揉めたこともありますが、すぐに関係を修復していたんです。ところが少女時代の利権問題に関しては周防氏がマジギレしていて、"雪解け"までには相当時間がかかりそう。今後の少女時代のみならず、X氏が利権を持っている韓国人アーティストの日本での活動に多大なる影響を及ぼすことになりそうですよ」(同)
少女時代はレコ大のステージを終えた後、韓国の音楽祭のステージに立つため、羽田空港に向かい、チャーター機に乗って帰国と、かなりあわただしいスケジュールだったが、「レコ大の最優秀新人賞の受賞がなくなったから韓国の音楽祭のステージに立つことにしたそうです。最優秀を受賞していればそのままレコ大に残り、韓国の音楽祭には中継で出演することになったはずですが、スケジュールの変更を余儀なくされました」(別のレコード会社関係者)
現在、韓国では爆発的な人気を誇るという少女時代だが、このままだと、日本での昨年ほど大々的な活動は難しそうだ。
(「サイゾー裏チャンネル」より)
Gee 周防のおじさん、怖~いんだから!
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