かつての愛人に全裸写真を流出させられ、面目丸潰れの桂文枝だが、当の元愛人、紫艶は引退発言もどこへやら、写真誌にヌードを披露するなど、仕事のオファーを積極的に受けている。驚くことに、なんと映画出演の話もあるという。 ミニシアター作品を中心に製作しているプロダクションの関係者によると「予算の少ない作品ながら、9月公開予定の映画に起用する案が持ち上がっている。出資者がゴーサインを出せば、彼女に正式にオファーする予定」だというのだ。 この映画はSMを題材にした作品で、当初は元AV女優の起用が内定していたところ、女優が自殺未遂をするなど精神不安定でドタキャン。そこで代役を探していたところ、注目を浴びる紫艶の起用プランが持ち上がったという。 「役柄がちょうど大物作家の愛人という設定なので、彼女は確かにぴったり。問題は、秋まで彼女の新鮮味が保てるかどうか」(同) 製作側はあくまで紫艶の話題性ありきの様子だが、彼女への脚光が長続きしそうにないという懸念もある。紫艶が流出させた文枝の全裸写真は、一部でリベンジポルノではないかという見方がある。文枝が所属する吉本興業は「現在、事実関係を調査中」としているが、被害届が出れば「懲役3年以下、または50万円以下の罰金」という罪に問われる可能性もあり、いつもは話題の人物にすかさず声をかけるテレビの情報番組も、二の足を踏んでいる。 「ただ、そうでなくても、もともと吉本を敵に回しているので起用できないんですけどね」とは、バラエティ色の強い情報番組のディレクター。 しかし、その紫艶は文枝から愛人関係を否定されたことに不満を爆発させ、写真などを小出しに暴露し続けており、テレビの事態静観もむしろ紫艶の溜飲が下がらない要因になりそうだ。 そんな状況で、当の文枝は親しい関西のテレビ関係者に「ほとぼりが冷めるまで、しばらく海外にでも行って落語を広めたい」などとボヤいていたという。文枝は過去、アメリカや中国などで海外公演を経験、2012年の襲名記念公演もパリで強行したことがあり、海外での落語普及には積極的なだけに、単なる愚痴ではない部分もありそう。だが、現実的には上方落語協会の顔としての重責を投げ出すわけにもいかず、また、『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)などレギュラー番組の仕事もある。 「海外休養の話は、上方落語界初の外国人落語家で弟子の桂三輝(サンシャイン)さんから出た案らしいですけど、騒動が長引いたら責任を取って要職から降りる選択肢があるのかもしれないです。でも、周囲がそこまでさせないと思いますよ」とテレビ関係者。 とはいえ、愛人は「私の中では終わってない」と言って、月々もらっていた“お手当”の証拠として通帳まで公開する始末。良識ある落語ファンからも「晩節を汚さないよう、役職を辞任するなり、ケジメをつけるべき」という厳しい声も上がっているだけに、海外逃亡しても事態が収まるものではなさそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)『紫艶/昭和ROMAN』(イーネット・フロンティア)
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“20年不倫”桂文枝、みそぎ降板でも『新婚さんいらっしゃい!』は継続か
桂文枝の愛人スキャンダルで、司会を務める『新婚さんいらっしゃい!』の降板説までがささやかれ始めている。放送する朝日放送に聞いたところ「そのような予定はありません」と否定していたが、ついにはリベンジポルノにまで発展してシャレにならなくなってきたのは確かだ。 広告代理店関係者に今回の騒動の印象を聞いてみると「番組スポンサーがカツラや健康食品など中高年向け主体で、高齢の主婦が自分の夫に置き換えて見たときのヒンシュク感が拭えないと、司会者の交代があってもおかしくはない」とする。 文枝は先日、34歳下の演歌歌手・紫艶から20年間の不倫愛を週刊誌で告白され、当初は愛人関係を否定していたが、男女関係にあったことを裏付ける写真やLINEなど証拠の前では苦しく、吉本興業に気を使うテレビやスポーツ紙の“擁護”も焼け石に水。告白に伴い、引退を宣言している紫艶は、まるで続報を小出しにするように、本名の「中江ひろ子」名義のFacebookで3月4日、全裸でソファに座る文枝の写真を公開。ここには『新婚さん~』のロゴが入ったクッションも映っており、番組関係者を騒然とさせた。 元交際相手の性的な写真を流出させることは、14年に刑法で違反者に懲役3年もしくは50万円以下罰金が科せられる。文枝が被害届を出せばリベンジポルノ事件になる可能性もあるが、「その可能性は極めて低い」と芸能関係者。 「裁判になれば、紫艶は交際当時18歳の未成年であったことが大きく言及されるはず。そこまで事が大きくなれば、それこそ文枝さんは司会業なんか続けられなくなる。現時点でも、新婚さんとトークする司会者が20年の愛人持ちなんて、普通なら即、打ち切りになる話。大物の文枝さんだから、局側も簡単に断を下せないだけ」(同) そんな状況だからか、朝日放送の関係者からは、この機に乗じて日曜午後に受けそうな新番組企画を持ち込む放送作家が複数いるという。 「気の早い話と思うかもしれませんが、この業界ではよくあること。文枝さんの件がこじれ、いざというときにスポンサーを逃がさないよう新番組の企画を提示するので、ウチもこういうものをむげにはねつけられない」(同局関係者) 聞けば、持ち込まれた企画のひとつは、別の人気芸人を起用したペット紹介番組だというが、これに対して局内には『新婚さん~』を死守したい向きもあるという。 「長寿番組なので、古いスタッフもたくさんいます。番組終了と同時に行き場がなくなるような人は、『このスキャンダルは文枝さん狙いではなく番組潰しの陰謀だから、負けてはいけない』なんて言いだすほど。現時点では、万が一、文枝さんが降板しても番組は継続させる方向だと聞いていますが……」(同) ネット上では、「番組を『愛人さんいらっしゃい!』に変えたらどうか」なんて皮肉も上がっているが、この騒動に収まりはつくのだろうか? (文=ハイセーヤスダ)吉本興業公式サイトより
“34歳差不倫”のケジメ……桂文枝、演歌歌手・紫艶に「年収3年分」の慰謝料支払いも!?
落語家・桂文枝が大ピンチだ。34歳下の演歌歌手・紫艶から20年間の不倫愛を週刊誌で告白され、所属事務所の吉本興業は「交際の事実はない」と否定し、文枝本人も「娘という感じで応援した。10年か12年かくらい会ってなかった」としたが、男女関係にあったとしか思えない写真やLINEなど証拠の数々が伝えられ、当の紫艶にも「(文枝と)最後に会ったのは2カ月前」と、つい最近まで交際していたことを明かしながら反論されてしまった。 「交渉がこじれたっぽい」 そう語るのは、吉本の関係者だ。 「この話が持ち上がってから、文枝さんを気遣って、紫艶には黙ってもらうよう交渉した人がいたみたいです。吉本の人間ではない年配の方で、昔、大ベテラン漫才師の不祥事を表沙汰にすることなく収めたことがあるトラブル対処の達人で、文枝師匠のためならと独自に動いたそうなんですが、紫艶のほうは『お金よりも、自分が付き合った年月を世に残したい』みたいな姿勢で、取り合ってもらえなかったとか」(同) この件では、吉本に気を使うワイドショーやスポーツ紙などが、こぞって文枝を擁護。「昔に別れていたのに、お金に困って話を売ったのでは」という紫艶に対する売名行為的な見方をしていたが、これに当の紫艶が激怒。マスコミの擁護は逆効果だった。 当初、パソコンの故障で私的な内容が漏れたと被害者的に話していた紫艶だったが、擁護報道後にはメディアに積極的に文枝との関係を暴露。自身の芸能界引退と引き換えに、文枝から「ひろりん」と呼ばれ、千利休役で出演する今年の大河ドラマ出演を明かすLINEのやりとりまで公開し、まさに直近まで交際があったことを証明してしまった。 芸能関係者からは「文枝師匠をとやかく言える業界人はいないでしょうが、立場はかなり危ない」という話が聞かれる。 「怖いのは紫艶が18歳、未成年のときに文枝師匠と付き合っていたこと。大昔の話とはいえ、未成年を愛人にしていたことは道理的に問題で、その彼女が『引退』という切り札を切ってきた。紫艶自身がカネの問題ではないと言っても、背後にコワモテの連中でもいたら、それを武器に大きな賠償をチラつかせてくる可能性もある。文枝師匠は再選を目指す上方落語協会会長の立場もあるし、長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)もあるから、大ごとにはできない。ヘタを打てば、年収3年分ぐらいを丸ごと彼女に慰謝料として渡すぐらいのことになるかも……」(同) ベッキーは4億円ともいわれる賠償と休業、宮崎謙介議員は辞職と、最近の不倫騒動では当人たちが腹を切っている。“超大物”文枝は、この不倫にどう決着をつけるだろうか? (文=ハイセーヤスダ)『六代桂文枝ヂカラ 「桂三枝」のその先へ』(マガジンハウス)
予算1億円! ブラックマヨネーズ・吉田敬が画策する「東京撤退・大阪移住計画」とは
「今、特番なんかで不動産絡みの企画をしたら、必ずといっていいほど、吉田(敬)さんは出演者の先生や業界の方と長時間話し込んでいますね。みんな『資産運用ですか?』と聞いたら『大阪で家を建てようと思ってる』って言ってました。いずれは、大阪を拠点に活動したいようです」(バラエティスタッフ) 現在レギュラー番組を10本抱え、テレビでその姿を見ない日はないブラックマヨネーズ。 「基本的にピンでの仕事はほとんどしていないので、必然的に仕事はほぼコンビでの仕事となります。そんな中で、吉田さんが『いずれは大阪を中心に仕事をしたい』と小杉(竜一)さんにも相談しているそうです。小杉さんもすぐには結論を出せないようですが、基本的にはOKしたそうですよ」(芸能事務所関係者) 実際、彼らのレギュラー番組のうち半分が関西系のテレビ局が制作している。 「やはり『売れたのは大阪のおかげ。大阪に恩を返したい』というのが大きな理由のようです。いま家を探しているのは『消費税が上がる前に』というのと、お子さんが小学校に上がる前に建てたいという思いが強いようですよ。先輩芸人の今田耕司さんや東野幸治さんにも、大阪の不動産事情についていろいろと聞いてるようです。予算は1億円以上とのことですが、今の2人からすれば余裕でしょうね」(番組スタッフ) 果たして、大阪に錦を飾れるか!?
フジテレビ退社で年収1億超え確実の“カトパン”加藤綾子アナ、吉本芸人もゾッコンの“人たらし”術
4月末でフジテレビを退社する加藤綾子アナウンサーが、4月2日からスタートする同局の新スポーツ番組『スポーツLIFE HERO’S』のメインキャスターを務めるという。 「フリーになって初めての番組が古巣のフジというのは、彼女なりに筋を通したんでしょう。彼女の退社理由は、朝の番組をやりたくなかったというのが一番のようなので、夜の番組をやる分にはなんの問題もないのでは。実際、彼女は昨年から仲の良いメイクさんや衣装さんに『朝早く起きなくていいって、どんな感じなのかなぁ』と、話していましたからね」(テレビ局関係者) そんな彼女がフリー転身を相談していたのは、意外な人物だという。 「実は、番組で共演して仲良くなった小林麻耶アナと川田裕美アナに、フリー転身について相談していたそうです。2人はそれぞれTBSと読売テレビ出身で、今はアナウンサーの大手事務所といわれるセント・フォースに所属しています。彼女たちから他局の情報や、セント・フォースの情報をいろいろと聞いていたんじゃないでしょうか」(芸能事務所関係者) 実際、フリーになれば、2人とも“ライバル”になるのだが――。 「そこが、カトパンのすごいところですよね。人たらしというか。実際、明石家さんまさんも彼女にゾッコンですし、MCをする吉本芸人たちは、フジの特番の“相方”にはいつもカトパンを指名します。フリー転身で年収1億円超えは堅いといわれていますよ。一時期の内田恭子アナ、高島彩アナをも凌ぐ勢いがあるといわれていますね」(広告代理店関係者) フリーの女子アナの戦国時代を制するのは、カトパンで間違いなし!?
島田紳助氏の文面出演に「暴力団との関係はどうした」と非難轟々! 復活は芸能界ではなく……
1日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、『開運! なんでも鑑定団!』(テレビ東京系)を降板する俳優の石坂浩二に対し、長く一緒に司会を務めた元タレント・島田紳助氏のコメントが発表された。島田氏は「石坂さんなしではあの番組の成功はなかった」、「石坂さんには番組に品位と格をつけていただきました。今でも本当に感謝しています」など、石坂への感謝の意を示した。 さらに島田氏は、芸能リポーターの井上公造氏を通して、タレントのベッキーの「不倫騒動」についても言及。「スポンサーやスタッフにはお詫びをしないといけないけど、すべてを失っていいと思って人を好きになるって、すごいやん」「人生かけて恋したことない人間には、理解してもらえないよね」とベッキーを擁護するコメントを出し、「写真撮られたり、離婚してないのに親に会わせたり。男が100%いかんよな」と、責任は不倫相手であるゲスの極み乙女。の川谷絵音にあるとした。 これに対しネット上には一部「同意」するようなコメントも見受けられたが、基本的には「なぜ今出てくるんだ」という意見が大半。「ヤクザとのつながりはどうしたんだ」と、暴力団との関係を理由にテレビを引退した事実がありながら、コメントだけとはいえ出演させるのはどうなのかと、日本テレビや『ミヤネ屋』に対する批判も多く見て取れる。 「2000~2010年くらいまでは、まさに『天下を取った』状態だった島田氏ですから、引退したとはいえテレビへの影響力は絶大なのでしょう。テレビ局側が『NG』を出さないのは、コメントとはいえ島田氏が出演することで話題性が得られるからに違いありません。しかしこれでは、暴力団と関係があったとされる人物を出すのがタブーではないと認めているようなものです」(芸能記者) ベッキーへのコメントに対しても「人生かけるような覚悟は感じない」「不倫しまくった人間は不倫を否定出来ませんよね(笑)」「川谷の奥さんのことはどうでもいいんだ」など、的外れであるとの指摘が大半を占めている。 しかし、単なるコメント出演でここまで騒がれるあたり、さすがは島田紳助といったところか。本人がどんなに「芸能界に未練はない」と語っても、いまだ復帰説が根強いのもうなずける。 記者は、「芸能界復帰」の可能性は薄いのは間違いないが、“別の姿”で世間に舞い戻る可能性はゼロではないと語る。 「橋下徹元大阪市長を政界に送り出す上で、島田氏の力が大きかったことはいうまでもありません。島田氏が橋本氏を『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で起用し続けて認知度を高め、政界進出を後押ししたのは誰もが知るところ。橋下氏は日本で最も注目される政治家になり、市長退任後も政界復帰を望む声が後を絶たない求心力を持っています。いまだに島田氏は橋下氏と関係を持っているという話もあり、島田氏の政界進出という話のほうがあり得る話かも……」(同) 政界進出のウワサは現役時から流れていた島田氏。果たして再び表舞台に立つ日はくるのか……。
戦術家・トレンディエンジェルを優勝に導いた「Wハゲ」という“隠れみの”
2015年12月6日、東京・テレビ朝日で『M-1グランプリ2015』の決勝戦が行われた。総勢3,472組が参加したこの大会で見事に優勝を果たしたのは、トレンディエンジェル。前年末の『THE MANZAI 2014』でも準優勝していた彼らが、今大会では敗者復活戦を勝ち抜いて逆転優勝を成し遂げた。 5年ぶりに復活した今回の『M-1』では、従来の形を継承しながらも、さまざまな部分でマイナーチェンジが行われていた。その中で最も注目を集めたのは審査員の顔ぶれが変わったことだ。これまでは、松本人志、島田紳助など、押しも押されもしないお笑い界のレジェンド芸人たちが審査員を務めていた。一方、今年は中川家・礼二、笑い飯・哲夫など、過去の『M-1』で優勝した芸人9人が審査員として名を連ねることになった。 審査員が変わったことで、審査の基準や結果にどういう影響があったのか? 結論から言えば、それほど大きく何かが変わったわけではない。ただ、審査される側の芸人とそれほど大きく芸歴に差があるわけでもなく、似たような立場にある今回の審査員は、これまでの審査員よりも客観性や公平性を強く意識していたように見える。 例えば、番組を盛り上げるために、特に面白いと思った1組の芸人に極端に高い点数を付ける、といったスタンドプレーのようなことをする人はいなかった。それぞれが自分なりの基準で真剣にネタを見て、真面目に評価を下していた。その結果、それぞれが付けた点数の偏りが少なく、僅差で勝負が決まる接戦となっていた。 決勝ファーストステージを勝ち抜いたのは、ジャルジャル、トレンディエンジェル、銀シャリ。この3組が最終決戦に挑むことになった。いずれも、自分たちの漫才の形がはっきりしていて、それを堂々と演じられる技術とセンスを兼ね備えたコンビだ。 ただ、ファーストステージと最終決戦で2本のネタを披露したことで、3組の明暗が分かれた。ジャルジャルと銀シャリは、どこにも隙がないスマートなネタ作りを得意としている。ネタはきっちりした完成品として客の前に提示される。ただ、そのせいで、似たようなテイストのネタを立て続けに2本演じると、「2本目より1本目の方が良かった」などと、それぞれのネタの質の良し悪しに目が行ってしまいがちだ。 一方、トレンディエンジェルはそういうタイプではない。彼らの漫才には圧倒的な軽さと速さがある。自らの頭髪の薄さをネタにした軽いボケを矢継ぎ早に連発して、観客を強引に自分たちの世界に巻き込んでしまう。 そして、よくよく観察してみると、笑いの取り方の種類が豊富だ。若者ウケするキャッチーなボケから、お笑いマニアにウケそうなちょっとひねったボケまで、いろいろなテイストの笑いを1本の漫才に詰め込んでいる。緩急自在のボケを操り、見る者を翻弄しているのだ。実は相当な戦略家なのだが、「Wハゲ」という見た目の強烈さが隠れみのになっているため、こざかしい戦略を感じさせないのも強みだ。 また、決勝に出ていた9組の中で、時事ネタを積極的に取り入れていたのも彼らだけだった。賞レースに向けて何年もかけてネタを作り込むのが当たり前になっている昨今、すぐに古くなって賞味期限切れになりやすい時事ネタを取り入れる若手漫才師はあまり多くはない。トレンディエンジェルは「五郎丸」「トリプルスリー」「爆買い」「ライザップ」など、最近の流行りのキーワードをこれでもかというくらい詰め込んで、現代を生きる観客の心に刺さる漫才を仕上げていた。 最終決戦の審査では、審査員9人中6人がトレンディエンジェルに投票していた。彼らの漫才は観客だけではなく、審査員の気持ちもしっかりとつかんでいた。ジャルジャルや銀シャリの漫才は、いつどこで見ても安定して面白い、磨き抜かれた1つの「作品」だった。ただ、トレンディエンジェルの漫才は、良くも悪くも今この場所でしか楽しめない刹那的なパフォーマンスとなっていた。そこに独自の価値が出ていた。 トレンディエンジェルは、「トレンディ」という芸名の通り、ひたすら今という時代にこだわり、そこに特化したネタを地道に作り続けることで、ついに『M-1』というビッグタイトルを手にした。日本中の視聴者が彼らの漫才には脱毛、いや、脱帽したに違いない。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)テレビ朝日系『M-1グランプリ2015』公式サイトより
戦術家・トレンディエンジェルを優勝に導いた「Wハゲ」という“隠れみの”
2015年12月6日、東京・テレビ朝日で『M-1グランプリ2015』の決勝戦が行われた。総勢3,472組が参加したこの大会で見事に優勝を果たしたのは、トレンディエンジェル。前年末の『THE MANZAI 2014』でも準優勝していた彼らが、今大会では敗者復活戦を勝ち抜いて逆転優勝を成し遂げた。 5年ぶりに復活した今回の『M-1』では、従来の形を継承しながらも、さまざまな部分でマイナーチェンジが行われていた。その中で最も注目を集めたのは審査員の顔ぶれが変わったことだ。これまでは、松本人志、島田紳助など、押しも押されもしないお笑い界のレジェンド芸人たちが審査員を務めていた。一方、今年は中川家・礼二、笑い飯・哲夫など、過去の『M-1』で優勝した芸人9人が審査員として名を連ねることになった。 審査員が変わったことで、審査の基準や結果にどういう影響があったのか? 結論から言えば、それほど大きく何かが変わったわけではない。ただ、審査される側の芸人とそれほど大きく芸歴に差があるわけでもなく、似たような立場にある今回の審査員は、これまでの審査員よりも客観性や公平性を強く意識していたように見える。 例えば、番組を盛り上げるために、特に面白いと思った1組の芸人に極端に高い点数を付ける、といったスタンドプレーのようなことをする人はいなかった。それぞれが自分なりの基準で真剣にネタを見て、真面目に評価を下していた。その結果、それぞれが付けた点数の偏りが少なく、僅差で勝負が決まる接戦となっていた。 決勝ファーストステージを勝ち抜いたのは、ジャルジャル、トレンディエンジェル、銀シャリ。この3組が最終決戦に挑むことになった。いずれも、自分たちの漫才の形がはっきりしていて、それを堂々と演じられる技術とセンスを兼ね備えたコンビだ。 ただ、ファーストステージと最終決戦で2本のネタを披露したことで、3組の明暗が分かれた。ジャルジャルと銀シャリは、どこにも隙がないスマートなネタ作りを得意としている。ネタはきっちりした完成品として客の前に提示される。ただ、そのせいで、似たようなテイストのネタを立て続けに2本演じると、「2本目より1本目の方が良かった」などと、それぞれのネタの質の良し悪しに目が行ってしまいがちだ。 一方、トレンディエンジェルはそういうタイプではない。彼らの漫才には圧倒的な軽さと速さがある。自らの頭髪の薄さをネタにした軽いボケを矢継ぎ早に連発して、観客を強引に自分たちの世界に巻き込んでしまう。 そして、よくよく観察してみると、笑いの取り方の種類が豊富だ。若者ウケするキャッチーなボケから、お笑いマニアにウケそうなちょっとひねったボケまで、いろいろなテイストの笑いを1本の漫才に詰め込んでいる。緩急自在のボケを操り、見る者を翻弄しているのだ。実は相当な戦略家なのだが、「Wハゲ」という見た目の強烈さが隠れみのになっているため、こざかしい戦略を感じさせないのも強みだ。 また、決勝に出ていた9組の中で、時事ネタを積極的に取り入れていたのも彼らだけだった。賞レースに向けて何年もかけてネタを作り込むのが当たり前になっている昨今、すぐに古くなって賞味期限切れになりやすい時事ネタを取り入れる若手漫才師はあまり多くはない。トレンディエンジェルは「五郎丸」「トリプルスリー」「爆買い」「ライザップ」など、最近の流行りのキーワードをこれでもかというくらい詰め込んで、現代を生きる観客の心に刺さる漫才を仕上げていた。 最終決戦の審査では、審査員9人中6人がトレンディエンジェルに投票していた。彼らの漫才は観客だけではなく、審査員の気持ちもしっかりとつかんでいた。ジャルジャルや銀シャリの漫才は、いつどこで見ても安定して面白い、磨き抜かれた1つの「作品」だった。ただ、トレンディエンジェルの漫才は、良くも悪くも今この場所でしか楽しめない刹那的なパフォーマンスとなっていた。そこに独自の価値が出ていた。 トレンディエンジェルは、「トレンディ」という芸名の通り、ひたすら今という時代にこだわり、そこに特化したネタを地道に作り続けることで、ついに『M-1』というビッグタイトルを手にした。日本中の視聴者が彼らの漫才には脱毛、いや、脱帽したに違いない。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)テレビ朝日系『M-1グランプリ2015』公式サイトより
日本テレビ内に『スッキリ!!』加藤浩次降ろしの動きが……後釜には“アノ”大物司会者が!?
日本テレビの情報番組『スッキリ!!』のMCを務める加藤浩次に、来年3月以降の降板がウワサされている。日テレ関係者からは「ある大物司会者が後任を狙って、局の有力者に営業をかけている」という話まで聞かれるのだ。 加藤の降板については、これまで何度かささやかれたことがあった。過去、生放送中に退席するという珍事や遅刻などがあり、そのたびに理由の説明が遅れて謎めいていたのだが、10月9日にも突然の欠席で降板のウワサが持ち上がっていた。 番組開始時、上重聡アナウンサーが「今日は加藤さん、お休みです」と説明したものの、具体的な理由は明かされず、これは所属事務所から「身内の不幸があった」と説明されたが、実のところ真相は「キレやすい性格の、加藤の突発的な行動」だともいわれる。 加藤といえば、“狂犬”の異名で知られる、自他ともに認める短気な性格で、芸人仲間からも「自分が正しいと思ったら、周囲を敵に回しても衝突する」と評されており、テレビマンからは「ゲストのアイドルのいじり方で、相手側の大手事務所からクレームが入ったときも絶対に折れなかった」という話が聞かれた。そのためか、日テレ内部には加藤に反発する者もいるという。 「加藤さんは夏にフジテレビの『27時間テレビ』で丸刈りになったんですが、『スッキリ!!』側にそのことを根回ししていなくて、局の役員会で問題になったんです。番組スタッフはそこまで深刻に考えてなかったんですが、役員会に出ている有力な人物は、加藤降板を推しているみたいで……」(日テレ関係者) そして、その有力関係者と親しいのが、かつてワイドショーで昼の顔となっていた大物司会者だ。この司会者は事情あって現在、仕事をセーブしているところで、以前ほどの仕事量をこなしていないが、昼の帯番組への未練は大きいものがあり「ネックとなっていたギャラを半額に下げてでも、と頭を下げている」(同)という。 「芸能方面の実力者にも話をしているとかで、かつて司会者だったときに用意させていた希望メニューの食事なんかもいらないと言っていたそうです」(同) 加藤は、3月で降板したテリー伊藤の件に関してもスタッフとぶつかったと伝えられているが、一方で大きな収入となっている『スッキリ!!』の仕事を加藤サイドがやすやすと手放すわけがないという話もある。 「加藤さんは、業界で“スッキリ!!御殿”といわれる推定5億円以上の豪邸を手に入れ、ここで定期的にホームパーティーを開いては、業界内のコネクションを広げているという話もありますからね。吉本興業もこの番組を守るために日テレとの関係をかなり強固にしている感じで、大物司会者の横ヤリに対しては、この司会者のゴシップを記者に流すぐらいのことはやりそうです」(同) もしも加藤が降板するとなれば、番組自体が消滅して新番組が始まりそうな気もするが、日本テレビにそのあたりについて聞いてみたところ、当然のように「そのような話は聞いておりません」と一蹴された。果たして……。 (文=ハイセーヤスダ)>
日本テレビ系『スッキリ!!』公式サイトより
【診療報酬詐欺事件】しあつ野郎が“伝説”に泥を塗った……「住めば売れる201号室」って?
すでに住吉会系暴力団組長の男など14人が逮捕され、被害総額は1億円を超えるとみられている診療報酬詐欺事件。有名女医タレントやお笑い芸人などの関与も疑われ、芸能界を揺るがす一大スキャンダルになりつつある。 そんな中、芸人を“ニセ患者”として接骨院などに仲介していたとされる、お笑い芸人・しあつ野郎にまつわる「ジンクス」が話題になっている。 この部屋に住めば、絶対に売れる──。 お笑い界でそうささやかれている「住めば売れる201号室」というワンルームマンションがある。 発端は、上京したばかりで無名だった木村祐一。中野区内にあるそのマンションに住んでいた木村が売れて部屋を出ると、次には雨上がり決死隊・宮迫博之、その次には宮川大輔と、次々とスターを輩出する“出世部屋”となっていった。 実は、しあつ野郎もこの「201号室」の住人だったのだという。先輩たちとは別の意味で有名になってしまったしあつだが、この顛末には伏線があったのだと、お笑い関係者は語る。 「(宮川)大輔さんの次の住人が、水玉れっぷう隊のケンでした。当然、本人も“絶対に売れる”というジンクスを知っての入居でしたが、思うようには伸びなかった。実は、ケンは部屋の壁の色を勝手に塗り替えていたんですよ。後にテレビ番組で風水師が、壁の色を塗り替えたことで金運を下げてしまったと語ったこともありましたね」 水玉れっぷう隊はキー局のテレビ出演こそ皆無だが、劇場を中心に活躍し、後にこの部屋を出ることになる。その後釜として入居したのが、しあつだったわけだ。 今回の事件について、しあつは仲介による報酬を受け取っておらず、不正受給についても認識していなかったとしているが、不名誉な事件の当事者になってしまった事実は動かしようがないところ。今後は本業の芸人活動で汚名を返上していくしかないだろう。 「住めば売れる201号室」の伝説は、壁に色を塗ったケンと、ジンクスに泥を塗ったしあつによって完全に消滅してしまったようだ。吉本興業芸人プロフィールより







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