7カ月妊婦・榮倉奈々と上戸彩の共通点とは? 日テレ『東京タラレバ娘』3週連続視聴率下降の原因

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オメデトー!
 30歳独身女性3人の恋愛模様を描く『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第9話。民放で放送中の連ドラの中では、『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に次ぐ高視聴率をたたき出してきた同作ですが、今回は平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と急落。自己最低だった前回の10.5%を下回り、初の1ケタとなってしまいました。  実は、同作は第7話からずっと下降線をたどっています。なぜですかねえ? 最初は「何年も男日照りで、あたし終わってるわ……」と卑屈だった主人公が、劇中でモテまくりだからでしょうか? それとも、第6話で衝撃的な原作レイプが行われたからでしょうか……(記事参照)?  そういえば、ざわちんが主要キャラ3人の“ものまねメイク”をブログで披露し、オリコンさんなどが囃し立てていますね(関連記事)。かつて注目を集めた“ものまねメイク”ですが、本人写真との合成疑惑(関連記事)が浮上して以降、正直どんな気持ちで見たらいいのかわかりません。  さて、第9話も元気にあらすじを振り返りましょう!

“月9”さながらのドラマチック展開

 かつての会社の先輩・早坂(鈴木亮平)と付き合い始めた倫子。餃子デートや家呑みといった“おしゃれじゃないけどラク”なデートに「普通最高ー!」と感動しきりです。  恋が順調な倫子は、脚本の仕事も順調。連ドラの担当プロデューサー・荒川(井上晴美)に、「30過ぎると、駆け込み結婚が多い」などのアラサーあるあるをドラマに入れたいと提案。これに、アラフォーの荒川が「恋愛はいつでもできるけど、出産にはタイムリミットがあるからねえ」と返すと、この言葉に衝撃を受けた倫子は「セリフに使わせてください!」とメモります。  この時、目から鱗的な表情をしていた倫子ですが、これまでとにかく結婚に焦ってきました。前回なんて、「僕たちのペースで、ゆっくりやっていきませんか?」と告白した早坂に、「ゆっくりなんてイヤです。早く次に進みましょう。私たち、ゆっくりなんてしてる時間、ないですから」と抱きついていました。出産のタイムリミットも実感していない上、仕事にも燃えている30歳が、なぜ結婚をそんなに焦ってるんでしょうか? ねえ、教えて。  そんな倫子に、今晩、ピェンロー鍋(白菜鍋)を作るから、一緒に食べようと誘う早坂。そんな早坂の元へ、白ワインを買ってルンルンで向かう倫子ですが、道中で道に座り込むKEY(坂口健太郎)とばったり。この日、死んだ妻の七回忌に参加したKEYは、妻の父親から「娘のことはもう忘れてくれていい」と言われ、飲んだくれていたのでした。  倫子に対し、「俺たちの結婚、意味あったのかなあ」「彼女も俺のこと好きかどうかわかんねえし」「彼女、本当に幸せだったのかなあ」とウダウダと話しだすKEY。正直、知らねえよって感じですが、倫子は「そんなの、感謝しかないよ!」と死んだ妻の言葉を代弁。  早坂家では、ピェンロー鍋がグツグツ煮えているにもかかわらず、倫子は早坂からの電話を無視し、グスングスンと号泣するKEYを抱きしめます。  これは実にテレビドラマっぽい展開! KEYは売れっ子のタレントさんですが、倫子もお構いなしに外で抱き合いますし、KEYに「3人でピェンロー鍋を囲もう」と誘うようなこともしません。それにしても、坂口と鈴木の両天秤なんて、うらやましい主人公ですね。

丸井のクソっぷりがマックスに

 一方、小雪(大島優子)は、父親がギックリ腰なのをいいことに、自宅兼居酒屋に不倫相手の丸井(田中圭)を呼び、そのまま妻が里帰り出産で不在にしている丸井の自宅へなだれ込みます。「奥さんが選んだカーテン、奥さんが選んだソファ、奥さんが選んだグラス……」といちいちショックを受けながらも、結局、奥さんが選んだベッドでセックス。小雪は普段着は地味ですが、なかなかエロい下着つけてますね。  しかし翌朝、丸井の妻が緊急帝王切開になったため、ひとり家に取り残される小雪。タラ(声:加藤諒)とレバ(声:Perfume・あ~ちゃん)に「不倫女に明るい未来はなーい!」と説教された挙げ句、丸井が妻の第2子出産に「1人目のときは実感湧かなかったんだけど、今回は感動しちゃった」と父親の自覚を覗かせたため、別れを決意。小雪は「丸井さんとは会いません」と告げ、泣きながら帰路につきます。そんな第9話でした。

上戸彩と同じパターン登場

 香役の榮倉奈々が妊娠7カ月であることを発表しましたね。5カ月頃に発表する芸能人が多い中、まさかの7カ月! そりゃあ、ドラマ出演中にみるみる巨大化していくわけです。おめでとうございます。  ちなみに、前回はクッションでお腹を隠していた榮倉ですが、今回は“風邪を引いて寝込む”という強引な展開で大きなお腹を隠していました。そういえば、妊娠中の上戸彩が木村拓哉主演ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)に出演していたときも、ハンドバック、お盆、キッチンのアイランド部分、子役……とお腹隠しアイテムに四苦八苦していましたが、終盤では榮倉同様に劇中で風邪を引いて寝込んでいました。これは、妊婦女優あるあるといえそう。  それより、井上晴美は美人ですね。昨年、熊本地震で自宅が全壊したと聞いたときは心配しましたが、こう元気な姿が見られると安心します。さて、ついに次回は最終回! こちらのレビューもお楽しみに~。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

草なぎ剛が番宣で言ってた「出演者みんなでつく大きな嘘」って!?『嘘の戦争』最終回の満足度

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 元SMAP・草なぎ剛主演の復讐三昧ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)も、ついに14日の放送で最終回を迎えました。平均視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、期間平均は11.3%。フジというハンデを背負いながら、全話2桁で完走しました。  放送数時間前の同局『みんなのニュース』では、草なぎの番宣インタビューを放送。最終回の見どころについて、「出演者みんなで一緒になってつく大きな嘘が1つあって、この嘘に多分、みなさん騙されると思う」と語っていました。  全出演者一丸となって視聴者を騙す展開なんて、想像力に乏しい私は“夢オチ”と『蒲田行進曲』のラストシーンくらいしか思いつきません。早速、あらすじを振り返りましょう。

六車のトラバサミ傷が治ってない……

 前回のラストで警察に追われるも、猛ダッシュで逃げ切った一ノ瀬浩一(草なぎ)。次の一手として、興三(市村正親)に守(大杉漣)が30年前の事件の決定的証拠を持っていると思い込ませます。  興三は早速、暗殺者・六車(神保悟志)に「殺せ」と命令。守を拘束しますが、浩一が警察を仕向け、六車と警察の銃撃戦に。すかさず、守がケガをしている六車の足をキックし、六車は転んで銃をポロリ。六車ってば、前々回でトラバサミに挟まれた足が治ってないんです。トラバサミの威力ってすごい!  そして、六車が警察に連行される様子を見届けた浩一が道をテクテク歩いていると、道端で隆(藤木直人)が登場。警察から逃げてる浩一をあっさり見つけるなんて、さすが一生懸命な隆!   その後、楓(山本美月)に接触し、「今夜で(復讐を)全部終わりにする」と告げる浩一。「憎むよ、あなたのこと、ずっと……、さよなら」と号泣する楓に、浩一は「ごめんな」と言って頭をナデナデ。ああ、そんなんされたら、また好きになっちゃうよ。  この夜、山中の建物に興三と隆を呼び出す浩一。今からネットで生中継するから、カメラの前で謝罪しろと興三に迫ります。「断る」と微動だにしない興三ですが、浩一は謝罪しないと空き家の窓から見える小屋を爆発させると脅迫。この小屋には、楓が閉じ込められているんです。  ちなみにこの小屋は、浩一たちの場所から50メートルくらいしか離れていないように見えますが、浩一いわく「手前には谷があって、小屋に行くには30分はかかる」んだそうです。絶好の土地を見つけましたね。

興三の心筋梗塞再発が心配……

 観念した興三は、カメラの前で事件の真相を話すも、「部下が勝手にやった」「警察が事件を見逃しただけ」とこの期に及んで悪あがきをします。しかし、爆弾のボタンを押そうとする浩一を見て、「私が悪かった」とついに土下座。それでも、浩一は一度嘘をついた罰として、爆弾のスイッチをポチッ。小屋がゴーゴー燃えさかり、「これが俺が30年前に味わった地獄だよ」とキメゼリフをかまし、その場を立ち去ります。  自分の傲慢さのせいで楓が死んだことにビエンビエンと泣き崩れる興三。しかし、浩一は人を殺さない主義なので、当然、楓は死んでいません。浩一がそのトリックをネタばらしすると、隆に「そのためだけに、こんな大掛かりな……」とドン引かれてしまいました。  この直後、浩一を追う警察が到着。崖に追い詰められたところで突然、晃(安田顕)が登場し、浩一をナイフでブスリ! 浩一はそのまま崖から海に転落し、晃は現行犯逮捕されてしまいました。  しかし、これも浩一の計画通り。あらかじめお腹に雑誌を仕込んでおり、晃にわざと刺すよう命じていたとか。驚くことに、このことも隆は見破っていました。今日の隆は、日本の警察を超えたと言っていいでしょう。  浩一が海に落ちた後は、ユウジがボートで救出。浩一は隆に手術支援ロボットの設計データを笑顔で返却し、名前を変えてタイに戻っていきました。めでたし、めでたし。

「大きな嘘」ってどれ?

 って待てよ? 草なぎが『みんなのニュース』で言ってた「出演者みんなで一緒になってつく大きな嘘」って、どれ? 本当は最終回じゃないとか? ずっと藤木直人だと思ってた隆は、双子の兄のほうだったとか? 草なぎがすでにジャニーズから独立してるとか?  それとも、「浩一は死んだ」という嘘でしょうか?「みんな」ではないものの、少なくとも浩一の詐欺仲間と仁科家の人間、あと多分守(?)が隠していますから……(違ったらすみません)。なんだか「みんな」という言葉に惑わされすぎて、『蒲田行進曲』的な大ドン返しを期待して勝手にハードルを上げてしまいました。『みんなのニュース』見なきゃよかった……。  まあ、それでも、浩一は30年前についた嘘を真実に変えることに成功しましたし、事件に関わった人間は罪ほろぼしができましたし、至極キレイなラストという印象。それに、復讐後の浩一は、もともと手を染めていた“ゴーゴーバー詐欺”に戻るという、視聴者も大満足の終わり方と言えるのではないでしょうか? まさに「1本満足ー!」って感じです。  ただ、一つ気がかりなのは、拘留中の晃に面会した楓が、浩一からプレゼントされた指輪(ゾウの毛入り)を捨てずに持ち歩いていたこと。楓はキスした相手とホイホイ婚約しちゃうような純粋な娘ッコですから、浩一をタイに探しに行っちゃうかもしれません。もしかしたら、“戦争シリーズ”の次作は、ハルカ(水原希子)と楓が浩一を取り合う『恋の戦争』かも!? (文=どらまっ子TAMOちゃん)

嵐・相葉雅紀の月9『貴族探偵』に、フジテレビスタッフが「シラけている」?

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 低迷する「月9」の救世主となれるのか?  4月から嵐・相葉雅紀の主演でスタートする、フジテレビの月9ドラマ『貴族探偵』。このところ“ワースト視聴率”しか話題にならない「月9」だけに、これ以上の爆死は許されない。相葉のほかにも武井咲、生瀬勝久、井川遥、滝藤賢一、中山美穂、松重豊、仲間由紀恵など主演級のキャストが脇を固め、3月1日から初回放送日まで、数十パターンのPRスポットを放送する気合の入れようだ。 「同ドラマは、麻耶雄嵩氏の本格推理小説『貴族探偵』と、続編の『貴族探偵対女探偵』が原作。相葉が演じるのは、趣味で探偵をしている貴族だが、自分では何ひとつ捜査も推理もしない。自分が事件関係者の女性たちを口説いている間に、執事やメイド、運転手たちに推理をさせ、最後に事件を解決するというおいしい部分だけを持っていく設定。月9枠なのに恋愛要素がないことでも、注目を浴びています」(テレビ誌ライター)  同ドラマのプロデューサーは「『貴族探偵』は、今まで見たことのない新鮮な面白さが詰まったドラマ」と胸を張るが、スタッフたちはどうにもモヤモヤした気持ちを抱えているという。フジテレビ関係者が明かす。 「“今まで見たことがない作品”どころか、むしろ昨年10月期のドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)や、11年放送の『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)にそっくりすぎでしょう。視聴者も“どこかで見たな”と既視感を持つはず。ストーリーやあらすじも、あらかた想像がつくでしょうし、正直不安しかありませんよ」 『IQ246』では、織田裕二演じる貴族の末裔がひとりで事件を解決するが、「貴族」という設定はまったく同じ。一方の『謎解き』も、財閥令嬢で刑事のお嬢様らの推理はほぼ当たらず、執事役の嵐・櫻井翔が代わりに事件を解決するという話。確かに、『貴族探偵』の設定と似通っている。 「『絶対に負けられない』と鼻息を荒くしていたフジの上層部に向かって、若手社員が『織田さんと櫻井さんのドラマを足して割ったような話ですよね』とKY発言をしてしまった。誰もが思っていたことなんですが、“タブー”に触れてしまったことで、その場の空気は一変。シーンと静まり返りました。いずれにせよ、合格点は視聴率15%。万が一、10%割れとなれば、さすがに月9ドラマの撤廃が検討されるはず。そうなったら、おそらくは制作費があまりかからない情報番組になるでしょうね。スタッフもそれがわかっているため、“本当にこんなパクリみたいなドラマに命運を懸けるの?”と、シラけた空気になっているというわけです」(同)  フジテレビがなぜこのドラマを選んだのか、その謎を解き明かしてくれる探偵はいないだろうか?

また予告と違う……“最低”確実な月9『突然ですが、明日結婚します』フジテレビに巣食う病巣の正体

また予告と違う……最低確実な月9『突然ですが、明日結婚します』フジテレビに巣食う病巣の正体の画像1
フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
 月9枠史上最低視聴率になることがほぼ確定した『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)第8話。最終回のひとつ前ですが、視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調なまま。全話平均で7%に届かない目算となっています。  前回のレビュー(記事参照)では、予告編で本編にないセリフを捏造していたことを指摘しましたが、今回も同様の事例がありました。  高梨あすか(西内まりや)と神谷さん(山崎育三郎)が居酒屋で並んで座っているシーンで、周囲の人間が「結婚すんだっぺ?」と質問し、あすかがうれしそうに「はい♪」と答えるシーンです。実際には、「結婚すんだっぺ?」に対しては神谷さんが「高梨さんは会社の同僚だよ」と答え、あすかが「はい♪」と答えた質問は「(神谷が)東京じゃカッコつけてんでしょ?」というものでした。質問に対して、別の答えを編集でつないでいます。  これ、前回より始末が悪いです。前回の捏造は、まだ会話として成立しているセリフをつなぎ合わせて「それらしく」見えるようにミスリードしただけですが、今回の「結婚すんだっぺ?」というセリフには、まったく必然性がありません。誰も、神谷とあすかが結婚するなんて言ってないし、そんな素振りも見せていない中、唐突に画面に現れた人物が、唐突に「結婚すんだっぺ?」と言い出したのです。  つまり、予告編に「結婚すんだっぺ?」というセリフを登場させるためにネジ込まれた人物の、ネジ込まれたセリフだったということです。予告が本編を侵食している。絵に描いたような本末転倒。当然、今回も予告と違う内容が放送されることになりました。  で、今回の内容はどんなだったかというと、本当に何もありません。前回のラストで海外に左遷される可能性が出てきたナナリュー(flumpool・山村隆太)が、あすかに「別れよう」と言って、今回は「別れました」で終わりです。新しい情報としては、ナナリューの左遷先がモスクワであることと、神谷さんの故郷が栃木であることだけ。最後の数秒で、休日に神谷さんに呼び出されたあすかがおめかしして出かけていましたが、特に期待感はありません。  では1時間にわたって何が行われていたかというと、「自分の気持ちにウソをついて好きな女と別れるイケメン優しい」だとか「左遷を誰のせいにもしないイケメン爽やかで偉い」だとか「栃木弁がついつい出ちゃうエリートはいいヤツ」だとか、そういう、もう使い古されて根腐れしてそうな保守的思想に基づいたステレオタイプの、無意味な、まるでシナリオセンターの例題みたいな会話が時間を埋めていくだけでした。  なんかね、あれです。ミュージックビデオとかカラオケ映像の、音楽が入ってないやつという感じ。で、映ってる人が何か意味ありげなやり取りをしている感じ。毎週毎週、そんな感じ。いよいよ次回は最終回!  えーと、冒頭の「予告と本編が違う」問題についての余談なんですが、2012年に公開された『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』という映画があります。大ヒットシリーズですし、覚えている方もいると思いますが、この映画の予告編の最後で、銃声にかぶせて青島俊作(織田裕二)が倒れ、そのシーンに「さらば、青島。」とテロップが入るカットがあるんですね。 『THE FINAL』だし、いかにも青島の殉職を想像させるカットですが、実際に劇場で見たら、青島がただ疲れてコケちゃっただけで、銃声なんて鳴ってませんでした。まあ、昔からフジテレビはそういうことをやってたという話なんですが、この『踊る』の制作トップって、今フジの社長やってる亀山千広プロデューサーですからね。あー。なんとも。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

又吉直樹原作ドラマ『火花』は「声小さい」「退屈」「寝ちゃう」!? テレビ放送に酷評殺到のナゼ

又吉直樹原作ドラマ『火花』は「声小さい」「退屈」「寝ちゃう」!? テレビ放送に酷評殺到のナゼの画像1
 ピース・又吉直樹の芥川龍之介賞受賞小説を原作とした連続ドラマ『火花』に、酷評が相次いでいる。  同ドラマは昨年、有料動画サイト・Netflixのオリジナル配信ドラマとして映像化されたもの。先月26日からは、この再編集版がNHK総合の日曜午後11時から放送されている。  同作は、売れないお笑いコンビ・スパークスの徳永(林遣都)が、営業で出会った先輩コンビあほんだらの神谷(波岡一喜)に弟子入りを懇願。2人は、純粋に笑いに向き合う時間を共有するも、コンビとして少しずつ売れていく徳永と、すべてがうまくいかない神谷の歯車が噛み合わなくなっていく、というストーリー。キャストは、林、波岡、門脇麦、田口トモロヲ、小林薫、NMB4・山本彩ほか。監督は、寺島しのぶ主演映画『ヴァイブレータ』 (2003)で数々の映画賞を受賞した廣木隆一氏。  再編集版とはいえ、NHKで気軽に見られるとあり、放送前には大きな話題となっていた同放送。初回は4.8%とNHKの深夜帯にしてはまずまずの結果だったが、第2話で2.9%まで急落。さらに、12日放送の第3話は1.5%まで落ち込んでしまった。  現在、ネット上では「キャストの声が小さくて聞き取れない」「物語の展開が遅い」「映像が退屈で、途中で寝ちゃう」「小説は読んでませんが、内容が無いし、全然面白くない」といった批判的な意見が殺到している。 「最近は、福士蒼汰と有村架純がダブル主演した『ストロボ・エッジ』(2015)をヒットさせるなど、おしゃれな空気感に定評のある廣木監督ですが、長回しや引きの画が特徴。廣木監督は『火花』の映像化について『この作品は空気感が肝』と明言しており、万人に伝わるよう配慮されたテレビドラマとは別物。テレビを見慣れている視聴者の中には、声が聞き取りづらかったり、画が地味だったりと、不親切さを感じてしまった人も多いようです」(テレビ誌記者)  今年11月には、菅田将暉と桐谷健太がダブル主演を務め、板尾創路が監督・脚本を担当する映画版の公開を控えている『火花』。キャストを見る限り、こちらはNetflix版より万人ウケしそうな予感だ。

『大貧乏』大コケのフジ、次クール観月ありさ『櫻子さん』予告映像もヤバすぎ……

『大貧乏』大コケのフジ、次クール観月ありさ『櫻子さん』予告映像もヤバすぎ……の画像1
フジテレビ公式サイトより
 フジテレビ系連続ドラマ『大貧乏』(日曜午後9時~)の12日放送の最終回が平均視聴率4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大コケしてしまった。  同作は、女優の小雪演じる二児のシングルマザーが、度重なる災難により一文無しになってしまうオリジナルのヒューマンコメディー。伊藤淳史、滝藤賢一、奥田瑛二、ジャニーズWEST・神山智洋、成田凌らが出演していた。  初回7.7%で発進した同作だが、第2話で4.4%まで急落。全10話中7話が4%台で、期間平均は4.9%だった。 「同枠前クールの玉木宏主演『キャリア~掟破りの警察署長~』は期間平均7.2%でしたから、いかに不調だったかが窺える。『大貧乏』の大コケは、その鬱々としたタイトルにも原因がありそう。ただ、作品自体の評判は上々で、ネット上でも『面白かった』『ほっこりした』という声が相次いでいる。また、小雪にとっては『きみはペット』(TBS系)以来、実に14年ぶりの連ドラ主演。最近は“炎上女優”としてのイメージばかりが先行していましたから、実力を世に示せたという意味ではよかったのでは?」(テレビ誌記者)  とはいえ、プライム帯で放送中の連ドラ中、とび抜けて最下位の『大貧乏』。ここまで視聴者が離れてしまっては、4月から始まる観月ありさ主演『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』にも不安が過ぎる。 「『大貧乏』の最終回の後に、『櫻子さん~』の予告映像が流れたのですが、原作ファンから『ババアじゃねえか!』と怒りの声が相次いだ。それもそのはず、原作では20代半ばの櫻子を、40代の観月が演じるのですから……」(同)  同原作は、シリーズ累計部数は100万部を突破したミステリー小説。すでに漫画化やテレビアニメ化、ラジオドラマ化がされており、オタク層からの支持も篤い。なお、ドラマ版のメーンキャストは、観月、上川隆也、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、高嶋政宏、新川優愛。  観月といえば、2010年に“連続テレビドラマ19年連続主演女優”として、ギネス・ワールド・レコーズに認定されたことが話題に。現在まで記録を更新しており、『櫻子さん~』で26年連続となる。 「15年放送の主演ドラマ『出入禁止の女~事件記者クロガネ~』(テレビ朝日系)が視聴率不振により打ち切られるなど、もはや記録更新のためにドラマに出続けているような観月ですが、今回の起用も同じ事務所の後輩で月9に出演中の西内まりやのバーターだともっぱら。昨年はBSのドラマで記録を更新した観月ですが、『櫻子さん~』が失敗したらいよいよ地上波からはお声がかからなくなるのでは?」(同)  ネット上では早くも「大コケ確実」と言われている『櫻子さん~』。フジは、『大貧乏』の失敗を繰り返さなければいいが……。

『大貧乏』大コケのフジ、次クール観月ありさ『櫻子さん』予告映像もヤバすぎ……

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フジテレビ公式サイトより
 フジテレビ系連続ドラマ『大貧乏』(日曜午後9時~)の12日放送の最終回が平均視聴率4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大コケしてしまった。  同作は、女優の小雪演じる二児のシングルマザーが、度重なる災難により一文無しになってしまうオリジナルのヒューマンコメディー。伊藤淳史、滝藤賢一、奥田瑛二、ジャニーズWEST・神山智洋、成田凌らが出演していた。  初回7.7%で発進した同作だが、第2話で4.4%まで急落。全10話中7話が4%台で、期間平均は4.9%だった。 「同枠前クールの玉木宏主演『キャリア~掟破りの警察署長~』は期間平均7.2%でしたから、いかに不調だったかが窺える。『大貧乏』の大コケは、その鬱々としたタイトルにも原因がありそう。ただ、作品自体の評判は上々で、ネット上でも『面白かった』『ほっこりした』という声が相次いでいる。また、小雪にとっては『きみはペット』(TBS系)以来、実に14年ぶりの連ドラ主演。最近は“炎上女優”としてのイメージばかりが先行していましたから、実力を世に示せたという意味ではよかったのでは?」(テレビ誌記者)  とはいえ、プライム帯で放送中の連ドラ中、とび抜けて最下位の『大貧乏』。ここまで視聴者が離れてしまっては、4月から始まる観月ありさ主演『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』にも不安が過ぎる。 「『大貧乏』の最終回の後に、『櫻子さん~』の予告映像が流れたのですが、原作ファンから『ババアじゃねえか!』と怒りの声が相次いだ。それもそのはず、原作では20代半ばの櫻子を、40代の観月が演じるのですから……」(同)  同原作は、シリーズ累計部数は100万部を突破したミステリー小説。すでに漫画化やテレビアニメ化、ラジオドラマ化がされており、オタク層からの支持も篤い。なお、ドラマ版のメーンキャストは、観月、上川隆也、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、高嶋政宏、新川優愛。  観月といえば、2010年に“連続テレビドラマ19年連続主演女優”として、ギネス・ワールド・レコーズに認定されたことが話題に。現在まで記録を更新しており、『櫻子さん~』で26年連続となる。 「15年放送の主演ドラマ『出入禁止の女~事件記者クロガネ~』(テレビ朝日系)が視聴率不振により打ち切られるなど、もはや記録更新のためにドラマに出続けているような観月ですが、今回の起用も同じ事務所の後輩で月9に出演中の西内まりやのバーターだともっぱら。昨年はBSのドラマで記録を更新した観月ですが、『櫻子さん~』が失敗したらいよいよ地上波からはお声がかからなくなるのでは?」(同)  ネット上では早くも「大コケ確実」と言われている『櫻子さん~』。フジは、『大貧乏』の失敗を繰り返さなければいいが……。

『山田孝之のカンヌ映画祭』第10話 “大女優”長澤まさみは「脱ぐ」のか!? 山田孝之、決死の説得で……

『山田孝之のカンヌ映画祭』第10話 大女優長澤まさみは「脱ぐ」のか!? 山田孝之、決死の説得で……の画像1
テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより
 山田孝之がカンヌ映画祭最高賞目指して、監督・山下敦弘や周りを巻き込み、自分勝手に突き進む。そんな、どこまでがドキュメンタリーなのかわからない「ドキュメンタリー風」番組。  これまで、芦田愛菜に殺人鬼役やらせたり、大手に出資してもらえなくて山田のただのファンの社長に数千万出資させたり、カンヌ常連監督・河瀬直美に、カンヌに寄せたあざとい映像を見せて叱られたり、前科者役を探すのに本物の前科者を集めてオーデションしかけたり(結局、可能性が高いだろうということで「無職」の人から探すことに譲歩)、村上淳に首吊り特訓させておいて歌が下手だと即日解雇したり、とにかく「どうかしちゃってる山田」を堪能させてくれた。  そして前回のラスト、打ち合わせ中に突然、長澤まさみが現れた……! それは、またしても勝手に決めた山田が、母親役として呼び寄せていたのだった。 「第10話 長澤まさみ 悩む」を振り返りたい。  長澤は芦田の母親役ということしか聞いていないらしく、山田とも久々だし、芦田とも共演してみたいとの思いでやってきたらしい。まだ詳しくは何も知らぬ彼女に、簡単なあらすじと特殊な映画の撮影方法が説明される。  あらすじとしては、父親と娘・らいせ(芦田)を殺しかけた母親・さちこ(長澤)と、その愛人・北村(オーディションで選んだ渡邊さん)に、奇跡的に助かったらいせが復讐を遂げる物語だ。  そして、その撮影方法とは、奇才漫画家・長尾謙一郎による十数枚からなる絵からイメージして、台本などなしで撮影に挑むという山田流。絵を「読んで」おくように言われ、思わず「読む?」と問い返してしまう長澤。 ■ちゃんと演出をする山下  問題は長尾の描いた最後の絵、狂い死に、裸のまま水死体となった母親・幸子。これをどう描くかをリハーサルしながら長澤を交えて作っていくらしい。  役の気持ちを問う芦田に「自分を産んでくれた育ててくれた母を、もう自分は殺すと決めてる。その気持ちが悲しい」と演出する山下。  よく考えたら、この番組始まって以来の山下のプロフェッショナルな一面だ。いつも演出や決定は山田に奪われており、これが本職としての山下の姿なのだが、普段ただの子分のようなダメ男イメージがすっかり染み込んでいるので、こうしたちゃんと「できる」姿を見せられると、ついきゅんとしてしまう。「ダメに思わせておいて、実は最後にちゃんと出来る」マギー(司郎)一門の手口である。 ■長澤まさみのすごさ  芦田に殺されかかった長澤が、恐怖に追い込まれ狂ってしまう演技。「狂い死ぬ」というのがキーらしい。 「私は何も悪くない! 私は何も悪くない!」  こんなこと言ったら失礼だが、その芝居がさすがなのだ。編集されているとはいえ、直前までの漠然とした打ち合わせや、ふわーと現れた雰囲気を見ているだけに、いきなり役を仕上げ、具体的に演じる役者のパワーをはっきりと感じる。先ほどの山下もそうだが、やはりプロの仕事を、プロのレベルでこうやって見せてくれるあたり、実にまっとうな「ドキュメンタリー」である。  金を出したので現場をうろうろしてる出資者の稲垣さん(ガールズバー経営)も、これを間近で観れるとはいい買い物だったはずだ。せめてそうあってほしい。  長澤の演技を絶賛する山下と山田。「見えましたよね」これはいい作品になるのではといった空気が広がる。 ■脱ぐのか、脱がないのか?  ここで、先日の「前科者」オーディションで見事愛人の北村役を勝ち取った、渡邊元也(エロ漫画家)が到着。刺殺されてるのに「イテテテテテテテテ」と、まるで緊張感のない珍演技で相手役の芦田も笑ってしまうほどだったのだが、なぜか合格し、長澤と挨拶など交わしていやがる。長澤の輝けるキャリアの中で、最弱の相手役だろう。体育座りしてて長澤を見ながら発した「映画観てるみたい」とは正直な気持ちだろう。  しかし、ここで問題が。  ベッドシーンのリハーサルをする直前、山田と山下の会話から「今日は脱がせたらダメ」などとの内容が漏れて聞こえてくる。思わず「質問なんですけど、なんかこう、そういうシーンって、見えない感じ……ですよね?」と長澤が問う。  しかし、山田と山下は、「体がですか?」「見えない?」「プライド……?」とピンと来ていない様子。ついには長澤に「局部みたいなものが……」とまで言わせる始末。長澤は、全裸の絵を見て、あくまでイメージだと思っていたらしい。  しかし山田は「状況的に着衣ではない」「隠しはしないですよ?」と、断言する。視聴者は、この現場では彼が決めたことが絶対なのを知っている。そんなブルドーザーのような山田と、「やっぱ気になりますうー?」と抜かす無神経・山下の波状攻撃。 「そうなんですねー……」と困りながら言葉を選ぶ長澤と、その横で頷く、相手の素人・渡邊。まさか、自身初のフルヌードの対戦相手が素人のエロ漫画家だとは、夢にも思わなかっただろう。渡邊の目は怖いほど真剣だ。芝居下手なのに。 「ここまでストーリーがわからない中で、それ(ヌード)が必要なのかわからない」  長澤も判断しかねている感じだ。いや、おそらく「なし」なのだろうが、「今すぐには(返事は)難しいかなぁ……」と消極的だ。それはそうだろう。変な深夜番組の、変な映画で、変な顔の素人が相手だ(失礼)。これで引き受けでもしたら、それこそ長澤が変だ。 「今、この場では回答はできないかもしれない」と申し訳なさそうに答える女性マネジャーに、山田は「あー、それか」と吐き捨てる。意味ありげに「持ち帰って・社内で・話し合って・みたいなことですか?」と、さらに確認する。  山田は、所属する事務所に、どんな仕事をやるかの選択・判断は、山田自身に委ねさせてもらっていると『山田孝之の東京都北区赤羽』の中で語っていた。それは、今回の「長澤」という事例だけでなく、この手の回答を、かつて何度となく見てきたであろう。それは長澤どうこうではなく、一部の役者や事務所や映画会社、ひいては旧態依然とした業界の悪しき慣習などに対する苛立ちの蓄積を表しているようにも見えた。 ■エロ漫画家・渡邊という男  山下は、カンヌのために「魂」を込めたいと、長澤に全部出してほしいと説得する。  その流れで「もちろん渡邊さんも全部出すでしょ?」と目の前にたたずむ素人の決意までも引き合いにだすが、長澤はピンときていない。当たり前だ。長澤を抱ける千載一遇のチャンスだからか、とっさに「もちろん脱ぎます」と即答する素人・渡邊。  しかし、渡邊が火だるまで殺されるシーンもスタントなしでやるんだと「初耳」の決定事項を聞かされ、目を丸くする。エロにつられて安請け合いしたら、火だるまにされるという、もはやおとぎ話。  長澤と全裸で芝居することも「初めて聞いた」はずなのに、火だるまを聞いたときだけ「初めて聞いたんですけど」と食ってかかる姿は、煩悩の塊。さすがエロ漫画家。  山下は、さらりと最後に爆死することまで付け足し「これできたら、スタントマンの仕事とかめっちゃくるかも」と余計なリクルートを斡旋する。細かった渡邊の目はリアルな「死の危機」を耳にして以来、ずっと刮目している。ちなみにこのやり取りの最中の、長澤の目は死んでいた。かわいそう。 ■あの手この手で「脱がせ」にかかる!  長澤が脱ぐのに抵抗がある理由として「昔はいいと思っていた」が「大人になって見え方が美しいものなのか?」と自分で疑問があると言う。  一旦返事を持ち帰ることになった長澤に、例の絵を全て渡すが、おそらく断るのを決めているだろう長澤は気まずそうだ。  後日、東宝に場所を移しての打ち合わせ。ここで、長澤 VS 山山コンビの激しい脱がせの攻防が繰り広げられる。  まず、「全裸が必要条件の一番だと言われたらお断りした方がいいのかも」と先制パンチを繰り出す長澤に、 ・一番ではない。一番は気持ち。(山田) ・この前のリハを見て逆に服が邪魔だと思った。(山下)  と、やり返す2人。徹底抗戦のかまえ。  映画の規模の大きい小さいでは決めているわけではないと長澤が断言する。では理由は何か。  山下が仕掛ける。見えて当然のシーンでも無理に隠す日本映画を不自然に感じたことないか? それを「僕ら」で変えていきたいんだと、続く日本映画のために、パイオニアとして先陣切ってやってやるんだと、大義をちらつかせる。  さらには「俺も現場で全裸で演出してもいいですよ」と、長澤にとってどうでもいいことを言い出す。長澤は、先日の渡邊が火だるまになるのを聞いたときと同じ顔だ。  どさくさに紛れて「カンヌって、そういうやり方らしいんですよ?」と結構な嘘まで言っていた。  普段、山下を困らせてばかりの山田も「日本だとそういうのないから」「こっから先、(映画の)誤魔化しがきかなくなる」「脱ぐことで強さ・気持ち・表情が出る」と、かつてないほどの協力体制。北風と太陽が手を組み、なりふり構わず女性を脱がそうとしているような必死さだ。  さらには「一瞬」「ちらっと」「片方」など、一口アイスをもらおうとしてる子どものような言葉を口にして、長澤に怪しまれてしまう。  ついには、「僕らは男として長澤さんの裸を見たいわけじゃなくて、映画を作る上で、さちこに脱いで欲しいんです」と余計に怪しい言葉まで口にしてしまう。言えば言うほど、脱がせたい感があふれる2人。  結局「なんか身体だけなのかなーって」と、ますます長澤に警戒されてしまうはめに。がんばれ2人とも! ・リアルな丸見えな感じだと引くのでは? 内容が頭に入らないのでは? ・「今の私が脱ぐとストーリー関係なく、そこだけしか注目されないということがわかったから」「今やるべきことではないと思う」  以上の理由を口にする長澤の決意は固そうだ。 ■全裸→ナレーションに変更  話し合いを終え、席を立つ山下の「じゃあ」という言葉に、もう降板するつもりの長澤は「すいません」、山下は「よろしくお願いします」。噛み合わない。  直後、「こうして、私が映画に出演することはなくなりましたが、流れでこの番組のナレーションは引き受けることになりました」との経緯が長澤本人の声で説明される。まさか裸と引き換えのナレーションだったとは。しかし残念。  そして、長澤の代わりは巨大な「像」を使い、それを「さちこ」として撮影することに。その「像」のビジュアルはおそらく長尾作で、巨大な球に近い全裸、その乳首から水が噴き出してるという前衛的なもの。 「これをいじると、また違うって言い出すから」と、この通り忠実に再現するように助監督に発注の指示を出す山下。山田を見越してのことなのは言うまでもない。  そしてついに、8月29日クランクイン当日を迎えたところで次週へ。  次週は「第11話 芦田愛菜 決断する」  ふざけつつも、「もしも長澤まさみが知り合いに無理なヌードをお願いされたら?」という、よくできたドキュメンタリーを見せてくれた今回。クランクイン5日前にする作業とは思えないが、いよいよ撮影が始まる。  あのまま、村上淳や長澤まさみが出演していたら、十分メジャーでも勝負できそうな豪華さなのだが、山田はそれをよしとしなかった。それを蹴ってでもこだわった内容。果たして映画は完成するのか? 5月の「カンヌ」は期待していいのか? いよいよ残りあと2回。 (文=柿田太郎)

イカレポンチなマサオに泣かされる『A LIFE~愛しき人~』14.7%で、いよいよ最終回へ

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TBS系『A LIFE ~愛しき人~』番組サイトより
 日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は最終回前の第9話。視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と前回より1.0ポイント下げていますが、裏のWBCが超オモシロ試合で25%以上(中継5時間の平均で!)も獲ってますので、まあ大健闘かなという感じです。  前回は、マドンナ深冬(竹内結子)の脳腫瘍を夫・マサオ(浅野忠信)と元カレ・沖田(木村拓哉)のどっちがオペするかでモメにモメたところまで。もう、すぐにでも結論を出して切らなきゃいけない状況でしたが、深冬が腫瘍から出血したことで、逆に3週間の猶予ができました。  これにより、マサオにもしっかり準備期間が与えられることになり、また沖田にも「実父の手術でミスをした」という事実から立ち直る時間ができました。  この間に、2人はそれぞれ意味深いオペに臨むことになります。  沖田の患者は、急患で運ばれてきた中年女性。複雑な症例で、他の病院では処置のしようがなく、いわゆる“沖田にしか切れない”患者です。聞けば、母ひとり子ひとりなんだそうですが、この患者の息子の小学生が、実に厄介なことを言い出します。  失敗したばかりの沖田に「絶対失敗しないですよね」とプレッシャーをかけるのは、まだ序の口。どこで聞いてきたのか「この病院にはベルギーの王様の家族を切った医者がいるそうじゃないか」「偉い先生はお金持ちじゃないとやってくれないのか」と、やけに医療現場について精通している小学生・知樹くん(藤本飛龍)。はては「一億円」の借用書を手書きで作ってきて、「ベルギーの先生に渡してくれ」と沖田に迫ります。沖田こそ、その“ベルギーの先生”なわけですが、沖田は特に名乗り出るでもなく手術を成功させました。  沖田が医者を志したのも、母親を病気で亡くした悔しさからでした。だから、知樹くんの気持ちも痛いほどよくわかります。手術を前に珍しくイラついていた沖田でしたが、後輩の井川先生(松山ケンイチ)や父・一心(田中泯)にたしなめられて、ひとりひとりの患者に対して、あらゆる雑念を捨てて一途一心に準備をする大切さを再確認。深冬の手術に向けて、メンタルを整えることができました。  一方、マサオです。ここまでイカレポンチな面ばかりがクローズアップされてきたマサオでしたが、実は日本でも指折りの脳神経外科医でした。院長のもとに持ち込まれた難しい脳腫瘍の患者を、新しいアプローチで手術することになります。この患者というのが現役の厚生労働大臣だったこともあり、大きなプレッシャーがかかりつつも、成功すれば一気に病院の名を上げるチャンスでもあります。  こちらは、さしたる山場もなく、あっさり成功。天才・沖田も「すげえよ」と認めざるを得ない、見事な腕前です。そしてマサオは、妻・深冬に「俺がやる」と告げることになります。  これ、一歩引いて見ると、マサオが切る流れなんですよね。沖田が「すげえよ」と認める通り2人の腕前が同等なのだとしたら、マサオこそ深冬を切るのに相応しい人物として描かれてきているんです。  妻の脳に腫瘍を見つけてしまう。「家族は切れない」という大前提がある。そこに幼なじみの信頼できる沖田が現れ、マサオは沖田に手術を託すことにする。深冬は沖田の元カノで、自分が謀略を駆使して奪って妻にしたという経緯に後ろめたさもある。でも、実際に妻の頭を切ることを想像したら、気が狂いそうになっちゃう描写もありました。  しかしそんなマサオが目の当たりにしたのは、天才・沖田でもやはり家族の手術をすればミスが起こるという事実でした。幸い、術式は沖田が考えてくれたし、3週間の準備期間もできた。大臣の手術という、ものすごくプレッシャーのかかる仕事も、難なくやってのけた。自信も取り戻した。 「やはり、愛する妻は自分が救いたい」  と思うのは、ごく自然な心理だし、ここまで積み重ねたドラマのクライマックスが与えられるべきは、やっぱりマサオに見える。  でも、そうはいかない。なぜなら、沖田が、木村拓哉が、この作品の主人公だからです。こういうことって、脇の登場人物を丁寧に描けば描くほど、しばしば発生してしまう問題なんです。特に『A LIFE』は前半、主人公・沖田に変化がないために、マサオや井川先生、オペナース柴田さんに多くのエピソードを振ってしまったおかげで、キャラクターの掘り下げという面で、結果的に沖田よりマサオのほうがずっと深く、視聴者にアピールされてしまっているのです。  それでも、退場していただくしかありません。脇役は、脇役に甘んじていただかなければならない。ここで、マサオはイカレポンチな行動のツケを払わされることになります。かなり強引ではありましたが、外科部長・羽村(及川光博)と、ヤリ捨てられた不倫相手・榊原弁護士(菜々緒)が結託して、院長にマサオの悪事をチクることになります。  一方、マサオは深冬からも「私のオペは、沖田先生にお願いしたいです」と告げられます。マサオは、これに逆上します。 「なんでカズなんだ! え!?」 「カズは腕がいいからか?」 「カズのほうが信用できるからか? え?」 「信頼できるのがカズだからか?」 「失敗してもカズなら殺されてもいいからか?」  これまで、ギャハハと笑い飛ばしてきた浅野忠信の大仰芝居でしたが、今回ばかりは笑えなかったなー。マサオのマサオなりの悔しさが刺さってきて、泣けちゃったなー。  マサオは、深冬がその前夜、痺れの出ている手で「15歳になった莉菜へ」という手紙をしたためていたことを知りません。深冬は死を覚悟して、遺書を書いていたのです。そして、まだ幼な子である莉奈ちゃんと、こんな会話を交わしていました。 「ねえ莉菜、お父さん(マサオ)のこと好き?」 「うん、大好き」 「そうだね、大好きだね」  深冬は深冬なりに、莉菜の大好きなお父さんであるマサオに「切らせるべきではない」という判断をしていたということです。必死にそれを伝えようとする深冬ですが、マサオは聞く耳を持つことができません。  さらに悪いことに、羽村と榊原にマサオの「乗っ取り計画」を知らされた院長(柄本明)がやってきて、マサオをクビにしてしまいます。  最終回を前に、がっつりマサオに感情移入してしまった今回。結局深冬の手術は、そりゃキムタクがやることになるんでしょうけれども、マサオにもささやかな救いが訪れてほしいな、と思った今回でした。  というわけで、『A LIFE』も残すところ、あと1話。揺れ動くマサオ、一人前の外科医に成長していく井川、もちろん深冬の手術の行方も含めて、内容盛りだくさんな最終回になりそうです。楽しみ~。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

HKT48兒玉遥に恋人発覚か!? いよいよ登板するAKB48の“プロレス”を目撃せよ『豆腐プロレス』

HKT48兒玉遥に恋人発覚か!? いよいよ登板するAKB48のプロレスを目撃せよ『豆腐プロレス』の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 11日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第8話。サブタイトルは「ゴングまでまてない」だ。矢崎英一郎(渡辺いっけい)により興行される「錦糸町道場マッチ」まであと一週間と迫り、テレビで対戦相手が白金ジムだと知り、不安を抱きつつも気合を入れて練習に励む宮脇咲良(役名同じ)らメンバーたち。  そんな錦糸町道場にテレビの取材がやってくる。レポーターはなんと小嶋陽菜(役名同じ)。演じるのはもちろん、小嶋陽菜本人だ。メンバーたちは「タレントのこじはるだよね!?」と驚くが、錦糸町道場の門下生だった横山由依(役名同じ)は、「やっぱり! 昔ここにおった人や!」と言う。小嶋は、錦糸町道場出身のWIP初代チャンピオンだったことが判明する。  小嶋は、先月代々木第一体育館での卒業コンサートを行ったばかり。そして誕生日の4月19日にAKB48劇場にて卒業公演を控えている。『豆腐プロレス』のオープニングテーマ「シュートサイン」(キングレコード)も、小嶋がセンターを務めており、CMで流れるMVも、プロレスをモチーフとして扱いながら小嶋の卒業を描いた作品となっている。  錦糸町道場に久々に来た小嶋は、ウロボロス洋平(菅原大吉)の遺影を見るや「え~! 洋平さん死んでる~!」と、かつての師匠の死にもふわふわした反応。しかし、小嶋の出演は、このテレビの取材のシーンのみ。卒業を予定した人気メンバーの登場だけに、どのような重要な役どころかと期待して見ていたが、正直がっかりしてしまった。  ドラマの外まで広げて考えてみると、今回の配役だけでなく、秋元康氏は、なぜ「シュートサイン」を小嶋の卒業前最後のシングルに決めたのか、正直なところ理解に苦しむ。若手が中心に活躍するドラマの内容と直接リンクした内容の歌詞やMV、そしてこの『豆腐プロレス』というドラマの存在と、小嶋の卒業という要素がごちゃ混ぜになってしまっている。卒業を前に“花を持たせる”なら、もっと綺麗な花があったのではないか……!?  と言いつつも、マイペースでなんでもありの小嶋のキャラクターならでは、と言ってしまえばそれまでかもしれない。一方で、“レジェンド級メンバーたち”の卒業のはじまりとなった、2013年の前田敦子の卒業と比べると、かなりグダグダしている。人気の低下よりも、提供されるストーリーに面白さを感じなくなってしまったということが「AKB凋落」を象徴しているような気がして、なんとなく見ていて悲しくなった。  さて、小嶋の出演については不満をこぼしてしまったが、正直なところ、本編のドラマの内容はかなり面白い。続きを見ていこう。  試合の宣伝をしようとポスターをつくってきた横山に対し、加藤は「プロレスは好きだけど、プロレスをやっているというのは知られたくない」と言い出す。なんでここに来て急にそんなこと言うんだよ! と思うが、アリゲート流司(今野浩喜)は「マスクマンになれ」とマスクを手渡した。加藤がマスクキャラになるためのきっかけだったのだ。  試合前夜、アリゲート流司(今野浩喜)からのリングネームを言い渡されるメンバーたち。宮脇咲良は「チェリー宮脇」、向井地美音(役名同じ)は「ストロベリー向井地」、横山由依は「ロングスピーチ横山」、木﨑ゆりあは「パラッパー木﨑」、加藤玲奈(役名同じ)は「キューティーレナッチ」、そして古畑奈和は「サックス古畑」。横山が総選挙のスピーチが長かったことから「ロングスピーチ横山」となったのだろう。それぞれがファンに持たれているイメージをそのまま使ったリングネームになっている。  試合当日の朝には、ついに白金ジムのメンバーたちが錦糸町道場入り。控室に案内する宮脇に対して「ここって、倉庫かなにかですか?」「試合会場ってここから近いんですか?」と投げかける。普段もっと大きく華やかなリングで戦っている白金ジムのメンバーたちからのこの言葉は相当なイヤミだ。バチバチな試合を予感させる白金ジムメンバーからの牽制。さあ、ここから試合だ! というところで番組は終了する。しかも次回予告には、ジャガー横田の姿も。まさに「ゴングまで待てない!!」となるような、次回が楽しみな回だった。  もうひとつ、このドラマとAKB48をめぐり、気になる話があったので簡単にまとめておきたい。「錦糸町道場マッチ」の直前とはいえ、今回もフォーカスされるのは錦糸町道場メンバーだけではなかった。前回タッグの解消が決まり、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)は新たなパートナーの道頓堀白間(白間美瑠)との練習のシーンがある。  道頓堀白間は矢崎から「チャンスの波は誰にでもやって来る。だがその波を捕らえ、トップに立つことができるのは一握りの人間だ」と叱咤されたせいもあってか、気合が入っている様子だ。そんななか、タッグを解消したハリウッドJURINAの元相方で、メキシコに修行に行くことになったエメラルドHARUKAが荷物をとりに練習場に入ってくる。ハリウッドJURINAは一度練習を止め、エメラルドHARUKAと握手を交わす。このシーンを見たハリウッドJURINAを演じる松井珠理奈は、「感動のシーン。涙が出そうだった」とツイートしている。  実は、エメラルドHARUKAを演じる兒玉遥は、第6話が放送された2月末ごろから体調不良でほとんどの活動をキャンセルして休養している。おそらく、エメラルドHARUKAがメキシコに修行に行くという展開も、兒玉の体調不良を考慮して決められたのではないだろうか。  そろそろこの記事も締めたいと思っていたのだが、これが放送されたのは奇しくも3月11日の深夜。放送の少し前に、兒玉はGoogle+に東日本大震災から6年ということで文章を投稿している。実はこの投稿が思わぬ波紋を呼んでいる。  心のこもったメッセージの合間に、恋愛禁止のAKB48グループに所属していながら「私は心に決めている人がいます」という一文が入っていたからだ。ちょうど兒玉が休養期間であるだけに、ファンの間ではさまざまな臆測が飛び交ってしまっている。このままドラマだけでなく活動もフェードアウト……なんてことにならなければよいが。また兒玉がエメラルドHARUKAとして、戻ってくることを期待したい。 (文=MC内郷丸)