松嶋菜々子主演の大型ドラマ『女の勲章』6.2%の衝撃! 赤っ恥続きで「フジにはもう出ない」!?

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フジテレビ公式サイトより
 15・16日に放送された女優・松嶋菜々子主演の二夜連続スペシャルドラマ『山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章』(フジテレビ系)の大コケぶりに、衝撃が走っている。  同作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれ、後に焼け野原の中で洋裁教室を開いた大庭式子(松嶋)を中心に、欲望うずまく人間模様を描いたドロドロ愛憎劇。式子のビジネスパートナーを玉木宏、3人の弟子をミムラ、相武紗季、木南晴夏が演じた。  平均視聴率は、第一夜で8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第二夜で6.2%を記録。同時間帯に放送された15日放送のKAT-TUN・亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の12.0%や、16日放送の長谷川博己主演『小さな巨人』(TBS系)の13.7%を大きく下回った。 「フジは宣伝にかなりの費用を回していましたが、“嫌フジ”の風潮も手伝ってあえなく撃沈。同作は、尾野真千子主演のNHK連続テレビ小説『カーネーション』や、NHKでも放送されたスペインドラマ『情熱のシーラ』を彷彿とさせることから、放送中に既視感を訴える視聴者が続出。また、多くの登場人物が関西弁を話すなか、主人公は標準語。式子は劇中で『土地の言葉を捨てて、新しい時代の人間になると決めた』とその理由を説明しているものの、視聴者からは『違和感しかない』『標準語で“船場、船場”言われても、説得力ない』といった声が相次いでいます」(テレビ誌記者)  フジといえば、2015年1月にも、二夜連続スペシャルドラマ『オリエント急行殺人事件』のメーンに松嶋を起用。同作は、原作のアガサ・クリスティーと、脚本の三谷幸喜のコラボが話題となり、第一夜で16.1%、第二夜で15.9%の高視聴率を記録した。 「『オリエント急行殺人事件』の成功を受け、フジは今回も松嶋にオファー。松嶋のビジュアルを前面に押し出したプロモーションを展開していました。しかし、松嶋は昨年7月放送の主演ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)が期間平均7.1%と不発。続けて『女の勲章』までこの有り様ですから、松嶋側ももう、極力フジを避けたいでしょう」(同)  松嶋に立て続けに恥をかかせてしまったフジ。松嶋は一度失った“視聴率女王”の称号を、再び取り戻すことは叶うだろうか?

AKB48島田晴香に見る、あの“超人気キャラクター”!? 『豆腐プロレス』が示したアイドルドラマの価値

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』公式サイトより
 15日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)は、ドラマ内で放送されている「ジャイアントカレー」のCMから始まる。起用されているのは、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の「工事現場同盟」の2人。  コインランドリーで、そのCMが流れるテレビを消す島田。すこし表情も暗い。いつもコインランドリーで一緒になるおばさんが島田へと食べ物を置いて帰ると、島田は「週刊プロレスの道」を開く。表紙は、前回ハリウッドJURINA(松井珠理奈)を下したイケメン百花(木下百花)が大きく取り上げられていた。島田にとって、ハリウッドJURINAは倒すべき最大のライバル。それだけに、ハリウッドJURINAの敗北には思うところも多いはずだ。  しかし、島田を悩ませるのは、ハリウッドJURINAの敗北だけではない。島田は、この「週刊プロレスの道」の誌面上で、工事現場同盟の解散を宣言していたのだ。  前話で島田は、クイウチ松村が一緒にいる男とキスしているところを目撃してしまっていた。解散の理由がこれであることには疑いはないが、インタビューでその解散の理由について聞かれても、うまく答えられずにいる。なんとか「方向性の違いだよ」とぶっきらぼうに言い放ってみせるのだった。  という経緯を踏まえ、ユンボ島田とクイウチ松村の試合に。力のこもった殴り合いから始まり、松村がリングの隅に島田をおびき寄せると、その腕をとって「拝み渡り」へ。「私、カズくんのおかげで強くなれた」「うるせえ!」「私恋愛体質なの!」「知るかあ!」「うるせえ!」というやり取りののち、ダイビングチョップ。  これを決めた松村は、応援に来ていた観客席のカズくん(加藤仁志)と目を合わせる。島田は、「イチャイチャしてんじゃねえよ!」と松村の尻を蹴り上げ、背後から松村の鼻をブタのように押し上げ、その醜態を観客席にさらすと、「こんなブスのどこがいいんだよ!」と叫ぶ。観客席のカズくんが立ち上がり「ブスはあなたです!」と言い返すと、これに怒った島田は観客席に飛び降り、カズくんにつかみかかる。するとシャツのボタンが外れ、道頓堀白間のファンクラブTシャツが露わになった。  道頓堀白間に近づこうと松村との関係を深めていたカズくんの“ゲスな本性”が白日の下に。松村はカズくんにダイビングチョップを食らわし、島田にもチョップ。  再びリングに上がると、それまでの鬱憤を晴らすかのように、さらなるラリアットの応酬を繰り広げる。その間、工事現場同盟の結成、それぞれのリングネームの命名、子どもたちからのブーイング、CM降板……など、工事現場同盟の2人の歴史が走馬灯のようによぎる。 「工事現場同盟の消えゆく火を消したくない」「一撃一撃が、互いに向けられた、まるでエールのようです!」とアナウンサーの実況にも力が入り、BGMも相まって、かなりアツい。フラフラでうめき声をあげながら、互いの思いの丈をぶつけ合うさまは、まさに死闘だ。試合後、大の字になってリング上に寝転び天井を見上げる2人に、観客席から盛大な拍手と歓声が送られる。ユンボ島田の呆然とした表情が素晴らしい。  ユンボ島田は「白間みたいに美人でキャーキャー騒がれるだけのプロレスラーのさばらせていていいのか!」と松村に言い放ち、「解散なんてウソだよバーカ!」と解散を撤回するのだった。  また、今回、工事現場同盟は、思いもかけない仕事をしていった。練習リングの上に寝転び涙を流すハリウッドJURINAに、ユンボ島田が声をかけ「たかが一回負けただけだろう? こっちはお前に何回負けたと思ってんだよ」と告げたのだ。その言葉に何も返さず走り去ろうとするハリウッドJURINAを引き止め、「お前は、プロレスしかできないんだからな」とユンボ島田は言うが、これに対しても答えずハリウッドJURINAは走り去ってしまうというところで、本話は終了。 『豆腐プロレス』で、最も面白い回だったと個人的には思っている。小ネタを観察したり、少し配役やストーリーを深読みするのも、このドラマならではの楽しみだが、今回は純粋にドラマを楽しめた。  自分が倒すと思っていたライバルの敗北、悪役レスラーへの非難、タッグを組んでいた相棒とのすれ違い……。たくさんの苦悩をリング上の殴り合いで、昇華していくさまに思わず涙したという視聴者も少なくないはず。まさに、胸熱くなる要素だけの脚本だったといえるだろう。  また、今回フォーカスされたユンボ島田を演じる島田晴香が、あまりにはまり役である。ド派手な悪役メイクでもごまかせない表情の移ろいには思わず目を見張るものがある。悪役の女子プロレスラーというニッチな配役ではあるものの、このハマりっぷりには、『マジすか学園』(テレビ東京ほか)で、当時SKE48の松井玲奈が演じた、ゲキカラというキャラクターと重なる。 「しょせんアイドルのドラマ」と斜に構えて見ていると、それこそプロレスの必殺技のように炸裂する“神回”にノックアウトされてしまうことだろう。これこそ、グループのプロデューサー、秋元康の口にする“予定調和の破壊”なのだが、こういうのがあるから、AKBのドラマは面白いのだ。 (文=MC内郷丸)

亀梨和也『ボク、運命の人です。』お遊戯会レベルのEDダンスに一体なんの意味が……恋ダンスとは別物

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 KAT-TUN・亀梨和也主演のラブコメディ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)が15日にスタート。初回平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、好発進となりました。  亀梨といえば、2006年放送の“月9”『サプリ』(フジテレビ系)以降、『たったひとつの恋』(日本テレビ系)、『ヤマトナデシコ七変化』(TBS系)、『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)といった恋愛モノをはじめ、数多くの連ドラで主演。ジャニーズきっての“主演俳優”です。  しかし、筆者は正直なところ、「亀梨の魅力って何?」と疑問に思い続けてきました。演技もそれなりにこなせて、きっといろいろ努力もしているだろうし、なんかヘンに真面目そうだし、少し残念なところを元KAT-TUNの田中聖にはバカにされてそうだったし、そういうとこも含めて世間の好感度は高いと思います。  ただ、突出したものがないというか、迫力に欠けるというか、プラスアルファが感じられず……。これまで主演作を見ても、「物足りない」「シーンが印象に残らない」「亀梨が主演か……」という感じでした。  というわけで、ここでのレビュー連載では、ドラマの魅力のみならず、俳優・亀梨和也の魅力に気付けたら、個人的にはこれ幸いです。では早速、初回のあらすじを振り返りましょう。

『プロポーズ大作戦』の焼き直し!?

 この4月、静岡から都内の営業所に異動してきたウォーターサーバーの営業マン・誠(亀梨)。人をすぐに信じるお人よしで、女性を見た目で判断しない誠ですが、なぜか恋愛相手に恵まれず、元カノは「ヘンな女」ばかり。しかも、いつも最後はフラれてしまうといいます。  夜、誠が帰宅すると、部屋に土足で上がる謎の男(山下智久)が。男は、「神だよ!」「GOD right here!」と“神”を自称。その神から、同じビル内の隣の会社に勤める晴子(木村文乃)の写真を見せられ、「はい、ここ大事。彼女が君の運命の人!」と告げられます。さらに、年内に晴子と結婚し、来年に子どもを産まないと、30年後に地球に隕石が直撃して人類が滅亡するとか。2人の子どもは科学者になって、隕石の軌道を外すのだそうです。  また、誠と晴子にはこれまで、運命の後押しによってあらゆる接点が。しかし、お互い一度も気付けなかったため、2人とも不幸な恋愛が続いていたんだそうです。  ここまで見て、『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)を彷彿をさせるなあ、と思っていたら、脚本家が同じ方でした。たしか『プロポーズ大作戦』は、山Pが天使の力で何度も過去をやり直し、長澤まさみと自分が結婚できるよう仕向ける話。時間軸的には逆転の発想とも言えますが、設定の使い回しというか、シリーズというか、ほとんど亀梨版『プロポーズ大作戦』と言っていいでしょう。これには、フジも内心「ムギギ……」となっているかもしれませんね。

晴子の性格が地味にヤバい!

 晴子とエレベーターで2人きりになった誠は、いきなり「驚かないで聞いてください。あなたは僕の運命の人なんです」と告げますが、不審者扱いする晴子。その夜も部屋にいた神は、今度会ったら、かつて大学受験で後ろの席だった晴子から借りたえんぴつを返すよう助言します。  次の日、出張先の山奥で晴子とばったり会った誠は、えんぴつを返却し、改めて「大変お待たせしました。僕があなたの運命の男です」と説明。しかし、晴子は「気持ち悪いです。ほんとうに、気持ちが悪いです」と一蹴します。  晴子って、地味にヤバい性格なんですよね……。運命に逆らってきたため、誠同様に男運は最悪。しかし、なぜか男を選ぶ力には自身満々。とんでもなく自己評価が高い女性なのでしょうか? 実際いたら、心配になる性格です。  すっかり自信をなくした誠は、美人局の元カノと行く予定だったクラシックコンサートへ。そこで、球児だった高校時代の思い出がフラッシュバックすると、そこには晴子らしき女性の姿が。高校時代にがっつり接点があったんじゃ……? と思わせて、初回は終了しました。

「ボク運ダンス」はお遊戯会レベルだった

 全く頭を使わずに見られるラブコメディとしては、人気が出そうです。晴子のサバサバ系女子ぶりも、ちょっとイタくていい感じですし、亀梨の上司役の田辺誠一の不思議ちゃんぶりや、女社長役の阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子のデキる女風演技も、今後話題になりそう。山Pの神役も、『DEATH NOTE』のリューク的な愛されキャラで支持を集めそうです  で、問題の亀梨ですが、誠が素の亀梨に近いのか、主人公のオタオタ感が演技でうまく表現されていました。が、欲を言うと、ルックスの部分で役作りをしてもよかったのでは、と思います。  髪型を少しもっさりさせるとか、色気を消すために目張りを弱めにするとか、細眉を隠すとか……この役を引き立てる見た目って、もっと他にあったと思うんですよ。キムタクだって、TOKIO・長瀬智也だって、出演作によって髪型変えてますから、もう少しお化粧っけを薄めてほしかったです。  また、散々「恋ダンス」のパクリと言われているエンディングの「ボク運ダンス」ですが、ダンスはサビだけなうえ、顔のドアップも多いので、視聴者に振付を覚えさせようという意図は感じられません。  しかも、その振りは幼稚園のお遊戯会並みに簡単ですから、「踊ってみたい!」という欲は刺激されません。要は、「恋ダンス」に並ぶようなものではないです。  だとすると、なぜパクリと言われるリスクを負ってまで、わざわざ「ボク運ダンス」を入れたんでしょう? 謎すぎます……。今後、その答えが明かされることを信じ、最終回まで見届けたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

『孤独のグルメ Season6』第1話 スカした東京人どもの胃袋の常識を変えてやる!? お好み焼きは、ごはんのおかず

『孤独のグルメ』第1話 スカした東京人どもの胃袋の常識を変えてやる!? お好み焼きは、ごはんのおかずの画像1
テレビ東京系『孤独のグルメ season6』番組サイトより
 今シーズンの放送を前に、作画の谷口ジロー先生が亡くなられました。いまや、谷口先生の代表作のひとつとなった『孤独のグルメ』。  でも、最初に依頼が来たときには「なぜ、私に……」と思ったそうです。実際、掲載誌の「月刊PANjA」(扶桑社)は、まったく売れずに休刊。その後、同社から単行本は出たものの、まさか21世紀になって、こんな人気を得るとは誰が予想できたでしょうか。  かくて、空前の飯テロによって、世間にさらなる「孤独のグルメ実践者」を増殖させているテレビ東京のドラマも、いよいよ第6シーズン。いったい、どんな哀愁とうまいメシが待っているのか。  お待ちかね、第1話のタイトルは…… 「大阪府 美章園のお好み焼き定食と平野の串かつ」 です。  今回の冒頭、ゴローちゃん(松重豊)がやってきたのは大阪。それも、梅田ではなく、ディープな通天閣のたもとです。原作において、大阪は鬼門。大阪の独特のノリについていくことができず、ひたすら孤独を感じながら、タコ焼きをモグモグと食べるしかないゴローちゃんを、皆さんもよく覚えていることでしょう。  しかし、それはすでに過去の出来事なのか。松重ゴローちゃんは、食い倒れの街に大いに期待を寄せています。  ですが、簡単にモグモグ満足させてくれないのが、このドラマ。声をかけてきた客引きのお兄さんの案内で、首尾よくメシにありつけるかと思いきや、携帯電話が。  メシを食べたいときに邪魔されてしまう。フラストレーションは募ります。とはいえ、そのへんでささっと立ち食いうどんでもすすったりしないのがゴローちゃん。もはや遺伝子レベルで、空腹こそが最高の調味料と理解しているのか?  突然、電話でアポの時間を変更してきたお客は、旧知の不動産屋。モデルルームに置く調度品のために、わざわざ、東京からゴローちゃんを招いたのです。 「大事な仕事やから、ゴローさんに頼んでるんやないんですか~」 という不動産屋の「こっちは、お好み焼きをおかずにメシを食いますわ~」の一言に、ゴローちゃんは「ムリムリ」と渋い顔。これ、なんてフラグなんでしょうか?  ともあれ、北海道生まれの彼を大阪人にしてしまう地域のパワーに感慨を覚えながら歩いていると、突然思い出すのは空腹。かくて、ゴローちゃんの店探しがスタートです。  そして、入るのはお好み焼き屋。決め手は、枯れたのれんに「風流美味」と書かれているところ……。  客が勝手に取るおしぼりが紅白なのも新鮮に見えるゴローちゃんは、さっそくの名言。 「初めて来たのに懐かしい。これは……本物の店だぞ」  王道の豚玉にしようかと考えたゴローちゃん。隣の席に運ばれてくるのは、豚玉の定食。いまだ、驚きは隠せませんが「こんな店に入れたんだから……」と、大阪人の味覚に果敢に挑戦します。それにしても「こんな店」と言ってしまうゴローちゃんの洗練された東京人らしさが面白いです。  そんなお好み焼き屋で、昼間っから飲んでいるのは、池乃めだか師匠ではありませんか!  ゴローちゃん、めだか師匠に「兄ちゃん、背え高いな~」と突っ込まれますが、「どっかから声がするけど、どこや~」とは返せません。  さて、運ばれてきた定食。「関東人には理解不能」と覚悟を決めながらも、なおも違和感を隠せないゴローちゃん。恐る恐る小手でマヨネーズを広げます。ここで今日2度目の名言。 「小手づかいで大事なのは、思い切りだ」  口に運べば、お好み焼きは美味。「これだけでいいじゃないか」と言いつつも、大阪スタイルを試すゴローちゃん。「意外にいいかも!」と、一口で気に入ります。「もしかすると、俺の身体の中には大阪人のDNAがある」んじゃないかと、うまいモノの前には一瞬で世界が変わるゴローちゃんです。  いよいよスイッチが入ったゴローちゃん。こうなると貪欲な胃袋は止まりません。続いては焼きそばに挑戦。まずはミックスとデラックスの違いを聞くところから。ミックスは、豚にイカとエビ。デラックスはそこに貝柱も入っているというわけです。そして怒濤の名言。 「このソースのにおい、なんと暴力的な。お好み焼きを食ってなかったら即死だ!」 「大阪ソースの催眠術か、また腹が減ってきたぞ」 「デラックスだ、遠慮なくデラックスにいこう」  半熟目玉焼きを麺に絡め取って狂喜するゴローちゃん。さんざん語っているのに「この店の焼きそばのおいしさは、俺のような一見の客に語れるものではない……」と。いくら語っても、食の前には謙虚なのが、ゴローちゃんと山岡士郎の大きな違いです。そして、まだ止まらない名言。 「きっと、東京に戻ってから、強烈に食べたくなるに違いない」  お好み焼き定食に焼きそばを食べながらも、まだ、終われないゴローちゃん。続いては、「たこねぎ」の小をしょうゆ味で挑みます。ソースとは違うしょうゆのおいしさに流れる音楽もノリノリ。半分は一味をぶっかけ「なるほど、こうなるか」と、さらにモグモグは続きます。 「ハマる人はハマるなあ、俺も今日から、この一味」  かくて、お好み焼きに始まる「炭水化物トライアスロン」を食い倒れずに完走した達成感を得るゴローちゃん。すっかり、大阪の食文化に胃袋を支配され尽くしたのであります。  さんざん食べて今日も終了かと思いきや「さて、もうひと仕事」と言いだすゴローちゃん。満腹かつ、ソースのにおいをコートに染みこませて商談に向かうのも平気なのが素敵です。  で、2軒目の商談は町場のパーマ屋さん。個人経営なのに、なんとクライアントの幅の広いことか。小商いでも、わざわざ出張してきてくれるフットワークの軽さが信用なのでしょうか。  商談を終えて「さあ東京に戻るか」とつぶやくゴローちゃん(日帰り?)。だが、その目に飛び込んで来たのは「串カツ、どて焼き」と書かれた屋台。「やり残していることがあった」と、当たり前のように足は動き出すのです。  そしてCM明けは、油のはじける音から。 「串カツのウスターソースは、大阪人の血液だ」  屋台なのに具材が多いという大阪ならではの光景に、もはやゴローちゃんの胃袋はブラックホールとなります。  ヒレ肉ならぬヘレ肉、ニラ巻き。紅生姜。紅生姜の揚げたのが、ソースに合うという新発見に、さらにゴローちゃんが加速するのは当然です。  そして、ここで挿入されるのが飲み物のセレクト。 「ここはウーロン茶じゃないな、油ものには炭酸だ」  飲み物は店ではなく傍の自販機で買ってくれという、屋台ならではのスタイル。サイダーを流し込めば、さらに新たなステージへ。どて焼きは、2本注文。入ってきた親子連れ……じゃなくて、元阪神の下柳剛に引きずられるように、コンニャクも。 「なんだか、初めて大阪の懐に潜り込めた気がする」 と、感動は無限の食欲へと続くのでありました……。  初回から炭水化物でトライアスロンと思いきや、まさかの延長戦まで完走した第1話。  ますます盛んな松重ゴローの胃袋は、深夜の飯テロどころか、核弾頭のごとく視聴者に攻め込んできます。21世紀になり、少しは知れ渡った感もありますが、まだまだ東京では、お好み焼きをおかずにご飯というのは、奇人扱いされているフシがありました。でも、このトライアスロンによって、「お好み焼きには、ご飯と味噌汁」は、もはや常識になるのではないでしょうか。  お好み焼きは、間違いなくご飯のおかずです。  毎朝毎晩、お経のように唱えて実践し、この常識を普及させてほしいものです。 (文=昼間たかし)

『孤独のグルメ Season6』第1話 スカした東京人どもの胃袋の常識を変えてやる!? お好み焼きは、ごはんのおかず

『孤独のグルメ』第1話 スカした東京人どもの胃袋の常識を変えてやる!? お好み焼きは、ごはんのおかずの画像1
テレビ東京系『孤独のグルメ season6』番組サイトより
 今シーズンの放送を前に、作画の谷口ジロー先生が亡くなられました。いまや、谷口先生の代表作のひとつとなった『孤独のグルメ』。  でも、最初に依頼が来たときには「なぜ、私に……」と思ったそうです。実際、掲載誌の「月刊PANjA」(扶桑社)は、まったく売れずに休刊。その後、同社から単行本は出たものの、まさか21世紀になって、こんな人気を得るとは誰が予想できたでしょうか。  かくて、空前の飯テロによって、世間にさらなる「孤独のグルメ実践者」を増殖させているテレビ東京のドラマも、いよいよ第6シーズン。いったい、どんな哀愁とうまいメシが待っているのか。  お待ちかね、第1話のタイトルは…… 「大阪府 美章園のお好み焼き定食と平野の串かつ」 です。  今回の冒頭、ゴローちゃん(松重豊)がやってきたのは大阪。それも、梅田ではなく、ディープな通天閣のたもとです。原作において、大阪は鬼門。大阪の独特のノリについていくことができず、ひたすら孤独を感じながら、タコ焼きをモグモグと食べるしかないゴローちゃんを、皆さんもよく覚えていることでしょう。  しかし、それはすでに過去の出来事なのか。松重ゴローちゃんは、食い倒れの街に大いに期待を寄せています。  ですが、簡単にモグモグ満足させてくれないのが、このドラマ。声をかけてきた客引きのお兄さんの案内で、首尾よくメシにありつけるかと思いきや、携帯電話が。  メシを食べたいときに邪魔されてしまう。フラストレーションは募ります。とはいえ、そのへんでささっと立ち食いうどんでもすすったりしないのがゴローちゃん。もはや遺伝子レベルで、空腹こそが最高の調味料と理解しているのか?  突然、電話でアポの時間を変更してきたお客は、旧知の不動産屋。モデルルームに置く調度品のために、わざわざ、東京からゴローちゃんを招いたのです。 「大事な仕事やから、ゴローさんに頼んでるんやないんですか~」 という不動産屋の「こっちは、お好み焼きをおかずにメシを食いますわ~」の一言に、ゴローちゃんは「ムリムリ」と渋い顔。これ、なんてフラグなんでしょうか?  ともあれ、北海道生まれの彼を大阪人にしてしまう地域のパワーに感慨を覚えながら歩いていると、突然思い出すのは空腹。かくて、ゴローちゃんの店探しがスタートです。  そして、入るのはお好み焼き屋。決め手は、枯れたのれんに「風流美味」と書かれているところ……。  客が勝手に取るおしぼりが紅白なのも新鮮に見えるゴローちゃんは、さっそくの名言。 「初めて来たのに懐かしい。これは……本物の店だぞ」  王道の豚玉にしようかと考えたゴローちゃん。隣の席に運ばれてくるのは、豚玉の定食。いまだ、驚きは隠せませんが「こんな店に入れたんだから……」と、大阪人の味覚に果敢に挑戦します。それにしても「こんな店」と言ってしまうゴローちゃんの洗練された東京人らしさが面白いです。  そんなお好み焼き屋で、昼間っから飲んでいるのは、池乃めだか師匠ではありませんか!  ゴローちゃん、めだか師匠に「兄ちゃん、背え高いな~」と突っ込まれますが、「どっかから声がするけど、どこや~」とは返せません。  さて、運ばれてきた定食。「関東人には理解不能」と覚悟を決めながらも、なおも違和感を隠せないゴローちゃん。恐る恐る小手でマヨネーズを広げます。ここで今日2度目の名言。 「小手づかいで大事なのは、思い切りだ」  口に運べば、お好み焼きは美味。「これだけでいいじゃないか」と言いつつも、大阪スタイルを試すゴローちゃん。「意外にいいかも!」と、一口で気に入ります。「もしかすると、俺の身体の中には大阪人のDNAがある」んじゃないかと、うまいモノの前には一瞬で世界が変わるゴローちゃんです。  いよいよスイッチが入ったゴローちゃん。こうなると貪欲な胃袋は止まりません。続いては焼きそばに挑戦。まずはミックスとデラックスの違いを聞くところから。ミックスは、豚にイカとエビ。デラックスはそこに貝柱も入っているというわけです。そして怒濤の名言。 「このソースのにおい、なんと暴力的な。お好み焼きを食ってなかったら即死だ!」 「大阪ソースの催眠術か、また腹が減ってきたぞ」 「デラックスだ、遠慮なくデラックスにいこう」  半熟目玉焼きを麺に絡め取って狂喜するゴローちゃん。さんざん語っているのに「この店の焼きそばのおいしさは、俺のような一見の客に語れるものではない……」と。いくら語っても、食の前には謙虚なのが、ゴローちゃんと山岡士郎の大きな違いです。そして、まだ止まらない名言。 「きっと、東京に戻ってから、強烈に食べたくなるに違いない」  お好み焼き定食に焼きそばを食べながらも、まだ、終われないゴローちゃん。続いては、「たこねぎ」の小をしょうゆ味で挑みます。ソースとは違うしょうゆのおいしさに流れる音楽もノリノリ。半分は一味をぶっかけ「なるほど、こうなるか」と、さらにモグモグは続きます。 「ハマる人はハマるなあ、俺も今日から、この一味」  かくて、お好み焼きに始まる「炭水化物トライアスロン」を食い倒れずに完走した達成感を得るゴローちゃん。すっかり、大阪の食文化に胃袋を支配され尽くしたのであります。  さんざん食べて今日も終了かと思いきや「さて、もうひと仕事」と言いだすゴローちゃん。満腹かつ、ソースのにおいをコートに染みこませて商談に向かうのも平気なのが素敵です。  で、2軒目の商談は町場のパーマ屋さん。個人経営なのに、なんとクライアントの幅の広いことか。小商いでも、わざわざ出張してきてくれるフットワークの軽さが信用なのでしょうか。  商談を終えて「さあ東京に戻るか」とつぶやくゴローちゃん(日帰り?)。だが、その目に飛び込んで来たのは「串カツ、どて焼き」と書かれた屋台。「やり残していることがあった」と、当たり前のように足は動き出すのです。  そしてCM明けは、油のはじける音から。 「串カツのウスターソースは、大阪人の血液だ」  屋台なのに具材が多いという大阪ならではの光景に、もはやゴローちゃんの胃袋はブラックホールとなります。  ヒレ肉ならぬヘレ肉、ニラ巻き。紅生姜。紅生姜の揚げたのが、ソースに合うという新発見に、さらにゴローちゃんが加速するのは当然です。  そして、ここで挿入されるのが飲み物のセレクト。 「ここはウーロン茶じゃないな、油ものには炭酸だ」  飲み物は店ではなく傍の自販機で買ってくれという、屋台ならではのスタイル。サイダーを流し込めば、さらに新たなステージへ。どて焼きは、2本注文。入ってきた親子連れ……じゃなくて、元阪神の下柳剛に引きずられるように、コンニャクも。 「なんだか、初めて大阪の懐に潜り込めた気がする」 と、感動は無限の食欲へと続くのでありました……。  初回から炭水化物でトライアスロンと思いきや、まさかの延長戦まで完走した第1話。  ますます盛んな松重ゴローの胃袋は、深夜の飯テロどころか、核弾頭のごとく視聴者に攻め込んできます。21世紀になり、少しは知れ渡った感もありますが、まだまだ東京では、お好み焼きをおかずにご飯というのは、奇人扱いされているフシがありました。でも、このトライアスロンによって、「お好み焼きには、ご飯と味噌汁」は、もはや常識になるのではないでしょうか。  お好み焼きは、間違いなくご飯のおかずです。  毎朝毎晩、お経のように唱えて実践し、この常識を普及させてほしいものです。 (文=昼間たかし)

日テレ“ボク運ダンス”は“恋ダンス”のパクリ!? 亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』が不安だらけ

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 日本テレビは14日、KAT-TUN・亀梨和也と山下智久が約12年ぶりに共演する連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系/15日スタート)のエンディングで、主要キャストが“ボク運ダンス”を披露すると発表した。  同ドラマは、サラリーマンの主人公(亀梨)が、隣の会社で働くOL(木村文乃)を運命の女性と信じ、“神様”を自称する謎の男(山下)の助言を受けながら告白し続けるラブコメディ。  2005年放送の同局連ドラ『野ブタ。をプロデュース』では、ユニット「修二と彰」として主題歌「青春アミーゴ」をヒットさせた亀梨と山下。今回はユニット「亀と山P」として、エンディングで自身が歌う主題歌「背中越しのチャンス」を木村とともに踊るという。 「ポップなメロディーに、わかりやすく覚えやすい振り付け。視聴者にも踊ってほしいとの狙いがあるようです。ただ、どうしても“恋ダンス”を彷彿とさせるだけに、冷ややかな声は多いよう」(テレビ誌記者)  昨年12月まで放送されていた連ドラ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のエンディングで披露された“恋ダンス”は、一大ブームに。放送中、“踊ってみた”動画をネットに投稿する一般人が絶えなかった。  その印象が強いだけに、“ボク運ダンス”に対しネット上では「恥ずかしいパクリ」「二番煎じ」「ドラマの内容で勝負して」といった揶揄が飛び交っている。 「日テレは、前期で放送された連ドラ『スーパーサラリーマン左江内氏』のエンディングでも、主題歌の三代目 J Soul Brothersの『HAPPY?』に合わせ、堤真一や小泉今日子に“左江内ダンス”を踊らせていた。この時、制作サイドは『ダンスは1年前から構想にあり、『観賞用』として計画されたもの』と“パクリ疑惑”を弁明。しかし、エンディングダンスがこうも続いてしまっては、おサムい空気が漂うのは当然です」(同)  さらに、同作には“大コケ”を予感させる不安材料が……。 「ヒロインの木村は、同ドラマのターゲットである若い女性からの好感度がダダ下がり中。その原因は木村のインスタグラムで、ナルシスト臭プンプンの写真が不評のようです。そもそも、同ドラマのヒロインは上野樹里で話が進んでいた。しかし、脚本を見た上野が『これには出たくない』とドタキャン。要は、内容の面白さ以前に、日テレの“ジャニーズ接待”丸出しの企画というわけです」(同)  放送前から雲行きが怪しい『ボク運』。“ボク運ダンス”は、“恋ダンス”のように話題となるだろうか?

日テレ“ボク運ダンス”は“恋ダンス”のパクリ!? 亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』が不安だらけ

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 日本テレビは14日、KAT-TUN・亀梨和也と山下智久が約12年ぶりに共演する連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系/15日スタート)のエンディングで、主要キャストが“ボク運ダンス”を披露すると発表した。  同ドラマは、サラリーマンの主人公(亀梨)が、隣の会社で働くOL(木村文乃)を運命の女性と信じ、“神様”を自称する謎の男(山下)の助言を受けながら告白し続けるラブコメディ。  2005年放送の同局連ドラ『野ブタ。をプロデュース』では、ユニット「修二と彰」として主題歌「青春アミーゴ」をヒットさせた亀梨と山下。今回はユニット「亀と山P」として、エンディングで自身が歌う主題歌「背中越しのチャンス」を木村とともに踊るという。 「ポップなメロディーに、わかりやすく覚えやすい振り付け。視聴者にも踊ってほしいとの狙いがあるようです。ただ、どうしても“恋ダンス”を彷彿とさせるだけに、冷ややかな声は多いよう」(テレビ誌記者)  昨年12月まで放送されていた連ドラ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のエンディングで披露された“恋ダンス”は、一大ブームに。放送中、“踊ってみた”動画をネットに投稿する一般人が絶えなかった。  その印象が強いだけに、“ボク運ダンス”に対しネット上では「恥ずかしいパクリ」「二番煎じ」「ドラマの内容で勝負して」といった揶揄が飛び交っている。 「日テレは、前期で放送された連ドラ『スーパーサラリーマン左江内氏』のエンディングでも、主題歌の三代目 J Soul Brothersの『HAPPY?』に合わせ、堤真一や小泉今日子に“左江内ダンス”を踊らせていた。この時、制作サイドは『ダンスは1年前から構想にあり、『観賞用』として計画されたもの』と“パクリ疑惑”を弁明。しかし、エンディングダンスがこうも続いてしまっては、おサムい空気が漂うのは当然です」(同)  さらに、同作には“大コケ”を予感させる不安材料が……。 「ヒロインの木村は、同ドラマのターゲットである若い女性からの好感度がダダ下がり中。その原因は木村のインスタグラムで、ナルシスト臭プンプンの写真が不評のようです。そもそも、同ドラマのヒロインは上野樹里で話が進んでいた。しかし、脚本を見た上野が『これには出たくない』とドタキャン。要は、内容の面白さ以前に、日テレの“ジャニーズ接待”丸出しの企画というわけです」(同)  放送前から雲行きが怪しい『ボク運』。“ボク運ダンス”は、“恋ダンス”のように話題となるだろうか?

フジの小栗旬主演『CRISIS』、人のふんどしで“超”高視聴率ゲット! いったい主役は誰なの?

フジの小栗旬主演『CRISIS』、人のふんどしで超高視聴率ゲット! いったい主役は誰なの?の画像1
フジテレビ系『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』番組サイトより
 小栗旬主演の連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系/火曜午後9時~)の初回が11日に放送され、13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進した。 「今のフジで13.9%となると、他局なら、プラス5%ぐらい取れていたはずですから、すごい数字ですよ」(テレビ誌関係者)  同局のドラマとしては、まさに目の玉が飛び出るような“超”高視聴率で、かつ日本テレビ系の人気バラエティ『ザ!世界仰天ニュース』(12.7%)にも勝ったのだから、お祭り騒ぎになっているという。  それもそのはず、1月期の同枠の草なぎ剛主演『嘘の戦争』でさえ、最高は12.0%(第2話)。同局の連ドラでは、2015年1月期の杏主演『デート~恋とはどんなものかしら~』(最高14.8%=初回)、草なぎ主演『銭の戦争』(最高15.4%=最終回)以来、実に2年3カ月ぶりの“快挙”なのだ。  ただ、手放しで喜んではいられない。『CRISIS』は、14年4月期に小栗主演でテレビ朝日系にて放送された『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』の流れをくんだ作品だからだ。原案・脚本は、両作とも、直木賞作家・金城一紀氏のオリジナル作で、テレ朝で同系のドラマがオンエアされていてもおかしくなかったのだ。つまり、「人のふんどしで相撲を取ったようなもの」といわれても反論できそうにない。  ネット上では、『BORDER』『MOZU』(TBS系&WOWOW)、『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)に「似ている」との声がもっぱら。『MOZU』は『CRISIS』で準主役を務めている西島秀俊の主演作で、『SP』は金城氏の脚本であったため、そう言われても致し方ないところ。だが、実際、視聴率がこれだけよかったのだから、既視感があったとしても視聴者の満足度はおおむね高かったようだ。  ただ、ひとついえることは「小栗の主演だから数字が取れた」というわけでもなさそうだ。初回では、実質的な主役の働きをしたのは間違いなく西島で、セリフの多さでは圧倒的に田中哲司だった。小栗は新幹線から川に飛び込むシーンと、ラストの女性を口説くシーンが印象に残ったくらいで、存在感が薄く、「いったい主役は誰なの?」と、突っ込まれてもおかしくなかった。 「初回がよかったからといって、油断は禁物です。フジでは、15年10月期の松坂桃李主演『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』が初回で12.9%も取ったのに、第2話で6.3%と半分以下にダウンしてしまい、平均視聴率も1ケタに終わった例もあります。ここから先が本当の勝負です」(同)  こうなると、同局としては、平均13.4%をマークした『銭の戦争』以来の大ヒットを期待したいところで、今後の視聴率推移に注目したい。 (文=田中七男)

フジの小栗旬主演『CRISIS』、人のふんどしで“超”高視聴率ゲット! いったい主役は誰なの?

フジの小栗旬主演『CRISIS』、人のふんどしで超高視聴率ゲット! いったい主役は誰なの?の画像1
フジテレビ系『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』番組サイトより
 小栗旬主演の連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系/火曜午後9時~)の初回が11日に放送され、13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進した。 「今のフジで13.9%となると、他局なら、プラス5%ぐらい取れていたはずですから、すごい数字ですよ」(テレビ誌関係者)  同局のドラマとしては、まさに目の玉が飛び出るような“超”高視聴率で、かつ日本テレビ系の人気バラエティ『ザ!世界仰天ニュース』(12.7%)にも勝ったのだから、お祭り騒ぎになっているという。  それもそのはず、1月期の同枠の草なぎ剛主演『嘘の戦争』でさえ、最高は12.0%(第2話)。同局の連ドラでは、2015年1月期の杏主演『デート~恋とはどんなものかしら~』(最高14.8%=初回)、草なぎ主演『銭の戦争』(最高15.4%=最終回)以来、実に2年3カ月ぶりの“快挙”なのだ。  ただ、手放しで喜んではいられない。『CRISIS』は、14年4月期に小栗主演でテレビ朝日系にて放送された『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』の流れをくんだ作品だからだ。原案・脚本は、両作とも、直木賞作家・金城一紀氏のオリジナル作で、テレ朝で同系のドラマがオンエアされていてもおかしくなかったのだ。つまり、「人のふんどしで相撲を取ったようなもの」といわれても反論できそうにない。  ネット上では、『BORDER』『MOZU』(TBS系&WOWOW)、『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)に「似ている」との声がもっぱら。『MOZU』は『CRISIS』で準主役を務めている西島秀俊の主演作で、『SP』は金城氏の脚本であったため、そう言われても致し方ないところ。だが、実際、視聴率がこれだけよかったのだから、既視感があったとしても視聴者の満足度はおおむね高かったようだ。  ただ、ひとついえることは「小栗の主演だから数字が取れた」というわけでもなさそうだ。初回では、実質的な主役の働きをしたのは間違いなく西島で、セリフの多さでは圧倒的に田中哲司だった。小栗は新幹線から川に飛び込むシーンと、ラストの女性を口説くシーンが印象に残ったくらいで、存在感が薄く、「いったい主役は誰なの?」と、突っ込まれてもおかしくなかった。 「初回がよかったからといって、油断は禁物です。フジでは、15年10月期の松坂桃李主演『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』が初回で12.9%も取ったのに、第2話で6.3%と半分以下にダウンしてしまい、平均視聴率も1ケタに終わった例もあります。ここから先が本当の勝負です」(同)  こうなると、同局としては、平均13.4%をマークした『銭の戦争』以来の大ヒットを期待したいところで、今後の視聴率推移に注目したい。 (文=田中七男)

「お前が死ねよ」時代に突入した沢尻エリカ主演『母になる』、ジャニーズ俳優が衝撃の“棒演技”

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「別に……」時代から「お前が死ねよ」時代へ華麗にジャンプアップした沢尻エリカ様主演の連続ドラマ『母になる』(日本テレビ系)の全話レビュー。12日に放送された第1話の10分拡大スペシャルは、平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠前クールの『東京タラレバ娘』の初回が13.8%でしたから、少々寂しいスタートとなりました。  同作は、2年ぶりに連ドラ出演するエリカ様が話題ですが、メーンでHey! Say! JUMP・中島裕翔、ジャニーズJr.・道枝駿佑が出演する“ジャニーズドラマ”の側面もあります。中でも主人公の息子役を演じる14歳の道枝は、これがドラマ初出演。演技経験もほとんどなさそうです。かなり重要な役ですが、どんなフレッシュな演技を見せてくれるのか、ワクワクしますね! さっそく初回のあらすじをザッと振り返りましょう。

初回で19歳から34歳まで演じるエリカ様!

 2001年春、両親を亡くし、19歳で単身上京した結衣(沢尻)は、勤め先の書店に客として訪れた大学講師・陽一(藤木直人)に一目惚れ。ボールペンを渡して手が触れてドキッ! ZOKKONです。  交際に発展し、クリスマスを共に過ごす2人。包丁片手にホールケーキを切ろうとしている結衣は、足を滑らした陽一に後ろからぶつかられ、顔面からケーキにダイブ。あわや! 顔のすぐ横に包丁! 母になる前に血だらけにならなくてよかったです。結果、“顔面ケーキ”きっかけでチューする2人。コミカル!  この後、結衣の妊娠が発覚し、2人は“デキ婚”。男児・広(こう)を出産し、幸せな家庭を築きます。  3歳になった広(子役・吉武歓)は、寝る前に突然、結衣に向かって「そのひとのことをおもうとね、こころがぎゅーっとなってきゅーんとなって、なきそうになるのぉ、なんていうかしってるぅ? そういうきもち、なんていうかしってるぅ? ぼくしってるよぅ、いとしいっていうんだよぉ」「いとしいだよぉ、ぼくままのこと、いとしいだよぉ」と話し始めます。  うを! ここまで見事に棒読みの子役って、初めて見ました。わーわー! でも顔はかわいい。  しかし、この棒読み事件の翌日に悲劇が。幼稚園のお迎え時に結衣が一瞬目を離した隙に、広が忽然と姿を消してしまいました。誘拐したのは、陽一に恨みを持っていた教え子。犯人は陽一に電話で「お子さんをさらったのは僕です」と自白した直後、広の居場所を告げずに大学の屋上からダーイブ! エリカ様が「お前が死ねよ」って言ったからでしょうか。

棒読みのまま成長する広

 この日以来、笑顔が消える結衣と陽一。結衣は「うううううう、広に会いたい、ううう、ちゃんとご飯食べてるかなあ、ううう」と号泣。孫が消えて気を病んでしまった陽一の母親(風吹ジュン)も、他人の子に「ババとくる? おいで! おいで!」と迫って警察の厄介になるなど、もう地獄です。  そして、一気に17年春のシーンへ。何があったかわかりませんが、結衣はアパートで一人暮らし。中華料理店で働いていますが、なんか貧乏そうです。  そんな中、児童福祉司の愁平(中島)から結衣に電話が。結衣が養護施設に駆けつけると、AAA・西島隆弘似のイケメンが登場。最初は本当に広か半信半疑の結衣ですが、そのイケメンはとびっきりの棒読みで「いまこのへん、ぎゅってなって、きゅーんていうか、そういうかんじで……」との聞き覚えのあるフレーズを口にします。  うお! その棒読みは絶対に広だよ! 間違いないよ! 全視聴者がそう思ったであろう次の瞬間、「広……」「お母さん?」と抱き合う2人。親子が9年ぶりの再会を果たし、初回は終了しました。  フレッシュの度が過ぎる道枝くんですが、案の定、ネットでも「道枝の演技ヤベー!」と話題になっているようです。そういえば、ジャニーズ事務所はダンスや歌のレッスンはあっても「演技レッスンはない」と有名ジャニタレがテレビで言っているのを聞いたことがありますが、一説には「最近はジュニアのレッスンに演技を取り入れているらしい」との情報も。本当かなあ。なんにせよ、ジャニーズ事務所は今後、道枝くんをゴリ押していくんでしょうね。既に映画デビューも決まっているようですし。  ただ、道枝くんの棒ゼリフに「わざとでは?」「今後の伏線かも」との声も。確かに、広の空白の9年間はまだ何もわかってませんから、「演技ヤベー」と揶揄するには早すぎます。何かの呪いで、抑揚を封じられたのかもしれません。  そんなことより、沢尻の主演女優としての貫禄は、圧倒されるものがありますね。もちろん“泣きの演技”は天下一品ですし、いい女風のしゃべり方さえ気にならなければ、もらい泣き必至です!  というわけで、まだまだ序章にすぎない『母になる』。当サイトでは、最終回まで粛々とレビューさせていただきます! (文=どらまっ子TAMOちゃん)