嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)は、第3話も安定の面白さでした。いやー、面白いです。見ててよかった『貴族探偵』。 実は、昨年春あたりから毎クール月9のレビューを書くようになって、今年の春は『貴族探偵』だよ、ということで、初めて麻耶雄嵩さんの作品を読んだんです。 で、白状してしまえば、原作である『貴族探偵』および『貴族探偵対女探偵』(ともに集英社文庫)という小説は、あんまり好みじゃなかった。事件の謎と解決がすごく練られていることは伝わってきたし、何度か読み直して「うへー、そういうことかい!」と思わず虚空を見上げてしまうこともありましたが、とにかく作品に無駄がないんです。事件→推理→解決、それしかない。人物の背景や物語が、極限まで削ぎ落とされている。 例えば、第3話の出典元となった『貴族探偵』収録の「トリッチ・トラッチ・ポルカ」の書き出しを以下に引用してみます。 * * * 事件の概要はこうである。 三月四日の日曜日の午前九時、東北地方の小都市・猪飼市の郊外にある廃倉庫から三十歳前後と思われる女性の死体が発見された。 * * * いきなりこれです。そしてこの後、延々と事件の概要、現在の捜査状況、容疑者のアリバイについてなどが説明されます。必要な情報しかありません。 これは明らかに「大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。」(『火花』又吉直樹/文藝春秋)といった書き出しの文学作品とは、一線を画す小説です。 麻耶さんは「太鼓と笛の音が確認された。」なんです。 そこからは、人物の顔や風景、匂いや痛みといったものが、まったく感じられない。登場人物全員が謎解きを構築するためだけに配置されて、結果、場面に出てくる誰のことも愛せない。文学というより、「謎解きの快感」だけに特化した、マニア向けの快楽装置といった風情です。 もちろん、そのどちらが価値があるとかないとか、そういう評価軸の話ではありません。商品の性質として、私たちのような一般人向けに開いていないということです。 そういう『貴族探偵』を1話からずっと絶賛しているのは、私が原作を読んで「足りない」と感じていたものが、ドラマではありありと画面に現れているからです。精巧な骨格標本が、血肉をまとってイキイキと疾走し始めた。その興奮にヤラれてしまっているんです。楽しくてしょうがないし、これを作ってるヤツはすげえな! と思ってしまう。魔法使いかよ、と。ドラマの面白さというより、テレビの中ですごいことが行われている感じに圧倒されているんです。もうけっこう慣れてきたけど、2話目まではホントに興奮しっぱなしでした。 第3話のレビューですが、例によって、今回も未見の方はFODでもTVerでもいいから見てほしいので、あらすじは記しません。女子高生の橋本環奈ちゃんと結婚したくなる話です。ずっと環奈ちゃんを幸せにしたいと思える話です。原作では、環奈ちゃんが演じた垂水遥という人物と結婚したくはならなかったもんなー。これがドラマの力よなー。 と、そんな風に、事件関係者や警察に血肉が与えられた一方で、相変わらず標本のままなのが相葉ちゃん演じる貴族探偵なんですね。人格がないし、情熱もないし、意欲もない。相葉ちゃんが“棒”だからキャスティングされたのか、相葉ちゃんが“棒”であろうと努力しているのかは判然としませんが、ここに原作とドラマの美しいシンクロを見るんです。 探偵って、変に目的意識とか倫理観とか、人間味みたいなものが備わってないほうがいいんじゃない? そういうことを、この作品は言おうとしているのではないかと。 今回、象徴的な場面がありました。貴族探偵の使用人によって事件が解決に導かれた後、食い下がる刑事を、貴族探偵がこう突き放します。 「君の疑問などどうでもいい、使用人は真実を述べたまでだ」 つまり、誰のどんな“思い”も、真実の探求とは関係がない。真実に辿りつくために存在しているのが探偵であり、真実に辿りつくためには、人間らしくある必要はない。 逆にいえば、そこまで何もかもを捨て去らないと、解けない謎があると。相葉ちゃんが貴族を貴族らしく「演じない」ことで、貴族探偵という存在が見事に漂白されている。その彼がいつも真実を突き止めることで、作品が主張する「探偵とは何か」が明確になっている、という構図です。 そして、ここがキモなんですが、その「探偵が存在を漂白しなければ解けない謎」を構築しているのも、また『貴族探偵』という作品なんですよねえ。 麻耶さんの側から見れば、「オレの作った謎は、今まで世間に登場したどんな情熱的な探偵にも解けない」「オレの謎は、探偵が自らの存在を漂白し、真実だけに向き合わなければ解けない超難解な謎なのだ」という宣言なわけです。 そこまで言っちゃえば、謎そのものをマジのガチで作り込むしかないですよね。ちゃんとした人がガチのマジで作り込んでるものって、だいたい面白いに決まってるんですよ。はい、次回も普通に楽しみです。 ちなみに視聴率は、2話目より少し戻して9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、また1ケタ。いろいろ言われるでしょうけれど、まあ「視聴率三冠王」を盛んに喧伝して「視聴率の高いテレビが価値があるテレビ、あとは価値がない」というイメージを振りまいたのは、ほかでもない過去のフジテレビですからね。いたしかたなし。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
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橋本環奈ちゃんと結婚したくなる! 嵐・相葉雅紀主演『貴族探偵』推理マニア向け作品を映像化した意味
嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)は、第3話も安定の面白さでした。いやー、面白いです。見ててよかった『貴族探偵』。 実は、昨年春あたりから毎クール月9のレビューを書くようになって、今年の春は『貴族探偵』だよ、ということで、初めて麻耶雄嵩さんの作品を読んだんです。 で、白状してしまえば、原作である『貴族探偵』および『貴族探偵対女探偵』(ともに集英社文庫)という小説は、あんまり好みじゃなかった。事件の謎と解決がすごく練られていることは伝わってきたし、何度か読み直して「うへー、そういうことかい!」と思わず虚空を見上げてしまうこともありましたが、とにかく作品に無駄がないんです。事件→推理→解決、それしかない。人物の背景や物語が、極限まで削ぎ落とされている。 例えば、第3話の出典元となった『貴族探偵』収録の「トリッチ・トラッチ・ポルカ」の書き出しを以下に引用してみます。 * * * 事件の概要はこうである。 三月四日の日曜日の午前九時、東北地方の小都市・猪飼市の郊外にある廃倉庫から三十歳前後と思われる女性の死体が発見された。 * * * いきなりこれです。そしてこの後、延々と事件の概要、現在の捜査状況、容疑者のアリバイについてなどが説明されます。必要な情報しかありません。 これは明らかに「大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。」(『火花』又吉直樹/文藝春秋)といった書き出しの文学作品とは、一線を画す小説です。 麻耶さんは「太鼓と笛の音が確認された。」なんです。 そこからは、人物の顔や風景、匂いや痛みといったものが、まったく感じられない。登場人物全員が謎解きを構築するためだけに配置されて、結果、場面に出てくる誰のことも愛せない。文学というより、「謎解きの快感」だけに特化した、マニア向けの快楽装置といった風情です。 もちろん、そのどちらが価値があるとかないとか、そういう評価軸の話ではありません。商品の性質として、私たちのような一般人向けに開いていないということです。 そういう『貴族探偵』を1話からずっと絶賛しているのは、私が原作を読んで「足りない」と感じていたものが、ドラマではありありと画面に現れているからです。精巧な骨格標本が、血肉をまとってイキイキと疾走し始めた。その興奮にヤラれてしまっているんです。楽しくてしょうがないし、これを作ってるヤツはすげえな! と思ってしまう。魔法使いかよ、と。ドラマの面白さというより、テレビの中ですごいことが行われている感じに圧倒されているんです。もうけっこう慣れてきたけど、2話目まではホントに興奮しっぱなしでした。 第3話のレビューですが、例によって、今回も未見の方はFODでもTVerでもいいから見てほしいので、あらすじは記しません。女子高生の橋本環奈ちゃんと結婚したくなる話です。ずっと環奈ちゃんを幸せにしたいと思える話です。原作では、環奈ちゃんが演じた垂水遥という人物と結婚したくはならなかったもんなー。これがドラマの力よなー。 と、そんな風に、事件関係者や警察に血肉が与えられた一方で、相変わらず標本のままなのが相葉ちゃん演じる貴族探偵なんですね。人格がないし、情熱もないし、意欲もない。相葉ちゃんが“棒”だからキャスティングされたのか、相葉ちゃんが“棒”であろうと努力しているのかは判然としませんが、ここに原作とドラマの美しいシンクロを見るんです。 探偵って、変に目的意識とか倫理観とか、人間味みたいなものが備わってないほうがいいんじゃない? そういうことを、この作品は言おうとしているのではないかと。 今回、象徴的な場面がありました。貴族探偵の使用人によって事件が解決に導かれた後、食い下がる刑事を、貴族探偵がこう突き放します。 「君の疑問などどうでもいい、使用人は真実を述べたまでだ」 つまり、誰のどんな“思い”も、真実の探求とは関係がない。真実に辿りつくために存在しているのが探偵であり、真実に辿りつくためには、人間らしくある必要はない。 逆にいえば、そこまで何もかもを捨て去らないと、解けない謎があると。相葉ちゃんが貴族を貴族らしく「演じない」ことで、貴族探偵という存在が見事に漂白されている。その彼がいつも真実を突き止めることで、作品が主張する「探偵とは何か」が明確になっている、という構図です。 そして、ここがキモなんですが、その「探偵が存在を漂白しなければ解けない謎」を構築しているのも、また『貴族探偵』という作品なんですよねえ。 麻耶さんの側から見れば、「オレの作った謎は、今まで世間に登場したどんな情熱的な探偵にも解けない」「オレの謎は、探偵が自らの存在を漂白し、真実だけに向き合わなければ解けない超難解な謎なのだ」という宣言なわけです。 そこまで言っちゃえば、謎そのものをマジのガチで作り込むしかないですよね。ちゃんとした人がガチのマジで作り込んでるものって、だいたい面白いに決まってるんですよ。はい、次回も普通に楽しみです。 ちなみに視聴率は、2話目より少し戻して9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、また1ケタ。いろいろ言われるでしょうけれど、まあ「視聴率三冠王」を盛んに喧伝して「視聴率の高いテレビが価値があるテレビ、あとは価値がない」というイメージを振りまいたのは、ほかでもない過去のフジテレビですからね。いたしかたなし。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
KAT-TUN・亀梨和也の放尿シーンに驚愕! 日テレ『ボク、運命の人です。』から満島真之介が消える!?
KAT-TUN・亀梨和也の出世作と名高いほのぼの系コメディドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は前回より0.4ポイントダウンの9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。現時点での期間平均では、嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)をわずかに上回っています。 前回は、恋敵である定岡(満島真之介)の登場でピンチに陥った誠(亀梨)ですが、“運命の相手”晴子(木村文乃)と結婚できるのでしょうか? 早速、あらすじを振り返ります。
ジャニーズの放尿!
定岡、晴子、三恵(菜々緒)と飲み会を開くことになった誠。しかし、定岡が気が利く性格のため、誠のドン臭さが際立つ結果に。三恵も、「性格」「収入」「ユーモア」「見た目」「価値観」「頼りがい」の6項目において「どれも突出していないが、全てが平均以上」である定岡を、晴子に猛プッシュするようになってしまいました。 晴子にダメ男ぶりを見せつけてしまった誠ですが、神様(山下智久)からクラシックの名曲100曲の曲名と作者を覚えよ、との指令が。その日以来、街中にかかるクラシックに耳を傾けるように。すると、「天国と地獄」が聞こえた後に客から契約のキャンセルを言い渡されたり、晴子の自宅を訪れるチャンスが巡ってきた際に「凱旋行進曲」が聞こえてきたりと、曲名が運命とシンクロしていることに気づく誠。運命のサインが日常に溢れているなんて、なんてスピリチュアル好きが喜びそうなドラマなんでしょう。 その後、誠が会社の飲み会中にトイレで排尿していると、隣の小便器に別の飲み会で訪れていた定岡が登場。定岡は誠に対し、「明日、晴子にプロポーズしようと思っててさ」と報告します。 この時、「病気なんじゃ?」と疑うほど長時間にわたり放尿していた誠ですが、ジャニタレの排尿シーンって珍しいですよね。どうやら亀梨のトイレシーンは初めてらしく、ネット上のジャニヲタもザワついていました。ぱっと思い浮かぶのは、『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系)で、KinKi Kids・堂本剛演じる中学生が、掃除道具入れに閉じ込められて失禁した場面くらいでしょうか(古い)。そういえば、『人間・失格』の堂本の役名も“誠”でしたね。運命感じます。だんだん面白くなってきた!
翌日、誠は、定岡が晴子にプロポーズしている場面を遠目から目撃。土手で体育座りをして落ち込んでいると、「あかい」と「いとう」という名の小学生が現れ、3人で野球の試合をすることに。 そこへ偶然通りかかった晴子から、「プロポーズを断った」と聞かされた誠は、自分の携帯電話を伝えなきゃとオロオロ。ふと小学生と対戦中のスコアボードに目をやると、偶然、自分の携帯番号になっていることに気づきます。 その夜、スコアボードの前で誠に電話する晴子。どこからともなく流れてきたドビュッシーの「月の光」に耳を傾けながら満月を見上げます。 誠と距離を縮めた晴子ですが、帰宅後、両親(杉本哲太、石野真子)に向かって「私、結婚できないかもしれない」と意味深発言……。晴子の闇を匂わせつつ、第3話は終了です。 ドラマの終盤まで誠と定岡の対決が続くのかと思いきや、定岡があっさりフラれてしまいびっくり。このまま満島の登場シーンは激減してしまうのでしょうか……? 一方、いつもツンケンしている晴子ですが、何かしらの闇を抱えている様子。愛嬌ゼロの高飛車なセリフの数々に「こんな女、実際いたら関わりたくね~」と一向に感情移入できなかったのですが、この性格に理由があるのだとしたら、好きになれる可能性が出てきました。 また、ネット上では、神様の正体についてあらゆる臆測が浮上している様子。声が多いのは、誠と晴子の息子説。当たっていれば、「亀梨と山Pが親子だなんて!」とジャニヲタが大喜びしそうな仕掛けですね。 何はともあれ、回を追うにつれ世界観に厚みが増してきた『ボク運』。亀梨の“オドオド演技”にも磨きがかかり、あとは晴子の性格が理解でたらかなりハマッちゃいそうな予感です。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)KAT-TUN・亀梨和也の放尿シーンに驚愕! 日テレ『ボク、運命の人です。』から満島真之介が消える!?
KAT-TUN・亀梨和也の出世作と名高いほのぼの系コメディドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は前回より0.4ポイントダウンの9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。現時点での期間平均では、嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)をわずかに上回っています。 前回は、恋敵である定岡(満島真之介)の登場でピンチに陥った誠(亀梨)ですが、“運命の相手”晴子(木村文乃)と結婚できるのでしょうか? 早速、あらすじを振り返ります。
ジャニーズの放尿!
定岡、晴子、三恵(菜々緒)と飲み会を開くことになった誠。しかし、定岡が気が利く性格のため、誠のドン臭さが際立つ結果に。三恵も、「性格」「収入」「ユーモア」「見た目」「価値観」「頼りがい」の6項目において「どれも突出していないが、全てが平均以上」である定岡を、晴子に猛プッシュするようになってしまいました。 晴子にダメ男ぶりを見せつけてしまった誠ですが、神様(山下智久)からクラシックの名曲100曲の曲名と作者を覚えよ、との指令が。その日以来、街中にかかるクラシックに耳を傾けるように。すると、「天国と地獄」が聞こえた後に客から契約のキャンセルを言い渡されたり、晴子の自宅を訪れるチャンスが巡ってきた際に「凱旋行進曲」が聞こえてきたりと、曲名が運命とシンクロしていることに気づく誠。運命のサインが日常に溢れているなんて、なんてスピリチュアル好きが喜びそうなドラマなんでしょう。 その後、誠が会社の飲み会中にトイレで排尿していると、隣の小便器に別の飲み会で訪れていた定岡が登場。定岡は誠に対し、「明日、晴子にプロポーズしようと思っててさ」と報告します。 この時、「病気なんじゃ?」と疑うほど長時間にわたり放尿していた誠ですが、ジャニタレの排尿シーンって珍しいですよね。どうやら亀梨のトイレシーンは初めてらしく、ネット上のジャニヲタもザワついていました。ぱっと思い浮かぶのは、『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系)で、KinKi Kids・堂本剛演じる中学生が、掃除道具入れに閉じ込められて失禁した場面くらいでしょうか(古い)。そういえば、『人間・失格』の堂本の役名も“誠”でしたね。運命感じます。だんだん面白くなってきた!
翌日、誠は、定岡が晴子にプロポーズしている場面を遠目から目撃。土手で体育座りをして落ち込んでいると、「あかい」と「いとう」という名の小学生が現れ、3人で野球の試合をすることに。 そこへ偶然通りかかった晴子から、「プロポーズを断った」と聞かされた誠は、自分の携帯電話を伝えなきゃとオロオロ。ふと小学生と対戦中のスコアボードに目をやると、偶然、自分の携帯番号になっていることに気づきます。 その夜、スコアボードの前で誠に電話する晴子。どこからともなく流れてきたドビュッシーの「月の光」に耳を傾けながら満月を見上げます。 誠と距離を縮めた晴子ですが、帰宅後、両親(杉本哲太、石野真子)に向かって「私、結婚できないかもしれない」と意味深発言……。晴子の闇を匂わせつつ、第3話は終了です。 ドラマの終盤まで誠と定岡の対決が続くのかと思いきや、定岡があっさりフラれてしまいびっくり。このまま満島の登場シーンは激減してしまうのでしょうか……? 一方、いつもツンケンしている晴子ですが、何かしらの闇を抱えている様子。愛嬌ゼロの高飛車なセリフの数々に「こんな女、実際いたら関わりたくね~」と一向に感情移入できなかったのですが、この性格に理由があるのだとしたら、好きになれる可能性が出てきました。 また、ネット上では、神様の正体についてあらゆる臆測が浮上している様子。声が多いのは、誠と晴子の息子説。当たっていれば、「亀梨と山Pが親子だなんて!」とジャニヲタが大喜びしそうな仕掛けですね。 何はともあれ、回を追うにつれ世界観に厚みが増してきた『ボク運』。亀梨の“オドオド演技”にも磨きがかかり、あとは晴子の性格が理解でたらかなりハマッちゃいそうな予感です。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)SKE48古畑奈和“熱愛”発覚か!? それぞれがリングに捧げた決意と覚悟『豆腐プロレス』
先月30日に放送のテレビ朝日系『豆腐プロレス』第15話。今回の対戦カードは、サックス古畑(SKE48古畑奈和)対バード高柳(SKE48高柳明音)、コマネチ湯本(AKB48湯本亜美)対バトンかとみな(NGT48加藤美南)。コマネチ湯本はダンスも得意で、バク転もできる。対する加藤はバトントワリングを長くやっており、両名によるアクロバティックな試合が期待されたが、合間にダイジェストシーンが差し込まれたくらいで、その身体能力の高さが披露されるのは、もう少し先のことになりそうだ。湯本は、選抜メンバーに選ばれることもほとんどなく、今回の出演は、注目が集まる貴重な機会だっただけに残念に思ってしまう。 加藤と湯本を差し置いて取り上げられたサックス古畑とバード高柳の試合は、エルボーでの殴り合いが繰り広げられる。互いの覚悟が描かれたシーンだといえるだろう。バード高柳は、両親に反対されながらもWIP(ワールド・アイドル・レスリング)を続けるために一度高校を留年している。その後、両親の反対はさらに強くなり、すでにWIP会長の矢崎英一郎(渡辺いっけい)にも、プロレスを辞めさせてほしいと両親に連絡がきているのだ。 矢崎に呼び出された高柳は、今回のトーナメント戦「OVER THE TOP」で優勝できなければプロレスを辞めると宣言してこの試合に臨んでおり、“崖っぷち”というわけだ。入場シーンでは、リングサイドで「絶対勝つ絶対勝つ絶対勝つ」と、ほとんど病的に何度もつぶやく場面があった。 一方の古畑は、この試合の一カ月前、練習中にパッパラー木崎(AKB48木崎ゆりあ)のエルボーを顔面に喰らってしまう。アリゲート流司(今野浩喜)が、「ケガを甘く見るな」と古畑の顔面の骨が折れていないかと顔面を覗き込む。そのアリゲート流司の顔を見つめる古畑は、次第に心臓の音が大きくなり、アリゲート流司に恋してしまtta のだった。 また、錦糸町道場でストンピングの練習中の回想では、踏まれ役となったアリゲート流司を錦糸町道場メンバーたちが踏みつけていく。それを見ながらぼーっとしている古畑。他のメンバーも「今日の奈和、おかしくない?」と心配そう。ストンピングの順番が回ってくると、古畑は大声で叫びながらアリゲート流司を踏みつけるが、その大声とは対照的に、ほとんど足を背中に乗せるだけという弱々しさ。アリゲート流司に「なんだテメエ、やる気あんのか!?」と怒鳴られるほど浮ついた様子。それを見ていた人妻レスラーのロングスピーチ横山(AK48横山由依)に「好きな人ができたやろ?」と見抜かれ、「ちがう、ちがう!」と言い張ってみせるが、バレバレのようだ。 そんな古畑を呼び出した木崎。古畑がアリゲート流司を好きなことを確認すると、過去のプロレス雑誌のインタビューから、アリゲート流司の女性のタイプが「強い女」だという情報を教える。木崎の助けもあり、古畑は高柳との試合に勝って、自分が強い女であることをアリゲート流司に見せたうえで、告白することを決意したのである。 というわけで、今回の試合は高柳だけでなく、古畑にもまた、負けられない理由があったのだ。互いにこの試合にかける思いは違うものの、他のレスラーたちとは違った強い決意を持って臨んでいる。それだけに殴り合いもヒートアップ。古畑はなんとか追い上げを見せ、一時は古畑の勝ちかと思わせる場面もあったが、一瞬のスキをついて形勢逆転。結果は高柳の勝利となった。 試合後、何か言いたげな古畑に対し、アリゲート流司は「お前はよく頑張った。今日は帰ってゆっくり休め。オレも帰りを待っている人がいるから」と指の結婚指輪をチラつかせる。しかしこれは、もちろんウソ。アリゲート流司なりの古畑への気遣いだった。 前回、前々回は、スポットライトが当たった須田亜香里、島田晴香と松村香織の役柄が彼女ら自身の経歴やキャラクターと似通った内容であったこともあり、その展開はファンにとってはたまらない内容であった。しかし、今回は先の2回に比べると、少し物足りなかったという印象は否めない。高柳はまだしも、今回の古畑が背負った覚悟は、演じる本人たちのバックグラウンドとは直接的にはリンクしないからだ。 ただ、見どころがまったくないかというと、そうでもなかった。あえて言及するなら、アリゲート流司に恋した古畑の演技はとても上手かったと思う。古畑はどちらかというとかわいらしい顔立ちで、今回のサックス古畑の役柄も、真面目だがどこか天然なキャラクター。だが、恋した古畑の表情や挙動は、妙にうっとりしていて少し色っぽく、表情も豊かで、かわいくていいなと思った。 古畑は負けてしまったので、今後出演機会は相当少なくなるだろうなあと思っていたが、なんと次回は敗者復活をかけた試合が行われるようだ。向井地美音、加藤玲奈、そして今回負けてしまった加藤美南や古畑奈和などのメンバーが敗者復活の枠をかけて、ひとつのリング上でバトルロワイヤル形式で対戦するようだ。今までと違った試合形式だけに、どういった展開になるのか、次回も楽しみである。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
SKE48古畑奈和“熱愛”発覚か!? それぞれがリングに捧げた決意と覚悟『豆腐プロレス』
先月30日に放送のテレビ朝日系『豆腐プロレス』第15話。今回の対戦カードは、サックス古畑(SKE48古畑奈和)対バード高柳(SKE48高柳明音)、コマネチ湯本(AKB48湯本亜美)対バトンかとみな(NGT48加藤美南)。コマネチ湯本はダンスも得意で、バク転もできる。対する加藤はバトントワリングを長くやっており、両名によるアクロバティックな試合が期待されたが、合間にダイジェストシーンが差し込まれたくらいで、その身体能力の高さが披露されるのは、もう少し先のことになりそうだ。湯本は、選抜メンバーに選ばれることもほとんどなく、今回の出演は、注目が集まる貴重な機会だっただけに残念に思ってしまう。 加藤と湯本を差し置いて取り上げられたサックス古畑とバード高柳の試合は、エルボーでの殴り合いが繰り広げられる。互いの覚悟が描かれたシーンだといえるだろう。バード高柳は、両親に反対されながらもWIP(ワールド・アイドル・レスリング)を続けるために一度高校を留年している。その後、両親の反対はさらに強くなり、すでにWIP会長の矢崎英一郎(渡辺いっけい)にも、プロレスを辞めさせてほしいと両親に連絡がきているのだ。 矢崎に呼び出された高柳は、今回のトーナメント戦「OVER THE TOP」で優勝できなければプロレスを辞めると宣言してこの試合に臨んでおり、“崖っぷち”というわけだ。入場シーンでは、リングサイドで「絶対勝つ絶対勝つ絶対勝つ」と、ほとんど病的に何度もつぶやく場面があった。 一方の古畑は、この試合の一カ月前、練習中にパッパラー木崎(AKB48木崎ゆりあ)のエルボーを顔面に喰らってしまう。アリゲート流司(今野浩喜)が、「ケガを甘く見るな」と古畑の顔面の骨が折れていないかと顔面を覗き込む。そのアリゲート流司の顔を見つめる古畑は、次第に心臓の音が大きくなり、アリゲート流司に恋してしまtta のだった。 また、錦糸町道場でストンピングの練習中の回想では、踏まれ役となったアリゲート流司を錦糸町道場メンバーたちが踏みつけていく。それを見ながらぼーっとしている古畑。他のメンバーも「今日の奈和、おかしくない?」と心配そう。ストンピングの順番が回ってくると、古畑は大声で叫びながらアリゲート流司を踏みつけるが、その大声とは対照的に、ほとんど足を背中に乗せるだけという弱々しさ。アリゲート流司に「なんだテメエ、やる気あんのか!?」と怒鳴られるほど浮ついた様子。それを見ていた人妻レスラーのロングスピーチ横山(AK48横山由依)に「好きな人ができたやろ?」と見抜かれ、「ちがう、ちがう!」と言い張ってみせるが、バレバレのようだ。 そんな古畑を呼び出した木崎。古畑がアリゲート流司を好きなことを確認すると、過去のプロレス雑誌のインタビューから、アリゲート流司の女性のタイプが「強い女」だという情報を教える。木崎の助けもあり、古畑は高柳との試合に勝って、自分が強い女であることをアリゲート流司に見せたうえで、告白することを決意したのである。 というわけで、今回の試合は高柳だけでなく、古畑にもまた、負けられない理由があったのだ。互いにこの試合にかける思いは違うものの、他のレスラーたちとは違った強い決意を持って臨んでいる。それだけに殴り合いもヒートアップ。古畑はなんとか追い上げを見せ、一時は古畑の勝ちかと思わせる場面もあったが、一瞬のスキをついて形勢逆転。結果は高柳の勝利となった。 試合後、何か言いたげな古畑に対し、アリゲート流司は「お前はよく頑張った。今日は帰ってゆっくり休め。オレも帰りを待っている人がいるから」と指の結婚指輪をチラつかせる。しかしこれは、もちろんウソ。アリゲート流司なりの古畑への気遣いだった。 前回、前々回は、スポットライトが当たった須田亜香里、島田晴香と松村香織の役柄が彼女ら自身の経歴やキャラクターと似通った内容であったこともあり、その展開はファンにとってはたまらない内容であった。しかし、今回は先の2回に比べると、少し物足りなかったという印象は否めない。高柳はまだしも、今回の古畑が背負った覚悟は、演じる本人たちのバックグラウンドとは直接的にはリンクしないからだ。 ただ、見どころがまったくないかというと、そうでもなかった。あえて言及するなら、アリゲート流司に恋した古畑の演技はとても上手かったと思う。古畑はどちらかというとかわいらしい顔立ちで、今回のサックス古畑の役柄も、真面目だがどこか天然なキャラクター。だが、恋した古畑の表情や挙動は、妙にうっとりしていて少し色っぽく、表情も豊かで、かわいくていいなと思った。 古畑は負けてしまったので、今後出演機会は相当少なくなるだろうなあと思っていたが、なんと次回は敗者復活をかけた試合が行われるようだ。向井地美音、加藤玲奈、そして今回負けてしまった加藤美南や古畑奈和などのメンバーが敗者復活の枠をかけて、ひとつのリング上でバトルロワイヤル形式で対戦するようだ。今までと違った試合形式だけに、どういった展開になるのか、次回も楽しみである。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
視聴率急落の綾野剛『フランケンシュタインの恋』SF設定の説明と引き換えに失われた“かわいらしさ”
古典小説『フランケンシュタイン』を下敷きに、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送されている『フランケンシュタインの恋』も第2話。視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の11.2%から4ポイント近く下がりました。初回の評判はよかったように感じましたが、そうでもなかったんですかね。わたしも綾野剛と二階堂ふみのあまりのかわいらしさに悶絶しながら眺めたものですが。 第2話、2人のかわいらしさはほとんど発揮されませんでした。前回のラストで「深志研」と名付けられた綾野怪物が、二階堂演じる継実のお姉ちゃんを、その“毒手”で触ってしまい、お姉ちゃんは倒れてしまいました。この毒手攻撃はこれまで、やられた相手が必ず死ぬ「必殺技」として登場していますので、お姉ちゃんも死ぬことになりそうです。早くも、かわいらしさを発揮している場合ではなくなってしまいました。 継実は、怪物がお姉ちゃんを倒した場面を見ていません。だけど、怪物は自分がしでかしてしまったことを理解しています。「見てたんですか?」と継実に問われ、「死んだんですか?」と無神経な返事。さらに「死にます、人間は死にます」とダメ押ししてきます。こういう類の、人間と怪物の噛み合わないやり取りが、初回ではポップ&キュートな色付けになって大変魅力的に見えたものですが、人の生死がかかわると、さすがにね。イヤな気分になりますわね。 で、一度イヤな気分になっちゃうと、「かわいらしさ」だけで押し切られた第1話では気にならなかったツッコミどころが、どんどん気になってきます。 お姉ちゃんは何か、重度なアレルギー反応が出て、やっぱり命も危険な状態だそうです。医者も手の施しようがないとか。怪物に触られたホッペには、白いキノコ状のデキモノが浮いています。命にかかわるほどの感染症なのだとしたら、むしろ目とか耳とか口とか、そういう穴からキノコが生えだしてきそうなものですが、症状は皮膚にしか出ないようです。 このとき病院に駆けつけてきた継実のお婆ちゃん(木野花)から、ある事実が伝えられました。お婆ちゃんのお婆ちゃんの妹も、同じ症状で亡くなったそうです。120年前、怪物がたびたび回想している場面ですね。このとき死んだ娘さんも二階堂ふみが演じていますので、怪物が継実の言うことを聞いて山から下りた動機づけについて、後々語られることになるのでしょう。 その怪物さんですが、お姉ちゃんを倒したあとは山小屋に帰り、自分を作り出した父・研太郎(斎藤工)との会話を思い出していました。 ここで、研太郎が亡くなった息子を怪物にして生きながらえさせた理由らしきものが語られます。 「人間じゃなくても生きられるんだ」 「いいか、人間だけが生命の在り方だと思ったら大間違いだ」 「おまえは、植物だ。考える植物だ」 「考えるという、つらい機能を残してしまったことは、謝る」 「すまん、だけどお前は、生きてる」 うーん、正直、ピンとこない。 『フランケンシュタインの恋』をSFとして見たとき、ここのロジックって作品を支えるだけの説得力が必要になってくると思うんですけど、全然ピンとこない。 研太郎はなぜ、死んだ息子を蘇らせたのか。それはまぁ「愛ゆえ」ということでいいんでしょうけど、自分が死んだあとも怪物が生き残ることは当然わかって作っているわけで、だとすると、以下のようなモチベーションだということになるんです。 「オレが死ぬまではお前と暮らしたいから生き返らせたよ。でもオレが死んでからのことは知らん。知らんけど、まあ人間じゃないし、植物として生きたらいいんじゃない? なんかごめん」 けっこうひどいなーと思うし、死者を蘇らせるほどのマッドサイエンティストとしてのスケール感に乏しいんです。なんかこの人、ちょっと浅はかなんじゃない? と思ってしまう。 本家のフランケンシュタイン博士なんか、「理想の人間を作りたい!」の一本槍で徹底的に狂っていたし、材料となる人間はそこらへんの墓に埋まってる死体ですからね。それを何人分も掘り起こして接合して怪物を作ったわけですからね。純度高く狂っているからこそ、信用できるんです。あげく、「この怪物、気持ち悪い!」つって、置いて逃げちゃうわけですから。 ここで怪物の出生が曖昧に説明されたことで、「そもそも怪物ってなんなの?」という疑問符を抱えたまま物語を追いかけることになりました。すると、今度は大学教授・鶴丸(柄本明)のほうから、またまた核心に迫るようなアプローチがあります。 鶴丸は、継実のお姉ちゃんを助けるために、あるキノコから抽出したエキスを用意しました。それが「特効薬」になって、お姉ちゃんは回復し、ホッペの白キノコも乾いて取れてしまいました。 鶴丸教授によって「宿主」だとか「常在菌」だとかいう専門用語を用いて説明されたところでは、怪物は「新種のキノコそのもの」なのだそうです。 怪物の父・研太郎の先の言い草を思い返してみれば、彼は「新種のキノコ」を作ろうと意図して作ったということです。あるいは、それが唯一、死者を蘇らせる方法だったのかもしれませんが、「なんかわかんないけど超かわゆい怪物」にさまざまな理屈が貼り付けられたことで、ちょっと存在そのものがボヤけてしまったような気がします。結果、芝居だけに感情移入していれば楽しめた前回に比べて、格段に共感できなくなってしまっている。 もうひとつ、共感しづらくなった要因が「怪物、ラジオを鵜呑みにしすぎ」問題です。 山小屋に帰った怪物でしたが、お気に入りのラジオで「おやつの男」こと天草純平(新井浩文)が語る「謝るってことは、許してもらうことを前提ではなく、罰を受けることを前提とするものだと思う」という言葉にいたく感激し、継実から「罰を受ける」ために再び街へ降りてきます。 この話も、ピンと来ないんです。「許してもらうためでなく、罰を受ける前提で謝る」という話そのものがピンとこない。私たち視聴者もピンときてないし、天草の番組のDJ十勝(山内圭哉)もピンと来てない。怪物以外、誰にも刺さってないメッセージによって物語が転がっていくので、怪物の実存がますます曖昧になっていくんです。出生の秘密もモヤってるし、現在の行動原理もモヤってる。特殊能力や身体特性もモヤってる。ドラマが怪物を説明したことで、私は怪物を愛せなくなってしまったように感じるんです。 怪物を愛せなくなってしまうと、このドラマ全編に漂う強烈な悲劇性は、ただ怪物と継実ちゃんを痛めつけるだけの残酷な仕打ちに見えてきます。今回のクライマックスで、怪物が継実ちゃんに謝りながら「罰を与えてください」と言い、継実ちゃんが「私に触れてください、私は死を恐れていません」と返す非常にシリアスなシーンがあります。このシーンは、よく意味がわからないけど、なんだかとっても2人とも悲しそうでした。そして、そもそも私はラジオの説教が腑に落ちていないので「しらねーよ」と思いました。もちろん、全然泣けませんでした。 最後に、継実ちゃんにホの字な先輩男子・聖哉(柳楽優弥)が怪物を慰めるように語りかけます。 「誰かと一緒に生きることは、もう人間の罰みたいなもんですから」 日曜の夜になんてことを言うんだ、明日からまた会社行かなきゃいかんのだぞ……と思いました。そんなことを考えていると、前回は「ワオ! ロマンチック!」と感じたRADWINPSのエンディングテーマも「なんだよ、ビリー・ジョエルのパクリじゃねえかよ。しかもピアノマンって、あの記憶喪失のアレと掛けてんのかよ、あざといんだよ」と、鼻についてくるのだから、視聴者というのは勝手なものですな。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより
『孤独のグルメ Season6』第3話 谷村美月の店員がたまらない! 今回は「スープカレー」1食で満足でした
いよいよ第3話となりました、深夜の飯テロ最終兵器『孤独のグルメ Season6』(テレビ東京系)。たとえ食欲を呼び覚まされて我慢ができずに、夜食を食べた後に後悔をすることになったとしても……見ないで後悔するよりはマシ。食に対するゴローちゃんこと井之頭五郎(松重豊)の情熱に共鳴することができるのならば、体重の1キロや2キロはどうってことないではありませんか。 かくて、今回ゴローちゃんがやってきたのは、目黒区。権之助坂を歩き、到着したのはプリンセスガーデンホテル。ロケに借りたお礼も込めてか、画面いっぱいにホテル名が。 昔の番組では、タイアップということで、登場人物がやってきた施設名を連呼したりするものも多かったのですが、今どきこんな番組も珍しい。あと、国際情勢の裏舞台に詳しい人は「ゴローちゃんも、いろいろと手広いなあ……」と、さまざまな想像力が膨らみます。いやいや、きっと制作者にそんな意図はありません。 新たなクライアントなのか、気合を入れてやってきたゴローちゃん。今回の取引相手であるホテルの担当者は、山崎樹範。吉井怜と結婚してシアワセなはずですが、画面の中の山崎は、けっこう厳しい顔。それものはず、ゴローちゃんの提案が期待外れだったそうで、リテイクを要求してくるのです。 相当、ゴローちゃんに期待していたのでしょうか。えらく熱いダメ出しの一幕。無難な提案をしてしまった自分に、ゴローちゃんも反省することしきり。 いやいや、ホテル全館をリニューアルするための提案。うまくいけば、相当な利益になるのは、想像に難くありません。ゴローちゃんが苦渋の表情になるのも当たり前……。それにしても、仕事に疲れた週末の夜に、こんな仕事の苦悩を思い出させるシーンを挿入するのはいったい? いや、きっと、これは爆発に向けての「溜め」のシーン。『ドラゴンヘッド』なら、トンネルの中。『進撃の巨人』なら、訓練兵団のあたりです。 あまりの悔しさにボーッと歩いていたゴローちゃんですが、やはり空腹には気づきます。そして、今日も始まる、忘れることのできない言葉の応酬。 「空きっ腹でいい仕事ができるはずない。よし、店を探そう」 どういうことか、目黒の住宅街に迷い込んでしまったゴローちゃん。そこで見つけるのは「薬膳スープカレー Shania(シャナイア)」。目黒というには随分と離れた、恵比寿ガーデンプレイス近くの住宅街にひっそりとたたずむお店。ゴローちゃんのみならず、視聴者もびっくりするような立地。しかも、番組公式サイトによれば、4月30日から1カ月ほどリニューアルのため休業予定。番組で放映されるということは、当然行列ができて儲けが待っているというのに、休業。何か信頼が置ける店ではありませんか! 裏路地の一軒家を改造したと思しき、店の外観。ひさしの上には赤い猫のぬいぐるみ。 ありますよね。このタイプの、店主が奇人で料理以外にもエンタテインメントを提供している系のワクワクさせてくれる店。店の人がキャラ立ちしている店というのは「料理の値段だけで、こんなに楽しませてもらっていいのかな」と素敵な気分になること請け合いです。 「スープカレーか……最後に食べたのいつだっけ。ま、今の俺には薬が必要だ」 そう「薬膳」の文字を見つめて入店するゴローちゃん。店内は若いカップルや女性客で、そこそこ。 さあ、とメニューを開いたゴローちゃんは、まず驚き。優しい手書きのメニューは手順がいっぱい。スープのベースや具材、辛さにライスの種類などを順番に選ぶようになっています。 「全部生薬入り、生薬ってなんだっけ」 ひとつひとつ吟味していくゴローちゃん。 「辛さね。辛いのは好きだが、初めての店では辛さの基準がわからない。かといって中辛というのも弱腰、臆病者、事なかれ主義だ」 「……最後はライス、見えた!」 パンッとメニューを閉じつつ、早口で注文をするゴローちゃん。しかし、そこに予想外の出来事が。 「スープカレーは、20分ほどお時間をいただきますが」 そう答える店員は、谷村美月。谷村美月が店員だったら、一日中だって待っちゃうよ! と、筆者は思うのですが、ゴローちゃんの空腹は店員が誰であろうと関係ありません。 「えっ、20分っ!」 ほとんど素の驚きを見せるゴローちゃん。 「この空きっ腹に20分のお預けはキツイ」 メニュー変更かと思いきや、来た。サイドメニューで小腹を満たしながら待つ作戦です。 ここで、店員・谷村「辛さはどうしますか」と、返すのですが、店はさほど混んでないのに「いっぱいいっぱい」感のある雰囲気を醸し出してます。なんというか、少々精神不安定そうな演技。どういうキャラ作りの結果なんでしょう。もしや「俺はカレーの神だーーーっ!」系のカレーじゃないよね? 「あ、チキンカレーとザンギ。鶏がダブってしまった。焦って取り乱してしまった」 一人でボケて、一人で鼻で笑うゴローちゃん。ようやく見渡す店の中は、あちらもこちらも猫の絵や雑貨でいっぱい。 「店主はかなりの猫モノとみた」 心を落ち着かせて待とうとするゴローちゃんですが、後ろでは食事を楽しむカップルや、別の客に運ばれてくる料理。どんな料理が運ばれてくるのかと待ち構えてくると、やってきたのは、ザンギ。 「空腹がマイナスまで落ち込んだ腹を、このザンギでとりあえずゼロ地点にまで戻す」 今回はひたすらに空腹だったゴローちゃん。とにかく、腹を慰めようと食べ続けます。 「おかずにもおやつにもなりそうな、マルチなザンギだ。こういう男に俺はなりたい」 そうしてついに、やってきましたスープカレー。 なんとも具材が多くて……。しかも食欲を刺激しまくる彩り。そんなものを深夜の画面に映すなんて……(今回は放送直後に録画で観たのですが、筆者はここでコンビニに走りました)。 まず一口目はスープから。 「あーーーーーーーー、これは、うまいっ!」 空腹+うまさのなせる技か、今回のゴローちゃんは、いつにも増して徹底的に演技で表現をしようとしているのです。 「このライスひたし食い、たまんない」 「ピーマンがまたいい、合う」 「いろいろ入ってるから、カレーと名乗りつつも、ちゃんこというかブイヤベースというか鍋的な楽しさもある。しかも、お薬でもあるという」 止まるところなく、ひたすらに口に運び続けるゴローちゃん。ザンギで空腹を慰めたからでしょうか。今日は、まだ落ち着いて食べているような気がします。 「カレーっちゃカレーだが、いわゆるカレーとは別物だ。でもうまい」 そして、後半。ついに上着を脱いで本格的な態勢に入ったゴローちゃん。底に沈んでいる大根に驚きます。カレーに大根。カレー味のおでん。これは、ぜひ自宅でも試してみたいものです。しかも、エリンギとかカブとか、けっこう面白い具材も入っているとは。うまいのは間違いありません。 しかし、この一食で止まらないのがゴローちゃん。 「よし、後半戦はちょっと攻めてみるか」 「あの、トッピングって途中で追加できますか」 「大丈夫ですよ」 「じゃ、温玉をお願いします」 うん、ゴローちゃんもスゴいけど、谷村のなんか精神的に不安定そうな演技もたまりません。いったい、なんなんだ……。 かくて残り三分の一ほどのカレーに投入される温泉卵。徹底的かき混ぜて、まろやかな味をさらに楽しみます。 「おっと、スープの旨さにライスが遅れを取っている」 そう、やはりグッチャグチャにかき混ぜてこそ、カレーは美味いのです。 「よぉし……」 かくて、来ましたあの音楽。 「まさに、今日の俺が出会うべき料理を、俺は食べることができた……」 止まることなく食べ続けるゴローちゃん。 「ああ、うまかった大満足」 と、今日は、このいっぱいでお終い……にはならない。 「あのすみません、メニュー見せてもらえますか?」 目をつけたのはバニラアイスでした。 「こういう店にはおいしいスイーツがあると思ったんだよな」 八角の入った独特のバニラアイスに感動するゴローちゃん。食べすぎることもなく、満足して食を終えたのであります。 今回は、抑えめの演技を繰り出してきたゴローちゃん。谷村演じる店員が、絶妙な奇人感を出していたのが、店にうまくマッチしていたと思います。メシそのものだけでなく、なんだかわからないけど、ただならぬゲストの存在感で、おなかがいっぱいになった第3話でした。 (文=昼間たかし)テレビ東京系『孤独のグルメ Season6』番組サイトより
「セクハラ&パワハラ満載」フジ『人は見た目が~』6%自己最低! 桐谷美玲の“腕”ばかり話題に
27日に放送された桐谷美玲主演のフジテレビ系連続ドラマ『人は見た目が100パーセント』の第3話が、平均視聴率6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で自己最低を記録した。 同作は、「女子力」や「美」とは無縁の人生を送る理系女子研究員の純(桐谷)が、同じ研究室の満子(水川あさみ)、聖良(ブルゾンちえみ)と共に流行のメークやファッションを探っていく物語。第3話は、純とイケメン美容師・榊(成田凌)の恋を予感させる展開だった。 「同枠前クールで大コケした香里奈主演『嫌われる勇気』の第3話視聴率をも下回っており、33年続く『木曜劇場』史上、最も大コケする可能性も。フジは初回放送終了後、マスコミ宛てにF2層(35~49歳の女性)からの『支持が高い』との独自調査の結果をバラ撒いており、その必死さが余計、寂しさを漂わせています」(テレビ誌記者) そんな中、桐谷は26日、水川、ブルゾンと3人で撮影した写真をSNSに投稿。女性ファッション誌「with」(講談社)のスチール撮影時のオフショットと思われるが、ネット上では桐谷の腕が「細すぎる」と話題となっている。 「『痩せすぎじゃ……』と心配するファンのほか、中には『細すぎて怖い』との声も。ドラマ放送直後にもかかわらず、ネット上ではドラマの内容よりも、桐谷のガリガリぶりばかりが話題になっている。ドラマへの注目度の低さがうかがえます」(同) “女子力”のなさから主人公たちがパワハラに遭う様子が描かれており、「時代錯誤のセクハラドラマ」「女性をバカにしている」「この時代に、よくこんな企画通ったな」と酷評が相次いでいる同作。フジは今後も「支持を集めている」と胸を張り続けるのだろうか?インスタグラムより
小池栄子が主役を“喰っちゃった”!? 日本テレビ『母になる』で沢尻エリカがピンチ!
沢尻エリカが中学生の子持ちを演じる『母になる』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は前回から1.4ポイント減の9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。 初回に登場した若い頃の結衣(沢尻)は、毛先を巻いたり、ワンピースを着たりとおしゃれな感じでしたが、一人息子が誘拐されたショックからか、はたまたただ困窮しているのか、ダサファッションへガラリ。放送中の藤原竜也主演ドラマ『リバース』(TBS系)の主人公と、ダサファッション対決をしてほしいくらいです。といわけで、あらすじを振り返ります。「イープロダクション」HPより




