過去最低7.0%の嵐・相葉雅紀『貴族探偵』それでも絶賛したい制作陣の“クリエイティブ”の高さ

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フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
 骨太な推理劇とガッチャガチャのコメディ演出を同居させて、毎回“楽しい本格ミステリー”という新体験を与えてくれる今期の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)ですが、5日に放送された第8話の視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と過去最低を記録。大手マスコミによれば、9.9%を取ったテレ東の『全仏オープンテニス 錦織圭×ベルダスコ』に食われた形だそうです。  まあ、健全な結果だと思いますよ。錦織はもっと国民的スターとして扱われるべき偉大なプレーヤーだと思いますし、下位ランカー相手の4回戦でも、いい試合をすれば視聴者が付くというのは、スポーツ中継そのものの明るい未来を示す結果だと思います。実に健全です。  それに比べて『貴族探偵』って、まったく健全じゃないもんね。人とか死ぬし。  というか、このドラマ、中盤を過ぎて俄然、不穏な空気が漂ってきました(過去のレビューはこちらから)。不穏というか、薄気味悪いです。このドラマの作り手が何をどこまでコントロールしているのか、底が知れなくて気持ち悪い。  正体不明の貴族探偵を演じる嵐・相葉雅紀の芝居も、ここまで抑えてきた分、どんな振る舞いを見せられても「何か含みがありそうだ」と思わされて、すんごく気持ち悪い。  クール初の2話構成となった5・6話以降、物語は「貴族探偵とは何者か」という物語の縦軸を語り始めながら、少しずつ「貴族探偵対女探偵」という単話としてのフォーマットを崩し始めました。第7話では1年前の回想として「女探偵」を高徳愛香(武井咲)ではなく、その師匠である故・喜多見切子(井川遥)に差し替え、今回の第8話では女探偵を容疑者とすることで事件現場から追い出し、代わりに刑事の“ハナさん”こと鼻形雷雨(生瀬勝久)が貴族探偵と対峙することになりました。  そして、冒頭から不穏です。  1カット目の前に「今夜からでも間に合う、これまでの貴族探偵」を振り返るダイジェストが流れます。「これまでの」と言いつつ、振り返るのは前回の7話で語られた切子と鼻形、そして貴族探偵の秘書・鈴木(仲間由紀恵)の説明だけです。ここだけ把握しておけばいいよ、1~6話は忘れても別に大丈夫だよ、というドラマからのメッセージなわけで、やっぱり明らかに5・6話を挟んで「ここからが本番」なわけです。 「貴族探偵第8話、お楽しみください」  そう語ってダイジェストを締めくくるのは、当初ただの便利ギアとして登場したSiri的なアプリ「Giri」。前回、このGiriは貴族探偵の指示によって秘書・鈴木がハッキングしたことが語られていますので、このダイジェストすら客観的なものではなく、疑ってかかるべき存在ということです。なんと挑発的な演出でしょう。  そうして始まった今回の推理合戦は、第1話の構造を踏襲しています。先にハナさん(第1話では愛香)が誤った推理によって貴族探偵を犯人と断定し、後に貴族探偵がそれを覆すというものです。  事件のトリックは、ほぼ原作通り。原作で女探偵が披露した推理を、代わりにハナさんがしゃべるだけです。  だけです、っていうか、だけじゃないですよ。「だけ」なんて簡単なものじゃない。女探偵・愛香を現場から追い出すためには、この人物に殺人事件の動機と証拠を与えなければならない。そんなの、超難しいに決まってる。でも、ドラマ全体の縦軸から「愛香がかつてストーカーに悩まされていた」ことを引っ張ってきて動機を与え、「落ちていたプレートをなんとなく拾う」というなんでもない行動から指紋の証拠を作ることで、実にあっさりと成し遂げてしまったので、つい「だけです」と書いてしまっただけです。  でも、これくらいの原作改変の手際のよさについては、もう驚きません。『貴族探偵』のスタッフは、これくらいやるでしょ、と思えてしまう。慣れというのは怖いもので、私たちがドラマに課すハードルは、回を重ねるごとにどんどん高くなっていきます。  ではなぜ、ここにきて愛香ではなくハナさんに推理をさせたのか。今回はそれについて考えてみたいと思います。  生瀬勝久が演じるハナさんというキャラクターは、絵に描いたようなコメディリリーフとして登場しました。クール前半を象徴するガチャ演出の象徴として、存分に暴れまわっていた。ドラマの方向性を司り、ある意味で主人公・貴族探偵より目立った存在でした。  しかし、後半のシリアス路線には、どうしても馴染むことはできません。貴族探偵が「私の正体を探るなら、命がけになる」と宣言している通り、ここからはバカを振りまいてバカ騒ぎをすればするほど、浮くことになる。安易なドラマだったら、ここでハナさんを転勤なり入院なりさせてしまうところでしょう。それでもいいんです。最終回、何もかもが終わった後に「平和だったころの象徴」としてお気楽バカなハナさんが現れれば、それはそれでカタルシスを演出することができます。  だけど、ハナさんはそうではなかった。もともと、この段階から本筋に組み込まれる存在として用意されていました。そしてこの組み込み作業も、『貴族探偵』は実に上手くやりました。フォーマットとしてあった「女探偵」というハコにハナを入れ込むだけでそれを達成できてしまう構造的な周到さと、ハナの刑事としてのプライドや勤勉さをつぶさに描いた脚本・演出と、何より俳優・生瀬勝久の凄まじい芝居の振り幅の大きさによって、すんなりとシリアス路線とハナを馴染ませてしまった。  そして、ふと思い当たるんです。このドラマは原作である短編集『貴族探偵』『貴族探偵対女探偵』(ともに集英社文庫)から、順不同にエピソードを引用してきたように見えました。しかし、当然なんですが、ランダムじゃないんです。「貴族探偵の正体に迫る」という最終回に向けて、そのオリジナル要素の起点になる第5・6話はどの事件なのか、切子との回想を語るべき第7話は、愛香の身柄を拘束し、ハナに推理させる第8話は……と、縦軸の流れに合致するような短編を選んで、それを改変しているんです。大切なことなのでもう一度書きますが、当然、これはランダムじゃない。  これまで、選ばれた原作が上手に改変されていることにばかり驚いていた私ですが、順序が逆だったんです。『貴族探偵』は、もともとドラマオリジナルの縦軸を構築し、それに合う改変が成立する短編を原作から抽出していたということです。小さなパズルの精巧さにばかり気を取られていましたが、それは、全話を通じたとてつもなく巨大なクリエイティブのごく一部だったんです。  この巨大さが、もう気持ち悪い。そんなの、ちょっと上手くできすぎだろ、と思ってしまう。人智を超えてるというか、特別な力が働いているような気がしてしまう。隅々にまで工夫が行き届きすぎてる。  例えばフジテレビは、シナリオをプリントした紙を流し込んだら、エラーを吐き出してくれる計算装置でも持っているんじゃないかというくらいです。「ここは破綻しています」「矛盾があります」と言って、端からそれを潰す最適解を提供してくれる装置。脚本家がどれだけ冒険しても、決して推理の誤りを見逃さない装置。  まあそんなシナリオ最適化装置は現存するわけないですし、現存するとしたら、それは原作者の麻耶雄嵩さん本人しかいないんでしょうけど……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

KAT-TUN・亀梨和也に杉本哲太が大激怒も「意味不明」!? 日テレ『ボク運』展開に賛否

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 KAT-TUN・亀梨和也主演のラブコメディドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)。3日放送の第8話の平均視聴率は、前回から0.4ポイントダウンの8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回の自己最低を更新してしまいました。  第6話で晴れて恋人同士となり、ラブラブ状態の誠(亀梨)と晴子(木村文乃)。えてして付き合うまでのほうがドラマは盛り上がるだけに、後半ダレてこないかちょっぴり心配です……。  さて、最近まで美人局の小野寺牧子容疑者にゾッコンだった誠ですが、そのことを知った晴子の父・大地(杉本哲太)が大激怒。誠に突然「娘から手を引いてくれ」と言い放ち、自宅では誠に設置してもらったウォーターサーバーを「目障りだ!」と捨てようとします。  大地はどうやら、犯罪者に入れ込むような男に、娘を好きになってほしくないようです。その気持ちを、晴子とのシーンで「腐ったものを食べて“うまい”と言った客に、自分の店のものを褒められたら、逆に気分が悪い!」と例えています。  まあ、言ってることはわかりますが、この怒り方は、素直に「変なヤツだな」と思います。これまでオチャメに描かれてきた大地だけに、ただの変なヤツで残念です。それか、ただのキレやすい毒親です。  また、これが大地の“こじつけ”であればいいのですが、「何かと理由をつけて、娘の交際相手を反対している」というわけでもなさそうなのが、とっても厄介です。  そんな大地に擦り寄るため、大地が趣味にしているゴルフを始める誠。ある日、打ちっぱなし場で大地と鉢合わせますが、「もう2度と話しかけないでくれ」と取り合ってもらえません。  一方、大地の部下・国枝(加藤諒)がボクシングのデビュー戦へ向け、必死でトレーニングしていることを知った誠。マイナスからの起死回生を狙おうとしている部分で自分と重ね合わせ、国枝を応援します。  ついにデビュー戦を迎える国枝ですが、結果はKO負け。トレーナーに「再戦したい」と頼み込む国枝と共に「もう一度チャンスをください!」と頭を下げる誠。その光景を目撃した大地は、あっさり誠を許すことに。大地は人が変わったように誠に優しくなり、自宅に呼んで仲良く酒を酌み交わし、第8話は終了です。  むむ……、大地が激怒したのも安易だし、許したきっかけも安易……というか、よくわからない……。打ちっぱなし場や、ボクシング大会で鉢合わせたのを“運命”と認識したのか? それとも国枝の代わりに頭を下げていたことに感動したのか? それとも、国枝の代わりに頭を下げるような純粋な男だから、美人局に騙されても仕方ないと気付いたのか? はたまた、その全部なのか……? 全体的にふわ~っとしていて、大地の心の動きが全くわかりませんでした。同時に、“感動ポイント”もよくわかりませんでした。わかりやすさがウリのドラマなのに!  それはそうと、同作で晴子の同僚・三恵役を演じている菜々緒の演技が、ネット上で好評のようです。菜々緒に漂う嘘っぽい空気が、空元気な三恵に会っているのでしょう。“西川貴教と付き合ってたレースクイーン”から、いつの間にか“売れっ子CMタレント”にランクアップしていた菜々緒ですが、コメディエンヌとしての需要も増えそうですね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

選抜総選挙とリンクする!?  松井珠理奈、念願の1位獲得は目前か『豆腐プロレス』

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 選抜総選挙期間中のAKB48の一部メンバーが出演中の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)も、ついに第20話に突入。今回は元チャンピオン、ハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)の試合をクローズアップ。  ハリウッドJURINAは、世界最大のプロレス興行団体WWZと接触した際の様子が写真に撮られ、新聞の一面で移籍が報じられてしまう。WIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)でともに切磋琢磨してきたメンバーたちにも釈明するが、「信用できるか!」とユンボ島田(AKB48島田晴香)に一蹴されてしまう。緊急記者会見で世間に対しても釈明を行おうとするが、言葉を詰まらせ、ファンたちの信用も失ってしまうのだった。  アイドルは、自身のスキャンダルが報じられると、公式サイトや各種SNSで謝罪・釈明のコメントを掲載することが多い。先日、友人の誕生日会に参加するAKB48の小嶋真子の画像が流出した。その友人がジャニーズJr.のメンバーだったこともあり、大きく話題になった。小嶋は、これに対して釈明のコメントを画像形式でツイート。乃木坂46の元メンバー橋本奈々未は、週刊誌でソニーミュージックの取締役との関係が報道され「隠さなければならない事実は何もない」との主旨のコメントを掲載している。事務所との契約も終了しているはずの元芸能人が、かつて所属していたグループの公式サイトにコメントを掲載するのは異例だ。  くしくも、この放送の前後に、HKT48メンバーのインスタグラムのプライベートアカウント、いわゆる“裏垢”のキャプチャ画像が流出し、これもネット上で大きく話題になっている。さすがに、この流出を読んでの展開ということはないだろうが、劇中の「言葉じゃなくて、試合で証明しろ」という矢崎英一郎(渡辺いっけい)のセリフは、AKB48グループの現在とつながるようなシーンだった。  WIP会長の矢崎は、ハリウッドJURINAに対し「プロレスラーは、試合でその気持ちを伝えろ」と言い、マックス中井(NGT48中井りか)との試合の前に特別試合を設ける。対戦相手は、なんとWWZのチャンピオン、デビー・コング(ナイラ・ローズ)。彼女を演じるナイラ・ローズは、実際に日本のプロレス界でも活躍しているプロレスラー。あまりにも規模の違う相手に立ち向かうことを余儀なくされ、ハリウッドJURINAの全力のエルボーもデビー・コング相手にはまったく効かず、軽々と持ち上げられてしまう。 「もう……いつまで続くの?」とリングサイドのマックス中井が言うように、1時間が経過するも、まだ決着はつかない。なんとか3カウントを回避するハリウッドJURINAだが、体力はほとんどなく、絶体絶命。 「試合開始から3時間が経過しました……!」というアナウンスとともに、試合は泥沼の消耗戦へ。デビーはハリウッドJURINAを持ち上げ、「WIPがなんだ? しょせんお遊び集団だろ」と大技をハリウッドJURINAに食らわせる。ヘロヘロでアイドルとは思えない表情のハリウッドJURINAだった。  いてもたってもいられなくなったユンボ島田が、リングサイドに駆け寄り叱咤する。ハリウッドJURINAは「WIPは、お遊び集団じゃない!」とリングの上で絶叫し、アントニオ猪木がモハメド・アリとの異種格闘技戦で使った「アリキック」のように、ローキックで左脚一点を集中攻撃。最後は、テキサスクローバーホールドにデビーがギブアップし、ハリウッドJURINAの勝利。小さな体格のハリウッドJURINAがあまりに体格の違う大きな外国人選手に立ち向かい、不屈の精神力で勝利を収めるという大逆転の展開には胸が熱くなった。  松井珠理奈は、これまで各所で同ドラマの出演をきっかけに、プロレスが好きになったと語っている。この「ハリウッドJURINA」というキャラクターが、松井自身にとって大きな転換点となっているのだろう。  すでに投票期間がはじまり、6月17日にその結果が発表される「AKB48 49thシングル選抜総選挙」。ハリウッドJURINAを演じた松井珠理奈と、これまでも数多くの名勝負をドラマ中で繰り広げてきたユンボ島田役の島田晴香は、このポスター、アピールコメント動画双方を、それぞれが演じたハリウッドJURINA、ユンボ島田のコスチュームで撮影。2人にとって、『豆腐プロレス』がどれだけ大きいものかを物語っている。  今回の選抜総選挙の速報順位では、人気メンバーを差し置いて、NGT48も荻野由佳が大躍進し1位に躍り出た。ほぼ無名のメンバーの1位発進を各種メディアは大々的に取り上げているが、実は2位に松井珠理奈がランクインしている。  これまで本命といえば、HKT48指原莉乃か、AKB48渡辺麻友だった。松井珠理奈も予想では毎回本命視される存在ではあったものの、松井の得票数はここ数年の2人のそれに遠く及ばない。  しかし、速報とはいえこの2人の上に立ったということは、それだけの人気を獲得しているとみていいだろう。この勢いは『豆腐プロレス』でのハリウッドJURINAとしての活躍とは無関係ではないはず。果たして松井は、ついに1位になることができるのか。  選抜総選挙の開票結果が明らかになる6月17日の夜も、22話が放送予定。その前にあたる次回は、主人公のチェリー宮脇(HTK48宮脇咲良)と、同じ錦糸町道場でチェリー宮脇の父、故・ウロボロス洋平のもとで練習を積んできたロングスピーチ横山(AKB48横山由依)の対戦が放送される。選抜総選挙とその熱気に呼応するように、熱い展開を見せていく『豆腐プロレス』。どんな結末が待っているのだろうか。 (文=MC内郷丸)

展開が遅すぎた……視聴率6.7%に沈む綾野剛『フランケンシュタインの恋』際だつ長所と短所

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日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより
 日曜ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)は第7話。視聴率は6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と相変わらず低調ですが、ようやく物語が動き出して見やすいドラマになってきました。  今回は、怪物・深志研(綾野剛)が大衆の面前でその正体を暴かれ、暴走してしまうお話。洋邦問わず、あらゆる“怪物モノ”ストーリーの定番展開なので、プロット以前の設定の強度だけで成立できちゃう回だったように思います。  そして考えるのは、ここまで長かったなーということです。『フランケンシュタインの恋』にとって、このエピソードは最初の転換点になっています。ここまで6話かけて、山を降りた怪物がどのように最初のコミュニティとファーストコンタクトを取ったかが説明されたに過ぎません。まず1人が受け入れ、その周囲の正体を知る人間が受け入れ、正体は知らないけど仲間だから共存する人々が現れる。その次の段階として、最初のコミュニティと世間一般との対立が発生するわけですが、そこまでで7話を費やしてしまっている。  今となっては、ですけど、この「大衆バレ→暴走」展開を3~4話目で持ってこられれば、もう少し興味を持って追いかける視聴者を維持できたんじゃないかと思います。  別に、そういう型通りのドラマが見たい、というわけでもないのですが、何しろこの作品の第1話は「ザ・型通り」ともいうべき型通りっぷりで始まりました(記事参照)。だからこそ、怪物と美少女・継実(二階堂ふみ)のかわいらしさが際立って、好作を期待させるスタートだったのです。  で、6話を費やした状況説明が成功していたかといえば、そうでもないように思います。  まずSFとして、怪物の肉体構造や殺傷能力についての説明が曖昧すぎるんです。曖昧なら曖昧でボヤかしておけばいいんですが、曖昧なままけっこう強引に押し付けてくる。怪物が両手から発する純白毒々胞子も暗黒毒々胞子も、触ってしまえば確実に人を殺す。でもそれは、怪物の顔面から生えたキノコから抽出した謎リキッドを経口で投与すれば、確実に治る。怪物は胞子の放出を自制することはできないが、一方で意図的に胞子パワーを炸裂させて悪漢を倒したり(第1話)、樹木にキノコの花を咲かせたりできる(第4話)。このへんはドラマが勝手に決めたルールなので、視聴者は従うしかないんですが、法則が明確じゃないのでヤバさが伝わってこないんです。ヤバさが伝わってこないと、怪物の悲しみも論理的に伝わってこない。  加えて、怪物が拠りどころとしているラジオの悩み相談で繰り返される天草(新井浩史)のお説教も、ちょっとピントがズレているように感じます。こちらは心を射抜かれたいと思って聞いているのに、心の柔らかい部分のちょっと横の肉の部分を叩かれているようで、居心地が悪い。なぜかといえば、天草の言葉が、私たちが初めて出会ったキャラクターの行動に裏打ちされたものではないからです。ドラマがあらかじめ用意していた「言いたいこと」が、キャラクターを通さずに訴えられてくる。私たちはドラマの登場人物の言葉を聞きたいのであって、スタッフや脚本家の言いたいことを直接聞きたいわけではないのです。  そしてこれがもっとも重大な弱点だと思うんですが、そもそもの怪物と美少女の「恋」も曖昧です。2人が、どういう気持ちなのか伝わってこない。「恋」って元来、楽しいものなはずなのに、2人とも全然楽しそうじゃない。楽しそうじゃないから、その裏にある切なさも伝わりにくくなってる。  と、なんやかんや言ってますが、全然ダメなドラマじゃないのが、『フランケンシュタインの恋』のややこしいところなんです。主演の綾野剛をはじめとして、お芝居の説得力は非常に充実していますし、キャラクターの造形も平板でなく、それぞれに個性とリアリティが同居しています。画面の雰囲気も悪くない。  今回、「自分の体内に菌を保有している」と知った怪物が、殺菌スプレーを飲もうとするシーンがありました。上で述べた通りSFとしての説明が曖昧なので、それを飲むと怪物はどうなるのか、視聴者は予測できません。毒を飲んで自殺したようにバターンと倒れるのか、布団からキノコが消えたように消滅するのか、あるいは毒手に触れた人間のようにカピカピになって意識を失うのか、たぶん誰もわからないと思う。でも、シーンの強さだけで怪物の悲しみが伝わってきてしまう。ドラマの芝居と画面が強いとは、そういうことです。  ここまで長所と短所が両立しているドラマも珍しいなーと思ったら、去年冬の『IQ246』(TBS系)第9話で似たようなこと書いてました(記事参照)。別に珍しくないみたい。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

全面戦争勃発!? 『緊急取調室』絶好調の天海祐希が、『ドクターX』米倉涼子に宣戦布告か

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テレビ朝日系『緊急取調室』番組サイトより
 天海祐希の主演ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)の勢いが止まらない。天海演じる取調官が、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる同ドラマは、初回視聴率17.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。その後も12~14%台を維持し、今期連ドラのトップをひた走っている。  この快進撃に気をよくしているのが、テレビ朝日だ。テレビ関係者が明かす。 「テレ朝としては、『緊急取調室』をレギュラー化させて、米倉涼子主演の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』との2枚看板にしたい考えのようです。毎年10月期に『ドクターX』、4月期に『緊急取調室』を放送すれば1年を通して安定した数字が期待できますからね。今から天海のスケジュールを押さえるために躍起となっていますよ」  しかし、そうは問屋が卸さないようで、テレ朝幹部が頭を抱える問題も発生しているようだ。 「両ドラマとも木曜21時放送とあって、米倉と天海のライバル意識が高すぎて……。天海は『離婚弁護士』『BOSS』(フジテレビ系)、『女王の教室』(日本テレビ系)など“強い女”で高い人気を誇ってきた。年齢は天海が8歳上ですが、背が高くて男気のあるキャラがかぶっていることから、これまで何かと比較されている。米倉は天海を『親方』と呼んで慕っていますが、2人とも負けず嫌いの性格ですから、心の中ではバチバチですよ。お互いに関係者を通じて、楽屋の広さやスタッフの人数、ロケ弁の豪華さ、何を差し入れしたかなど全部チェックしているといいます。米倉のギャラは1本500万円で、女優では最高額。一方の天海は1本200万円でしたが、米倉と同等になるように要求してきたとか。結果、テレ朝はなんとか50万円アップで手を打ってもらったようです」(ドラマ関係者) “視聴率クイーン”の称号を賭けた女の戦い、果たして勝つのはどっち?

全面戦争勃発!? 『緊急取調室』絶好調の天海祐希が、『ドクターX』米倉涼子に宣戦布告か

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テレビ朝日系『緊急取調室』番組サイトより
 天海祐希の主演ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)の勢いが止まらない。天海演じる取調官が、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる同ドラマは、初回視聴率17.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。その後も12~14%台を維持し、今期連ドラのトップをひた走っている。  この快進撃に気をよくしているのが、テレビ朝日だ。テレビ関係者が明かす。 「テレ朝としては、『緊急取調室』をレギュラー化させて、米倉涼子主演の大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』との2枚看板にしたい考えのようです。毎年10月期に『ドクターX』、4月期に『緊急取調室』を放送すれば1年を通して安定した数字が期待できますからね。今から天海のスケジュールを押さえるために躍起となっていますよ」  しかし、そうは問屋が卸さないようで、テレ朝幹部が頭を抱える問題も発生しているようだ。 「両ドラマとも木曜21時放送とあって、米倉と天海のライバル意識が高すぎて……。天海は『離婚弁護士』『BOSS』(フジテレビ系)、『女王の教室』(日本テレビ系)など“強い女”で高い人気を誇ってきた。年齢は天海が8歳上ですが、背が高くて男気のあるキャラがかぶっていることから、これまで何かと比較されている。米倉は天海を『親方』と呼んで慕っていますが、2人とも負けず嫌いの性格ですから、心の中ではバチバチですよ。お互いに関係者を通じて、楽屋の広さやスタッフの人数、ロケ弁の豪華さ、何を差し入れしたかなど全部チェックしているといいます。米倉のギャラは1本500万円で、女優では最高額。一方の天海は1本200万円でしたが、米倉と同等になるように要求してきたとか。結果、テレ朝はなんとか50万円アップで手を打ってもらったようです」(ドラマ関係者) “視聴率クイーン”の称号を賭けた女の戦い、果たして勝つのはどっち?

日テレ、北川景子主演『家売るオンナ』スペシャル版も高視聴率で続編放送へ……怖いのは懐妊だけ?

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 北川景子主演のスペシャルドラマ『帰ってきた家売るオンナ』(日本テレビ系)が5月26日、『金曜ロードSHOW!』枠で放送され、13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークした。 『家売るオンナ』は昨年7月期に連ドラとしてオンエアされ、全10話中9話で2ケタ台に乗せる安定した視聴率を記録。最終回は自己最高の13.0%で、全話平均11.6%と高視聴率で終えた。視聴者から続編を望む声も多く、8カ月ぶりの放送となったスペシャル版でも高い数字をマーク。これにより、気をよくした日テレは連ドラ第2シリーズの放送を決めたという。 「スペシャル版はあくまでも、続編ありきだったようです。エンディングでも、公式ツイッターでも、その可能性を匂わせています。今回根強い人気を示したことで、日テレも自信を深め、続編放送にGOサインが出たようです。北川本人も承諾したと聞いています」(テレビ制作関係者) 『家売るオンナ』は、テーコー不動産新宿営業所チーフで、スーパー営業ウーマンの主人公・三軒家万智(北川)が、あらゆる手段を用いて、家を売っていく姿を描いた作品。「私に売れない家はありません」が決めゼリフの万智の性格はクールで偏屈。部下に対しては、シゴキともいえる猛烈な態度を取るが、客に対しては、真摯に対応するため、どこか憎めないキャラクター。連ドラ最終回では本社の方針に逆らったため、課長の屋代大(仲村トオル)とともにクビになり、2人でサンチー不動産を開業した。スペシャルでは、元職場の新宿営業所が業績不振で、売上が目標に達しなければ営業所解散の窮地に陥り、元部下の庭野聖司(工藤阿須加)が、万智に復帰を懇願。それを受け入れた万智が2週間限定で助っ人に行き、ひと癖もふた癖もある客たちに家を売っていく……というストーリーだった。  続編放送は決まったようだが、日テレにとって唯一の不安要素が、昨年1月にDAIGOと結婚した北川の懐妊だ。日テレでは昨年、好評だった『花咲舞が黙ってない』の第3シリーズ放送をプランしていたが、主演の杏が第1子、第2子となる双子を妊娠したため流れてしまったことがある。昨年5月、杏は双子を出産、さらに今年3月には第3子の妊娠が明らかになり、結局『花咲舞』続編は露と消えてしまった苦い過去がある。 「さすがに北川に関しては、連ドラ主演が決まっていながら、自己管理ができずに懐妊するようなことはないでしょう。なんせ、北川は来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』へ出演しますから。北川にとって、待望の大河初出演で、薩摩・島津家の分家に生まれた篤姫役という重要な役どころです。さすがに妊娠で出演辞退というわけにはいきません。その点、DAIGOにもしっかり協力してもらわなければなりませんが……」(テレビ誌関係者)  日テレ、ファンの期待度も高い『家売るオンナ』。第2弾も高視聴率を取るようなら、さらにシリーズ化される可能性もありそうだ。 (文=田中七男)

『孤独のグルメ Season6』第8話 中華系の羊……? 想像のつかない味で視聴者の胃袋が大混乱

『孤独のグルメ Season6』第8話 中華系の羊……? 想像のつかない味で視聴者の胃袋が大混乱の画像1
テレビ東京系『孤独のグルメ Season6』番組サイトより
 さあ、今週もやってきました深夜の飯テロの時間。今週のゴローちゃんこと井之頭五郎(松重豊)は、どれだけ食べてくれるのか。どうせ番組を見たら夜食を食べちゃうのはわかっているので、今回からは夕飯を食べずにオンエア待機をしてみることに。みなさんも、番組視聴のために夕飯を抜いてみてはいかがでしょうか?  さて、今回ゴローちゃんがやってきたのは御徒町。「この通りか……」とメモを見ているあたり、新規顧客のようです。「電話の話の通りなら、けっこうな大仕事になりそうだが」と、今回のゴローちゃんはやる気です。  いや、いつもやる気はあるのでしょうが、あんまり儲けようとギラギラしていないんですよね。でも、その誠実さこそが、仕事がうまく回っている理由かもしれません。  その新規顧客は、宝石加工の会社。社長を演じるゲストは岡田浩暉です。今回、デパートの催事に出店するということになり「どこからどう手をつけていいのやら」ということなのです。ゴローちゃん、雑貨商かと思いきや、内装込みのトータルな仕事の多いこと。要は、手広くやってるんですよねえ。社員を使えばもっと儲かりそうなものでしょうが、人を使うことのストレスを考えると、今の状態がよいのでしょう。 「原石を加工するところを見せたい」などなど、希望や情熱を語り続ける岡田社長。キャラクターが、社長というにはちょっと怪しげな雰囲気なのが、味があってよいです。でも、そんなキャラだから、情熱的な言葉もホントかな? と、ちょっと疑わしい。おそらく、それもワザとなんでしょうけどね。  ともあれ、情熱を語られ大仕事だと気合を入れたゴローちゃん。気合が入れば腹も減ります。 「飲食店は……宝石街にメシ屋はないか」  いろいろとメシ屋はあるはずですが、ゴローちゃんのお眼鏡にかなう店がないということなんでしょう。ラーメン、インド料理に、居酒屋ランチとピンとこないままにさまよっていたところに、飛び込んできたのは「羊」の文字。 「中華系の羊料理ということか……」 「いいような気がする。いやきっといい……ぜんぜんわかんないけど……この胸騒ぎを俺は抑えられない」  期待値優先で、果敢に店に飛び込むのが松重ゴローちゃんの持ち味です。  入ったお店は、おやキレイ。「台湾の洒落た食堂っていった感じ」と、感想を一言。 「ここ、俺的に前例のない店だ、ここは注文の組み立てが難しい」  ランチタイムでも、ただセットを注文してお茶を濁したりはしないのがゴローちゃんなのだと、その精神をあらためて知る瞬間です。 「前菜から順にいくか、先回りでメインを決めるか……」  ええと、まだランチタイムですよね。今日の仕事はもう終わりという気分で食べるのでしょうか。いや、それができるのも、個人経営者の特権です。  まず、目についたのは点心。それすらも、餃子か小籠包か、おやきか……。とにかくこちらのお店、ラム推しなのですが、それが余計にゴローちゃんの迷いを呼ぶのです。  いろいろとメニューを読むゴローちゃんですが、中華料理ならではの、文字だけでは想像できないもの多数。「アウトオブ想像力……」という言葉が出るのも当然です。  かくして、ようやく決まったファーストオーダーは、ラム肉と長ネギ炒め、ラム肉焼売、白身魚とラム肉のスープ、白いご飯。加えて、オススメの3番。そこに薬味の醤も3種類まとめて注文です。 「吉と出るか、凶と出るか……」  いやいや、いつも大満足で食べているんだから、今回も大丈夫でしょ。  果たして、この店、配膳は結構早い。瞬く間に注文したメニューがテーブルに並びます。  ここで気づくのは、けっこう白いご飯の量が多いこと。この時点で早くも頼みすぎているような気も。 「おお、すごい。テーブルに羊の群れだ」 「まずは、大将から頂こう」  箸を付けるのは、ラム肉と長ネギ炒め。 「おお、よしよし、中華の炒めもの界に、まだこんな逸材が隠れていたのか……」  これは、ご飯も進む味。見るとご飯は、麦ご飯ではありませんか。 「やっぱりドンピシャ、麦飯ってのも案外いいぞ……」  ああ、とんでもないスピードで、ご飯が……。 「ほうら、これは間違いないヤツだ」 「ここで醤投下……」  長ネギ炒めに投入されるのは、山椒しょうゆ。 「初めてだが、使える……」  今回のゴローちゃん。スゴく駆け足で満足に至っている感じです。  続いて手を付けるラム肉焼売は、黒酢で。 「こいつはたまげた。いわゆるシュウマイとは別物。こいつは確かに羊、だがうまい……」 「ラムで点心。そんなワザがあったのか、まるで底なし沼だ」  ううむ、見ているほうは、まったく味が想像できません。ただただ、うまいことだけはわかります。もう視聴者の脳内は「いつ、この店に行こうか」だけなのではないでしょうか。  ここで「何にかけてもおいしい」といわれた山椒しょうゆを、白ご飯にかけるゴローちゃん。一気にご飯は進みます。 「俺は今、猛烈に感動している。衝撃の山椒しょうゆご飯……」  いや、いったいどんなうまさなんだ!? 続いて手をつけるキノコの醤もおいしそうだけど、味の想像がつきません。そんな感じに視聴者を置いてけぼりで、ゴローちゃんの箸は進みます。  そして、漬け物で口をリセットしつつ、箸は動き続けます。スープを口にすれば「こういうタイプ初めてかも」と、またまた感動。 「透き通るようにうまい、魚と羊が奏でる弦楽二重奏……」  いや、だからどんなうまさなんだろう。 「中華料理の中で、羊たちが、こんなにも生き生きと輝いている……ラム醤の食卓最高」  満足に次ぐ満足のゴローちゃんですが、こうなれば胃袋は全開。 「御徒町ラム肉フェスティバル。これでお開きは寂しいな……」  さあ来た。ゴローちゃんの本気モード。スペアリブのハーフサイズと麦ご飯のハーフサイズを追加注文し、祭りはさらに続きます。  かくてやってきたスペアリブは、クミンまみれという視聴者の胃袋を直撃する見た目。もうダメです。飯テロでどうしようもなくなった胃袋を、ラーメンか何かで満たそうと思っていたんです。でも、猛烈に食べたいのはラム肉。思わず、深夜にラム肉を食べられるところはないのかと検索してしまうではありませんか。 「落ち着け落ち着け、散々食ってるのに何を焦ってるんだ」 「油がガツンときた。この強烈なパンチこそスペアリブだ。うまいな~」  この「うまいな~」の一言が、ガチモード。ホントにおいしかったのでしょう。  そこに唐辛子の醤をつけて「これだ!」と開眼するゴローちゃん。まったく落ち着きを失い、ただただ食らうのです。 「おほ~きた、クミンの刺激かける唐辛子の刺激……」 「豚のスペアリブとは異次元のうまさ」  そして楽しんだラストは、残った長ネギ炒めをご飯に載せた特製ラム丼です。そこに、残った山椒しょうゆもまぜれば、完全に至福の味。 「この丼いいぞ~、どんどんかっこみたくなるうまさだ……」 「御徒町でこんな店を発見できたのは、偶然というより奇跡だ……」  通常の感動を10とすれば、今回のゴローちゃんの感動は30くらいというところでしょうか。  ゴローちゃんは満足ですが、困ったのは視聴者。何しろうまいのは明らかなのに、想像できない味に困惑したハズ。登場店は、放送後は混雑するのが常。行列はしたくないとは思いつつも、今回ばかりは行ってみなくてはと心に決めた神回でした。 (文=昼間たかし)

沢尻エリカ『母になる』が早くも“ネタ切れ”!? 強引すぎる毒親展開に視聴者興ざめか

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 主演の沢尻エリカが連ドラ初の母親役に挑戦中の『母になる』(日本テレビ系)。先月31日放送の第8話の平均視聴率は、前回から1.3ポイント増の9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  前回、不意打ちで大塚寧々の投入がありましたが、一体、どんな母親を演じるのでしょうか?  2年前に自身が起こした事件を広(関西ジャニーズJr.・道枝駿佑)に知られたくない麻子(小池栄子)ですが、記事にしようと目論むジャーナリスト・沢登が周囲をウロウロ。危機感を募らせる麻子は、結衣に「もし記事が出ても、広にでたらめだと嘘をついて」と頼みます。  ちなみに、この悪徳ジャーナリストを演じているのは、俳優の森田甘路。そうです。西内まりや主演の月9『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で、中村アンがキスしていたあの人です!……って、誰も見てないか。それより、同作の沢登もそうですが、ドラマに出てくる記者って、大概、すごく性格悪そうな表情をしてますよね。片方の口角を上げて、「クックック」って感じの。筆者の周りにはこういうタイプの記者はいませんが、大砲系の週刊誌とかにはいるんですかね? 怖いですね。  さて、陽一(藤木直人)が働く「柏崎オート」に故障車を持ち込んだ愛美(大塚)ですが、実は沢登とグル。柏崎家に取材目的で近づいていたのです。  そのことに気付いた麻子は、愛美を尾行。すると、再婚相手の連れ子・りゅうくんを小学校にも行かせず、ゴミだらけのアパートに放置している愛美の姿を目撃します。  その頃、児童福祉司の木野(Hey! Say! JUMP・中島裕翔)は、「柏崎オート」の愛美の車に、汚れた子ども服が詰め込まれている光景を目の当たりにし、大ショック。同時に麻子からも通報があったため、アパートに駆けつけ、りゅうくんを保護します。  その夜、「柏崎オート」にやって来た愛美を、結衣や麻子の前で責めたてる木野。これに、毒親・愛美は「私も最初は、一生懸命母親やろうとしたのよ!」と反論。決め台詞のように「本当の母親には叶わない」と言い放ちます。ちなみに、柏崎家への取材は、もうどうでもよくなってしまったようです。  後日、冒頭の麻子の頼みをガン無視し、広に2年前の事件を話す結衣。広は麻子が服役していたことを初めて知りますが、「で? それだけ?」とまったく気にする様子を見せません。  次の日、結衣は麻子を呼び出し、「事件のことを話した」と事後報告。そこに、広の中学校から「学校に来ていない」との連絡が。事件のことを話したからだと責める麻子ですが、広は謎の少女とデートしていた……という甘酸っぱい展開で、第8話は終了です。  今回で見納めとなりそうな愛美ですが、どうやら育児放棄の現場を視聴者に見せつけることと、結衣と麻子の前で「本当の母親には叶わない」と言わせるために存在するキャラだったようです。  汚れた子ども服を大量に積んだまま整備に出すという凡ミスのせいで、仕事もギャラもパーに。死んだ息子の同級生の木野に説教まで食らってしまった愛美ですが、脚本家のご都合主義のための道具というか、わざとらしすぎる行動の数々に、正直、興ざめしてしまいました。  また、見せ場であるはずの結衣と麻子の会話シーンも魅力が感じられず、急にトーンダウンした印象。センセーショナルな展開で始まった同作ですが、なんだかネタ切れ感が漂ってきました。後半戦が心配です……。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

ブレーク前夜“元D-BOYS”加治将樹が引っ張りだこのワケは「激安ギャラと性格のよさ」

ブレーク前夜元D-BOYS加治将樹が引っ張りダコのワケは「激安ギャラと性格のよさ」の画像1
ワタナベエンターテインメント公式サイトより
「彼は将来的には鈴木亮平さんや新井浩文さんのような脇で重宝される役者になるともっぱらです。今クールも『小さな巨人』(TBS系)に出演してますが、その評判もよかったですよ」(テレビ局関係者)  ここにきて、ドラマ、映画、舞台に引っ張りだこなのが若手俳優集団D-BOYSの元メンバー、加治将樹。この春は長谷川博己主演のドラマ『小さな巨人』(TBS系)の芝署編で所轄刑事を好演しているが、今後も福士蒼汰主演の映画『曇天に笑う』など話題作に出演する一方、舞台でも精力的に活動している。 「彼は役に合わせて体重を変えたり、体を鍛えてきたりする鈴木亮平さんタイプですね。昔はイケメンで痩せてたんですけど、ある映画の役で20キロ太ってからは、そのままにしているようです。太ってから仕事が増えたのがその理由だそうです。彼は仕事の大小やギャラは関係なく人脈で仕事をするタイプで性格もいいので、彼と仕事をしたい人はたくさんいますよ」(芸能事務所関係者)  ギャラもドラマだと1話15~20万くらいと格安で、そちらの面でも使い勝手がいいという。 「彼のライバルとしては遠藤要さんや篠原篤さんの名前が挙がりますが、遠藤さんは例の違法賭博の問題で仕事が減るでしょうから、ますます加治さんの仕事は増えるでしょうね。主役を張るのは難しいでしょうけど、脇で引っ張りだこ状態の方が仕事には困りませんからね。今後も彼の顔を見る機会は増えそうですよ。ただ、その都度、髭をそったりして印象を変えているのでよく注目してないとわからないかもしれませんね(笑)」(ドラマ関係者)  気になったら出演者を要チェックだ。