芥川賞の又吉直樹に負けじとピース・綾部祐二が覚醒!? 出演オファー殺到、ギャラも上昇中!

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芥川賞を受賞したピース・又吉直樹
 “芥川賞芸人”となったピース・又吉直樹に負けじと存在感を増しているのが、相方の綾部祐二だ。 「コンビ間格差が話題となっていることに、綾部はニンマリ。又吉の“芥川賞バブル”に便乗して開拓した自虐キャラも、ウケがいい。一時期、メディア露出が減った時期もありましたが、ここにきて完全復活しましたね」(お笑い関係者)  綾部は、又吉が芥川賞を受賞するや「大先生、芥川賞おめでとうございます。これで本格的にアシスタントになる覚悟ができました」とコメント。今月19日に千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で行われた公演でも、綾部は「大先生をお呼びしましたよー!」とはやし立てる。  “大先生ネタ”はもはや鉄板で、芥川賞受賞の副賞100万円、さらに巨額の印税を受け取る相方について聞かれ「恐らく、それなりのものが入ってくると思いますので、先生と個人的に(印税の分配を)交渉中です」と、しれっと言い放つ。  さらに、又吉と同居している後輩芸人のパンサー・向井彗とジューシーズ・児玉智洋が、家賃負担について又吉7割、向井が2割、児玉が1割であることを伝え聞くと、綾部は「心配しなくても、先生がこの後はマンションを1棟ずつ買ってくださるから」と述べ、笑いを取っていた。  ある放送作家は「今回は、綾部が世間の風を読み切った。もともと皮肉交じりのヨイショ芸は彼の得意とするところ。今までで一番面白い。業界からも綾部を再評価する声が上がっており、実際仕事のオファーは激増している。ギャラも上がったそうですよ(笑)」と話す。  相方が“大先生”になったことで、綾部も覚醒したようだ。

吉本興業はニンマリ! ピース・又吉直樹芥川賞受賞で“文壇タブー”に震え上がる週刊誌

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 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、処女作「火花」(文藝春秋)で、いきなり芥川賞を受賞した。  お笑い芸人としては初の快挙で、累計発行部数は100万部を突破。又吉の印税収入は1億3,500万円に上り、関連商品などを含めると100億円の経済効果があるという。 「部数減少が止まらない出版業界だけに、デキレースの感もありますが、それでも彼の存在が業界に好影響を与えることは間違いない。救世主ですよ」とは雑誌編集者。  一方で、マスコミ業界、中でも芸能スキャンダルを狙う週刊誌にとっては「大先生」となった又吉は頭の痛い存在にもなりえそうだ。 「吉本興業の高笑いが聞こえてきますよ。これから又吉さんには、大手出版社がこぞってオファーをかけることは確実。そうなれば、週刊誌は又吉さんのスキャンダルはおろか、所属する吉本興業のことも書きづらくなる」(週刊誌デスク)  いわゆる「文壇タブー」というやつだ。別の週刊誌関係者も「人気の作家さんともなると、その影響力は絶大。2011年に講談社が発行する『週刊現代』でグリコ森永事件の特集記事を掲載し、ある作家先生を“犯人扱い”したところ、その先生と交流のある某人気作家X氏が激怒。講談社のトップにファックスで抗議書を送りつけてきたんです。X氏は同社で何冊もベストセラーを書いている。幹部がすぐにX氏のもとに謝罪に行き、続報記事が中止になったことは有名な話です」と明かす。  又吉をめぐっても、これと同じような状況が生まれる可能性はある。「まず『火花』を発行する文藝春秋社、つまり週刊文春はしばらく吉本興業のスキャンダルは扱えないでしょうね。吉本にしてみたら、うるさい週刊誌をだまらせる最強の武器を手に入れたとの一緒ですよ」(同)。  又吉の芥川賞受賞は、マスコミ業界にも大きな影響を与えそうだ。

芥川賞は出来レース? 『情熱大陸』が密着するピース・又吉直樹は受賞できるのか

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『火花』(文藝春秋)
 7月19日(日)に放送される『情熱大陸』(TBS系)のテーマが、ピースの又吉直樹であることが話題となっている。「先生と呼ばないで…史上初、芥川賞ノミネート芸人・又吉直樹の思いとは!?」と題され、本人の素顔に迫る形だ。  放送3日前となる16日には、芥川賞の選考会が行われる。放送では、賞の結果も含めて報じられそうだ。これを受け、ネット上では「受賞を前提とした作り?」「やはり出来レースか?」と訝しむ声もある。 「レコード大賞などは事前に受賞者が内定済みということはありますが、芥川賞ではさすがにそれはないでしょう。文学賞では、事前に編集者や関係者を集めて酒を飲みつつ、選考結果を待つ“待ち会”と呼ばれる制度があります。番組では、その様子を含めて放送されるのでしょう。受賞してもしなくても番組は成立しますし、話題となることは間違いありません」(業界関係者)  待ち会には、新聞記者などマスコミ関係者も取材のため訪れる。事前の下馬評に応じて記者の数が変化する、シビアな世界だ。又吉の現場には多くの人間が殺到することは間違いなさそうだが、発表からわずか3日後の放送で編集は間に合うのだろうか? 「ニュース番組では直前までVTR編集がなされることはありますが、ドキュメンタリー番組では珍しいですね。それでも『情熱大陸』では、東日本大震災で活躍した石巻日日新聞や、お笑いタレントの福田彩乃を取り上げた回は生放送で行われたこともありますし、従来の番組制作の常識を打ち破るような放送をしてきました。今回の又吉の回も、伝説となりそうです」(同)  何はともあれ、史上初の芥川賞芸人の誕生となるのか、結果を心して待ちたい。 (文=平田宏利)

ピース又吉直樹『火花』だけじゃない! 「芥川賞」の“単なる話題作り”ぶりを振り返る

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吉本興業株式会社 芸人プロフィール | ピース
 人気お笑いコンビ、ピースの又吉直樹が書いた小説『火花』(文藝春秋)が、第153回芥川賞候補作にノミネートされたことが話題となっている。  『火花』は「文學界」(同)2月号に一挙掲載されたもので、同誌は創刊以来初増刷を記録した。3月には単行本としても発売され、40万部を超えるベストセラーとなっている。  さらに4月には、芥川賞と並ぶ純文学の文学賞として知られる、第28回三島由紀夫賞の候補作となったことでも知られる。  今回のノミネートを受けて、ネット上では「単なる話題作り」「芥川賞も地に落ちた」といった否定的な意見がみられるが、芥川賞は現在も過去も、紛うことなき話題作りの賞であることは意外と知られていない。 「芥川賞は毎年1月と7月に発表され、翌月の『文藝春秋』に掲載されます。直木賞も同社発行の『オール讀物』に掲載されます。これはもともと、賞を作った菊池寛が、本が売れないといわれたニッパチ(2月と8月)の話題作りのために行ったものです。最初から、本を売るためのプロモーションとして始まったんです」(雑誌編集者)  確かに、ここ10年ほどの芥川賞の歴史を振り返ってみても、何かと話題になる回が多い。綿矢りさと金原ひとみの19歳、20歳の同時受賞(第130回・2003年下半期)は、最年少記録を更新した。中国人作家、楊逸の受賞(第139回・08年上半期)は外国人初の受賞となった。朝吹真理子と西村賢太による2人同時受賞(第144回・10年下半期)は、対照的な姿が“美女と野獣”と形容された。75歳の黒田夏子による受賞(第148回・12年下半期)は、最年長記録となった。 「芥川賞は、基本的に新人作家に与えられる賞と規定されています。川上未映子(第138回・07年下半期)や、町田康(第123回・00年上半期)などは、ミュージシャン出身です。文芸畑一本ではなかった意外な人物が受賞するのも、芥川賞の特徴です。又吉の受賞も、十分ありえますね」(同)  選考は7月16日に築地新喜楽で行われる。果たして、お笑い芸人初の芥川賞作家は誕生するのか? 結果を心して待ちたい。 (文=平田宏利)

『アメトーーク!』“好感度低い芸人”好評も……ペニオク芸人・ピース綾部の出演に「ギリギリアウト」の声

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『ピカルの定理マガジン』(扶桑社)
 雨上がり決死隊が司会を務めるトーク番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、14日に放送された企画「好感度低い芸人」が、視聴者から「面白かった」「久々のアタリ企画」と好評だ。  この日、登場したのは、キングコング・西野亮廣、品川庄司・品川祐、陣内智則、ピース・綾部祐二、ジャルジャル・福徳秀介、スピードワゴン・井戸田潤の6名。  Twitter炎上でおなじみのドランクドラゴン・鈴木拓や、ナルシストブサキャラのNON STYLE・井上裕介がいないことに不満を漏らす西野に、宮迫博之は「(あの人たちは)見た目や、あまり好かれていないことを利用して、笑いを取っている方々」であると説明。今回の6人が、内面が嫌われている“ガチメンバー”であることを強調した。  出演者にとってはつらい企画なだけに、品川は「俺の好感度の低さなんて、どうせしゃべりすぎですから」とふてくされ、番組冒頭からだんまり。綾部も「『ピカルの定理』(フジテレビ系)が終わったのは、僕に責任があったのかもしれませんねえ!」と開き直るなど、自虐ネタのオンパレード。福徳は、過去に『27時間テレビ』(同)でナインティナインの岡村隆史にバスケットボールを執拗にぶつけ、視聴者から「イジメだ」と非難された「バスケットボール事件」を挙げ、これが嫌われている原因の一つであると自ら説明した。  また、なぜ嫌われているのかを探るため、一般人のアンケートを発表。西野には、「個展とかしてアーティスト気取り」「Twitterがイタい」「ナルシスト」といった声が多く、品川については「なんかエラそう」「文化人ぶってる」という声が多かった。  さらに、番組中盤では、西野とわだかまりがあるとされる放送作家の鈴木おさむ氏が登場。西野は今年2月、鈴木の著書『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』(太田出版)について、「ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」と、Twitter上で痛烈批判。その後、謝罪に追い込まれるなど炎上騒ぎとなったが、2人が対面したのはこれが初めて。西野は「(書き込んだ時に)酔っていた」と土下座し、2人は和解した。 「笑いとハラハラ感が、絶妙なバランスでした。笑いに転換できる芸人だからこそ成り立つ企画という意味では、さすが『アメトーーク!』といったところ。ただ、綾部さんの嫌われている理由を、『天狗になってる』『うるさい』『売れようと必死すぎる』とする番組に違和感を覚えた視聴者は多く、ネット上では、『ペニオク芸人だからだろ!』とツッコミの嵐。綾部さんと違って、まだ本格復帰できていないペニオク芸能人がいる中で、よくこの企画に綾部さんを入れたな、と驚きました」(芸能記者)  確かに、拉致・暴行疑惑が報じられた楽しんごや、家族が生活保護の不正受給をしていたとして謝罪した次長課長・河本準一が、この企画には不適切であるように、一部視聴者の目には「綾部もギリギリアウト」と映ったようだ。  今後、「第2回 好感度低い芸人」が開催されるとしたら、どの芸人が参加するのだろうか? 今から楽しみだ。

「謝り損」の小森純、「爆笑・太田に救われた」ピース綾部……“ペニオク芸能人”明暗のナゼ

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『AYABE MODE』(ワニブックス)
 一連の“ペニオク詐欺”事件で、ブログに虚偽の記事を掲載してファンをオークションサイトに誘導していた小森純が、レギュラー番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)を降板することが明らかになった。  番組からは「番組改編期に伴うもので一連の騒動とは無関係」という説明があったと報じられているが、騒動の影響であることは明らか。これで小森はレギュラー番組のすべてを失うことになった。 「騒動発覚後、ネット上で“煽り”に反論するなど立ち回りを誤ったことが小森の悪循環の始まりでした。それでも『サンデージャポン』(TBS系)で生謝罪することで幕引きを図ろうとしましたが、共演者の西川史子さんに予想外の猛烈な糾弾を受けて、さらにイメージが悪化してしまった。“謝り損”になってしまった小森は、このままテレビから消えてしまう可能性も高いですよ」(芸能誌記者)  一方で、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二など、何事もなかったようにバラエティ番組に出演を続けている“ペニオク芸能人”もいる。いったい、この差はなんなのだろうか。 「事務所の力、と言ってしまえばそれまでですが、綾部の場合は爆笑問題の太田さんに救われた部分がある。騒動発覚直後の昨年末、『笑っていいとも年忘れ超特大号!』(フジテレビ系)に出演中に、太田さんが『綾部が言いたいことがあるらしいですよ!』『いいオークションがあるらしいですよ!』などと、綾部を“イジった”んです。綾部も最初はこのフリから逃げようとしましたが、太田さんのあまりのしつこさに観念して『すみません』と頭を下げた。これをマスコミが“生謝罪”と報じたことで、“綾部は潔く謝った”というイメージが浸透した」(同)  ネット上では“等しく”バッシングが続いている両者だが、仕事の面ではくっきりと明暗が分かれてしまったようだ。

笑いと文学をつなぐ究極読書芸人の隠れ家的ユートピア『ピース又吉の活字の世界』

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『第2図書係補佐』(幻冬舎)
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。  ピースの又吉直樹は、今もっとも売れている芸人の一人である。そんな彼が、華やかなテレビのゴールデンタイムの裏で、驚くほど静かに、ひっそりと文学を語っている。芸人ラジオのゴールデンタイムといえば、テレビの喧噪がすっかり遠のいてからの時間帯、つまり『JUNK』(TBSラジオ)や『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)が放送されている、深夜1:00~3:00である。今ピースがラジオをやるならば、まさしくそのどちらかの枠がふさわしいだろう。しかし、又吉にとってラジオ初のレギュラー番組となる『ピース又吉の活字の世界』(ニッポン放送 水曜20:00~20:30)は、そのどちらの枠でもなく、時間も短く、コンビでもなければ、お笑い芸人然としたハイテンションでもない。30分間、又吉が本の魅力をただひたすら語るという、それだけの番組だ。しかしこれが、妙に面白い。その面白さの中に含まれる「妙さ」こそはまさに、優れた文学作品を読んだときに感じる面白さである。  お笑い芸人が、お笑い以外の趣味を核とした枠組みで番組をやることは、テレビでもラジオでも時にあるが、多くの場合、その芸人の持つ面白さは、扱っているジャンル自体の持つ面白さの枠内に押し込められてしまう。車好きの芸人が自動車の番組をやっても車自体の面白さには勝てず、競馬やパチンコの番組をやっても、その中でその芸人ならではの特長を出すのは、とても難しい。しかし、この『活字の世界』という番組においては、むしろテレビでの又吉よりも面白いといっていいくらい、彼の本領が発揮されていると感じる。それはきっと、本というものが、又吉にとって趣味という領域をはるかに越えてしまっているからだ。  初回放送で又吉は、「本が好きな人が世の中に増えて、どんどんみんな小説を書いて、その面白い小説が読める世の中になれば、最高の人生を過ごせるんじゃないかと思ってる」という、本好きのユートピア幻想ともいうべき理想論を掲げた。まるでこの世には本と人間以外には何も存在していないような、恐ろしくピュアでロマンティックな理屈である。又吉にとって本とは、すでに趣味の領域を越えて、イコール世界になっている。そんなことをいうと、「書を捨てよ、町へ出よう」と寺山修司のような、リア充目線のお説教がどこからか飛んできそうだが、本は人が書いたものである以上、それは人の思考回路そのものであり、さらには人の発想が組み立ててきた世界そのものであるということも、またひとつの事実ではないか。  だから又吉の中では、お笑いも文学も、同じ世界の中に含まれる。どちらも人の思考回路が露出した結果であり、それこそが人間そのものを表現しているということに違いはない。又吉にとって、文学は別腹に入れるべき単なる趣味ではない。彼はこの番組の中で、「笑いと文学は密接な関係にある。ほとんど一緒なんじゃないかとさえ思う」と語る。その二つは同等の、そして同種のものなのだ。だからこそ又吉は、文学における笑いを、お笑いと同じく「緊張と緩和」の構造から読み解いたり、敬愛する太宰治の作風について、「ナルシストな自分をさんざん書いて、そのあと転がり落ちるようなオチつけたり」する「お笑い芸人の手法」だと分析することで、世間に蔓延する「文学は暗い」という誤解を鮮やかに解いてみせる。  とはいえ、この番組の面白さは、そういった又吉の真摯な文学語りのみにあるわけではない。又吉が本の魅力を語ったり、本にまつわるゲストと話をしていく中で、芸人・又吉の根本にある奇妙な感性が、ところどころひょっこりと顔を出してくるのが楽しい。「売れない時代に古本を読みすぎて、新品の本を見たら紙が白すぎて目がチカチカした。僕にとっては日焼けしてる本が常識だった」と反転した価値観を披露し、「太宰はなんていったら怒るかをずっと考えていた時期がある」という謎の(しかしちょっとわかる)妄執を明かし、「バスを降りるとき、たくさん人が乗ってるのに、自分しかそこで降車ボタンを押さないと、『こんなとこで降りる奴はセンスがない』と思われるんじゃないかと思ってしまう」と、期待を越えるスケールの被害妄想を具体的に公表してみせる。又吉は本の魅力のベースにあるのは「共感」の力だと語るが、その先にある生理的な「違和感」というのも、また大きな魅力である。笑いも文学も、「共感」と「違和感」の狭間にできた渦のような場所から生まれる。  ゲストに訪れた歌人の穂村弘は又吉のことを、「次の瞬間、ものすごいことをこの無表情な人はしてしまいそうな感じがする」「それはもしかしたら、テレビでは映してはいけないようなことかもしれない」と評したが、そんな「共感の向こう側に突き抜けてしまいそうな危うさ」こそがまさに、文学と又吉に共通する最大の、そして不可解な魅力なのだと思う。テレビサイズには収まらない「又吉の世界=活字の世界」は、そのまま「ラジオの世界」にも通じている。 (文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>) ■ラジオ批評「逆にラジオ」バックナンバー 【第8回】気づきすぎるコラムニストが、虫めがね的観察眼で見いだす小さな大発見『えのきどいちろうの水曜Wanted!!』 【第7回】「安住二世」と呼ばれたくないTBS若手アナが解き放つ、暗黒のポテンシャル『ザ・トップ5~リターンズ』 【第6回】めくるめく複眼思考の、ひとりしゃべりキングダム『宮川賢のまつぼっくり王国』 【第5回】地方FMというアウェイの地に築かれた、毒舌王の強烈な磁場『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』 【第4回】「おもしろくてあたりまえ」という壁を越える、若手コント師の傍若無人ぶり『ANNお笑いオールスターウィーク』 【第3回】五輪なでしこ戦の裏で炸裂した、ラジオの王様の誠実な毒『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』 【第2回】局アナの枠を飛び出した、マジカルな思考回路の冒険『安住紳一郎の日曜天国』 【第1回】予測不能な「集団的笑い」の境地『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』

笑いと文学をつなぐ究極読書芸人の隠れ家的ユートピア『ピース又吉の活字の世界』

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『第2図書係補佐』(幻冬舎)
しゃべりと笑いと音楽があふれる“少数派”メディアの魅力を再発掘! ラジオ好きライターが贈る、必聴ラジオコラム。  ピースの又吉直樹は、今もっとも売れている芸人の一人である。そんな彼が、華やかなテレビのゴールデンタイムの裏で、驚くほど静かに、ひっそりと文学を語っている。芸人ラジオのゴールデンタイムといえば、テレビの喧噪がすっかり遠のいてからの時間帯、つまり『JUNK』(TBSラジオ)や『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)が放送されている、深夜1:00~3:00である。今ピースがラジオをやるならば、まさしくそのどちらかの枠がふさわしいだろう。しかし、又吉にとってラジオ初のレギュラー番組となる『ピース又吉の活字の世界』(ニッポン放送 水曜20:00~20:30)は、そのどちらの枠でもなく、時間も短く、コンビでもなければ、お笑い芸人然としたハイテンションでもない。30分間、又吉が本の魅力をただひたすら語るという、それだけの番組だ。しかしこれが、妙に面白い。その面白さの中に含まれる「妙さ」こそはまさに、優れた文学作品を読んだときに感じる面白さである。  お笑い芸人が、お笑い以外の趣味を核とした枠組みで番組をやることは、テレビでもラジオでも時にあるが、多くの場合、その芸人の持つ面白さは、扱っているジャンル自体の持つ面白さの枠内に押し込められてしまう。車好きの芸人が自動車の番組をやっても車自体の面白さには勝てず、競馬やパチンコの番組をやっても、その中でその芸人ならではの特長を出すのは、とても難しい。しかし、この『活字の世界』という番組においては、むしろテレビでの又吉よりも面白いといっていいくらい、彼の本領が発揮されていると感じる。それはきっと、本というものが、又吉にとって趣味という領域をはるかに越えてしまっているからだ。  初回放送で又吉は、「本が好きな人が世の中に増えて、どんどんみんな小説を書いて、その面白い小説が読める世の中になれば、最高の人生を過ごせるんじゃないかと思ってる」という、本好きのユートピア幻想ともいうべき理想論を掲げた。まるでこの世には本と人間以外には何も存在していないような、恐ろしくピュアでロマンティックな理屈である。又吉にとって本とは、すでに趣味の領域を越えて、イコール世界になっている。そんなことをいうと、「書を捨てよ、町へ出よう」と寺山修司のような、リア充目線のお説教がどこからか飛んできそうだが、本は人が書いたものである以上、それは人の思考回路そのものであり、さらには人の発想が組み立ててきた世界そのものであるということも、またひとつの事実ではないか。  だから又吉の中では、お笑いも文学も、同じ世界の中に含まれる。どちらも人の思考回路が露出した結果であり、それこそが人間そのものを表現しているということに違いはない。又吉にとって、文学は別腹に入れるべき単なる趣味ではない。彼はこの番組の中で、「笑いと文学は密接な関係にある。ほとんど一緒なんじゃないかとさえ思う」と語る。その二つは同等の、そして同種のものなのだ。だからこそ又吉は、文学における笑いを、お笑いと同じく「緊張と緩和」の構造から読み解いたり、敬愛する太宰治の作風について、「ナルシストな自分をさんざん書いて、そのあと転がり落ちるようなオチつけたり」する「お笑い芸人の手法」だと分析することで、世間に蔓延する「文学は暗い」という誤解を鮮やかに解いてみせる。  とはいえ、この番組の面白さは、そういった又吉の真摯な文学語りのみにあるわけではない。又吉が本の魅力を語ったり、本にまつわるゲストと話をしていく中で、芸人・又吉の根本にある奇妙な感性が、ところどころひょっこりと顔を出してくるのが楽しい。「売れない時代に古本を読みすぎて、新品の本を見たら紙が白すぎて目がチカチカした。僕にとっては日焼けしてる本が常識だった」と反転した価値観を披露し、「太宰はなんていったら怒るかをずっと考えていた時期がある」という謎の(しかしちょっとわかる)妄執を明かし、「バスを降りるとき、たくさん人が乗ってるのに、自分しかそこで降車ボタンを押さないと、『こんなとこで降りる奴はセンスがない』と思われるんじゃないかと思ってしまう」と、期待を越えるスケールの被害妄想を具体的に公表してみせる。又吉は本の魅力のベースにあるのは「共感」の力だと語るが、その先にある生理的な「違和感」というのも、また大きな魅力である。笑いも文学も、「共感」と「違和感」の狭間にできた渦のような場所から生まれる。  ゲストに訪れた歌人の穂村弘は又吉のことを、「次の瞬間、ものすごいことをこの無表情な人はしてしまいそうな感じがする」「それはもしかしたら、テレビでは映してはいけないようなことかもしれない」と評したが、そんな「共感の向こう側に突き抜けてしまいそうな危うさ」こそがまさに、文学と又吉に共通する最大の、そして不可解な魅力なのだと思う。テレビサイズには収まらない「又吉の世界=活字の世界」は、そのまま「ラジオの世界」にも通じている。 (文=井上智公<http://arsenal4.blog65.fc2.com/>) ■ラジオ批評「逆にラジオ」バックナンバー 【第8回】気づきすぎるコラムニストが、虫めがね的観察眼で見いだす小さな大発見『えのきどいちろうの水曜Wanted!!』 【第7回】「安住二世」と呼ばれたくないTBS若手アナが解き放つ、暗黒のポテンシャル『ザ・トップ5~リターンズ』 【第6回】めくるめく複眼思考の、ひとりしゃべりキングダム『宮川賢のまつぼっくり王国』 【第5回】地方FMというアウェイの地に築かれた、毒舌王の強烈な磁場『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』 【第4回】「おもしろくてあたりまえ」という壁を越える、若手コント師の傍若無人ぶり『ANNお笑いオールスターウィーク』 【第3回】五輪なでしこ戦の裏で炸裂した、ラジオの王様の誠実な毒『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』 【第2回】局アナの枠を飛び出した、マジカルな思考回路の冒険『安住紳一郎の日曜天国』 【第1回】予測不能な「集団的笑い」の境地『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』

「極度のスカトロ好き疑惑も!?」“3人目の熟女”奈美悦子にアプローチのピース・綾部祐二は大丈夫か

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公式ブログ「ピース綾部『蛇』」より
 女優の奈美悦子が14日放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』に出演し、お笑いコンビのピース・綾部祐二から最近、アプローチされていたことを明かした。綾部をめぐる「3人目の熟女」となる。これに対し、綾部は「どうにかなるんじゃないかなと思った」と思わず本音を漏らすなど、しどろもどろだった。  綾部といえば熟女好きで知られるが、8月に元横綱若貴兄弟の母親でタレントの藤田紀子との熱愛疑惑が報じられ、昨年のクリスマスイブには女優の五月みどりとデートしたことも明らかになっている。 「まさに、熟女なら誰でもいいのか、といった体ですね(笑)。藤田との熱愛疑惑が報じられた当初は売名やネタかと思われましたが、どうやらガチのようです。それにしても、熟女と見れば見境なくアプローチしているわけですから不誠実ですよね。それに、綾部には“変態”との悪評もあります」(週刊誌記者)  一部週刊誌でも報じられているが、綾部には「極度のスカトロ好き疑惑」があり、これまで親しい芸人仲間が深夜番組やイベントなどで何度も暴露しているという。藤田との交際が発展しないのも、綾部のスカトロ好きに藤田が難色を示しているから、との説もある。 「報道によると、芸人仲間の間では綾部は本物の変態という見解で一致しているようですからね。都内のSMクラブの常連で、熟女女王様とのスカトロプレイを楽しんでいるそうですよ」(同)  ネット掲示板などでは、「話題作りに必死w」「マジキチすぐるw」「ここまでやられると誰でもいいんだなっていう気持ち悪さしか残らない」「こいつは何のために何がしたくて仕事してんの?」といった具合に、綾部への悪評が相次いでいる。  熟女好きでスカトロ好きの変態――こうしたマニアックな嗜好が暴露され続けると、綾部とピースのタレント生命に悪影響を及ぼさないのか、ちょっと心配になってくる。

「ピース綾部との熱愛も自らリーク!?」“エネルギッシュな64歳”藤田紀子 そのパワーの源泉とは

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藤田紀子オフィシャルブログ
 ピースの綾部祐二と若貴の母・藤田紀子さんの熱愛報道が、予想以上に芸能マスコミを賑わしている。というのも、綾部の「熟女好き」はこれまで“しょせんネタ”と思われていたのだが、今回、紀子さんの住むマンションに通う決定的瞬間を「週刊ポスト」(小学館)がスクープ。綾部本人に熱愛関係は否定されつつも、30歳の年の差交際が事実であることを認めさせてしまったからだ。  もっとも今回の熱愛については、紀子さんがリードし仕掛けた結果との見方も飛び交っている。 「綾部は立場上、自分のほうが好きだったように振る舞っているが、実際は紀子さんが熱烈なアプローチをしていたようです。報道の出方も不自然で、普段、張り込みなんてほとんどやらない『ポスト』がこんな写真を撮れたというのは、当事者に近いところからピンポイントで情報がもたらされたとしか思えない。しかも、記事の陣頭指揮を執ったのは、U記者らしいですからね。U記者は、20年前から二子山部屋に食い込んでいる記者で、とりわけ紀子さんとは近い。実際、このU記者の存在があるため、『ポスト』はこれまで二子山部屋や紀子さんのスキャンダルをほとんど記事にしてこなかったんです。そんな雑誌が今回、記事にしたということは……」(週刊誌記者)  いずれにしても、紀子さんが綾部との恋に積極的であることは間違いないようで、「ポスト」やワイドショーの取材に対しても、表向き熱愛は否定しながら、関係をほのめかすようなコメントを連発している。  64歳にして息子より年下の男性に恋に落ち、実際に相手をゲットし、さらには世間にその関係を認めさせてしまう。その旺盛なエネルギーと衰えぬ女としての魅力には感服させられるが、実は紀子さん、過去にも年下男性と何回かウワサになったことがある。  ひとりは、15歳年下のM医師。当時の夫・二子山親方の主治医だった男性だが、今から10年ほど前に二子山部屋に連泊させたことを「女性自身」(光文社)にスッパ抜かれ、その後、二子山親方との離婚劇に発展していったことをご記憶の読者も多いはずだ。  もうひとり、こちらはほとんど報道されたことはないが、ノンフィクション作家の小林照幸氏ともウワサになったことがある。小林氏といえば、最年少で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した気鋭の作家だが、1996年から2001年まで二子山部屋の後援会機関紙「二子山ファミリーニュース」の編集人を務めるなど、二子山部屋や紀子さんと密接な関係をもっていた。 「最初は取材がきっかけだったようですが、紀子さんが小林さんのことを気に入って、いろんな仕事を頼んだり、相談をするようになったんですね。若乃花の自伝『独白~ストロング・スピリット』(文藝春秋)にも解説文を書かせてますし、力士のインタビューやゴーストライターなどでも、しょっちゅう小林さんを指名していた。とにかく紀子さんのかわいがりようはすごくて、人前でも“テルテル”なんて呼んでいたほど。そんなことから若い衆の間で『あの二人はデキてるんじゃないか』なんてウワサが立ったんです」(ベテラン相撲担当記者)  当時、紀子さんが50歳で、小林氏は30歳。本当に関係があったかどうかはともかく、興味深いのはこの小林氏が二子山部屋と密接な関係をもち始めた少し後、今回の事態を予見するような本を書いていることだ。  小林氏は、2000年ごろから熟年のセックスをテーマに取材活動を開始。『熟年性革命報告』『熟年恋愛講座』『熟年恋愛革命』(いずれも文春新書)と立て続けに本を出版しているのだが、その中で、さまざまな学術報告や科学的データをもとに、65歳以上の高齢者にも性欲があり、性行動も可能であることを報告。団塊の世代が65歳になったら、老人が恋愛やセックスを謳歌する時代が来ることを指摘しているのだ。  さらに、昨年上梓した『アンチエイジングSEX その傾向と対策』(同)では、60歳以上の男女2,000人へ行ったSEXアンケートの内容を公開。老齢期に差しかかったその団塊の世代の積極的な性生活も、赤裸々に記述している。  “出会い系サイトで知り合った30歳年下とラブホで”とSEX経験を語る65歳の女性、60歳以後に複数のセフレを抱え、2週間に1~2回、息子の年齢の男性らと交わっているという女性……。そして、さまざまなケースを紹介した後、小林氏はこう結論付けている。「老いのセックスは高齢社会、無縁社会の希望である」と。  二人の関係を考えれば、小林氏のこうした著作は当然、紀子さんにも贈本されているはずだ。まさに団塊の世代で老齢期に差しかかろうとしている紀子さんがこれらの本に勇気づけられて、綾部との熱愛に走ったとは考えられないだろうか。いや、それとも、紀子さんと知り合い、その魅力に触れた経験が、小林氏のこうした著作に反映されているのか。  いずれにしても、かつてかわいがっていた年下男性が書いたこの本を読めば、64歳にしてなお、女性としての欲望を失わず、男を虜にし続ける紀子さんのパワーの源泉がわかるかもしれない。 (文=須田林)