「不快!」次長課長・河本準一が日テレバラエティに5年ぶり復帰も……つきまとう“ナマポ”イメージ

「不快!」次長課長・河本準一が日テレバラエティに5年ぶり復帰も……つきまとうナマポイメージの画像1
 お笑いコンビ・次長課長が、約5年前にレギュラーを降板したバラエティ番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に復帰。河本準一が号泣する場面があった。  次長課長は、30日の放送回のスタジオに登場。MCのウエンツ瑛士が「ただただうれしい」と声をかけると、河本も「私もうれしいですよ」と返答。河本が「僕たちがいたときは、まだカメラなかったですもんね」とボケると、ウエンツは「衰えてない」と笑いの腕を賞賛した。  さらに、かつて河本が出演していたロケ企画「都バスで飛ばすぜぃ!」も復活。5年ぶりに再会を果たした浅草の飲食店「捕鯨船」の名物大将が「よく帰ってきた」「ほんと、うれしい」と感極まると、河本もたまらずカメラに背を向け、むせび泣いていた。  河本といえば、2012年4月発売の「女性セブン」(小学館)に実母の“生活保護不正受給疑惑”が報じられ、これを各メディアが追及。国会で取り上げられる事態にまで発展し、同年5月に会見を開き、「法的に不正受給には当たらないが、道義的責任は感じる」と釈明した。  同時に「芸能活動は自粛しない」と発表したため、基本的にレギュラー番組を降板するようなことはなかったが、会見から4カ月後、突如として『火曜サプライズ』から姿を消した。  河本の復帰に、ウエンツのみならず、MCの山瀬まみや、ロケで共演した柳沢慎吾や京本政樹もうれしさをにじませていたが、世間の風当たりは冷たいようだ。 「ネット上では『見たくない』『帰ってこなくていい』と相変わらずのバッシングぶり。ただ、しれっと復帰していれば、ここまで叩かれなかったはず。“5年ぶり”を強調し、感動を演出した番組側の考えには“甘い”としか言いようがない。ちなみに、今回の出演は完全復帰ではなく、日テレの“様子見”。スポンサーや視聴者の反応次第では、二度と出演しない可能性も」(芸能記者)  今月5日放送のバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)では、MCのくりぃむしちゅー・有田哲平が、河本の騒動を真正面からイジる場面も。有田は「お金がない家庭に限りまーす!」「ちゃんと記者会見をしてね、みんなの前でごめんなさいって謝ったの」「だけどね、世間の人は冷たいね。なかなか許してくれません」などとおちゃらけ、これに河本は「ここをしっかりやるな!」「ここ長いって!」などとツッコんでいた。 「案の定、『笑えない』『不快』とネットで炎上。それでも河本を起用したがるテレビ関係者は多く、同様の炎上騒動は今後も続きそう」(同)  5年前の会見同様、カメラの前で涙を見せた河本。好感度を回復するには、あと何年を要するのだろうか?

“生ポ芸人”次長課長・河本準一がイタすぎ! ノンスタ石田にエールも「お前が言うな」の大合唱

koumoto-200.jpg
 NON STYLEの石田明にエールを送った次長課長の河本準一に対し、「どの口が言ってるんだ」と批判が相次いでいる。  相方の井上裕介が“当て逃げ”事件を起こしたため、コンビとしての活動が当面できない見通しの石田。ネット上では、「石田くん、かわいそう」「完全なとばっちり」「また、心の病がぶり返さないといいけど……」など、同情ムードが広まっている。  また、13日には、ダウンタウンの松本人志が自身のTwitterで、「ガンバレ石田!」とエール。13日に石田と収録が一緒だったという東国原英夫氏も翌日、「刮目だったのが、石田君の返し・リアクション。実に絶妙であった」と共演時の様子を振り返り、「石田君も嘸(さぞ)かし辛いだろう」と気遣った。  そんな中、石田の先輩である河本も13日、自身のTwitterに「石田。ノンスタイルの石田やぞ。1人やないぞ。2人でノンスタイルやからな。石田出番やぞ!」と投稿。すると、ネット上では「は? お前、相方に迷惑かけた側だろ」「上から目線で何言ってるの?」「あなたじゃなくて、井上さんが言うならわかるけど……」「みんな忘れていませんよ」などと批判が殺到。本人のアカウント宛にも、「うるせーよ」「不正受給の時も、やっぱ井上出番やぞ!って思った?」といったコメントが相次いでいる。  河本といえば、2012年4月に「女性セブン」(小学館)に実母の“生活保護不正受給疑惑”が報じられ、これを各メディアが追及。国会で取り上げられる事態にまで発展し、同年5月に会見で「法的に不正受給には当たらないが、道義的責任は感じる」と釈明。同時に、「芸能活動は自粛しない」と発表したが、当時CMキャラクターに起用していたスポンサーは次々と降り、メディア露出も激減。相方の井上聡に多大な迷惑をかけた。 「河本は松本に便乗したのでしょうが、炎上するのは誰でも想像がつく。もし、本人が予想だにしていなかったとしたら、“自分のイメージを把握していない”という意味では、タレントとしては致命的。ただ、河本はあくまでも、実母の“不正受給疑惑”を否定しており、法的な問題はないとしている。『河本=生ポ芸人』というレッテルが貼られすぎたため、半ば既成事実化してしまったという、ネット上の問題もありますが、それにしてもイタすぎます……」(芸能記者)  10月放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)では、河本が現在“レギュラー番組ゼロ”であることを「なんでだ!?」と不思議がった松本に対し、「自分が聞きたいです!」と困惑して見せた河本。もしかしたら、本当にわかっていないのかもしれない……。

“生ポ芸人”次長課長・河本準一がイタすぎ! ノンスタ石田にエールも「お前が言うな」の大合唱

koumoto-200.jpg
 NON STYLEの石田明にエールを送った次長課長の河本準一に対し、「どの口が言ってるんだ」と批判が相次いでいる。  相方の井上裕介が“当て逃げ”事件を起こしたため、コンビとしての活動が当面できない見通しの石田。ネット上では、「石田くん、かわいそう」「完全なとばっちり」「また、心の病がぶり返さないといいけど……」など、同情ムードが広まっている。  また、13日には、ダウンタウンの松本人志が自身のTwitterで、「ガンバレ石田!」とエール。13日に石田と収録が一緒だったという東国原英夫氏も翌日、「刮目だったのが、石田君の返し・リアクション。実に絶妙であった」と共演時の様子を振り返り、「石田君も嘸(さぞ)かし辛いだろう」と気遣った。  そんな中、石田の先輩である河本も13日、自身のTwitterに「石田。ノンスタイルの石田やぞ。1人やないぞ。2人でノンスタイルやからな。石田出番やぞ!」と投稿。すると、ネット上では「は? お前、相方に迷惑かけた側だろ」「上から目線で何言ってるの?」「あなたじゃなくて、井上さんが言うならわかるけど……」「みんな忘れていませんよ」などと批判が殺到。本人のアカウント宛にも、「うるせーよ」「不正受給の時も、やっぱ井上出番やぞ!って思った?」といったコメントが相次いでいる。  河本といえば、2012年4月に「女性セブン」(小学館)に実母の“生活保護不正受給疑惑”が報じられ、これを各メディアが追及。国会で取り上げられる事態にまで発展し、同年5月に会見で「法的に不正受給には当たらないが、道義的責任は感じる」と釈明。同時に、「芸能活動は自粛しない」と発表したが、当時CMキャラクターに起用していたスポンサーは次々と降り、メディア露出も激減。相方の井上聡に多大な迷惑をかけた。 「河本は松本に便乗したのでしょうが、炎上するのは誰でも想像がつく。もし、本人が予想だにしていなかったとしたら、“自分のイメージを把握していない”という意味では、タレントとしては致命的。ただ、河本はあくまでも、実母の“不正受給疑惑”を否定しており、法的な問題はないとしている。『河本=生ポ芸人』というレッテルが貼られすぎたため、半ば既成事実化してしまったという、ネット上の問題もありますが、それにしてもイタすぎます……」(芸能記者)  10月放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)では、河本が現在“レギュラー番組ゼロ”であることを「なんでだ!?」と不思議がった松本に対し、「自分が聞きたいです!」と困惑して見せた河本。もしかしたら、本当にわかっていないのかもしれない……。

「今も視聴者からクレームが……」生活保護問題で干された河本準一の悲惨な現状

komoto1013.jpg
 お笑いコンビ「次長課長」の河本準一が、悲惨な現状を明かした。2日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)でのこと。浜田雅功が塾長、松本人志が教頭に扮し、芸人たちを厳しく指導する「熱血! 浜田塾!!」のコーナーで、現在のレギュラー本数を尋ねたところ、河本は「正式なのは、もうほとんどありません」と返したのだ。  これに、2人は爆笑。松本が「なんでだー?」と追及すると、河本は「自分が聞きたいです!」と困惑しきりだった。  現在の河本のレギュラー番組は、テレビ東京のバラエティ番組『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』のみ。かつてレギュラー、準レギュラー合わせて10本ほど抱えていたが、2012年に発覚した生活保護の不正受給問題に世論が反発。テレビ関係者によると「今も河本を番組に起用すると、視聴者からクレームの電話が入る。自宅不倫騒動を起こした元モーニング娘。の矢口真里とベッキーも同様。この3人の名前を番組のキャスティング会議で出すと、プロデューサーから鼻で笑われます」という。  騒動から4年以上が経過しても世間から“許されない”風潮には、同情させられる部分もあるが……。  所属する、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの関係者は、次のように語る。 「河本が稼いでいるのに母親が生活保護を不正受給していたことで叩かれましたが、実は彼の母親は、身体的な問題で、満足に働くことができないのです。生活保護の受給資格はある。身分や暮らしぶりをごまかして、不正受給していたわけではない」  ただ、実の息子に数千万円の稼ぎがある場合、管轄する自治体は親族に生活費の工面をお願いするケースがある。河本はそれを拒否したため「週刊誌にリークされた。態度も悪かったようで『タダでもらえるもんはもらっとき』と母親に伝えていたことまでバラされた」(マスコミ関係者)。  結果、今の惨状があるのだが、前出のテレビ関係者いわく「もうイメージ払拭は無理かもしれない。人気の吉本芸人のバーター出演が関の山。今後も苦境は続く」という。ネタにはしているが、河本の胸の内は、今も沈んだままだ。

次長課長・河本“生活保護問題”の再来か……板東英二の出演で、局にクレームが殺到する!?

bando0305.jpg
板東英二公式HPより
「本人は『本格的に仕事をしていきたい』と意気込んでいますが、まだまだ彼を積極的に使おうという局はないみたいですよ」(テレビ局関係者)  一昨年に個人事務所の申告漏れが発覚し、芸能活動を休業していたタレントの板東英二。先日行われた『第23回東京スポーツ映画大賞』と同時表彰の『第14回ビートたけしのエンターテインメント賞』で話題賞を受賞し、その授賞式に出席して話題となっていたが――。 「あれも、たけしさんだから呼べたんです。吉本興業に入ったことで、さんまさんの番組にも出演していましたが、正直、さんまさん、たけしさん以外の仕事は、まだ厳しいんじゃないでしょうか」(芸能事務所関係者)  確かに、先の授賞式でもたけしが「賞品はスーパーミリオンヘアー2年分」とジョークを飛ばしていたが、たけしやさんま以外の人が言うと、ひんしゅくを買うようなギリギリの話である。 「板東さんは『申告漏れ』と言い張っていますが、『脱税』と取られてもおかしくない事件でした。以前、生活保護の不正受給問題で、同じ吉本の次長課長の河本さんがバッシングされたときも、局にはものすごいクレームの電話がかかってきていました。ネット上では、彼を起用したプロデューサーの名前が晒されて、その人がノイローゼみたいになったこともあったんです。世間は今、こういったことに厳しいですから、上から来た命令じゃない限り、板東さんを起用しようっていう人はいないでしょうね」(バラエティ番組プロデューサー)  しばらくは、大御所頼みの出演となりそうだ。

次長課長・河本“生活保護問題”の再来か……板東英二の出演で、局にクレームが殺到する!?

bando0305.jpg
板東英二公式HPより
「本人は『本格的に仕事をしていきたい』と意気込んでいますが、まだまだ彼を積極的に使おうという局はないみたいですよ」(テレビ局関係者)  一昨年に個人事務所の申告漏れが発覚し、芸能活動を休業していたタレントの板東英二。先日行われた『第23回東京スポーツ映画大賞』と同時表彰の『第14回ビートたけしのエンターテインメント賞』で話題賞を受賞し、その授賞式に出席して話題となっていたが――。 「あれも、たけしさんだから呼べたんです。吉本興業に入ったことで、さんまさんの番組にも出演していましたが、正直、さんまさん、たけしさん以外の仕事は、まだ厳しいんじゃないでしょうか」(芸能事務所関係者)  確かに、先の授賞式でもたけしが「賞品はスーパーミリオンヘアー2年分」とジョークを飛ばしていたが、たけしやさんま以外の人が言うと、ひんしゅくを買うようなギリギリの話である。 「板東さんは『申告漏れ』と言い張っていますが、『脱税』と取られてもおかしくない事件でした。以前、生活保護の不正受給問題で、同じ吉本の次長課長の河本さんがバッシングされたときも、局にはものすごいクレームの電話がかかってきていました。ネット上では、彼を起用したプロデューサーの名前が晒されて、その人がノイローゼみたいになったこともあったんです。世間は今、こういったことに厳しいですから、上から来た命令じゃない限り、板東さんを起用しようっていう人はいないでしょうね」(バラエティ番組プロデューサー)  しばらくは、大御所頼みの出演となりそうだ。

相次ぐ吉本タレントの生保問題 キングコング梶原雄太“自白”の裏にあったタレコミとは?

kinkon_kajihara.jpg
「おかん」(R and C Ltd)
 大変な騒ぎとなってしまったお笑いコンビ次長課長・河本準一の母親の生活保護受給問題。河本は5月25日に吉本興業東京本社で会見を開き「(手続き上の)不正はなかった」としたが、母親を養える十分な収入があるにもかかわらず受給を続けていたことについては「認識が甘かった」と涙ながらに謝罪した。  だが、世間のバッシングはそれでも収まらない。5月29日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)は「河本準一、会見で明かさなかった『返納額は500万円』」と題した記事の中で、河本の母以外の親族も生活保護を受給していたと報じた。同誌によると、河本の姉は持病を患っており、18歳の息子が4月から働き始めるまで生活保護を受けていたとされ、さらには、河本母の姉妹の一人も、夫と死別し生活保護を受けていたという吉本興業関係者のコメントを掲載している。  それぞれ事情があろうが、ネット上では「これって合法なのか?」や「また謝罪会見しろ!」という声が圧倒的。お笑い関係者は「芸人として致命的なスキャンダル。問題が問題だけに笑いにもできないし、河本さんのネタを見て笑えない人も出てくるはず。正念場でしょう」と分析する。  さらに、キングコングの梶原雄太も実母の生活保護を告白。5月30日に緊急会見を開き、母親は祖母の介護をしながら弁当屋で働いていたが、ケガをして働けなくなり、回復後も弁当屋が倒産したため、生活保護を受給したと説明した。梶原も母を養える十分な収入を得ているが、2002年に大阪市内のマンションを母にプレゼントしたため、毎月40万円以上の住宅ローン返済があったと話していた。次々と明るみになる“生活保護芸人”の面々──。これについて、週刊誌記者は「間違いなく、これからも実名が出てきますよ。吉本興業は戦々恐々としているでしょうね」と、きっぱりと断言する。 「梶原さんの話は、第三者からのタレコミだったそうです。複数の社が水面下で取材を進めていることに吉本側が気付き、先手を打ったのが真相。ポイントは第三者の情報提供という点。かねてから役所の福祉課は“ふさわしくない”生活保護受給者をなんとかしたいと考えてきた。河本さんのケースもそう。ここまで言えばわかるでしょう。河本さんの問題を機に、そうした方々の一撃必殺のタレコミが増えることでしょう。ある週刊誌の編集部なんかは『タレコミ待ち』と公言しているほどですから」(同)  まだまだ騒動は終わらないようだ。

次長課長 変幻自在のオールラウンダー河本を生かす、井上の「受け止めるツッコミ」

jikacyokomoto.jpg
『次長課長河本準一の何でしたっけ?
望郷篇』(よしもとアール・アンド・シー)
 すい炎が原因で休養に入っていた次長課長の河本準一が、11月2日の生放送番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演して復帰を果たした。河本は10月6日に都内の病院に入院。すい炎と診断され、治療に専念していた。復帰に際して、河本は「このたび無事に退院することができました。ご心配、ご迷惑をおかけしました。今後ともよろしくお願いいたします」とコメントを発表していた。  次長課長の河本準一は、お笑い界屈指のオールラウンド・プレイヤーである。『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)では、主に自分の母親や姉などの家族にまつわるエピソードを披露して、初期の同番組を盛り上げたキーパーソンの一人だった。また、ホスト時代に身につけたタンバリン芸、個性的な声質を生かしたものまね芸など、何をやっても器用にこなすお笑い的な身体能力の高さがある。水木しげる漫画の登場人物を思わせる顔つきが、情けなさと哀愁を醸し出して、彼の芸を一段と魅力的なものに見せている。  さらに言えば、人付き合いがよく社交性があり、複雑な生い立ちでありながらそれを明るく笑い飛ばす割り切りがあるということも、芸人としての彼の資質を語る上で外せない要素だ。  もちろん、本業であるコントを演じているときにこそ、河本は最も輝きを放つ。つかみどころのないキャラクターと、予期せぬ展開に向かう自在なボケ。「カンジュップンからコンジュップン」「下田のイジメは過去に前例がない」など、妙に耳に残る一撃必殺のフレーズの破壊力もある。  そんなオールマイティな河本の才能の集大成とも言えるのが、彼の出世作となった「タンメン」の一発ギャグだろう。即興で偶然に生まれた「おめえに食わせるタンメンはねぇ!」というフレーズは、一世を風靡したお笑い史に残る名作である。そこには、河本にしかできなかった顔芸、ものまね芸、マニアック芸、フレーズギャグなどのあらゆる要素が凝縮されている。  ただ、次長課長がコンビとして本当に恐ろしいのは、そんな万能プレイヤーである河本を、ほぼ完全に制御する異様な存在感を持った相方が隣に控えていることだ。それが、イケメン芸人で無類のゲームオタクとしても知られる井上聡である。  コントを演じるときの彼の魅力は、まるで日常会話のような自然なツッコミだ。次長課長のコントでは、河本がボケのかたまりであるような奇妙な人物を演じることが多い。だからこそ、そんな河本に対して、井上は声を張り上げて強くつっこむ必要がない。彼は、そのことを心の底から信じ切って、徹底して声を張らない落ち着いたツッコミを淡々とこなしていく。  本来、ツッコミとは、受け手に対してボケのありかを示すものである。井上は、河本のおかしな言動をナチュラルに受け止めることで、ボケをボケのままで観客に提示する。  それはいわば、素材の良さを生かした自然食品レストランのシェフのようなもの。食材の品質が圧倒的に優れていれば、料理人が無理に手を加える必要がない。素材の良さを生かす形で、最低限の調理をした上でそのまま客に提供すればいい。それが井上の役割だ。  最近では、それぞれのソロ活動も目立っているが、2人揃ってコントを演じているときの輝き方は格別のものがある。生い立ちから生き様まで、全身で「芸人」であることを体現して、パワフルに笑いを生み出していく河本と、そんな彼を放し飼いにして、自然な反応でさらに多くの笑いを引き出す井上。ツッコミを必要としない強力なボケに対して、ボケをつぶさないさりげないツッコミが加わる。次長課長の河本と井上は、笑いという絆で結ばれた運命の2人だ。 (文=お笑い評論家・ラリー遠田)
次長課長河本準一の何でしたっけ? 望郷篇 クラスに一人はいるタイプ。 amazon_associate_logo.jpg
●連載「この芸人を見よ!」INDEX 【第96回】 オセロ松嶋尚美 大先輩・鶴瓶に見初められ「褒められて咲いた大輪の花」 【第95回】 ダイノジ 雌伏16年──ついに訪れる「二頭の虎が目覚めるとき」 【第94回】 キングオブコメディ 極限の不運と"顔芸人"のレッテルを払拭して掴んだ「コント日本一」 【第93回】 山田邦子 史上初の「天下を取った女芸人」その栄光と転落のタレント人生 【第92回】エレキコミック 一度ハマるとクセになる!?「一点突破の納豆コント」 【第91回】野性爆弾 「遅れてきた吉本最終兵器」がブレイクを果たした秘密とは 【第90回】野沢直子 今振り返るカリスマ女芸人の「先駆者としての比類なき存在感」 【第89回】サバンナ 野生の勘で芸能界を疾走する「発展途上のロジカルモンスター」 【第88回】東京ダイナマイト 破壊なくして創造なし! ハチミツ流「笑いのセメントマッチ」 【第87回】トータルテンボス 進化を止めない本格派コンビを育てた「M-1急転直下の挫折劇」 【第86回】ロッチ  シンプルな構図でコントに魂を吹き込む「関係性のスペシャリティ」 【第85回】山崎邦正 ダウンタウンによって強制開花した「ヘタレの天才」が巻き起こす奇跡 【第84回】フルーツポンチ 確かな演技力でポストバブル世代に現出した「キザ男のリアリズム」 【第83回】よゐこ 爆発力と切れ味で支持層を拡大する「自然体のシュール」 【第82回】バッファロー吾郎 マニアック芸人の権化が極めた「もうひとつの天下」 【第81回】ドランクドラゴン 完璧な構築物に風穴を開けて回る「鈴木拓のガッカリ力」 【第80回】高田純次 還暦過ぎても華衰えぬ「日本一の適当男」が歩み続けた孤高の道程 【第79回】森三中  メンバーの結婚で進化する「ブスとブスとブスの関係性」 【第78回】Wコロン・ねづっち  「整いました!」なぞかけ芸が時代にハマった深い理由 【第77回】所ジョージ  突出した安定感を生み出すボーダレスな「私の世界」 【第76回】土田晃之  元ヤン、家電、ガンダム......でも嫌われない「ひな壇の神」の冴えたやりかた 【第75回】タカアンドトシ  非関西系漫才のツッコミ新境地「欧米か!」が生まれた理由 【第74回】キングコング西野亮廣  嫌われるには理由がある!? 天才を悩ませる「出た杭の憂鬱」 【第73回】椿鬼奴  虚栄心から自由になった女芸人の「自然体が放散する魅力」とは 【第72回】萩本欽一  テレビを作り、テレビに呑み込まれた「巨人の功罪」 【第71回】アンガールズ  キモカワ芸人が精緻に切り出した「人生のNGシーン」に宿る笑い 【第70回】エハラマサヒロ   「究極の器用貧乏芸人」が無限の笑いをコラージュする 【第69回】なだぎ武 R-1二連覇を成した演技派芸人の「本当の運命の出会い」とは 【第68回】いとうあさこ 悲観なき自虐を操る「アラフォー女性のしたたかなリアル」 【第67回】チュートリアル M-1完全優勝を勝ち取った「ひとつもボケない」漫才進化論 【第66回】松村邦洋 己を棄てて己を活かす「笑われる天才」が生きる道 【第65回】キャイ~ン・ウド鈴木 20年目の変わらぬ想い──「満面の笑顔で愛を叫ぶ」 【第64回】しずる 緻密なマーケティングと確かな演技力で突っ走る「腐女子枠のプリンス」 【第63回】青木さやか 仕事も家庭も......不器用に体現する「現代女性の映し鏡」 【第62回】 今田耕司 好きな司会者第3位にランクされる「代弁者としての3つの極意」 【第61回】我が家 「変幻自在のローテーション」が3人のキャラ薄をメリットに転化する 【第60回】ハライチ "ツッコミ"を棄てた関東M-1新世代が生み出す「面の笑い」とは? 【第59回】出川哲朗 稀代のリアクション芸人が「計算を超えた奇跡」を起こし続ける理由 【第58回】中川家 すべてはここから始まった!? 兄弟が奏でる「舞台芸と楽屋芸のハイブリッド」 【第57回】板尾創路 笑いの神に愛された男が泰然と歩む「天然と計算の境界線」 【第56回】清水ミチコ 対象者の心を浮き彫りにする「ものまねを超えた賢人の不真面目芸」 【第55回】とんねるず 暴れ放題で天下を取った「学生ノリと楽屋オチの帝王学」 【第54回】友近 孤高の女芸人が体現する「女としての業と生き様」 【第53回】ウンナン内村光良 受け継がれゆく遺伝子「終わらないコント愛」 【第52回】モンスターエンジン 結成2年でシーンを席巻する「高次元のバランス」 【第51回】関根勤 再評価される「妄想力」ひとり遊びが共感を呼ぶ2つの理由 【第50回】南海キャンディーズ しずちゃんを化けさせた山里亮太の「コンビ愛という魔法」 【第49回】フットボールアワー 無限の可能性を秘めた「ブサイクという隠れみの」 【第48回】ますだおかだ 「陽気なスベリ芸」という無敵のキャラクターが司る進化 【第47回】ナインティナイン あえて引き受ける「テレビ芸人としてのヒーロー像」 【第46回】インパルス タフなツッコミで狂気を切り崩す「極上のスリルを笑う世界」 【第45回】アンタッチャブル 「過剰なる気迫」がテレビサイズを突き抜ける 【第44回】おぎやはぎ 「場の空気を引き込む力」が放散し続ける規格外の違和感 【第43回】志村けん 「進化する全年齢型の笑い」が観る者を童心に帰らせる 【第42回】はるな愛 「すべてをさらして明るく美しく」新時代のオネエキャラ 【第41回】明石家さんま テレビが生んだ「史上最大お笑い怪獣」の行く末 【第40回】ブラックマヨネーズ コンプレックスを笑いに転化する「受け止める側の覚悟」 【第39回】笑い飯 Wボケ強行突破に見る「笑わせる者」としての誇りと闘争心 【第38回】笑福亭鶴瓶 愛されアナーキストが極めた「玄人による素人話芸」とは 【第37回】島田紳助 "永遠の二番手"を時代のトップに押し上げた「笑いと泣きの黄金率」 【第36回】東野幸治 氷の心を持つ芸人・東野幸治が生み出す「笑いの共犯関係」とは 【第35回】ハリセンボン 徹底した自己分析で見せる「ブス芸人の向こう側」 【第34回】FUJIWARA くすぶり続けたオールマイティ芸人の「二段構えの臨界点」 【第33回】ロンブー淳 の「不気味なる奔放」テレ朝『ロンドンハーツ』が嫌われる理由 【第32回】柳原可奈子 が切り拓くお笑い男女平等社会「女は笑いに向いているか?」 【第31回】松本人志 結婚発表で突如訪れたカリスマの「幼年期の終わり」 【第30回】はんにゃ アイドル人気を裏打ちする「喜劇人としての身体能力」 【第29回】ビートたけし が放った『FAMOSO』は新世紀版「たけしの挑戦状」か 【第28回】NON STYLE M-1王者が手にした「もうひとつの称号」とは 【第27回】ダチョウ倶楽部・上島竜兵 が"竜兵会"で体現する「新たなリーダー像」 【第26回】品川祐 人気者なのに愛されない芸人の「がむしゃらなリアル」 【第25回】タモリ アコムCM出演で失望? 既存イメージと「タモリ的なるもの」 【第24回】ケンドーコバヤシ 「時代が追いついてきた」彼がすべらない3つの理由 【第23回】カンニング竹山 「理由なき怒りの刃」を収めた先に見る未来 【第22回】ナイツ 「星を継ぐ者」古臭さを武器に変えた浅草最強の新世代 【第21回】立川談志 孤高の家元が歩み続ける「死にぞこないの夢」の中 【第20回】バカリズム 業界内も絶賛する「フォーマット」としての革新性 【第19回】劇団ひとり 結婚会見に垣間見た芸人の「フェイクとリアル」 【第18回】オードリー 挫折の末に磨き上げた「春日」その比類なき存在 【第17回】千原兄弟 東京進出13年目 「真のブレイク」とは 【第16回】狩野英孝 「レッドカーペットの申し子」の進化するスベリキャラ 【第15回】サンドウィッチマン 「ドラマとしてのM-1」を体現した前王者 【第14回】小島よしお 「キング・オブ・一発屋」のキャラクター戦略 【第13回】U字工事 M-1決勝出場「北関東の星」が急成長を遂げた理由 【第12回】江頭2:50 空気を読んで無茶をやる「笑いの求道者」 【第11回】バナナマン 実力派を変革に導いた「ブサイク顔面芸」の衝撃 【第10回】山本高広 「偶像は死んだ」ものまね芸人の破壊力 【第09回】東京03 三者三様のキャラクターが描き出す「日常のリアル」 【第08回】ジャルジャル 「コント冬の時代」に生れ落ちた寵児 【第07回】爆笑問題・太田光 誤解を恐れない「なんちゃってインテリ」 【第06回】世界のナベアツ 「アホを突き詰める」究極のオリジナリティ 【第05回】伊集院光 ラジオキングが磨き上げた「空気を形にする力」 【第04回】鳥居みゆき 強靭な妄想キャラを支える「比類なき覚悟」 【第03回】くりぃむしちゅー有田哲平 が見せる「引き芸の境地」 【第02回】オリエンタルラジオ 「華やかな挫折の先に」 【第01回】有吉弘行 が手にした「毒舌の免罪符」