大晦日は村田&井上!? 大人&先物買いしたフジテレビの胸算用

――「サイゾーpremium」から、今ホットな話題に関する記事をお届け!!  ボクシング・村田諒太選手が、8月25日、東京・有明コロシアムで行なわれたプロデビュー戦で見事にTKO勝利を挙げました。次戦も今年中に行われる予定だそうで、村田フィーバーが起こる予感も。しかし、その裏にはやはりテレビ局と電通の思惑があったようで…。 ■今回のピックアップ記事 『大晦日は村田&井上!? 大人&先物買いしたフジテレビの胸算用』(2013年6月号NEWS SOURCEより) ■フジテレビが見越す大晦日の生中継 長らくボクシング中継では影の薄かったフジテレビが、高校7冠の実績を持つ井上尚弥のプロ第3戦で、21年ぶりにゴールデンタイムで生中継を放映した。大枚をはたいて獲得した金メダリスト・村田諒太と新怪物・井上尚弥の2枚看板を武器に、TBS、テレビ東京に続いてボクシング中継で大晦日に参戦するともっぱらの噂だが――。
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『101%のプライド』(幻冬舎)
 今夏にプロデビューが予定されている、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太。既報の通り、アマチュアボクシング界の至宝であった村田をプロに引っ張り出したのは、フジテレビ&電通の強力タッグによる力業だった。数千万円とも噂される破格の契約金に加え、東洋大学の職を辞す村田にフジのグループ会社での正社員待遇を保証してまで本人を口説き落としたというから、まさに資本力にモノを言わせた大人買いである。  そんな村田の所属先は過去に輪島功一ら3人の世界チャンピオンを輩出した三迫ジム(東京都練馬区)。同時に、業界最大手である帝拳ジムとの共同プロモートになることも発表された。これは一般的には知られていないレアケースだが、まずはその経緯を解説しよう。  そもそも長年に渡ってフジのボクシング番組に試合を提供してきたのは三迫ジムだ。フジが絡むことから、村田が三迫ジム所属になるのは自然な流れであるが、本来、日本テレビ系である帝拳ジムがサポートに絡むのは極めて異例。これは村田自身がプロ入りの条件として、帝拳ジム入りをかたくなに主張したためだと業界内で囁かれている。 「古くは大場政夫から西岡利晃まで、多数のチャンピオンを輩出してきた帝拳は世界に広いネットワークを持ち、国内随一のプロモート能力を備えたジム。特に村田の主戦場となる重量級のマーケットはアメリカ中心で、国内で世界タイトルマッチを組むのは容易ではありません。本気でプロの頂点を目指すなら、帝拳以外は考えられないという村田の主張は正しい」(某ジム会長)  帝拳ジムはプロモート面だけでなく、レベルの高い海外での練習環境を提供するなど、村田育成プロジェクトの中枢を実質的に担うことになる。業界内ではこれを「長年培われてきたクラブ制度【1】を崩壊させかねないウルトラCだ」(別のジム関係者)と揶揄する向きもあるが、国民的な知名度を誇るトップアスリートの参画は、ボクシング界を活性化させる話題に疑いはない。  こうした中、村田がプロ転向を発表した4日後の4月16日、当のフジが21年ぶり【2】にゴールデンタイムでボクシングの生中継を 敢行 したことも話題になっている。  中継されたのは、高校7冠のアマチュア実績を引っさげてプロ入りした、井上尚弥のプロ第3戦。ノンタイトル戦でありながら生中継がついたのは、辰吉丈一郎や畑山隆則を凌駕する素材と期待される井上であればこそ。村田のプロテスト中継(これまた異例のことだが)とのセット放送で、2時間の枠を用意する力の入れようだった。しかし、井上の過去2試合は、フジではなくTBSが中継してきた。局をくら替えしてのこのVIP待遇の裏には、フジの並々ならぬ野心が見え隠れする。 「井上が所属する大橋ジムでは、井上が価値のある商品に育つことを見越して、TBSとは1試合ごとの単発契約にとどめていたとか。そこで井上獲得に名乗りを上げたフジが破格の契約金を提示。TBSも負けじと提示額を吊り上げ、『大橋ジムとしては理想的な競り合いが繰り広げられた』ともっぱらです」(スポーツ紙記者)  村田獲得が大人買いなら、こちらはいわば先物買い。そもそもテレビ業界にとってボクシング中継は、ここぞというタイミングで高視聴率を叩き出す優良コンテンツのイメージが根強い。近年の亀田興毅の20%超えはいうに及ばず、1994年の薬師寺保栄vs辰吉丈一郎の一戦(関東地区平均で39・4%、関西で43・8%)などはもはや伝説的だ。  とりわけ昨年の大晦日には、井岡一翔を擁するTBSと内山高志を擁するテレビ東京がボクシング中継で好成績を挙げたのに対し、裏番組で『料理の鉄人』あらため『アイアンシェフ』で煮え湯を飲まされたフジである。村田と井上が、近い将来の大晦日商戦への切り札として期待されるのはもはや必然だろう。  だがしかし、井上第3戦はゴールデン枠にもかかわらず、平均視聴率6・9%という結果に甘んじた。 「番組制作を担当したプロデューサーK氏は、ボクシング界とお笑い界に太いパイプを持つことで知られる人物。CSのボクシング番組でも、昨年からMCに千原ジュニアを起用するなどファン層拡大のテコ入れに努めてきました。今回、村田&井上のために用意された2時間番組でも千原のほか、パネラーに9人の元世界チャンピオンを招くなど、少しでも視聴者の興味を引こうと努力していましたが、視聴者の声を拾ってみると、今ひとつMCと元王者たちの対話がかみ合わず、全体的に間延びした印象が指摘されています」(同)  いささか不安が残るフジの思惑だが、一方で、確かな収穫もあった。プロテストで元日本王者とのスパーリングに臨んだ村田が、随所にプロに向けたモデルチェンジを感じさせる出色の出来と好評なのだ。 「アマ時代はブロック主体で地味なスタイルが目についたが、フリッカージャブを振ったり、世界ではやりのL字ガードを見せたり、プロで頂点を獲るための試行錯誤が感じられた。それまで『あのスタイルでは、プロでは厳しい』と見ていた関係者が翌日、『順当に育てばイケるかも』と手のひらを返していたのが印象的です(笑)」(某ジム・トレーナー)  こうなると、井上で思い通りの数字が取れなかったフジにとって、村田への期待は俄然高まるはず。「今年は無理でも、来年の大晦日なら世界挑戦もあり得るのでは!?」(同)との声も上がっている。  そして、村田特需に期待を寄せるのは、テレビ局だけではない。これまで日が当たりにくかった国内の重量級ボクサー【3】が、こぞって村田との対戦をアピールしているのだ。なにしろ村田の対戦相手に選ばれれば、生中継がつくのは確実で、一気に全国区の知名度が得られる。まして、あわや 村田食い を果たそうものなら、即座に世界戦線に踊り出るのも夢ではない。もっとも、テレビならではの弊害も囁かれている。 「局の都合で、弱い相手ばかりを選んで勝ち星を積み重ね、いざ世界へ挑む段階でボロを出すパターンを我々は何度も目撃してきました。これでは拙速なキャリアづくりを強いられ、せっかくの素材を潰してしまうことになる。村田クラスの注目度でそれをされるのは、競技全体のイメージダウンにもつながります」(前出・スポーツ紙記者)  テレビ局にとってボクシングは、あくまでビジネス。それゆえの論理が、不世出の逸材に重い足枷とならなければ良いが……。 (友清哲) 【1】クラブ制度 日本では伝統的に、プロボクサーは所属ジムが管理する制度が主流。これに対し、海外では選手がトレーナーやマネージャーを選んで契約する手法が採られている。後者のほうが人気選手同士のビッグマッチが組みやすいメリットがあるといわれている。 【2】21年ぶり フジテレビがボクシングの試合を生中継するのは、92年11月のWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ヘナロ・エルナンデス vs 渡辺雄二戦以来のこと。渡辺は10戦10勝(10KO)のパーフェクトレコードを持つイケメンボクサーで、同局の大きな期待のもとに王者エルナンデスに挑んだが、6RTKO負けで戴冠は叶わなかった。 【3】重量級ボクサー 長らく日本重量級の第一人者として活躍してきた石田順裕もそのひとり。石田はこの3月に引退を表明したばかりだが、先だって催されたトークショーで村田との対戦希望を明言。村田の持つ抜群の知名度は、去りゆく選手の後ろ髪を引くほど魅力的なのだ。 「サイゾーpremium」では他にもスポーツの裏側に迫る記事が満載です!】金正日総書記死後も変化なし!? チョン・テセが語る朝鮮とサッカー中田英寿の祖父は朝鮮総督府のエリートだった!? 覗き見厳禁! 狂気のスポーツタブー本一番ダークなスポーツは野球!? 切っても切れないスポーツと闇社会
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ビートたけしが振り返る、“しずちゃんのボクシング師匠”故・梅津正彦氏の素顔

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『南海キャンディーズ・しずちゃん ボクシングドキュメタリー~ロンドンへの挑戦~(仮)』(よしもとアール・アンド・シー)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  先日、久しぶりにビートたけしと銀座で食事して、7月23日に悪性黒色腫で44歳の若さで亡くなった、ボクシングコーチでアクションディレクターの梅津正彦さんとの秘話を聞かされて、感動した。  梅津さんは、南海キャンディーズの“しずちゃん”こと、女子ボクシングの山崎静代選手の専属コーチとして知られているが、このほかに、ジャニーズの山下智久や亀梨和也、それに高橋克典らにボクシングを教えていた。その梅津さんが芸能界と深い関わりを持つようになったのは、1996年に公開された北野武監督の6作目作品『キッズ・リターン』だった。この作品で、主演の安藤正信や金子賢らにボクシング指導したのが、梅津さんだったのだ。  『キッズ・リターン』に出演したたけしの弟子のお宮の松は、それ以来、梅津さんと親しく付き合っていたという。2012年1月27日に、太ももにできた腫瘍に悪性の疑いがあると宣告された梅津さんは、お宮の松に「北野監督はオレを芸能界に入れてくれた人。心配かけたくないから、監督には病気のことは絶対言わないでくれ」と口止めしたという。さらに、亡くなる前日も、「監督には心配かけたくないから、言わないでくれ」と言っていたという。  この話を聞いて、筆者は10年前に膀胱がんで37歳の若さで亡くなった友人を思い出した。友人は九州の焼酎の蔵元の息子だったが、高校進学で東京に出てから、ゲイの世界に入ったために、家を継がなかった。その彼ががんの告知を受けて入院。退院後、筆者の誕生日パーティーに来た時に「大丈夫か?」と声を掛けたが、「大丈夫よ、私は本多の葬儀委員長をやるんだから、あなたより先に死なないから」と言ったにもかかわらず、2カ月後に他界した。亡くなる前日、九州から駆けつけた母親に「ゲイの世界に入ってごめんなさい」と詫びたという話を聞いて、涙が止まらなかった。たけしも、お宮の松から梅津さんが「芸能界に入れくれた人に心配をかけたくない」と言っていたということを聞いて、感動したという。「今どき義理堅い、こんな素晴らしい男がいたんだよね。弔問に行ってきたよ」と言って、たけしは少し涙ぐんでいた。  そのたけしだが、その日は、フジテレビの『27時間テレビ』用の収録で膝を怪我したらしく、痛々しい姿で現れた。66歳となった今も、芸人として体を張りつつ、映画人としても妥協をしない。そんな姿勢が、梅津さんにも愛されたのだろう。サービス精神はわかるが、危ないことは若い連中に任せて、そろそろ卒業してもらいたい。 (文=本多圭)

プロデビュー戦に現役2冠王者を選んだボクシング五輪金・村田諒太の“勝算”

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『101%のプライド』幻冬舎
 ロンドンオリンピックのボクシング競技ミドル級で金メダルを獲得し、プロテストに合格していた村田諒太が、8月25日にデビュー戦で現日本スーパーウェルター級王者・OPBF東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄と対戦することが決まった。階級は本来のミドル級リミットより400グラムあまり重い73kg契約だが、アマチュア時代75kgリミットで戦っていた村田にとっては、今までより厳しい減量が必要となる。 「デビュー戦で現役王者に挑戦するケースは極めて珍しく、90年代後半に石原(英康=元OPBF東洋太平洋王者)が日本フライ級王者のスズキ・カバトから大金星を挙げたのが記憶にあるくらい。それくらい“非常識”なことではありますね」(専門誌記者)  だが、五輪のボクシングでの金メダル獲得という事実もまた、史上2人目という“常識外”の実績。村田にかかる期待がそれだけ大きいということだろう。実際、プロではデビュー戦となるこの試合での、村田の勝算はどれくらいなのだろうか。 「村田が五輪に出発する前、プロアマ交流の一環で柴田とスパーリングをしたことがあったんです。その際には、村田が主導権を握っていた。村田はプロテストでもトップランカーの佐々木左之介と互角以上のスパーリングをしていますし、プロの世界でも国内トップレベルの実力があることはすでに証明されています。一方で、期待を集めたトップアマがプロ叩き上げの選手に潰される例も、いくらでもあるのがこの世界です」(同)  村田が一気に突き抜けるか、柴田がプロの洗礼を浴びせることになるか、いずれにしろ8月25日のリングからは目が離せない。

大晦日は村田&井上!? 大人&先物買いしたフジテレビの胸算用

【サイゾーpremium】より 『村田&井上』……ロンドン五輪ボクシング金メダリストの村田諒太と、高校7冠のアマチュア実績を持つ井上尚弥のこと。日本ボクシング界の至宝ともいれる両者と、フジテレビが大物契約を結んだという。
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『101%のプライド』(幻冬舎)
 今夏にプロデビューが予定されている、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太。既報の通り、アマチュアボクシング界の至宝であった村田をプロに引っ張り出したのは、フジテレビ&電通の強力タッグによる力業だった。数千万円とも噂される破格の契約金に加え、東洋大学の職を辞す村田にフジのグループ会社での正社員待遇を保証してまで本人を口説き落としたというから、まさに資本力にモノを言わせた大人買いである。  そんな村田の所属先は過去に輪島功一ら3人の世界チャンピオンを輩出した三迫ジム(東京都練馬区)。同時に、業界最大手である帝拳ジムとの共同プロモートになることも発表された。これは一般的には知られていないレアケースだが、まずはその経緯を解説しよう。  そもそも長年に渡ってフジのボクシング番組に試合を提供してきたのは三迫ジムだ。フジが絡むことから、村田が三迫ジム所属になるのは自然な流れであるが、本来、日本テレビ系である帝拳ジムがサポートに絡むのは極めて異例。これは村田自身がプロ入りの条件として、帝拳ジム入りをかたくなに主張したためだと業界内で囁かれている。 「古くは大場政夫から西岡利晃まで、多数のチャンピオンを輩出してきた帝拳は世界に広いネットワークを持ち、国内随一のプロモート能力を備えたジム。特に村田の主戦場となる重量級のマーケットはアメリカ中心で、国内で世界タイトルマッチを組むのは容易ではありません。本気でプロの頂点を目指すなら、帝拳以外は考えられないという村田の主張は正しい」(某ジム会長)  帝拳ジムはプロモート面だけでなく、レベルの高い海外での練習環境を提供するなど、村田育成プロジェクトの中枢を実質的に担うことになる。業界内ではこれを「長年培われてきたクラブ制度【1】を崩壊させかねないウルトラCだ」(別のジム関係者)と揶揄する向きもあるが、国民的な知名度を誇るトップアスリートの参画は、ボクシング界を活性化させる話題に疑いはない。  こうした中、村田がプロ転向を発表した4日後の4月16日、当のフジが21年ぶり【2】にゴールデンタイムでボクシングの生中継を 敢行 したことも話題になっている。  中継されたのは、高校7冠のアマチュア実績を引っさげてプロ入りした、井上尚弥のプロ第3戦。ノンタイトル戦でありながら生中継がついたのは、辰吉丈一郎や畑山隆則を凌駕する素材と期待される井上であればこそ。村田のプロテスト中継(これまた異例のことだが)とのセット放送で、2時間の枠を用意する力の入れようだった。しかし、井上の過去2試合は、フジではなくTBSが中継してきた。局をくら替えしてのこのVIP待遇の裏には、フジの並々ならぬ野心が見え隠れする。 「井上が所属する大橋ジムでは、井上が価値のある商品に育つことを見越して、TBSとは1試合ごとの単発契約にとどめていたとか。そこで井上獲得に名乗りを上げたフジが破格の契約金を提示。TBSも負けじと提示額を吊り上げ、『大橋ジムとしては理想的な競り合いが繰り広げられた』ともっぱらです」(スポーツ紙記者)  村田獲得が大人買いなら、こちらはいわば先物買い。そもそもテレビ業界にとってボクシング中継は、ここぞというタイミングで高視聴率を叩き出す優良コンテンツのイメージが根強い。近年の亀田興毅の20%超えはいうに及ばず、1994年の薬師寺保栄vs辰吉丈一郎の一戦(関東地区平均で39・4%、関西で43・8%)などはもはや伝説的だ。  とりわけ昨年の大晦日には、井岡一翔を擁するTBSと内山高志を擁するテレビ東京がボクシング中継で好成績を挙げたのに対し、裏番組で『料理の鉄人』あらため『アイアンシェフ』で煮え湯を飲まされたフジである。村田と井上が、近い将来の大晦日商戦への切り札として期待されるのはもはや必然だろう。  だがしかし、井上第3戦はゴールデン枠にもかかわらず、平均視聴率6・9%という結果に甘んじた。 「番組制作を担当したプロデューサーK氏は、ボクシング界とお笑い界に太いパイプを持つことで知られる人物。CSのボクシング番組でも、昨年からMCに千原ジュニアを起用するなどファン層拡大のテコ入れに努めてきました。今回、村田&井上のために用意された2時間番組でも千原のほか、パネラーに9人の元世界チャンピオンを招くなど、少しでも視聴者の興味を引こうと努力していましたが、視聴者の声を拾ってみると、今ひとつMCと元王者たちの対話がかみ合わず、全体的に間延びした印象が指摘されています」(同)  いささか不安が残るフジの思惑だが、一方で、確かな収穫もあった。プロテストで元日本王者とのスパーリングに臨んだ村田が、随所にプロに向けたモデルチェンジを感じさせる出色の出来と好評なのだ。 「アマ時代はブロック主体で地味なスタイルが目についたが、フリッカージャブを振ったり、世界ではやりのL字ガードを見せたり、プロで頂点を獲るための試行錯誤が感じられた。それまで『あのスタイルでは、プロでは厳しい』と見ていた関係者が翌日、『順当に育てばイケるかも』と手のひらを返していたのが印象的です(笑)」(某ジム・トレーナー)  こうなると、井上で思い通りの数字が取れなかったフジにとって、村田への期待は俄然高まるはず。「今年は無理でも、来年の大晦日なら世界挑戦もあり得るのでは!?」(同)との声も上がっている。  そして、村田特需に期待を寄せるのは、テレビ局だけではない。これまで日が当たりにくかった国内の重量級ボクサー【3】が、こぞって村田との対戦をアピールしているのだ。なにしろ村田の対戦相手に選ばれれば、生中継がつくのは確実で、一気に全国区の知名度が得られる。まして、あわや 村田食い を果たそうものなら、即座に世界戦線に踊り出るのも夢ではない。もっとも、テレビならではの弊害も囁かれている。 「局の都合で、弱い相手ばかりを選んで勝ち星を積み重ね、いざ世界へ挑む段階でボロを出すパターンを我々は何度も目撃してきました。これでは拙速なキャリアづくりを強いられ、せっかくの素材を潰してしまうことになる。村田クラスの注目度でそれをされるのは、競技全体のイメージダウンにもつながります」(前出・スポーツ紙記者)  テレビ局にとってボクシングは、あくまでビジネス。それゆえの論理が、不世出の逸材に重い足枷とならなければ良いが……。 (友清哲) 【1】クラブ制度 日本では伝統的に、プロボクサーは所属ジムが管理する制度が主流。これに対し、海外では選手がトレーナーやマネージャーを選んで契約する手法が採られている。後者のほうが人気選手同士のビッグマッチが組みやすいメリットがあるといわれている。 【2】21年ぶり フジテレビがボクシングの試合を生中継するのは、92年11月のWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ヘナロ・エルナンデス vs 渡辺雄二戦以来のこと。渡辺は10戦10勝(10KO)のパーフェクトレコードを持つイケメンボクサーで、同局の大きな期待のもとに王者エルナンデスに挑んだが、6RTKO負けで戴冠は叶わなかった。 【3】重量級ボクサー 長らく日本重量級の第一人者として活躍してきた石田順裕もそのひとり。石田はこの3月に引退を表明したばかりだが、先だって催されたトークショーで村田との対戦希望を明言。村田の持つ抜群の知名度は、去りゆく選手の後ろ髪を引くほど魅力的なのだ。
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異例の扱いを受ける井上尚弥・村田諒太……プロボクシングは“泥舟”フジテレビを救うか

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『101%のプライド』(幻冬舎)
 16日、フジテレビがプロボクシングのノンタイトル戦を異例の生中継で放送し、高校でアマチュア7冠を制し“怪物”との呼び声も高い井上尚弥がプロデビュー3戦目を白星で飾った。また、同枠ではロンドン五輪ボクシング・ミドル級金メダリストの村田諒太のプロテストの様子も併せて放送され、同局の2人への“入れ込み”ぶりが話題になっている。  かつては視聴率競争でトップを走ったフジテレビも、現在では「振り向けばテレビ東京」と揶揄される“泥舟”状態。2人の若手ボクサーは、救世主となれるのだろうか? 「フジテレビがゴールデンでボクシングを中継したのは21年ぶり。1992年にフジは、10戦10勝10KOの渡辺雄二という若い選手を担いでスター路線を張ったんですが、いよいよゴールデンで世界挑戦という試合になって、世界王者のヘナロ・エルナンデス(故人)に完膚なきまでに打ちのめされてしまった。この試合がフジにとってトラウマになっていて、以来“真剣勝負”のボクシングはゴールデンで放送するコンテンツとしてはリスクが大きすぎるということで避けられてきたんですよ」(スポーツ紙記者)  そんなフジがノンタイトル戦をゴールデン中継するだけあって、2人にかかる期待の大きさは知れるというものだが、仮に井上・村田が期待通りの活躍を見せて世界王座を獲得したとしても、それで即、視聴率上昇につながるかといえば微妙なところ。昨今のボクシング中継といえば、一時は20%超えを連発していた亀田兄弟の試合も、先日の長兄・興毅のWBAバンタム級王座防衛戦は11.2%と低調。その翌日に日本テレビで放送されたWBCバンタム級王者・山中慎介の3度目の防衛戦は“これぞ世界戦”というハイレベルな攻防が見られる好試合となったが、視聴率は7.7%と1ケタに沈んだ。 「ここ10年、一般のお茶の間にとってプロボクシングといえば亀田兄弟でした。亀田ブームによって内藤大助らのスターも生まれましたが、逆に“世界王者”という地位の重みは消し飛んでしまった現状です。それでも、昨年6月に行われた井岡一翔と八重樫東のWBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦は関東地区で18.2%、関西地区で22.3%を記録するなど、競技そのものの潜在的な魅力は失われていない。業界もファンも、フジのボクシング班の動向には注目していますよ」(同)  開局から間もない1960年代、フジテレビは国民的ボクサー・ファイティング原田の試合を独占中継し、50~60%という視聴率を連発して“黄金時代”を築いた。今後、同局は視聴率に関係なく井上の試合をゴールデン中継していく方針を打ち出しているが、“黄金時代、再び”を期待する声は、決してフジ局内だけではなさそうだ。

またも疑惑防衛のボクシング亀田興毅に、ネットからは“同情論”も?「負けさせてあげれば……」

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 7日に行われたボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで、王者の亀田興毅が挑戦者で同級8位のパノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)を判定で下し、6度目の王座防衛に成功した。  試合は序盤から打ち合いとなったが、終盤には亀田が一方的に打ち込まれる場面も見られる苦しい展開。ジャッジの判定が2-1と分かれ、挑戦者が「2ポイントは勝っていた。判定が公平ではない。お客さんはみんな分かっていると思う」とコメントするなど、亀田にとっては大苦戦となった。 「今回は“苦手”とされるサウスポーとはいえ、試合が組まれたのはわずか20日前で、相手にはまともな準備期間も与えられてない。しかも、相手のランクは試合直前に8位に引き上げられたものの、試合が組まれた時点では11位だった。業界内では“簡単な相手を選んだ”ことに批判が集中していたのに、まさかの接戦。亀田側もここまで苦しむとは想定していなかったはずですよ」(スポーツ紙記者)  試合後にはネット上の掲示板などに「イカサマ判定」「完全に負けていた」と、判定に対する不満が数多く書き込まれ、「亀田はいつまでこんなことを続けるのか」などと厳しい意見が相次いだ。 「ネット上に厳しい意見が出るのは、亀田興毅という選手のボクシングスタイルの影響も大きいと思いますよ。威勢のいいコメントや好戦的なルックスの半面、攻撃にはパワーも正確性もなく、ガードを固めてポイントを拾うアウトボクサータイプ。“KOを期待してくれ”と言われてチャンネルを合わせればそういう展開ですから、視聴者が不満を抱くのも無理はないです」(同)  だが、こうした「アンチ亀田」の風潮も、今回の試合後には風向きが変わってきたのだという。 「これまでは批判一辺倒だったアンチの書き込みに、前回あたりから“同情”が混じるようになってきた。『本人は頑張っているに違いない』『実力がないのだから、もう負けさせてあげればいいのに』などという意見が見られるんです。それだけ勢いが陰っているということでしょうね」(同)  王者の肩書を手放さない限り、防衛戦は組まれてゆくことになるが、汚名返上は簡単ではないだろう。

実力はあっても「フジテレビと電通」で大丈夫? ボクシング五輪金・村田諒太の不確かな未来

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日本オリンピック協会公式HPより
 先日、正式にプロ転向を表明したロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリスト・村田諒太。五輪後、一度はプロ転向を否定して現役引退を示唆していたものの、一転プロ入りを表明した背景には、フジテレビの多大なバックアップがあった。 「どうやら、電通とフジががっちりタッグを組んで村田をフジの子会社に入社させ、フジと太いパイプがある三迫ジムに預ける。フジは4月にアマ7冠の井上尚弥の3戦目を異例のゴールデン全国中継するが、村田と井上の二枚看板で、いずれはW世界戦を視野に入れてボクシングブーム再燃を狙っている。子会社とはいえ、フジの正社員同様の好待遇で迎えるようだ」(スポーツ紙デスク)  日本チャンピオンになっても、なかなか競技に専念するほどのファイトマネーが得られない日本のボクシング界にあって、村田の待遇はまさに“破格”といえる。だが、こうした待遇がプロキャリアの足かせになる可能性もあるのだという。 「フジや電通が金を出すということは、当然、マッチメイクにも口を出してくることになる。ボクサー村田が話題として“持つ”のは長くても次の五輪までだし、中継番組に“史上最短記録”などといった見栄えのいいキャッチフレーズを付けるためにも、村田はキャリアを重ねるより前の6戦目あたりで世界挑戦させられる可能性が高い。しかも、その世界戦までに負けさせるわけにもいかないので、骨のある相手との試合も組まれないだろう。プロとしての実力を試されないまま世界チャンピオンに挑めば、結果は見えている」(同)  では、実際に村田の実力はどの程度なのだろうか? 日本のボクシング史上でただ一人、ミドル級の世界王者を経験した竹原慎二氏は五輪直後、「(プロに転向すれば)日本・東洋太平洋王座は問題なく獲れる。まだ26歳。アマチュアの指導者になるには早いよ」と、その実力に太鼓判を押しているが……。 「五輪金メダリストの技術がプロに入ってもトップレベルにあることは間違いないが、だからといって、すぐに世界チャンピオンになれるわけではない。アマチュア228戦223勝という圧倒的な成績でバルセロナ五輪を制し、プロでも6階級制覇を成し遂げたオスカー・デ・ラ・ホーヤ(米国)でさえ、最初のベルトまで12戦を費やしている。特に、本場米国ではミドル級近辺の有力選手はプロ志向が強く、五輪予選に出場せずにプロ入りする傾向にある。村田にとって都合がいいのは、日本ボクシングコミッションが従来のWBA、WBCに加えて、WBOとIBFも世界王者の認定団体として公認し、加盟したこと。これでターゲットとなる“世界王者”は2人から4人になり、選択肢は広がった」(専門誌記者)  17階級4団体、計68人の世界王者が乱立するプロボクシングの世界では近年、チャンピオンベルトの有無や本数より、実力者同士の好試合にこそ注目が集まるようになってきている。TBSと亀田家のような安易なベルトコレクションに走らせるか、真の実力を蓄えて1試合で数十億円が動く本場ラスベガスでも通用するような選手に育て上げるか、ボクシング界の“至宝”はフジテレビと電通に託された。

やっぱり黒幕は電通だった! 五輪金メダリスト・村田のプロ転向騒動の舞台裏

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日本オリンピック協会公式HPより
 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリスト・村田諒太(27歳)のプロ転向騒動。すでに報道にあるように、日本アマチュアボクシング連盟(日連)は秘密裏に計画を進めた末にプロ入りを表明した村田に対し、アマチュア選手としての引退勧告を言い渡すなど、厳しい態度を示している。特に同連盟の山根明会長(73歳)の怒りは収まらない。  ある関係者はこう証言する。 「山根会長以下、日連側はロンドン五輪終了後から、アマチュアの国際機関である『国際ボクシング協会(AIBA)』が今年立ち上げるプロ団体『AIBAプロフェッショナルボクシング(APB)』に参加するよう、村田に2度にわたり要請していました。山根会長としては、村田がプロになるなら絶対にAPBで、という考えがあったのです。しかし、村田は『現役を引退するので、プロになるつもりはない』と断った。日連はAIBAにその旨を伝え、山根会長としても村田はプロにならないと信じていたんです。にもかかわらず、別ルートでプロ転向の話が着々と進んでいた。山根会長からすれば騙されたという気持ちもあるでしょうし、AIBAに対しても顔が立たない。怒るのは当然でしょう」    とはいえ山根会長の怒りの矛先は、村田本人にではなく、村田の背後にいる「仕掛け人」に向いているという。 「会長は『五輪金メダリストを引き抜く行為は盗っ人、泥棒だ!』とまで言っています。一部報道では、村田のプロ転向はフジテレビ主導ってことになっていますが、本当の黒幕は電通。山根会長は、電通のボクシング担当チームの一連のやり口に、怒りを爆発させているんです」(同)  複数の関係者の話によると、一連の交渉は昨秋から続けられていたようだ。電通サイドは、プロデビュー以降はフジテレビが村田の試合を放映、さらに彼を同局へ入社させる「ウルトラC」を含め、引退後の面倒まで見るという破格の条件を提示していたという。 「巨額の契約金が動くという派手な話ではなく、またフジテレビ社員として採用するというプランも流れるかもしれませんが、それでもAPBの選手としてプロのリングに上がるより格段に条件がいい。村田の決断そのものは、至極当たり前の話だと思います」(ボクシングに詳しいフリーライター)  村田プロ転向計画は現在、アマ側との調整に難航しつつも、フジテレビと関係の深い三迫ジム入りを軸に最終段階に入っている。  だが、この話にはまだ続きがある。実は4月2日に女子アマチュアボクシングの大会が後楽園ホール(東京)で開催されるのだが、この大会を主催しているのが渦中の電通。しかし、あろうことかこの大会に、電通は日連から引退勧告を受けたばかりの村田を登場させると言い始めたのだ。  ある業界関係者はこう漏らす。 「あの大会、いまだにスポンサーが決まってないんですよ。そこで電通は、アマチュア最後の晴れ舞台として村田を出せばスポンサーもつくとアマ側に持ちかけた。ですが、山根会長は『一度去った男を、再びアマのリングに上げるわけにはいかない! もう大会も止める!』とブチ切れ。さすがに村田登場の話はすぐなくなったようですが、今まさに同大会が消滅するか否か、電通とアマ側で瀬戸際の交渉が続けられているんです」  仮に同大会が開催中止に追い込まれることになったら、泣くに泣けないのは出場予定の女子ボクシング選手たちだろう。「しずちゃん」こと芸人ボクサーの山崎静代(梅津倶楽部)もそのひとりだ。 「同大会は昨年の全日本女子選手権の各階級の優勝者を揃えており、中でもミドル級王者の山崎はメーンイベンターとして大会最大の見どころになる予定でした。これで本当に大会が中止になれば、山崎にとって、どんなパンチよりも痛い。そもそも女子ボクサー山崎の五輪挑戦は、電通が仕掛けた壮大なスポ根ストーリー。山根会長も、電通の手による『しずちゃん物語』を、女子ボクシングの普及に貢献しているとして高く評価していた。でも、今回の件で山根会長の電通ボクシングチームに対する評価は一変。このままだと、しずちゃんのプロジェクトも、どうなるかわかりませんよ」(某ボクシング関係者)  村田プロ入り騒動の思わぬ余波。一番の被害者が、しずちゃんってことにならなければいいが。

「朝刊スポーツ紙にガチスクープなし!?」井岡・ソンミ交際報道の裏で、東スポ VS スポニチ勃発か

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井岡一翔 オフィシャルブログより
「スポニチも、ろくに取材もしないくせに姑息なことをするわ」  東京スポーツの記者が不機嫌そうに言い放った。同紙は16日、プロボクシングの世界王者・井岡一翔とモデルのソンミの交際をツーショット写真付きで大々的に報じたが、これより早かったのが同日の朝刊、スポニチの速報だった。  ただ、2つの記事を見比べれば一目瞭然。東スポの記事には独占入手した写真2枚だけでなく、両者の交際が始まった経緯や関係者のコメントなども詳しく掲載されており、かなり具体性を帯びた内容になっていた。一方のスポニチは、交際の根拠が遊園地や繁華街でのデートという出所不明の目撃情報のみにとどまり、そのせいか文量もかなり短かった。 「スポニチが書いているのは、前からネットに出ていた話で、ファンなら誰でも知っている程度。仲間も一緒だったのでは交際の根拠にはなりませんよ。2人は仲間に写真を配っていて、ちゃんと取材していればウチが出したような写真のひとつも手に入ったはず。スクープを出す場合、両者の事務所に当てる(取材する)のがルールですが、スポニチは当人や事務所の反応を書いたのが翌日の続報で、これは事前に取材していなかった証拠」(東スポ記者)  奇しくも両紙のスクープが同日になったことについて、東スポ記者は「ウチはフリーライターの藤堂香貴さんが昨年11月下旬にはすでにこの記事を書いていたが、事情があって掲載が遅れていたもの。16日に出ることを知ったスポニチが慌てて後追いしたのでは? 過去にも、そういうことはありましたから(苦笑)」と話した。  ただ、各ネットメディアでは、掲載が早かったスポニチの記事のほうが目立った形。“やったもん勝ち”の世界ではあるが、芸能ライターによれば「基本、朝刊スポーツ紙にガチなスクープはほとんど存在しない」という。 「だって、記者はみんな、編集部と記者会見場を往復するだけ。昨今の不況から人員を割けず、情報を独自キャッチして張り込んだり尾行するようなこともない。たまに出てくるスクープは、タレント側から宣伝目的でもらったものだけ。企業のロゴが背景に並ぶイベント会見写真が毎日のように掲載されているのも、イベント側から宣伝料が支払われている実質広告だからで、金になるそっち主体になっているんです。だから、普通に取材していれば出てくるはずの独自の小ネタも見当たらないでしょう? 一方、東スポのような夕刊紙は自社の記者だけでなく、僕らフリーライターも使うので、スタイルは週刊誌に近い。朝刊とは似て非なるものですよ」(同)  最近のスポーツ紙には、テレビ番組の内容やタレントのブログを紹介しただけの記事も見受けられるようになっている。新聞不況は、記事の内容にも大きな影を落としているようだ。 (文=鈴木雅久)

ボクシング王者・井岡とソンミの熱愛報道に見る“在日コミュニティ”のしたたか政略

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ソンミ オフィシャルブログより
 プロボクシング2階級制覇、井岡一翔が超セレブタレントのソンミと交際していることが報じられた。16日発売の東京スポーツには、両者の親密ぶりが分かるツーショット写真も掲載された。  記事では2人が知り合ったのは昨年8月、フジテレビ『ネプリーグ』での共演がきっかけだったとされているが、実は井岡の関係者からは番組出演前から顔見知りだったという話も出ている。 「知っての通りソンミは在日韓国人4世で、在日韓国人たちが集うコミュニティから応援されてきたタレントさん。井岡選手はジムの会長で叔父でもある元世界王者の井岡弘樹さんの代から、そうしたコミュニティと付き合いがありましたからね。弘樹さんは大阪の桃谷高校出身。この学校は韓国語コースがあり、在日コリアンの高卒資格取得校としても有名。また、日本で初めて韓国に修学旅行に行ったことでも知られている。そのため、韓国選手との世界戦も多かったんです」(2人を知る人物)  ‟在日ネットワーク”とも呼ばれる在日韓国人のつながりは、特に人気商売の有名人の間で強く、例えば韓国から来日するタレントをバックアップしていることでも知られる。  ソンミもまた在日ネットワークの支援を受けてきたひとりで、仲間内での食事代もそうした面々が支払っていたとする目撃談もある。父親がマカオのカジノ王、これまで小銭で買い物をしたことがないと公言するほどの超お嬢様タレントのソンミだが、過去に私生活では彼氏ができても父親がSPにガードさせて強引に破局させられたというエピソードもあった。前出関係者によると「今回はそういった妨害は何もなかった」という。  何しろ井岡は、大みそかに国内最速で世界2階級制覇を成し遂げたボクシング界のスーパールーキー。さすがの父親も“娘にふさわしい大物を釣り上げた”といったところかもしれない。  ただ、年が明けて早々に出た熱愛スクープには“両サイド”の思惑が見え隠れすると語る芸能記者もいる。 「記者が話をキャッチしたのは昨年のはずで、本来なら大みそかにやった井岡の試合前のほうが話題になったはず。まるで試合の邪魔にならないよう配慮しているのは、日ごろボクシングと付き合いのあるスポーツ紙らしいやり方で、井岡サイドと合意の上で出たものに違いない。ソンミのほうも、金持ち話以外に売りがなく人気は伸び悩んでいたが、一躍知名度アップ。これならソンミのお父さんも納得でしょう。一説には、お父さんが今後、娘の彼氏の世界タイトルマッチ興行を支援しようか、という話まで出ているそうですから」(週刊誌記者)  井岡の有力後援者は過去「4階級を制覇するまで、女性ファンが離れる結婚はするな」と井岡にきつく言い渡していたというが、前出関係者によると、意外にも井岡本人は「僕の試合を見てもらえればファンは減らない。試合に集中できるから、早く結婚してもいい」というような話を周囲にしていたという。これはソンミ側も同様で、所属事務所の関係者も「もともと男性ファンを狙っていない。彼女は歌唱力がズバ抜けていて、知名度が上がったら歌手デビューさせたい。井岡の妻として彼を支えるような歌なら、多くの人に共感してもらえるはず」と早婚に障害なしといった風だ。  電撃入籍があれば、まるで政略結婚。WIN・WINの関係を築きそうなカップルだ。 (文=鈴木雅久)