2022年1月スタートのナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)に、アイドルグループ乃木坂46の遠藤さくらがヒロインとして出演することが発表された。
「同ドラマは、乃木坂46のプロデューサーを務める秋元康氏が手掛ける学園コメディ。秋元氏のドラマといえば、7月期の『漂着者』(テレビ朝日系)に続いて、10月期には『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)、『…
2022年1月スタートのナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)に、アイドルグループ乃木坂46の遠藤さくらがヒロインとして出演することが発表された。
「同ドラマは、乃木坂46のプロデューサーを務める秋元康氏が手掛ける学園コメディ。秋元氏のドラマといえば、7月期の『漂着者』(テレビ朝日系)に続いて、10月期には『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)、『…
アイドルグループ・乃木坂46とタイアップしたパチンコ機「ぱちんこ 乃木坂46」(KYORAKU)のテレビCMが、11月15日から放送されている。乃木坂46のライブ映像などで構成される「メンバー篇」と、お笑いコンビ・かまいたちが登場する「かまいたち篇」、霜降り明星が出演する「霜降り明星篇」の3バージョンが放送されている。
「タレントのタイアップパチンコ機のCMで、本人ではない別…
ついに、と言うべきか。乃木坂46の生田絵梨花が、年内いっぱいでグループから卒業する。 生田は「みなさんへ」と題したブログで卒業を報告。その中で「考えて、思い直して、考えて… の繰り返し じっくり時間をかけて ようやく 旅立つぞ!と覚悟を決めることができました」と、卒業に当たって葛藤があったことを明かした。
「生田としてはもっと早期に卒業したかったでしょうが、運…
ボクシングのテレビ視聴率が突き抜けて高かったことで、フジテレビがWBA世界ミドル級新王者・村田諒太の“囲い込み”をしそうだという話が関係者から聞かれた。 「フジテレビは、これからボクシングには、さらに力を入れるようです。村田の所属である帝拳ジムは、来年アメリカで試合をやると言っていましたが、予定が変更になるかもしれません。フジ側がさらに高い放映権料を出して、ジムを説得するみたいです」(プロボクシングの興行関係者) 10月22日、各局が選挙の開票速報の特番を放送する中で、主要局では唯一ボクシング中継をやっていたのがフジテレビ。その視聴率はダントツの20.5%(ビデリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。選挙速報では、トップだったNHKでも17.1%だったのだから、フジは笑いが止まらないだろう。 というのも、選挙放送が横並びの中、フジがその流れに背いてボクシング中継の英断をしたわけではなかったからだ。安倍晋三首相が衆議院を解散する前から、この放送は決まっていたもので、当初はフジ関係者から「頭が痛い」という弱気な話も聞かれたほどだった。 村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店の電通が大きくバックアップして世界王座奪取プランを描いてきたが、今年5月の世界初挑戦は、まさかの判定負け。その採点結果に抗議の声が巻き起こり、仕切り直しの再戦となったのが今回の試合だった。 高視聴率には、追い風もあった。前回5月の視聴率は平均17.8%の高数字。採点問題が持ち上がったことで、より村田の知名度は上がり、今回の試合への注目度も増した。 両国国技館の興行は当日券も販売できないほどの超満員で盛況となり、結果も村田の圧勝TKOだった。 「もともと村田のボクシング中継は、視聴率が7%程度で低迷していたんですが、世界タイトルマッチになって急上昇。フジはこれまで蒔いた種の収穫とばかりに回収をしたいはず。2~3度の高視聴率で満足するようなことはないでしょう」と前出関係者。 ただ、村田陣営は次戦こそ来春、日本で行う予定だが、その後はアメリカに進出するとしている。アメリカで試合が開催されると、時差の関係で日本での放送は午前中になってしまい、フジテレビがビジネスを主導することもできなくなってしまう。 「アメリカ行きは、村田本人の希望。世界王座を奪取しても、獲った王座は、その上に『スーパーチャンピオン』もいるWBA王座ですから。世界チャンピオンといっても村田が“世界一”になったわけではないので、村田は上を目指したいんです。過去、WBAのチャンピオンになった亀田興毅や井岡一翔は、その上にスーパーチャンピオンがいるのに放送局のTBSが、それを隠すように伝えてました。でも、村田はリング上で『僕より強いチャンピオンがいる』と明言しています」(同) そのWBAミドル級のスーパーチャンピオンは、アメリカを主戦場にするのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)だが、1試合で数億~十数億単位のファイトマネーを稼ぐ超大物。そう簡単に対戦が実現できるわけでもない。 「そこで、アメリカに行かせたくないフジテレビが日本で防衛戦をやらせようとするはず。できるだけ勝てそうな相手との試合にして、長々と防衛させれば、高視聴率を引っ張れるんです。村田が所属する帝拳ジムでは、WBC世界バンダム級チャンピオン時代の山中慎介がアメリカ行きを希望しても、13度も日本で防衛戦をやらせていましたし」(同) 村田本人がより強い相手を希望しても、周囲はチャンピオンの延命ビジネスに走ってしまうのか。業界内の過去の例を見ると、過保護路線が多々あるだけに、ちょっと心配ではある。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)村田諒太オフィシャルサイトより
ボクシングのテレビ視聴率が突き抜けて高かったことで、フジテレビがWBA世界ミドル級新王者・村田諒太の“囲い込み”をしそうだという話が関係者から聞かれた。 「フジテレビは、これからボクシングには、さらに力を入れるようです。村田の所属である帝拳ジムは、来年アメリカで試合をやると言っていましたが、予定が変更になるかもしれません。フジ側がさらに高い放映権料を出して、ジムを説得するみたいです」(プロボクシングの興行関係者) 10月22日、各局が選挙の開票速報の特番を放送する中で、主要局では唯一ボクシング中継をやっていたのがフジテレビ。その視聴率はダントツの20.5%(ビデリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。選挙速報では、トップだったNHKでも17.1%だったのだから、フジは笑いが止まらないだろう。 というのも、選挙放送が横並びの中、フジがその流れに背いてボクシング中継の英断をしたわけではなかったからだ。安倍晋三首相が衆議院を解散する前から、この放送は決まっていたもので、当初はフジ関係者から「頭が痛い」という弱気な話も聞かれたほどだった。 村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店の電通が大きくバックアップして世界王座奪取プランを描いてきたが、今年5月の世界初挑戦は、まさかの判定負け。その採点結果に抗議の声が巻き起こり、仕切り直しの再戦となったのが今回の試合だった。 高視聴率には、追い風もあった。前回5月の視聴率は平均17.8%の高数字。採点問題が持ち上がったことで、より村田の知名度は上がり、今回の試合への注目度も増した。 両国国技館の興行は当日券も販売できないほどの超満員で盛況となり、結果も村田の圧勝TKOだった。 「もともと村田のボクシング中継は、視聴率が7%程度で低迷していたんですが、世界タイトルマッチになって急上昇。フジはこれまで蒔いた種の収穫とばかりに回収をしたいはず。2~3度の高視聴率で満足するようなことはないでしょう」と前出関係者。 ただ、村田陣営は次戦こそ来春、日本で行う予定だが、その後はアメリカに進出するとしている。アメリカで試合が開催されると、時差の関係で日本での放送は午前中になってしまい、フジテレビがビジネスを主導することもできなくなってしまう。 「アメリカ行きは、村田本人の希望。世界王座を奪取しても、獲った王座は、その上に『スーパーチャンピオン』もいるWBA王座ですから。世界チャンピオンといっても村田が“世界一”になったわけではないので、村田は上を目指したいんです。過去、WBAのチャンピオンになった亀田興毅や井岡一翔は、その上にスーパーチャンピオンがいるのに放送局のTBSが、それを隠すように伝えてました。でも、村田はリング上で『僕より強いチャンピオンがいる』と明言しています」(同) そのWBAミドル級のスーパーチャンピオンは、アメリカを主戦場にするのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)だが、1試合で数億~十数億単位のファイトマネーを稼ぐ超大物。そう簡単に対戦が実現できるわけでもない。 「そこで、アメリカに行かせたくないフジテレビが日本で防衛戦をやらせようとするはず。できるだけ勝てそうな相手との試合にして、長々と防衛させれば、高視聴率を引っ張れるんです。村田が所属する帝拳ジムでは、WBC世界バンダム級チャンピオン時代の山中慎介がアメリカ行きを希望しても、13度も日本で防衛戦をやらせていましたし」(同) 村田本人がより強い相手を希望しても、周囲はチャンピオンの延命ビジネスに走ってしまうのか。業界内の過去の例を見ると、過保護路線が多々あるだけに、ちょっと心配ではある。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)村田諒太オフィシャルサイトより
日本中が固唾を呑んで見守る10月22日の総選挙。その開票が行われる時間、なんとフジテレビは『村田諒太VSエンダム』のボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチを生中継するという。他局のプロデューサーも、これには驚きを隠せない。 「フジは『ボクシングも選挙の結果も気になる視聴者の皆さまの期待にお応えします』と自信をのぞかせていますが、あくまで画面のメインはボクシングで、選挙は“L字”のおまけ扱い。前々から決まっていた試合とはいえ、放送時間をズラすしたりワイプで扱うこともできたはず。そもそもテレビ局にとって、総選挙の開票時にスポーツ中継をするのは禁じ手です。他局が選挙報道一色になる中、独自の番組を放送するのはテレビ東京の手法ですが、テレ東は“ローカル局”ですから、それも許された。しかし、キー局のフジがそのプライドをかなぐり捨てて視聴率を欲しがる姿には、“ここまで苦しいのか”と、同業者として同情してしまいます」 実際、村田VSエンダムの試合は、前回疑惑の判定で物言いがついた因縁の試合だけに、かなりの視聴率が期待できそうではある。 「村田はロンドン五輪の金メダリスト、しかも負ければ引退は確実ですから、視聴率2ケタは堅いでしょうね。もしボクシング中継がなければ、おそらくはNHKがトップを独走、さらに選挙報道では『無双』の池上彰氏を擁するテレ東が続き、フジはよくて6~7%だったでしょうから、同局の幹部や営業マンたちはニンマリでしょう。それでも日本テレビは『行列のできる法律相談所』や『世界の果てまでイッテQ!』というドル箱を、TBSも初回視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切ったドラマ『陸王』を休止させて、選挙報道に全力投球していますから、フジは報道メディアとしての気概がないと受け止められても仕方ないでしょう」(同) “報道バトル”のリングに上がることなく、逃亡を選んだフジ。スポーツも選挙もWノックダウンとならなければよいが……。フジテレビ オフィシャルサイトより
プロボクシングのジム関係者同士が名誉棄損の裁判で争っていることがわかった。訴えたのは福岡・北九州市の「YANAGIHARAボクシング&フィットネスジム」の経営者である柳原廣一会長で、訴えられたのが福岡・春日市の「三松スポーツボクシングジム」を運営する松尾友徳会長だ。 柳原会長は、7月に行われた西部日本ボクシング協会の会合で、松尾会長から「柳原は暴力団だ」などとする事実ではない暴言を浴びせられたとして、100万円の損害賠償と謝罪文の提示を求めている。九州のボクシングジム会長同士の間で、いったい何があったのか。 7月2日、福岡県内のホテルで行われた会合は、協会に加盟するプロボクシングジムの会長たちが集まる協会の「臨時総会」で、当時の松尾会長は協会の事務局長を務めていた。 訴状によると、松尾会長はその会議の場で「柳原は暴力団」などの発言をし、さらに柳原会長が行政に認可されない、いわゆる“闇金”を営んでいたかのようにも言っていたという。しかし柳原会長は、いずれも事実ではなく、約30名の出席者の前で誤解を受け、さらなる第3者からの中傷につながる恐れがあるため訴訟に踏み切ったとしている。松尾会長の発言は、証拠として会議の録音テープが裁判所に提出されている。 その柳原会長に取材したところ、「裁判中のことなので、お話しは控えます」としたが、相手の発言の事実関係については「私は暴力団でも元暴力団でもありません。金貸しをしていたのは事実ですが、闇金などではなく、ちゃんと福岡県知事登録の正規の金融業で、それも過去のことです。暴力団と親しいこともなく、逆に関係を断って脅されたことがあるほどです」と答えた。 対して松尾会長の方は「発言はした。それは逃げない。いきなり訴えてきたから対応するしかない」と回答。ただ、柳原会長が暴力団なのかと聞くと、「そうではない。ヤクザについて詳しい話をしていたから」と話した。 同じ業界内の人間同士、訴訟などになる前に解決できなかったものかとも思うが、実はこの対立、協会内の別の部分に“火種”があったようだ。 西部日本ボクシング協会は九州全域のほか、広島県、山口県、沖縄県のプロボクシングジムが加盟する組織だが、最近になって資金の使途不明金問題が持ち上がり、協会長の本田憲哉・本田フィットネスボクシングジム会長と、事務局長の松尾会長が責任を問われ協会の役員を解任されたばかりだった。そこで、その不明金について追及をしていた側のひとりが柳原会長だったという。協会内の別のジム会長が匿名を条件に内情を打ち明けた。 「使途不明金は口座の明細と報告書が食い違っている点などを指摘されたものでした。本田さん、松尾さんの執行部2人は問題を否定して話が平行線という感じでしたが、臨時総会で解任されたんです。それで誰を次のトップにするかって話になったとき、松尾さんが『柳原は元ヤクザだからダメだ』みたいなことを言っていたんです。柳原さんはトップに立候補してなかったんですけどね」 結局、次期協会長は選挙をして役員を再選することになり、この9月、元世界チャンピオンの平仲信明・平仲ボクシングスクールジム会長が当選した。 「松尾会長はその平仲会長を支持していたようなので、旧執行部が勝ったとも言えますね。だから、その訴訟はまるで第2ラウンドですよ」(同) 使途不明金について松尾会長は「横領とかではなく、ただの記載ミス。税理士を入れて、ちゃんと説明する予定」としたが、その中で飛び出した名誉棄損の裁判については法廷に決着の場が移された。「判定勝ち」となるのはどちらだろうか。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)「YANAGIHARAボクシング&フィットネスジム」公式サイトより
亀田親子は、やっぱり不人気だったか。9月24日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の最終回に、元プロボクサーの亀田興毅と父・史郎氏が出演したが、平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調。全国ネット民放4局では最下位の数字だった。 「正直、目標は2ケタで、最低8%はいけると思ったんですが……。やっぱり過去のトラブルに、いまだ嫌悪感を持つ人がいるんですかねえ」と番組関係者。 『しくじり先生』は、タレントが自らの失敗談を反省してトークする番組だが、最近は出演タレントが尽きてきた感もあって、数字が低迷。最終回には、ベッキーなどスキャンダルで大失敗したタレントの出演に期待する声が多かったが、大物先生の登場はならなかった。 亀田親子といえば、ボクシング界でトラブルを起こしまくってヒンシュクを集めた“悪役”として知られる。番組では過去、テレ朝の番組内で史郎氏が、マンガ家・やくみつると言い合いになったことや、たびたびビッグマウスを披露していた興毅のパフォーマンスが「しくじり」として伝えられたが、実際に彼らが起こしたトラブルの数々は、そんなぬるい話ではなかった。 興毅が世間のバッシングにさらされたのはデビュー当初、大先輩の世界チャンピオンたちについて「鼻くそ」「眠い試合をしている」といった無礼な発言をしていた一方、自身は戦績を詐称した無名タイ人とばかり戦い、最初の世界タイトルマッチも政治力を生かしたとしか思えない不自然なランキングの上昇があってのものだった。 その2006年の「王座決定戦」は、ダウンを奪われる大劣勢があったにもかかわらず、まさかの判定勝ち。これが「疑惑の判定」と大騒ぎになったのだが、以降も亀田兄弟の試合には不自然な判定勝ちがたびたびあり、ボクシングファンの怒りを買っていた。 翌年、弟の大毅が世界チャンピオンの内藤大助に挑戦。大毅は記者会見で「負けたら切腹する」と豪語したが、試合では劣勢の中、セコンドについた史郎氏と興毅がそろって、目や股間を狙わせる反則を指示。史郎氏が「タマ打ってもええから」、興毅が「ヒジでもええから目に入れろ」と発言したものがテレビ放送のマイクで拾われてしまい、世間ではすっかり“確信犯”との印象が根付いた。 「当時の興毅は、ただでさえ強い対戦相手との試合を極力避け、試合内容がひどくつまらなかった。本人は『亀田とKOはセットや』と言っていたのに判定勝ちのほうが多く、打ち合いはほとんどなし。ファンからは『ボクシングを使った金儲け』と揶揄されました」(ボクシングライター) 史郎氏は試合会場でファンと乱闘騒ぎを起こしたほか、舞台裏で関係者に対する暴言が何度もあり、あるときはレフェリーら試合運営の役員一同から「関わりたくない」とする意見書が出されたこともあったほど。10年、興毅が試合に負けると逆ギレし、コミッション事務局長に「テープ撮ってるぞ。全部ぶちまけたるからな。オレを怒らしたらどないなるか覚えとけよ。おのれのクビとったるぞコラ!」と恫喝し、最終的に永久追放に値するライセンスはく奪を言い渡され、控え室などへの出入りまでが禁じられた(それでも強引に出入りしたこともあった)。 興毅はバンタム級で王座獲得して「3階級制覇」を自慢したが、前出ライターによると「獲得したのは、同じ階級に王者が2~3人存在する、価値の低いWBA王座」だったという。 「上から順にスーパーチャンピオン、レギュラーチャンピオン、暫定チャンピオンと、3人いるうち、興毅は2番目の王座を持っていただけ。12年にWBAから、スーパーチャンピオンのアンセルモ・モレノ(パナマ)と統一戦を行うよう指令が下ったのに、王座を返上して逃げてしまったので、『制覇』なんてしていないんです」(同) その後、亀田兄弟の周辺では「負けても王座防衛となった騒動」や「契約にないグローブを使わせるよう要求した騒動」「ジム移籍をめぐって関係者とたびたび衝突」などイザコザが続発、前代未聞のトラブルメーカーとして人気を落としていった。 「最近ではライセンス停止に不服を訴え、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長(当時)ら関係者に数億円もの損害賠償を起こしたり、いまだ業界内でも彼らに嫌悪感を抱く関係者は多い」と同ライター。 それだけに、やくとのテレビ論争など、どうでもいい話を軸に展開していた『しくじり先生』は視聴者から期待ハズレの声も少なくなかったが、そもそも視聴率が低かったのは、亀田親子出演に興味を持ってもらえなかったからだろう。 興毅は一時期、試合中継の視聴率が30%を超え、注目の的となったこともあるが、トラブル続きで人気を落としてからは視聴率も低迷。試合会場も空席が目立ち、招待券を握った入場者も多かった。 引退後、ネット番組の企画で素人を相手にスパーリングをして久々の注目を浴びていたが、これまた熱心なボクシングファンからは「情けない」との声が飛んだ。そんな連中を起用した番組こそが、最後の「しくじり先生」だったのかもしれない。 (文=李銀珠)
安倍晋三首相が臨時国会で衆議院を解散し、10月10日公示・同22日投開票のプランを最有力として選挙に踏み切る意向があることを各メディアが伝えた。 「北朝鮮情勢が緊迫化しているのは、安倍総理が悲願とする憲法改正への後押しとなるもので、好都合。加えて、民進党はスキャンダルに揺れ、小池(百合子)都知事を中心にした新党旗揚げもまだ整っていない中、森友・加計学園問題の疑惑からも逃げられる今がチャンスという感じ」と政治ジャーナリスト。 この動きには臨戦態勢が不十分の一部野党から批判も出ているが、冷や汗を垂らすのは政治と関係ないプロボクシングの関係者も同じだった。何しろ10月22日は両国国技館で、この業界で指折りのビッグイベント、村田諒太の世界挑戦が予定されているからだ。 村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店大手・電通の巨大なバックアップを受けて世界王座奪取プランを描いてきたが、5月の世界初挑戦で、まさかの敗北。その仕切り直しとなる今回は、敗北の許されない一戦となっている。 「もともと村田の戦うミドル級は世界でも激戦区で、無敗の超強豪ゲンナジー・ゴロフキンが4つの主要世界王座うち3つのベルトを保持するなど、挑戦のハードルが高い階級です。当初、デビューから3年以内に世界王座獲得というのが村田プロジェクトのプランでした。でも、あくまで日本で興行をやるのが基本線なので、そうなるとゴロフキンのような数億円単位のファイトマネーが必要な大物選手を海外から呼ぶ費用は出せず、村田自身の伸び悩みもあって、世界戦の実現はかなり困難だったんです」(ボクシングライター) 今年5月、なんとか実現にこぎつけたのがWBA王座決定戦(アッサン・エンダム戦)だったが、これは苦肉の策といえるタイトルマッチだった。「世界戦」といっても、実のところ世界頂点を決める試合ではなかったからだ。 WBAは複数団体の王座を持つチャンピオンがいる場合、「スーパーチャンピオン」に格上げして、通常のチャンピオンをもうひとり決定戦でつくり、2人のチャンピオンを同時に並ばせる仕組みを取っている。そのため他団体は、この2番目のWBAチャンピオンを世界王者とは見なさないこともあるほどだ。ただ、日本のメディアはこの点をあまり大きく報じず、過去、亀田興毅や井岡一翔がWBAの2番目チャンピオンとなり、その上にスーパーチャンピオンがいても、それを隠すように伝えてきた。 「村田が出た5月の決定戦もまた、この2番目の王座だったわけですが、ここで負けてしまったので関係者は大慌てになったんです。テレビ局を巻き込んだ村田プロジェクトにとって、あの試合は大誤算。それで村田所属の帝拳ジムは、必死に『採点がおかしい』と猛抗議して、本来はルール違反の連続再戦を取りつけました」(同) それが実現するのが10月22日。これには放送局のフジテレビも乗り気だった。5月に行われた村田の試合の視聴率は平均17.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、瞬間最高23.2%と高記録だった。それだけにフジテレビにとっては、再戦となったのは災い転じて福となす、大歓迎の出来事だった。疑惑の採点騒動でなお注目度が高まった上、業界内外の予想は圧倒的に「村田有利」とあって、フジ関係者からは「平均20%超えも夢ではない」という声が聞かれたほど。しかし、衆院選と同日になってしまえば、ゴールデンタイムの世間の関心は開票速報に持っていかれる。 所属の帝拳ジムは最近、12回連続防衛中だった前WBCバンタム級王者・山中慎介に加え、マネジメントを担当する4階級制覇王者のローマン・ゴンサレスが王座陥落し、エース級選手の敗北が続いている。それだけに村田にかかる期待は増しているが、いずれにせよ、視聴率においてフジ中継に大きなライバルが出てきたのは間違いない。さらには試合の結果次第では、高視聴率に沸いた村田フィーバーが短命に終わってしまう可能性もありそうだ。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER)帝拳ジム公式サイトより
ボクシングのドーピング問題を受け、メキシコ産牛肉の購入を避ける意向を示す人々が増えている。8月15日に行われたプロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介を4ラウンドTKOで下し王座を奪取した新王者のルイス・ネリ(メキシコ)が試合後、ドーピング検査で陽性反応が出ていたことが発覚し、ネリの代理人が「食べた牛肉に薬物が混入していた」と主張したからだ。 検査は来日前に専門機関が実施したもので、主に家畜の筋肉量を増やすための成長促進剤が検出された。これを人間が摂取した場合、心拍数が速くなったり気管支が広がる効果があって、過去にスポーツ選手の悪用例もある。 一説には「アメリカで輸出用の牛肉に使用され、検査に緩いメキシコでの流通が知られている」とも言われることから、ネリ側の弁明となったわけだが、このニュースを見た日本の人々が「メキシコ産牛肉は怖い」と感じているのだ。 日本では過去のBSE問題でアメリカ産牛肉の規制があった経緯から輸入肉全体への不信感が広まったのだが、最近はスーパーマーケットのほか、牛丼店やレストランなどでメキシコ産牛肉を見かけるようになっている。食肉を扱う業者によると「メキシコ産は日本で流通する牛肉全体の2%ほどの量ですが、1980年代から輸入され90年代の輸入自由化で増加、BSE問題のときアメリカ産に代わるものとして注目されてきた」という。 「2004年、EPA(経済連携協定)でさらに日本への輸出に本腰となり、メキシカンビーフ輸出協会は昨年、対日輸出5%増を目標に発表しています。7月末、冷凍牛肉に緊急輸入制限が発動すると、アメリカ産やカナダ産を使ってきた牛丼の松屋やステーキのけんもメキシコ産への転換を検討しているとしました」(同) 普及に追い風が吹いていたメキシコ産牛肉だったわけだが、ボクシング協栄ジムの金平桂一郎会長はネリ側の主張に対して8月26日、Twitterで「これが本当なら、メキシコ産の牛肉は食べてはいけない事になる。メキシコ遠征などとか、仮にメキシコ産の牛肉が一般家庭に出回るとしても日本人は買わないですね」とした。 スポーツ界でドーピングの危険性からメキシコ産牛肉に待ったをかけた例は過去にもある。アメリカのプロフットボール「NFL」は昨年、選手に中国とメキシコ産の肉を食べないよう通知。その理由が筋肉増強剤の注入だった。NFL側の出した話では、大量摂取した場合、動悸、頭痛、めまい、神経過敏、嘔吐などの副作用があり、これは加熱調理しても影響が残るとしている。 「メキシコでは家畜にこうした薬物を使用することは禁じられているため、本来は問題がないはずなのですが、アメリカ産牛肉の一部にこれが許され、隣国メキシコに流れているという風説は確かにあります」と前出業者。 事実、11年にはメキシコで、サッカー選手5人に薬物の陽性反応が出たときに、その原因が合宿中の食肉だと認められた。そのため、世界アンチドーピング機構(WADA)が公式に中国やメキシコでの食事に注意するようスポーツ選手に通達したこともあるのだ。対して食肉業界はどうか。メキシコ肉の輸入に携わる現地業者に聞いてみた。 「メキシコではサガルパと呼ばれる食料省が安全性を厳しく管理していて、検査を受けた処理施設が肉の加工を行っている。牛肉よりもずっと多くの豚肉やアボカド、マグロなどがすでに日本に輸出されているが、何も問題は起きていない」 ただ、調べたところではサガルパによる検査により流通している食肉は全体の6~7割で、残りはそうではない。こう見ると食肉業界では安全を前提に話が進んでいても、スポーツ方面では危機感が根強い印象。そのあたりは日本側の検査を信じるしかなく、まさか人体に悪影響を及ぼす汚染肉が市場に出ているとは思えないわけだが、ボクシングのドーピング騒ぎで警戒感が強まったのは確かだ。食の安全には供給する側がそれを証明して不安を払しょくする必要がある。当然、ボクシング側もネリの主張が本当なのかを検証しなければならないだろう。 (文=片岡亮/NEWSIDER)※イメージ画像
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