「年間10億円の穴を埋めろ!」“ポスト上戸彩”を託された武井咲への徹底教育

71Fuxi86n+L._AA1500_.jpg
『武井咲マガジン』(マガジンハウス)
 現在、ドラマや映画、CMに引っ張りだこな女優の武井咲。 「彼女と同じ事務所の剛力彩芽さんは、“ゴリ押し”といわれるほど、今、メディアに出まくっていますね。彼女たちをテレビで見ない日はないんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)  2人は同じオスカープロモーション所属だが、これだけ2人が押されるのには当然、理由がある。 「それは、上戸彩さんの後継者作りですね。上戸さんは、CMだけみると常に芸能界でトップにいましたからね。そのギャラだけでも、年間10億円近くが事務所に入っていたそうですよ。それが結婚したことで引退でもしようものなら、事務所の屋台骨が揺らぐくらい影響があるといわれていますから、事務所が後継者作りに躍起になるのは当然でしょうね」(芸能事務所関係者)  上戸自身、映画やドラマのヒット作はそんなにないものの、その好感度の高さを武器にCMをメインに映画やドラマにも頻繁に出演していた。 「まさに、その同じことを2人がやっているんですが、事務所も武井さんに関しては、かなり厳しくしつけているそうで、プライベートでも派手な服装やメイクをさせないとか、ドラマの現場にも一番に入るとか、徹底しているようです。この前も、ドラマの現場でマネジャーに肩をたたかれて『早く挨拶に行ってこい!』って怒られていましたね。上戸さんはスタッフ受けも抜群に良かったですから、そういったところも踏襲させようとしてるんでしょうね」(ドラマスタッフ)  主演ドラマは低視聴率続きだが、現場からはまったく悪評が聞こえてこない武井。事務所の戦略は、まずは成功しているようだ。

「売れたら結果オーライ!?」デメリットだらけの“ゴリ押し”が蔓延するワケ

51Fcn-e3odL._SL500_.jpg
『剛力彩芽 カレンダー 2013年』
(ハゴロモ)
 ネット環境の普及などにより、芸能界の裏事情が広く知られるようになった昨今、一般の人たちが当たり前のように“ゴリ押し”という言葉を使っている。  昔から特定の事務所が特定のタレントを押すことはあったはずだが、“仕掛け”が素人に見えてしまうようになったことから、急速に露出を増やすタレントはみんな“ゴリ押し”として嫌われる傾向にある。  Yahoo!で「ゴリ押し」を検索すると、すぐに関連ワードで「剛力彩芽」「オスカー」「家入レオ」「武井咲」「AKB」「フジテレビ 韓国」「韓国」「島崎遥香」「あやめ(剛力彩芽のことらしい)」が出てくるほどだ。  でも、こうなってくると、むしろ特定のタレントを強力にプッシュするのは、デメリットのほうが大きそうにも思えるけど、メリットははたしてあるのだろうか? 週刊誌記者に、ゴリ押しのメリット・デメリットを聞いた。 「ネットの影響力は、やはり無視できないですね。ネットなどで一旦“ゴリ押し”という烙印を押されてしまうと、それだけで避けられる大きな要因になります。武井咲主演や剛力彩芽主演のドラマが苦戦するのは、内容や演技力云々よりも、やはり“ゴリ押し”という世間的なネガティブイメージが強いからだと思います。最初からチャンネルを合わせなくなる層がそれなりにいますから」  CMにちょこっと出ていたり、ドラマの脇にちょこっといれば、じわじわと気になってくる人もいるだろう。あるアイドルウォッチャーの記者は、「武井咲も、全日本国民的美少女コンテストのときには明らかに一番キレイな子でしたから、ゴリ押ししなければ普通にある程度売れたのでは?」と話す。  やっぱりデメリットは山ほどあっても、メリットはないのか。だが、ある夕刊紙記者は言う。 「ネットユーザーなどの間では反感を買うというデメリットがありますが、やっぱり『テレビの露出の高さ=売れている』感は大きいですよ。たとえば、たくさんバラエティ番組に出ていることで、Kis-My-Ft2や関ジャニ∞が従来のジャニヲタ以外の子どもや主婦に受け入れられるようになってきていますし、小学生などに『剛力彩芽、かわいいよね』なんて子たちも出てきています。本でも映画でも、“売れている”という評判だから興味を持って買う・見る・好きになるという層は実はかなりボリュームがあって、“よく知らない”ものには見向きもしない。だからこそ、ゴリ押しでもなんでも“売れている”と見せることは、ビジネスとして重要なのだと思います」  ゴリ押しによってアンチが増えても、知名度が上がることには、それなりのメリットがあるということなのか。  ゴリ押しで嫌われても叩かれても、売れたら結果オーライ、ということなのかも。

「武井咲はもうパンク寸前!?」番宣打ちまくりの『東京全力少女』まさかの1ケタスタートで……

tokyozenryoku001.jpg
『東京全力少女』日本テレビ
 人気若手女優の武井咲が、「なんでこうなるの!」と頭を抱えている。主演ドラマ『東京全力少女』(日本テレビ系)の初回視聴率が9.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、いきなりの1ケタスタートとなってしまったのだ。  数多くのテレビCMに起用され、連ドラや映画では常に主役級の扱い。「若手女優では群を抜いている」というイメージの武井だが、その裏には常に事務所による“ゴリ押し”の疑念が付きまとっていた。 「事務所社長自らテレビ局に乗り込み、『とにかく主演で!』と猛烈プッシュするんです。ギャラは二の次で、まずは知名度。その後、知名度を武器にCMで採算を取る手法です。これをやると露出は短期間で爆発的に増えますが、世間の感覚とズレが生じる。今回の数字はそのズレを如実に表すものといえるでしょう」(放送関係者)  たしかに、初回放送はテレビ朝日の人気刑事シリーズ『相棒 season11』の冒頭と重なった影響もあったのかもしれない。だが、連日連夜、朝から晩までドラマの番宣に駆り出された武井にしてみれば「ここまでやったのになんで……」と落胆するのも無理もない。  武井を知る人物は「分刻みのスケジュールで、体力的にも彼女は限界に近い。常に笑顔のイメージがありますが、最近は日々の不満をスタッフにブチまけることもあるそうです。今回の1ケタスタートが余計なストレスとなり、パンクしなければいいのですが……」と心配する。  事務所の“稼ぎ頭”だった上戸彩がEXILE・HIROと結婚したことで、“ポスト上戸彩”の育成を急いでいるのかもしれないが、時には長い目で見ることも必要だろう。

“隠れ低視聴率女優”ブレーク中の武井咲が三期連続ドラマ主演できる深いワケ

『武井咲マガジン』マガジンハウス
 女優の武井咲が10月10日スタートの日本テレビ系連ドラ『東京全力少女』に主演することが発表された。シリアスな役柄だった4月クールの『Wの悲劇』(テレビ朝日系)、7月クールの『息もできない夏』(フジテレビ系)に続く3期連続の主演で、今作では初のコメディーに挑戦する。  デビュー4年目での新境地に、武井は「新しい自分を引き出してくれると思う」とコメント。今月中旬にもクランクイン予定という。  武井といえば、同じ事務所の先輩・上戸彩の後釜として瞬く間にブレークしたが、露出とは対照的に、ドラマでは視聴率が振るわない“隠れ低視聴率女優”といわれている。『Wの悲劇』は全8話で平均視聴率9.1%、『息もできない夏』も10%前後と低迷。にもかかわらず、武井が主演を張れるのはナゼか?  これに、テレビ関係者は「ぶっちゃけ、所属事務所のオスカープロモーションの強烈な売り込みですよ。なんせ、社長自ら営業しに来ることもあるんですから(笑)。オスカーのやり方は決まっていて、格安なギャラで連ドラに主演させ、実績を作り、それを元手にCMで儲けるという手法。かつては上戸さんもそうでした」と明かす。  しかも今回は三期連続な上に、テレ朝→フジ→日テレと、すべてが他局。 「全局で連ドラ主演という肩書きを取りにきたのでしょう。えぇ、これもCM契約でプラス査定になります。本当にうまいですよ」とは別のテレビ関係者。一説には武井のCM1本のギャラはこの1年で2倍近くまでハネ上がったという。 「推定3,000万円といわれる某人気俳優Aよりランクが上なんだとか。Aがそのことを伝え聞き、『なんでアノ子がそんなに高いの!?』と目を丸くしていた」(芸能プロマネジャー)  働きすぎには、くれぐれもご注意を……。

「CM露出は1位だけれど……」上半期ランキングに見る“女王”上戸彩の凋落と武井・剛力時代の幕開け

ayaueto_softbank.jpg
『上戸彩 20・25』
(角川マーケティング)
 8日に発表された今年上半期のテレビCM露出秒数ランキングで、上戸彩が1位を獲得。昨年の年間ランキングに続いて、またしてもCM女王の座を手に入れた。  また2位に武井咲、4位には剛力彩芽が入り、上位5人中3人をオスカープロモーションが占めるという結果に。伸び盛りの後輩を抑えて1位をキープした上戸が強さを見せつけた形になったが、広告業界では、すでに上戸の天下は終わっていると見る向きもあるのだという。 「この上戸の1位にはカラクリがあって、要するに上戸がCM出演しているソフトバンクが一企業でむちゃくちゃな量のCMを打っているということなんです。その証拠に、同じCMシリーズに出演している樋口可南子が7位、ダンテ・カーヴァーが10位に入っています。この2人が、AKB48の篠田麻里子や小嶋陽菜より上にランクされているのですから、いかにソフトバンクCMの放送量が突出しているか分かりますよ」(広告代理店関係者)  つまり、上戸の1位はソフトバンク1社の貢献によって支えられているだけで、より多くの業種・企業からオファーのある武井や剛力のほうが、広告業界での価値は上ということだ。 「昨年の年間ランキングでは、若手俳優の大和田健介がACジャパンのCMだけで、上戸に次ぐ2位に入っています。金のある企業が大量の広告を打てば、たまたま出演しているタレントが上位に来ることになる。この露出ランキングで、広告タレントとしての価値や需要を測ることはできませんよ」(同)  昨今では出演ドラマの視聴率も奮わない上戸だが、“CM女王”の座もそろそろ危ういかもしれない。

「ドラマの視聴率にも影響?」武井咲、剛力彩芽……“ゴリ押し”が嫌われるワケ

5143L3BlQyL._SS500_.jpg
『恋スルキモチ』(ユニバーサルJ)
 近年、「ゴリ押し」という言葉が、一般の人たちの間でも頻繁に使われるようになっている。  例えば、フジテレビの韓流偏向報道や、吉本興業の特定の芸人の露出(かつては千原ジュニア、ピースなど)、オスカープロモーションのタレント(武井咲、剛力彩芽、忽那汐里)などなど、ネットで「ゴリ押し」と検索するだけで、タレント名や事務所名などが出るわ出るわ……。  今クールは低視聴率ドラマが続出しているが、これにも少なからず「ゴリ押し」が関係していそうだ。例えば“歴史的大コケ”ですでに打ち切りが決定した『家族のうた』(フジテレビ系)は、放送前に1987年のドラマ『パパはニュースキャスター』(TBS系)のパクリだと指摘を受け、設定が変更されるというケチがついた上に、一連の韓流ゴリ押し騒動で不買運動が起こった「花王」の一社提供枠であることも、一因となっているとみられる。  また、同じくフジの『未来日記』も内容はもとより、「ゴリ押し」という声が高まっている剛力彩芽と岡田将生の共演であることが影響し、視聴率が低迷しているようだ。  それにしても、なぜここまで「ゴリ押し」は嫌われるのか。あるスポーツ紙記者は言う。 「ネットの影響力は、やはり大きいと言わざるを得ません。ブログやTwitterなどで気軽に自分の意見を発信できるようになり、“プチ批評家”が増えていますよね。さらに、いったん『ゴリ押し』などの烙印を押されると、すぐに拡散されてしまうというのが現状です。とくにネガティブな情報の拡散は速いですよね」  また、ある放送作家はこう分析する。 「広告代理店が仕掛けたものなど、“ブーム”とされるものの裏側が誰にでも見えるようになってきたせいはあると思います。例えばフジの偏向報道に関して、スポンサーである花王の不買運動が起こったように、ネット上の声は無視できないものになっている。そのことを、番組の作り手側が意識しているかどうかは大きいと思います。今は番組の作り手側も『好感度』を非常に重要視していますが、ネットなどの声をタイムリーにとらえることで成功しているのが『アメトーーク!』(テレビ朝日系)などですよね」  かつてはCM美少女やドラマのチョイ役などを自分で発見し、「誰だろう?」と気になって能動的に調べるところから、どんどん興味が深まるという楽しみ方があった。だが、今は事務所や代理店の「売り出したい人」がいきなりドラマの主役に抜擢されたり、複数のCMに一気に出まくるため、露出の多さから「誰だろう? またゴリ押しか?」という流れに変わっている。これはタレントにとっても不幸なことではないだろうか。  武井咲も剛力彩芽も、少しずつ脇役から地道に出ていたなら、反感を買うことはなかったのかも……と思えてならない。

武井咲、忽那汐里、剛力彩芽――ブレイク「3人娘」の知られざる売り出し戦略とは?

oscar3.jpg  武井咲、忽那汐里、剛力彩芽――「平成の3人娘」「ティーン3人娘」などと呼ばれる3人が昨年からブレイクし、その注目度は日に日に増してきている。武井は昨年、『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)、『アスコーマーチ』(テレビ朝日系)で女優として注目され、現在はNHK大河ドラマ『平清盛』に常盤御前役で出演中。資生堂 「マキアージュ」など、18社ものCMに起用されている「新・CM女王」だ。忽那は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)での好演も記憶に新しく、最近は「モスバーガー」などのCMでも活躍。剛力は現在『ティーンコート』(日本テレビ系)に主演し、「au」や「ランチパック」などのCMで笑顔を振りまいている。  この3人が所属するのは、後藤久美子、米倉涼子、上戸彩、菊川怜など、数多くのモデル・女優・タレントを擁する芸能プロダクション・オスカープロモーション(以下、オスカー)。1987年から続く「全日本国民的美少女コンテスト」などを通じて、日本中の美少女の原石を発掘し、幾人ものタレントをスターダムに押し上げてきた。浮き沈みの激しい芸能ビジネスの世界で、同社はなぜに次々と「売れっ子」を産み出してこられたのか? オスカーのタレント売り出し戦略について、同社専務取締役の鈴木誠司氏に聞いた。 ――3人娘は、いずれも「全日本国民的美少女コンテスト」出身ですよね。 鈴木誠司氏(以下、鈴木) 「美少女コンテスト」は、最近は1〜3年に一度のペースで開催していて、毎回10万人ほど応募があり、書類選考を経た2次予選で1,000~1,500人は面接するんです。その中から将来性を感じた子に声をかけて、毎回300~500人が弊社の所属となります。コンテストの本戦に残るのは20人前後ですが、それ以前に磨けば光りそうな原石は多めに拾い上げているわけです。参加者の平均年齢は13歳前後で、レッスンを積んで、3年~5年後にデビューさせる形で育てていくのが基本ですね。 ――武井咲さんは2006年の「全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞とマルチメディア賞を受賞。忽那さんは同審査員特別賞を受賞で、剛力さんに至っては、第8回のことで02年の大会の予選敗退。みなさんグランプリ受賞者ではなく、頑張れば夢が叶うという好例ともいえますが、米倉涼子さん、上戸彩さんも含め、グランプリよりも、部門賞を獲得した方のほうが後に大成されるケースが多いように見えます。 鈴木 グランプリを獲るのは、あくまでコンテスト当日に一番輝いていた子。本番に一番輝けるということも大事ですが、実際にはグランプリの子も、部門賞の子も、予選で落ちた子も、オスカーに所属した限りは横一線からのスタートになります。グランプリだから事務所として一番にプッシュしていくとは限りません。みんな同じく、オスカー流のレッスンを行っていきますから。そこでは、あいさつの仕方はもちろん、演技レッスン、モデルのウォーキング、ポージング、人によってはダンス、ボイストレーニングまでやります。あいさつがちゃんとできないタレントには、何回でもやり直しさせますからね。そして、半年に1回社内で審査会を行って、レッスン生をシャッフルしながら、モデル部門や女優部門などに振り分け、英才教育を繰り返していきます。武井は愛知県に実家があり、そこに住んでいた頃は、毎週末に東京に来てレッスンして、東京に住むようになってからは、毎日のように演技レッスンなどをしていました。そうやって切磋琢磨して、成長させていくんです。 ――その武井さんは、18社ものCMに起用されました。これは驚異的な数字だと思います。 鈴木 そこは、企業努力の結果「売れた」というより、戦略的に「売った」というのが本音です。我々は、40年以上もモデルクラブをやってきて、さまざまな企業や媒体とお付き合いしてきたという経験がある。その中で、それなりのパイプを作ってきたことも重要ですが、タレントの売り時や、企業や媒体ごとに、どういう子を求めているのかを理解できるようになったことが武器なんです。たとえば、JALとANAとでは、それぞれ異なるキャンペーンガールの流れや傾向がある。いくら素材がよくても、そういうニーズに合致する子をタイミングよく提案しないと意味がありません。武井は「Seventeen」(集英社)のモデルをしながら、女優やタレントとしても活動できる可能性を探っていましたが、弊社の社長(古賀誠一氏)の指示で、「これから、武井咲を売り出していこう」と決まりました。2010年9月頃からですね。 ――確かに、武井さんのような、十代の清純派タレントがいなかったタイミングだったと思います。 鈴木 ええ。だから勝算はありました。そこから、武井に合う仕事を見極めながら、ドラマ、CM、雑誌露出などを長期スパンで決めて仕掛けていきましたね。化粧品会社でいえば、資生堂顔、カネボウ顔、コーセー顔っていうのがある。そこで武井は、後藤久美子のような資生堂顔なので、資生堂さんに話を持っていった。資生堂さんは、そうそうたる女優に並べて、「TSUBAKI」のCMで武井を起用してくれました。今は後藤と同じく「マキアージュ」のCMに起用してくれている。狙い通りに進みました。 ――それにしてもすごい露出量だと思います。これだけ露出が多いと、飽きられ、消費されるのも早くなってしまうのではないかと危惧してしまいますが、"出し惜しみ"というのは考えないのですか?
oscar_suzuki.jpg
"絶好調"ゆえの自信がみなぎる、
オスカーの鈴木専務。
鈴木 そのタレントにとってプラスになる仕事かどうかを見極めながら、いただける仕事はできる限りやっていく方針です。米倉なんかは一番忙しい時は、CMの撮影を深夜までやって、朝、着替えるためだけに家に帰って、すぐドラマの撮影に行くなんてこともよくありました。そういう経験を乗り越えると、女優として、人間として、頭ひとつ抜けるんですよね。米倉も菊川も上戸もそれを経験したからこそ、10年以上、一線で活躍できているんじゃないですか。タレントは倒れるくらい働いて一人前。だから誰かが倒れると、うちの社長は「よかったじゃないの。おめでとう。やっと一人前になったな」って言いますよ。スパルタっぽいですが、もちろんその分、タレントへのケアは最大限やります。そういう意味では、武井は倒れてないので「まだまだ」ですね(笑)。彼女はこれまで、(18歳未満のため)労働基準法で夜10時以降働けなかったのが、去年12月25日で18歳になったので、これからはOKになる。今年はさらに大変だろうなと思いますよ。 ――あくまでこれはウワサですが、オスカーさんはCMやドラマでのギャラを下げることで起用してもらいやすくして、その分、露出を増やしているという話もあるんですが......。 鈴木 そのウワサは、私も聞いたことがありますが、事実ではありません。よく雑誌で「CMタレント・ギャラランキング」とか「女優・ギャラランキング」ってありますけど、そこに出てくるうちのタレントのギャラも、実際はもっと高いです。業界内では、「オスカーはギャラが高い」って有名なんですよ。というのも、ブランド品と同じで、いいものは高く買ってくれるという自信があるから。CMやドラマは、1回ランクを付けてしまうとそこからなかなか上がっていかない。それを上げようとすると、ものすごく苦労するんですよ。だから、最初から安売りはしない。もちろん、高いと思われないように、タレントを"玉"にしてから売り出す。先ほど言った通り、英才教育を施して、タレントを磨くんですね。うちには、常時5,000人以上が所属している形ですから、その中から勝ち残った子を安売りするようなことはしませんよ。 ――なるほど。武井さんだけでなく、忽那さん、剛力さんもCM起用が続いています。またまたウワサですが、上戸さんが結婚した場合を想定して、上戸さんの仕事を剛力さんにシフトさせているって話もありまして......。 鈴木 いかにも「サイゾー」らしい見方ですが、それはありえないです。上戸に万が一そういうこと(結婚)がいつかあっても、彼女は仕事を続けたがるだろうし、そもそも「上戸の代わりに剛力を」なんてことが通じるような世界じゃないですよ。企業側だって、広告には相当の対価を動かすわけだから、妥協はしません。確かに、剛力は上戸のライン、武井は後藤のラインです。2人はバッティングしないので、ほぼ同じタイミングで売り出しました。同じようなラインのタレントを並べたら、自社で食い合ってしまいますから。実際の2人はモデル活動時代から仲がよくて、よきライバルでもあります。忽那の場合は、本人の希望や才能を見極めて、最初から女優路線でいきました。ドラマと並行して、じっくりと映画(『BECK』『少女たちの羅針盤』『マイ・バック・ページ』)をやらせていたら、『家政婦のミタ』でドーンと来ましたね。彼女はオーストラリア・シドニー出身なので、国際的にも活躍できると思います。 ――ところで、武井さんは昨年、GLAYのTAKUROさんの書き下ろしの曲で歌手デビューされましたが、やはりオスカーさんは音楽でもやっていこうという形ですか? 鈴木 タレントは女優だけじゃなく、モデル、歌手......いろんなことができて一人前だからという方針ですね。しかも、歌はヒットすると売り上げのケタがひとつ違う(笑)。芸能ビジネスをやっている以上、そこでも成功したいと思うものです。ただし、モデルクラブとして築いたうちの強みを他社がそう簡単に真似できないように、音楽ビジネスを得意とする芸能プロの真似は、そう簡単にはできません。常に挑戦の連続ですね。最近はお笑い部門にも力を入れていますが、こちらも簡単ではありません(苦笑)。 ――挑戦といえば、以前、美少女クラブ31(※編註・渋谷飛鳥、原幹恵、中村静香らが所属していた、31人組アイドルグループ。2003年結成、06年活動休止)というグループがありました。あちらも正直、苦戦していた印象ですが......。 鈴木 今、アイドルグループ戦国時代といわれているところを見ると、少し時代が早かったということでしょう。でも、モーニング娘。やAKB48と比べても、ビジュアルはナンバーワンだったと思う。美少女ばかり揃えましたから。ただ、歌とパフォーマンスを通じて、ファンをどう拡大していくかというところに戦略の足りなさがあった。美少女クラブ以上の大所帯となったAKB48とは、着想としては同じだけど、方法論が違ったんだと思います。 ――AKB48といえば、各メンバーを、複数の芸能プロに所属させていくシステムですが、女性タレントがこれだけ多いオスカーさんに、ひとりも所属していないのは意外です。AKB48メンバーを採用しようという話はなかったんですか? 鈴木 そういう話もあったんですが、その時に社長は「人が育てた子を入れるよりも、ウチはウチの方法で育てていく」と言っていましたね。ほかで発掘・育成された子で商売していては、オスカーのやり方を信じて、厳しいレッスンに耐えているタレントや彼女たちを売りだそうとしているスタッフのモチベーションにもかかわります。自分のところで発掘・育成するという姿勢を一貫していかないと、プロダクション自体の力がなくなっていくんじゃないでしょうか。 ――ごもっともな気がします。では最後にオスカー流のタレントプロモート方法論を教えてください。 鈴木 タレントの個性をいかに見抜いて、自分たちで育てて、売り出していくか。時代に合った顔、合わない顔もあるし、その見極めが大切。武井、忽那、剛力はそれぞれ3人とも魅力が違うので、それぞれ伸びていけると思っています。うちのタレントは事務所に来た時、出されたお茶を自分で下げていきますよ。タレントだからって特別扱いはしない。で、そういう礼儀正しい子ほど伸びるんですよ。結局、人間性が大切だと思いますね。 (構成=三田直也)
オスカープロモーション教育全集・モデル編 勉強になります! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・求めるものはゴクミ? 上戸彩? 国民的美少女コンテストの前途(前編)求めるものはゴクミ? 上戸彩? 国民的美少女コンテストの前途(後編)岡島紳士×本城零次「ガチヲタの声をもっと伝えた方がいい」(前編)

武井咲、忽那汐里、剛力彩芽――ブレイク「3人娘」の知られざる売り出し戦略とは?

oscar3.jpg  武井咲、忽那汐里、剛力彩芽――「平成の3人娘」「ティーン3人娘」などと呼ばれる3人が昨年からブレイクし、その注目度は日に日に増してきている。武井は昨年、『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)、『アスコーマーチ』(テレビ朝日系)で女優として注目され、現在はNHK大河ドラマ『平清盛』に常盤御前役で出演中。資生堂 「マキアージュ」など、18社ものCMに起用されている「新・CM女王」だ。忽那は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)での好演も記憶に新しく、最近は「モスバーガー」などのCMでも活躍。剛力は現在『ティーンコート』(日本テレビ系)に主演し、「au」や「ランチパック」などのCMで笑顔を振りまいている。  この3人が所属するのは、後藤久美子、米倉涼子、上戸彩、菊川怜など、数多くのモデル・女優・タレントを擁する芸能プロダクション・オスカープロモーション(以下、オスカー)。1987年から続く「全日本国民的美少女コンテスト」などを通じて、日本中の美少女の原石を発掘し、幾人ものタレントをスターダムに押し上げてきた。浮き沈みの激しい芸能ビジネスの世界で、同社はなぜに次々と「売れっ子」を産み出してこられたのか? オスカーのタレント売り出し戦略について、同社専務取締役の鈴木誠司氏に聞いた。 ――3人娘は、いずれも「全日本国民的美少女コンテスト」出身ですよね。 鈴木誠司氏(以下、鈴木) 「美少女コンテスト」は、最近は1〜3年に一度のペースで開催していて、毎回10万人ほど応募があり、書類選考を経た2次予選で1,000~1,500人は面接するんです。その中から将来性を感じた子に声をかけて、毎回300~500人が弊社の所属となります。コンテストの本戦に残るのは20人前後ですが、それ以前に磨けば光りそうな原石は多めに拾い上げているわけです。参加者の平均年齢は13歳前後で、レッスンを積んで、3年~5年後にデビューさせる形で育てていくのが基本ですね。 ――武井咲さんは2006年の「全日本国民的美少女コンテスト」モデル部門賞とマルチメディア賞を受賞。忽那さんは同審査員特別賞を受賞で、剛力さんに至っては、第8回のことで02年の大会の予選敗退。みなさんグランプリ受賞者ではなく、頑張れば夢が叶うという好例ともいえますが、米倉涼子さん、上戸彩さんも含め、グランプリよりも、部門賞を獲得した方のほうが後に大成されるケースが多いように見えます。 鈴木 グランプリを獲るのは、あくまでコンテスト当日に一番輝いていた子。本番に一番輝けるということも大事ですが、実際にはグランプリの子も、部門賞の子も、予選で落ちた子も、オスカーに所属した限りは横一線からのスタートになります。グランプリだから事務所として一番にプッシュしていくとは限りません。みんな同じく、オスカー流のレッスンを行っていきますから。そこでは、あいさつの仕方はもちろん、演技レッスン、モデルのウォーキング、ポージング、人によってはダンス、ボイストレーニングまでやります。あいさつがちゃんとできないタレントには、何回でもやり直しさせますからね。そして、半年に1回社内で審査会を行って、レッスン生をシャッフルしながら、モデル部門や女優部門などに振り分け、英才教育を繰り返していきます。武井は愛知県に実家があり、そこに住んでいた頃は、毎週末に東京に来てレッスンして、東京に住むようになってからは、毎日のように演技レッスンなどをしていました。そうやって切磋琢磨して、成長させていくんです。 ――その武井さんは、18社ものCMに起用されました。これは驚異的な数字だと思います。 鈴木 そこは、企業努力の結果「売れた」というより、戦略的に「売った」というのが本音です。我々は、40年以上もモデルクラブをやってきて、さまざまな企業や媒体とお付き合いしてきたという経験がある。その中で、それなりのパイプを作ってきたことも重要ですが、タレントの売り時や、企業や媒体ごとに、どういう子を求めているのかを理解できるようになったことが武器なんです。たとえば、JALとANAとでは、それぞれ異なるキャンペーンガールの流れや傾向がある。いくら素材がよくても、そういうニーズに合致する子をタイミングよく提案しないと意味がありません。武井は「Seventeen」(集英社)のモデルをしながら、女優やタレントとしても活動できる可能性を探っていましたが、弊社の社長(古賀誠一氏)の指示で、「これから、武井咲を売り出していこう」と決まりました。2010年9月頃からですね。 ――確かに、武井さんのような、十代の清純派タレントがいなかったタイミングだったと思います。 鈴木 ええ。だから勝算はありました。そこから、武井に合う仕事を見極めながら、ドラマ、CM、雑誌露出などを長期スパンで決めて仕掛けていきましたね。化粧品会社でいえば、資生堂顔、カネボウ顔、コーセー顔っていうのがある。そこで武井は、後藤久美子のような資生堂顔なので、資生堂さんに話を持っていった。資生堂さんは、そうそうたる女優に並べて、「TSUBAKI」のCMで武井を起用してくれました。今は後藤と同じく「マキアージュ」のCMに起用してくれている。狙い通りに進みました。 ――それにしてもすごい露出量だと思います。これだけ露出が多いと、飽きられ、消費されるのも早くなってしまうのではないかと危惧してしまいますが、"出し惜しみ"というのは考えないのですか?
oscar_suzuki.jpg
"絶好調"ゆえの自信がみなぎる、
オスカーの鈴木専務。
鈴木 そのタレントにとってプラスになる仕事かどうかを見極めながら、いただける仕事はできる限りやっていく方針です。米倉なんかは一番忙しい時は、CMの撮影を深夜までやって、朝、着替えるためだけに家に帰って、すぐドラマの撮影に行くなんてこともよくありました。そういう経験を乗り越えると、女優として、人間として、頭ひとつ抜けるんですよね。米倉も菊川も上戸もそれを経験したからこそ、10年以上、一線で活躍できているんじゃないですか。タレントは倒れるくらい働いて一人前。だから誰かが倒れると、うちの社長は「よかったじゃないの。おめでとう。やっと一人前になったな」って言いますよ。スパルタっぽいですが、もちろんその分、タレントへのケアは最大限やります。そういう意味では、武井は倒れてないので「まだまだ」ですね(笑)。彼女はこれまで、(18歳未満のため)労働基準法で夜10時以降働けなかったのが、去年12月25日で18歳になったので、これからはOKになる。今年はさらに大変だろうなと思いますよ。 ――あくまでこれはウワサですが、オスカーさんはCMやドラマでのギャラを下げることで起用してもらいやすくして、その分、露出を増やしているという話もあるんですが......。 鈴木 そのウワサは、私も聞いたことがありますが、事実ではありません。よく雑誌で「CMタレント・ギャラランキング」とか「女優・ギャラランキング」ってありますけど、そこに出てくるうちのタレントのギャラも、実際はもっと高いです。業界内では、「オスカーはギャラが高い」って有名なんですよ。というのも、ブランド品と同じで、いいものは高く買ってくれるという自信があるから。CMやドラマは、1回ランクを付けてしまうとそこからなかなか上がっていかない。それを上げようとすると、ものすごく苦労するんですよ。だから、最初から安売りはしない。もちろん、高いと思われないように、タレントを"玉"にしてから売り出す。先ほど言った通り、英才教育を施して、タレントを磨くんですね。うちには、常時5,000人以上が所属している形ですから、その中から勝ち残った子を安売りするようなことはしませんよ。 ――なるほど。武井さんだけでなく、忽那さん、剛力さんもCM起用が続いています。またまたウワサですが、上戸さんが結婚した場合を想定して、上戸さんの仕事を剛力さんにシフトさせているって話もありまして......。 鈴木 いかにも「サイゾー」らしい見方ですが、それはありえないです。上戸に万が一そういうこと(結婚)がいつかあっても、彼女は仕事を続けたがるだろうし、そもそも「上戸の代わりに剛力を」なんてことが通じるような世界じゃないですよ。企業側だって、広告には相当の対価を動かすわけだから、妥協はしません。確かに、剛力は上戸のライン、武井は後藤のラインです。2人はバッティングしないので、ほぼ同じタイミングで売り出しました。同じようなラインのタレントを並べたら、自社で食い合ってしまいますから。実際の2人はモデル活動時代から仲がよくて、よきライバルでもあります。忽那の場合は、本人の希望や才能を見極めて、最初から女優路線でいきました。ドラマと並行して、じっくりと映画(『BECK』『少女たちの羅針盤』『マイ・バック・ページ』)をやらせていたら、『家政婦のミタ』でドーンと来ましたね。彼女はオーストラリア・シドニー出身なので、国際的にも活躍できると思います。 ――ところで、武井さんは昨年、GLAYのTAKUROさんの書き下ろしの曲で歌手デビューされましたが、やはりオスカーさんは音楽でもやっていこうという形ですか? 鈴木 タレントは女優だけじゃなく、モデル、歌手......いろんなことができて一人前だからという方針ですね。しかも、歌はヒットすると売り上げのケタがひとつ違う(笑)。芸能ビジネスをやっている以上、そこでも成功したいと思うものです。ただし、モデルクラブとして築いたうちの強みを他社がそう簡単に真似できないように、音楽ビジネスを得意とする芸能プロの真似は、そう簡単にはできません。常に挑戦の連続ですね。最近はお笑い部門にも力を入れていますが、こちらも簡単ではありません(苦笑)。 ――挑戦といえば、以前、美少女クラブ31(※編註・渋谷飛鳥、原幹恵、中村静香らが所属していた、31人組アイドルグループ。2003年結成、06年活動休止)というグループがありました。あちらも正直、苦戦していた印象ですが......。 鈴木 今、アイドルグループ戦国時代といわれているところを見ると、少し時代が早かったということでしょう。でも、モーニング娘。やAKB48と比べても、ビジュアルはナンバーワンだったと思う。美少女ばかり揃えましたから。ただ、歌とパフォーマンスを通じて、ファンをどう拡大していくかというところに戦略の足りなさがあった。美少女クラブ以上の大所帯となったAKB48とは、着想としては同じだけど、方法論が違ったんだと思います。 ――AKB48といえば、各メンバーを、複数の芸能プロに所属させていくシステムですが、女性タレントがこれだけ多いオスカーさんに、ひとりも所属していないのは意外です。AKB48メンバーを採用しようという話はなかったんですか? 鈴木 そういう話もあったんですが、その時に社長は「人が育てた子を入れるよりも、ウチはウチの方法で育てていく」と言っていましたね。ほかで発掘・育成された子で商売していては、オスカーのやり方を信じて、厳しいレッスンに耐えているタレントや彼女たちを売りだそうとしているスタッフのモチベーションにもかかわります。自分のところで発掘・育成するという姿勢を一貫していかないと、プロダクション自体の力がなくなっていくんじゃないでしょうか。 ――ごもっともな気がします。では最後にオスカー流のタレントプロモート方法論を教えてください。 鈴木 タレントの個性をいかに見抜いて、自分たちで育てて、売り出していくか。時代に合った顔、合わない顔もあるし、その見極めが大切。武井、忽那、剛力はそれぞれ3人とも魅力が違うので、それぞれ伸びていけると思っています。うちのタレントは事務所に来た時、出されたお茶を自分で下げていきますよ。タレントだからって特別扱いはしない。で、そういう礼儀正しい子ほど伸びるんですよ。結局、人間性が大切だと思いますね。 (構成=三田直也)
オスカープロモーション教育全集・モデル編 勉強になります! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 ・求めるものはゴクミ? 上戸彩? 国民的美少女コンテストの前途(前編)求めるものはゴクミ? 上戸彩? 国民的美少女コンテストの前途(後編)岡島紳士×本城零次「ガチヲタの声をもっと伝えた方がいい」(前編)

「なんで、あんな子使ってんのよ!」"新・エリカ様"戸田恵梨香が武井咲に激怒

takeisaki.jpg
『 風の中の少女 』(ワニブックス)
 今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中の女性芸能人といえば、米倉涼子、上戸彩らと同じ「オスカープロモーション」に所属する女優の武井咲だ。 「昨年から所属事務所が"社長命令"で猛プッシュ。いきなり資生堂『TSUBAKI』のCMに抜擢され、現在は『ソフトバンク』など5社とCM契約。今年1月クールのフジ・月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』ではドラマのキーマンとなる女子高生役を演じ、現在はテレビ朝日系『アスコーマーチ!~明日香工業高校物語~』で連ドラ初主演を果たした。オスカーとテレ朝はズブズブなので可能なブッキングだった」(スポーツ紙記者)  どうやら、この勢いは来年も続きそうで、「来年のNHK大河ドラマ『平清盛』にNHK初出演ながら、ヒロイン級の重要な役で出演することが内定。松山ケンイチ演じる主人公・清盛の側室役のようだ」(同記者)と多忙を極めているが、武井本人は大きな悩みを抱えているようだ。 「女優として活躍するほか、ティーンのカリスマ的ファッション誌『セブンティーン』(集英社)のモデルを務めている。武井はもともとモデル志望だっただけに、モデルの仕事は続けるつもり。ところが、撮影の拘束時間が長くなることもあり、肝心のドラマの台本のセリフが覚えられないばかりか、セリフの意味が理解できずに棒読み気味になっている」(ドラマ制作関係者)  先ごろ出演していた『大切なことは――』では、今やそのわがままぶりから元祖・エリカ様こと沢尻エリカを凌駕し、新・エリカ様を襲名したと言われる女優の戸田恵梨香と共演したが、現場スタッフは何度も凍り付いたという。 「戸田は若手の中でも演技派を売りにしている。そのため、武井と絡むシーンで武井がNGを出すと、ものすごい形相で無言でにらみ付け、本人には直接言わずに自分のマネジャーに『なんで、あんな子使ってんのよ!』と激怒。マネジャーを介して武井に自分の思いをぶつける"かわいがり"をしていた。戸田のマネジャーから"伝言"を受け取っていた武井の女性マネジャーはぽっちゃり気味の体形だったが、どんどんやせてしまった」(同関係者)  武井がここまで猛プッシュされてしまったのは、米倉と上戸以外の先輩女優の不振ぶりが影響しているようだ。 「オスカーといえば、これまで数々の見込みのあるモデルを女優に転身させてきた。ところが、一度は売れた菊川怜はここのところ鳴かず飛ばず。田丸麻紀は見事にコケ、一時期社長の寵愛を一身に受けていた福田沙紀も仕事が激減。結局、"ポスト・上戸彩"になりそうな人材が武井しかいなくなった。上戸は近い将来、交際中のEXILEのリーダー・HIROと結婚すると言われており、そうなると武井に掛かる負担はますます大きくなってくる」(芸能プロ関係者)  今年に入って流出した過去の"ヤンキー写真"も「武井のブレークを快く思っていない他の事務所の"策略"だった」(同関係者)というが、武井の仕事への影響はほぼ皆無。現在17歳にもかかわらず、芸能界の"荒波"にもまれまくっている武井だが、もっぱらの課題である演技力を克服することはできるだろうか?
武井咲写真集 『 風の中の少女 』 エリカの餌食。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 「現場でも口もきかない......」新・エリカ様こと戸田恵梨香はガッキー大嫌い!? 「戦略かガチ交際か」上戸彩とEXILE・HIROの真剣交際報道を鵜呑みにできない理由 「ゴールイン間近か」関ジャニ∞村上信五と戸田恵梨香のボルテージが急上昇中!?