
料理の数だけダジャレがある――。ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ。
父 「ただいまー。頼まれていたもの買ってきたよ。材料の原産国まで指定されていたから、スーパーを何件も回っちゃったよ」
母 「おかえりなさい。今日の料理はどうしてもバーレーン産のワタリガニとタイ産のエビが必要なのよ。これでAKB48の渡辺麻友が大好きなあなたのためにキッシュをつくるからね」
父 「へー、キッシュか。でも渡辺麻友がどう関係するんだろ」
母 「あら、分からない? ほら、渡り廊下走り隊7の新曲が出たでしょ。国生さゆりのカバーのやつ」
父 「バーレーンのカニとタイのエビでキッシュ......分かった!」
父&母 「バーレーン・タイ キッシュ(バレンタイン・キッス)!」
父 「ありがとう。大人の味ね! でもやっぱり手作りチョコレートも欲しいなー」
母 「用意しているわよ。はい、これ」
父 「な、なにこれ?」
母 「田作り(手作り)チョコレート!」
■材料
・バーレーン産ワタリガニ 適量
・タイ産ボイルエビ 適量
・ほうれん草 適量
・卵 1個
・牛乳 少々
・とろけるチーズ 1枚
・パイシート 1枚
などなど
■作り方
1、タイのエビは殻をむき、バーレーンのカニは蒸して殻から身を掘りだす。
2、ほうれん草を一口サイズに切り、1とバターで炒める。
3、耐熱皿にパイシートを広げ、2を盛り付けて、卵と牛乳と塩・胡椒を混ぜたものをかける。
4、とろけるチーズを乗せて、180度に余熱しておいたオーブンで焦げ目がつくまで焼く。
5、田作りチョコレートは、見ての通り。
■玉置メモ
・ワタリガニがバーレーンから輸入されているって知ってました?
・タイは魚の鯛にしようと思ったのですが(材料写真に入っている)、2件目のスーパーにタイ産のエビがあったので、刺身で食べてしまいました。
・ほうれん草を入れたのは、「ほうれん草=惚れそう」という、隠し味ならぬ隠しダジャレ。
・田作りなんて若い人は知らないかもしれませんが、カタクチイワシの稚魚を干したものを煮たものです。けっこう甘いので、チョコレートをかけてもそれほど違和感ないですよ。
(文・写真=玉置豊)
●たまおき・ゆたか
へんな料理研究、マイナーアウトドア、狩猟採取が趣味のWEBディレクター、ときどきライター。「デイリーポータルZ」、「地球のココロ」、「@ニフティ つり」など で連載中。
< http://www.hyouhon.com/>
バレンタイン・キッス(通常盤) 本当の甘さが欲しい方はこちらを。
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