5周年を迎えた“不良の格闘技大会”『THE OUTSIDER』前田日明の野望と巨乳へのこだわりとは

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前田日明
 前田日明主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)』が間もなく5周年を迎える。会場は毎回大盛況、DVDは格闘技ジャンルでナンバー1の売り上げを記録するほどの人気興行に成長したが、選手の大半が不良だけに、運営上の苦労も絶えないようだ。5年間の苦労、今後の計画、そして2月10日(日)にディファ有明で行われる次回大会の見どころを前田日明に聞いた。 ──2008年3月に旗揚げしたアウトサイダー。間もなく5周年を迎えますね。 前田 プロ顔負けの派手な演出をして、DVDも撮って、アウトサイダーに出たことが選手たちのステータスになるような大会にしていけば盛り上がるんじゃないか、と漠然とは思っていましたが、正直ここまで続くとは、立ち上げ当初はイメージしていなかったですね。 ──選手の大半はアマチュアで、なおかつ不良だから、この5年間、いろいろと苦労も絶えなかったのでは? 前田 「反社会的団体には在籍していません、指名手配中ではありません」などの誓約書を最初に交わすんですが、結構グレーな子もいるんですよ。たとえば以前、ある選手が「構成員じゃないけど組長の運転手をやっている」という情報をキャッチしたので、「それはちょっと勘弁願いたい、やめてから出て来なさい」と諭したり。 ──チェックするのが大変ですね。 前田 2ちゃんねるにアウトサイダーのスレッドが立っているので、それが情報源になることも(笑)。 ──選手が規約を破って他の大会に出てしまうなどの問題もたまに発生していますね。 前田 選手自身ではなく、周囲の人たちに問題があるケースが多いですね。でも、ダメなもんはダメだよと注意していかないと。二度注意してもダメな選手は追放も考えるけど、反省している者にはなるべくチャンスを与えていく考えです。 ──不甲斐ない戦いをした選手、トラブルを起こした選手にも、再びチャンスを与えることが多いですね。 前田 たとえば、前回大会の黒石高大と渋谷莉孔の試合なんかは全然ダメだったんですが、この2人は4月に再戦させる予定です。この渋谷ってのは佇まいに妙なカリスマ性があるんですが、まぁいろいろと問題のある男で……。演技派でもあるから、何度も騙されましたよ(笑)。 ──大変ですね。 前田 いやもう本当に、ヤンチャな学校の先生みたいですね。 ──「アウトサイダーを始めてよかった」と思える感動的なエピソードは? 前田 実は今、アウトサイダーのドキュメンタリー映画を撮っているんですよ。きっかけは、去年の母の日の興行時の宮永一輝のマイクパフォーマンス。普段は無口な宮永の口から「実は俺は母親の顔なんか知らない、昔は母親を恨んだ、でも今では日本のどこかの空の下で健康で幸せでいて欲しい、生んでくれたことに感謝している」という言葉が出たんです。このマイクパフォーマンスに感動したアンデスフィルムの社長が、「選手たちのドキュメンタリー映画を撮りたい」と。 ──公開予定は? 前田 今年の冬ぐらいです。選手の普段の生活ぶりから密着して追いかけるらしいので、楽しみにしていてください。 ──その他の新しい動きは? 前田 今年、いよいよアウトサイダーが関西へ進出します。9月8日(日)と12月15日(日)、場所は大阪市民体育館。そこで西日本エリアの新たな才能を発掘できるんじゃないかと思っています。あとは、オーストラリア、イギリス、そして中国との対抗戦も今年中に実現する予定です。
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21回大会より
──それでは最後に今週末、2月10日(日)に開催される『THE OUTSIDER 第24戦』の見どころを教えてください。 前田 まずは、70-75kg級王者決定トーナメントですね。空位になった王座を8人の選手で争います。 ──1回戦4カードの展開予想を聞かせてください。堀鉄平vs菱沼郷戦は? 前田 アウトサイダーの中では実力上位の堀と、最初はヘタレだったのにラッキーパンチで勝ってからみるみる伸びてきた菱沼。今だったらいい勝負するんじゃないかな。 ──宮永一輝vsランボルギーニ・ヨシノリ戦は? 前田 宮永はまだまだ秘めたポテンシャルがありそう。ランボルギーニはイケイケで毎回見る度に伸びてきている選手。突進型のランボルギーニによって、宮永のポテンシャルが引き出されるような試合になったら面白いですね。 ──タナハシバター・ヒロシバターvs久保昌弘戦は? fdsafregatha.jpg 前田 シバターは本当は真面目にやったら強いんですよ。ただ、真面目にやってくれるかどうか(笑)。トーナメントになったら、さすがに真面目になるのかな。そこのところに注目したいですね(笑)。 ──ソルジャーボーイ一樹vs佐野哲也戦は? 前田 これが事実上の優勝決定戦かな。ここで潰し合いになったら、2回戦以降は誰が上に行ってもおかしくないですね。トーナメントを面白くするために、優勝候補同士を1回戦でぶつけてみました。 ──シングルマッチの注目カードは? 前田 幕大輔vsMASATO。かねてからMASATOは幕を挑発しているので、アウトサイダーらしいケンカファイトが期待できそうですね。あとは、MASAMUNE vs渋谷莉孔。MASAMUNEは前へガンガン出て行く選手だから、渋谷も前回大会のような様子見はできないと思う。激しいぶつかり合いを期待できるんじゃないかな。 ──メインの渡辺竜也vs安谷屋智弘は? 前田 渡辺はプロに行ってから快進撃を続けているストライカー。一方の安谷屋は日本人なのにブラジル人みたいなねちっこさを持つ寝技系の選手。打撃で戦いたい奴と、グラウンドに持ち込みたい奴の駆け引きが楽しみ。両者ともにレベルが高いしKO率、一本率も高いですから、面白い試合になるでしょう。 ──ところで今回は、人気AV女優の仁科百華がラウンドエンジェルとして登場するそうですね。どういう経緯で彼女に白羽の矢を立てたのでしょう? 前田 「絶対無料のエロ動画」というサイトをチェックしていたら、彼女が出てて、「いいなぁ」と思って。えも言われぬ愛嬌があるんですよ。田舎のグラマーな女の子みたいな愛くるしさ。で、こないだ彼女と対談したんですけど、そこで開口一番、「ラウンドエンジェルをやりたい」と向こうから言ってきて、実現の運びとなりました。 ──仁科百華は爆乳ですから水着映えしそうですね。 前田 Jカップ(100cm)だよ! Jカップなのに、美乳。垂れてない。綺麗な釣り鐘型でね。「ひょっとしたら偽乳かな?」と最初は疑ったんだけど、寝そべったときにブワ~ッと広がったから、あれは本物だな!(真顔で断言)  試合のみならず、オッパイにも大いに注目しよう! 【当日券情報】 『THE OUTSIDER 第24戦』の当日券を、ディファ有明・当日券売り場にて午前11時より販売。各席ともに残りわずか。売切れ次第、販売を終了。 ●販売日時 2013年2月10日 午前11:00~ ●販売場所 ディファ有明 当日券売り場 ●販売席種 SRS席……10,000円       RS席………7,000円       S席…………5,000円 (取材・文=岡林敬太)

百花繚乱!『THE OUTSIDER第22戦』のラウンドエンジェルは、浴衣です!!!

_HHA1498.jpg  15日に東京・ディファ有明で行われた“不良の格闘技大会”『THE OUTSIDER』。衝撃的なタイトル移動劇などはすでにお伝えしたが(記事参照)、リングの外でも大事件が起こっていたことをご存じだろうか。  なんと、「格闘技界最強」といわれるTHE OUTSIDERのラウンドエンジェルたちが、それはそれはうるわしい浴衣姿で登場していたのだ! 満場の客席をどよめかせたその一部始終をご覧いただこう。 
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麗しすぎるリングの華!『THE OUTSIDER 第20戦』ラウンドエンジェル大集合!!


TOS_RA_0216_12s.jpg  先月12日に東京・ディファ行われた“不良の格闘技大会”『THE OUTSIDER 第20戦』。そのリングを彩ったのは、麗しすぎるラウンドエンジェルたちだった。拳がうなり、関節がきしむ殺伐としたリングに舞い降りた美女、美女、美女の猛ラッシュをご覧あれ!!(大会の様子はこちらから

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(撮影=長谷英史)
ジ・アウトサイダー 第十三戦 in 横浜文化体育館 試合も見てね。 amazon_associate_logo.jpg
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"不良の格闘技大会"『THE OUTSIDER 第20戦』もやっぱり熱かった!!


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 乱闘続発! 骨折続発! 新王者誕生!──前田日明主催の不良系格闘技イベント「THE OUTSIDER(アウトサイダー)第20戦」が12日、東京・ディファ有明で開催された。2,046人(超満員札止め)の大観衆、その約8割が不良で占められた会場では、この日もアチコチでトラブルが勃発し、時には乱闘に発展するケースも。そんな中、行われた試合では、元チーマーにして元自衛官という異色の経歴を持つケンカ屋が、強豪弁護士を骨折させて新チャンピオンに。また、イロモノ系ファイターが、勝って勢い余ったのか、前田日明を「お前」呼ばわりするなど、なんともスリリングな大会となった。当日の主な出来事を追った──。 ●ケンカ、乱闘  「やんのか、コラ!」。巻き舌の怒声が、会場ロビーに響き渡った。声の主は、パーカーを着た短髪男。眉間に皺を寄せ、怒り肩でどこかへ突進しようとしている。それを制止する者、逃げ惑う女性客らで、あたりは緊迫したムードになった。  第15試合、"黒石魂継承 横濱義道会二代目総長"寺内芳彦(23歳・神奈川県)と、"天下無双 和神会の暴君"高森茂之(25歳・栃木県)の戦いが、終わった直後の出来事である。 tos20_02.jpg  パーカー男はどうやら寺内サイドの人間、すなわち「横濱義道会」の関係者らしく、寺内の対戦相手だった高森に対し、怒っているようである。  事情を聞く仲間に、「あの野郎、コレモンで(肩で風切って)歩きやがってよ」と説明。どこかでスレ違う瞬間に、高森がよけなかった、あるいは肩が接触したことなどが、トラブルの原因である様子。  周囲にいさめられたパーカー男、いったんは笑顔を見せたものの、遠くに隔離された高森とまた目が合ったのか、「この野郎!」と再びスイッチが入る。
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この日は脇役の黒石。存在感は抜群だ。
 ここで両者の間に割って入り、見事なトラブルシューターぶりを見せたのが、横濱義道会初代総長にしてアウトサイダーきっての人気者、黒石高大(25歳・神奈川県)だった。  黒石はまず、高森の両肩を正面から抱き、優しい顔で一言二言、何事かをささやく。すると、高森は納得したようにコクリ。続いて黒石、いきり立つパーカー男に笑顔で歩み寄り、「もう試合終わったんだからやめろ。な」と静かに諭すと、パーカー男もニコリ。これにて一件落着だ。  慌てず騒がず、両者のメンツを立てつつ、事態を沈静化させた黒石。横浜の荒くれ者を束ねてきた男の、器のデカさを見た気がした。  なお、この日の会場では、第18試合の直後にも乱闘が勃発。アウトサイダーらしいと言えばらしいのだが、主催者の前田日明は「やるんなら表行ってやれ」とウンザリ顔だった。 tos20_04.jpg ●"リアルアマプロレスラー"  シバ仁田厚(26歳・神奈川県)  その前田日明を「お前」呼ばわりしたのが、このシバ仁田厚である。背中に大きく「邪道」と書かれた革ジャンを羽織って、リングイン。わずか8秒で試合を片付けると、勝利者マイクを握りしめ、「オイ、前田さん! お前にその器量があるなら、次はロシア人か佐野哲也とやらせろ!」と命令口調で吠えたのだ(前田は苦笑)。「さん」を付けてしまうあたりに、ビビリも感じられたシバ仁田だが、大会終了後の単独インタビューでは、さらなる暴言を連発。客が散り、閑散とした会場に、威勢のいい声が響き渡った。
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試合はわずか8秒!
──秒殺勝利、おめでとうございます。 「オイ! オイ! オイ! 俺が、オイ! シバ仁田厚だ! オイ! オイ! オイ! 俺が、オイ! シバ仁田厚だ!」 ──その革ジャンは、今日のために買ったんですか? 「おう! おう!」 ──どこで? 「オイ! オイ!」 ──アメ横で? 「アメ横だよ! オイ!」 ──背中の「邪道」の文字は何で書いたんでしょう? 「ポスターカラーだよ! オイ! 邪道が、俺の、オイ! 生き様なんじゃい! オイ!」 tos20_06.jpg ──試合の冒頭で見せた、浴びせ蹴りが印象的でした。 「バカ野郎! あれはフライングニールキックだよ!」 ──ヒットしましたか? 「あれは作戦だよ! 誘い込むための! 俺の『地を這う空中殺法』だよ!」 ──元ネタである大仁田厚って、フライングニールキックの使い手でしたっけ? 「細かいことはどうでもいいんだよ!」 ──最後の逆十字、あれはガッチリ入った? 「あれで相手の腕をヘシ折ってやった! あれ、完全に折れてたぞ! オイ!」 ──容赦ないですね。 「そりゃそうだよ! それがプロレスだよ! オイ!」 ──プロレスは折っちゃいけないのでは? 「プロレスは折っちゃいけない? じゃあ折れてねえよ!」 ──脳機能学者の苫米地英人さんから賞金をもらいましたね。 「苫米地? 俺、苫米地からカネもらうの2回目なんだよ! あいつ、俺のことが好きで好きでしょうがねえみたいだな、この野郎、オイ!」 ──今回で4度目の出場ですが、いつも控え室では一人でポツンとしている印象ですね。 「それ言うなよ! オイ! 孤高の、孤高の存在なんだよ! プロレスラーは孤高なんだよ!」
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リング上では佐野を挑発。
──リングでは無敵のシバ仁田選手ですが、試合後の佐野哲也選手(29歳・静岡県)との舌戦では、完全に丸め込まれていましたね。 「ウホン! ウホン! ウホン!(急に咳込み、声のトーンが下がる)あれは、あれはよぉ......佐野が一枚上手だったかもしれねえ。だが、だが次は絶対あいつを......」  ここで会場の後片付けをしていたリングアナウンサーから、「シバ仁田選手、本日はご来場ありがとうございました」と追い出しをかけられ、インタビューは終了となった。 tos20_08.jpg ●"神速"  ソルジャーボーイ一樹(24歳・愛知県)  元チーマーゆえストリートファイト経験は豊富だが、「格闘技の練習は一切していない」と語るソルジャーボーイ。ムキムキマッチョな肉体は、自衛官時代のトレーニングによって培われたという。その剛腕から繰り出される重くて速いパンチを武器に、デビュー以来、破竹の4連勝。そしていよいよ今回、70-75kg級のタイトルマッチ(初代王者ベルト返上による二代目王者決定戦)に駒を進めた。  対するは、ホリベンこと堀鉄平弁護士(35歳・東京都)。アウトサイダーですでに、10勝(4敗)している寝技の達人である。  売り出し中の打撃系選手が、寝技系選手にあっさり負けてしまう場面は、これまでのアウトサイダーでも、幾度となく見てきた。果たしてソルジャーボーイは、その一線を乗り越えることができるのか? 試合前に、ソルジャーボーイを直撃。 ──堀選手の研究は? 「どう研究したらいいのか、よくわからないんで......。でも寝技は絶対やらないほうがいいんで、倒れないようにしたいです」 ──ソルジャーボーイさんは、払い腰からパウンドアウトという勝ち方が多いですが、今日は終始、スタンドで勝負を? 「基本、組むつもりはないです。タックル来たら、すぐ切ります。でも、もし先に相手の腰を浮かすことできたら、組みに行くかもしれません。でも、万が一、マウントポジション取れてもやっぱり寝技が怖い。だから立ちで勝負します」  試合は、作戦通りの展開になった。堀の執拗なタックルをこまめに切り、粘り腰でテイクダウンを許さないソルジャーボーイ。やむなく打撃で前へ出た堀に、カウンターパンチを見舞い、TKO勝ち。これで無傷の5連勝。見事、70-75kg級の二代目チャンピオンに輝いた。なお、堀は最後の一撃で、右目の上を骨折した。  試合後のソルジャーボーイに話を聞く。 ──フィニッシュブローはフックですか? tos20_09.jpg 「フックというより、チョップですね。狙ってません。たまたま親指の付け根が当たってくれただけ」 ──堀選手の印象は? 「もうやりたくないです。苦手です。勝ったからよかったけど、たまたまだから、完全に」 ──次は誰と? 「誰ともやりたくないです」 ──てことは、もう試合には出ない? 「これ(お金)が絡んできたら、僕は動きますよ」  以下、前田日明の記者会見。 ──ソルジャーボーイ選手の戦いはどうでした? 「この子はね、初参戦のときから体幹がしっかりしてるしね、見るたび確実にレベルアップしてる。注目株ですよ。ただね、アウトサイダーの選手は、褒めるとすぐ違う方向いっちゃうんで(笑)、『コイツいいな』って子は褒めないことにしたんだよ。だから、今まで何も言わなかっただろ? でもこないだ本人に聞いたら、プロでやりたい気持ちもあるみたいなんで、期待してます」 ──こうすればもっと強くなる、というアドバイスがあれば。 「どんな技でもね、いろんな解釈があるんですよ。同じ関節技にしても、決め方がいろいろある。今までできてた技も、もっとよく考えて、どういう原理でどういう風になってるのかをよく理解した上で、ひとつひとつ技を分解していくと、また違う解釈が見えてくる。格闘技も馬鹿では強くならない。必要な脳みそってのは、ここ(頭)だけじゃない。神経の末端まで使う。それが格闘技の脳。そういう感覚を大事にしてほしいですね」  追う立場から追われる立場になった、新王者のソルジャーボーイ。床にヒザを付き、真剣な顔をして、前田の言葉に聞き入っていた。  次回アウトサイダーは5月13日(日)、東京・ディファ有明で開催予定だ。 (取材・文=岡林敬太/撮影=長谷英史)
ジ・アウトサイダー 2011 vol.1 完全版 技術より闘志! amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 遺恨もリングで昇華する!『THE OUTSIDER 第19戦』血まみれ舞台裏レポ!! 拳の交換が不良の人生を変える!? 『THE OUTSIDER第18戦』血まみれ人間交差点 ケンカ屋 VS 格闘家の最終決戦!「THE OUTSIDER第17戦」戦慄の舞台裏レポート

3.9復活の総合格闘技「リングス」に元K-1ファイター小比類巻太信が参戦


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左から伊澤寿人選手、前田日明代表、小比類巻太信選手、伊藤健一選手
 3月9日に東京・後楽園ホールで10年ぶりの復活興業を行う総合格闘技「リングス」の前田日明代表が都内で会見を行い、当日の対戦カードを一部発表。K-1などで活躍したキックボクサー・空手家の小比類巻太信が参戦することを明らかにした。  小比類巻は、K-1 MAX日本代表トーナメントで3度の優勝を誇り、「ミスターストイック」のニックネームで人気だったファイター。この2年ほどはリングから遠ざかっていたが、今回のリングスで現役復帰、総合初参戦となる。 「もともとリングスと前田日明さんに憧れて格闘技を始めた。去年、そのリングスが3月に復活するという話を聞いて、自分が総合をやるべきタイミングなんじゃないかと思った。打撃を生かして、総合の中でも一発で倒す試合をしていきたい」(小比類巻)
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決意を語る小比類巻。
 また、前田代表は小比類巻の参戦について、 「リングスに出場する日本人選手を探しているときに、(格闘家の)大山峻護が第一声でコヒ(小比類巻)の名前を挙げてきた。この世界でも順調に練習、経験を積んでいけば世界の上位まで行ける」と語り、総合格闘家としてのポテンシャルを高く評価。  また、小比類巻に対するK-1のギャラ未払い問題にも触れ、「トーナメントで優勝した1年間、(小比類巻は)まったくギャラをもらっていなかった。そんなこともあって、練習環境作りに失敗していたのでは」と、当時の小比類巻の環境を慮った。  そのほか、前田代表が主催する"不良の格闘技大会"「THE OUTSIDER」出身の幕大輔、伊澤寿人が出場を決めるなど彩り豊かな大会となる。 「第一次リングス以上に、世界中のチャンピオンはリングスばかりじゃないかと言われるようにしたい。そうする自信がある。楽しみにしてください」(前田代表)  ヒョードル、ノゲイラらトップ選手を数多く発掘した本丸・前田日明とリングスが、長く主軸を失った日本の総合格闘技界にいよいよ帰ってくる。
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【関連記事】 ・THE OUTSIDERにトッププロ参戦決定 前田日明は「リングス」再始動を明言暴行事件の裏に、やはり深刻な金銭トラブル......"王道"全日本プロレスの落日FEGはギャラ未払い、戦極は消滅へ、海外では買い叩かれ──お茶の間から格闘技が消える日

セクシー過ぎるXmasプレゼント!「THE OUTSIDER第19戦」ラウンドエンジェルが繚乱!!


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はりきってどうぞー!
 "不良の格闘技大会"「THE OUTSIDER」開催のたびに、観客席とモニターの前を興奮の渦に巻き込む麗しのラウンドエンジェル。今回はXmas前ということで、サンタコスプレも大公開! ほしい! プレゼントに君たちがほしいよ!!(試合の様子はこちらから
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ジ・アウトサイダー 第十三戦 in 横浜文化体育館 試合も見てね。 amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 つーか、これでしょ!「THE OUTSIDER第18戦」ラウンドエンジェル大鑑賞会! 言葉を失う艶やかさ! 「THE OUTSIDER第17戦」ラウンドエンジェルは浴衣だ!!! 「THE OUTSIDER第16戦」いつにも増してビキニ小さめなラウンドエンジェル大放出!!

遺恨もリングで昇華する!『THE OUTSIDER 第19戦』血まみれ舞台裏レポ!!

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 リングで遺恨にケリをつけろ!──リングス主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第19戦』が13日、横浜文化体育館で行われた。3階級のタイトルマッチのほか、対ロシア・対ブラジルの交流戦や、ブログ上のケンカに端を発する遺恨マッチもあったため、バックステージはいつも以上にピリピリムード。不満、怒り、殺意、後悔......さまざまな感情が交錯する舞台裏で、主役たちの声を拾った。 tos_1121_02.jpg ●"相模の金狼"  山田史博  VS  "焼津の暴力マリア"  宮永一輝  アウトサイダーファン、大注目の一戦がこれ。規定体重を守れずに欠場を繰り返す山田に対し、宮永がブログで苦言を呈したことから軋轢が生じ、そして実現した因縁の対決だ。が、試合を組まれたはいいが、果たして山田は体重を守るのかどうか、そして会場に来るのかどうか、宮永のみならず観客までもがヤキモキさせられた。  試合1週間前のインタビューでは、「減量はバッチリ」と答え、記者を一安心させた山田。しかし試合当日、舞台裏では、とんでもない出来事が起きていたようだ。  以下は、宮永への戦前インタビュー。 ──今日は大注目の一戦になりましたね。 「今回、向こうが体重をオーバーして来たから、急きょ無差別級で組まれることになったんですけど、まあとりあえず、体重とか関係なく、負けられないんで」 tos_1121_03.jpg ──えっ!? 山田選手は結局、体重オーバーだったんですか? 「75キロ契約なのに、82キロで来ました」 ──7キロオーバー! それでも試合を受けるんですか? 「キツいっちゃキツいけど、もともとオーバーして来ることは想定していたし、相手が何キロであろうが俺はやるつもりでいたから。ただ、計量のとき、山田君が体重計にちっとも乗ろうとしないで、『あとであとで』言い続けて、ドクターがいなくなった隙に、自分で『75キロ』って書こうとしたのにはあきれました(苦笑)。そんな不正を働いてまでやりてえのか、と」 ──そんなことがあったんですか......。 「で、そのあと、向こうが謝りに来ました。謝られたからといって、そのままの体重で受け入れちゃうと向こうの思うツボなので、『時間いっぱい落とせるだけ落として』とこっちからも注文をつけました。で、75キロには全然達しなかったけど、何キロか落としてくれたみたいないので、受けることにしました」 ──そもそも、ふたりの因縁はどこから生まれたのでしょう? 「5大会連続でバックレてて、前回の対ロシア戦もバックレたくせに、山田君のブログを見たら『俺ならロシア人に余裕で勝てる』とか書いてあったんで、出てもないようなヤツがそんなこと言うなよ! と頭に来て、『それは違うだろ』って俺のブログに書いたら、話がどんどん大きくなっていった。俺は、山田君が嫌いなわけじゃなく、人として筋が通ってないことが嫌いなんですよ」  試合前の場内アナウンスでもそうした経緯が説明され、最終的には山田の4キロオーバーで試合が行われることに。  まずは、宮永が入場。観客の大多数は当然のごとく宮永贔屓になり、温かい拍手と歓声が起きる。  続いて、四面楚歌の状況下、山田が入場。悄然としているかと思いきや、さにあらず。威風堂々と花道を進み、カラスマスクを颯爽と披露するパフォーマンスも。突貫で減量したせいもあろうが、山田の目つきは飢えた狼のように鋭く、それが「反省の色ナシ」と映ったか、花道の脇にいた宮永の応援団から怒声が飛ぶ。  しかし結局、体重の優位性を生かせず、山田は敗北。試合途中、足にダメージを負い、立ち上がれずにドクターストップ。宮永がTKO勝ちを収めた。 tos_1121_04.jpg  試合後の宮永に話を聞く。 ──相手が重くてやりづらかったのでは? 「ぶっちゃけ重かったですけど、無差別級で組んでもらって、これで倒せたらおいしいなと思ってたんで、勝ててよかったです。でも試合内容には、全然納得いかないですね。絶対にKOか一本で勝ちたかったんだけど、終わり方が......(笑)。山田君も、もともと足をケガしてたみたいだし、体重も頑張って落としてくれたのは買うけど......痛くてももうちょっと頑張れよ、とも思うし。やっぱああいう終わり方は俺も気持ち良くない。倒し切れなかった部分は心残りですね」 ──試合後に山田選手と会話は? 「さっき話しました。向こうから『ありがとうございました』とあいさつに来ました。俺からは『試合出てない人間がロシア人に勝てるとか言うのはおかしいよ、みんなに失礼だし、そのへんは勘違いしないでね』と伝えました。そしたら素直に『すいませんでした』と謝ってくれました」 ──遺恨は解消? 「ああいう終わり方だったんで、できればふたりともケガのない完璧な状態のときに、それこそ80キロなら80キロでもいいから、始めからオーバーしないような体重で組んでもらって、もういっぺんやってみたい気持ちはありますね」  山田の契約違反や不正行為は、言語道断だ。しかし、非難囂々を承知の上で堂々と入場してくる胆力はたいしたものだし、ナチュラルヒールとしての魅力も捨てがたいものがある。  アウトサイダーのテーマは、不良の更生。宮永も再戦を望んでいるので、山田の再起に期待したい。 tos_1121_05.jpg tos_1121_06.jpg ●"寝ても立ってもフルボッコ 取手の拳帝"  幕大輔  「もう文句ないでしょ! もう誰にも文句を言わせないよ!」と叫びながら控え室に引き上げてきたのは、60-65キロ級のタイトルマッチに完勝した王者の幕だ。厳しいトーナメントを勝ち上がってきた沖縄の強豪・安谷屋智弘を破っての初防衛とあって、「もう強いヤツから逃げてるだのなんだの言わせない」というわけだ。  試合後の勝利者マイクでは、家庭の事情により格闘技から身を引くことを示唆した幕だが、「言い残したことがある」とのことなので、控え室で続きを語ってもらった。 「勝った直後、リング下にいる娘と嫁と目が合ったもんだから、先日娘が入院したことを思い出して、嫁ばかりに負担をかけるんじゃなく、やっぱ俺も家にいなきゃダメだな、格闘技は家庭を犠牲にしてまで続けることじゃねえなと思って、ああいうこと(引退の可能性)を口走りましたけど、実はもうひとつ、考えがありまして......」 tos_1121_07.jpg ──それは何でしょう? 「今度(11月23日)、武井勇輝君がZSTで試合するじゃないですか。そこでもし、武井君が仮面ライダー(清水俊裕選手)にリベンジできたら、武井君と、このベルトを賭けて戦いたいな、って考えてます」 ──その理由を。 「武井君も本当はアウトサイダーのトーナメントに出る予定だったし、もし彼が出ていたら、今日の相手は彼だったと思う。彼はプライドが高いから、同情するなって思うかもしれないけど、もし仮面ライダーに勝てたなら、そのときはこのベルト賭けてやってやりたいかな、と。また燃えるような戦いをしたいので、頑張って勝ってくれ、と武井君には伝えたいです」  嫁泣かせの日々が、もうしばらく続くかもしれない。 tos_1121_08.jpg tos_1121_09.jpg ●"リアルアマプロレスラー"  ザ・シバター・テイカー  毎回、プロレス的なパフォーマンスで会場を沸かせるシバター。今回の対戦相手は、プロレスの間合いを一切無視して突進して来る、巨体のブルファイター。ゆえに、モンゴリアンチョップをやろうとして大きく振りかぶった隙に強烈なカウンターを食らったり、という笑えるピンチも続出したシバターだが、最後は電光石火の腕十字で勝利。ガチな強者を相手にしても、遊びをネジ込み、試合をどうにかまとめ上げてしまう懐の広さを見せつけた。  試合後のシバターにインタビュー。 ──お話をおうかがいしてよろしいですか? 「ああ、なんでも聞いてくれ」 ──まず、白目を剥くパフォーマンスについて。あれが上手くできているかどうかは、黒目が完全に消えているため、自分で確認することは難しいと思うのですが、一体どのように練習したのでしょう? 「くだらないことを聞くんじゃないッ!」 tos_1121_10.jpg ──では、試合内容についてお聞きしますが、今日の相手は相当デカかったですね。 「プロレスでは無差別級は珍しくない。だから、まったくもって問題なかったな」 ──客席からは「シバターを殺せ」という野次が飛び、試合ではまともに打撃を食らう場面もありました。勝つには勝ったが、今回は精神的にも肉体的にもダメージが残ったのでは? 「ハッハッハッハッ! すべて、俺の力になっている。ブーイングも、相手の打撃も、全部受けて、それ以上のパワーで返す。それがプロレスだ!」 ──第1回目のテーマが「面白さ」。第2回目のテーマが「強さ」。第3回目となる今回のテーマは何だったのでしょう? 「面白さと強さの融合だ!」 ──見事に体現したと言えそうですね。 「そう思ってくれればうれしいな」 ──でも残念ながら、今回のリングネームや、白目を剥くパフォーマンスの元ネタ(WWEのジ・アンダーテイカー)を、大半のお客さんは知らなかったようですね。 tos_1121_11.jpg 「......そうだな。アメプロは意外とみんな知らないようだな」 ──白目は単純に面白いからウケてましたが、その他の演出では、ポカーンとしているお客さんが多かったです。 「うむ。次回はもうちょっと、メジャーなネタを用意する必要がありそうだな」 ──ところで、アウトサイダーに出るようになってから、街角で女性や子どもからサインや握手を求められたりは? 「そういうのは、まったくないな」 ──寂しいですね。 「たぶん、みんな、俺のことが怖いんだろうな」  そう言ってシバターは白目を剥いた。 tos_1121_12.jpg tos_1121_13.jpg ●"横浜義道会初代総長 濱の狂犬"  黒石高大  大会直前に、対戦予定だった相手がケガでドタキャン。そのことに対し、ブログ上でブチギレた黒石。地元開催の大会だけに、試合に賭ける思いが、それだけ大きかったのだろう。  幸いにして大会3日前に代わりの対戦相手が見つかり、一度は切れかけたテンションを取り戻すことができたようだ。試合前のバックステージをのぞきに行くと、鬼気迫る表情でミット打ちする黒石の姿が。かつては開始2秒でKO負けし、「濱のチワワ」と揶揄されたこともある男だが、いまやその当時の面影はない。胸板が厚くなり、顔つきも精悍さが増した。そして何より、打撃の威力が増した。  「今日はミドルがキレキレだから、それでアバラを折っちゃえ!」とセコンドから太鼓判を押された黒石。「ハイッ!」と答え、いざリングへ。  そして開始早々、そのミドルでダウンを奪い、最後は三角締めで一本勝ち。  試合後の黒石に話を聞く。 tos_1121_14.jpg ──最初のミドルキックで決まったかと思いました。 「あのミドル、効いたとは思うけど、ちょっと引きが甘かったかな。打撃を教えてくれた先生には本当に申し訳ないけど、1ラウンドで疲れちゃいまして、三角にいっちゃいました」 ──それにしても、強くなりましたね。 「いやいやいやいや、恥ずかしい試合をできないから、俺は弱いから、才能ないから、練習を人の倍やるしかないんですよ。それに、今日は勝って当たり前。相手の選手は3日前になってオファーが来て、俺は1カ月前から毎日練習してきたんで。いやぁ、だけど、オーバーワークだな。疲れちゃいました。今日は体が重かったですね」 tos_1121_15.jpg ──最近は俳優業も忙しそうですが、格闘技は顔に傷がつくので、反対されませんか? 「大丈夫です。現場の人も分かってくれているので。傷も味だから、ってことで、どうにか(笑)」 ──今後の抱負を。 「またやるんで! これまで負けた分を、これから一個ずつ取り返すんで、応援よろしくお願いします!」  技術的にも精神的にも成長著しい黒石。いったいどこまで伸びるのか、今後も目が離せない存在である。 tos_1121_16.jpg  なお、次回のアウトサイダーは、来年2月12日(日)、東京のディファ有明で開催される。 (取材・文=岡林敬太/撮影=オカザキタカオ)
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"不良の格闘技大会"「THE OUTSIDER」にブラジリアン柔術が参戦!

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格闘技界の未来を語る前田日明
 アマチュア格闘技大会「THE OUTSIDER」を主催するリングス・前田日明が31日、都内で会見を行い、11月13日に開催される「THE OUTSIDER 第19戦」(神奈川・横浜文化体育館)にブラジリアン柔術の選手を招へいすることを明らかにした。  この日発表された追加対戦カードは3試合。うち、2試合にブラジリアン柔術の選手が登場し、アウトサイダー常連の"柔術弁護士"堀鉄平と"神速"ソルジャーボーイ一樹が迎え撃つことになった。  出場する柔術選手について前田は、「群馬や浜松にブラジル人コミュニティがあって、柔術の愛好者が日本で練習していることは知っていた。実際にリサーチしてみると、世界選手権のチャンピオンが教えているようなところもあり、なるほど、と思えるようなレベルだった」と語り、「プロにしてみたい選手もいる」と明かした。  また、今回ブラジリアン柔術選手との対戦となった堀鉄平は会見で「格闘技を始めたのは強いブラジル人に憧れて始めたので、喜んで対戦を受けさせていただきました。ブラジル人から一本勝ちしたいと思いますのでよろしくお願いします」と強気な一面を見せた。  この日の追加カードの発表により、「THE OUTSIDER 第19戦」は3階級のタイトル戦、ロシア対抗戦、ブラジリアン柔術戦と、盛りだくさんの内容となった。 ◆再始動リングスは「パウンド有り」ルール  また、前田は来年3月9日に10年ぶりに復活する格闘技大会「リングス」について話が及ぶと、注目されていた大会ルールについて言及。「リングスはKOKルールを想起される方もあるかと思うが、今回3月9日に復活するリングスはパウンド有りです」とした。  これにより、KOKルールを採用していた10年前のリングス後期より過激な試合となるが、前田は「総合の選手で、若いのに驚くほど壊れている選手がいる。これからは大会主催者側が選手の引退後の生活を奪わないということも考えていかなければならない」とし、あくまで安全志向、スポーツ志向のルール設定であることを強調。「総合格闘技を一時のブームではなく、永遠に格闘技スポーツのひとつのジャンルとして、バイオレンス(暴力)を見せるのではなく、選手の技能、技術、スピリットを見せるためのルールを形成していく」と語り、ダウン時の踏みつけやサッカーボールキックについては禁止する方向であるとした。  その他、韓国の総合格闘技団体「ロードFC」との提携や、ZSTとの合同大会などアクティブな2012年を迎えようとしているリングス。格闘技界全体が斜陽を迎えるなか、前田日明が再び台風の目になろうとしている。
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つーか、これでしょ!「THE OUTSIDER第18戦」ラウンドエンジェル大鑑賞会!

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はりきってどうぞー!
 "不良の格闘技大会"「THE OUTSIDER」開催のたびに観客席とモニターの前を興奮の渦に巻き込むうるわしのラウンドエンジェル。もちろん今回も、恍惚すぎるお姉さんたちがリングを華やかに彩ってくれました。というわけで、恒例のラウンドエンジェル大放出! もうティッシュが足りないよ!(鼻血的な意味で)
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ジ・アウトサイダー 第十三戦 in 横浜文化体育館 試合も見てね。 amazon_associate_logo.jpg
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拳の交換が不良の人生を変える!? 『THE OUTSIDER第18戦』血まみれ人間交差点

tos18main.jpg  地下格闘技界の重鎮が、いよいよアウトサイダーに殴り込み!──リングス・前田日明主催の不良系アマチュア格闘技イベント『THE OUTSIDER(アウトサイダー)第18戦』が14日、東京・ディファ有明で開催された。  今回の目玉選手は、全国の地下格闘技大会を転々と渡り歩き、この2年余りで50戦ものケンカファイトを繰り広げてきた前田島純だ。人生の三分の一を獄中で過ごし、"地下"では勝率8割を誇るこの男。果たして"地上"の檜舞台で、栄光をつかむことはできたのか?  注目の前田島に密着取材するとともに、会場を沸かせた他のケンカ屋たちにもインタビューを試みた。
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●"漢塾代表 千葉の不動明王"  前田島純(30歳・千葉・初出場)  試合前、駐車場にいた前田島に話を聞いた。射るような目つき、低くて無愛想なシャガレ声、背中に彫られた不動明王。コワモテだらけの会場の中でも、この威圧感は別格だ。 ──KRUNCH、強者、喧王など、これまでさまざまな地下格闘技の大会で前田島選手の試合を見ました。一体どれだけの数の団体に参戦しているのでしょう? 「10以上の団体に出てますね。北海道から九州まで出てるのは、たぶんオレだけだと思います」 ──複数の団体を股にかけて戦う理由は? 「特に理由はないっす。オファーがあったら出るだけです」 ──相当な試合数をこなしているのでは? 「この2年ちょいで、50試合ぐらいやってますね」 ──僕が見る限りいつも勝っていますが、負けたことは? 「ありますよ。10回負けて1回引き分けたから、勝率は約8割ですね」 ──地下格闘技の世界で戦い続ける理由を教えてください。 「始めた理由はテキトーなんですよ。誘われたから、最初は軽い気持ちで出ただけ。でもやってくうちにみんなが応援してくれるようになって、いつの間にか漢塾っていう道場の代表までやらせてもらえるようになった。だから、簡単にやめるわけにはいかない。あとオレが先生と崇めてる将軍って選手が、1コ上でまだやってるんですよ。その人がやめるまでは続けていこうかなと」 ──今回アウトサイダーに参戦しようと思った理由は? 「最近どこからもオファーがなかったのと、地下格闘技に出てた仲間がアウトサイダーに出て負けたりしてたんで、名誉挽回じゃないですけど、オレが敵討ちしたいと思って」 maedajima02.jpg ──その仲間とは、誰のことでしょう? 「漢塾の桜井貴大とか、将軍選手のことです」 ──本日対戦する比夏瑠選手は、第6回大会でMVPを取っている若きストライカーですが。 「年齢は若いけど、アウトサイダーの中ではベテランですね。ま、大丈夫でしょう。似たようなタイプとの試合は経験したことあると思います」 ──生い立ちを聞かせてください。 「生まれは沖縄で、小1のときに今の地元の行徳(千葉県市川市)に来て。そっから少年院3回入って、刑務所2回入って......」 ──どんな悪事を働いたのでしょう? 「強盗とか、オヤジ狩りとか、監禁とか。通算すると10年ぐらい入ってましたね。自分、組織に所属してたんですけど、刑務所から出て来たら、組がなくなってました」 ──ケンカは昔から強かった? 「親父がめちゃくちゃ怖かったんで、自分の身を守るためにも強くなるしかなかった。ちょっとでも中途半端なことしたらボコボコにされるんで......。ガキのころは地元の暴走族の特攻隊長をやっていたので、ストリートファイトはしょっちゅうでした」 ──刑務所の中では? 「することないから、鍛えてました。毎日、腕立て腹筋500回ずつとか」 ──失礼ですが、今は更生されてますか? 「昔に比べたら丸くなりましたね。ただ、酒とたばこはやめてません。酒ばっか飲んでると下痢になるじゃないですか。それで体重を調整してる感じです(笑)」 ──現在30歳。体力の方は? 「落ちてるかもしれないけど、それなりに場数を踏んでるんで、要領で戦えますね」  試合はまさに、前田島の「場数」が物を言った感じであった。比夏瑠の勢いに押し込まれる場面がありつつも、ここぞというチャンスにラッシュを仕掛けてダウンを奪い、3-0で判定勝利。 maedajima03.jpg  試合後の前田島に喫煙所で話を聞く。 ──ナイスファイトでした。 「どうも。たばこあります? 1本ください。いやー、でも久しぶりにあんなに食らいましたね。一瞬、"こりゃヤバい、負けるかも"って思いました。アウトサイダー、ちょっとナメてました」 ──比夏瑠選手の印象を。 「パンチが速いし、強いですね。痛いっす......(と言って、腫れ上がった目尻に氷を当てる)。オレ、こんなにボコボコになったの初めてかも。蹴り過ぎて足も超いてーし......」 ──とはいえ、勝ちは勝ちです。 「こういうのは最初が肝心なんでね。仲間のためにもぜってえ負けらんねえ、という気持ちで踏ん張りましたよ。オレ、気持ちだけは一流のつもりなんで」  "地下格"の猛者が、地上でつかんだ傷だらけの1勝。「今日はいい体験しました」と言って、うまそうに煙を吐き出した。
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前田島にサイゾー賞を贈呈。
shimadatos01.jpg ●"三枝軍団 平成の次世代ケンカ戦闘機"  島田勇(20歳・東京・出場2回目)  駆け引き、小細工、一切なし! 勇という名にふさわしく、フックをビュンビュン振り回す勇ましいファイトで観客を沸かせたのが、この島田だ。まるで組織の幹部のような風貌だが、まだハタチというからビックリ。試合後に取材してさらに驚いたが、この男、話し方や考え方も実に大人びているのだ。 ──ハタチとは思えない風格ですね。 「普通に生きてたらこうなりました」 ──ケンカでは負け知らず? 「いや、上には上がいるんで、ボコボコにされたこともありますよ。それにオレ、昔から臆病なんで、自分からはケンカを売ったりしないんですよ。ただ、売られたケンカは必ず買いますね。神輿の会に入ってるから、お祭りで殴り合いになることが多かったです」 ──アウトサイダーに出ようと思ったきっかけは? 「なんも練習しないまま、ノリで地下格闘技の『素手喧嘩(ステゴロ)』『victory』『喧嘩一武道会』に出たら、全部負けました。で、負けっ放しは悔しいから、ちょっと前から格闘技のジムで練習を始めて、アウトサイダーにチャレンジしてみたら2連勝。オレ、同世代や年下の人たちに伝えたいことがあるんですよ」 ──何でしょう? shimadatos02.jpg 「オレ、ホントにどうしようもない人間だったんですけど、格闘技始めてから仕事も続くようになったし、まじめにもなったし、こうして大舞台に立たせてもらえて、勝てるようにもなった。だから、同世代や年下でまだヤンチャやってる人たちに、『ちょっと努力すれば勝てるよ』ってことを伝えたい。格闘技に限らず、仕事でもなんでもそう。真面目に努力すれば、きっと報われる。ちょっと上から目線になっちゃいますけど、オレはそう思うんですよ。今日は技術じゃなく、そういう気持ちを伝えたかったから、ケンカスタイルで戦いました」 ──気持ちは十分に伝わって来ましたよ。次に戦いたい相手はいますか? 「山田史博くんですね。以前、『素手喧嘩』って大会で戦ったときに、オレ、あっという間に負けちゃったんですよ。今日もマイクで言いましたけど、オレは一度戦った相手とはずっと良き関係でいたいんで、あの人のことを今でも好きで応援してるんですけど、やっぱ負けちゃった悔しさはあるんで、もう一度試してみたいな、と。別にケンカを売ってるわけじゃなくて、振り向いてくれるならお手合わせ願いたいと思ってます」  このところ欠場続きの山田にラブコールを送った。 shimadatos03.jpg satotos01.jpg ●"埼玉白岡町の兄貴分 一蓮托生"  佐藤美朗(30歳・埼玉・出場3回目)  この佐藤も、格闘技で人生が変わったひとりだ。試合後の勝利者インタビューから。 ──おめでとうございます。激しい打撃戦でしたね。 「大会前、対戦相手の須藤君と話す機会があったので、バチバチの殴り合いをしようって約束したんですよ。思い切り殴ったし殴られたけど、気持ちと気持ちでぶつかり合ったんで痛みは感じなかったですね」 ──現在の佐藤さんは見た目もしゃべり方も好青年に見えますが、以前はどんな人だったんですか? 「あんまり言えないですが......。とりあえず、よく寝込みを襲ったり、刺したりしてました」 ──それはいつまで......? satotos02.jpg 「格闘技を始めて、そういうヤンチャをやめました」 ──格闘技を始めたのはいつですか? 「去年の9月です(笑)。後輩の齋藤龍正がやってるのを見て、格好いいと思ったし、自分もああいう場で更生して輝けたらいいんじゃないかと思って」 ──格闘技を始めるだけで、そんなに人って変わるものですか? 「変わりますね。自分が井の中の蛙だってことがよく分かる。表の社会を見れば、ちっちゃい街でいきがっててもしょうがないって思えてきます。だったらもっと大きな場所で合法的にケンカファイトして有名になりたいし、そうなればこれまで突っ張ってきた意味があるというか、これまで僕についてきてくれた友だちや後輩にも多少は恩返しができるかな、と」  アウトサイダーによって更生した若者は、思いのほか多いようだ。 satotos03.jpg ohkuratos.jpg 《番外編》 ●"元・暴走族『陽炎』第十三代目総長"  大倉利明(32歳・愛知)  客席にいた大倉利明選手に「先月入れたばかり」という顔面タトゥーについて話を聞いた。 ──痛くなかったですか? 「思ったより痛くなくて。電気彫りで2~3時間程度で終わっちゃいました」 ──マイク・タイソンと同じ絵柄ですか? 「一緒ですね。タイソンが大好きで」 ──それにしても、顔に彫るのは一大決心だったのでは? 「実は前から顔に入れたかったんだけど、いろいろ考えた結果、やめてたんですよ。ところが先日、僕に不良のイロハを教えてくれた地元の大先輩が、『今はなかなか会う機会がないけど、離れていても思いは一緒だ』と言って、僕が入れようと思ってた刺青を先に入れちゃったんですよ(笑)。というわけで、その思いを裏切るわけにはいかないから、僕も入れることにしました」 ──親御さんには相談を? 「一応、入れる前に顔だけ見せに行って、『入れるから』って報告しました。別に反対も賛成もされなかったですね(笑)」 ──街での注目度は? 「相当上がりますね。道が空くか、声かけられるか、どっちかです。こないだモンゴルに行ったんですけど、そこではスター扱いでした(笑)」 ──もう悪いことはできないですね。 「覆面するしかないですね(笑)」 ●"第4回大会MVP リアル神代ユウ"  佐野哲也(29歳・静岡・出場13回目)  更生するもへったくれもない。生まれてこのかたずっと優等生なのが、この佐野だ。しかし、腕っぷしの強さと向こうっ気の強さは不良にも決して負けていない。この日は65-70kg級ランキングトーナメントの準決勝と決勝に連勝し、宿敵・吉永啓之輔が保持する同級タイトルへの挑戦権を獲得。 sanotos.jpg  佐野は客席にいた吉永をリング上に呼び出し、激しい睨み合いを展開した。 ──リング上で舌戦を繰り広げていましたが、どんなやりとりがあったのでしょう? 「『今すぐここでやってやるよ』って言われたから、『やだ。疲れたから』って言い返しました」 ──最後、吉永選手に「カス」と言われてましたが、返す言葉は? 「ないっ!! だって今日の試合、実際つまんなかったでしょ? 勝つのを最優先させたから」 ──内容はなんであれ、勝ってコマを進めたのはすごい。 「だって、僕が勝ったほうが面白いでしょ? (吉永戦を)見たかったでしょ?」  確かに見たい、佐野VS吉永の因縁バトル。過去の対戦成績は1勝1敗で互角。11月13日(日)に横浜文化体育館で行われる次回アウトサイダーで、両者はいよいよ雌雄を決することになった! (取材・文=岡林敬太)
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