不安的中! 広告頼りのソフトバンクに起こった通信障害は必然だった!?

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SoftBankの公式HPより。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  先月24日に満を持して発売開始となったiPhone4。アップル社は発売開始から3日間の売上台数を全世界で170万と発表するなど、異例の大ヒット商品となっていることはみなさんご存じのはず。もちろん日本でも爆発的な売れ行きを見せ、日本での発売元であるソフトバンクモバイル社もその恩恵に預かっています。電気通信事業者協会(TCA)が発表した、2010年6月末の携帯・PHS契約数によると、ソフトバンクモバイルは前月から22万9500件の純増。iPhoneのおかげでソフトバンク社は、シェア争いを続ける日本の携帯業界内にひとつの地位を築いたといっても過言ではないでしょう。  しかし、一見好調に見えるソフトバンクも多くの不安要素を抱えている様子。今月4日には大規模な通信障害が発生し、それに対するユーザーの反応を取り上げた記事が注目を集めました。このように、広告戦略ばかりを重視して、通信インフラの整備や設備投資が追い付いていない同社の現状には、各方面から不安の声が続々と上がってきています。  そこで今回の「レベルアップ案内」ではそんなソフトバンクモバイルの戦略を徹底研究。はたしてソフトバンクが抱える問題点とは、いったいどういったものなのかをじっくりと見ていきたいと思います。「前々から噂されていた通信インフラへの不安」から「ソフトバンク肝入りも大失敗で終わったあのお笑いコンテスト」、「金で増やした不正契約のウワサ」などなど、挙げればキリがない、ソフトバンクが持つさまざまな危険因子。iPhoneへの乗り換えを考えている方も、もうiPhoneにしちゃったよ! という方も、これを読んで可愛らしい犬の広告にまどわされず、同社に対して正当な評価を下してみてはいかがでしょうか。 【日刊Pick Up記事】 「CMより設備投資しろ!」ソフトバンクモバイル大規模通信障害でユーザー激怒中 (2010年7月6日付) iPhoneと広告に頼るソフトバンクに未来はあるのか!? プレミアムな記事紹介はこちら 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:ソフトバンクが抱える不安] 一見"絶好調"なのに......ソフトバンクの苦しい台所事情 2009年3月号(プレミアサイゾー) 外見にばっか力を入れてないで、中身もしっかりしないとね! [レベル2:募る不安の原因を探る] iPhone 人気が自爆を招く!? ソフトバンクが繰り返す黒歴史 2010年3月号(プレミアサイゾー) 孫さんも懲りませんね。 [レベル3:お得意の広告戦略の失敗例] 誰もが「ポカーン」とした『S-1グランドチャンピオン2010』とは何だったのか 2010年3月25日付 (日刊サイゾー) 賞金一億円ってすごーい(棒)。 [レベル4:ソフトバンクを彩るスターたち【男性編】] SMAPがソフトバンクのCM起用でジャニーズ事務所内の攻防戦が激化!? 2009年7月8日付(日刊サイゾー) 最近は白い犬のほうが露出多めな気が......。 [レベル5:ソフトバンクを彩るスターたち【女性編】] 視聴率はダメダメでもなぜ人気? 上戸彩の魅力にナゾ 2009年4月号(プレミアサイゾー) あれ? 新しいCMに上戸さんの出番ありましたっけ? [レベル6:ジャーナリズムが切り込んだソフトバンクの闇] 有料サイト「アクセスジャーナル」で追及! 最新有名企業スキャンダル 2009年9月号(プレミアサイゾー) スキャンダルも広告の一部だったりして!? [レベル7:ブラックなやり口を知る] 1台契約で5万円の報酬──いまだに横行する不正契約"寝かせ携帯"の手口 2010年3月号(プレミアサイゾー) 鳴らない電話ほど悲しいものはない。 [レベル8:あやぶまれた日本でのiPhone受容] 米国も注目! アップル「iPhone」の日本市場での成否は? 2008年3月31日付(日刊サイゾー) 正解は、少したってからの大ブレイクでした。 [レベル9:日本の携帯業界のおごり] iPhone 苦戦で悦にはいる日本のケータイは絶滅必至! 2008年12月号(プレミアサイゾー) 今、ソフトバンクの自社機種は売れてるのでしょうか? [レベル10:ソフトバンクが模索していた新型携帯とは] SoftBank発 "知能型ロボケータイ"フォンブレイバーってなんだ? 2008日5月20日付(日刊サイゾー) このB級な方向性で進化していってもらいたかった! プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
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「CMより設備投資しろ!」ソフトバンクモバイル大規模通信障害でユーザー激怒中

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 7月4日早朝から約4時間半にわたり続いたソフトバンクモバイルの大規模な通信障害。iPhoneを含む全機種のショートメールが使えなくなったほか、一部地域では、iPhone以外の機種でネットへの接続が不可能になった。これにより、約1,500万人のユーザが影響を受けたとされている。iPhoneへの切り替えを模索中だったユーザにとって、「おいおい、ソフトバンクで大丈夫か?」と、二の足を踏まざるを得ない"事件"だったことは間違いない。  実際、ソフトバンク社(SB)が管理する「Yahoo!掲示板」は、障害発生直後からちょっとした炎上状態。 「ただでさえ電波が悪いのにいいかげんにしろ!」 「auユーザのときはこんなこと一度もなかった! 乗り換えて後悔してる!」 「SMAPをCMに使う金があるなら設備投資しろ!」  とまさにブーイングの嵐。非難の書き込みは最初の2時間だけで800件を超えた。  今回の顛末について、あるITライターが「キャリアの悪口を言うと仕事が来なくなるんですよー」と、匿名を条件で次のように語ってくれた。 「ユーザが本当に怒ったのは通信障害そのものではなく、障害が発生したことをSBがユーザに速やかに伝えなかったこと。多くのユーザは自分の端末が壊れたと思って不安に陥った。災害時に情報不足でパニクるのと同じ現象です。しかも、MMS(ショートメール)は使えなかったが、SMSやEメールは使えていたそうなので、一斉メールで知らせることは技術的にできたはず。危機管理能力を問われても仕方ない」  実際、ネットの書き込みを見ると、批判の大半が「なんで知らせなかったんだ!」という、情報提供を怠った対応に対する怒り。「ただいま通信障害が発生しています。お客様にはご迷惑を......』というメッセージを一回送っていれば、ユーザ感情は大きく違っていたかもしれない。  SBは昨年4月にも、全国約1,500万契約でパケット通信サービスが利用できなくなるという同規模の通信障害を起こしており、総務省が「設備管理の必要な措置がなされていなかった」「ユーザに十分な説明が行われていなかった」と行政指導を行っている。  これについて、「SBモバイルは発足から保守に不安を抱えてきた」と指摘する声もある。 「SBがボーダフォンを買収するとき、これに反発したボーダフォンの保守管理スタッフが、実は大量に辞表を出して辞めているんですよ。その後、大規模な補充をしたという話も聞かないから、それが原因で『SBは保守が弱い』とは常にささやかれてきた。こう度々ネットワーク障害があると、やっぱりな、と思わざるを得ない」(関係者)  さらに怒りの矛先は、SBが主催するお笑いイベント「S-1バトル」にまで。賞金総額が2億円を超えるという同イベントには、当初から「無駄金を使いすぎ」と批判の声が少なくなかったが、今回の事故で怒りにさらに火がついた格好だ。ネットの掲示板には、 「賞金に1億円払う余裕があるなら、基地を作って電波改善しろ!」 「S-1は面白くない。(年間チャンピオンの賞金)1億円の価値なんか全然ない」  と、「S-1」そのものを否定する書き込みにまで発展(?)している。一時的な声で収まるならいざ知らず、この動きが今後も増幅するようでは、芸人に対してもかえってマイナスになるのではなかろうか。お笑い評論家のラリー遠田氏が言う。 「今の段階でマイナスとまでは言えないが、『S-1』がお笑いコンテンツとしては成功していないことは確か。SBとすれば番組を放送してパケット料を稼げるし、携帯動画のコンテンツビジネスの道を模索する吉本興業も依然として企画に前向きではありますが、やらされてる感のある芸人は総じて温度が低い。M-1やR-1と違い、S-1に一生懸命になってる芸人というのを聞いたことがない」  一方で、こうした集中砲火を浴びるSBにやや同情的なのは、モバイルビジネスコンサルタント携帯電話研究家で工学博士の木暮祐一氏だ。 「通信障害というのは、SB以外の他のキャリアでもたまにあるんですよ。ただし、コンテンツのメニュートップで『通信障害が発生しています』というテロップを流すとか、何らかの配信サービスを使って状況を伝えています。いち早く情報を出せば、テレビのニュースなどで速報が流れることもある。今回はたしかに後手にまわってしまった。ただ、SBは昔からなぜか叩かれやすい傾向がある。ドコモだってトラブルはあるけど、ごまかすのが上手ですよ。端末機種でリコールがあっても、責任を全部メーカーに押し付けて回収させて表に出ないようにしたり。逆に言えばSBは下手なのかもしれないですが(笑)。そもそも電波の悪さは、総務省が800MHz帯域を割り当てないことも原因ですから」  お笑いイベントの「S-1」や、タレントに払うCMのギャランティについても、「賞金の1億円を設備投資に回しても、1億で作れる基地はせいぜい数局、20~40kmほどのエリアがカバーできる程度で、賄えるユーザ数もたかが知れています。広告費を削減してユーザ離れが加速したウィルコムの例もありますし、設備投資と広告宣伝は企業として並行して行う必要があるでしょう」  たしかに、ドコモとauが総務省から天下りを大量に受け入れていることは公然の事実。「今後100年は関係省庁からの天下り人事を自主的に受け入れない」と宣言しているSBは、総務省からすれば面白くない相手なのかもしれない。いずれにしても、加熱する一方だったiPhone4熱が一瞬とは言え冷えかけているのは事実。ユーザは今後、キャリアの乗換え時がさらに難しくなりそうだ。 (文=浮島さとし)
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