米倉涼子主演『ドクターX』クリーンヒット! “害虫”ピン子外しで高視聴率ゲット

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『ドクターX ~外科医・大門未知子~』テレビ朝日より
 第4シリーズも好調が続いている米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門美知子~』(木曜午後9時~)第7話が11月24日に放送され、22.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高い視聴率をマークした。  これまで、同ドラマは初回=20.4%、第2話=19.7%、第3話=24.3%、第4話=21.3%、第5話=20.4%、第6話=21.5%と推移しており、第7話は今シリーズ2番目の高視聴率となった。ただ、自己最高を記録した第3話がオンエアされた10月27日は、前番組の『日本シリーズ 広島対日本ハム 第5戦』が17.4%と高い視聴率をマークし、50分遅れの放送となった『ドクターX』に“いい流れ”をつくったのが追い風となっていた。通常の前番組『科捜研の女16』からのリレーでは、第7話が自己最高だ。  その要因はどこにあったのか? 視聴者から“待望論”が多かった遠藤憲一(海老名敬医師)は第5話、6話のみのゲスト出演で去ってしまったが、第7話には「このドラマにピン子は似つかわしくない。あの人の定位置は『幸楽』のみ」「下品なピン子が雰囲気ぶち壊し。姿を消して!」などとして、不要論が続出していた泉ピン子(久保東子副院長)の出番がまったくなかったのだ。ドラマのストーリー上、重要な役どころのキャストが出演しないのは、連ドラでは異例中の異例。  この措置に、ネット上の視聴者も、「なんかスッキリしてると思ったら、ピン子がいなかった。いないことに気付かないくらいだから、いなくてもいい」「海老名先生が出ていないのは残念だけど、副院長の出演がなかったのは見やすかった。ピン子に違和感があって、受け付けない」「うるさい小姑のような副院長がいなくて、久しぶりにスッキリして見れた」といった調子で歓迎ムード。  ただ、次回予告では、しっかりピン子が登場し、第8話は“害虫”ともいえる存在が戻ってくる。果たして、次回はどこまで視聴率を上げられるか? (文=田中七男)

『ドクターX』泉ピン子投入に賛否! 『相棒』が高畑裕太にあてつけ!? フジ月9が大コケ……秋ドラ初回ランキング

 続々スタートした秋ドラマの初回を、ランキング形式で振り返ります。初回平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 1位『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.4% 2位『相棒 season15』(テレビ朝日系)15.5% 3位『IQ246』(TBS系)13.1% 4位『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)12.9% 5位『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)10.2% 同率5位『レンタル救世主』(日本テレビ系)10.2% 7位『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)9.8% 8位『カインとアベル』(フジテレビ系)8.8% 同率8位『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)8.8% 10位『THE LAST COP-ラストコップ-』(日本テレビ系)8.6%

『ドクターX』泉ピン子投入に賛否!

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 トップは、予想通りの『ドクターX』第4期。“モラハラ騒動”から1年半がたつものの、全く離婚協議が進んでいる気配のない米倉涼子ですが、仕事のほうは絶好調のようです。  しかし、今期からキャストに加わった泉ピン子について、ネット上では「ピン子の演技が下品」「ピン子が邪魔」などと辛らつな声が……。さらに「マンネリ」を訴える声も目立ちますが、それでも同作の水戸黄門的な爽快感は、固定ファンをがっちり掴んで離さないようです。ちなみに、第3期の最終回は、驚異の平均視聴率27.4%を記録。ピン子の投入は、視聴率を揺るがすか否か、注目です。  2位もテレ朝の『相棒 season15』。ちなみに、今期の15%超えはテレ朝の2作品だけ。こちらはピン子ではなく、2シーズンぶりに仲間由紀恵を復活させています。  初回では、「人を呪い殺した」という女性が警察に自首。女性は、スポーツジムのインストラクターから性的暴行を受けたものの、男性がすぐさま雇った弁護士から「否認して徹底的に戦う。裁判になれば、女は致命的なダメージを受ける」とプレッシャーを受けたため、警察に被害を届けず、呪い殺したといいます。  ネット上では、この展開が「高畑裕太のアレを参考にした?」「高畑へのあてつけでは?」などと臆測を呼んでいるようです。『相棒』シリーズといえば、高畑の事件後に実父であることを認めた俳優・大谷亮介が刑事役で出演していますから、なんだかいろいろ勘ぐりたくなりますね。  3位は、そんな『相棒』の杉下右京(水谷豊)と、『笑ゥせぇるすまん 』の喪黒福造と、『料理の鉄人』(フジテレビ系)の鹿賀丈史を足して3で割ったようなしゃべり方の主人公が事件を解決する『IQ246』です。初回では、主演の織田裕二の黒すぎる顔に「IQ高そうに見えない」との声が殺到していました。

フジ月9が史上最低を更新

 視聴者離れが著しいフジですが、今期もピンチ! 吉田羊主演『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』、Hey!Say!JUMP・山田涼介主演の月9『カインとアベル』、天海祐希主演『Chef~三ツ星の給食~』が、どれも8%台スタート。玉木宏主演『キャリア~掟破りの警察署長~』は7.9%でした。ちなみに今期の民放連ドラで、全作1ケタなのはフジだけです。  中でも、『カインとアベル』は月9初回最低を更新。これに輪を掛けるように、評判も散々です。聖書を原案にしているそうですが、脚本や演出に退屈さを感じている視聴者は多く、「1時間見るのが辛い」という声も。筆者も、開始早々睡魔に襲われてしまいました。  素朴な疑問なのですが、フジは『カインとアベル』が本気で視聴率を取れると思っているんですよね? だとすれば、その感覚ってかなり問題あると思うんです。それとも、現場が「視聴率より、俺たちが面白いと思うものを作るぜい!」という、キラキラとしたクリエイティブ精神に満ち満ちているのでしょうか? なんにせよ、最近のフジがジャニーズに媚び媚びなのは明らか。傍から見ると、ジャニタレの“経歴ロンダリング”のために、ドラマ枠が使われているようにしか見えません。  また、『Chef』のほうも、初回は脚本の雑さばかりが目立ち、視聴率アップは見込めなさそう。主題歌を担当している松任谷由実にまで、Twitterで「Chefの初回見た~ 私の『Smile for me』は良かった。 次週に期待っ!」と、毒を吐かれる始末ですから。放送前は、天才シェフが給食を作るという設定にワクワクさせられただけに、残念な気持ちになりました。  とはいえ、フジを除けば、見応えのある作品が揃っている印象の今期。3位の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』も評判は上々ですが、何せテレ朝が強すぎる。今期も、『ドクターX』が話題をかっさらいそうです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

泉ピン子の恐るべしロケテクニックとは テレ朝『世界の村で発見!こんなところに日本人』(10月9日放送)を徹底検証!

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『みんな悩んでる ピン子のツンデレ人生相談』(光文社)
 泉ピン子。1947年9月11日生まれの御年68歳。『おしん』(NHK)や『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)といった国民的なドラマの顔であり、近年になっても『マッサン』(NHK)で存在感を見せつける大女優の中の大女優だ。おそらく、日本中で彼女を知らない人間はいないのではないかといえるほどの大御所であり、日本のテレビの歴史を支えてきたひとりであるといっても過言ではないだろう。  とはいえ、彼女は最初から女優としてそのキャリアをスタートさせたわけではない。10月12日に放送されたTBS60周年特別番組『TBSもさんまも60歳 伝説のドラマ&バラエティ全部見せます! 夢共演も大連発SP』ではレジェンドとしてゲスト出演した泉ピン子だが、初めてのTBSバラエティ出演は『決定版!!尾行大作戦』という、いわゆるドッキリ番組。当時は女優ではなく歌謡漫談家であり、スタジオでニセのケーキの中から飛び出すという、若手芸人的な扱いだった。  そう。泉ピン子は、芸人なのだ。そしてそれを見事に証明したのが、10月9日に放送された『世界の村で発見!こんなところに日本人 2時間SP』(テレビ朝日系)であった。大御所である泉ピン子が、番組MCの千原ジュニアと2人で旧ユーゴスラビアへ出かけ、日本人を探すという海外ロケ。このロケにおいて泉ピン子は、恐ろしいほどの現役感を見せつける。これがロケの教科書である、と言わんばかりの完璧なロケタレントとしての仕事を成し遂げていた。  そこで今回は、同番組での海外ロケにおける泉ピン子のすごさを検証してみたい。ただの大御所女優ではない、現役バリバリのロケ芸人としての泉ピン子が、そこには確かにいたのだ。 (1)最初に演出プランを宣言する  泉ピン子がロケVTRで放った最初の一言が、以下である。 「今日はですね、人を探して歩くというこのテーマですね。私はテレビを常々見ながら、なんてタレントはブーブーブーブー文句を言うんだろうと。私はさわやかに、人を探してみたいと思います」    この最初の一言によって、視聴者の見方が決定される。ここが、まずすごい。「人を探す」という番組のテーマはもちろん存在しているのだが、そこに「さわやかに人を探す」という演出を乗せると宣言するのだ、泉ピン子は。これは、視聴者に対してのわかりやすい誘導となる。このVTRをどう見ればいいのかという、いわば解説書を、最初に視聴者に呈示している。  すると視聴者は、果たして泉ピン子は本人が言うように「さわやかに人を探す」ことができるのだろうか、という期待値とともに番組に参加することになる。実際はかなり早い段階で文句を言いだすのだが、それはあくまでも結果論に過ぎない。泉ピン子は冒頭で早くも、視聴者にとっての最初の入り口として見方を呈示するという、基本ではあるが、重要なテクニックをさりげなく披露するのだった。 (2)編集を前提として、同じ質問をする  日本人を探して現地で聞き込みを行うわけだが、あるスーパーを訪れた泉ピン子と千原ジュニアは、その日本人を知っているという情報を店員から聞き出す。2人が探している日本人は、このスーパーをたまに訪れているらしい。どの辺りに住んでいるのかなどの質問をし、それでは探しに行こう、と店を出るその直前、泉ピン子はこう質問するのだった。 「(その日本人を)見かけたことはありますか?」  この情報はすでに入手しているものであり、見かけたことがあるからこそ、この店員と話し込むことになったわけだが、泉ピン子は最後の最後であらためてこの質問を投げかける。一見これは無駄に見えるが、決してそうではない。実際にこの最後の質問は編集で切らずに放送で使われているし、この質問と店員の回答をあらためて受ける形で、泉ピン子と千原ジュニアは次の場所に向かうという流れになっているからだ。  これは泉ピン子が、ロケというものは編集されるものだという前提に立っているからこそできることだ。使う必要がなければ、編集で切ればいい。だが、この「(その日本人を)見かけたことはありますか?」という質問と店員の回答は、確実にどこかでディレクターが使うはずの必要な素材であることは間違いないから、ある程度編集で切られる前提で同じ質問を繰り返している。つまり、使いどころを複数用意しているのだ。泉ピン子は、いわばロケをしながらディレクター目線で自らを見ている。この技術は、さすがにベテランならではといえる。 (3)事件は起きるものではなく、起こすものである  ロケの初日、セルビアに午後11時についた泉ピン子と千原ジュニアは、夜も遅いが現地のレストランで食事を取ることになる。店内では何やら楽器を持った人々が生演奏を行っているのだが、泉ピン子はそれを見つけた瞬間、その輪の中に飛び込んでいく。そして陽気に人々に声をかける。「何言ってるか、全然わかんないよ」と言いつつも、とにかくこの、事件を起こそうという姿勢が尋常ではない。  あるいは日本人を探す際でも、街を歩きながら大きな声で「日本人の方いませんかー!」と叫び倒す。このバイタリティは、いったいなんだろうか? そして泉ピン子のこの行動により、人々が集まってきて声をかけてくるが、アメリカ大使館の近所だったため、最終的には警官から叱られて撮影中止になるという展開にまで発展するのだ。  これほどまでの大御所であっても、決して受け身にならない。むしろ自分から動き、事件を起こそうとする。まさに「テレビは事件である」ということを理解しているからこそできる仕業だ。この攻めの姿勢は、泉ピン子の根幹が芸人にあるということを指し示している。 (4)対立構造を作る  このロケは泉ピン子と千原ジュニアの2人のロケであり、最初は仲良く協力してロケを行っている。だが、その関係が徐々にマンネリ化していると感じた瞬間、泉ピン子は千原ジュニアとの対立構造を作る。この緩急の付け方が、ロケに一種の緊張感を生むことになる。  対立構造の原因自体は「千原ジュニアがスーツケースから荷物を抜いている」というひどく些細なことなのだが、重要なのはその原因ではなく、対立構造を作るという目的そのものだ。これを中盤で作っておくことによって、視聴者の中での期待が膨らむことになる。いま2人の仲が良くても、また対立することになるかもしれない、という予想が視聴者の仲で出来上がるからだ。  2人が仲良くしているだけでは、ドラマは生まれない。ドラマとは葛藤や対立の中でこそ生まれるものだ。女優としての顔も持つ泉ピン子は、ロケの中にドラマをも持ち込んでいる。視聴者を飽きさせない、見事な名演ではないだろうか。 (5)最終的なオチはタレントがつける  ロケのテーマが「日本人を探す」というものである以上、日本人を見つけたらそれがひとつのゴールではある。だが泉ピン子は、非常にシビアに、視聴者としての目線も持っている。旅の途中、千原ジュニアが「苦労して探して日本人を見つけると、本当に感動しますよ」と伝えたときの泉ピン子の冷静な一言にも、それが表れている。 「感動する? でも、向こうはそうでもないんだよね」  この一言を受けて、千原ジュニアが過去に行ったロケのVTRが流れるのだが、実際に見つけられる日本人はそれほど感動しているわけではない。それはまあ、当たり前の話であり、見つける側がどれだけ苦労しようと、向こうにはそんなことは関係ない。だから「日本人を探す」という目的が達成されたからといって、それはあくまでも番組側の都合であり、少なくとも視聴者とってはそれがオチになるわけではない。  だから泉ピン子は、自らの手でオチをつける。それは具体的には、泉ピン子がちょっといい感じのことを言う、という形で行われる。遠いコソボで暮らし、少し弱気なことを言う日本人に対して、泉ピン子はちょっといい感じのことを言うのだ。 「人間、ほとんど決めてないわよ。その通りにいかないのが人生よ。ケセラセラ。どうにかなるわよ」  絶妙なまでに、ちょっといい感じだ。感動的になりすぎず、かといって、どうでもよすぎることもなく、ちょっといい感じの一言。泉ピン子がこのちょっといい感じのことを言うことによって、視聴者的なオチが生まれる。オチというか、安心感といってもいいだろう。これを作ることが出来るのは番組ではなくあくまでもタレントであり、泉ピン子は最後まで、抜群にすぐれたロケタレントなのであった。  泉ピン子。1947年9月11日生まれの御年68歳。大御所であり大ベテランではあるが、彼女は決してその位置に安住しない。考えに考えた上で挑戦を重ねる、現役のタレントである。少なくとも『世界の村で発見!こんなところに日本人 2時間SP』の泉ピン子のロケには、あらゆるタレントが学ぶべき技術があふれていた。大御所である。大ベテランでもある。だが同時に、泉ピン子の精神は、若手芸人のそれでもあるのだ。 【検証結果】  泉ピン子とのロケを終えた上で、千原ジュニアはこう語っている。「ピン子さんの根幹は芸人やねんな、とホンマに思いました。カメラが回っていないところでも、ずーっと面白い話をして、とにかくバッテリーを残さずに1日を終えるんです。そういうところは芸人としても見習わないといけないなとホンマに感じました」と。レジェンドは死なない。いつまでも現役で生き続けるからこそ、レジェンドは、レジェンドなのだ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

安藤美姫の“泉ピン子化”が加速中!? 露出過多で大スター・ネイマールを挑発も、大撃沈で……

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『My Way~安藤美姫写真集』(集英社)
 13日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)に、プラスワンゲストとして安藤美姫が登場。髪をひっつめたその顔が、泉ピン子にますます似てきたと話題になっている。 「嫌われ者同士で顔が似てくるのか?」 「2人とも頬のこけたウーパールーパー顔ってことだな」 「面の皮が厚いってところも似てる」 などと、ネット上では“嫌われタレントランキング”常連の2人を揶揄する声が上がる。さらに、番組に出演した際の、タンクトップと太腿を大胆に露出させたホットパンツ姿に対しても、「露出狂!」「見苦しい!」「お前の露出なんて、誰も求めてない!」などと批判が集中。「嵐に近づかないで!」と激高する嵐ファンもいたようだ。  さらに、安藤への批判は続く。この日の収録ラスト、スペシャルゲストとしてサッカーブラジル代表のネイマールが登場した際には、それまで見せていなかったほどに興奮した様子で、ネイマールにハグされると恍惚の表情に。これには、 「やっぱり、外人好きなんだな!」 「ネイマール、その女は危険だ、逃げろ!」 「いや、日本サッカー界のために、ネイマールの遺伝子をもらえ! いけ、ミキティ―!」 と、安藤が、子どもの父親とウワサされるフィギュアスケーターの南里康晴を捨て、同じくフィギュアスケーターでスペイン人のハビエル・フェルナンデスに乗り換えたことを意識してか、安藤の外国人好きを指摘するコメントが殺到した。  タレントというものは、一度世間から嫌われてしまうと、何をしても批判の的になってしまうらしい。こうなったら安藤は、変にイメージ回復に努めるのではなく、ヒール役として芸能界で活躍していくしかないのかも!?

週刊誌に激高した泉ピン子に“敵”が多いワケ「共演者やスタッフをいじめ倒し……」

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『みんな悩んでる ピン子のツンデレ人生相談』(光文社)
 最近は和田アキ子と並んで“芸能界のご意見番”を気取って、芸能ネタに辛辣なコメントをしている泉ピン子。先日も、ピン子が「宇津井さんの墓の場所を教えてもらえない」と、故・宇津井健さんの再婚相手に対して不満を言っている、という女性週刊誌の記事について、「週刊誌さん、全く知らないことを書くな! お前らは敵か」と噛み付いたという。  しかし、これまでピン子のプライベートでの行状を見てきた筆者からしてみれば、今回の報道の真偽はともかく、週刊誌に限らず、ピン子の“敵”となる存在が出現してしまうのもよくわかる気がする。  ピン子は売れないピン芸人だったが、日本テレビの情報番組『ウィークエンダー』のリポーターとしてブレークし、その後ドラマに出演。NHKの朝の連続テレビ小説『おしん』で女優としても開眼。その後、国民的ドラマといわれた『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)シリーズで不動の女優の座を獲得した。プライベートでは医師の武本憲重さんと結婚。以前は武本さんの隠し子騒動に泣かされたこともあったが、現在は幸せな夫婦生活を送っているようだ。  しかし、リポーターとしてブレークしたころは、西川きよしとの不倫がウワサされた。西川といえば外国人の妻をもらい、愛妻家として有名だったために、このウワサはうやむやのうちに消えている。筆者はこのウワサについて、当時西川を直撃したことがあるが、その時の狼狽ぶりは相当なもので、これは何かあるなと確信した。さらに、最近になって、西川の相方だった故・横山やすしさんの関係者への取材を通じて、この情報の信憑性を確認できた。ピン子と西川は不倫をしていたのだ。  その後、ピン子は石川県の和倉温泉の名門旅館「加賀屋」の若旦那とウワサになった。しかし、これは一方的にピン子が入れ上げていたような気がしてならない。というのも、若旦那には当時、銀座のクラブ「P」に勤めていた通称“ジャンボ”と呼ばれていた恋人がいたからだ。ジャンボは、元横綱の輪島や北島三郎の愛人ともされた有名ホステスだった。その後、加賀屋の銀座にある料理店の女将にジャンボがなっていたことから、若旦那に対する思いはピン子の一人相撲だったようだ。  その後、ピン子が『おしん』や『渡鬼』の脚本家である橋田寿賀子さんの威光をかさに、新人女優やえなりかずきをはじめとした共演者、それにドラマスタッフに対するいびりやいじめを繰り返したことは、彼女に近い人間は誰もが知っている。ところが、熱愛ゴシップにしてもいじめにしても、それらが表面化しなかったのは、ピン子がブレークするまで支えていた辣腕マネジャーがいたからだ。  しかし、この人のいいマネジャーは、お世話になっていた劇団の社長から、売り出し中の女優のマネジメントを手伝ってくれと頼まれ、そのことに嫉妬したピン子に、有無もいわさずクビにされた。しかもその際に、マネジャーがピン子の仕事のために使ってきた営業費を返還するように迫ったという。  人から受けた恩を感じず、仇で返す。まるで“鬼”だ。その後、所属していた事務所から3億円ともいわれる仮払金の返還訴訟を起こされたのは、あまりにも皮肉な話だ。  共演者やスタッフをいじめてきたピン子が“芸能界のご意見番”とは片腹痛い。彼女が偉そうにテレビでしゃべってるのを見て、不快な思いをしている“敵”は少なくないはずだ。ピン子は、週刊誌に自分のゴシップがなぜ書かれてしまうのか、原因はどこにあるか真摯に考えるべきだろう。 (文=本多圭)

仲間由紀恵、結婚決意の裏に泉ピン子の“暗躍”あった!? 『渡鬼』スペシャル出演も……

nakama1030.jpg  今月18日に6年の交際を実らせ、俳優の田中哲司と入籍した女優の仲間由紀恵が、田中との交際や結婚を女優の泉ピン子に相談していたことを「週刊女性」(主婦と生活社/10月7日号)が報じている。  仲間といえば、芸歴は長いが「あまり芸能人の友達がいるという話は聞いたことがない。そもそも、私生活が謎に包まれていた」(週刊誌記者)。  そんな仲間だが、2007年に放送された連続ドラマ『ジョシデカ!-女子刑事-』(TBS系)でW主演した女優の泉ピン子には気に入られ、仲間もピン子を慕っていたようだ。同誌によると、09年秋に仲間との交際発覚直後、田中と別の女性の密会報道が出てショックを受けた仲間は、ピン子に相談。2年ほど前からは、仲間との“格差”などで田中との結婚を反対する仲間の周囲に対し「今まで頑張ってきたんだから認めてあげて」と説得していたというのだ。 「ピン子といえば、我が強すぎることで知られ、人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(同)で共演していた女優陣にすら敬遠されるありさま。親交があるのは、同作の脚本家・橋田壽賀子ぐらい。そんな状況だったので、仲間が自分を慕ってすり寄ってきたのがかなりうれしかったようだ。ピン子は一度、懐に飛び込んでしまえば、とことん面倒を見てくれるので、いまや芸能界での仲間の後見人といってもいいほど」(テレビ関係者)  ピン子の後押しもあってか、晴れて田中とゴールインすることができた仲間だが、ピン子を味方につけたことで、今後しばらくは芸能界での地位も約束されたようなものだという。 「なんだかんだいって、ピン子は特にTBSに対して絶大な影響力を持つ。仲間は10月から、TBSで主演ドラマ『SAKURA~事件を聞く女~』がスタート。あまり数字が期待できない月曜午後8時枠の放送だが、もしコケたとしても、今後、仲間はまたTBSからオファーが行きそうだし、ピン子とのつながりで、『渡鬼』のスペシャルドラマがあれば目玉キャストとして出演することもありそうだ」(TBS関係者)  「女性セブン」(小学館/10月9日号)によると、仲間は田中と生活するための新居として“億ション”を現金で購入したというから、プライベートを充実させてしっかり仕事に打ち込めそうだ。

故・牧伸二さんに弟子の泉ピン子が線香一本上げに来ないワケとは

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『みんな悩んでる ピン子のツン
デレ人生相談』(光文社)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ウクレレ漫談で一世を風靡した牧伸二さんが自宅近くの多摩川に身を投げて自殺を図ってから3週間が経過したが、弟子の泉ピン子がいまだに線香一本どころか、お悔やみの言葉さえ寄せていないという。一部マスコミによると、弟子時代に牧さんから受けた屈辱の日々を許せないからだというが、ピン子が女優になる前から知っている筆者にとっては、逆恨みとしか思えない。あらためて、ピン子の人間性を垣間見た気がした。  浪曲師を父に持ったピン子は、芸能界に憧れて高校を中退。三門マリ子という芸名で劇場の前座歌手をしている時に、ピン子の父親が役員を務め、牧さんが所属していた佐藤事務所に所属。牧さんの弟子になって、ギター漫談家としてデビューした。  漫談家としては売れなったが、その後、日本テレビの情報番組『ウィークエンダー』のリポーターとしてブレークしたことで独り立ち。その頃に筆者は取材でピン子と知り合った。ピン子は「雨の時でも傘を差すことが許されず、牧さんの荷物持ちをさせられた。ドサ回りで北海道のキャバレーに行った時は宿も用意されてなくて、キャバレーの楽屋に泊まらされた。夜な夜な、キャバレーの経営者が夜這いに来るんじゃないかと震えながら寝ていた。キャバレーのステージに立っても『ブス、引っ込め!』とヤジが飛び、料理を投げつけられた」と、筆者に屈辱の日々を語った。  しかし、後から知ったことだが、ピン子は親しくなったマスコミやテレビ関係者に同じような話をして、同情を買っていたようだ。ピン子に限らず、売れない時代は誰もがそれなりに苦労している。新人歌手が地方のキャバレーでキャンペーン中、酔客に罵声を浴びせられて泣いていた姿を、何度か目撃したことがある。  それを、牧さんにイジメられた、牧さんは何もしてくれなかったと恨んでいるとしたら、筋違いだ。当時の事務所のスタッフに聞くと、「牧さんは一度もピン子をイジメたことはない。人をイジメるような人ではない。かといって、人の面倒を見る人でもなかった。中学の1年後輩だった故・立川談志さんが『牧は徳がないからダメなんだ』と言ってましたが、そういう人なんです。ピン子の逆恨みですよ」という。  その後、ピン子は女優として遅咲きするや、売れない時代の反動か、ブランド品を買いあさり、贅沢三昧の生活。すべて事務所からの前借りだった。その額、なんと3億5000万円といわれた。事務所が「これ以上、貸せない」というと、借金を残したまま後ろ足で砂をかけるように独立。これには、牧さんも激怒したという。  「泉ピン子」という芸名は、牧さんが旅興行先で麻雀をやっている時に「顔がまんまるでイーピンにそっくりだから」ということで付けたのだが、佐藤事務所を辞めてからは芸名の由来が「父親が、ピンの芸人の一番になれと話したから」と変わっている。しかも雑誌のインタビューでは「自分にとって恩師は杉村春子先生」と語って、牧さんのまの字も出てこなかったという。  ピン子が独立した佐藤事務所はオーナーがやる気を失い、亡くなった後に解散した。一方、女優として開花したピン子は、TBSの人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の脚本家の橋田寿賀子さんや石井ふく子プロデューサーの威光を笠(かさ)に、共演者や新人女優イジメをしてきたのは有名な話だ。最近は、昨年秋に結婚した上戸彩とHIROを囲んで“結婚を祝う会”などを開いて、徳があるところを押し売りしているようだが、本質は変わっていない。過去にどんなことがあろうと、亡くなった師匠にお悔やみの一言も言えない人間はお里が知れている。  牧さんの自殺後、一部週刊誌が牧さんの愛人と隠し子の存在を報道したが、情報源は、牧さんの全盛時に、牧さんに散々たかっていた演芸評論家だという。牧さんの死については、会長を務めていた東京演芸協会の使途不明金が関係していると言われているが、死人に口なし。真相は定かではない。ピン子にしろ、演芸評論家にしても『渡る世間は鬼ばかり』ではないが、牧さんの周りが鬼ばかりだったことは確かなようだ。あらためて、牧さんに合掌! (文=本多圭)

故・牧伸二さんに弟子の泉ピン子が線香一本上げに来ないワケとは

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『みんな悩んでる ピン子のツン
デレ人生相談』(光文社)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ウクレレ漫談で一世を風靡した牧伸二さんが自宅近くの多摩川に身を投げて自殺を図ってから3週間が経過したが、弟子の泉ピン子がいまだに線香一本どころか、お悔やみの言葉さえ寄せていないという。一部マスコミによると、弟子時代に牧さんから受けた屈辱の日々を許せないからだというが、ピン子が女優になる前から知っている筆者にとっては、逆恨みとしか思えない。あらためて、ピン子の人間性を垣間見た気がした。  浪曲師を父に持ったピン子は、芸能界に憧れて高校を中退。三門マリ子という芸名で劇場の前座歌手をしている時に、ピン子の父親が役員を務め、牧さんが所属していた佐藤事務所に所属。牧さんの弟子になって、ギター漫談家としてデビューした。  漫談家としては売れなったが、その後、日本テレビの情報番組『ウィークエンダー』のリポーターとしてブレークしたことで独り立ち。その頃に筆者は取材でピン子と知り合った。ピン子は「雨の時でも傘を差すことが許されず、牧さんの荷物持ちをさせられた。ドサ回りで北海道のキャバレーに行った時は宿も用意されてなくて、キャバレーの楽屋に泊まらされた。夜な夜な、キャバレーの経営者が夜這いに来るんじゃないかと震えながら寝ていた。キャバレーのステージに立っても『ブス、引っ込め!』とヤジが飛び、料理を投げつけられた」と、筆者に屈辱の日々を語った。  しかし、後から知ったことだが、ピン子は親しくなったマスコミやテレビ関係者に同じような話をして、同情を買っていたようだ。ピン子に限らず、売れない時代は誰もがそれなりに苦労している。新人歌手が地方のキャバレーでキャンペーン中、酔客に罵声を浴びせられて泣いていた姿を、何度か目撃したことがある。  それを、牧さんにイジメられた、牧さんは何もしてくれなかったと恨んでいるとしたら、筋違いだ。当時の事務所のスタッフに聞くと、「牧さんは一度もピン子をイジメたことはない。人をイジメるような人ではない。かといって、人の面倒を見る人でもなかった。中学の1年後輩だった故・立川談志さんが『牧は徳がないからダメなんだ』と言ってましたが、そういう人なんです。ピン子の逆恨みですよ」という。  その後、ピン子は女優として遅咲きするや、売れない時代の反動か、ブランド品を買いあさり、贅沢三昧の生活。すべて事務所からの前借りだった。その額、なんと3億5000万円といわれた。事務所が「これ以上、貸せない」というと、借金を残したまま後ろ足で砂をかけるように独立。これには、牧さんも激怒したという。  「泉ピン子」という芸名は、牧さんが旅興行先で麻雀をやっている時に「顔がまんまるでイーピンにそっくりだから」ということで付けたのだが、佐藤事務所を辞めてからは芸名の由来が「父親が、ピンの芸人の一番になれと話したから」と変わっている。しかも雑誌のインタビューでは「自分にとって恩師は杉村春子先生」と語って、牧さんのまの字も出てこなかったという。  ピン子が独立した佐藤事務所はオーナーがやる気を失い、亡くなった後に解散した。一方、女優として開花したピン子は、TBSの人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の脚本家の橋田寿賀子さんや石井ふく子プロデューサーの威光を笠(かさ)に、共演者や新人女優イジメをしてきたのは有名な話だ。最近は、昨年秋に結婚した上戸彩とHIROを囲んで“結婚を祝う会”などを開いて、徳があるところを押し売りしているようだが、本質は変わっていない。過去にどんなことがあろうと、亡くなった師匠にお悔やみの一言も言えない人間はお里が知れている。  牧さんの自殺後、一部週刊誌が牧さんの愛人と隠し子の存在を報道したが、情報源は、牧さんの全盛時に、牧さんに散々たかっていた演芸評論家だという。牧さんの死については、会長を務めていた東京演芸協会の使途不明金が関係していると言われているが、死人に口なし。真相は定かではない。ピン子にしろ、演芸評論家にしても『渡る世間は鬼ばかり』ではないが、牧さんの周りが鬼ばかりだったことは確かなようだ。あらためて、牧さんに合掌! (文=本多圭)

故・牧伸二さんに弟子の泉ピン子が線香一本上げに来ないワケとは

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『みんな悩んでる ピン子のツン
デレ人生相談』(光文社)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ウクレレ漫談で一世を風靡した牧伸二さんが自宅近くの多摩川に身を投げて自殺を図ってから3週間が経過したが、弟子の泉ピン子がいまだに線香一本どころか、お悔やみの言葉さえ寄せていないという。一部マスコミによると、弟子時代に牧さんから受けた屈辱の日々を許せないからだというが、ピン子が女優になる前から知っている筆者にとっては、逆恨みとしか思えない。あらためて、ピン子の人間性を垣間見た気がした。  浪曲師を父に持ったピン子は、芸能界に憧れて高校を中退。三門マリ子という芸名で劇場の前座歌手をしている時に、ピン子の父親が役員を務め、牧さんが所属していた佐藤事務所に所属。牧さんの弟子になって、ギター漫談家としてデビューした。  漫談家としては売れなったが、その後、日本テレビの情報番組『ウィークエンダー』のリポーターとしてブレークしたことで独り立ち。その頃に筆者は取材でピン子と知り合った。ピン子は「雨の時でも傘を差すことが許されず、牧さんの荷物持ちをさせられた。ドサ回りで北海道のキャバレーに行った時は宿も用意されてなくて、キャバレーの楽屋に泊まらされた。夜な夜な、キャバレーの経営者が夜這いに来るんじゃないかと震えながら寝ていた。キャバレーのステージに立っても『ブス、引っ込め!』とヤジが飛び、料理を投げつけられた」と、筆者に屈辱の日々を語った。  しかし、後から知ったことだが、ピン子は親しくなったマスコミやテレビ関係者に同じような話をして、同情を買っていたようだ。ピン子に限らず、売れない時代は誰もがそれなりに苦労している。新人歌手が地方のキャバレーでキャンペーン中、酔客に罵声を浴びせられて泣いていた姿を、何度か目撃したことがある。  それを、牧さんにイジメられた、牧さんは何もしてくれなかったと恨んでいるとしたら、筋違いだ。当時の事務所のスタッフに聞くと、「牧さんは一度もピン子をイジメたことはない。人をイジメるような人ではない。かといって、人の面倒を見る人でもなかった。中学の1年後輩だった故・立川談志さんが『牧は徳がないからダメなんだ』と言ってましたが、そういう人なんです。ピン子の逆恨みですよ」という。  その後、ピン子は女優として遅咲きするや、売れない時代の反動か、ブランド品を買いあさり、贅沢三昧の生活。すべて事務所からの前借りだった。その額、なんと3億5000万円といわれた。事務所が「これ以上、貸せない」というと、借金を残したまま後ろ足で砂をかけるように独立。これには、牧さんも激怒したという。  「泉ピン子」という芸名は、牧さんが旅興行先で麻雀をやっている時に「顔がまんまるでイーピンにそっくりだから」ということで付けたのだが、佐藤事務所を辞めてからは芸名の由来が「父親が、ピンの芸人の一番になれと話したから」と変わっている。しかも雑誌のインタビューでは「自分にとって恩師は杉村春子先生」と語って、牧さんのまの字も出てこなかったという。  ピン子が独立した佐藤事務所はオーナーがやる気を失い、亡くなった後に解散した。一方、女優として開花したピン子は、TBSの人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の脚本家の橋田寿賀子さんや石井ふく子プロデューサーの威光を笠(かさ)に、共演者や新人女優イジメをしてきたのは有名な話だ。最近は、昨年秋に結婚した上戸彩とHIROを囲んで“結婚を祝う会”などを開いて、徳があるところを押し売りしているようだが、本質は変わっていない。過去にどんなことがあろうと、亡くなった師匠にお悔やみの一言も言えない人間はお里が知れている。  牧さんの自殺後、一部週刊誌が牧さんの愛人と隠し子の存在を報道したが、情報源は、牧さんの全盛時に、牧さんに散々たかっていた演芸評論家だという。牧さんの死については、会長を務めていた東京演芸協会の使途不明金が関係していると言われているが、死人に口なし。真相は定かではない。ピン子にしろ、演芸評論家にしても『渡る世間は鬼ばかり』ではないが、牧さんの周りが鬼ばかりだったことは確かなようだ。あらためて、牧さんに合掌! (文=本多圭)

故・牧伸二さんに弟子の泉ピン子が線香一本上げに来ないワケとは

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『みんな悩んでる ピン子のツン
デレ人生相談』(光文社)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ウクレレ漫談で一世を風靡した牧伸二さんが自宅近くの多摩川に身を投げて自殺を図ってから3週間が経過したが、弟子の泉ピン子がいまだに線香一本どころか、お悔やみの言葉さえ寄せていないという。一部マスコミによると、弟子時代に牧さんから受けた屈辱の日々を許せないからだというが、ピン子が女優になる前から知っている筆者にとっては、逆恨みとしか思えない。あらためて、ピン子の人間性を垣間見た気がした。  浪曲師を父に持ったピン子は、芸能界に憧れて高校を中退。三門マリ子という芸名で劇場の前座歌手をしている時に、ピン子の父親が役員を務め、牧さんが所属していた佐藤事務所に所属。牧さんの弟子になって、ギター漫談家としてデビューした。  漫談家としては売れなったが、その後、日本テレビの情報番組『ウィークエンダー』のリポーターとしてブレークしたことで独り立ち。その頃に筆者は取材でピン子と知り合った。ピン子は「雨の時でも傘を差すことが許されず、牧さんの荷物持ちをさせられた。ドサ回りで北海道のキャバレーに行った時は宿も用意されてなくて、キャバレーの楽屋に泊まらされた。夜な夜な、キャバレーの経営者が夜這いに来るんじゃないかと震えながら寝ていた。キャバレーのステージに立っても『ブス、引っ込め!』とヤジが飛び、料理を投げつけられた」と、筆者に屈辱の日々を語った。  しかし、後から知ったことだが、ピン子は親しくなったマスコミやテレビ関係者に同じような話をして、同情を買っていたようだ。ピン子に限らず、売れない時代は誰もがそれなりに苦労している。新人歌手が地方のキャバレーでキャンペーン中、酔客に罵声を浴びせられて泣いていた姿を、何度か目撃したことがある。  それを、牧さんにイジメられた、牧さんは何もしてくれなかったと恨んでいるとしたら、筋違いだ。当時の事務所のスタッフに聞くと、「牧さんは一度もピン子をイジメたことはない。人をイジメるような人ではない。かといって、人の面倒を見る人でもなかった。中学の1年後輩だった故・立川談志さんが『牧は徳がないからダメなんだ』と言ってましたが、そういう人なんです。ピン子の逆恨みですよ」という。  その後、ピン子は女優として遅咲きするや、売れない時代の反動か、ブランド品を買いあさり、贅沢三昧の生活。すべて事務所からの前借りだった。その額、なんと3億5000万円といわれた。事務所が「これ以上、貸せない」というと、借金を残したまま後ろ足で砂をかけるように独立。これには、牧さんも激怒したという。  「泉ピン子」という芸名は、牧さんが旅興行先で麻雀をやっている時に「顔がまんまるでイーピンにそっくりだから」ということで付けたのだが、佐藤事務所を辞めてからは芸名の由来が「父親が、ピンの芸人の一番になれと話したから」と変わっている。しかも雑誌のインタビューでは「自分にとって恩師は杉村春子先生」と語って、牧さんのまの字も出てこなかったという。  ピン子が独立した佐藤事務所はオーナーがやる気を失い、亡くなった後に解散した。一方、女優として開花したピン子は、TBSの人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の脚本家の橋田寿賀子さんや石井ふく子プロデューサーの威光を笠(かさ)に、共演者や新人女優イジメをしてきたのは有名な話だ。最近は、昨年秋に結婚した上戸彩とHIROを囲んで“結婚を祝う会”などを開いて、徳があるところを押し売りしているようだが、本質は変わっていない。過去にどんなことがあろうと、亡くなった師匠にお悔やみの一言も言えない人間はお里が知れている。  牧さんの自殺後、一部週刊誌が牧さんの愛人と隠し子の存在を報道したが、情報源は、牧さんの全盛時に、牧さんに散々たかっていた演芸評論家だという。牧さんの死については、会長を務めていた東京演芸協会の使途不明金が関係していると言われているが、死人に口なし。真相は定かではない。ピン子にしろ、演芸評論家にしても『渡る世間は鬼ばかり』ではないが、牧さんの周りが鬼ばかりだったことは確かなようだ。あらためて、牧さんに合掌! (文=本多圭)