現在東名阪ツアーを開催中 まだまだぱすぽ☆は「オワコン」じゃない!?


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12月11日・12日に都内で開催された「あくチュ会」の模様。「あくチュ」とは、「握手」と「チュ」をひとつにした造語で、12月7日に発売されたファーストアルバム『CHEKC IN』内の1曲「キス=スキ」にかけて、名刺サイズの用紙にメンバーがキスをしてファンに手渡ししてくれうというもの。17日には大阪、18日には名古屋にて開催された。
「そろそろ終りを迎えるのでは――」などと言われ続けて久しい昨今のグルームアイドルブームだが、2011年も、AKB48を筆頭とする48系のグループは、ジャニーズ、K-POPと共にオリコンランキングの上位を独占、「アイドル戦国時代」と呼ばれる状況は、少なくとも表面的には、昨年以上の勢いで広がりを見せつつある。  ポストAKB世代と呼ばれるアイドルグループの中から頭一つ抜けだしたももいろクローバーZは、さいたまスーパーアリーナでの単独公演を行うまでに成長し、そのももクロと五番勝負ライブで互角の戦いを演じた東京女子流は、クリスマスに中野サンプラザで単独公演を開催。昨年、日本青年館公演が中止になったSUPERGiRLSは、イトーヨーカドーの水着CMで一気に知名度を上げ、今年はレコード大賞新人賞を受賞、来年2月にリベンジとなる日本青年館公演を行うことが決まっている。
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 もっともこれだけのアイドルグループがあれば、急成長するグループがある一方で伸び悩み停滞期に入るグループも出てくる。そのひとつが、若槻千夏、木下優樹菜などを擁するプラチナムプロダクション系列のプラチナム・パスポートに所属するぱすぽ☆だ。今年1月にメジャーデビューを発表、5月にはメジャーデビューシングル「少女飛行」で女性アイドルグループ史上初のデビュー曲オリコン週間第1位を獲得したぱすぽ☆だが、今年後半戦は伸び悩み、現場系のアイドルファンからは「オワコン」扱いされるほどであった。  09年に結成、それ以後「みんなでつくるアイドルグループ」として成長してきたぱすぽ☆は、握手会を伴う多くのイベントによって形成された熱狂的でコアなファンに支えられ、上述したオリコン1位という快挙を成し遂げた。しかしそれ以降、この「オリコン1位」という表の看板と現実の動員数のギャップに苦しみ、主演映画の公開、深夜番組と連動したバンド企画、水着写真集発売と水着での握手会など、さまざまなイベントを企画した。  だが、これら運営サイドの仕掛けはなかなか大幅なファン増加にはつながらず、逆に売り上げ維持のためのイベント乱発でライブのクオリティーが落ち、今夏の連続イベントでは、観客数が三桁に届かないレベルまで落ち込む。つまり、新規ファン獲得のために打ち出した新機軸がファン層の大きな拡大には繋がらず、逆に既存の支持層のファン離れ、新規ファンの定着を妨げる結果となってしまったのだ。  そんなぱすぽ☆が久々に元気な姿を見せたのが、11月26日、渋谷公会堂で行われたアイドル横丁のライブだ。東京女子流を抑えてトリを飾ったぱすぽ☆は、7曲連続のパフォーマンスで会場のテンションを一気に引き上げた。  さらにメジャーデビュー後初のアルバム『CHECK-IN』の特典イベントとして開催された「あくチュ会」では、客席センターに作った花道を使ってファンと超至近距離でのライブ空間を創り、熱狂を生み出すことに成功。さらに通常の握手に加えて、メンバーが目の前でカードにキスマークをつけ、それを手渡ししてもらえるという企画も敢行。ふざけ合ったファン同士が、お互いの顔にキスマークを付け合う光景さえも見られたという。  そもそも彼女たちの本来の持ち味は、そうしたファンのノリも織り込み済みの、チャラさやノリの良さであったはず。最近の彼女たちには、生真面目なアイドルファンなら怒り出しかねないような、そうした荒削りな、しかしだからこそ勢いに乗ったら手が付けられない感じが戻ってきつつあるようだ。  現在開催中の東名阪のZEPPツアーを最後に、メンバーの一人、佐久間夏帆が卒業することが発表されている。十人十色をキーワードに十人で一つのパフォーマンスを作り上げてきな彼女たちにとって、これは大きな試練だ。この1年で急激な上昇気流と激しい乱気流をくぐり抜けてきたぱすぽ☆は、この試練を乗り越え、再び上昇気流を掴むことができるのだろうか? (文=岡田康宏) ●ぱすぽ☆ 09年に「みんなでつくるアイドルユニット」をコンセプトに結成された10人組のガールズロックユニット。11年5月にシングル「少女飛行」でメジャーデビュー。公式サイト<http://passpo.jp/「東名阪ZEPPツアー」 12月27日から30日にかけて、東名阪のZEPPツアーを開催中。30日の東京公演をもって、メンバーの佐久間夏帆がグループを卒業することが決定している。 日程/12月27日(火)Zepp名古屋、12月28日(水)Zepp大阪、12月30日(金)Zepp東京
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【ぱすぽ☆】──10人のアイドルCAと共に空高く離陸せよ

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 ふわふわのミニスカートを翻し、10人の美少女たちが入り乱れて激しくダンス! ぱすぽ☆はそんなアイドルグループだ。09年の結成以来インディーズでライブを積み重ね、4月6日にメジャーデビューを果たす。今、どんな気持ちですか? 根岸愛「最初はただの女子高生だったのに......あっという間ですね」 藤本有紀美「メジャーデビューは目標だったので、すごくうれしい。でも、ここからが本当のスタート。気を引き締めていきます!」  結成時、まず最初に行ったのはライブではなく、街頭での"ティッシュ配り"。正直、先行きに不安を感じませんでしたか? 槙田紗子「それはすごく感じました。『アイドルなのにティッシュ?』って。その時は、こんなに素敵な衣装(所属事務所の先輩・若槻千夏がデザインを担当)も着れるとは思ってなかったし」 佐久間夏帆「でも、途中からは自分たちから『ティッシュ配りやりたいです!』って言ってました。そこから私たちのことを知ってくださった方も多かったんですよね。めげずにがんばってきてよかったなって思います」 「空」「旅」をコンセプトに掲げるぱすぽ☆は、世界観を"キャビンアテンダント"に統一している。ファンを「パッセンジャー」、ライブを「フライト」などと呼んでいるのもそのせいだ。パッセンジャーとの距離感が友達感覚といえるほど近いのも、魅力のひとつ。
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