
『スーパーガール JAPAN TOUR Special Edition』
(ユニバーサル シグマ)
母国・韓国での不人気とは裏腹に、K-POPガールズグループ・KARAの日本単独ツアーは13万2,000人もの観客を動員。そして、27日にさいたまスーパーアリーナで行われたツアーファイナルでオープニングアクトとしてステージに立ったのが、日本デビューを控えている韓国出身の7人組の男性グループA-JAXだった。次から次へと日本進出するK-POPグループには、もはや食傷気味の感すらあるのだが……。
「KARAの所属事務所・DSPメディアが7年ぶりに手がける平均年齢19.6歳の男性グループで、いってみれば彼女たちの弟分的な存在。この夏に、日本でデビュー曲『ワン・フォー・ユー-1.4.U-』を発売する予定です」(K-POPに詳しい芸能ライター)
このA-JAX、これまで日本へ進出してきたK-POPアイドルとは、ひとつだけ異なる点がある。それは「日韓同時デビュー」であること。KARAが韓国でヒットした「ミスター」を引っさげて日本デビューしたように、従来は母国での既発表曲を日本語で歌い直してデビューするケースが多かった。だが、A-JAXは最初から韓国語と日本語の両方で歌い分ける同時進行型。プロモーションの都合などでデビュー曲の発売日は日韓両国で同じ、というわけにはいかないそうだが、韓国では5月末、日本では8月発売の予定だという。
「こうなってくると、もはやK-POPなのかJ-POPなのかわかりませんよね(笑)。最近は韓国と日本のデビューの“時間差”がどんどん縮まっているK-POPですが、A-JAXの場合は日韓同時デビューですからね。韓国での実績がなくても日本で売れるという自信の表れなのか、それとも日本でのK-POPブームが終わる前にデビューしてしまおうという腹なのか、どう見るかは微妙なところです。しかし、K-POPが日本市場で縮小の兆しを見せているといった昨今の報道からすると、どうやら後者であると考えたほうが妥当でしょうね」(同)
さしずめ、ブームが終わる前の「駆け込みデビュー」といったところだろうか。いずれにせよ、日本市場がK-POPにナメられているのだけは間違いなさそうだ。
「4033」タグアーカイブ
「KARAだけに席も“カラっぽ”」母国での不人気が浮き彫りにする日韓音楽ビジネスの歪み

『スーパーガール』(ユニバーサル・シグマ)
韓国のガールズグループKARAの母国での不人気ぶりがネット上で話題になっている。一部週刊誌でも韓国におけるコンサートの不入りが伝えられたが、動画サイトにアップされたライブの模様を見てみると、確かに観客席はまばらでアンコール時には半分以上が空席状態。KARAだけに“カラっぽ”とは笑えない冗談なのだが……。
「このコンサートは日本を含めたアジアツアーのオープニングで、芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園の体操競技場で開催されたのですが、1万5,000人のキャパなのに対して半分程度しか埋まっていませんでした。メンバーのハラがライブの途中で、帰り支度を始めた客に『帰らないで』とステージ上から呼びかけていたぐらいですからね(苦笑)。チケットがさばけなくて招待券を乱発したというウワサもあります。それでも、この程度の動員。日本に比べて韓国ではそれほど人気がないとは聞いていましたが、ここまでとは……」(週刊誌記者)
新曲「ガールズパワー」が15日発表の「レコチョク」着うたデイリーランキングで初登場1位を獲得するなど、相変わらずの人気のKARA。だが、日本では同じK-POPグループの少女時代に対して互角かそれ以上の人気を誇る彼女たちも、母国では大きく水をあけられているのが実情だ。
「韓国では“かわいいだけ”のアイドルと見られています。少女時代のように、歌やダンスがうまいメンバーがいるわけでもないですしね。もちろん“かわいいだけ”といっても、日本のアイドルに比べれば格段に歌もダンスもうまいのですが、韓国ではアイドルといえども優れた技量がないと支持されないのです。それに、例の分裂騒動やハラの男性スキャンダルも人気低下の一因だといえるでしょう。ヒット曲『LUPIN』をリリースした2010年あたりが韓国における人気のピークで、いまや完全に活動の軸足を日本に移しています。ただ、母国ではイマイチでも日本で大人気というのは珍しくもなんともなく、チャン・グンソクもそうだし、第一次韓流ブームで大人気だったリュ・シウォンやパク・ヨンハも韓国ではサッパリでしたからね。そもそも、ブームの立役者だったペ・ヨンジュンからしてそうだったじゃないですか(笑)」(韓国エンタメ誌編集者)
だが、コンサートの不入りの原因をKARAの人気の凋落だけに求めるのは間違いだと、この編集者は指摘する。根底には韓国の音楽ビジネスの構造的な問題が横たわっている、というのだ。
「実は、今回はKARAの初単独コンサートだったのです。デビューして5年も経つのに初の単独ライブだったとは、日本では奇異に感じられるかもしれませんが、韓国では極めて普通のこと。そもそも、お金を払ってコンサートへ足を運ぶという習慣があまりないのです。コンサートというのは何かのイベントを通じて行われるもので、タダで見るものだというのが韓国では一般的な常識。コンサートでカネを稼ぐという発想すらないのが実情です。その一方で、音源にしてもネットからの違法ダウンロードが常態化していてCDが売れない。つまり、韓国では音楽ビジネスが真っ当な形で成立していないのです。だから、いきおいカネを稼ぐのは日本で、ということになってしまう」(同)
実は、今回のKARAのアジアツアーも“アジア”と銘打ちながら、韓国2公演・日本8公演というもの。結局、日本は体のいい金ヅルでしかないのか。
AKB48、少女時代、KARAを牛耳る音事協トップ・プロダクション尾木の"実力"

尾木プロダクションHPより
仲間由紀恵、布施明のほか、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜らAKB48の人気メンバーが所属する芸能プロダクション・プロダクション尾木(以下、尾木プロ)。その社長・尾木徹氏は日本芸能界の最大派閥といえる音事協(日本音楽事業者協会)の会長を務めている。そんな同事務所所属のAKB48のメンバーによるイベント「Team Ogi祭」が11月15日・16日に開催された。そこには、尾木プロの力を誇示するような豪華ゲストが出演した。
「韓国のSMエンターテインメント所属の男性グループ・SHINeeが登場しました。高橋みなみらとのトークで、尾木氏からいつも豪華な差し入れをもらっていることをアピールしました。また、少女時代、KARAがコメントVTRで登場。両者はそれぞれSMエンターテインメント、DSPメディアと別の事務所所属ですが、日本でのマネジメントに尾木プロが関わっており、番組出演のブッキングなどを担当しています。今年1月に放送されたKARAの連続ドラマ『URAKARA』(テレビ東京系)放送の裏には尾木プロの影響力もあったはずです」(週刊誌の記者)
実は業界ではよく知られた話だが、AKB48とK-POPの少女時代、KARAなどは尾木プロを通じて交流があり、渡辺らAKB48メンバーがそろって少女時代のライブを見に行って一緒に写メを撮るなど、蜜月を続けているのだ。
Ogi祭では、観客の前でK-POPとの親密な関係をアピールしたのに加えて、業界の実力者も訪れていたという。
「フジテレビのバラエティー制作センター担当局長の港浩一氏が来ていましたね。同局の『夕やけニャンニャン』『とんねるずのみなさんのおかげでした』で知られる名物テレビマンです。同局は尾木プロと蜜月関係にあり、『新堂本兄弟』では、かつて仕事がなくなった華原朋美(07年まで尾木プロ所属)を起用し続け、現在は高橋みなみが同番組に出演中。Team Ogi祭内でも同番組レギュラーの槇原敬之、浅倉大介が登場し、メンバーとコラボ。また、渡辺麻友がCS・フジテレビONE TWO NEXTで『GIRLS' FACTORY』にレギュラー出演するなど、番組起用が続いています」(同)
尾木プロにはAKB48、SDN48のメンバーが計12人が所属しており、これは所属事務所が分かれているAKB48内では最大派閥となっている。仲間由紀恵以降人気タレントを育成できていなかった同事務所だが、AKB48とK-POP利権で再起したようだ。
尾木氏が実行委員長となり、俳優・杉良太郎が続けている日本とベトナムを繋ぐ「第2回日越友好音楽祭」にはAKB48の尾木プロメンバーらが参加し、10月25日に首相官邸で藤村修官房長官から感謝状も授与されるなどその名声は高まるばかりだ。
人気のAKB48だが、各所属事務所の影響力によってソロ活動に差があるのは周知の事実。結局、芸能界は大手芸能プロダクションだけが幅を利かせるのが実情のようだ。
「デイリー1位は誰だ!?」SDN48、KARA、モー娘。シングル同日対決の行方

上から「愛、チュセヨ」
「ジェットコースターラブ」
「まじですかスカ!」
4月6日に、AKB48の姉貴分・SDN48の「愛、チュセヨ」(ユニバーサルミュージック)、解散騒動後初のCDリリースとなったKARAの「ジェットコースターラブ」(ユニバーサル・シグマ)、小・中学生の9期メンバー4人が加入したモーニング娘。の「まじですかスカ!」(アップフロントワークス)の3作品が同日CDリリースされた。AKB48陣営、K-POP、ハロプロの事実上の代理戦争となった今回、注目の発売初日のオリコンデイリーシングルランキングは以下の通りとなった。
1位 SDN48「愛、チュセヨ」
2位 KARA「ジェットコースターラブ」
3位 堂本剛「縁を結いて」
4位 UVERworld「MONDO PIECE」
5位 モーニング娘。「まじですかスカ!」
初日1位を制したのは、大胆な露出の入浴シーンと、全裸風(!?)なシルエットをフィーチャーしたPVが話題のSDN48となった。それを僅差でKARAが追い掛け、ジャニーズ、男性バンドを挟んで、モー娘。という結果に。
「3組はCD売り上げのため、それぞれ戦略を打ち出しています。SDN48は、ファンの耳元で『好きです』『カッコイイ』などと"秘密のささやきグッズ"越しにささやくという異色のイベントを開催。このイベントへの参加券を劇場盤CDの購入特典にしました。KARAは、直筆サイン入りポスターなど計1,550名にプレゼントが当たるキャンペーンを実施。モー娘。はハロプロ恒例のCD購入者から抽選で当たるライブと握手会のイベントを開催します」(スポーツ紙記者)
それぞれが独自の戦略を練った今回の代理戦争。大胆に選抜メンバーを入れ替えたSDN48、両手をパタパタ振る"ペンギンダンス"が話題のKARA、スカのビートを取り入れ、ユニークでポジティブな曲に挑んだモー娘。......。それぞれの楽曲が週間チャートではどのような結果となるのか注目だ。
やはりエイベックスが優勢!? K-POP争奪戦で勝ち残るレコード会社とは

『Pretty Girl(SP EDITION)』(DSP MEDIA KOREA)
昨年来、一大ブームを巻き起こしているK-POP。KARAの分裂騒ぎなどの懸念材料はあるものの、低迷久しい日本のレコード業界は「久々のヒットの種」と色めき立っている。この分野で先行しているのは、KARAや少女時代のリリース元であるユニバーサルミュージック。それをエイベックスが猛追する構図だ。
「エイベックスは先日、韓国の有力芸能事務所SMエンターテインメントとの事業を手掛ける専門部署を設立し、同事務所との関係を強化する方針を打ち出しました。エイベックスとSM社は一時、分裂状態となった東方神起の扱いをめぐって関係悪化もささやかれていましたが、これで完全に修復した形です」(他のレーベル関係者)
東方神起の分裂騒動が表面化したのは一昨年末のこと。エイベックスは当初、3人のメンバー(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)のマネジメントを手がけていたが、韓国における彼らの所属事務所への不信感を募ったとして契約関係を休止。その後、残りのメンバー(チャンミン、ユンホ)で再出発した東方神起を全面的にサポートするに至っている。
「エイベックスは当初、メンバーのマネジメント権にこだわっていましたが、昨年末に方針を転換し、現在はリリース元に徹しています。他にもヒットの見込める若手を多くかかえるSM社との関係強化を図るほうが得策と判断したのでしょう。リリース元に徹すればエイベックス社の取り分は減りますが、それを差し引いても今のK-POPの勢いはすごいですから」(前出・関係者)
SMエンタテイメントには、他にも"ポスト東方神起"の最有力とされるSHINeeが所属しているが、こちらの日本でのリリース元はEMIミュージック。タレントごとに所属レコード会社を使い分け、有利な契約条件を引き出す狙いがあるようだ。
「レコード会社の振り分けにあたっては、日本の大手芸能プロが助言していると言われています。KARAや少女時代との関係が深いプロダクション尾木の成功例に続けとばかりに、いまや多くの芸能プロダクションがK-POPグループの"指南役"を買って出ているのです」(前出・関係者)
もっともK-POPのCD売上自体は多くない。先日SM社所属のタレントが総出演したイベント「SMTOWN LIVE in TOKYO」が成功裏に終わったが、今後、収益の柱となりそうなのはこうした大規模なコンサート興行。その点では、グループ内にコンサート制作部門を持つエイベックス社が一歩リードしていると言えそうだ。
(文=辻道明)
「闇社会やマフィアも関与!?」KARAの分裂騒動でささやかれる"黒幕"の存在とは……

『Pretty Girl(SP EDITION)』(DSP MEDIA KOREA)
人気K-POPアイドルグループ「KARA」の一部メンバーが所属事務所「DSPメディア」に対して、専属契約解除を通告した騒動で"黒幕"の存在がささやかれている。
当初、リーダーのパク・ギュリを除く4人が「メンバーが望まない芸能活動に対する無条件な強要と人格冒涜があり、各種無断契約が結ばれた」と契約解除を通達。その後、メンバーのク・ハラが態度を翻し"残留組"となったが、騒動の解決の糸口はまだ見えない。
そんななか、現地メディアが"黒幕"の存在を報じ始めている。その人物とはKARAのあるメンバーの母親と知り合いで、グループの内情に詳しい芸能関係者のA氏。A氏はKARAに数10億円ウォンの契約金を提示して移籍を持ちかけ、母親を通じてほかのメンバーの親を説得し、DSP側に専属契約の解除を通告させたとしている。
DSPは「万が一、A氏がそのような行動をとっていた事実が確認されれば法的な対応を取る考えだ」とコメントしている。だが、そのA氏の裏にさらに複数の黒幕の存在も見え隠れするという。レコード会社関係者が言葉を選びながら明かす。
「海を越えた韓国での出来事と思ったら大間違いですよ! この話は実は日本の大物芸能プロ幹部X氏が深く絡んでいるという話です。そのX氏がA氏を操り、KARAの事務所移籍、さらには日本のレコード会社移籍を画策していたとか。現地のマフィアや日本の闇社会の住民の名前まで出るほど物騒な展開になっているともウワサされています。私も上層部から『この件はヤバイから深入りするな』とクギを刺されたくらいです」
一部では昨年のレコード大賞の選考過程にも今回の騒動の伏線があったというが......。韓国の音楽市場の数倍はあるといわれる日本。KARAが目指すのも日本市場だけに、「真の黒幕=日本人」は説得力十分。今後、海を越えて日本に飛び火する可能性は高い。
Pretty Girl まさか、あの人ですか?
【関連記事】 メンバーの親が「もっともらえるはず」と......KARA分裂騒動の背景に日本市場への過剰な期待 少女時代メンバーがあの番組からデビューしてた!? 知られざる下積み時代 「"芸能界のドン"がマジギレ中!?」少女時代がレコ大・新人賞を逃した裏事情
メンバーの親が「もっともらえるはず」と……KARA分裂騒動の背景に日本市場への過剰な期待

『Pretty Girl(SP EDITION)』(DSP MEDIA KOREA)
K-POPの人気アイドルグループKARAのメンバー3名が韓国の所属事務所DSPメディアに対し、専属契約の解除を申し出た一件が、日本の音楽業界にも波紋を広げている。
「メンバーの親が出てきて、ギャラへの不満を所属事務所に突き付けた点で、一昨年に東方神起の一部メンバーが契約解除を申し出たのと構図が非常によく似ています。また、日本進出が本格化し、ジャパンマネーが事務所に入った時点で揉めたという点も同じですね」(レコード会社関係者)
今回のKARAの問題では、背景としてメンバーに対する性的接待の強要があったとの一部報道もあった。しかしメンバー側はそれを否定し、日本における活動収益を所属事務所が二重控除していたことや、メンバーがモデルを務める通販ショップの利権を経営者一族が握っていることへの不満を公式に表明した。やや分かりにくい展開であるが、前述の関係者はこう解説する。
「韓国と日本では、音楽産業の市場規模が10倍以上違います。そのため、韓国のエンタメ関係者の間では『日本に進出すれば大金がつかめる』との期待があるのですが、日本の音楽界も不況にあえいでいるのは周知の通り。KARAにしても少女時代にしても、破格の契約金や印税収入が得られるわけではありません。所属事務所もさほど"抜いている"わけではないものの、メンバーの親はもっともらえるはずだと不満なんでしょうね」
実際、KARAも少女時代も、話題性のわりにはCDのセールスは10万枚程度と伸び悩んでいる。今後はドラマやCMなどへの出演がビジネス面のカギとなるが、KARAの場合は、今月14日からスタートしたテレビ東京系ドラマ『URAKARA』の収録がまだ途中であり、契約問題が解決しなければ、大きなトラブルに発展する可能性が大きい。
「仮に今回のドラマが放映中断・中止になれば、『K-POPはトラブルが多い』との評価がテレビ局やCMスポンサーの間で広まってしまいます。テレビ出演とのタイアップで相乗効果を狙うレコード会社も及び腰にならざるを得ず、せっかく盛り上がってきたK-POP人気に水を差しかねません」(前出の関係者)
21日時点では、所属事務所DSPメディアと、"造反"メンバー3名がそれぞれ非難声明を出しあうなど、終息の気配が見えない今回の騒動。日本の音楽産業にとって数少ないヒット期待株であるK-POPの芽をつまないためにも、問題の早期解決を望みたい。
(文=石井百合)
Pretty Girl たいへ~ん!!
【関連記事】 「不仲じゃなかった!?」東方神起解散騒動で一番人気ジェジュンに同情の声 「"芸能界のドン"がマジギレ中!?」少女時代がレコ大・新人賞を逃した裏事情 少女時代メンバーがあの番組からデビューしてた!? 知られざる下積み時代
少女時代メンバーがあの番組からデビューしてた!? 知られざる下積み時代

「ワクワクIt's Love」(R and C Ltd.)
音楽不況と言われて久しい日本の音楽界で昨年輝きを放ったのが少女時代、KARAら韓国のK-POPガールズグループだった。
「KARA、少女時代ともに韓国での実績があっただけに、日本でデビューした時点でかなりの数の熱烈なファンがいた。昨年のオリコン年間ランキングによると、昨年国内でCDデビューした歌手を対象にした新人部門のランキングでKARAが1位、少女時代が2位のワン・ツーフィニッシュ。KARAはシングル2枚、アルバム5枚、DVD1枚の計8枚で13億円、少女時代はシングル2枚、アルバム6枚、DVD1枚の計9枚で8億8,000万円の売り上げを記録。3位の男性3人組バンド・WEAVERは1.3億円だったから、その人気ぶりが伺える」(音楽誌記者)
では、母国・韓国での人気はと言うと、「KARAは旬を過ぎた感じだが、少女時代は若い女性を中心に人気が高い。そのため、KARAは日本での活動を増やし、1月からはテレビ東京でメンバーたちが主人公のドラマ『URAKARA』が放送されている」(韓国在住のジャーナリスト)と言う。
日本では少女時代が昨年12月30日に開催された「日本レコード大賞」の優秀新人賞に選ばれ、ややKARAをリードした感じだが、そんな少女時代の日本進出にあたり貴重な戦力となったのがメンバーの一人で、日本語が堪能なスヨン。昨年8月に東京・有明コロシアムで行われたイベントではメンバーを代表し「これからは日本の皆さんに会う機会もたくさんあると思うので応援して!」と挨拶。以後、イベントやテレビ出演では積極的に流ちょうな日本語でトークしているが、その日本語はかつて日本での下積み時代に叩き込まれたものだった。
「まだ11歳だった01年12月から始まったテレビ東京系のオーディション番組『ASAYAN』の『日韓ウルトラアイドルデュオオーディション』に応募。日韓両国からの約1万5,000人の応募者の中から選ばれ、すでに引退した高橋麻里奈と河村隆一プロデュースの女性デュオ『routeφ(ルート・ヨン)』を結成し、02年4月にシングル『START』でデビュー。その時は本名のチェ・スヨンだった」(レコード会社関係者)
鈴木亜美やモーニング娘。らを輩出した同番組だが、スヨンがオーディションに通過した当時はすでに全盛期の勢いを失っていたため、「『START』(R and C Ltd.)はオリコン初登場62位で5,000枚程度しか売れず。03年7月までにシングル3枚、DVD1枚を出したが鳴かず飛ばずで、同年3月に『ASAYAN』の放送が終了したこともあり解散した。ちなみに、下積み時代のDAIGOがバックバンドでギターを弾いていたことはあまり知られていない」(同)。
解散後、スヨンは韓国に帰り、歌やダンスのレッスンを徹底的に受け、07年8月に少女時代のメンバーとしてデビュー。ビッグになって昨年日本に"凱旋"した。
この過去についてスヨンは特に隠しているわけでもなく、08年にCS局で放送された韓国の芸能情報番組で、日本での下積み時代について触れているから、今となってはいい思い出か。バックをつとめていて、ひと足先にブレイクしたDAIGOもさぞスヨンの活躍を喜んでいるに違いない。
(「サイゾー裏チャンネル」より)
ワクワクIt's Love 左がスヨンちゃん。
【関連記事】 「"芸能界のドン"がマジギレ中!?」少女時代がレコ大・新人賞を逃した裏事情 「不仲じゃなかった!?」東方神起解散騒動で一番人気ジェジュンに同情の声 東方神起の表紙でバカ売れ「JJ」3月号 "ピンボケ・合成"写真の舞台裏








